西加奈子のレビュー一覧

  • 窓の魚(新潮文庫)

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    面白い!面白い!
    ただ解釈の余地がありすぎてスッキリする結末ではないから万人受けでないのは分かる。
    ただ私のタイプだった。

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    2026年07月25日
  • サラバ! 中

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    「自分の家族のある1人が、自分を形作るものかたちの中で唯一の汚点だと思う」
    「自分にどうしようもなく寄り添ってくれる一行を見つけると、体中が悦びにふるえた。この言葉は僕だけのものだ、そう思えた」

    めちゃくちゃ分かる。大共感。

    小説を読む理由って、自分が全く知らない世界を旅してみたいが1番に来るなと思っていた。
    けど、全く違う世界に生きている人たちと自分を重ね合わせ、時には比べて、1人じゃないと思いたいからなのかなーとか思ったりして。

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    2026年07月24日
  • GOAT

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    ネタバレ

    この内容・構成で¥510!すごい!!
    自分には★評価が高くない話もあるけれど、全体として満足感がある。よかった。
    デメリットは、この中で紹介されている本を読みたくなり買ってしまうこと(とは言え初めての作家さんは不安もあるので中古本を探した)。また、読み終えるのに時間がかかること。自分の場合、話を読み終えた後に時間を置かないと次に行けないので、短編で構成されているこの本は1日2話進めばよい方だった。
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    「ディヴァイン」西加奈子 … ★3.5。完璧で盤石な「君」と活動家の娘。「あー、こんな聖人君子みたいな話は居心地悪い」と思ってたら、それを覆すオチが来てよかった。ただ、最後の結びはきれい過ぎるかな。タイトルがDivineだから仕方ないか。

    「私たちは愛を失ったことがあるだろうか?」チョン・セラン … ★3.5。理解したと言えないけれど、引かれる内容だった。大恋愛TVドラマ終了の喪失感から抜け出すにつれ「一度も所有したことがないものをどうして失えるというのだ。ほとんどの人は命懸けの、文字通り断崖絶壁から飛び降りるような恋愛をすることはない」で始まる著者の考察。自分が恋愛小説が苦手な(読んでもあまり胸に刺さらない)理由がおぼろげに見えた気がする。

    「音の心中」市川沙央 … ★3.5。よくわからないが余韻が残ってよかった。心臓の音を記録する芸術館を初めて知った。著者は心臓の音を芸術作品とする(?)という発想を知り、この話ができたのだろうか。
    「彼」に向けての「私」の気持ちは同意できる。「戦争反対!」と叫ぶ人が、叫ばない人へ向ける憤り。でも、そういう憤りがそもそも戦争の元では? 「私」から「彼」への「あなたは戦争を消費しているだけだ」は的を得ている。あなたと同じ行動をしていないからと言って、それは平和ボケしているわけではない。あなたのしていることだけが正解ではないのだよ。

    「嘔吐」小川哲 … ★3。このオヤジの一人よがりがきつく、読んでいると「嘔吐」を誘う。その一人よがりは「愛」ではなくその反意として、「愛」がテーマのこの本に載ったと思う。でも、今はそんなヤツが多くいる状況、その中でわざわざこの内容にした意味は何?と頭に「?」が浮かんだ。この状況を変えなくては!というメッセージ?

    「【ア】【イ】」尾崎世界観 … ★2。??? わからない。

    「念のため」芹沢央 … ★2.5。??? なんてことない日常にも裏があり、それに気付かなかったり気付かせないことが優しさ(愛)ってこと?

    「二番目のアイスを教えてください」ワクサカソウヘイ … ★3。自分は一番がチョコモナカジャンボ、二番がピノ。…てことは本命はピノ?

    「違う海にいる」麻布競馬場 … ★2.5。僕(木村)は松島との思い出(海)に生きていくということ? もう少し説明して欲しい気持ち。

    「愛することを知らない子は」島本理生 … ★2.5。女子生徒の玉川と彼女の弟との行為、それを平然と「私」に話せる関係、「私」に芽生えた新井市への思い… などのシチュエーションについていけなかった。自分には苦手な感じ。

    「終末の愛」冲方丁 … ★3。人類が終末へ向かうことになった理由はE2関連薬による博愛の心。人類の終末を救うのはアンチE2薬による愛の駆除。物語としてちょっと厳しいかな…

    「五十歳、ロスジェネ、ギバーおぢ」葉真中顕 … ★2.5。因果は巡る…?

