西加奈子のレビュー一覧

  • GOAT

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    数ヶ月つまみ読みをしてようやく読み終えた!
    人生で初めてちゃんと文芸誌を一冊丸々読み終えました。
    この値段で、これだけたくさんの作家さんの物語に浸れるなんて贅沢すぎます。
    愛と一口に言っても、心温かくなるものから狂気さえ感じてしまうものまで、様々で面白かった。

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    2026年06月21日
  • くもをさがす

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    西さんのコロナ禍のカナダでの乳がん治療記録。
    がん治療のあれこれ、日本とカナダとの医療や価値観の違い。
    乳房切除の手術が日帰り手術だなんて衝撃だった。
    この本を読んで以来、「生」のトンネルを通過するようなイメージで生きている。
    読んでよかったと思える本だった。

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    2026年06月21日
  • ふる

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    主人公が私が憧れるタイプの女性、私が持っていないものを持っているタイプの女性であるがゆえに、共感があまり出来なかった。
    私が物語において共感を重んじるタイプなので、その点がだいぶ残念だった。けど、読み続けられたのでちゃんとしている物語だったと思う

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    2026年06月20日
  • ご本、出しときますね?

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    言葉を扱うプロたちのトークはおもしろく、
    意外な一面や交友関係が知れたのも読んでいて楽しかった。
    作家さんたちがお勧めしている本がどれも本屋さんで入手するのが難しそうなものばかりで思わずにやにや。いつか出会いたいと思いながら読みたいリストに書き連ねた

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    2026年06月20日
  • サラバ! 下

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    3冊まとめて感想を

    子ども時代の歩の一人語りから始まる。
    子どもならではの歩の視点が興味深い。

    大人なら見過ごしてしまうような出来事や違和感を、子どもならではの目線で捉えていて、その世界の見え方に引き込まれる。

    読み進めるうちは、父親や姉の貴子に対してどこか理解できない部分があったけど
    最後になって、彼らもまた苦しみを抱えながら生きていたことが見えてくる。
    それまでの出来事が違った意味を持ち始め、伏線が回収されるような感覚があった。

    人は他人の人生を表面しか見ていない。近くにいる家族ですら、本当の苦しみは見えていないことがある。

    イランやエジプトを舞台にした物語は、歴史や文化の知識が

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    2026年06月18日
  • くもをさがす

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    カナダでの生活、闘病の時に感じたこと考えたこと、所々のコミカルな関西弁、それらのバランス含めて面白かった。多分、自分が結婚して子供がいて、病気になった後に読んだら感想や評価が変わるんだろうなと思う。

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    2026年06月16日
  • きりこについて

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    容れ物のくだり、自分も思ってたことで共感した。

    「自分のしたいことを、叶えてあげるんは、自分しかおらん」
    きりこ、ありがとう。

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    2026年06月15日
  • i

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    主人公アイが繊細で、そんなに悩まなくていいよって思うと同時に分かるな、割り切れないよなと思った。自分にも周りの人にも会ったことのない誰かにも、愛を持つことができるなって思った。私は世界で起こっている悲惨な出来事を、考えても意味がないとずっと避けてきた。意識的に見てこなかった。でも、それじゃだめだなって思った。泣きたくなるような、愛のこもったお話だった。

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    2026年06月16日
  • おまじない

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    孫係が1番心に響きました。巻末の対談にも孫係が1番反響があったと書いてあり、自分だけでなく多くの人が対人に対して疲れてしまったり、自分の内面に悩んでいるんだなと思いました。
    読むと自分を受け入れられる、弱い自分もちょっと肯定できる、そんな本でした。

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    2026年06月14日
  • i

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    アイはシリアで生まれ日本人とアメリカ人の夫婦の養子となる。彼女は恵まれた環境にありながらも自分の存在や世界の不公平さに強い違和感を抱いていた・・・ちょっと考えすぎじゃない?素直に今の自分を受け入れたらいいのにと、もどかしく思ったけれど、それがアイの性格でもあり読んでいくうちに理解できるようになったし自分を見つめ直すきっかけにもなった。

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    2026年06月14日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    瀬田が人殴ったあたりから疾走感えぐい。
    まじまも瀬田もミステリアスで引き込まれる。ずるい。なんか自分も失恋した気持ちになってる。

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    2026年06月11日
  • 私の身体を生きる

