「J・K・ユイスマンス」おすすめ作品一覧

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2011/09/02更新

ユーザーレビュー

  • さかしま
    ウエルベックの「服従」の流れで読んでみた。
    1884年の小説だけど、とにかく暗い。
    いくらお金があっても、病気になるとネガティヴになる感じがリアルに書かれている。
    そしてとにかく性格が悪い。金持ってるやつが性格悪いと最悪だっていうw

    好きなのは
    主人公のデ・ゼッサントが、歯医者が怖くてたまらないけ...続きを読む
  • さかしま
    反自然主義、反小説であり、デカダンスの聖書と呼ばれ、ワイルドやブルトンに影響を与えたらしい。人工的な楽園に閉じこもり高度に洗練された収集物を前に奔放な想像力は時間や地理上の制約を受けることなく旅をする。想像力の前では現実は無力であり虚しい幻想である。没落する貴族になりかわり台頭してきたブルジョワへの...続きを読む
  • さかしま
    デカダンスの聖典。
    特に大きな話の流れがあるわけではなく、主人公の退廃的な生活がつらつらと書かれています。どこから読んでも楽しめる感じです。
    それだけだけど、とにかくそれがかっこいい。大好きな本です。
  • さかしま
     なんともいいがたい。デ・ゼッサントの孤独と趣味に走った日々の話。各章でそれぞれ主題が決まっていて、文学や宝石、花や酒に対する博学がかき鳴らされる。文句なく面白く、ずいずい読み進んでしまった。文句なく面白いのだが、人に薦められるかといえば、微妙。
  • さかしま
     自然は実際にはグロテスクで不潔で危険極まりないということから、デ・ゼッサントは人工物をこよなく愛する。小説の最後らへんで衰弱して潅腸法による栄養摂取しかできなくなった時も、これぞ人間にしかできない芸当だ、などと考えて満足するしまつ。あらゆることを可能にする空想を第一とし、現実は何とも醜いものだとし...続きを読む