    「ポルト」パク・ソルメ … ★2。空想の世界でのドライブ? 話が見えてこない。こういうのが純文学?
    翻訳者の解説が印象に残った『韓国語にも「彼女」と「彼」にあたる言葉があるが、近年女性作家の間では「彼」に一本化し「彼女」を使わない人が増えている』その背景は何? 翻訳者は外国語を知るだけでなく、その外国語とその国の最新事情を知らないと翻訳の質が上がらないのだろう。

    「わたしの愛しいもの (エッセイ)」町田そのこ … ★4。息子が素晴らしい!「何で? 好きに着けた方が楽しいじゃん」「だいたい、誰に対して恥ずかしいと思ってんのさ」

    「ある階段からの風景~小説『老いと建築』」長塚圭史 … ★2。???わからない。すべてを見てきたこの家は今までを刻んだ家になっているということ?

    「牛田家とわたし」嶋津輝 … ★3.5。何がよいのかわからないけどなんかいい。その瞬間は楽しいことだけを楽しめた子供時代を思い出させる感じ?

    哲学対話「愛」って何? … 対話についての3つのお約束『①人の話をよく聞く ②偉い人の言葉を使わない ③「結局人それぞれ」であきらめない』がよかった。 特に③。

    「未来のかけら」チェン・ヨンス ⋯ ★3.5。『未来はどこにでもある。失敗した過去の中にも。だから未来形で存在する限り、僕はその言葉を信じる。信じることにする。』

    「愛はどこから(エッセイ)」アフロ ⋯ ★4。『一生の友達は一生一緒にいる友達だけじゃない』

    「かつて私のものだった男の子たち」戸田真琴 ⋯ ★2。合わない。ある日の父の行動ががっかり。母もそうなのか?と思わせるところもあるし。(Web「Story Box」にある続きは期限切れで読めなかった)

    「愛と再生」(詩) ⋯ ★2。自分に詩はわからないようだ。

    「出せなかった手紙」佐原ひかり … ★3.5。ほんわかした手紙だけど悲しくなる手紙。

    「手紙に味なんていらない」高遠みかみ … ★4。おもしろかった。問題作のラブレター、全部を読みたい。

    「チキンピアノ」丸山春乃 … ★3.5。いいんだけど、古川がいいやつ過ぎるかな。

    「出せなかった手紙」彩瀬まる … ★2.5。ちょっと重い。特に心を乱した「貴方」の文章。

    「そんなに好きってわけでもない友達」安壇美緒 … ★2.5。自分には後味悪い話だった。学生の頃、気は乗らないのにその場の流れを変えることができず、友達の誘いにそのままついてったことを思い出した。一部の人には自分がこの話のミミだったかもしれない。ただ、この話の主人公は、最後にミミを自分の部屋から追い出している。よくやった!

    「御伽の国のモアとトト」大木亜希子 … ★2。芸能界に入る子どもたち、その母親と父親の行動など、設定が好きになれず。母ちゃん、最後は長崎の実家に逃げていくってなんだよ。子どもたちが乗ったルートはあなたが望んだものだったのに。もっと早く解決策を考えるべきだったし、「もう遅い!」と気付いたらそこですべきことがあったのでは。あなたが望んだルートの中で家族が壊れていっているんだから。

    「BOOM BOOM TAIPEI」金原ひとみ … ★3。台湾での気持ちの盛り上がりを伝えたかったんだろうな。

    「ガマズミの花」八木詠美 … ★2。よくわからない話。幽霊の意味は何? それで夫とのすれ違いが出たのに、最後「家族も一人増えてさ」と子どもができたことをほのめかす意味は何?

    「北見から」乗代雄介 … ★3。ホラー?ファンタジー? 嫌いじゃない。が、最後のオチがもう一つ。あの小説家がどのように書いて親子を鎖塚から連れ出すのか、そのヒントだけでも欲しかった。

    「朝霧のチョイ」蝉谷めぐ美 … ★3.5。紋寿郎と容の関係、それに絡む朝霧がおもしろい。朝霧はこの先も人形と人間に行き来できる朝霧でいるのだろうか?

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    2026年08月22日
  • サラバ! 上

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    行ったこともなければ、どんな国なのかも知らない
    イラン、エジプトなのに全ての情景が鮮明に浮かぶ。めちゃくちゃ引き込まれた!