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    こんなに赤裸々に描かれているのか、と思うのは、それもまた性を隠す大人の無意識に引っ張られているのだろうか。作家さんによって「身体」に対する感じ方がこんなにも違うのだなと興味深かった。

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    2026年06月08日
  • 私の身体を生きる

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    性というか性別(性自認や対象)というか、性欲というか性癖とか、性体験とか。

    「性」のことはご法度的で親子、恋人、親友でも避けたりするわけで、孤独な世界だと思ってきたけれど。それが女性作家が17人も語るわけで下品上等、生々しくて面白い。
    面白い、と言ってる事を下品と言う人もいると思いますが、多様性?とあえて言葉にすれば線引きしないでよ、と。

    面白いというのは具体的に変えれば興味深い、が適切か。いやらしい意味でなく、前述のようにご法度な他者の世界に興味があるわたしは、作家がこうもあけすけにエッセイとして実体験や思想を語ってくれてありがたく。
    本として残るので結構なカミングアウトもあったりするわ

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    2026年06月07日
  • うつくしい人

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    人間は1人では生きられない、て、誰がいうたのかほとんど名言、格言、みたいになっているけれど、それ最初に言うた人、その人も、きっときゅうきゅうに苦しい時に思いがけないやり方で、「誰か」に助けてもらったのでしょう。
    ー本文ではなく後書きから、

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    2026年06月07日
  • GOAT

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    亡くなった祖父はずっと文芸誌を読んでおり、ずっと憧れがありましたがなかなかハードルが高く、手を出せずにいました。そんなときに出会ったのがGOAT。どんな世代の人でも楽しめる、新しい文芸誌だと思います。色んな人の色んな文章が楽しめますし、編集者たちの文学に対する愛と情熱を感じることができました。そして何より安い!このご時世にこのお値段で楽しめるのは大きいです。今後も購読します。

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    2026年06月06日
  • サラバ! 下

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    自分の信じるものをみつけなさい。
    人生の永遠の課題のようだ。姉の貴子と歩がそれを探し求める姿が一皮も二皮もむけていくようでまぶしかった。

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    2026年06月06日
  • きりこについて

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    思春期の頃に読んでたらすごく助けられただろうなと思う。これに気づいて理解してもありのままの自分でいることの難しさや、自分を見失ってしまうことが続いて。生きるってしんどいなとかれこれ10年くらいは思い続けているようなきがする。
     ラムセス2世、猫の登場によって猫の客観的視点から人間界をのぞいている構成も面白かった。
    猫は人間よりもIQが高く、最高値が800はあるって驚いて信じかけたけど本当かな?笑

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    2026年06月06日
  • きいろいゾウ

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    なんか、読んでいて幸せな気持ちになった。
    いろいろ、欲はあるけど普通が幸せなんだなと。
    つよしよわしの漫才が面白くなかったけど、それは恥ずかしい事じゃない。大人になると恥ずかしいことがたくさん起こるでも、それは恥ずかしいこととは全然違う という言葉がすき

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    2026年06月03日
  • おまじない

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    ネタバレ

    対談の中にも書いてあったように、自分の読むタイミング?時期?で感想や受ける印象が変わる本だな、と思いました。
    皆さんも言うように私も「孫係」が今は一番理解できると言うか、しっくりきました。私もそうやって、処世術じゃないけど、生きてきたなぁと思いましたね。でも、その良き理解者が孫と祖父っていうのは面白かったです。
    あとは「ドラゴン・スープレックス」のおっさんの言葉も分かってはいるけど、改めて人に言われると救われる時があるなぁ、と。
    この本が好きだと言う人が多いのは分かる気がします。

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    2026年06月02日
  • サラバ! 下

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    生きるって大変だ
    知らない間にグラグラと足元が壊れたり、なにかをきっかけにこれまでのパーツがパズルみたいにはまったり。

    何もかもスムーズな普通の人生なんて無いんだって身をもってわかるようになった今、たまたまこの本に出会ったけど、無敵だった頃の私が読んでたら全然違う印象を抱いていそう。
    もっと早く読んでいろんな味わい方をしたかった〜!
    自分の人生にもっと深みが出たらまた読み直そうっと。楽しみだな

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    作中に何度も出てきたニーナシモンの feeling good、めちゃくちゃ良かった
    この小説にぴったりだ

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    2026年06月02日