西加奈子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ島崎和歌子さんが出てきませんが、やっぱ私はどんなに酷い目に遭った可能性があったとて共学の学校に行きたかったなあというか、せめてチャンスは欲しかった、実際生活してみて何も華やかな思い出が出来なかったとて、はなからチャンスを0にされることのしんどさはエグくて、それは今私は中学高校時代が暗黒期だという被害者面で考えてるけども、性別や国籍や家庭環境やらで何かしようとしたときにはなからチャンスを0にされてる人ってたくさんいて、そういう人たちにせめて1%だけでもチャンスを与える社会を作ることに私が加勢できたり、もしくは私の立場ならある人のチャンスを0から50くらいまでに上げられるのなら上げる行動をしないと
-
Posted by ブクログ
自意識過剰な青年のニューヨーク旅物語
冒頭、アメリカンブレックファストをお店で食べながらの愚痴で始まる
主人公の葉太は、旅先で浮かれること、はしゃぐことを恥だと思っている
現地人のように馴染み、帰国したらカッコいいエピソードとして他人にひけらかしたい欲求を持っている
そんな象徴として、セントラルパークの芝生で寝ころびながら、大好きな作家の新刊を読むことを目的としていた
しかし、いざ実行してみると、泥棒に貴重品が入っているバッグを盗まれてしまう
葉太は他人の目が気になるため、助けを求める事も、取り乱すこともできない
手元にあるお金は12ドル
キャリーケースの鍵もバッグの中に入っっていたため、必 -
Posted by ブクログ
ネタバレ夏目のような女性を私は「知っている」と思った
自分とは違う性質だけど、でもわからないこともないという距離にいる女性
理性と本能で揺れて結局本能が強くてまじまにどんどん引き寄せられる夏目
あーあ、なんて思いながらも
最初の出会いが、彼の絵で、身体中で、それこそおそらく本能で、好きだと感じてしまったのだから
描いた本人についても本能がまさってしまうのは自然なことだったのかもしれないと思ったり
でも、ふと、夏目が好きだった「まじま」は、おそらく人間とか男性とかではなくて、おそらくまじまであって、まじまの生み出したあの白い絵そのものなのだろうなと思った
だから彼女は絵に触れたいと思ったようにまじま -
Posted by ブクログ
僕は小説を読むようになってから、人を好きになったんですよ──。
小説を読むのは好きで、これまでも何百と読んできましたが、この度初めて文芸誌を読みました。
装丁もポップな雰囲気で、文芸誌を手に取るときのハードルも低く感じましたし、何より価格が510円(税込)というコスパの良さ。
半月くらいかけてゆっくり楽しませてもらいました。
個人的には、『小川哲 / 嘔吐』『冲方丁 / 週末の愛』『島本理生 / 愛することを知らない子は』が好きでした。
他の『GOAT』も積読してるので、また少ししたら読んでみようっと。
・
・
・
・
・
ジャンル、国境を越える豪華執筆陣の文芸誌
紙を愛してや -
Posted by ブクログ
前半はなかなか気持ちが入り込めなかったけど、中盤以降どんどん引き込まれていった。物語として昇華したいという思いの強さを感じる作品だった。
基本家族の話なのだけど、出会っていく友人たちも含めて、それぞれのキャラが立っていて、またイランやエジプトなど、文化やそのギャップから際立つ世界観はカラフルでおもしろい。これを体感しながら生きてきながらも、内面で多くの葛藤を抱えている思いを、歩という主人公のストーリーとして凝縮している。
信じるものをみつける、というのが中心にあるひとつのテーマになっている。このテーマはずっと自分の中にもあって、だからこそ歩の心の動きに共感しながら読めたのだと思う。ほんと、
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。