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    2026年07月22日
  • くもをさがす

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    文庫化されたので購入。
    ただの闘病記ではなく(どんな病気だって闘う本人は大変だから、「ただの」という言い方は不適切な気がするけど)、そこかしこの行間からたくさんの愛を感じるところがいい。1番身近な夫と子(きっとここは当然だから)以外の愛をこれでもか!と感じるように書かれてるのが面白い。
    日本とカナダでの違いというか、人間は同じで、気持ちも同じでも病気への向かい方は違うであろうというところも興味深い。
    文庫化あとがきの「後遺症なのか更年期なのか加齢なのか…」はもう激しく頷くばかり。

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    2026年07月20日
  • サラバ! 中

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    起承転結の承

    外から評価される歩と内から見る歩のギャップが転結に繋がっていくんだろうなと想像される

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    2026年07月20日
  • サラバ! 上

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    全て読み終わった後での感想

    物語の1/3(起承転結の起)だがとても面白い
    イランエジプトの情景がありありと浮かぶ
    夏江おばちゃん、矢田のおばちゃん、父、母、姉などもありありと
    全体で見れば序章なんだが、ありありと、ありありとというほか

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    2026年07月20日
  • サラバ! 中

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    ネタバレ

    癖が強い登場人物ばかりなのに、それがリアルに感じてますます引き込まれた。
    家族に振り回されたり、友達を助けたいのにどうする事も出来なくて避けてしまったり、共感できるところがあった。
    サトラコヲモンサマの謎にすっきり。
    どんな下巻になるのか楽しみ。

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    2026年07月19日
  • くもをさがす

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    愛に溢れた、愛がつまった1冊でした。
    あらゆる感情が目まぐるしく襲ってくる日々だったこと、そして一生懸命精一杯に進んだ日々がストレートに伝わってきます。
    西さんのこういった経験を読ませていただけてありがたいです。

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    2026年07月16日
  • GOAT

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    510円で510ページ!!!
    最高すぎる!!
    特に好きなのは、蝉谷めぐ実先生の朝霧のチョイ。
    良すぎたので長編で読みたい…、ヨミタイヨ…。

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    2026年07月12日
  • GOAT

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     第4号が出たのに、遅ればせながら文芸誌『GOAT』第1号です。躊躇していた文芸誌ですが、思い込みの殻を破る価値ある魅力が満載でした。
     評判通り、いやそれ以上に、読んでよし(内容・質)、買ってよし(安価)、見てよし(装丁・紙)の三拍子揃いでした。

     内容について。エンタメや純文学などのジャンルや国境も越えて…コンセプト通りでした。未読作家さんも多く、視野が広がり新たな関心対象も得られました。既知の作家さんも攻めてる印象で新鮮でした。特集の「愛」企画、愛を感じた「私のGOAT本」紹介もグッドでした。さらに全編「(次号へ続く)連載なし」の読み切りのみ…これ大きい!

     安価なこと。ゴートくんだけに、約510ページの文量なのに税込510円って、あり得ない! この物価高のご時世に採算度外視? 文庫本だって千円超えがザラですよね? 言っちゃなんですが、その辺のアンソロジーよりずっといいです。

     装丁について。SDGsを考慮した紙を考慮しながら、紙の色、装丁のビジュ良好で、とてもカジュアルです。唯一、ホントに一点だけ「まいったなぁ」と感じたのが、紙面構成の段組。ジャンルに関係なく上下二段組や三段組はいいのですが、随所に文字ポイントの小さい五段組があって…。正直お目目がしんどかったです泣。

     並行読書が苦手な私ですが、他の小説等を読みながら、少しずつ(拾い読みすることなく全部)約1ヶ月超を要し読み切りました。達成感がありました。
     時々行く書店にバックナンバーが置いてありラッキーでした。この後もゆっくり追いかけたいと思います。遅きに失することなし!です、ホント。

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    2026年07月09日
  • きりこについて

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    ルッキズムなど、人の評価に左右されがちな昨今に読むのにぴったりな本でした。
    登場人物みんな好き。
    自分らしさを信じて失わず生きていきたい。

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    2026年07月08日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    この小説は手放せないな、と思った。

    ずっと気にはなっていたが、いざ読もうとは思えなくて、でも昨日突然思い立って購入。一晩で読み終えてしまった。とにかく続きが気になって、気になって…

    私も今32歳で、夏目に性格的にも似ていると思う。
    絵も描くし、何より誰かを好きになると生活が見事に崩れる。今まで自分がどうやって生きてきたかわからなくなる。
    そして、最近、間島に似た人と出会い、そして別れた。ここまで状況一緒なことある…?と、とにかくびっくりしたけど、この本は今読むべきだったのだと納得した。

