テレビやインタビュー記事を見る限りの想像通りの人柄で友達が多く人に恵まれているのも納得。
そんな明るさや強さのある人でも、ガンの闘病が耐え難い苦痛であったことが伝わってきた。
でもやっぱり私はこんなに強く生きられないと思ってしまう。
バンクーバーには短期留学で1か月滞在してたことがあったけど、人が
...続きを読む大らかで優しくて言葉が通じない以外のストレスは全然感じなかった。
街はコンパクトで道は広くて、海と山が近くにあって本当に理想的な街だった。
日本と対比の描写があったけど、サービスを受ける側としてなんでも足りている分、給仕する側になると自分の身を削ってまで相手に尽くしてしまうのは問題があるとずっと思ってる。
もっとテイクイージーでみんなが過ごせたらいいんだけど、この国が変わっていくのは想像し難いから、自分だけでもお客様意識を捨てて、対等に感謝を伝えられるようになろうと決めた。
これから生きていく上で老いには逆らえず、大きい病気をすることも、なんらかの恐怖に突き落とされたりすることがあるんだろうと思う。
その時に生きたいと思える何かや、助けを求められる人はいるんだろうか...とそっちの不安の方が大きい。
惰性で生きている私にそんな生きる意味が訪れる日は来るんだろか。
私が何か光を見つけるまでは、まだ大きな闇は来ないでくださいと願うばかり。
光も闇も受け止めるために私の精神をもっと拡張しておかなければ、準備が必要と思えた。