西加奈子のレビュー一覧

  • くもをさがす

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    夢中で読みました!私にとっては、泣けるエッセイでした。海外で著者ががんと宣告されてから今日までが書かれています。医療従事者のセリフ(おそらくほとんどは英語だと思います)が、関西弁に翻訳されており、病気という重いテーマを扱っているにも関わらず、明るく感じさせます。
    生きてくれていて、よかったなとそう思いました。
    弱っている時にこそ、オススメの一冊です。

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    2026年07月30日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    歩がハゲ始めたところでざまあみろとおもった。
    いけすかない主人公だけど、私にはこんなところはないなんてとても言えない。
    愛する友人の幸せを祝えなかったこと、今の楽さを優先して行動しなかったこと、本気で物事に向き合おうとしなかったこと。人からどう見られるかを生き方の基準にしたこと。こいつの全て私にもこころあたりあるからムカつく

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    2026年07月30日
  • サラバ! 下

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    おもしろかった!
    自分の信じるものを信じている自分を信じている、、。あまりに達観している。
    兎にも角にも、禿げっていうのは人の心に大きな傷を残すことがわかった。

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    2026年07月26日
  • くもをさがす

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    前々から読もうと思うきっかけは何度もあったのに、何となく、ガンのエッセイだからと敬遠してしまっていた本。
    でも違った。
    与えられたこの生を自分のものとして生きる、その修行の書のようだった。

    自分にはいつも選択肢があること、
    そして自分で決定できること、
    自分の周りの人達に頼ってよいこと、
    反対に自分も頼られる存在になれること、
    自分の生、他者の生を尊重すること

    愛を持ちかっこよく生きているように見える人は、こういう修行を地道に積んでいるんだろう、
    自分の生の選択を手放したりせずに、人任せにしてしまいたくなることも自分で決断しているんだろう、
    私もそうありたいな

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    2026年07月26日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    面白い!面白い!
    ただ解釈の余地がありすぎてスッキリする結末ではないから万人受けでないのは分かる。
    ただ私のタイプだった。

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    2026年07月25日
  • サラバ! 中

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    「自分の家族のある1人が、自分を形作るものかたちの中で唯一の汚点だと思う」
    「自分にどうしようもなく寄り添ってくれる一行を見つけると、体中が悦びにふるえた。この言葉は僕だけのものだ、そう思えた」

    めちゃくちゃ分かる。大共感。

    小説を読む理由って、自分が全く知らない世界を旅してみたいが1番に来るなと思っていた。
    けど、全く違う世界に生きている人たちと自分を重ね合わせ、時には比べて、1人じゃないと思いたいからなのかなーとか思ったりして。

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    2026年07月24日
  • くもをさがす

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    文庫化されたので購入。
    ただの闘病記ではなく(どんな病気だって闘う本人は大変だから、「ただの」という言い方は不適切な気がするけど)、そこかしこの行間からたくさんの愛を感じるところがいい。1番身近な夫と子(きっとここは当然だから)以外の愛をこれでもか!と感じるように書かれてるのが面白い。
    日本とカナダでの違いというか、人間は同じで、気持ちも同じでも病気への向かい方は違うであろうというところも興味深い。
    文庫化あとがきの「後遺症なのか更年期なのか加齢なのか…」はもう激しく頷くばかり。

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    2026年07月20日
  • サラバ! 中

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    起承転結の承

    外から評価される歩と内から見る歩のギャップが転結に繋がっていくんだろうなと想像される

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    2026年07月20日
  • サラバ! 中

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    ネタバレ

    癖が強い登場人物ばかりなのに、それがリアルに感じてますます引き込まれた。
    家族に振り回されたり、友達を助けたいのにどうする事も出来なくて避けてしまったり、共感できるところがあった。
    サトラコヲモンサマの謎にすっきり。
    どんな下巻になるのか楽しみ。

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    2026年07月19日
  • くもをさがす

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    愛に溢れた、愛がつまった1冊でした。
    あらゆる感情が目まぐるしく襲ってくる日々だったこと、そして一生懸命精一杯に進んだ日々がストレートに伝わってきます。
    西さんのこういった経験を読ませていただけてありがたいです。

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    2026年07月16日
  • GOAT

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    510円で510ページ!!!
    最高すぎる!!
    特に好きなのは、蝉谷めぐ実先生の朝霧のチョイ。
    良すぎたので長編で読みたい…、ヨミタイヨ…。

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    2026年07月12日
  • GOAT

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     第4号が出たのに、遅ればせながら文芸誌『GOAT』第1号です。躊躇していた文芸誌ですが、思い込みの殻を破る価値ある魅力が満載でした。
     評判通り、いやそれ以上に、読んでよし(内容・質)、買ってよし(安価)、見てよし(装丁・紙)の三拍子揃いでした。

     内容について。エンタメや純文学などのジャンルや国境も越えて…コンセプト通りでした。未読作家さんも多く、視野が広がり新たな関心対象も得られました。既知の作家さんも攻めてる印象で新鮮でした。特集の「愛」企画、愛を感じた「私のGOAT本」紹介もグッドでした。さらに全編「(次号へ続く)連載なし」の読み切りのみ…これ大きい!

