西加奈子のレビュー一覧

  • ふくわらい

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    途中から一気に読んでしまった。
    グロいけどそのグロさ以上にひとがどう世界を捉えるのかひとの人類学というか人間学みたいな視界を広げてくれる作品だった。西加奈子さん恐ろしい!!どうしたらこんな作品が書けるのか。。。

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    2025年11月07日
  • サラバ! 中

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    上巻はなんとなくありうるなあとか、登場人物に共感したりしていたけど、今回の話はあまりにもドラマ的展開が続いていて複雑すぎた。小説としてめちゃくちゃにおもしろい。

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    2025年10月27日
  • わたしに会いたい

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    (あなたのなかから感想)
    「がん」が一人称で語り部をやっていたと判明するのがいい。自分は今まで自分の身体も「私」という一人称に含まれると考えていたが、この話では「がん」という自分と呼べるかグレーな存在が体の中から自分のことを二人称呼びしてくる。大腸菌とかミトコンドリアとかの共生生物(?)からしたら「私」も「あなた」なんだなと思った。人間の生命を蝕む悪というのが人間から見た「がん」だが、「がん」はただそこに存在するだけで、その善悪は人類が勝手にラベル付けしたものだという当たり前のことに気付く。
    自分はまだ「がん」を意識せずに生きているが、死にたいほど辛いのに死ぬのが怖いというのが自分がやがて味わ

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    2025年10月20日
  • GOAT

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    神文芸誌が誕生。
    もうGOATなしでは生きていけない身体になってしまいました。
    私にとって何が神だって、基本的に読み切りを前提とした作品集になっているところ。

    ずっと文芸誌というものに憧れはありつつも、でも文芸誌って連載ものが基本で、途中参加したい新参者はちょっと入りにくい仕組みになっていると思うんです。

    かといって、バックナンバーを漁ろうにもそこにはやっぱり過去の連載作品が絶え間なく続いているのであって、その続きを読むためにバックナンバーを、、、という夢幻スパイラルに陥ってしまう。

    そんな中で新文芸誌の誕生に、ついに一から連載を追える、文芸誌に手を出せるぞ、と思ったらそれ以上の衝撃、す

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    2025年10月19日
  • うつくしい人

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    とても好きだった、何度も読み返したい
    置いていく、っていうのがすごく良かった
    たまらないくらいしんどいことばかりだけど、その度ごとになんとか乗り越えていくしかなくて、この先もそうやってどうにか生きていくんだろうけど
    そんなことがあるたびに読みたいと思った
    同じ星の元に生まれた人に紹介したい本

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    2025年10月18日
  • ご本、出しときますね?

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    BSジャパンのテレビ番組の書籍化。オードリー若林さんがMCする番組が好きな自分にとっては、読み進めてると声が聞こえてきそうな錯覚に陥った。作家の知らない一面が見えてとてもおもしろかった!読んだ章の中では村田沙耶香さんの変人度が群を抜いていた笑

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    2025年10月15日
  • GOAT

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    ネタバレ

    ふだんなかなか文芸誌を読むことがないのですが、どのお話もとても面白くて興味を惹かれました。
    特に気になったのは市川沙央さんの「音の心中」です。
    ふだん読まない系統の作品なので、うまく感想を言えないのですが惹きつけられる内容でした。作中に出てきた芸術館、実在している場所なのですね。
    私にとってはまだ難しい「愛」でしたが、
    こういう愛もあるのか、と知ることができた作品です。

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    2025年10月13日
  • おまじない

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    1番心にのこったのは、孫係かなあ

    自分の感情に真っ直ぐに生きられずに相手の期待に応えようとするけどそれって中々難しい
    そして相手に対してマイナスな感情が出始めるとそう思うことすらいけないんじゃないかと考えてしまう

    けど、係だと思えば、よくできたら係の仕事だと思えば全て楽になる

    マタニティも心に残った

    周りからどう思われるかなとか弱いままって良くないと思いつう上手く生きていけない

    今日会社の帰り道に、車椅子のおばさんを引いて駅まで送った。
    その時、周りから偽善と思われるかなとか、私は車椅子を引いてる自分にいい事したって満足してるんじゃないかとか考えすぎちゃった。

    けどよくよく考えてみ

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    2025年10月07日
  • うつくしい人

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    すごい刺さった。
    承認欲求だったり、人にどう思われるかを考えちゃうことが多かったのでこの本のおかげで私もその島に行けた気がする。マティアスとバーの坂崎さんに会ってみたい。

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    2025年10月07日
  • わたしに会いたい

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    2025.09.30
    結論 :55歳男子のワタシが、女性を理解しようとする歩みはこれからも続けないといけないなと感じた。
    「あらた」と「チェンジ」の2作が特に余韻をもたらした。
    自分が男で大変だと思うことよくあるけど、女性はワタシよりもっと女は大変だと日々感じて生きている。

