西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 下

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    上中下巻からなら壮大な歩くんの半生記。読みやすいストーリーと「これでもか」というくらいの個性的なキャラクター群に引っ張られ、速攻読破!誰しもが悩む「じぶんの指標」について考えさせられる。「10代のうちに読んでほしい!」とオジサンからのオススメです!

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    2026年04月18日
  • サラバ! 下

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    宗教、生き方、信ずるもの。それぞれの人生において見えないけれど非常に大切なもの。
    人ひとりの人生を追うことって、本当に面白い。それぞれにドラマがある。
    争いを避けるために中立にいる。それによる存在を消してしまう能力。それは相手を思いやりながらも、結果的にはいつまでも使える方法では無かったし、積極性が無いがゆえの受け身な決断には自分の気持ちが無いという負の部分ともなった。
    にしても主人公の深い自叙伝、回想録であった。

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    2026年04月08日
  • きいろいゾウ

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    西加奈子さんの紡ぐ言葉がとても好きで、付箋だらけになってしまった…笑
    幸せって普通のことでいいんだなぁって思い帰らせてくれるお話です。

    ぜひ解説までしっかりと読んでほしい!!

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    2026年04月07日
  • i

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    ネタバレ

    アイに限らず、人は生きる権利・目的・根拠を求めていると思う。望んだか否かにかかわらず、それは強いほど、長続きするほどよい。
    血のつながりは生まれてきたのは正当性を担保するため。
    震災の渦中に自ら残ったのは、不幸な運命に自分が選ばれたと証明するため。

    しかし当事者性を持ったにもかかわらずアイが激しく苦しんだことがある。流産である。
    そこでアイは、不幸の当事者でありたいと願うのは傲慢であったと心から理解する。世界中の死者数を数えて苦しみを摂取していた彼女は、たった一つの命が消えたことに絶望した。
    さらにアイにとって理解できないことが訪れる。ミナが中絶することを打ち明けた。アイは非常に大きな怒りを

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    2026年04月07日
  • サラバ! 中

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    この巻良かった。宗教について不思議に思っていたことの答えが分かった気がする。
    自分で自分が信じるものを見つける。
    これだと思う。みんな多くの人がその時代、その時代、不安で厳しい生活しかない世界だった。だから、外にすがれるもの、心の拠り所となるものが欲しかったし、必要だったんだ。あとは、今現代より見えないものを信じる気持ちが今よりはるかに純粋だったとも思うし、大きくなってからも親への従順さとかも違っただろうし。そして、自分が信じたものが間違いだったなんて、そうそう信じられないし、自分の信念みたいになってからはそれを手放すのはかなり難しいからね。他人に無理強いさせなかったとしても、ある意味心を囚わ

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    2026年04月06日
  • 私の身体を生きる

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    個人的にはむっちゃ面白かったが、娘を持つ父親としてはマジ複雑。危険すぎるやん、満員電車に乗せられないし、共学にも入れられない。とかやってると箱に入れすぎて社会に出て路頭に迷う。
    特に若い女性は希少性が高いし、あらゆる年齢層の男性から性的視線を向けられるキモさ、精神的苦痛は想像してもキツイ。
    しかも性被害に遭えば一生悩まされるし、キモい男性、痴漢は一定程度発生して避けようがないとしたら、。地獄に落ちないようにだけはしっかりと自衛せなあかんよな。

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    2026年03月31日
  • サラバ! 下

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    歩の成行とそれを励ます姉という、今までの話から予想外の展開に胸を打たれた。
    そのあとの父母やヤコブ再会も大きなポイントだと思うが、個人的に一番きたのはそこ。
    凄いスケールの話で読み応え抜群。
    左足からはじまり左足で終わるのも見事。
    凄い神様だ。

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    2026年03月27日
  • きいろいゾウ

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    終盤ムコさんが、当たり前にボタンを直してもらおうと考えてたところがお互いの愛を感じてすごくドキドキした

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    2026年03月23日
  • i

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    自分の中で苦手な、痛みを感じる、ことについて向き合える本。
    心地よくはないが、それでも読み進められるのは筆者の力量も感じた。
    多様性、という表面的な言葉よりももっと繊細なたくさんの色をこの本の中に見つけられてよかった。

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    2026年03月22日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    女の体は失恋を失敗としない。恋から逃れようとする意気地のなさが、最大の敗北なのだろう

    心の底から人を好きになって、そのお陰で自由を覚えるなんて素敵
    たしかに、「恋愛の渦中にいる」人間独特の体温ってあるよねえ
    敢えて地獄の道を選ぶのもいいよね、てか分かってても踏み入れちゃうよね、その欲求から逃れられる人間なんて居ないはず

