西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 中

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    ついにサトラコウモンサマの謎が解き明かされた!西加奈子の自叙伝と言うけど、波乱万丈すぎるここまで緻密に想像力で書けるんかなと思う。しかし、関西弁はやはり生粋にしか書けないんだろうな・・

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    2026年07月01日
  • 炎上する君

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    巻末の解説でも書いてあるが
    「人間讃歌」だと思った。読むと元気出る。
    どれも甲乙付け難い物語。

    落ち込んでいる時、元気が出ない時、疲れた時、自分がデバフかかってる様々な状況で、読み返したいな、と思った。

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    2026年06月30日
  • くもをさがす

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     2年間の語学留学のため家族でバンクーバーに転居していた時(折しもコロナ禍最中)、西さんの浸潤性乳管がんが発覚します。本作は、約8ヶ月の闘病生活を描いたノンフィクション作品です。

     読みながら興味深かったのが、カナダの異文化による価値観の違いのです。まずは医療制度。総合医が症状を診て専門医へ紹介し、やっと予約…遅っ!めんどくさっ! イライラ激おこです。
     さらに、病院と薬局の連携不足で手違いがあっても、担当者は謝罪しない! はぁ?何なん! 個人の責任ではないというスタンスです。

     一方で、カナダの看護師は決して患者を甘やかさず対等で、至れり尽くせりの日本と対照的です。患者に対して、受け身に

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    2026年06月29日
  • サラバ! 中

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    するするとイッキ読みできてしまう不思議。変わり者ばかり登場するのになぜが実在する彼らの人生を辿っているような現実味を感じさせられる。

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    2026年06月28日
  • きりこについて

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    他人に合わせて生きることは楽かもしれないが、
    自分が本当にしたいことを曲げてまですることなのか?他人に非難されたからそれは間違ってるとか、男性だから女性だからとかお金持ちだからお金持ちじゃないからとか...誰が決めた?そんなことを考えさせられました。とにかくまっすぐで自分が本当にしたいことをするちせちゃんがかっこいいなと思った。「自分らしさ」について問い直してくれる作品です。

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    2026年06月27日
  • GOAT

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    ネタバレ

    積読消化。次は悪!
    好きなフレーズ
    「これが私の言葉じゃないことに、他人が生んでくれた言葉であることにいまだに驚く。共感というより、自分の言葉だ、と思ってしまう文章。こんな言葉を自分以外の人が思い浮かべてくれたことに、私は、愛情、と名付けずにはいられない。」

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    2026年06月26日
  • くもをさがす

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    なぜだろう。サイン本だったからか、自分が40歳になったからだろうか。西さんの本を読んだのは多分、初めてのことになるだろうと思った。
    なんだろう。すごいなぁと思った。羨ましいなとも。
    こんなに沢山の人の手を借りられるのが。人をこんなにも大事に思えるのだなぁと。
    愛が美徳なら、情は情けだろうか。

    あんまし本の内容と関係ない気がするのに、本を読もうと思った。
    見たことない、上手く飲み込めないかもしれない、著者の名前が読めない、誰だか知らない本を手に取ってみよう。

    知らない世界が開けるとか、魂が救われるとかそういうのじゃなくて。

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    2026年06月25日
  • くもをさがす

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    意外だったのは、癌が完全に消失して、これ以上の治療が要らないとなったら、寂しさと喪失を抱えるということ。再発の恐怖なのか、生き抜くという目標がなくなったからなのか。人間は不思議だ。
    でも生きるのは人間がもつ本能なので、どうしたって死ぬまで生きてしまう。
    西さんのように病気で恐怖を抱えている人だけでなく、様々なことで悩んでいる人がいるが、生きていくには、こうしなければいけないなんてことは何ひとつなくて(他人に迷惑をかけないことは前提で)、他人にどう思われようが、自分の心の赴くままにしたらいい。そしてそれを全て自己責任にするしかない。

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    2026年06月24日
  • サラバ! 下

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    自分と向き合った時間は、いつか自分を支える

    主人公の歩は人間観察が鋭い。
    その鋭さゆえに、周囲からどう見られているかを常に気にしている。そのため受け身ではあるが、器用に人生を歩んでいた。

    しかし大人になるにつれて、自分自身と向き合わずに生きてきたツケが回ってくる。面倒なことから上手に距離を取ってきたため、自分が何を信じていて生きているのか分からなくなってしまう。

    一方で姉の貴子は、歩とは対照的だ。常に自分を中心に世界を見ていて、その強烈な個性ゆえに学生時代はいじめられる。しかし彼女は、自分と嫌というほど向き合いながら成長した。その経験があったからこそ、大人になってからは自分らしく、芯を持

