西加奈子のレビュー一覧

  • GOAT

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    GOAT 愛特集。テーマが愛だから愛についてエッセイだったり小説だったり対談だったり書かれている。ボリュームがあるので読み応えがある。めっちゃ売れているので品切れする程本屋に売っていない。やっと手に取れた本。

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    2026年06月18日
  • くもをさがす

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    西加奈子さんがカナダで乳がんとなり闘病生活を綴っている、海外と日本の医療体制の違いを感じた。現地の医療関係者の方も関西弁でコミカルに描かれていたが実際は英語で、しかも普段聞き慣れない専門用語もあったであろうに、(何度かでてくる痛み止めの件は私ならパニックになる!)病気も不安な中、本当に逞しいの一言ではいいつくせない。自分も病気の時は医者の言うことを聞き、自分で調べようとしていなかったし、自分の体のボスは自分という言葉に自分自身ともっと向き合ってあげなければと思った。西さんの生きる力がもちろん一番強いことだが、素敵な家族や友人に恵まれ、皆で支え合っていると思った。

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    2026年06月18日
  • ふくわらい

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    主人公の女の子、天才だなー。いや、天使だね。言葉が全部真っ直ぐ、お腹から出てくる。そしめ、非二元。だから、この世に馴染むのに、時間がかかったんだね。
    河合隼雄物語賞、すごいな。バンザイだな。

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    2026年06月17日
  • くもをさがす

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    私のような凡庸な人間には、わかるよわかる、これは「私」のために書かれた本でしょう!としか言えないくらい、そんな勘違いをしてしまうくらい、痛いくらい理解でなく、わかる、そう言ってしまいたいくらいの文章の連続であった。傷がついた自分の胸も、それも私の体で私であるんだ、誇りに大切にしていきたいと思えた、それが今の私の所感だ。

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    2026年06月16日
  • くもをさがす

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    バンクーバーになった西加奈子さん。実話。
    赤裸々。
    魂のこもった作品に圧巻された。

    これこそノーフィクションって感じがする。

    かと思いきや、個人情報漏洩防止のためか我が子のことをS呼びするところが加奈子さんの面白いところ。それ以外の登場人物は全員名前を出しているのに。

    窮地に立たされた時に絶対やりそうなことを全部している。特にやりたいことリストは必ずするだろう。
    人間は窮地に立たされて初めて死を覚悟し、本当にやりたい事を見つけ出す。

    そうなる前から行動しようね、とも言われてる感じがした。背中を押される小説。いい小説

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    2026年06月16日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    西さんの本、重く、するどく、刺さる

    ずっと、わかりやすく救われた結末が見たいと思いながら読んでいた
    適切な救いと、適切な絶望と、適切な希望

    おかしい、と思うことを、放棄してしまってる部分がある自分や世界にふと、気づく

    わたしの闘いは?

    小泉今日子さんとの対談までも含めて素晴らしかった
    わたし自身、自分が傷ついたり苦しむだけではなくて、人知れず傷つけたり追い込んでることもあるということに、自覚的にならねばと。
    優しい人間に、大人になる、とか、そういうことではなく、自分がしてるであろうことが、自分が憎んでいる世界と瓜二つだったこと。

    自分の息苦しさが、自分からきている部分もあることの、自

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    2026年06月14日
  • さくら

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    西加奈子さんの作品は2冊目だったんだけど、
    文章が読みやすくて、心にすーっと沁みてきて、
    だいすきになった。
    誰がいてもいなくなっても、愛は身近にある。
    そうわかってはいても、いなくなる悲しみ、
    喪失感は計り知れない。拭えない。
    だからこそ、愛するって尊いのかな。
    実家の猫ちゃんも家族も友人も全員まるっと
    もっと愛したくなった。

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    2026年06月12日
  • くもをさがす

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    何度も胸が詰まり、感情が揺さぶられた。
    普段あまりエッセイは読まないですが、手にとって良かった。あまり重くなり過ぎない表現の仕方で、時に楽しく時に悲しく、こんなにも私たちに届けよう伝えようとしてくれるエッセイだったとは。

    癌のこと、日本とカナダの医療の違い、日本人と海外の人の考え方の違い、色々と読めて学びになった。本に書かれてる以上にきっと大変だったんだろうことも、心にしまっておきたい出来事もあることも、西さんの心が伝わってきた。
    自分の体のボスは自分ということ、愛と情の違いも印象に残った。

    関西弁なのがまた良かった、いい力の抜け方をするから、スルスルと読めたというのもあるかもしれない。

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    2026年06月11日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    たぶん10年前後くらい前に買って
    あんまり刺さらなくて途中で読むの止めてた小説。
    間島さんに狂ってた彼女は狂気じみてたけれど、今の年齢になってある程度落ち着いた自分も昔そんなようなものだったかとしっくりくるような。なんとなく腑に落ちてしまったお話だった。短くて読みやすかった。そしてさっき表紙の写真を撮っていて、表紙が猫の後ろ姿だったことに気づいて震えてる。

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    2026年06月09日
  • きりこについて

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    自分の容れ物と中身について、それを全て含めて好きになれるそんな話
    どっちがいいんじゃなくて、それで人は成ってる

    たまたま平塚で取った一冊が猫が描いた本で感動

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    2026年06月07日
  • さくら

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    260608〜260616

    どハマり。
    p.309以降はとにかく泣いた。
    p.386以降のミキの独白もとにかく刺さる。
    こんなにも人間の綺麗で汚くて表面的で根っこの部分を芸術的に表現するものはない。

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    2026年06月16日
  • くもをさがす

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    がんの苦しさや絶望感を感じたし、周囲の人の温かさを感じることができた。カナダと日本の患者に対する考え方の違いが面白かった。両者に良い点も悪い点もあるが、カナダのほうが病む医療従事者が少なそう(国民性もあるかもしれないけど)。西加南子の小説も読んでみたい!

