西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 中

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    上巻(1、2章)で蒔いた種が芽を出して来ているような、いわゆる伏線回収が上手い。阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件のような過去の出来事と、それによって揺り動かされる登場人物たちの心情のリンクが自然で、実際に生きている人間のリアリティがある。

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    2026年01月25日
  • サラバ! 下

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    めちゃくちゃ感動しました。歩がメインですが、貴子、圷家、今橋家、須玖、ヤコブ、鴻上、他にも色々な人たちの生き様に感動したんだと思います。いやー、面白かった。

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    2026年01月24日
  • サラバ! 中

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    中巻も面白かった!♡
    須玖っていう友達に出会えてよかった。わたしもそんな友達がいるから歩むの気持ちすごくわかる。

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    2026年01月23日
  • くもをさがす

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    がん闘病記。
    がんという自身の中にあるものと向き合いつつ、
    関わる人々に意識の比重が大きいエッセイ。

    あと海外で発症した、という土地柄なのか、
    登場人物が多いように思う。
    日本で治療したがん闘病記よりも。

    だからこそそれぞれの愛が読んでる側にも肌に染みる。そして愛やあたたかさには種類があっていいんだ、としみじみ感じる。
    適切な表現かわからないけど、
    眩しくて、風通しが良くて、とても開かれたエッセイ。

    黄色い表紙がとってもぴったりだ。

    読めてよかった。

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    2026年01月23日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    ネタバレ

    暗い。いろんな感情に息が詰まりそうで涙が出た
    幻想的でミステリアスで良かった
    読み終わってからずっと余韻が抜けない

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    2026年01月24日
  • きりこについて

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    自分とはなにか、自分を愛するとはどういうことか
    今まで見てきた物語とは全く違うアプローチで教えてくれる作品だった

    人は外見だけでも中身だけでもなく
    容れ物と 中身と 歴史なのである

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    2026年01月22日
  • i

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    西加奈子節がエグいぐらいキマッています。
    「サラバ」もそうですが、著者の性格なのか、他人の不幸と自分の幸せを比べて自己嫌悪に陥る心情の表現が、ずば抜けていますね。
    カレーうどんを白いシャツで食べてて、汁がついてしまった場合、普通ならネクタイで隠すなり、ジャケット着るなりしてごまかすところ、その一点に対してずっと悩んでいるような印象です。
    しまいには全然知らない隣の人のシャツまで気にして悩むみたいな 笑
    説明が意味わからないと思うのですが、是非読んで欲しい一冊です。

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    2026年01月22日
  • サラバ! 中

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    中巻もとてもおもしろかったです。すごい変な人たちの突拍子もない話のようで、絶妙なリアリティも感じられて、どんどん物語にハマってしまいます。

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    2026年01月23日
  • GOAT

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    書店で衝撃を受けた新たな文芸誌。小説、対談、エッセイ、写真など読書の愉しさを体感させてくれた一冊。作家さんやジャンルなど新たな出会いも嬉しいし、刺激的。次号の「悪」も手元にあるので、とてもたのしみ。

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    2026年01月21日
  • サラバ! 上

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    まだ上巻ですが、とてもおもしろいです。圷家の面々がとにかく個性的で、続きが気になります。イランやエジプトでの話も自然とイメージが浮かびました。

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    2026年01月21日
  • 舞台

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    ネタバレ

    メタ認知ってある意味レースから降りる行為で、自分の人生を血が通ったものにするには、一人称視点が必要不可欠だよなぁ
    固執していたモノに近づくと見えるあっけなさは、どのジャンルにおいても鮮烈なもので、この舞台ではそういうあっけなさが、仕掛けとして意図的に置かれてるのかなぁって

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    2026年01月20日
  • サラバ! 下

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    どんどん読み進む。それまで輝かしい人生を送って前進していたはずの
    歩の後退。
    しかしそれを経てこそこの書き物が生まれる。
    この家族は平穏で、ごく普通で、いつもの家族だった。
    そんな家族にこそ、こんなに上下左右激しい物語ってある。ひとつふたつ人々が読みたいと興味津々に思える大作が書けるのだ。
    2024.8.8

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    2026年01月16日
  • すきが いっぱい

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    ネタバレ

    作家の中で一番好きな西加奈子さんがあのレジャンド的存在の谷川俊太郎さんと一緒に創作されたとのことで絶対に欲しい!と思って発売日に買いに走りました。
    本好きさんの方たちも狙っていたのか、ラスト1冊になっていてなんとか駆け込みで手に入れられました。
    絵本のようなかわいい装丁で、絵も西加奈子さんが全て描かれていて素敵でしたし、
    お二人が一つのテーマに合わせて交互に詩をつづられていて、それぞれの魅力が詰まった文章についウルっとしてしまいました。
    本当に読めてよかったし、宝物になりました。

