西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 中

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    中巻も面白いのだけど、主人公歩がちょっと腹立つ。
    いつだっていい子ちゃん狙いでずるい奴。

    宗教や性別、普段の生活で自分に関係ない限り踏み込まない、見ない、分野がとても身近に考えさせられる。
    腹の立つ歩ではあるけど自分だって直接関係なかったら歩のように単なる傍観者や触れないように過ごしている人間かもしれない…
    と思うとこのズルい、という感覚は案外多くの人に当てはまるのかも。
    と、自分にも残念に思う…。
    と同時にスグの意見は公平ですっとする。
    こういう風に考えられると人を尊敬し、大切にできていて良いな、と思う。

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    2026年01月06日
  • 円卓

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    小学生3年生のこっこにとって"人と違うこと"はかっこ良くて特別なのだ。しかし、純粋に世界を見つめたあの頃は過ぎてゆく。他意に気づいたり、違和感を感じたり、彼女たちの成長過程に心掴まれる。私にもあったであろうその感覚はもうない、大人になってしまったことを実感する。

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    2026年01月04日
  • GOAT

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    ふだん読まないようなジャンルや作品や作家に出会うことができてとても良かったです。

    どれも面白かったですが中でも好きだったものは以下です。
    チョンセラン「私たちは愛を失ったことがあるだろうか?」
    小川哲「嘔吐」
    芹沢央「念のため」
    ワクサカソウヘイ「二番目のアイスを教えてください」
    GOAT歌会「軽井沢で愛を詠む」とくに高瀬隼子
    島本理生「愛することを知らない子は」
    冲方丁「終末の愛」
    葉真中顕「五十歳、ロスジェネ、ギバーおぢ」
    チョンヨンス「未来のかけら」
    戸田真琴「かつて私のものだった男の子たち」

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    2026年01月03日
  • i

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    ネタバレ

    毎日世界のどこかで争いがあり誰かが死ぬ。誰がいつどんな形で生涯を終わらせるかそれは誰にも分からない。自身の境遇について欲を言えばキリがない。しかしこの世に生まれて好きなものを食べて屋根のある場所で寝れて好きな人と過ごすことができていることに感謝。親ガチャ、上司ガチャ、皆それぞれ思うことはあると思うが必死に生きて幸せを噛み締めたい。全て思い通りにはならないけどあなたを愛した人はこの世に存在する。生まれてきてくれてありがとう。

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    2025年12月31日
  • うつくしい人

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    ネタバレ

    わかる、、考え過ぎて捻くれてて可愛くないなって、でも相手を気遣うような素振りしてみたりして
    パンパンになって泣いて発散、よく分かりすぎる
    ゆりちゃんは2人に出会えてよかった。出会って、へんに関係が続かないのも良かった。
    旅の良さってそこにあるかもと思いました、私も海と山しかないようなとこいこかな。

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    2025年12月29日
  • きりこについて

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    ネタバレ

    むちゃくちゃよかった!!!!可愛くて賢くてちょっと抜けてて、猫は最高
    猫が悪く聞こえることわざを使うのは避けたい。世界は、肉球より、まるい

    よかったとこ
    「猫たちは、月の黒い部分を知っていたし、毛皮を撫でる風の体温を知っていたし、甘い匂いのする土を知っていた。それは人間たちのまったく知らないことだった。そして、猫たちは、言い訳も嘘も為りも虚栄も強欲も知らなかった」

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    2025年12月29日
  • GOAT

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    全部読んだ。 特に小川哲さんと市川沙央さんの小説が面白かった。 芦沢央さんのも良かったな。ちょっとお母さん可哀想だけど。 葉真中顕さん『五十歳、ロスジェネ、ギバーおぢ』は叙述トリックみたいになって、ん?となったけど最後一気読みだった。 大木亜希子さん『御伽の国のモアとトト』も好きだった。 そして野﨑まどさん『山羊と七枚』もドグラマグラで笑った。

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    2025年12月24日
  • サラバ! 下

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    最後にやられた!
    のめり込んでしまった

    姉、元父の帰国後の東京生活
    歩もまたフリーライターとして
    順調に見えた

    姉のおかしな表現方法が
    世間の話題になり
    歩が苦悩する中
    祖母の死、矢田のおばちゃんの死
    母の再婚
    父の出家
    その後
    姉の放浪の旅が始まり
    歩の周りも変化していく

    姉が帰国した時の変化が
    凄すぎて
    歩に同情してしまった
    それはないよね!
    今、あなたがそう言うかあ?
    はたして歩の運命はいかに
    家族はどうなっていくのか?
    最後はそーかそーなのか
    と、涙が溢れてきた
    そもそもそこなのですね
    心にズシンときた
    まるで、自分に問われているようで
    しばらくぼんやりしてしまった



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    2025年12月23日
  • GOAT

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    小説、詩、エッセイ、短歌、普段手に取らないジャンルも読んでみると面白く、初めましての作家さんの作品に興味を引かれて過去作品を調べたり、まだまだ新しい読書の世界が広がっていくのを感じました。

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    2025年12月19日
  • うつくしい人

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    羊文学のモエカさんがアップしてたから読もうとしたのがキッカケ

    主人公が小さなミスで仕事を辞め、離島で自分について見つめ直し、大切なものに気づくまでの出会いと思い出を描いた物語

    ミスを連発した訳でもないのに仕事を辞める主人公に対して、かなり理解に苦しんだ。きっと今後も!

