西加奈子のレビュー一覧

  • 白いしるし(新潮文庫)

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    P7 13行目
    面映い(おもはゆい)
    →相手の顔をまぶしく感じてしまうほど恥ずかしい、照れくさい。
    「映ゆし」は照り輝いてまばしい。顔を向けにくい様子。

    P10「私は自身の掲示のためにそんなことをしたのではない。ただ恋をしていたのだ」
    →髪を青に染めて登校した日。彼に夢中になって盲目になっているのを真面目な生徒が髪を染めて表現しているのが良い。とても好きなのが伝わる。

    P21 出逢って数秒しかたってないのに寂しかった
    →一目惚れ?!

    P41 絵画に対して邪魔すんなと思う。
    →感情の補填するものではないと思ってはいるが、真っ白だから入るなよ(感情)と無理してる?
    →他人の見る側の目でもある。
    筆を入れる時は1人で正直でいたい。

    P90 顔がわかる人のご飯が食べられない。責任を感じる。
    →「おいしいよね。作ってあげてる」という無意識の善意の押し付けに恐怖を感じる

    P116
    まじまといた数日間を部屋ごと、空間ごと愛し、恐怖し、部屋に触れること、影をなぞることで思い出し、
    心酔していた。
    恋心と憎しみって紙一重のようで一緒にもってて、もはやひっくるめて心酔してしまうのではないか。

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    色んな瞬間、感覚を言語化して表現していた。
    「ダメだと分かっていても恋に落ちる瞬間」
    「作品越しに触れることで「まじま」というじんぶつに触れる瞬間」
    「「まじま」といた空間ごと、部屋ごと愛す時間」
    「ひりつく様な精神を蝕んでく感覚」
    「「まじま」という真っ白の絵の具ごと愛してしまう感覚」

    1冊を通して「まじま」という人物を解読している様だった。
    底知れぬ恐怖感や自分持ってない感じはただ本人の恐怖感そのもので、種違いの妹と付き合ってる自分を助けて欲しいとまじまは思っていた。
    好きな作品があると余計にその人も好きになってしまう。

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    2026年10月10日
  • きずもの

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    西加奈子が中年を描いてくれている!
    こんなに解像度高く。幅広く。ちゃんと絶望も、そして希望も交えて。

    近年はみんな、クリーンでコンプラわかってますみたいな、パワハラしたことないですよみたいな顔でいるけど
    うちらとんでもない時代でもみくちゃになって恥ずかしいことも痛々しいこともたくさんして生き抜いてきたよな?そのときの価値観無かったことにはできないよな!?
    自分も今37歳、全然若くない世代、価値観のアップデートでだいぶ気も使ってるし右往左往してる。古い時代にとんでもなかったことはもちろん悪いよ、でもその時にインストールしちゃった価値観は無かったことにはならないよ?

    貢も、猛も美咲も善枝も、みんな変わる時代と価値観に翻弄されてて、そのどれもが正直で共感できた。(自分より10歳位上の中年のベテラン世代の予習も含めて。)

    ハルが、マチカにキキとゾーイになろうとすんな、痛々しい。みたいな目線を持ってて、それに共感しつつも、でも最後、マチカがどんなにかっこわるくても頑張って別の人間になろうとするのも肯定してる描き方があっぱれだったよな。

    以下印象に残ったところ

    ⚫︎マチカの体調悪いのをみんな全力で気付かないふりするところ、こんなに頑張ってるウチを認めろよ?と痛々しいマッカ なんてリアルだ。。

    ⚫︎人生は寂しいよね、と言い合い
    猛が貢の本を読もう、と決意するところ

    ⚫︎猛の、地元のヒーローが中年になった悲哀を解像度高く描いているところが良かった。そうか、古き概念でスターだった人は、挫折ない分、若者に無自覚にノンデリなことをいう中年となるのか。苦悩もあるよな。でも猛のピュアさというか、決して嫌な人間として描いていないところがいい。

    ⚫︎言葉の恐ろしさに着いて。
    まるで炎を手のひらに乗せているようなものだ。

    ⚫︎モテたかった。そう、モテたかったんだ、自分は。
    なんて正直な!わかるよ。

    ⚫︎頼子の巨大さ。
    頼子だけがずっと、ニュートラルで偉大な、余計な自意識のない、恥じることない人間として描かれている。彼女の内面だけがずっと謎。

    ⚫︎対照的に、見えにこだわる美咲の内面のなんと正直なことか。私も頼子にはなれない。美咲ほど徹底もできないだろうが。

    ⚫︎もうブスっていっちゃいけないんだよね?わかってる。ヤリマンもダメか〜 のよしえ!
    ほーんと!

