小説の検索結果
検索のヒント
検索のヒント
■キーワードの変更・再検索
記号を含むキーワードや略称は適切に検索できない場合があります。 略称は正式名称の一部など、異なるキーワードで再検索してみてください。
■ひらがな検索がおすすめ!
ひらがなで入力するとより検索結果に表示されやすくなります。
おすすめ例
まどうし
つまずきやすい例
魔導士
「魔導師」や「魔道士」など、異なる漢字で検索すると結果に表示されない場合があります。
■並び順の変更
人気順や新着順で並び替えると、お探しの作品がより前に表示される場合があります。
■絞り込み検索もおすすめ!
発売状況の「新刊(1ヶ月以内)」にチェックを入れて検索してみてください。
-
サエズリ図書館のワルツさん
世界情勢の変化と電子書籍の普及により、紙の本が貴重な文化財となった近未来。そんな時代に、本を利用者に無料で貸し出す私立図書館があった。“特別保護司書官”のワルツさんが代表を務める、さえずり町のサエズリ図書館。今日もまた、本に特別な想いを抱く人々がサエズリ図書館を訪れる――。本と無縁の生活を送っていた会社員、娘との距離を感じる図書館常連の小学校教師、本を愛した祖父との思い出に縛られる青年など、彼らがワルツさんと交流し、本を手にした時に訪れる奇跡とは。書籍初収録短編を含む、伝説のシリーズ第1弾、待望の文庫化。/【目次】第一話 サエズリ図書館のカミオさん/第二話 サエズリ図書館のコトウさん/第三話 サエズリ図書館のモリヤさん/第四話 サエズリ図書館のワルツさん/番外編 ナイト・ライブラリ・ナイト/真夜中の図書館のこどもたち/単行本版あとがき/文庫版あとがき それでもこの手に本を抱いて -
さえないミステリ作家の事件簿
自分の本を売り込もうとブック・フェスティバルへの参加を決めたミステリ作家のジェイン。けれど来場作家リストに名前はないし、売れている新人に嫉妬してしまうし、大物編集者にも書評家にもうまく話しかけられない……だったらせめて自分の小説を物販ブースの目立つ場所に移動させてしまおうと、テントに忍び込んだ。そこで見つけたのは、業界でも有名なやり手エージェントの死体! ジェインは第一発見者として警察と話をするけれど、たかが本のことで人が殺されるわけがないと決めてかかっている。このままでは犯人は見つからないのではないか。フェスティバル会場でも事件のことを、出し物のひとつのように噂している。今までジェインが執筆してきた探偵術は、現実でも犯人を見つけられるのか!? -
掃鼠嶺 廃駅を喰らう火群
地下鉄の廃駅構内で発見された凄惨な焼死体。容疑者は、十年前の連続殺人事件に関わった男だった―― 中国本格社会派ミステリ界の雄・呼延雲、待望の初邦訳! 北京の西郊で女性を狙った連続殺人事件が発生。警察も手をこまねくなか、学生だった呼延雲の推理により周立平という高校生が容疑者として浮上する。しかし呼延雲の友人で警官大学に在籍の林香茗が彼を庇ったため、1件の罪にしか問われなかった。事件から10年後、掃鼠嶺という廃駅付近で四体の焼死体が見つかる。容疑者として名前があがったのが、すでに出所していた周立平だった。一度逃した「連続殺人鬼」との再会に、警察は立件に執念を燃やし、ついには逮捕にこぎつけた。しかし事件は、呼延雲と周立平に恨みを抱く元刑事の李志勇らの調べによって、思わぬ方向に転がっていく。 【中国の大手レビューサイト豆瓣 2020年度「推理・懸疑」部門第2位】 ○ ときわ書房・宇田川/ なすべきことを見失った警察の捜査に対する、名探偵の痛烈なカウンターが導き出す真相のやるせなさ! ラストシーン、読者の誰もがこの忘れがたき犯人に、登場人物のひとりと同じ言葉を掛けたくなるはずだ。 -
逆髪
漂流する現代家族をラディカルに描く傑作長篇!――かつて姉妹漫才で鳴らした鈴子・鈴江。今はカンペキ主婦に身をやつす姉と、独身の物書きとして芸界の周辺に生きる妹。正反対のようで同じ血縁という強烈な磁力に搦めとられて彷徨う二人の日常の背後に、狂女逆髪と盲人の琵琶法師の姉弟が織りなす謡曲「蝉丸」の悽愴な光景を幻視、富岡節ともいうべき強靭な語りの文体で活写。『冥途の家族』『芻狗』など、家族や性をテーマに書き続けてきた著者の到達点とされる傑作。 ※本書は、『富岡多惠子集6 小説5』(1999年6月、筑摩書房刊)を底本として使用しました。著者の一閲を得て誤植を正し、振り仮名を多少増やすなどしましたが、原則として底本に従いました。 -
坂口安吾3冊セット 『黒田如水』『織田信長』『堕落論』
