西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 上

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    圷家の家族の物語。父の海外赴任先であるイランやエジプトで過ごす日々。問題行動ばかりの変わった姉と両親の関係。そんな家族の中で育った僕。上巻だけでもかなりの濃さです。おもしろくて一気に読みました。

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    2025年05月10日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    自分の考えの中に沈んで抜け出せなくなった時、周りの人に助けを求めて視野を広げれる柔軟さを持ちたいと思えた。
    今の苦しさを救ってくれそう。

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    2025年05月10日
  • i

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    西加奈子さんの作品の中で断トツで好きな一冊です。
    世界で起こる悲惨なニュースを拾っては自分のことのように心を痛めるアイ。
    精神的、身体的にも弱ったりしながらもどの瞬間も自分や周りの人を大切に思い、ありのままを受け入れていく姿に本当の愛とは何なのかを教えてもらったような気がしました。
    なんども読み返したくなる一冊。

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    2025年08月15日
  • 舞台

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    4.5/5.0

    葉太、「人間失格」を愛する29歳男のニューヨーク一人旅。
    強烈に周りの目を気にし、自分自身の目を気にし、「はしゃぐ」ことを心から軽蔑する葉太の痛切な苦悩が葉太自身の過去も交えながら語られる。
    自分を客観視出来るからこそ、そういった冷静な分析が出来てしまうからこそ感じる自意識に凄く共感する。
    そして、これだけ他人や世間を見つめられているのに、自分は特に何も行動を起こせていない葉太の姿にも個人的に凄く重なる部分があった。
    西加奈子さんはこういった繊細な人間を描き出すのが本当に上手い。

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    2025年04月24日
  • ご本、出しときますね?

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    いやー、面白かった。
    オードリー若林と作家二人との鼎談のテレビ番組を書籍化したもの。
    出演者の内面が見られるけれども、それが静かで、ただただ真面目な雰囲気な物ではなく、明るく面白い。作家というイメージは真面目で物静かで取っつきづらいなんて思っている人も居るでしょうが、そんな人こそこれを読んでみて欲しいです。
    作家だって明るく面白い普通の人なんだと思えます。
    でも、やっぱり何かについて考えたり、それを表現する事はとてもすごいと思いました。
    そんな人が3人も集まってトークをするんだからそれはそれは面白い。
    色々と読みたい本が増えました。

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    2025年04月05日
  • 円卓

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    イマジン

    孤独ってみんなが私のことをわかってくれないときじゃなくて、
    私がみんなのことあなたのこと全然知らんわからんと気づいたときに感じるんだなあと思った

    こっこもぽっさんもみんな
    愛おしい

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    2025年04月04日
  • 地下の鳩

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    以前読んだ通天閣を思い出す作品でした。大阪の場末の飲み屋街で暗い過去の生い立ちと現在で藻搔く人間模様にひきこまれます。また西加奈子さんの作品にハマりそうです。タイムカプセルがおすすめです。

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    2025年04月01日
  • さくら

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    あなたは、『犬』が好きでしょうか?

    古来より人と深い関わり合いの中に生きてきた『犬』。このレビューを読んでくださっている方の中にも『犬』と共にある生活を当たり前のものとされていらっしゃる方も多いと思います。2023年時点で684.4万頭という飼育頭数が掲げられもする『犬』。

    そんな『犬』は小説にも数多く登場します。18歳の青春を駆け抜け大人になって行く高校生を見続けた『犬』のコーシロー視点で描かれる伊吹有喜さん「犬がいた季節」、幼き頃飼育していた愛犬ロクジロウを思う気持ちに今を重ねる高瀬隼子さん「犬のかたちをしているもの」、そして”どうぞよろしく、と付け加えたら、仔犬はぼくに向かってひと声

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    2025年03月29日
  • サラバ! 上

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    一人一人が個性的な家族。エジプトでの独特の生活。
    濃くて胸がいっぱいになる感じがしながら読みました。
    生きづらさ。家族のそれぞれの葛藤。家族の形、家族ってなんだろう、としみじみ考えたり。
    中巻が楽しみです!

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    2025年03月28日
  • わたしの名店

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    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

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    2025年03月24日
  • ご本、出しときますね?

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    あっという間に読んでしまった!

    本当に面白い、変わり者の集会
    みなさん一つ芯があるように感じる

    確かな言葉の重みがあって、
    そのリアリティーさが心地良い

    また読み直したいと思た

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    2025年03月16日
  • さくら

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    知人にすすめられて読んだのですが、なんだろう、言葉でうまく表せないんだけど、なんだかすっと心の隙間を埋めてくれたような作品でした。とてもチープな感想でしかないのでだけど、人生いろいろあるよね。楽しいことも、嬉しいことも、悲しいことも、悔しいことも、理不尽さに怒りたくなることもあるし、大泣きしてヤケクソになりたいときもある。でも日々は変わらずやってくるし、過ぎてゆく時間の中で思い出となる感情もある。ずっと同じ感情を抱き続けることはできないから、情熱は燃やし続けないといけないけれど、悲しい気持ちもいずれは薄らいでいく。そんな当たり前だけど、大事なことをなぜか気づかせてくれた作品でした。

