西加奈子のレビュー一覧

  • さくら

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    4.0/5.0

    ある家族の物語。
    笑って泣いて怒って喜んで…そういう普遍的な家族の姿が凛々しく、ハートフルに描かれている。
    人それぞれ幸せの形は違うし、それをお互い完璧にわかりあうことは難しいかもしれないけど、なんとなく繋がれていたり、誰かのことを想ったり出来たらその時は少し幸せになれるかも。そんなことを思った。

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    2025年05月17日
  • うつくしい人

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    身内に苦しむ人を描くのが上手だなぁと思う。
    身近な人への嫉妬は愛の裏返しだったりする。
    読んでて苦しかったけど、最後あとがきまで読んで救われるいい物語でした。

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    2025年05月16日
  • i

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    しんどい。しんどい人に読んで欲しいけど、読んだら読んだでしんどい。ラストに幾分救われたけど、しんどい。
    愛の連鎖が血の連鎖と同等の価値で、尊いもんやと思えるよう、愛し愛される人でおりたいね。

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    2025年05月14日
  • 円卓

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    子供の頃っていろんなことに疑問を持ち、思ったことはすぐしゃべり、楽しかったなーと思い出せる素敵な小説。
    読みながらじゃりん子チエ思い出した。

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    2025年05月13日
  • 舞台

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    10年ぶりの再読です。
    今作は『自意識』がテーマとなっていて、主人公の葉太がニューヨークでバッグを盗まれることで極限状態に追い込まれ、自身と向き合うというストーリーです。葉太の歪んだ自意識は過剰に膨らみ、それゆえに生きづらさを感じるようになりますが、この苦しみはなかなか他人からは見えるものでなく、理解に苦しむものだと感じました。
    他者や物事に対して、考え方や見方を変えればいい話しだけれど、当人にとっては簡単に思考のクセを変えることはできない。ニューヨークという言葉の通じない場所でバッグを盗まれ、極限に追い込まれることで、葉太の自意識という鎧がボロボロに剥がれ落ち、解放されていく感じが良かったで

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    2025年05月11日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    ネタバレ

    青春時代を思い返すと楽しいもので溢れており、その後の未来はその時には誰も分からない。
    少年がある少年に「アキ・マケライネンに似てる」という一言から、母親から虐待を受けて愛着障害を持って育った少年の人生を変えてしまう物語だと前編までは思っていた。
    後半からは一変。楽しかった高校時代が終わり、社会人へと進んでいくが少年2人は違う道へ進み、それぞれの歩んできた人生を経て造られた性格や社会的環境などにより1人は鬱により仕事を失い、1人はやりたかった役者を辞め、バーでバイトをするも売春が絡んでいるような所であったり、家に置いてた給料は取られ、でも性格的に誰かに助けてと訴えることはできない。貧困の中生きる

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    2025年05月10日
  • 舞台

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    うわっ、と思って途中で閉じた。何年かして、ようやく読めた。
    主人公と自分が重なって、とても痛くて、だけど気持ちよかった。

    私らしさが分からない!好き嫌いも意見も無いようなつまらない人間ですよ、でも器用に当たり障りなく生きてるじゃん。八方美人をしてること、みんなにバレてるの分かってるけど、美人なんだからええやんけ!写真でキメ顔恥ずかしい、でも盛れてないのはもっと嫌。もしかして、不器用なのかな。ほろり。

    生まれ持った心と顔と体で生きていくしか無いのだと、だけど私はひとりでは無いのだと、諦めと希望をくれる西加奈子先生が、大好き。

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    2025年05月09日
  • わたしの名店

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    大好きな作者さんの想い出の名店たち。
    私の世界にいなかった新たな作者さんとの出会いもあり!
    まだ知らない名店が知れたのと作者さんたちの人となりが分かるエピソード満載。Wでお得感満載(笑)。

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    2025年05月09日
  • きりこについて

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    「きりこは、ぶすである。」
    冒頭からいきなりこのぎょっとする一文
    頭をガツンとやられたようで気がついたら物語のなか。
    コメディなのかと思いきや中盤からは大真面目
    猫ときりこの視点で語られるところとか、どこか『吾輩は猫である』を彷彿させるような設定も面白い!
    表紙の猫がブサカワで何とも愛嬌のある顔なのも好きだ。(文庫版)

    前半はきりこがいかにぶすであるかの力説。
    しかもぶすの字が太字のフォントでぶすを強調している。
    だけど独特の文章表現なので全く嫌な感じはしないのが不思議。
    思わず声に出して笑ってしまうほど。
    猫目線や表現、描写がホント何もかも面白い。
    また猫の名前が昔のエジプトの王様というの