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    2026年03月20日
  • おまじない

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    ドブロブニクやばい!!!ほんまに泣いてしまう、好きかどうかわかんないけど尊敬する感情とか、自分の場所がなくなっていく感覚とか、イマジナリーフレンドが大人になっていなくなったところとか。まるで私が考えていたことを代弁してくれているようで、泣いてしまう

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    2026年03月18日
  • GOAT

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    読みやすいので、寝る前ひとつお話を読むのにいい
    様様な愛の捉え方があり、作家ごとに色んな観点があって読んでて楽しかった

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    2026年03月15日
  • さくら

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    ネタバレ

    とても泣いた。
    ミキの切ない恋心も、切なさも、家族の温かみも、一の絶望も、お母さん、お父さんの恋と、愛している人への、愛しているが故の反動の憎悪も、
    全部全部、自分じゃ受け止めきれず、どうしようもなくて、泣くしかなかった。

    サクラだけは誰に対しても平等で、いつもそこにいて、家族でいてくれる。

    愛する気持ちや大切に思う気持ち、
    愛しさがサクラというちいさなちいさな存在に詰まっている

    西加奈子さんの作品は、本当に感情に色を付けてくれて、
    読みながらぽかぽかしたり、切なくて悲しくて苦しくて胸がぎゅうっとなったり、
    この本と向き合ってるときは自分も薫くんと全く同じ気持ちを味わった。

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    2026年03月15日
  • さくら

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    ネタバレ

    先に映画を見てしまっていたので楽しめないかな?
    と、思いつつ読みはじめました。
    いやいや、そんなことはなかったです。

    三人兄妹の次男が語り続けています。
    淡々と『長谷川家』の歴史を語っていきます。
    やがて訪れる『神様からの悪送球』が長谷川家を襲います。
    淡々と語られるているのにその哀しさは凄まじい。
    やがて壊れる家族…。

    その家族を再び繋げたのは愛犬サクラ。
    ペットは家族。
    その役割はとてもとても大きかったです。

    映画よりずっと良かった!
    読んで良かったです。

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    2026年03月13日
  • 通天閣

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    ミナミで暮らすフツーの人、影の当たらない人の話。
    くさくさしてるとき、1日が長く感じるとき、毎日が繰り返しだと思うときに読みたい一冊。

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    2026年03月13日
  • わたしに会いたい

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    「チェンジ」が一番喰らいました。
    西さんの本を今になっていっぱい読みはじめたから、この方でもこういう文章を書くんだ!と新発見がありました。(感情的な文章はを書かれるイメージがなかったので、意外だったというか)

    乳がんの手術のお話も、不安を吹き飛ばすような病院従事者の方々の言動が温かくて、物語としてこちらも印象的でした。

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    2026年03月12日
  • くもをさがす

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    乳癌手術退院直後にこの本に出会えて良かった。バンクーバーにまた行きたくなった。この人の眼差しはとても優しい。日本語訳が関西弁になるのもとてもいい。カナダ人の愛、日本人の情。ものすごく納得。そして文章を書くことによって浄化されていくということを、実体験と重ね合わせてその通りと思った。これだけの友だちに囲まれるカナコ、本当に魅力的な人だと思う。他の著作も読んでみたい。

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    2026年03月10日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    とても余韻が残るゾクゾクゾワゾワする小説でした。。
    話のストーリーにはあまり関係のない猫がたびたび出てくるのが少しゾワゾワさせられました。。
    小説の文字でしか味わえない魅力みたいなものを感じました。

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    2026年03月09日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    怒濤の下巻。
    家族に振り回される美しい男の子の自叙伝のようなものと思って読んでいたのにまさか。

    「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。」

    ちょっと凄すぎて感想がまとまりません。

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    2026年03月06日
  • くもをさがす

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    乳がんを患った西加奈子さんのカナダでの闘病記。彼女の小説っていつも生命力に溢れてて、訳も分からず泣いてしまう、みたいなイメージだったけど、こちらのエッセイもそうだった。

    自分とそんなに世代が変わらず、同じような年頃の子供がいる著者が、ある日がんの宣告をされて、日常を送りながら治療や手術をしていく様が生々しく描かれている。抗がん剤治療ってこんな感じなんだ、、手術前って自分もこういう気持ちになるだろうな、、などど、初めてと言って良いくらい癌を人ごとじゃなく感じた。

    普通の日本人だったら腹が立って仕方がないようなカナダの医療システムに対し、関西弁でツッコミながら看護師と一緒に大笑いしてしまう著者

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    2026年03月05日