昭和初期「無頼派」の代表的作家として活躍した坂口安吾。 数多くの作品を発表した彼の作品の中から、 歴史小説2作、そして戦後の日本人の価値観を変えた名作『堕落論』を 一冊にまとめたお得なセット本が登場。 【収録作品】 ◆黒田如水 戦国時代屈指の知将「黒田如水」。 戦国という壮絶な時代に生きた彼の生き様を、 歴史書を基にした詳細な時代描写で生き生きと描いた作品。 ◆織田信長 天下取りに王手をかけようとする壮年期の信長と松永弾正、斎藤道三の3悪党。特に、信長と松永弾正との間の奇妙な友情ともいうべき関係には、なれあいがなく、理屈ではない男の意気が漂う。一度ではなく、何度も読み返し、著者の信長をはじめとする登場人物への深い洞察を味わいたい作品。 ◆堕落論 人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。 ――混迷した終戦後の社会において、虚飾を捨て、現実をあるがままの姿で受け入れ、人間本来の姿に徹すべきなのである。 人間の本質を鋭く突いた、現代においても、否、今だからこそ読んでおきたい作品。 -
坂口安吾全集
「堕落論」「続堕落論」「白痴」「風博士」「桜の森の満開の下」などの名作・代表作を一冊に収録した電子版坂口安吾全集。五十音順の目次一覧から読みたい作品をすぐにお読みいただけます。 ●目次 青い絨毯 青鬼の褌を洗う女 諦らめアネゴ 諦めている子供たち 悪妻論 足のない男と首のない男 明日は天気になれ 新らしき性格感情 新らしき文学 阿部定さんの印象 阿部定という女 甘口辛口 雨宮紅庵 哀れなトンマ先生 アンゴウ 安吾巷談(12作品) 安吾史譚(3作品) 安吾下田外史 安吾人生案内(8作品) 安吾新日本風土記(3作品) 安吾の新日本地理(10作品) 安吾武者修業 家康 育児 囲碁修業 遺恨 居酒屋の聖人 意識と時間との関係 石の思い いずこへ 一家言を排す イノチガケ 生命拾ひをした話 『異邦人』に就て 意慾的創作文章の形式と方法 淫者山へ乗りこむ インチキ文学ボクメツ雑談 インテリの感傷 牛 海の霧 裏切り エゴイズム小論 遠大なる心構 大井広介といふ男 大阪の反逆 お魚女史 お喋り競争 織田信長 お奈良さま おみな オモチャ箱 親が捨てられる世相 女占師の前にて 女剣士 温浴 外套と青空 外来語是非 我鬼 咢堂小論 影のない犯人 かげろふ談義 “歌笑”文化 カストリ社事件 風と光と二十の私と 風博士 悲しい新風 蟹の泡 神サマを生んだ人々 「花妖」作者の言葉 姦淫に寄す 閑山 感想家の生れでるために 肝臓先生 巻頭随筆 観念的その他 木々の精、谷の精 気候と郷愁 北と南 教祖の文学――小林秀雄論 梟雄 切捨御免 桐生通信 近況報告 金銭無情 金談にからまる詩的要素の神秘性に就て ぐうたら戦記 九段 暗い青春 黒田如水 黒谷村 群集の人 敬語論 芸道地に堕つ 桂馬の幻想 戯作者文学論 決戦川中島 上杉謙信の巻 決闘 現実主義者 剣術の極意を語る 現代とは? 現代忍術伝 現代の詐術 恋をしに行く 行雲流水 後記〔『炉辺夜話集』〕 巷談師 講談先生 傲慢な眼 五月の詩 木枯の酒倉から 呉清源 枯淡の風格を排す 古都 孤独閑談 碁にも名人戦つくれ 小林さんと私のツキアイ 娯楽奉仕の心構へ ゴルフと「悪い仲間」 今後の寺院生活に対する私考 今日の感想 坂口流の将棋観 作者の言分 作者の言葉〔『火 第一部』〕 作者附記〔「火」『群像』連載第一回〕 桜枝町その他 桜の森の満開の下 酒のあとさき 左近の怒り 作家論について 三十歳 山麓 志賀直哉に文学の問題はない 市井閑談 「刺青殺人事件」を評す 思想と文学 思想なき眼 死と影 死と鼻唄 篠笹の陰の顔 島原一揆異聞 島原の乱雑記 邪教問答 集団見合 宿命のCANDIDE 出家物語 将棋の鬼 正午の殺人 勝負師 処女作前後の思ひ出 女性に薦める図書 白井明先生に捧ぐる言葉 ジロリの女 新カナヅカヒの問題 神経衰弱的野球美学論 新作いろは加留多 真珠 新春・日本の空を飛ぶ 新人へ 人生案内 人生三つの愉しみ 真相かくの如し 神童でなかつたラムボオの詩 深夜は睡るに限ること 心霊殺人事件 推理小説について 推理小説論 スタンダアルの文体 砂をかむ スポーツ・文学・政治 相撲の放送 青春論 精神病覚え書 清太は百年語るべし 世評と自分 蝉 選挙殺人事件 戦後合格者 戦後新人論 禅僧 戦争と一人の女 続戦争と一人の女 戦争論 想片 蒼茫夢 総理大臣が貰つた手紙の話 曾我の暴れん坊 俗物性と作家 醍醐の里 第二芸術論について 退歩主義者 大望をいだく河童 竹藪の家 太宰治情死考 ただの文学 谷丹三の静かな小説 愉しい夢の中にて 堕落論 続堕落論 男女の交際について 探偵小説とは 探偵小説を截る 探偵の巻 単独犯行に非ず 小さな部屋…ほか -
