西加奈子のレビュー一覧

  • うつくしい人

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    他人からどう見られてるかばかり気にして自分がグラグラしてきたときにこの本はぴったり。トゲトゲした心も、見えない何かにビクビクしてた自分も、全部含めて自分なんだよ、そういう時も生きてりゃありますよ、と教えてくれる。

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    2026年04月09日
  • i

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    世の中で起きていること全てに当事者意識を持つことはできないけど、自分なりに考えることや想いを寄せることが大切なんだと教えてくれた。 出来事の渦中に居ないときの自分がどこに立っているのかわからなくなるような、グラグラした感覚。安全な場所にいるはずなのに、なぜか不安で寂しい。その絶望的な孤独から救い出してくれるのが愛なのかも。

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    2026年04月09日
  • サラバ! 下

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    オーディブルにて。
    頭髪が気になり出して卑屈になり、どんどん主人公が嫌いになっていく。嫌いだったヘンテコ姉がまともになっていってるし、過去からずっと自分の芯をちゃんともった女性だった。
    ひと家族の40年弱の日記を見た感じ。人間やっぱり勇気で上手く人生がまわるんだよな。
    そういう物語はこころを強くもてる。

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    2026年04月08日
  • うつくしい人

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    旅に出ることは本当に精神を救うと思う
    失恋直後に1人で尾道を訪れ、人のあたたかさや海の穏やかさに救われた経験があるので主人公の気持ちがよくわかる
    東京にいると溢れかえる人と情報で切羽詰まっちゃうよね。息抜きも必要だし、訪れた場所に荷物を置いていくことも大切。

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    2026年04月07日
  • さくら

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    ネタバレ

    エッセイのような雰囲気を感じる家族小説です。成長していく薫の目線から描かれる家族の姿は、笑いあり涙ありの等身大の家族の姿そのものでした。絵が目に浮かぶ様な生き生きとした描写がこの家族は確かに存在すると思わせてくれます。誰からも人気のあったお兄ちゃんが変わってしまった身体に苦しみ、人生を終わらせる決断をした時の遺書に選んだ表現として「ギブアップ」はとても「らしい」表現だと感じました。時が過ぎるにつれて変わっていくもの、変わらないものがありますが、いつも身近にあるものの大切さを説いてくれる作品だと思います。

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    2026年04月07日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    西加奈子さんの本ははじめて。最初は青春小説のようだが、ページが進むにつれてヘビーな内容になっていく。
    激務により精神が崩壊していく様子はとてもリアルだった。
    一読では見逃した伏線などもあったと思う。折を見て読み返したい。

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    2026年04月07日
  • GOAT

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    話題に釣られて購入。
    文芸誌を初めて買ったがこんなに面白いだなんて。
    愛をテーマに様々な作家の読み切りがこれでもかというボリュームでとても大満足。
    誰が読んでもお気に入りの作品が見つかると思う。
    白をモチーフにした柔らかな表紙に中もカラーの紙で雰囲気もおしゃれ。
    高物価の時代にこの品質で510円というのは信じられない。
    幸い何刷も重版されているので今から気になる人は絶対手に取ることをお勧めする。

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    2026年04月06日
  • サラバ! 上

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    めちゃくちゃ強烈でキャラの濃い姉の描写と冷静を装い姿を消すことで生き過ごす弟。その弟の回顧で展開される物語はテンポが良いのと歯切れのよい文体で半分くらいまですんなり読める。
    また駐在家族というのがリアルに描写されていて、よく分かるな〜、と体験者としては感心した。

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    2026年04月05日
  • サラバ! 上

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    オーディブルにて。ナレーター松坂桃李。
    直木賞受賞。
    おもしろい。ナレーターもよい。松坂桃李うまい。一気聴き。中編へ続く。

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    2026年04月04日
  • きいろいゾウ

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    不思議な話、ところどころこれはどうなったのかなとか描写が独特だなと思うところが多々、だけどそれがしあわせではっきりさせたいなんて思わない話
    大切は日常に溢れていて時に特別には見えなくて、でも失うことを恐れながらも愛していくことが人生でしあわせなのかも

    ツマさんもムコさんもどこか浮世離れした感じだと思う、実際いたら、周りの人も、でもそうは感じさせない世界を描写する西加奈子さんすごいなあ
    エッセイ以外の西加奈子さん作品初でした。
    おもしろかった!