    私は旅行したら、ホテルよりも現地のカフェとか食べ物とか人にお金をかけたいタイプだから主人公と真逆だなって思った

    現地の美味しいものを食べることと、現地の人の優しい心に触れることは、最高のリフレッシュであり最高の趣味だ!

    これからも羊文学聴き続けたい、はやくLIVEに行ってみたい

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    2025年12月18日
  • わたしに会いたい

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    女性の病気や性の問題を通じて自分の身体と向き合うことをテーマにした短編集。

    口に出すのが憚られることを西さんは逃げずに描く。(VIO脱毛とかネットのあり得ないくらいゲスイ書き込みとか) 当たり前に踏み躙られている尊厳やその大切さに強制的に目を向けさせられる本。

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    2025年12月13日
  • ふる

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    自己主張が苦手で、いつも控えめな主人公・池井戸花しすが、他者との繋がりや自分との会話の中を通して成長していく物語。過去と現在を交互に描写しながら、各シーンを通して大切なことに気がついていくんだけど、何よりこの小説を単なる主人公の成長譚としていないのは、以下の二つの要素があるからだと思う。

    ・新田人生という名前の登場人物が何度も出てくる。タクシー運転手だったり、動物園のスタッフだったり(全部他人)
    ・白いぼんやりとした塊が見えている

    どちらも直接的にそれがどういう意味なのか書かれてはいないが、事あるごとにあらわれて、花しすの人生の中で重要なファクターとなっている。あれ、何やったんやろで終わら

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    2025年12月12日
  • うつくしい人

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    初めての西加奈子さん。
    うらすじを読んで自分の境遇?性格と共通点を感じて読んでみた。
    百合の性格ほど気にしいではないけど、ないからこそわたしだけじゃないんだと安心した。
    百合は自分とは何かに気づけていたけどわたしはただ気づけていなくて、ころころ変わる感情に惑わされているしこの性格を嫌っている。
    いつか気づけたらいいな
    海の表現が好きで、海の見える旅館、ホテルに泊まった時のことを思い出した。朝日に照らされる海も夜の海も同じ海でも全然違って見えるよなあ。

    あとがきの西さんの言葉も好きな部分がたくさんあって西さんの人柄を好きになった。他の作品も読みたい

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    2025年12月11日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    だいぶ前に読んだけど、はっきりと読んでよかったという思いは残っている。長編でかなり読み応えがある。

    「苦しかったら、助けを求めろ。」

    助けを求められる人とできない人の違いは何なのだろう。性別がやっぱりまだ大きいんだろうか。

    「失敗したとしても、自分が自分の思考の末に得た考えを獲得したい」

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    2025年12月09日
  • さくら

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    前半の幸せな家族を描いた部分も、後半の救いようがないようでいつも光が差し込んでいるような家族を描いた部分もどちらも好きだった。
    悲しい物事が起きても、結局は残された者、受難した人がそれをどう捉えて生きていくかなんだよなぁ。明るく生きていきたい(雑すぎる感想)。
    主人公の恋愛の様子は、10代のまだ大人になりきっていない未熟さが、自分の10代の苦い思い出を蘇らせて濁音付きであ〜と叫びたくなった。

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    2025年12月09日
  • GOAT

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    発売、話題になってからしばらく経っていたけど、YouTubeきっかけで全巻(このとき3巻まで)購入した。
    読み物として、こんなにワクワクしたのは久しぶり。読みたくて読みたくて、玄関に置き配される気配をドキドキしながら待っていた。
    紙の本ファンにはたまらないよね笑
    510(ゴート)円以上の価値があることは間違いないと思う。
    現代作家の本をなかなか読めない私だけど、短編で各作家のエッセンスを味わえるのは、本当に美味しい体験すぎて申し訳ないくらい。
    雑誌名の秀逸さとか、企画の画期的さとか、時代にこんなにぴったり”ハマった”ものが生まれたときの興奮って、同時代の人間にとって勇気を与えるんだなと思った。

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    2025年12月09日
  • 私の身体を生きる

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    女性として生きて来た中での、著名&人気作家さんたちが悩みを赤裸々に綴られた連載が一冊に。

    自分が女性でいることを肯定するために背中を押してくれるような内容だった。

    無神経な数多の男性達に加害されてきた傷への癒し 自分だけではなかった、という、女友達と行ってきた、経験を分かち合って貰えることへのありがたみ

    女性の身体の不安 妊娠や性行為、体調不良、弱さ
    見た目への若い頃の過剰な拘り、ジャッジされることへの抵抗感と迎合

    まるっと。

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    2025年12月07日
  • サラバ! 下

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    無条件に面白かったです。
    生い立ちからおっさんになるまで、ひとりの人生を覗かせてもらいました。
    三巻あるので読む前は一瞬躊躇しましたが、読み始めたら止まりませんでした。

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    2025年12月06日
  • サラバ! 中

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    無条件に面白かったです。
    生い立ちからおっさんになるまで、ひとりの人生を覗かせてもらいました。
    三巻あるので読む前は一瞬躊躇しましたが、読み始めたら止まりませんでした。

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    2025年12月06日
  • サラバ! 上

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    無条件に面白かったです。
    生い立ちからおっさんになるまで、ひとりの人生を覗かせてもらいました。
    三巻あるので読む前は一瞬躊躇しましたが、読み始めたら止まりませんでした。

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    2025年12月06日