坂口安吾と中上健次
闘う知性が読み解く、事件としての安吾と中上――日本の怠惰な知性の伝統の中で、「事件」として登場した坂口安吾と中上健次。二人は、近代文学の根源へ遡行しつつ、「自然主義」と「物語」の止揚を目指す。安吾は、自らを突き放すような他者性に文学の「ふるさと」を見出し、中上は、構造に還元することなく、歴史の現在性としての「路地」と格闘する。闘う知性としての安吾と中上を論じた、74年から95年までの批評を集成した、伊藤整文学賞受賞作。 ◎「文学」とは、どんな秩序にも属さず、たえず枠組を破ってしまう荒ぶる魂であった。文学をやっている人がすべてそうなのではない。むしろその反対である。文学という枠組を吹き飛ばすようなもの、それが「文学」だった。私と中上は文壇において暴風雨のような存在であった。そして、われわれがともに敬愛していたのが坂口安吾である。(中略)私は安吾を高く評価していた。しかし、小説家としてではない。私にとって、彼の作品は、哲学であり、歴史学であり、心理学あり……、それらすべてをふくむ何か、要するに、「文学」であった。<「著者から読者へ」より> -
坂口安吾評論・随筆全集
坂口安吾の代表作『堕落論』『続堕落論』『日本文化私観』『ピエロ伝道者』『FARCEに就て』『不良少年とキリスト』『安吾新日本風景』などの傑作評論、エッセイ、紀行文を多数収録した電子全集です。 ■収録内容 諦らめアネゴ 諦めている子供たち 悪妻論 足のない男と首のない男 明日は天気になれ 新らしき性格感情 新らしき文学 阿部定さんの印象 阿部定という女 甘口辛口 哀れなトンマ先生 安吾巷談 安吾史譚 安吾新日本風土記 安吾の新日本地理 安吾下田外史 安吾人生案内 安吾武者修業 育児 囲碁修業 意識と時間との関係 一家言を排す 生命拾ひをした話 『異邦人』に就て 意慾的創作文章の形式と方法 インチキ文学ボクメツ雑談 インテリの感傷 エゴイズム小論 遠大なる心構 大井広介といふ男 大阪の反逆 お喋り競争 親が捨てられる世相 温浴 外来語是非 咢堂小論 かげろふ談義 “歌笑”文化 悲しい新風 蟹の泡 感想家の生れでるために 巻頭随筆 観念的その他 気候と郷愁 北と南 教祖の文学――小林秀雄論 後記にかえて〔『教祖の文学』〕 切捨御免 桐生通信 近況報告 金談にからまる詩的要素の神秘性に就て 九段 敬語論 芸道地に堕つ 戯作者文学論 現実主義者 剣術の極意を語る 現代とは? 現代の詐術 講談先生 呉清源 枯淡の風格を排す 碁にも名人戦つくれ 小林さんと私のツキアイ 娯楽奉仕の心構へ ゴルフと「悪い仲間」 今後の寺院生活に対する私考 今日の感想 坂口流の将棋観 桜枝町その他 酒のあとさき 作家論について 志賀直哉に文学の問題はない 市井閑談 「刺青殺人事件」を評す 思想と文学 思想なき眼 死と鼻唄 島原一揆異聞 邪教問答 集団見合 宿命のCANDIDE 将棋の鬼 勝負師 処女作前後の思ひ出 女性に薦める図書〔アンケート回答〕 白井明先生に捧ぐる言葉 新カナヅカヒの問題 神経衰弱的野球美学論 新作いろは加留多 新春・日本の空を飛ぶ 新人へ 人生三つの愉しみ 真相かくの如し 神童でなかつたラムボオの詩 深夜は睡るに限ること 推理小説について 推理小説論 スタンダアルの文体 砂をかむ スポーツ・文学・政治 相撲の放送 青春論 清太は百年語るべし 世評と自分 戦後合格者 戦後新人論 戦争論 想片 俗物性と作家 醍醐の里 第二芸術論について 大望をいだく河童 太宰治情死考 ただの文学 谷丹三の静かな小説 愉しい夢の中にて 堕落論 続堕落論 男女の交際について 探偵小説とは 探偵小説を截る 単独犯行に非ず ちかごろの酒の話 地方文化の確立について 散る日本 茶番に寄せて 長篇小説時評 通俗作家 荷風 通俗と変貌と 月日の話 机と布団と女 D・D・Tと万年床 帝銀事件を論ず 貞操の幅と限界 デカダン文学論 手紙雑談 てのひら自伝 天才になりそこなった男の話 伝統の無産者 天皇小論 天皇陛下にささぐる言葉 当世らくがき帖 ドストエフスキーとバルザック 特攻隊に捧ぐ 長島の死 中村地平著「長耳国漂流記」 夏と人形 新潟の酒 肉体自体が思考する 二合五勺に関する愛国的考察 