西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 中

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    ネタバレ

    歩は人のことをよく見ている。自分のこともよく分かっている。客観的に見ている。動悸は不純でも、物事を楽しんでできる。本人が意図しなくてもできてしまう。本当に上手くやっている。羨ましい。そして疎ましい。


    この小説は声に出して笑ってしまう描写がちょこちょこある。


    姉は巻貝になっていたっていうのもウケたし、サトラコヲモンサマの正体について、知った時は本当に爆笑してしまったし、でもその冗談じゃなくその名前にした矢田のおばちゃん、本当にすごいなって……悩める人が悩まなくてもいいように、信じれる対象や場所を作ってあげたこと、すごいなって思った。


    祖母が死に、母は再婚し、姉は大量の巻貝を作り、最後

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    2026年02月24日
  • GOAT

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    これで500円って満足すぎる
    読んだことない作家さんのも読めるし、
    また世界広がります。
    紙質だったりデザインもすごく凝っていて
    読んでて楽しい!

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    2026年02月22日
  • わたしに会いたい

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    くもをさがす、が良すぎて流れてきました。

    男性性を下げずに、
    性•個人そのもののあり方に
    かなり切り込んでいるような気がします。
    その上好戦的でない。
    (これはジェンダーを語る代名詞が
    私の中で金原さんだから、相対的にこう感じたのかも。)

    素朴な「なんで?」から生み出される短編集。

    個人の闘病体験も色濃く反映されているな、と感じました。だからこそリアル。でもちゃんとフィクション。

    闘病は凄まじいものだったんだと思う。
    耐え難い体験を通じて、本作が生まれ、
    世間に一石を投じるような素晴らしい作品が誕生する。
    そして改めて考え込む読者。

    こうやって考える機会を足がかりに
    人類は進化をして

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    2026年02月22日
  • きりこについて

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    自己肯定感低めで人の目が気になるって人& 猫好きな人に是非読んでもらいたい!
もちろん私もその1人ですが、とっても良かった!
容れ物ばかりにとらわれない生き方したいですね
前向きになれる作品です。
面白かったです♪

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    2026年02月21日
  • きいろいゾウ

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    ツマの世界観が好きだった。
    脆く、儚く、美しい感性の女の人だと思った。
    ムコさんの背中の鳥を見たいと思った。
    読み進めるとアレチさんも洋子も駒井さんもみんな知り合いみたいに感じた。

    西加奈子さんの小説を書く言葉がいつも刺さります。ありがとうございます。読んでよかったです。

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    2026年02月15日
  • うつくしい人

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    人の目を気にしながら生きていくことは決して良くない事ではなくて、逆に気にしながら生きていくことで、気付かされる自分の姿もある。主人公の自分自身に対しての考え方など今の自分と重なる部分もあってスっと読めた。ともさかさんとの対談で出てきた、「自分で不幸になれる人は自分で幸福にもなれる」その通りやなーって。西さんの生きてる"生"の部分が垣間見えてうつくしかったです。

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    2026年02月10日
  • サラバ! 下

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    圷歩くんの人生を大事に読ませてもらったような感じ。
    自分の在り方や、信じるべきものが曖昧になってしまった時に読み返したい物語になるんだろうなと思った。
    私たちは、常に他人がどう思うかを気にしすぎて揺らぐことも多いけど、本当に大切なのは、自分が何を信じていて、どう思うかなんだろうなと思う。
    ただ、その信じる何かを見つけたいと思うけど、それがどうも難しい。それは、取るに足らないありふれたなにかのようだけれど、わからない。
    本の中で、信じるものが見つからないようなら他の本も読んでみてと書いてあったし、めげずに探したいと思った。

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    2026年02月08日
  • 円卓

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    何年かぶりの再読
    相変わらず美しくて泣きそうになる
    美しいものを見て涙が出るのは西加奈子さんの小説で覚えたこと

    こっことぽっさんが永遠に仲良くいれたらいい、いれるだろうなとは思わない
    人間は子どもという期間を永遠に続けられないということを知っているからこんなに美しいと思うんだろう
    こころをむき出しにしたとき、こんなに美しいものが見えるだろうか

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    2026年02月06日
  • 字のないはがき

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    まだ字も書けないほどの小さな女の子が戦争のために家族から離れて疎開した。

    家族からたくさん愛されてきた小さな妹。
    両親の心配をよそに元気に疎開先へ出かけていく。
    その後疎開先でどんどん元気をなくしていく様子が字のない葉書からありありと伝わってくる。
    その変化に胸が締め付けられた。
    どんなに心細く苦しかっただろう。
    お母さんもお父さんも居ても立っても居られなかっただろう。

