左川ちか詩集

左川ちか詩集

792円 (税込)

3pt

4.5

左川ちか(1911-36)は昭和初期のモダニズムを駆け抜けた女性詩人.日本近代詩の隠された奇蹟とされた.「緑」「植物」「太陽」「海」から喚起する奔放自在なイメージ,「生」「性」「死」をめぐる意識は,清新で全く独自の詩として結実した.爽快な言葉のキーセンテンスは,読む者を捉えて離さない.初の文庫化.

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左川ちか詩集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月25日

    りんごは赤くて丸い果実に決まっている、と思って見渡す現実よりも、置いた場所によって変わる色合い、実は赤くなかったり、切らなきゃどんな中身なのか分からない。
    周りの自然現象や、自分の感情を楽しく、空想的に捉えても良いのだなと、読んでいて嬉しく思いました。
    若くて瑞々しい感性に惹かれます。

    ちかさんは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月28日

    左川ちか(1911.2.14~1936.1.7)
    北海道出身の詩人。
    19歳で最初の詩「昆虫」を発表。
    え!?これが最初の詩なの?
    さぞや詩壇は沸いたことだろう。
    けれど病に倒れ、24歳で亡くなった。

    knkt09222さんのレビューから読みたくなり、すぐさま購入。
    表紙も素敵だった。
    よくよくレ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    左川ちかは、若くして亡くなった昭和初期の詩人。静と動、寒と暖を併せ持った言葉を生み出す人だと感じた。圧倒された。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年09月25日

    島田龍・編の「全集」が書肆侃侃房で刊行され話題になった1年後、文庫で出た。
    岩波文庫なので、印象としては「列聖した」感じがするが、多くの研究者のタマモノなのだろう。
    本書、編者は川崎賢子で、津原泰水界隈で知った人。
    前年の島田龍への言及が、解説に一切ない(定本は2010年森開社版、とのみ)ので、ギョ...続きを読む

    0

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