    しかし、私の場合は「彼に触れたい」とは思わなかったし、むしろ触れたら何かが崩れそうで「触れたくない」とさえ思った。

    だからまっすぐに「好きだ」といえる夏目が羨ましかったが、いつまでも一緒にいたいという感情を一切抱かない瀬田との方が、結果一緒にいるんだよな、ってことが皮肉だった。

    人間的興味 ≒「好き」という恋愛感情
    一方的でも双方的でもどちらにしろ、
    対象の相手と“異性”であるということの歯痒さ。
    何よりも書き出しの
    『ふたりでは会わないようにしていた』
    が全てを物語っている。最高。


    「いい人」くらいに思っている方が、自分も相手も自由でいられる気もするし…
    やっぱり恋愛は難しいなとも思った。

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    2026年07月05日
  • サラバ! 上

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    面白すぎて一気に読んでしまった!
    何よりも、すべての情景が鮮明に浮かんできて、まるで自分もその場にいるかのような感じです。イランから日本、そしてエジプト。読む前は、ドラマチックな冒険のような話なのかと思っていたけれど、それよりも「日常」の方が私的には強かったです。内容は私個人の生活とかけ離れているのだけど、なんだか妙に現実的で、自分が経験したかのような感覚になりました。
    家族との関係、子供ならではの悩み、「運命の出会い」... 経験していないのにも関わらず、なんだか自分自身の幼少期からの人生を辿っているかのような一冊でした。続きが楽しみです!

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    2026年07月03日
  • くもをさがす

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    面白いとか、おすすめとか、
    そういう類の本ではないのですが、
    この本に出会い、35歳の今読めたことを本当に良かったと思っています。

    エッセイというジャンル、「病気」というテーマ、
    どちらもあまり得意としていないのですが、
    作中の会話が外国での出来事なのに全て関西弁だったり、
    想いだけではなく関わる人とのやりとりが沢山盛り込まれているところもとても読みやすかったです。

    この本を読んだことで、自分の中でこれから過ごしていく時間をもっと大切に大事にしたいと思いました。

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    2026年07月01日
  • きりこについて

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    ネタバレ

    たまたま本屋で見つけてジャケ買いしたんだけど、買ってよかった!!
    どこを読んでいても飽きずに楽しめた作品だった。
    どの登場人物も特徴的で面白かった。

    読んでる時何回も思ったのは、ねこって偉大やなあ、ってこと。ラムセス2世みたいなねこ、欲しい。ねこの「おぼんさん」って名前がとても可愛らしくて、好き。それと、文字で大阪弁とか関西弁を書かれるといつもはうっとおしく感じるのだけど、この作品ではそうは感じなかったなあ。読みおわって、「大好きな作品」になった。と思う。

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    2026年06月21日
  • うつくしい人

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    ネタバレ

    あーやっぱり西加奈子さん好き!!

    「吸収すること、身につけることだけが、人間にとって尊い行為なのではない。何かをかなぐり捨て、忘れていくことも、大切なのだ。」

    マティアスの母親を感じる描写好きだった。
    坂崎がいれたビールのみたいなあ。泡なしで!

    直島?かな?あのへんよね?

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    2026年06月21日
  • ふくわらい

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    主人公の女の子、天才だなー。いや、天使だね。言葉が全部真っ直ぐ、お腹から出てくる。そしめ、非二元。だから、この世に馴染むのに、時間がかかったんだね。
    河合隼雄物語賞、すごいな。バンザイだな。

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    2026年06月17日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    西さんの本、重く、するどく、刺さる

    ずっと、わかりやすく救われた結末が見たいと思いながら読んでいた
    適切な救いと、適切な絶望と、適切な希望

    おかしい、と思うことを、放棄してしまってる部分がある自分や世界にふと、気づく

    わたしの闘いは?

    小泉今日子さんとの対談までも含めて素晴らしかった
    わたし自身、自分が傷ついたり苦しむだけではなくて、人知れず傷つけたり追い込んでることもあるということに、自覚的にならねばと。
    優しい人間に、大人になる、とか、そういうことではなく、自分がしてるであろうことが、自分が憎んでいる世界と瓜二つだったこと。

    自分の息苦しさが、自分からきている部分もあることの、自覚

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    2026年06月14日
  • さくら

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    西加奈子さんの作品は2冊目だったんだけど、
    文章が読みやすくて、心にすーっと沁みてきて、
    だいすきになった。
    誰がいてもいなくなっても、愛は身近にある。
    そうわかってはいても、いなくなる悲しみ、
    喪失感は計り知れない。拭えない。
    だからこそ、愛するって尊いのかな。
    実家の猫ちゃんも家族も友人も全員まるっと
    もっと愛したくなった。

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    2026年06月12日