西加奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第4号が出たのに、遅ればせながら文芸誌『GOAT』第1号です。躊躇していた文芸誌ですが、思い込みの殻を破る価値ある魅力が満載でした。
評判通り、いやそれ以上に、読んでよし(内容・質)、買ってよし(安価)、見てよし(装丁・紙)の三拍子揃いでした。
内容について。エンタメや純文学などのジャンルや国境も越えて…コンセプト通りでした。未読作家さんも多く、視野が広がり新たな関心対象も得られました。既知の作家さんも攻めてる印象で新鮮でした。特集の「愛」企画、愛を感じた「私のGOAT本」紹介もグッドでした。さらに全編「(次号へ続く)連載なし」の読み切りのみ…これ大きい!
安価なこと。ゴートくんだ -
Posted by ブクログ
この小説は手放せないな、と思った。
ずっと気にはなっていたが、いざ読もうとは思えなくて、でも昨日突然思い立って購入。一晩で読み終えてしまった。とにかく続きが気になって、気になって…
私も今32歳で、夏目に性格的にも似ていると思う。
絵も描くし、何より誰かを好きになると生活が見事に崩れる。今まで自分がどうやって生きてきたかわからなくなる。
そして、最近、間島に似た人と出会い、そして別れた。ここまで状況一緒なことある…?と、とにかくびっくりしたけど、この本は今読むべきだったのだと納得した。
しかし、私の場合は「彼に触れたい」とは思わなかったし、むしろ触れたら何かが崩れそうで「触れたくない」と -
Posted by ブクログ
面白すぎて一気に読んでしまった!
何よりも、すべての情景が鮮明に浮かんできて、まるで自分もその場にいるかのような感じです。イランから日本、そしてエジプト。読む前は、ドラマチックな冒険のような話なのかと思っていたけれど、それよりも「日常」の方が私的には強かったです。内容は私個人の生活とかけ離れているのだけど、なんだか妙に現実的で、自分が経験したかのような感覚になりました。
家族との関係、子供ならではの悩み、「運命の出会い」... 経験していないのにも関わらず、なんだか自分自身の幼少期からの人生を辿っているかのような一冊でした。続きが楽しみです! -
Posted by ブクログ
西加奈子さんの真っ直ぐな美しい心、ユーモアのセンス、同じ女性として尊敬するし、とても美しいエッセイです。
命を失うことに対する怖さが大きいからこそ、命尽きるその日まで1日1日を生きること。
闘病しながらも、旦那さんのこと、お子さんのこと、友人のこと、自分のルーツのあるイランの女性たちのこと、沢山考えてきたんだなと。
西さんは「終わりに」で、この本はどこにいるかわからないあなたに向けて書いているのだと気づいた、と記しています。
何を喜び、何に一喜一憂し、何を悲しみ、何を恐れているのか分からない、会ったことのないあなたが、確かに私のそばにいた、と。
このエッセイを読んでいて、私のそばには西さんがい -
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西加奈子さんがカナダで乳がんとなり闘病生活を綴っている、海外と日本の医療体制の違いを感じた。現地の医療関係者の方も関西弁でコミカルに描かれていたが実際は英語で、しかも普段聞き慣れない専門用語もあったであろうに、(何度かでてくる痛み止めの件は私ならパニックになる!)病気も不安な中、本当に逞しいの一言ではいいつくせない。自分も病気の時は医者の言うことを聞き、自分で調べようとしていなかったし、自分の体のボスは自分という言葉に自分自身ともっと向き合ってあげなければと思った。西さんの生きる力がもちろん一番強いことだが、素敵な家族や友人に恵まれ、皆で支え合っていると思った。
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西さんの本、重く、するどく、刺さる
ずっと、わかりやすく救われた結末が見たいと思いながら読んでいた
適切な救いと、適切な絶望と、適切な希望
おかしい、と思うことを、放棄してしまってる部分がある自分や世界にふと、気づく
わたしの闘いは?
小泉今日子さんとの対談までも含めて素晴らしかった
わたし自身、自分が傷ついたり苦しむだけではなくて、人知れず傷つけたり追い込んでることもあるということに、自覚的にならねばと。
優しい人間に、大人になる、とか、そういうことではなく、自分がしてるであろうことが、自分が憎んでいる世界と瓜二つだったこと。
自分の息苦しさが、自分からきている部分もあることの、自 -
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何度も胸が詰まり、感情が揺さぶられた。
あまり重くなり過ぎない表現の仕方で、時に楽しく時に悲しく、こんなにも私たちに届けよう伝えようとしてくれるエッセイだったとは。
癌のこと、日本とカナダの医療の違い、日本人と海外の人の考え方の違い、色々と読めて学びになった。本に書かれてる以上にきっと大変だったんだろうことも、心にしまっておきたい出来事もあることも、西さんの心が伝わってきた。
自分の体のボスは自分ということ、愛と情の違いも印象に残った。
関西弁なのがまた良かった、いい力の抜け方をするから、スルスルと読めたというのもあるかもしれない。
もちろん海外の人は英語を喋って会話してるだろうし、そこに住
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