西荻随筆 日映の思い出 日本人に就て 日本精神 日本の詩人 日本の水を濁らすな 日本の山と文学 日本文化私観 “能筆ジム” 花田清輝論 「花」の確立 反スタイルの記 パンパンガール ピエロ伝道者 悲願に就て 人の子の親となりて ヒノエウマの話 百万人の文学 便乗型の暴力 ヒンセザレバドンス FARCEに就て 風流 フシギな女 不思議な機構 不良少年とキリスト フロオベエル雑感 文学と国民生活 文学のふるさと 「文芸冊子」について 文章その他 文章の一形式 文章のカラダマ 文人囲碁会 分裂的な感想 僕はもう治っている 本因坊・呉清源十番碁観戦記 本郷の並木道 牧野さんの祭典によせて 牧野さんの死…ほか -
さかさ星
戦国時代から続く名家・福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。死体はいずれも人間離れした凄惨な手口で破壊されており、屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。福森家と親戚関係の中村亮太は、ある理由から霊能者の賀茂禮子と共に屋敷を訪れ、事件の調査を行うことになる。賀茂によれば、福森家が収集した名宝・名品の数々が実は恐るべき呪物であり、そのいずれか一つが事件を引き起こしたという。賀茂の話を信じきれない亮太だったが、呪物が巻き起こす超常的な事象を目にしたことで危機を感じ始める。さらに一家の生き残りの子供たちにも呪いの魔の手が……。一家を襲った真の呪物は? そして誰が何のために呪物を仕掛けたのか? 数百年続く「呪い」の恐怖を描く特級長編ホラー。 -
さかさま少女のためのピアノソナタ
痺れる余韻。 ピアノの調べは戦慄のはじまりだった……。 ミステリの面白さが詰まった5つの物語。 大ヒット作『私たちが星座を盗んだ理由』の驚愕、再び! 古書店にあった「絶対に弾いてはならない!」と記された謎の楽譜。その旋律をピアノで奏でた高校生を襲う戦慄の出来事とは。TVドラマ化された表題作をはじめ、世にも奇妙な5つの物語を収録。美しくも切ない世界が一瞬にして変わる結末、心ざわつく余韻。これぞミステリの醍醐味。〈『千年図書館』を改題〉 【あなたの予想を超えるどんでん返し! 5つの短編ミステリ】 死後の世界と禁忌の谷に心を囚われた少女の物語 「見返り谷から呼ぶ声」 村で凶兆があるたび若者が捧げられる図書館の秘密「千年図書館」 地球侵略中の異星人に遭遇した大学生の奇妙な日々「今夜の月はしましま模様?」 巨大で奇怪な墓を村のあちこちに建てる男爵の謎 「終末硝子(ストームグラス)」 呪われた曲を奏でた傷心の高校生におこる不可思議「さかさま少女のためのピアノソナタ」 -
さかさまの
世界がおぞましく”歪む”、因縁と執念のオカルティックホラーミステリ 高校生は百々花は夏休み、親戚で住職の天明紫織を手伝っていた。 ある日、オカルトティストの清水陽陰が建てた奇妙な館「二魚亭」のお祓いを依頼される、 奇妙な館を調査すると、秘密の扉の向こうで遺体を見つける。 その調査を進める中で、百々花がふと目にしたホラーゲーム実況の写真がリンクしてく――。 世界がおぞましく”歪む”、因縁と執念のオカルティックホラーミステリ ●目次 【一日目】 【二日目】 【三日目】 【四日目】 【五日目】 【六日目】 【七日目】 【七十七日目】 ●著者 1983年徳島県生まれ。奈良女子大学文学部卒。 2017年『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』で第24回日本ホラー小説大賞優秀賞を受賞しデビュー。近年は「異形コレクション」(光文社)や「幻想と怪奇」(新紀元社)への寄稿など、ホラージャンルで活躍している。 著書に『能楽師 比良坂紅苑は異界に舞う』『世界一くだらない謎を解く探偵のまったり事件簿』『屍人探偵』(マイナビ出版)「奇奇奇譚編集部」シリーズ、『美食亭グストーの特別料理』『ゴースト・テーマパークの奇跡』(KADOKAWA)、『ホテル・ウィンチェスターと444人の亡霊』(講談社)がある。 -
坂田家の四季
すでに一男二女の父となった、かつてのきんぴら先生こと、坂田金平の家で、長女の縁談をめぐって起こる様々な事件。日常の悲喜こもごもを、小気味よい巧みな筆で描いた、明朗家族小説。 -
