田中家の三十二万石

田中家の三十二万石

1,980円 (税込)

9pt

4.0

「あんなしょうもない男が大名になれたのも、戦国というおかしな世の中のせいでござろうて」十六の歳に貧しい百姓から地元武将の小者となり、初めての禄は三石。しかし運と度胸に冷静さも併せ持ち、時に痛快に、時に歯を食いしばってついには筑後三十二万石の大名へと出世していく――。圧倒的な迫力の戦闘場面と魅力溢れる人物描写。読む者を惹きつけてやまない、著者の円熟の境地をみせる歴史小説の傑作。

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田中家の三十二万石 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年04月05日

    頭使いたくない時にピッタシの戦国時代小説。テンポよく話よくシュッと終わるのが良い。難しい本ばっかり読んでないでこういうのも楽しもう。

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    Posted by ブクログ 2022年07月07日

    百姓から成り上がった田中吉政の生涯。
    浅井長政の家臣宮部継潤に仕え、その後豊臣秀吉、秀次、徳川家康に仕える。はじめは三石とりから三十二万石の大名にまで出世した。
    小者から侍分への昇格、合戦の様子など、土臭く、それでいて抜け目なく逞しい武将の生涯が生き生きと描かれている。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月06日

    関ヶ原の合戦図を見て「田中」って誰?とずっと思ってきました。
    立身出世の一代記、とてもおもしろく一気に読めました。小山評定から関ヶ原まで、「功名が辻」の覚悟を決めたクライマックス感とも違った、迷う視点もいいですね。

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    Posted by ブクログ 2021年04月02日

    戦国末期、秀吉と同様に百姓から出発し、最終的には筑後三十二万石の国主となった田中久兵衛の一代記です。
    食べることさえ苦労し先の見えない百姓を嫌い、朝井の家臣・宮部善祥坊に仕える小者からスタートし、秀吉、家康と渡り歩きながら戦国時代を生き抜きます。飛びぬけた才能がある訳では無いのですが、戦地では先陣を...続きを読む

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