西加奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ乳ガンを患うということだけでも辛いことなのに、それが異国の地、カナダでしかもコロナ禍。どれほど不安だったでしょう。周りの沢山の人たちに勇気付けられる様を読んで、ポジティブでいることは大切だと強く感じました。
乳ガンで両乳房を切除した後でも、自分の体を誇りに思い、それも個性だとする考え方は、色んな人に勇気を与えると思います。
日本とカナダを比較するところはとても共感しました。「日本人には情があり、カナダ人には愛がある」という言葉はお互いの文化や精神をよく表していると思います。欧米人のおおらかさや余裕は個人的に見習いたい部分です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ僕
今橋歩。フリーの売れっ子ライター。30歳になり、髪の毛が抜け始めた。若手芸人のインタビューで須玖と再会する。
僕の姉
今橋貴子。アンダーグラウンドな世界で、カリスマになる。ウズマキ。おばちゃんの骨の一部を預かり、遺言書通りに散骨するために世界を巡る。
矢田のおばちゃん
死してなお、姉を救う。17歳のときに空襲で家族を亡くす。
紗智子
僕の恋人。フリーのカメラマン。姉のことを話したあとに別れる。
鴻上なずな
僕の初めての女友達。大学を卒業しても就職せず、レストランでアルバイトをしていた。
僕の母
奈緒子。強固な意志を持つ。小佐田とは離婚。
僕の父
圷憲太郎。底抜けに優しい。
夏 -
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Posted by ブクログ
「孫係」
いつも身なりを綺麗に整えて、完璧をこなしている大学教授のおじいちゃま。
パパとママ、学校の先生や、友達に「優しくて、いい子」をこなしているすみれ。
すみれは、いつも素直で感情豊かな人たちを少しバカにしている。自分は「人にとっていい人をこなしているだけの、嫌な人間」だと、悩んでいた。
だけど、実はおじいちゃま、同じように完璧な(みえていた)おばあちゃまも、家では悪態を尽きていて、愚痴っていたという。
しかし、じいちゃまはいう、これは「陰口」や「卑怯」ではなく、相手にとっての優しさや思いやりがあるからこそ、「いい人」をこなしているのだと。
だから、すみれさんも、その自分を係だと思 -
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ネタバレ僕
圷歩。イランのテヘラン郊外にある、イラン・へメール・ホスピタルで生まれる。母親似。帰国して大阪で暮らす。父の転勤でエジプトに行く。両親の離婚で日本に戻る。
僕の母
圷奈緒子。人生はほとんど直観によって成り立っている。父の赴任先を直感でイランに決定した。短大卒業後に入ったカメラのメーカーで憲太郎と出会った。旧姓今橋。離婚して日本に戻る。
強い信念と感情を持つ母。後年、ある宗教的体験に深く傾倒していく。
オストバール
僕の出産を担当した医師。
僕の父
圷憲太郎。奈緒子の八歳年上。結婚してカメラメーカーから石油系の会社に転職。イランに赴任。大阪に戻る。エジプトに赴任。
僕の姉
圷貴子。生