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    2025年05月05日
  • 通天閣

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    4.2/5.0

    大阪を舞台に巻き起こる実にリアルで温かい物語。
    人生なんてそんなもん。だけど時たまちょっといいことが起こったり、なんとなく感動したりすることもあるよね。
    そんな小説。

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    2025年04月30日
  • うつくしい人

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    前半、読むのがとてもしんどかった。自分と重なるところがあったからだろうか、一回読むのをやめるほど。でも、解きほぐされていく百合の姿が見たくて、読み終えた。
    自分の内なる声に耳を澄ましてあげたい。何かに縛られて苦しむこともあるが、そのままの自分を信じてあげたらそれでいいのだ。私も旅に出て、誰かと出会い、何か置いていきたい。
    心が「きゅうきゅう」する、という表現はすごい。

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    2025年04月30日
  • サラバ! 中

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    先が読めない展開がテンポよく続き面白い!

    歩の事なかれ主義に何度もイライラした。だけど、母と姉の我の強さなど、家庭環境が影響していると思うと憎みきれない。そう考えると、私が本当に苦手なのは親であることより、女であることを優先する母かもしれない。

    姉が巻貝になっていたのが1番笑った。姉は悪い人ではないけど生きずらくて可哀想。自分らしい生き方を見つけられるといいな。

    今回の方が上巻より圷家の人達に感情移入できたので、益々楽しむことができた。下巻がどんなラストになるか全く読めない。続きに期待!

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    2025年04月30日
  • うつくしい人

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    本の表紙に惹かれて購入。一気読みでした。作中の百合の考え方ほど強くは思っていないが、生活してくにおいて少なからず一回は考えたことがある内容で、共感できたりできなかったりした。静かな話という印象だった。百合があの二人と出会えてよかった。

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    2025年04月26日
  • うつくしい人

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    1人の女性が心の毒を少しずつ、穏やかな島の空気に流して行く物語。登場人物がみんな魅力的で、百合の些細な心情描写がとてもリアルな作品だった。西加奈子らしい一冊。

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    2025年04月21日
  • おまじない

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    ネタバレ

    女性が主人公の短編が8作品。どれも読んでいてつらいテーマだと感じたが、現実的だった。どの主人公にも共感できる部分がある。同じ経験をしたわけでもないのに「わかる」と思わせる力があるのは、人間のよくある心の動きを描いているということなのかもしれない。
    心にグッと爪痕を残したのは『あねご』だった。女性の親族の間で受け継がれる呪いのようなものが、最後の『ドラゴン・スープレックス』で祝福に代わっていた。しがらみも少しだけ愛せるような、不思議な気持ちで本を閉じた。

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    2025年04月19日
  • さくら

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    とても時間かかって読んだ。
    この世界から離れたくない気持ち。久しぶり。

    「さくら」という犬と共に暮らす家族、長谷川一家のの話。

    苦しいような、心がどこまでも入り込んでいくような。涙は出ないけど、心が泣いている感覚に陥った。
    ちょうど、今日は雨が降っていて、それが心地よかった。この本を読んだ後の感覚が好きで何度でも西加奈子さんの本を読みたいと思ってしまう。


    薫、一、ミキ、お父さん、お母さん。湯川さん、矢島さん、フェラーリ、サキコさん。

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    2025年04月18日
  • GOAT

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    どこから読んでも 外れず、そりゃそうだ。これだけの書き手が揃っているのだから。初めての安壇美緒さんも良かったし 牛田家とわたし も好き。島本理生さんも西加奈子さんも…あ〜いいわぁ〜。ちょっとずつ時間をかけて 読むのがオススメかな。1周回っても迂回しても ずっと楽しめる。お得感 たっぷり!次が楽しみ〜!

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    2025年04月17日
  • わたしに会いたい

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    私もわたしに会いにいかなきゃと思った。
    西さんありがとう!
    ママと戦うが1番好き。
    逞しくわたしで生きないとすぐ何かに縛られる。センター試験の日が狙いという日本の闇、最低。日本は安全じゃない。恥ずかしい。

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    2025年04月16日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    どれだけこの人が好きか、どこが好きかどんなふうに好きか
    表す言葉がドバドバ溢れていて
    溺れて圧倒された

    誰でも外からは見えないけど、内側に異質な変態な部分があるんかも
    ボロボロになるくらい人のことすきになりたい!

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    2025年04月15日
  • ご本、出しときますね?

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    番組Pの佐久間宣之の『おわりに』が印象的だった。作家さん達の考え方の違いが面白く、文字だけで伝わる人柄みたいなものに押されて何冊か本をポチった。

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    2025年04月12日