    ⚫︎最後の最後に頼子の語りパート。とても静かな。
    スマホを置くと、毎日はとても静か。山の中にいるよう。
    その通りかもしれない。
    見なくても良いものをたくさん見て、心の中を忙しくしているのかもしれない。


    あー、西加奈子の次の本も読みたいから、もっと生きよう。楽しみだな。

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    2026年10月10日
  • くもをさがす

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    カナダでのガン闘病記。
    日本と違いすぎる医療システムにびっくり。

    もし自分なら…、不安と辛さで押し潰されてしまいそう。
    実際に西さんもどれだけ不安だったことか、と思うけれど、こんなに可笑しく書かれていると、読んでいてパワーをもらえる感じ。
    カナダの看護師さんや友人たちの言葉が、関西弁で書かれているのも笑える。

    西さんは、文章も言葉も人生も、バラエティに富んでいるな、と思った。

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    2026年10月09日
  • きずもの

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    ネタバレ

    人間と、人間関係の複雑さとか、その時その時で変わる感じ。それがすごく良かった。

    登場人物も多いし、視点もどんどん変わって、視点が変わるたびに、その人がちゃんと主人公になって。
    誰か一人の物語を中心に進んでいくというより、それぞれにそれぞれの人生があって、「こうあるべき」とか「こうしたい」とか、「これって何なんやろ」とか、右往左往しながら生きてる。

    頼子は最後までなかなか掴みきれなかった。他の人みたいに、まわりの人の言動や、自分の中での罪悪感とかに傷ついたり迷ったり、感情に引っ張られたりしている感じと違っていて、周りから見える自分っていうのとか、こうあるべきとかがないんかなって。

    SNSで貢への評価が変わっていくところも印象に残った。 賞を取った作家として「素晴らしい人」と見られていたのが、薬物や若い女性とのことが出てくれば「最低な男」になって、女性を守って亡くなれば今度は「英雄」になる。 でも、貢本人はその間ずっと一人の人間として生きている。

    人にはレイヤーがあるってところ。 誰かから見た自分、自分が思っている自分、昔の自分、今の自分。 同じ人間でも、見る人や、その人が知っている情報、その時の関係によって全然違って見える。

    遙と万千花の関係が好きだった。
    もう昔の私たちとは違うんやなってなって離れてしまうことがあるから、二人の関係は終わるって思ってた。
    でも、ちょっと待って、シバかな気が済まん!って感じの遙と、万千花がけんけん相撲をして、お互い今の自分をさらけ出して話して、昔の私たち!だけじゃない、新しい関係で進んでいく二人が良かった。

    「こうあるべき自分」に近づきたいと思うことも、もしかしたら安心したいからなのかなと思った。 こうであれば間違いない、こうしていれば大丈夫、というものが欲しくなる。 でも、人との関わりの中で、自分が思っていた自分と、相手から見えている自分が違うことに気づいたりする。 そういう意味でも、人との関係って、自分自身のレイヤーを見せてくれるものなのかもしれない。

    「人間ってこういうものです」って分かりやすい答えもなくて、それが面白かった。
    再読してまた色々考えたいと思いました。

    西加奈子さんの作品はこれがはじめましてで(恥ずかしながら!)、他の作品も読みたいと思いました!
    この()の使い方、めちゃくちゃ好きで、他の作品もそうなのか?気になりました。
    メディアでの西加奈子さんは見ていたので、痛快な関西弁で話す聡明でユニークで素敵な人!って印象で、私には難しくて、素敵過ぎて共感できるとこないかもしれん、、と思ってたけど、(実際難しくはあった!)でも、押し付けてくる感じはなくて、人間やもんなってのが良かったです。

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    2026年10月07日
  • さくら

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    私が小説からはじめて衝撃を受けてしまった本。
    小説を読み,出会ってしまった瞬間にお腹の底が震える衝撃。それを初めて感じられた。
    その震えを感じたいがためにまた小説を手に取ってしまう、その行動を、このさくらから学んでしまいました。

