西加奈子のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    作者名のラインナップの、朝井リョウ目当てで手に取った。安定の、早稲田学生ライフの片鱗が伝わるクオリティ。
    でもどの文章も、地方民の自分が読んで「あー、観光目的じゃなくこの本に出てくる料理目的でそのお店行ってみたい!」と思える店+料理紹介で、軽い気持ちで手に取って想像以上の満足度が味わえる一冊だった。

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    2026年07月19日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    星4.5って感じ。出てくる人みんなとてもキモくてよかった。まともな人は全然少なかったけど、こんなに狂えるのもある意味とても正直で純粋なのかな。この小説読んで恋っていいなとはならないけど、ちょっとだけ瀬田かわいいと思ったりもした。さらっと読めてなんか好きだったなまた読みたい

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    2026年07月18日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    売れない絵描きの女が売れない絵描きの男に恋に落ちる話

    恋に落ちる瞬間の抑えきれない感情を描いた本。"ふたりでは、会わないようにしていた"最初の一文からいい。傷つくとわかっているのに自分に嘘をつけず飛び込んでゆく主人公が目映い。この感情を知っている

    忘れた頃につい手にとってしまう愛読書。画家×画家の特殊設定だが、読む度に"恋する"ってこんなだったと思い出す本。心がギュッとなる。西さんの関西弁はするする入ってきてとても好き

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    2026年07月18日
  • サラバ! 上

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    エッセイのようなリアルさに引き込まれた。
    姉のどうしようもなさは読んでいて辛かったし、母の気持ちも分かる。
    これからどうなっていくのだろう。

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    2026年07月16日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    再読。
    全く覚えていなかった。というか、当時の自分はまだ少し未経験の感情だったのかも。

    夏目の間島さんに対する情熱的な気持ちは理解できて苦しかった。
    間島昭史は私の好きだった人によく似ていた。夢中になれる恋愛って辛くて辛くて苦しいけど一瞬の甘さがやみつきになるよなあと改めて感じた。

    小説自体の内容はよくわからなかった。結局瀬田くんは何者?笑

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    2026年07月13日
  • きいろいゾウ

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    秘密を抱えた夫婦の日常。
    完璧ではない2人は、迷い、傷つきながらも「共に生きる」

    生きることの寂しさと誰かと繋がる温かさが感じられる作品。

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    2026年07月13日
  • くもをさがす

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    フェアな作家だという印象。著者自身の経験をもとにした作品の多くは、文章に書き起こした時点で書き溢したり体裁を整えていたりで、微量な「嘘」が含まれているものだと思う。その点を西加奈子という作家は最後の章で正直に言及している。誠実な書き手だと思った。
    著者の思想や意見もはっきりと提示しながらも、別の考えや価値を一蹴せずに、一旦その人の立場になって思考する箇所があった。
    平等や公平さは理想だけれど完全にその立場になるのは本源的には無理なことだ。それを自覚した上で、なるだけ公平であろうと努力する人は信頼できる。
    著者の他の作品を読んでみたい。

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    2026年07月13日
  • サラバ! 中

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    思春期から大人への話。
    上と比べると重い話が多くて辛い場面も多かったけど、主人公・歩が歩んでいく人生を間近で見ているような気持ちになった。“家族”ってなんなんだろう、そう考えることが多い作品でした。
    ヤコブとの話がすごく好きだったのでまたヤコブに登場してもらいたい... 続きも楽しみです!

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    2026年07月10日
  • i

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    想像すること慮ること。
    容易くないけど大切なこと。

    西加奈子さんの作品は突き上げてくる何かがある。

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    2026年07月04日
  • おまじない

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    そぞれの年代や境遇によって、生きづらいと感じた時に、何か心の支えになるおまじない、、
    自分もあるよな、意図せず口ずさむ唱え事、、、あ、これって、おまじないかぁ〜と腑に落ちました。
    短編集で、サクッと読めるけど、深い部分もありよかった!