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    2026年01月14日
  • うつくしい人

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    ○読んだきっかけ
    白いしるしが面白く、他にも西加奈子の本を読みたかったから

    ○要約
    周りの目を気にして消耗している32歳の百合が、突発的に仕事を辞めて田舎のリゾートホテルで数日間を過ごす。その中で出会った、くたびれたバーテンダーの坂崎や浮世離れしたドイツ人のマティアスと過ごす中で少しずつ回復していく物語

    ○感想
    百合の性格が自分と重なるところが多く、とても共感しながら読めた(年齢が32歳というのも丁度同じだ)
    周りを気にして、いじめに加担してしまうとこなどモロに自分の中学時代を思い出した。
    また、細かな描写でいかに周りの目を気にしているか、そして親から経済的に自立できず そんな自分を責めつ

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    2026年01月12日
  • くもをさがす

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    前々から気になっていた西加奈子さんのエッセイ。

    トリプルネガティヴ乳がん(と書かれてる)を患って
    バンクーバーでの生活、日本とは異なった医療体制の話。
    そこで働く医療従事者さんたちの話。食文化など…

    もちろん闘病しているし読んでいてもきっと想像以上の辛さだったんだろうな、と思ったし
    それと同時に生きたいという思いも伝わってきたし
    病気の怖さ、死の怖さも。

    LGBTQIA+についても書かれていて、

    身体的な特徴で自分のジェンダーや、自分が何者であるかを他者に決められる謂れはない
    自分が自分のことを女性だと思ったら女性だし、男性だと思ったら男性だし、女性でも男性でもどちらでもないと思った

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    2026年01月12日
  • くもをさがす

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    本屋でなんとなく手にとって読んでみたら、著者の癌のお話でした。
    外国で大病を患う…私ならどん底に突き落とされるような気持ちで立ち直れないかもしれません。著者の明るさや前向きさに驚きつつも、いずれ自分の身に起こるかもしれない時のための勉強になりました。

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    2026年01月12日
  • くもをさがす

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    2026/01/10
    カナダでがんと宣告された筆者のノンフィクション。
    壮絶な日々の記録のはずなのに、セリフが全部関西弁。
    西さんのツッコミも入って、時々クスッと心を軽くしてくれた。

    恐怖も絶望も全部受け入れて、受け止めきれない自分もちゃんと受け入れる。
    とても強くて賢い人だと思った。
    やっぱり私は西加奈子が好きだ。この人の作品を、これからももっともっと読んでいきたい。そう思う。

    あとがきでの自分の子どもへのメッセージに共感し過ぎてめっちゃ泣いた

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    2026年01月10日
  • くもをさがす

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    カナダでの医療が日本と違ってて驚くことだらけ。初めての癌治療、日本でだって戸惑うのに、十分に言葉の通じない、システムも考え方も違う異国では。

    自分の体のボスは自分。どんな選択をしてもいい。

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    2026年01月10日
  • i

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    文芸誌goatで初めてこの方の小説を読んだ。
    内容をしっかりとは覚えてないけど、
    卑屈さというか、厳しさみたいなものを感じたことを覚えてる。

    そしてこの本を読んで、
    あの時の感覚を少し再確認した気がする。
    直視させられているんだなと。
    自分が言語化したくない感覚を言語化され、
    さらに、それが愚かで恥ずかしくも、そこから逃げる姿まで見せられる。

    この厳しさと恐さは確実にある。
    でもそれだけじゃなくて、それらを全部抱えて乗り越えられるだけの優しさがある。

    恵まれたと自覚する人間が抱える辛さと自責の念。その苦しさも奇跡への感謝も全部引き受けて手探りで歩くしかない。
    これは希望の物語だと思う。

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    2026年01月06日
  • サラバ! 下

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    上・中・下という3部作、読むの初めてです。
    読めるかな?と思ったけどこの下巻が一番止まらず早かった。
    読み始めたら止めたくなくて、日常生活、仕事を挟みながらも2日ちょっとで読み切り。

    貴子のキャラクター、すてき。
    両親(夫婦)の過去…
    何とも言えない。
    けどどちらもしっかり自分の意思に従い歩んで来たんだなぁ。

    「自分で見つける」

    主体が自分という当たり前だけど中々出来ない人が多い中素敵だと思う。

    作家さんてすごいなぁ。
    こんなに人のこと分かるのね!と感心です。
    腹立つ人や嫌いな人もいるし、大切な人や好きな人もいる。
    色んな人が自分の過去を作ってくれてるのだな、と思うと面白い。

    色んな

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    2026年01月06日