杯(乙女の本棚)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第45弾は、文豪・森鷗外×イラストレーター・今井キラのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 「わたくしの杯は大きくはございません。それでもわたくしはわたくしの杯で戴きます」 夏の朝、温泉宿から泉に向かう七人の少女たち。そこで、彼女たちとは様子の異なる第八の少女と出会う。 森鷗外の名作が、乙女心をくすぐる作品で知られ、本シリーズでは太宰治『待つ』、『女生徒』を担当するイラストレーター・今井キラによって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。 -
魚たちからの応援(エール)図鑑
【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 漁港で出会った小さな魚たちが届ける、大っきなキミへのエール!笑顔になれる66の魚言葉で人生に大切なものを教えてくれます。 大きな海の中で一生懸命生きる、小さな魚たちの生き様に魅了された鈴木香里武氏が届ける最新書!バラエティーに富んだ魚の写真と、現在社会を幸せに暮らすヒントが詰まった一冊です。過酷な海で暮らす魚たちの知恵や手段は、私たち人間の日常生活に役立つことがたくさん。「自分らしくいることを窮屈に感じる」、「まわりと自分との間にモヤモヤしたものがある」、「自分を信じきれず1歩を踏み出せない」……。そんなとき、漁港で出会った小さな魚たちがキミへ大っきなエールを届けてくれます。Part1:やればできる! Part2:それで大丈夫 Part3:のんびり行こうよ Part4:幸せはすぐそこに Part5:自分らしく生きる Part6:運が向いてくる! 鈴木 香里武(スズキカリブ):1992 年3月3日生まれ、うお座。幼少期より魚に親しみ、さかなクンをはじめとする専門家との交流やさまざまな体験を通して魚の知識を蓄える。荒俣宏氏が主宰する「海あそび塾」の塾長を務め、岸壁幼魚採集家として漁港に現れる多くの生き物を観察・記録する。大学院で観賞魚の癒し効果を研究し、フィッシュヒーリングを提唱。トレードマークであるセーラー(水兵)服姿でメディア・イベント出演、執筆活動を行う傍ら、水族館の館内音楽企画など、魚の見せ方に関するプロデュースも行う。著書に『岸壁採集!漁港で出会える幼魚たち』(ジャムハウス)、『海でギリギリあきらめない生きざま。知恵と工夫で生き残れ!海のいきもの図鑑』(KADOKAWA)など多数。学習院大学大学院心理学専攻 博士前期課程修了。MENSA 会員。名前は本名で、名付け親は明石家さんま氏。 twitter:@KaribuSuzuki -
魚たちと眠れ
週刊誌記者の矢島が、ファニ―化粧品主催の洋上大学の取材をひきうけたのは、ハワイへ行ける楽しみより、生徒として参加する平均22歳半という100人の美女たちに惹かれた、といったほうがいい。4月中旬、豪華船セントルイス号は、5人の講師、カメラマンなどを加えた114人を乗せて横浜を出航した。しかし、生徒中1、2を争う美女・水島陽子の突然の失踪が、船内の華やいだ空気を一変させることになる。つづいて、講師のファッション・デザイナー及川弥生の変死……。華やかな雰囲気の陰の醜い愛憎の葛藤と意外な真相を、巧妙緻密な推理で解き明かしていく長篇推理小説。 -
魚の話・話の魚
「魚の話・話の魚」は〈魚食民族〉を自称する著者(中嶋雷太)の魚を巡るドキュドラマ小説です。魚を獲り魚を調理し魚を食べる。旅する著者は、バルセロナ、アムステルダム、ボストン、ニューオーク、札幌、浜松、京都、長崎…に身を置き「魚食に人あり人に魚食ある」情景に出会います。塩焼きの一尾のスズキ、青春に刺さる棘、つきに見放された老いた漁師のライオンの夢、朝靄たちこめる湖畔のへら鮒釣り師、味蕾が驚く鰻の燻製、難波千日前でのアラ煮、六十缶のオイルサーディン、ガーシュウィン聴こえるチェリー・ストーンとサムエル・アダムス、貧乏長屋の七輪の上の秋刀魚、出刃包丁研ぎ…。魚を巡り、時に厳しく時に優しい心象風景が大小濃淡重なり立ち現れます。 -