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    2026年06月27日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    アルバイトをしながら絵を描き、細々と暮らしている夏目。女、独身、32歳。
    よく一緒に飲んでいた、写真家で友だちの瀬田に誘われ、あるギャラリーを見に行き、1枚の白い絵に出会う。
    その作品と、作者『間島昭史』へ湧き出た強い感情から、理性ではどうにもできないところまで、心は波立ってしまった。
    何をふまえても、どう考えても、この気持ちは止められない――
    自分でやばいと感じながらも、理性を保とうと自制しながらも、それでも沼にハマっていく感じ。恋愛してたころのこと思い出すなぁ。
    借りた当日でサクッと読み切れてよかった。
    テンポ良いし、関西弁はリアルですっと入ってけれるからやっぱり西加奈子さんはすき。

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    2026年06月22日
  • GOAT

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    GOATのシリーズの中で、実は1番興味が無かった「愛」。
    でもやっぱり買っちゃうし読んじゃう。
    510円で素晴らしい作家の素晴らしい作品を読めるんだからやっぱり買っちゃう、文芸誌は素敵、ありがとう。
    「愛」と謳いながら結構ビターなお話が多かったのは、一筋縄ではいかない作家が多かったからなのかな?そこも良かった!

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    2026年06月21日
  • GOAT

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    数ヶ月つまみ読みをしてようやく読み終えた!
    人生で初めてちゃんと文芸誌を一冊丸々読み終えました。
    この値段で、これだけたくさんの作家さんの物語に浸れるなんて贅沢すぎます。
    愛と一口に言っても、心温かくなるものから狂気さえ感じてしまうものまで、様々で面白かった。

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    2026年06月21日
  • くもをさがす

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    西さんのコロナ禍のカナダでの乳がん治療記録。
    がん治療のあれこれ、日本とカナダとの医療や価値観の違い。
    乳房切除の手術が日帰り手術だなんて衝撃だった。
    この本を読んで以来、「生」のトンネルを通過するようなイメージで生きている。
    読んでよかったと思える本だった。

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    2026年06月21日
  • ふる

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    主人公が私が憧れるタイプの女性、私が持っていないものを持っているタイプの女性であるがゆえに、共感があまり出来なかった。
    私が物語において共感を重んじるタイプなので、その点がだいぶ残念だった。けど、読み続けられたのでちゃんとしている物語だったと思う

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    2026年06月20日
  • ご本、出しときますね?

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    言葉を扱うプロたちのトークはおもしろく、
    意外な一面や交友関係が知れたのも読んでいて楽しかった。
    作家さんたちがお勧めしている本がどれも本屋さんで入手するのが難しそうなものばかりで思わずにやにや。いつか出会いたいと思いながら読みたいリストに書き連ねた

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    2026年06月20日
  • サラバ! 下

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    3冊まとめて感想を

    子ども時代の歩の一人語りから始まる。
    子どもならではの歩の視点が興味深い。

    大人なら見過ごしてしまうような出来事や違和感を、子どもならではの目線で捉えていて、その世界の見え方に引き込まれる。

    読み進めるうちは、父親や姉の貴子に対してどこか理解できない部分があったけど
    最後になって、彼らもまた苦しみを抱えながら生きていたことが見えてくる。
    それまでの出来事が違った意味を持ち始め、伏線が回収されるような感覚があった。

    人は他人の人生を表面しか見ていない。近くにいる家族ですら、本当の苦しみは見えていないことがある。

    イランやエジプトを舞台にした物語は、歴史や文化の知識が

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    2026年06月18日
  • くもをさがす

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    カナダでの生活、闘病の時に感じたこと考えたこと、所々のコミカルな関西弁、それらのバランス含めて面白かった。多分、自分が結婚して子供がいて、病気になった後に読んだら感想や評価が変わるんだろうなと思う。

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    2026年06月16日
  • きりこについて

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    容れ物のくだり、自分も思ってたことで共感した。

    「自分のしたいことを、叶えてあげるんは、自分しかおらん」
    きりこ、ありがとう。

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    2026年06月15日
  • おまじない

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    孫係が1番心に響きました。巻末の対談にも孫係が1番反響があったと書いてあり、自分だけでなく多くの人が対人に対して疲れてしまったり、自分の内面に悩んでいるんだなと思いました。
    読むと自分を受け入れられる、弱い自分もちょっと肯定できる、そんな本でした。

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    2026年06月14日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    瀬田が人殴ったあたりから疾走感えぐい。
    まじまも瀬田もミステリアスで引き込まれる。ずるい。なんか自分も失恋した気持ちになってる。

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    2026年06月11日