     安価なこと。ゴートくんだ

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    2026年07月09日
  • きりこについて

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    ルッキズムなど、人の評価に左右されがちな昨今に読むのにぴったりな本でした。
    登場人物みんな好き。
    自分らしさを信じて失わず生きていきたい。

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    2026年07月08日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    この小説は手放せないな、と思った。

    ずっと気にはなっていたが、いざ読もうとは思えなくて、でも昨日突然思い立って購入。一晩で読み終えてしまった。とにかく続きが気になって、気になって…

    私も今32歳で、夏目に性格的にも似ていると思う。
    絵も描くし、何より誰かを好きになると生活が見事に崩れる。今まで自分がどうやって生きてきたかわからなくなる。
    そして、最近、間島に似た人と出会い、そして別れた。ここまで状況一緒なことある…?と、とにかくびっくりしたけど、この本は今読むべきだったのだと納得した。

    しかし、私の場合は「彼に触れたい」とは思わなかったし、むしろ触れたら何かが崩れそうで「触れたくない」と

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    2026年07月05日
  • くもをさがす

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    面白いとか、おすすめとか、
    そういう類の本ではないのですが、
    この本に出会い、35歳の今読めたことを本当に良かったと思っています。

    エッセイというジャンル、「病気」というテーマ、
    どちらもあまり得意としていないのですが、
    作中の会話が外国での出来事なのに全て関西弁だったり、
    想いだけではなく関わる人とのやりとりが沢山盛り込まれているところもとても読みやすかったです。

    この本を読んだことで、自分の中でこれから過ごしていく時間をもっと大切に大事にしたいと思いました。

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    2026年07月01日
  • くもをさがす

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    カナダで暮らして数年、思わず笑ってしまうような分かる分かるネタが沢山あって面白かった。日本では当たり前にできたことができないストレスや不甲斐なさを同じ空の下、同じ国で同じ国籍の人が同じように奮闘しているのかと思うと心強くもあった。
    また、こんなに良い友人家族関係を結べたり、周りの世界が温かくみえているなんて著者のお人柄が良いのだろうなとうらやましくもあった。

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    2026年06月29日
  • くもをさがす

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    西加奈子さんの真っ直ぐな美しい心、ユーモアのセンス、同じ女性として尊敬するし、とても美しいエッセイです。
    命を失うことに対する怖さが大きいからこそ、命尽きるその日まで1日1日を生きること。
    闘病しながらも、旦那さんのこと、お子さんのこと、友人のこと、自分のルーツのあるイランの女性たちのこと、沢山考えてきたんだなと。
    西さんは「終わりに」で、この本はどこにいるかわからないあなたに向けて書いているのだと気づいた、と記しています。
    何を喜び、何に一喜一憂し、何を悲しみ、何を恐れているのか分からない、会ったことのないあなたが、確かに私のそばにいた、と。
    このエッセイを読んでいて、私のそばには西さんがい

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    2026年06月24日
  • きりこについて

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    ネタバレ

    たまたま本屋で見つけてジャケ買いしたんだけど、買ってよかった!!
    どこを読んでいても飽きずに楽しめた作品だった。
    どの登場人物も特徴的で面白かった。

    読んでる時何回も思ったのは、ねこって偉大やなあ、ってこと。ラムセス2世みたいなねこ、欲しい。ねこの「おぼんさん」って名前がとても可愛らしくて、好き。それと、文字で大阪弁とか関西弁を書かれるといつもはうっとおしく感じるのだけど、この作品ではそうは感じなかったなあ。読みおわって、「大好きな作品」になった。と思う。

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    2026年06月21日
  • うつくしい人

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    ネタバレ

    あーやっぱり西加奈子さん好き!!

    「吸収すること、身につけることだけが、人間にとって尊い行為なのではない。何かをかなぐり捨て、忘れていくことも、大切なのだ。」

    マティアスの母親を感じる描写好きだった。
    坂崎がいれたビールのみたいなあ。泡なしで!

    直島?かな?あのへんよね?

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    2026年06月21日
  • くもをさがす

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    目頭が熱くなることもしばしば。西加奈子さんの本は初めて読んだんです。すごく好きになりました。闘病で辛い中、恐怖を受け入れて西加奈子さんすごい。病気をしていない自分にも自分との向き合い方、認める勇気、愛、響くメッセージがたくさん詰まっていました。
    そして、関心があったのが、日本とバンクーバーの違い。日本のよいところ特徴的なところ、バンクーバーのおおらかでユーモアがあり、愛がある登場人物たち。そういった感じとる感性が今の私にはないので興味深かったです。

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    2026年06月20日