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    2026年07月04日
  • くもをさがす

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    私は33歳で乳がんに罹患し、片乳房全摘をしました。
    ステージ1です。ホルモン受容体陽性のため、抗がん剤治療ではなくホルモン治療を10年間行うタイプです。現在35歳で、再発・転移なく毎日元気に過ごしています。私が癌患者であるとは誰も思わないくらい、はつらつとした生活をしています。

    ひとえに【乳がん】と言っても、そのタイプは様々で、治療法はそれぞれ異なります。
    「抗がん剤治療が無くてせめてもの救いだったね」と周りから言われることが多々ありますが、それは髪の毛が抜けなくてよかったってこと?それでかわいそう度合いが変わるってこと?私は10年間強制的に閉経をする必要があり、もし子供を望んでいる身だった

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    2026年07月05日
  • サラバ! 下

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    中を返却日を過ぎ読んだ!と思ったらなんと下は2日で読み切ってしまった!圧倒的スピードで読み進んだ。又吉の解説も読後を整理してくれた。西加奈子、、恐るべし。

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    2026年07月02日
  • サラバ! 中

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    ついにサトラコウモンサマの謎が解き明かされた!西加奈子の自叙伝と言うけど、波乱万丈すぎるここまで緻密に想像力で書けるんかなと思う。しかし、関西弁はやはり生粋にしか書けないんだろうな・・

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    2026年07月01日
  • 炎上する君

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    巻末の解説でも書いてあるが
    「人間讃歌」だと思った。読むと元気出る。
    どれも甲乙付け難い物語。

    落ち込んでいる時、元気が出ない時、疲れた時、自分がデバフかかってる様々な状況で、読み返したいな、と思った。

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    2026年06月30日
  • くもをさがす

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     2年間の語学留学のため家族でバンクーバーに転居していた時(折しもコロナ禍最中)、西さんの浸潤性乳管がんが発覚します。本作は、約8ヶ月の闘病生活を描いたノンフィクション作品です。

     読みながら興味深かったのが、カナダの異文化による価値観の違いのです。まずは医療制度。総合医が症状を診て専門医へ紹介し、やっと予約…遅っ!めんどくさっ! イライラ激おこです。
     さらに、病院と薬局の連携不足で手違いがあっても、担当者は謝罪しない! はぁ?何なん! 個人の責任ではないというスタンスです。

     一方で、カナダの看護師は決して患者を甘やかさず対等で、至れり尽くせりの日本と対照的です。患者に対して、受け身に

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    2026年06月29日
  • サラバ! 中

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    するするとイッキ読みできてしまう不思議。変わり者ばかり登場するのになぜが実在する彼らの人生を辿っているような現実味を感じさせられる。

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    2026年06月28日
  • きりこについて

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    他人に合わせて生きることは楽かもしれないが、
    自分が本当にしたいことを曲げてまですることなのか?他人に非難されたからそれは間違ってるとか、男性だから女性だからとかお金持ちだからお金持ちじゃないからとか...誰が決めた?そんなことを考えさせられました。とにかくまっすぐで自分が本当にしたいことをするちせちゃんがかっこいいなと思いました。「自分らしさ」について問い直してくれる作品です。

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    2026年06月27日
  • GOAT

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    ネタバレ

    積読消化。次は悪!
    好きなフレーズ
    「これが私の言葉じゃないことに、他人が生んでくれた言葉であることにいまだに驚く。共感というより、自分の言葉だ、と思ってしまう文章。こんな言葉を自分以外の人が思い浮かべてくれたことに、私は、愛情、と名付けずにはいられない。」

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    2026年06月26日
  • くもをさがす

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    なぜだろう。サイン本だったからか、自分が40歳になったからだろうか。西さんの本を読んだのは多分、初めてのことになるだろうと思った。
    なんだろう。すごいなぁと思った。羨ましいなとも。
    こんなに沢山の人の手を借りられるのが。人をこんなにも大事に思えるのだなぁと。
    愛が美徳なら、情は情けだろうか。

    あんまし本の内容と関係ない気がするのに、本を読もうと思った。
    見たことない、上手く飲み込めないかもしれない、著者の名前が読めない、誰だか知らない本を手に取ってみよう。

    知らない世界が開けるとか、魂が救われるとかそういうのじゃなくて。

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    2026年06月25日
  • くもをさがす

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    意外だったのは、癌が完全に消失して、これ以上の治療が要らないとなったら、寂しさと喪失を抱えるということ。再発の恐怖なのか、生き抜くという目標がなくなったからなのか。人間は不思議だ。
    でも生きるのは人間がもつ本能なので、どうしたって死ぬまで生きてしまう。
    西さんのように病気で恐怖を抱えている人だけでなく、様々なことで悩んでいる人がいるが、生きていくには、こうしなければいけないなんてことは何ひとつなくて(他人に迷惑をかけないことは前提で)、他人にどう思われようが、自分の心の赴くままにしたらいい。そしてそれを全て自己責任にするしかない。

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    2026年06月24日