西加奈子のレビュー一覧
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ネタバレ西加奈子「こうふく みどりの」の姉妹作。
2冊で1作品、ということだが、普通に【続編】と理解
した方が良いかも。だから、もしこの作品を読もう、と
いう人が居るのなら、先に「みどりの」を読んでからの
方がおもしろい、と最初に言っておくことにします。
「あかの」の主人公は二人で、それぞれのタイムライン
の物語が交互に進む、という構成。一人は2007年の段
階で調査会社に中間管理職として勤務する男で、典型的
な「事なかれ主義」を貫くサラリーマン。
もう一人は2039年の段階で「最強」とされるプロレス
ラー。残念ながら、その時代のプロレスはかなり衰退し
ている模様。
2007年のある日、妻の突然の -
Posted by ブクログ
アルバイトをしながら絵を描き、細々と暮らしている夏目。女、独身、32歳。
よく一緒に飲んでいた、写真家で友だちの瀬田に誘われ、あるギャラリーを見に行き、1枚の白い絵に出会う。
その作品と、作者『間島昭史』へ湧き出た強い感情から、理性ではどうにもできないところまで、心は波立ってしまった。
何をふまえても、どう考えても、この気持ちは止められない――
自分でやばいと感じながらも、理性を保とうと自制しながらも、それでも沼にハマっていく感じ。恋愛してたころのこと思い出すなぁ。
借りた当日でサクッと読み切れてよかった。
テンポ良いし、関西弁はリアルですっと入ってけれるからやっぱり西加奈子さんはすき。 -
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Posted by ブクログ
3冊まとめて感想を
子ども時代の歩の一人語りから始まる。
子どもならではの歩の視点が興味深い。
大人なら見過ごしてしまうような出来事や違和感を、子どもならではの目線で捉えていて、その世界の見え方に引き込まれる。
読み進めるうちは、父親や姉の貴子に対してどこか理解できない部分があったけど
最後になって、彼らもまた苦しみを抱えながら生きていたことが見えてくる。
それまでの出来事が違った意味を持ち始め、伏線が回収されるような感覚があった。
人は他人の人生を表面しか見ていない。近くにいる家族ですら、本当の苦しみは見えていないことがある。
イランやエジプトを舞台にした物語は、歴史や文化の知識が
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