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    2026年06月07日
  • くもをさがす

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    本を読む理由の一つに、自分が経験したことのない出来事を追体験できることがよく挙げられる。ガンに罹患することなんてまさにそう。2人に1人が生きていればガンになるこの世界で、たったの720円そこらで「予習」させていただけるとはなんとありがたいことか。そして予習だけではなく、西加奈子さんのフィルターを通した経験を、すばらしい文章で体験できることを心よりありがたく思います。とはいえわたしにとってこの本は、ガンはもちろんのこと海外(カナダ)移住者から見た日本の特異さ、を知ることができることも大きかったです。そしてそれが日本の物理的な国土の狭さに由来するという西さんの洞察にはなるほどと思いました。わたしも

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    2026年06月06日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    自分が本当に信じてることってなんだろう?自分が何が支えになってここまで生きて来れるようになったんだろう?とかそんなことを考えたりもした。自分の事で照らし合わせれば、新入社員からずっと営業をしてて、『本当にこれでおじいちゃんになって退職してもいいのだろうか?』と考えることが多く、副業したりとか転職したいとか思って行動したりとか色んなことをしてきた。でもそれってサラバ!を読んだら姉がずっと探してた何か『化け物』?なのかもとか思ったりもした。自分自身に正直に心動かされるもの、それが自分が本当に信じれることなのかもなと思った。あとサラバってどんな意味なのかを考えた時に化け物になれない自分にサラバって意

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    2026年06月05日
  • ふくわらい

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    力強い、生命力についての、話。
    優しさについての、明るさについての、孤独と孤独じゃないことについての、たったひとつの自分についての。

    最後、気づいたら涙が出ていた
    こういうのが感動というのだろうか
    琴線に触れるというのだろうか
    心が震えたというのだろうか

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    2026年05月31日
  • ふる

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    ネタバレ

    不思議な展開だし、大阪弁のリズムが心地いいしで、引き込まれる小説だった。

    空から降ってくるように、フワフワと書いてある文字、おもしろい。
    「ヘルメッ!」「じゃかましわ。」の会話、私も好き。
    新田人生は、ちょっとこわい。
    白いふわふわしたもの、は、結局のところなんだったんだろう? 
    それが最後はしんしんと、雪のように降ってくる。そして、それを見てはっきりと、花しすは安心するのね。

    それは祝福が、花しすに舞い降りた瞬間。
    自分も女だと、今、はっきり受けとめて、周りの女とも、あらためて共に、この世を生きてみよう。同じ女として、今この時を生き抜こう、と確信した瞬間。

    こういう小説には、初めて出会

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    2026年05月27日
  • 円卓

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    ネタバレ

    本当に良かった〜。西加奈子、こう、言葉にできないけど知っている感情を描写するのが上手なんだよね…。

    こっこは9歳、小学5年生。祖父母と両親、三つ子の姉と団地で暮らしている。幼くて聡明で猛々しいこっこの、日常と成長の物語。

    基本的に文体は軽やかでコミカルなんだけど、ふとしたところに出てくる各人の優しさにめちゃくちゃぐっとくる。「みんなそうだから」に流されないこっこが瑞々しい感性で世の中を見て、感じて、成長していくこと。こっこを取り巻く人々の形のない、けれど常に薄く漂う優しさ。
    表題「円卓」は家族が揃う場でずっとタイトル回収はしてるんだけど、ラストがあまりにぐっとくる。力強い筆致で書かれたこっ

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    2026年05月16日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    なんだか胸にずっしりときました。
    考えさせられるテーマが、自分の中での気付きが山のようにあって。とても良い作品に出会えたなと思いました。またすぐ読み返しそう。

    上、中巻でうまいこと世渡りできていた主人公。年齢を重ね老いへ向かう、30代半ば。自分の人生を振り返って、何を得たのだろうかと考え、苦しみ、友人を妬み家族を恨むようになる。心理描写がとてもリアルで、歩だってそこまで悪い人間じゃないのにと、同世代の私は読んでいて苦しくなりました。姉の言葉に耳を傾ける事ができた歩は立派だと思いました。

    個人的に、上、中巻で気になってた両親の離婚の謎や、どうしてるかなと思い巡らせてた友人たちのその後が描かれ

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    2026年05月12日
  • サラバ! 中

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    面白くて一気に読んじゃいました。中巻。

    実は男性が書いてるんじゃないの?って思うくらい思春期の男の子の心理描写や友達とのやり取りまでありありとしていて驚きました。目から鱗って感じで読みました。歩も憧れていたお友達の須玖くん、素敵だなぁ。こういう人は救われてほしい。

    姉と父、宗教的なものを含め「何を信じるか」がちょっとキーになってくるのかなという気がします。相変わらず母のキャラクターは強烈。
    さていよいよラスト下巻!どんな展開になるのか楽しみです。

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    2026年05月10日
  • おまじない

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    私は本当はイジワルなのではないか?あんなに優しかった死んだおばあちゃんを忘れるなんて薄情なんじゃないか?付き合ったばかりで妊娠するなんて他の人にどう思われるだろうか?
    ひっそりと孤独に悩む女性にそのままでいいんだよと言ってくれるような一冊。
    外からガヤガヤ言ってくるひとたちが多い時代になったけど、そんなの無視してよし!

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    2026年05月07日