西加奈子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
○読んだきっかけ
白いしるしが面白く、他にも西加奈子の本を読みたかったから
○要約
周りの目を気にして消耗している32歳の百合が、突発的に仕事を辞めて田舎のリゾートホテルで数日間を過ごす。その中で出会った、くたびれたバーテンダーの坂崎や浮世離れしたドイツ人のマティアスと過ごす中で少しずつ回復していく物語
○感想
百合の性格が自分と重なるところが多く、とても共感しながら読めた(年齢が32歳というのも丁度同じだ)
周りを気にして、いじめに加担してしまうとこなどモロに自分の中学時代を思い出した。
また、細かな描写でいかに周りの目を気にしているか、そして親から経済的に自立できず そんな自分を責めつ -
Posted by ブクログ
前々から気になっていた西加奈子さんのエッセイ。
トリプルネガティヴ乳がん(と書かれてる)を患って
バンクーバーでの生活、日本とは異なった医療体制の話。
そこで働く医療従事者さんたちの話。食文化など…
もちろん闘病しているし読んでいてもきっと想像以上の辛さだったんだろうな、と思ったし
それと同時に生きたいという思いも伝わってきたし
病気の怖さ、死の怖さも。
LGBTQIA+についても書かれていて、
身体的な特徴で自分のジェンダーや、自分が何者であるかを他者に決められる謂れはない
自分が自分のことを女性だと思ったら女性だし、男性だと思ったら男性だし、女性でも男性でもどちらでもないと思った -
Posted by ブクログ
文芸誌goatで初めてこの方の小説を読んだ。
内容をしっかりとは覚えてないけど、
卑屈さというか、厳しさみたいなものを感じたことを覚えてる。
そしてこの本を読んで、
あの時の感覚を少し再確認した気がする。
直視させられているんだなと。
自分が言語化したくない感覚を言語化され、
さらに、それが愚かで恥ずかしくも、そこから逃げる姿まで見せられる。
この厳しさと恐さは確実にある。
でもそれだけじゃなくて、それらを全部抱えて乗り越えられるだけの優しさがある。
恵まれたと自覚する人間が抱える辛さと自責の念。その苦しさも奇跡への感謝も全部引き受けて手探りで歩くしかない。
これは希望の物語だと思う。 -
Posted by ブクログ
上・中・下という3部作、読むの初めてです。
読めるかな?と思ったけどこの下巻が一番止まらず早かった。
読み始めたら止めたくなくて、日常生活、仕事を挟みながらも2日ちょっとで読み切り。
貴子のキャラクター、すてき。
両親(夫婦)の過去…
何とも言えない。
けどどちらもしっかり自分の意思に従い歩んで来たんだなぁ。
「自分で見つける」
主体が自分という当たり前だけど中々出来ない人が多い中素敵だと思う。
作家さんてすごいなぁ。
こんなに人のこと分かるのね!と感心です。
腹立つ人や嫌いな人もいるし、大切な人や好きな人もいる。
色んな人が自分の過去を作ってくれてるのだな、と思うと面白い。
色んな -
Posted by ブクログ
最後にやられた!
のめり込んでしまった
姉、元父の帰国後の東京生活
歩もまたフリーライターとして
順調に見えた
姉のおかしな表現方法が
世間の話題になり
歩が苦悩する中
祖母の死、矢田のおばちゃんの死
母の再婚
父の出家
その後
姉の放浪の旅が始まり
歩の周りも変化していく
姉が帰国した時の変化が
凄すぎて
歩に同情してしまった
それはないよね!
今、あなたがそう言うかあ?
はたして歩の運命はいかに
家族はどうなっていくのか?
最後はそーかそーなのか
と、涙が溢れてきた
そもそもそこなのですね
心にズシンときた
まるで、自分に問われているようで
しばらくぼんやりしてしまった
-
Posted by ブクログ
羊文学のモエカさんがアップしてたから読もうとしたのがキッカケ
主人公が小さなミスで仕事を辞め、離島で自分について見つめ直し、大切なものに気づくまでの出会いと思い出を描いた物語
ミスを連発した訳でもないのに仕事を辞める主人公に対して、かなり理解に苦しんだ。きっと今後も!
私は旅行したら、ホテルよりも現地のカフェとか食べ物とか人にお金をかけたいタイプだから主人公と真逆だなって思った
現地の美味しいものを食べることと、現地の人の優しい心に触れることは、最高のリフレッシュであり最高の趣味だ!
これからも羊文学聴き続けたい、はやくLIVEに行ってみたい
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。