魚を抱いて 私の中の映画とドラマ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 約束をすべて果たして水になる今ほんとうにあなたに会えた 『ビッグ・フィッシュ』より 忘れられないとびきりの映画とドラマについて、歌人・東直子が短歌と絵を添えて心で観た世界を綴るエッセイ集。 33本の映像作品、22点のイラスト、41首の短歌を収録! 花を掬うように魚を手のひらに ひとときの芯したたるばかり 『火の魚』より 風がふいてふりかえったらもういない君は花びらそのものだから 『パリ・テキサス』より うつくしい一瞬だけでよかったの 川を流れてゆく柩たち 『いつか読書する日』より 映画やドラマに触発されて作った短歌は、その細部を新しく記憶でき、自分の感覚をまじえてその世界を胸にしまっておけるような気がします。さらに、映像として体験した世界を、そこに生きている人をいとおしく思い、讃えるような気持ちで絵を描きました。 ――「はじめに」より 目次より はじめに 『火の魚』 本のめぐりを生きる緋 『2001年宇宙の旅』 未来を見る未来 『アンという名の少女』 フェミニストとしてのアン 『耳に残るは君の歌声』 忘れないで、でも、忘れて 『野のなななのか』 「やさしさ」のための遺言 『ビッグ・フィッシュ』 ありったけの愉快な嘘を 『山の郵便配達』 見たことのない懐かしい道 『すいか』 居てもいい場所で、生きる 『はちどり』 14歳、意志の火をともす。 『平清盛』 ひたむきに夢みた海の都 『パリ、テキサス』 砂地をつらぬく長い道 『トニー滝谷』 あなたに足りないものはなに? 『過去のない男』 人生は後ろには進まない 『あのこは貴族』 窓を見る、ドアを開く 『リリーのすべて』 身体の奥から生まれた願い 『あまちゃん』 一人残らず好きになる 『サイダーハウス・ルール』 生きていくための儀式 『スナック キズツキ』 ノンアルコールスナックの自由 『友だちのうちはどこ?』 ジグザグ道に希望を託して 『歩いても 歩いても』 確かに生きていた 『いつか読書する日』 長い長い階段と恋 光の名前 ~映画短歌~ 『81/2』 『地球は女で回ってる』 『あ、春』 『富江』 『夢』 『日の名残り』 『火火』 『ミス・ポター』 『転々』 『アダムス・ファミリー2』 『オアシス』 『バベットの晩餐会』 著者紹介 東直子(ひがし・なおこ)著 歌人・作家・イラストレーター。1996年歌壇賞受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』など。小説に『とりつくしま』『さようなら窓』『階段にパレット』ほか。2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。 -
坂上動物園のシロクマ係 ~当園は、雨男お断り~
動物園は今日も雨!? 恋に破れた晴れ女の飼育員×嵐を呼ぶ雨男×可愛すぎる子グマにキュンッ♪ 御前園晴子は坂上動物園でホッキョクグマを担当している飼育員。三十路を前に、実家の跡取りの弟や同級生の駆け込み結婚にも動じなかった彼女だが、入園以来面倒を見てきたクマがつがいになった時、急に焦りを感じ、見合いをする。 順調に婚約するも挙式当日、迷いが生じて会場から逃げ出してしまい、そこで究極の雨男に出会い…?恋に破れた晴子と、恋を見失った一と、双子のシロクマとの、ほのぼの動物園ライフ♪ -
「坂の上の雲」もうひとつの読み方
原作のストーリーを追いながら、厖大な資料を駆使して、その背後にある数多くの新事実を発掘!司馬遼太郎の名作『坂の上の雲』をさらに面白くする著者渾身の作! (※本書は2009/11/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました) -
酒ほがひ―歌集
『ゴンドラの唄』『午後三時』などで知られる吉井勇による歌集。 (※本書は1998/3/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました) -
坂道
第二回芸術選奨文部大臣賞受賞。壺井栄による、終戦直後の青年が苦難を乗り越えようとする姿を描いた短編小説。 (※本書は1994/7/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました) -
SAKAMOTO DAYS 映画ノベライズ みらい文庫版
目黒 蓮(SnowMan)主演! 超話題の実写映画を最速ノベライズ!! かつて「史上最強」と言われた殺し屋、坂本太郎。ある日、彼は恋に落ちて、そのままあっさり殺し屋を引退! 結婚、娘の誕生を経て町の個人商店の店長となった坂本は、かつての面影がないほどに・・・・・・太った!! 家族と平穏に暮らしていた彼の首に、とつじょ10億円の懸賞金がかけられて、世界中から刺客が集結してしまい・・・・・・!? 元・殺し屋の命がけの日常が、今、はじまる!! 【電子版書籍にはカラー口絵が収録されておりません。ご購入の際はご注意ください。】 -