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    2026年04月04日
  • きりこについて

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    きりこは黒猫・ラムセス2世と出会い、強い絆で結ばれ寄り添いながら生きていくことになります。

    ある日好きな男の子からの心無い言葉にショックを受け、自分の殻に閉じ込もってしまったきりこ。そんな彼女があることを切っ掛けに、少しずつ「自分」を取り戻し、人と関わりながら成長していきます。
    きりこと出会ってからの日々や人間社会を、猫のラムセスの目線を通して描かれています。

    どんなに親に愛され可愛いと言われても、社会に出れば他者の視線や劣等感などにとらわれ、自尊心や自信を失ってしまうことがある。
    自分の気持ちや意思とは関係なく、周りの人や社会に思考や行動を縛られていることってすごく多いなと改めて感じまし

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    2026年04月01日
  • さくら

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    不安定な春に、

    そのままで、家族が家族としてそこに在ること
    他人と関わること

    生きてれば、どんな未来でもちゃんと描けるんじゃないかと
    そんなあたたかな希望をくれる、けど切ない
    そんな小説だった。

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    2026年03月29日
  • さくら

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    打たれへん

    お兄ちゃんの辛さと家族の辛さが伝わってきてつらかった
    私たちは神様にボールを投げている

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    2026年03月28日
  • こうふく みどりの

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    大阪の中学生女子緑ちゃんと家族の話。「こうふくあかの」にも通じる女の幸福を、登場人物それぞれの生き様から見せられた。そのくらい誰かを好きになりたいものだ。個人的には緑ちゃんの嫉妬の感情とか、めっちゃ分かるなと思った。

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    2026年03月23日
  • i

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    又吉さんのYouTubeみて気になって読んでみた
    確かに対岸の火事みたいな気でニュース見ている自分がいる。アイほど特別ではないがわかる気がする気持ちもあり優しさ気持ちになれる本でした

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    2026年03月18日
  • わたしに会いたい

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    わたしは「わたし」と出会って一つになった時、本当の「わたし」になる。
    さまざまに搾取され虐げられる世の中で、女性たちが自分自身を取り戻していく7つの短編集。決して悲しい物語ではないところが西加奈子さんらしい。

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    2026年03月18日
  • おまじない

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    女性として生きる上での、さまざまな悩みに寄り添ってくれるような短編集でした。
    特に好きだったのは『孫係』と『あねご』で、本来の自分とは違う自分を演じて生きていることに後ろめたさを感じながらも、それでいいんだと思わせてくれる内容でした。折にふれて読み返すと、また違う作品が響きそうなので、いつか再読したい作品です。

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    2026年03月16日
  • こうふく あかの

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    久々に西加奈子の小説読めた〜。出産の場面はプロレスそのもの圧巻の勢い。漁港の肉子ちゃんでも出産のシーンは思わず文字通り前のめりになって読んだな。

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    2026年03月15日
  • サラバ! 上

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    海外、しかも欧米でもアジアでもない地域で過ごす子供時代の話。環境は特殊だが、日常なので、そんな劇的なことは起きない。ただ、キャラクターの濃い家族の中で、いかに上手く立ち回るかを考えて過ごす主人公が、自身の複雑な感情を言語化しているのが面白い。自分の中の醜い部分を自覚しながらも、憧れた人に瑞々しい友情感じながら、成長する姿を応援したくなる。

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    2026年03月15日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    「俺」と、高校の頃に出会った、外国の俳優に似ている「アキ」の物語

    主人公の「俺」は最後まで名前が出てこなかった よね?
    深沢暁(アキ)は、アキ・マケライネンに似ている事を指摘されてから、その俳優の人生と同化するように生きる存在


    日本における貧困を描いているのだろうな
    アキの方はもちろん、「俺」の方も

    そして、貧困やその他の問題で困っていたとしても、「恥」による声の上げ辛さとか

    巻末の著者と小泉今日子の対談で、やっとこの小説の描こうとしたものが理解できた気がする

    ただ、私の好みではない
    読んでいて楽しいものではないし
    共感できなくはないけど、主人公たちの思考があまり寄り添いにくい考え

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    2026年03月12日