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大学の仲間たちと自主制作映画を撮る七沢。ある日、イタリアの蚤の市で買ったナイフを使っているとガボーニと名乗る霊が現れ、「このナイフで殺した命は、16時32分に生き返る」と言い、姿を消した。半信半疑の七沢だったが、ナイフを使って殺した蠅が、翌日の16時32分に蘇生するのを目の当たりにする。七沢はナイフの力を使い、緻密な“殺人”を繰り返すが……。予測不能な結末が待ち受ける、ノワール・ミステリの新境地!
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Posted by ブクログ 2019年06月10日
2019年31冊目。久しぶりの作品はシリーズ外だけど、殺したものが決まった時間になると生き返るナイフとかいう三途川理シリーズに出てきそうなアイテムが登場。主人公も徐々に壊れていったけど、女刑事のイカれっぷりも振りきれてて面白い。途中の殺人罪に問えるかどうかのくだりはなかなか興味深かった。落としどころ...続きを読むをどうするのか気になりながら読んだけど、オチはそうきたか、って感じで結構良かった。
Posted by ブクログ 2020年11月11日
ノワールミステリー単行本。生物をあやめても24時間以内に蘇生する特殊ナイフを手にした平凡な大学生。その使い途とは…。人のモラルと狂気、法の境を突いた作品。少し酷な描写有。弱い方は気をつけて下さい。成程ネ、という結末も用意されています。
Posted by ブクログ 2019年04月28日
このナイフで殺しても、決まった時間に無傷で生き返る。生き返るから殺人罪にはならないし、傷害の証拠も残らないという警察側の苦悩が興味深い。だんだん調子づいてきた主人公へのしっぺ返しが衝撃。
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そのナイフでは殺せない
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森川智喜
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