西加奈子のレビュー一覧
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読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
本...続きを読むPosted by ブクログ -
人はみんなになりたい自分を考えて、演じているということを考えさせられ、納得した。主人公がだんだん周りの目を気にせず、開放的になり、成長していくのを見て、自分も人の目を気にしてもしょうがないという気分になった。Posted by ブクログ
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西 加奈子さんはやっぱ裏切らないな〜
今回も加奈子節満載の面白くて良いお話でした。
きりこ、私もきりこが大好きよ〜ᐠ( ¨̮ )ᐟ♡ ̖́-♡ ̖́-Posted by ブクログ -
生きていたら挫折する時があるかもしれない。上手くいかず回り道もあるかもしれない。けどそんな経験が今の自分を作っている。人生に遅いはない。人はいつでも変わる事が出来る。
そんな人生においての強いメッセージを教えてくれる本。Posted by ブクログ -
主人公の葉太の「平然を装いたい」「間抜けなミスを怖れる」感情は極端にも思えましたが自分にも存在するなと感じました。全ての人が自分を演じながら日々生きている、というのは事実そうだと思いますし「自分が一番ラクで居られる演技」が自然体に一番近いのかな、と本を読んで思いました。Posted by ブクログ
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率直に感じたことは、ルッキズムの考え方について。
読んでいくと頭の中で西加奈子さんの声で再生される感覚があり、優しい表現の中にも芯があって力強い世の中への訴えを感じた。Posted by ブクログ -
物語自体は、自分の経験や体験からは共感するものが少なく、派手な展開も少ないので、読み終わったときはフワっとしていました。巻末対談を読んで、ジワジワと、自分に浸透してくるものがありました。また1つ心持ちが分厚い何かで安定したような感じになったなと思います。Posted by ブクログ