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    2026年10月04日
  • 舞台

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    私はSnowflake(自分は特別で傷つきやすい存在であると信じ込み、過剰なプライドにより打たれ弱い人)のお話が好きで、共感を求めてるのか定期的に摂取したくなる。
    何者でも無いのにプライドだけは高いんだよなと反省してばかりだけど、まぁそれでも良いのかなとふんわり受容できた。
    読んでよかった。

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    2026年10月03日
  • きずもの

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    人は変わる、変わるけれど
    それでも繋がり続けることができた人達のお話。

    海外と日本の価値観の違い、多様性、
    女性の生きづらさ、現代を生きる人の価値観等が
    とても丁寧に書かれて読みごたえがありました。

    表紙の猫とヤモリがかなり良いですね。
    物語後半でわかるのですが
    ヤモリには意味があるのですね。

    序盤で出てくる話の
    「サーフィンにハマってます フミ』という
    フレーズは笑ってしまうのでずるい。

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    2026年10月03日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    すでにもう一回読みたい
    でももう一回読んだらまた同じ気持ちになると思うと怖くて読めないくらい痺れた、ヒリヒリしてる、今も
    夏目と一緒に悲しくなったり、苦しくなったり、嬉しくなったりできすぎる表現力に完全に心持ってかれた
    人を好きになってのめり込んでいくのを主観的だけど客観的に見れて、ページ捲りたくない瞬間たくさんあった
    好きになるってこうなるよね〜だけじゃ済まされない誰にも言いたくないくらいイタイ気持ちも全部表現されてて苦しかった
    細胞レベルで恋してしまうと人はこうなるんだ、でも想像できるな、すごく近く感じたからこそ恐怖があったんだと思う
    枠に当てはまらない真っ白な人と私は出会ったことがあるのだと思う

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    2026年10月02日
  • くもをさがす

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    ずっと読んでみたかったエッセイ

    作者のありのままの姿が素晴らしかった
    怖いものは怖いで良い

    色々気づかされた

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    2026年09月30日
  • きずもの

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    親友、幼馴染、夫婦、姉妹…さまざまな2人のやりとりや生き方の対比がとても面白かった。

    「きずものの自分、ありのままの自分」に自信が持てず、もがく私たちにとって、そのままで生きていいと、誰もがただの人間なんだと、これほど強烈に、まっすぐに、だけどシンプルに肯定してもらえることが、こんなに救われるなんて。

    生きるって、生きてるって、すごいこと。

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    2026年09月30日
  • しずく

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    西加奈子のコミカルさとあたたかさが全開。
    一つ一つの短編が素晴らしく、かつ、短編集全体としてのまとまりも素晴らしい。
    「長編ほどの読み応えがない」のは当たり前。短編集だからね。
    しかし短編集としての魅力がものすごいと思うので星5つ!

    6つの短編はすべて「女2人」の物語。
    全て良い。「漁港の〜」を思い出させるような母と娘の物語『シャワーキャップ』も最高だし、雌猫2匹の目から飼い主カップルのドラマを描く『しずく』も素晴らしい。

    けど、ひとつ選ぶなら、恋人の連れ子マリの相手をする34歳女性の苦闘を描いた『木蓮』を挙げたい。ただただハートの温かくなる物語も良いが、西加奈子の「鋭い毒舌からのハートウォーミング」はクセになるのだ。

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    2026年09月29日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    1番好きな恋愛小説。10年ぶりくらいに読んだ。
    この10年で生活の変化は色々あったけど、これを読んで胸が熱くなる感覚には変わりがなかったことになんだか安心した。また時々読み返そう。

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    2026年09月25日
  • i

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    '「べき、ではないよ。感謝とか幸せって努力して思うことではないんだよ。自然にそう思うことなんだから。'161
    'アイはいまここに存在する自分自身を簡単に抱きしめることが出来た。ここにいてもいいのだ、という消極的な感慨ではなく、いなくてはいけない存在なのだと健やかに感動することが出来た'196
    'あんなにも愛に包まれた、喜びに溢れた幼少期をアイは見逃して来た。自分を抱きしめた綾子のあたたかさ、自分は守られていると思うより先に感じることが出来たあの瞬間を、アイは今強烈に思い出していた。あの瞬間は幸せ以外のなにものでもなかった。そして今でも自分はそれを望んでいる。抱きしめてほしい'269
    '「理解できなくても、愛し合うことはできると、僕は思う」'287