寒河江伝説
2030年ごろ、世界は大きく変わっていた。 ことに日本は、東京が多民族都市となり、各地で自治区ができ、東北は福島を除く5県が自治区として独立してしまった。 ジャーナリスト丸谷は取材で訪れた山形で古代の遺物と思われる直径2メートルはあろうかという石の球体を見る。 多民族化した東京は古代文明に興味のある丸谷は再度、東北自治区への潜入を試みようとする。 自治区から逃れてきた生化学者を匿った上司が殺されたことから、東北自治区の企みが見えてくる。 古代文明の技術を超えた球体の存在は神の意思なのか宇宙からの技術なのか、思いあがった人類に何を警告しようとしているのか。 30年後の日本の状況を示唆する伝奇小説の傑作。 -
探し物はたぶん嘘
疾風のキャンパスに舞うのは謎か嘘か―。 人見知り少女×黒犬ペッパーらの、切なくも温かい青春ミステリー! 4月、大学1年の湯川は少し無愛想な同級生・遠野と彼のペットの黒犬・ペッパーと親しくなった。ある日、遠野の通院に付き合い、彼を待っていたとき見知らぬ少女が遠野のトートバッグから何かを持ち去るのを目撃する。 だが、戻ってきた遠野はなくなった物はないと言う。それをきっかけに奇妙な美青年に付きまとわれ、バッグに接触した少女も不可解な行動を起こし始めて―。ふたりが探し求めたものは…? 切なくも温かい青春ミステリー! -
探しものは妖怪ですか? はざまの神社の猫探偵
現世は妖怪も生きづらい 元医者の探偵と猫探しが得意な相棒がワケあり妖怪を保護します! 雑居ビルに事務所を構える元医者で今はしがない探偵の帆布里朝斗。彼の相棒は、猫探しが大得意な少年・ヨルだ。今のところ100%の確率で迷い猫を見つけ出しているおかげか、主な依頼は猫絡みな彼らだったが、あるとき町内会からの依頼でゴミステーションを荒らす“犯人”を捕まえることに。しかし現場で張り込みをする朝斗たちの前に現れたのは、見たこともない異形の生物だった!? その場に居合わせたマント姿の少女に導かれ、重傷を負ったヨルとともに朝斗は小さな神社にたどり着く─。複雑な過去を持つ探偵とその相棒が出会う、生きづらい現世に苦しむワケあり妖怪と人の物語。 -
嵯峨野より
嵯峨野の自然と人生を流麗に綴る好エッセイ―― 剃髪して京都の郊外嵯峨野に庵を結んだ著者が、樹木、野の草をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の来しかた、人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を読む者に与える好エッセイ。 吾れ、常に、ここにおいて、切なり、と心につぶやく。すると、心の中に涼しい風がおこり、もやもやした俗情がさっぱり吹き払われる……。剃髪して京都・嵯峨野に庵を結ぶ著者が、草花、樹木をはじめ四季の自然を愛し、それに対することで自分の人生、世の移ろいを深くとらえ、さわやかな感動を与える好エッセイ。 -
左川ちか全集
詩の極北に屹立する詩人・左川ちかの全貌がついに明らかになる──。 詩の極北に屹立する詩人・左川ちかの全貌がついに明らかになる──。 萩原朔太郎や西脇順三郎らに激賞された現代詩の先駆者、初の全集。 すべての詩・散文・書簡、翻訳を収録。編者による充実の年譜・解題・解説を付す。 【目次】 詩篇 翻訳詩 散文・日記・書簡 翻訳文 年譜 解題 島田 龍 解説 詩人左川ちかの肖像 島田 龍 ブックガイド 【著者】 左川ちか 詩人・翻訳家。本名川崎愛。1911年生まれ。北海道余市町出身、十勝地方の本別町で幼少期を過ごす。庁立小樽高等女学校卒業後に上京。10代で翻訳家としてデビュー。J・ジョイス、V・ウルフ、ミナ・ロイなど、詩・小説・評論の翻訳を残す。1930年に筆名を「左川ちか」と改め詩壇に登場する。同郷の伊藤整を始め、北園克衛・春山行夫・西脇順三郎・萩原朔太郎らに高く評価、詩誌『詩と詩論』『椎の木』『マダム・ブランシュ』などで活躍した。将来を嘱望されたが1936年に死去。享年24。 島田龍 東京都中野区出身。立命館大学文学研究科日本史専修博士後期課程単位取得退学。現・立命館大学人文科学研究所研究員。専門は中世~近現代における日本文化史・文学史。関連論考に「左川ちか研究史論―附左川ちか関連文献目録増補版」(『立命館大学人文科学研究所紀要』115号)、「左川ちか翻訳考:1930年代における詩人の翻訳と創作のあいだ―伊藤整、H・クロスビー、J・ジョイス、V・ウルフ、H・リード、ミナ・ロイを中心に」(『立命館文学』677号)など。 -