    子どもたちの無邪気さ、健康、安全基地、時には命を奪ってしまう戦争の理不尽さをひしひしと感じた。なぜ人間はそんな愚かな行為に繰り返し走ってしまうのか。

    小さな妹が無事に大きくなってよかった。

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    2026年02月04日
  • きりこについて

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    ふっと涙がこぼれ落ちるような、そんな一冊。
    自分を見失いそうになった時は読み返したい

    「自分」の欲求に、従うこと。思うように生きること。誰かに「おかしい」といわれても、「誰か」は「自分」ではないのだから、気にしないこと。

    自分のしたいことを、叶えてあげるんは、自分しかおらん。

    読みやすいし、人として大切なことがギュッと詰まっていた。

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    2026年02月03日
  • i

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    ネタバレ

    主人公のアイの複雑な生い立ちや繊細な性格について考えさせられた
    世界中で起きている様々な災害、戦争、事件、宗教対立について自分ごととして調べてみようとおもった

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    2026年02月01日
  • サラバ! 中

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    サトラコヲモンサマ、、
    人の心の支えになるもの、たいそうなものでなくていい、信じられるものなら何でもいい、自分たち人間では手に負えないこと、自分たちのせいにしていては生きてゆけないこと、それを一身に背負う存在、 きっと必要なものだろう。

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    2026年02月01日
  • i

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    ライアンクルディの写真は初めて見た。知らなかったけど、衝撃的やな。恵まれてる人だから、些細なことで悩んじゃいけないとかいうのはきつい、みんなそれぞれそれなりに地獄を抱えている。

    P115 アイはますます内向し、内向した世界は日々豊穣になった。
    p315 自分の手柄でもなんでもないのに、いい家に住んでることがすごく恥ずかしかった。
    p317 今の自分の幸せを願う気持ちと、この世界を思いやる気持ちは矛盾しない。

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    2026年01月31日
  • サラバ! 下

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    上中巻を読みながら「三人称視点の主人公語りで不思議な書き方するな」と思っていたが、これを自叙伝と言うのか。気づいたら時制が現在になっていた。
    徹底的に受け身で芯の無かった歩が、自分の信じるものを見つける過程に説得力があった。「空船」を想起したが。

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    2026年01月27日
  • すきが いっぱい

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    詩人、谷川俊太郎と作家、西加奈子の詩のやり取り。
    挿絵は西加奈子作。


    詩の感想は難しいです。
    パッと読んだ印象で、谷川俊太郎さんの詩は、あっさり簡潔な言葉でギュッと個人に集約されるイメージ、西加奈子さんの詩は割と普遍的、全体に広がっていくような詩だと感じました。

    谷川俊太郎さんの詩をじっくり見ていて。
    全角スペースを空けている詩はよく分かりますが、よくよく見ると半角スペースを空けている詩があって、その緻密さに感動しました。

    一番最後の「すき」の詩は、分かりやすい全角スペース、最後は改行して「すき」と一言。ずっとジンと心にきているものが最後でギュッと、すき!そう!好き!って心がギューっと

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    2026年01月27日
  • i

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    路上生活者の方にお弁当を配るボランティアをした後に、一緒に参加した友達と夕食を食べた日のことを思い出した。ご飯は美味しかったけれど、会計が自分が思っていたよりずっと高くて、後から少し高めのお店であることを知った。痛い出費に苦い感情を覚えると同時に、今晩の食事代でどれだけの人々の健康的な食事を用意できただろうと考え、ずーんとした気持ちになった日。自分は偽善者なのではないかと思ったりした。
    今日も世界でたくさんの人が紛争、虐殺で亡くなり、それを私は安全な場所、あたたかくて広い家の中でニュースを見て知る。私は暴力的な構造の世界の中で生きていて、今日も誰かの暴力の上で生活している。それに自覚的でありな

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    2026年01月26日
  • サラバ! 中

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    上巻(1、2章)で蒔いた種が芽を出して来ているような、いわゆる伏線回収が上手い。阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件のような過去の出来事と、それによって揺り動かされる登場人物たちの心情のリンクが自然で、実際に生きている人間のリアリティがある。

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    2026年01月25日
  • サラバ! 下

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    めちゃくちゃ感動しました。歩がメインですが、貴子、圷家、今橋家、須玖、ヤコブ、鴻上、他にも色々な人たちの生き様に感動したんだと思います。いやー、面白かった。

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    2026年01月24日
  • サラバ! 中

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    中巻も面白かった!♡
    須玖っていう友達に出会えてよかった。わたしもそんな友達がいるから歩むの気持ちすごくわかる。

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    2026年01月23日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    ネタバレ

    暗い。いろんな感情に息が詰まりそうで涙が出た
    幻想的でミステリアスで良かった
    読み終わってからずっと余韻が抜けない

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    2026年01月24日