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    2026年09月21日
  • さくら

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    この本は愛の本だ。
    恋愛小説ではなく哲学的な愛の本。
    あとがきも素敵だった。

    この本を社会人の課題図書にしたら婚姻件数がぐんと上がると思う、笑

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    2026年09月19日
  • 円卓

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    なんだこの愛しいガキンチョ。って思って読んでいたら、めちゃくちゃすばらしいお話やんけ〜ッ!まじで良かった。八歳の、この一瞬を切りとるセンスよ。終始読みやすくて、テンポ良くて、でもちゃんとお話が着地してる感じも、等身大のガキンチョがそこにいたことも、とってもよかった。こんなふうに“成長”を描けるってすごいな。

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    2026年09月19日
  • くもをさがす

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    この本は手元にあったのにずっと読めずにいました。
    それはこの本の内容が「怖かった」からなのですが
    実際に読んでみると怖いどころか、「勇気」がもらえる
    内容でした。

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    2026年09月19日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    ほとばしる全身全霊の恋の表現が本当に好き。
    この熱量圧倒される。
    あなたが好き。
    なんでこんな文章が書けるんだろう、なんでこんなに燃え盛る恋の苦しみを描けるんだろう。
    好きな作品。

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    2026年09月15日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    自分が信じるものは自分で決めていいということに気づいてから、美しい御神木へとみゃくみゃくと成長していく貴子に感動をもらいました。

    一方で、幼いころに姉の苦悩から学び、受け身で上手く立ち回る生き方を選んだ歩がぶつかる壁も多くの人が共感できるところだと思います。

    皆が深く信じているものの中身が実は「空っぽ」だったということもあるかもしれないから。
    自分が信じるものは自分で決めていいし、それに対して周りがどうこう言う権利など決してないということを教えてもらいました。

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    2026年09月14日
  • さくら

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    ネタバレ

    今をときめく俳優陣が出演しているとあって映画版を先に観ました。
    私にはかなり嵌る作品で、原作が気になりすぐさま一気読みしました。
    正直、好みが分かれる作品だと思います。
    世間的には受け入れ難い恋愛感情や性趣向、エキセントリックな妹のキャラ、性描写の多さなど読んでいて苦手意識をもつ人は多いと思います。
    けれどもそれらを一旦受け止めることができる人にはオススメです。
    また動物と暮らし、彼らのもつ偉大な力を日々感じている人たちには共感できる部分も多いはず。
    原作も映画も私にとっては忘れられない作品となりました。
    余談ですが、私も数年前に自死で大切な人を亡くしています。
    病死でも事故死でもない、あの独特な家族の雰囲気を原作でも映画でも見事に表現されているなと思いました。

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    2026年09月14日
  • サラバ! 下

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    歩の姉の言葉、
    「信じる気持ちを誰かに任せてはいけないわ」

    この言葉は、劣等感の強い私が自信を持って生きていく為に、励ましを与えてくれる言葉となりました。

    この言葉を読んだ時、
    「そういえば私って、自分で信じる気持ちを決めていたっけ??」と強く疑問に思いました。

    過去を振り返ると、私は幼少期から
    「他人に自分がどう思われるか?」
    を基準にして物事を決めてきました。

    自分で信じたことを決めていない……。
    人に合わせてばかりいるから…。

    だからいつも、生きづらいなー、自分らしさってなんだろう?と思って生きてきたのだと思います。

    自分の子どもとの関わりをを思い出すと、
    こんなことを言われていました。
    ↓↓
    「お父さんは周りの人にどう思われるかが判断の基準なんだよ! 私のことは考えてない!
    人から良く思われたいだけでしょ!」

    子どもが私に言うことは正しかったんだな…。
    私は信じる基準を他人任せにして、子どもを信じているつもりになっていたんだ。。怒って当然だ。


    「信じる気持ちを誰かに任せてはいけないわ」


    この本を読んでから、私は物事を決める時にこの言葉を思い出して、

    「この決断は私の信じる基準で決めたものだろうか?」と考えるようにしました。

    自分の判断に自信が持てずに揺らぎそうな時、この言葉を魔法の言葉として思い出します!

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    2026年09月13日