防人怪談 幽鬼の戦場
戦中の旧日本軍から、戦後の自衛隊まで。 生と死の狭間=戦場では人智を越えた何かが起きる。 元自衛官、そして今はなき旧軍・従軍体験者たち。 命を懸けて国を護った防人(さきもり)たちの口から明かされた 国防の最戦前で起きていた【怪異】と【奇跡】 そこには、命を懸けた者たちの「祈り」があった。 橋本純+西浦和也、体験者への長年にわたる取材をまとめた 語り継がれるべき魂の怪異録。 【戦時の防人たち】 沈没したはずの輸送船のカッターが荒波の海上に浮かび上がる…「救難艇」 暗い留置場の畳の隙間から現れたペラペラの兵士は問いかけてくる…「営倉」 深夜の営門前に現れた完全装備の兵士がもたらした報告とは…「最後の伝令」 間違って持ってきてしまった戦友の荷物。ある夜、ずぶ濡れの影が…「取り違えた背嚢」 廃集落で出会った謎の男たちに導かれた先に隠されていた物…「便衣隊」 崩落した倉庫の瓦礫から命がけで主人の命を救った小猿の奇跡…「小さな英雄」 魚雷攻撃で漆黒の海を漂流する乗組員たちを泳げと鼓舞し続けた謎の声…「漂流」 マングローブの闇から響く不気味な歌声と巨大な黒い影…「ソロモン夜歌」 死んだはずの同期兵が過酷な逃走劇の中で語りかけてくる言葉…「戦陣訓」 殉職した整備兵が新型機を守るため夜な夜な立ち塞がる…「歩哨」 爆雷の雨が降り注ぐ絶体絶命の深海でどこからともなく響く軍歌…「勇敢なる水兵」 機関銃で倒れても復活するジャングルの裸足の部隊の秘密…「裸足の日本兵」 敵の反撃が激化する戦場で突撃を阻止した故郷の温もり…「父の手」 部隊の象徴たる軍旗を焼却する瞬間に目撃された各地の怪奇現象…「軍旗の誉」 【戦後の防人たち】 旧軍の遺構の奥深くで密かに眠り続けていた謎の石碑…「掩体壕の墓石」 旧軍幹部の写真が飾られた部屋で右手を挙げて消える影…「江田島の英霊」 病院の床下から静かに染み出してくる重い車輪の音…「真夜中の軋り」 不発弾事故で命を落とした隊員がみせる未練の気配…「隊舎に還った男」 演習場の古井戸の底で逆さまになって絶命していた男の謎…「井戸の底へ」 海に面した船室の分厚い鉄壁の向こうから不意に聞こえる音…「船室のノック」 事故が相次ぐ潜水艦の誰も入れない二重底から見つかったモノ…「呪われた潜水艦」 月のない漆黒の海でマストの頂上を静かに移動していく不思議な光体…「護衛艦Sの光」 鉄の扉で完全に封じられた隊舎の中を歩き続ける無数の影…「駐屯地の空き地」 取り壊そうとすると必ず災いが起きるという理由で残された壁…「1基地の話」 硫黄島の宿舎で夜な夜な水を求めて部屋に入ってくる足音と姿…「霊感あり」 沖縄の異様な宿に残された浅すぎる湯船に秘められた戦時の過去…「浅い湯船」 都心の超高層ビルの足元で江戸時代から語り継がれる全裸の女の影…「檜屋敷の女」 日航機墜落現場の暗い山肌で無数に点滅し静かに見守るほのかな光…「銀色の翼」 居酒屋の席でどれだけ盛り上がっても決まって空いてしまう左隣…「埋まらない席」 ほか、収録。 -
左京区
キュートな「京都の恋」を描く青春恋愛長編 「たっくんて呼んでいい?」京都での学生生活も4年目を迎えた七夕の夜、主人公の花は友人のアリサから合コンに誘われ、たっくんと出会う。三条木屋町の店にひとり遅れてあらわれた彼は、その場にはそぐわない一風変わった雰囲気の持ち主だった。文系の学生で数学嫌いの花にとって、理学部数学科のたっくんは謎に満ちていて、彼の暮らす学生寮の友人たちもかなりキテレツな理系男子ばかり。食べ物にうるさい巨漢アンドウくんの研究対象はミクロの遺伝子、おかっぱ頭のヤマネくんは工業化学科で専攻テーマは爆薬。ゆかいな仲間たちに囲まれ、花はこれまで経験しなかった不可思議でにぎやかなキャンパスライフに巻き込まれていくが、いまどき携帯電話も持たないたっくんとの距離はゆるやかにしか縮まらない。バイト先の古着屋の店長・陽子さんらの助言を受けつつ、やがて花は恋のライバルが「数学」であることを知る――。寮でのたこ焼きパーティー、鴨川デルタでの花火、自転車デート、学園祭、卒業旅行……学生の街・京都を舞台に、かけがえのない時間と仲間たち、ほっこりと育まれる等身大の恋を描く。甘酸っぱい記憶を呼びさますたまらなくキュートな青春恋愛小説。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。