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    2025年09月30日
  • 炎上する君

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    ネタバレ

    足が燃えている男に恋をして、当然のように自分の足が燃えているのが面白かった。

    他人と等間隔で生きる、傷つかないように生きることが望んでいることなのか?という言葉が印象的だった。
    自分は「地上」で傷つくことを恐れずに生きたい。
    超自然的な風船としてただ浮遊したくはない。

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    2025年09月30日
  • さくら

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    西加奈子さんの作品は、本当に心揺さぶられます。
    この作品もそうでした。
    家族に最大の不幸が起こり、家庭内が崩壊していく中、犬という愛の存在に救われる。
    私の家にも犬がいます。本当に癒されます。
    純真無垢な愛の存在の犬、尊い生き物です。

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    2025年09月25日
  • 私の身体を生きる

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    様々な『自分の』性との向き合い方について書かれている。メタ的な性との向き合い方でないのは、女性の作家たちだからだと思う。
    女性も誰かの性を搾取することもあるだろうが、しかし圧倒的に搾取される側であり、自分の生命と性とが紙一重に近い存在だと思い知る。
    アンソロジーの最初の島本理生さんの作品が個人的ににとても響いた。
    なぜ自分の性と向き合うだけで傷ついてしまうのか。男性も同じなのだろうか。傷ついたことを思い出さないで自分の性について語れる人間がいるならば、どんな人生なのか知りたいと思う。

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    2025年09月20日
  • きりこについて

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    小さな悩みが気になり始めた時、行き詰まった時に読みたい〜〜
    所々、経験したことが蘇って読むのがほんの少ししんどく感じてじわりじわりと読んでた

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    2025年09月13日
  • GOAT

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    大好きな尾崎世界観の名前があったから買ったんだけど、まずはありがとう。このご時世にこの価格でこんなに素晴らしいものを出してくださって。今まで読んだことないジャンル、読んだことない方の作品を知れて良かった。昨日の夜、悪の方も買いに行った。ゴートくん可愛い。
    『終末の愛』、すごくよかった。そしたら次に来た『五十歳、ロスジェネ、ギバーおぢ』でもっと持っていかれた。なんだこの衝撃は…

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    2025年09月05日
  • ふくわらい

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    ヴォーグプレゼンツの西さんのラジオを聴き、こちらを読む流れに。
    するすると溶けていくように読みやすく、登場人物やストーリーの濃さ、人間模様、心の動きや傷、あらゆるものをすんなりまとめ上げている一冊に満足。
    何か自分は人と違う、とか生きづらさを感じている人は、この本を読み終わった後に少し気持ちが軽やかになるんじゃないだろうか。
    個人的にとても好きな主人公です。

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    2025年09月02日
  • GOAT

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    初文芸誌!カルチャー要素がたっぷり詰まった新世代文芸誌って感じなんかな?
    短いながらに猛烈な印象を残す文章たち。
    言葉を紡ぐ人たちに脱帽。

    特にコンビニアイスの話好きだったな〜♪
    1個目はスーパーカップのチョコで2個目はサクレな私。本命は濃厚で王道なガッツリメンで、浮気相手はサクッと爽やかで後味を残さない人かぁ〜(とかね

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    2025年09月02日
  • 炎上する君

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    かなり好き。

    短編集で、深く意味を考えてもいいし、考えずにサラッと読んでもいいのが贅沢。

    中でも風船の話が好きだったかな。
    気軽に読めるし、何回も読み返したくなる。そしてまたその時にじっくり考えてもいいし、考えなくてもいい、

    好みの作家さんに出会えて嬉しい〜。

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    2025年08月26日
  • ふくわらい

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    西加奈子さんらしい生命力とエネルギーに溢れた作品。この方はきっと人間が好きなんだと思う。
    どんな人物を描いても必ずエネルギーを感じるから、社会的には成功していない人を描くときの方が何も持っていないからこその人間本来の生命力、エネルギーというものが伝わってきて、とても良い。プロレスラーの守口廃尊のキャラクター、よかった。
    本作はストーリー自体は淡々と静かに進んでいくけど、静けさの中に力強さを感じるからか、先を読みたくなってしまう。
    美人同僚の小暮が居酒屋でギャグみたいな「先っちょだけ」を哲学的に解釈してるところ、よかったな。
    あと定は世界に恋をしていた。のところ好き。世界に恋して世界を愛して生き

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    2025年08月21日
  • 円卓

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    うるさいぼけと反射的に先生にまで言ってしまうこっこ最高だった。ぽっさんの賢くて聡いところ、吃音だけど心の中では流暢で冷静なところ好き。神目線で物語が進んでいてツッコミが多いところが面白かった。こっこのお母さんが妊娠した時、子供が生まれることを手放しに喜ばないといけない雰囲気が嫌だというこっこの気持ちが少し分かるような気もする。

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    2025年08月17日