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    2025年03月08日
  • きりこについて

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    ルッキズム、フェミニズム、マチズモ、自己肯定などけっこう重いテーマが、西加奈子さんのエンタメ力によってつながり、圧巻。
    猫は本当に偉大。

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    2025年03月03日
  • きりこについて

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    ネタバレ

    "きりこはぶすである"という出だしで始まる。きりこは"ぶす"な容姿でありながら両親からの"可愛い"という言葉を沢山浴びて育ち、小学校高学年まで自分のことを"可愛い"と信じて疑わずにいた。ところが初恋の男の子に"ぶす"と言われてその魔法がとける。人の内面と外見への囚われ、人1人の人生、そして物語の重要な役、ねこのラムセス2世の存在

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    2025年02月22日
  • さくら

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    ネタバレ

    勧められて読んだ本だけど、
    誰かに勧めたい1冊。

    くすっと笑える表現をしながらも、
    やわらかな世界観がすっと入ってくる。

    長谷川家の、一見おだやかな日常。

    三回イキんだら、すろんと出てきたミキ。
    妹にどうやっておしっこの仕方を教えようか悩む薫。
    向日葵が太陽に向かって伸びていくように、人気を集める兄、一。
    誰かにわき腹をくすぐられているみたいに、いつまでもくすくすと笑う、何か大切なことを言うときは、いつも少し失敗してしまう、子どもみたいな男、父。
    笑うときはいつも目尻を下げて、その柔らかな曲線がそのまま水平線にまで届きそうな母。
    庭で、こっそり恥ずかしそうにおしっこをする、でも家族にバレ

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    2025年02月17日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林と20人の作家がマイルールについて語る大人気番組を書籍化
    目次を見てこれは買わねばと即決。執筆についてだけではなく、プライベートな話も盛りだくさんで、面白くてついついにやけてしまう..
    村田沙耶香さんには怒の感情がなく、小説を書く時◯の感情に浸っているとは...
    (◯が何かは読んで確かめてください〜!)

    作家さんに興味を持って、その方の作品を読みたくなる...新たな出会いのきっかけになる一冊でした!

    ぜひとも朝井リョウさん、柚木麻子さん、窪美澄さんの同期対談を読みたい。第2弾もお願いします!

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    2025年02月17日
  • 炎上する君

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    「炎上する君」
    人間として相手を好いて、人間として相手から好かれたいという欲に、もっと素直になってもいいと思えた。今なら少し、胸を焼く火を肯定できる。

    「舟の街」
    泣いて眠れない夜が続いていたこと、窓を開けると体が風に包まれて世界との境界がなくなったこと、夜に人と話すようになってからすんなり眠れて朝まで起きなくなったこと。追体験をしているようだった。声に感じた安心感は、きっとこの街のような表情をしていた。

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    2025年05月13日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    ネタバレ

    文章が綺麗。読者の文学力とも呼べるような想像力を持って、より深みの出る作品だと思った。

    ハルナ、ナツ、アキオ、トウヤマという春夏秋冬に関する名前のついた2組のカップルが軸に物語が進む。
    もう一つ重要なピースである牡丹の女。牡丹の開花期は春である。

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    2025年02月16日
  • きりこについて

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    ネタバレ

    たしか高校生の時に、つまり今から10年ほど前に読んだきりで、主人公がぶすで可哀想な人生だった、という記憶しかない状態で、ルッキズムについて深堀したくなったのでもう一度読んだ。
    展開が覚えていたものと違いすぎて、当時の自分が何に興味があったかがぼんやり浮かび上がってきて恥ずかしかった。
    ブサイクは幸せになれない、というような、そんな残酷な結末で覚えていたということは、私はそれをどこかで望んでいたのかもしれない。それはブサイクであると私が思う私の顔を何とかしようと、可愛くなろうと注いだ時間を否定したくなかったからだし、その時間があれば私はこんな人になれていたかもしれない、という希望を捨てたくなかっ

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    2025年02月13日
  • きりこについて

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    きりこが己の容姿の醜さに、ある時を境に嫌でも気付かされてしまう胸が痛くなるお話ですが、猫目線の話を交えたり、軽くコメディチックな語り口で重くなり過ぎなくて、たまに笑ってしまう所もありスラスラ読めました。

    きりこが大好きな男の子に「ぶす」と初めて言われたことをきっかけに始まってしまった10代の絶望的な時期を乗り越え、心が大きく成長したきりこの行動に胸を打たれ、心優しく強いきりこの事が少しずつ好きになっていきました。きりこを真っ直ぐに愛し続けた両親や、きりこと共に成長することが出来た人々も大好きです。

    自分のやりたい事や本当にしたい事を見失いがちな社会だと思うので、自身の欲求に応えてあげる時間

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    2025年01月29日