白いしるし(新潮文庫)

白いしるし(新潮文庫)

小説・文芸
605円 (税込)

3pt

女32歳、独身。誰かにのめりこんで傷つくことを恐れ、恋を遠ざけていた夏目。間島の絵を一目見た瞬間、心は波立ち、持っていかれてしまう。走り出した恋に夢中の夏目と裏腹に、けして彼女だけのものにならない間島。触れるたび、募る想いに痛みは増して、夏目は笑えなくなった──。恋の終わりを知ることは、人を強くしてくれるのだろうか? ひりつく記憶が身体を貫く、超全身恋愛小説。(解説・栗田有起)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    白いしるし(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1071912
  • 電子版発売日
    :
    2022年01月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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白いしるし(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1番好きな恋愛小説。10年ぶりくらいに読んだ。
    この10年で生活の変化は色々あったけど、これを読んで胸が熱くなる感覚には変わりがなかったことになんだか安心した。また時々読み返そう。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    ほとばしる全身全霊の恋の表現が本当に好き。
    この熱量圧倒される。
    あなたが好き。
    なんでこんな文章が書けるんだろう、なんでこんなに燃え盛る恋の苦しみを描けるんだろう。
    好きな作品。

    0
    2026年09月15日

    Posted by ブクログ

    この小説は手放せないな、と思った。

    ずっと気にはなっていたが、いざ読もうとは思えなくて、でも昨日突然思い立って購入。一晩で読み終えてしまった。とにかく続きが気になって、気になって…

    私も今32歳で、夏目に性格的にも似ていると思う。
    絵も描くし、何より誰かを好きになると生活が見事に崩れる。今まで自分がどうやって生きてきたかわからなくなる。
    そして、最近、間島に似た人と出会い、そして別れた。ここまで状況一緒なことある…?と、とにかくびっくりしたけど、この本は今読むべきだったのだと納得した。

    しかし、私の場合は「彼に触れたい」とは思わなかったし、むしろ触れたら何かが崩れそうで「触れたくない」とさえ思った。

    だからまっすぐに「好きだ」といえる夏目が羨ましかったが、いつまでも一緒にいたいという感情を一切抱かない瀬田との方が、結果一緒にいるんだよな、ってことが皮肉だった。

    人間的興味 ≒「好き」という恋愛感情
    一方的でも双方的でもどちらにしろ、
    対象の相手と“異性”であるということの歯痒さ。
    何よりも書き出しの
    『ふたりでは会わないようにしていた』
    が全てを物語っている。最高。


    「いい人」くらいに思っている方が、自分も相手も自由でいられる気もするし…
    やっぱり恋愛は難しいなとも思った。

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    たぶん10年前後くらい前に買って
    あんまり刺さらなくて途中で読むの止めてた小説。
    間島さんに狂ってた彼女は狂気じみてたけれど、今の年齢になってある程度落ち着いた自分も昔そんなようなものだったかとしっくりくるような。なんとなく腑に落ちてしまったお話だった。短くて読みやすかった。そしてさっき表紙の写真を撮っていて、表紙が猫の後ろ姿だったことに気づいて震えてる。

    0
    2026年06月09日

    Posted by ブクログ

    主人公が圧倒的に惹かれてしまった人に対して、突然猛烈な恋に落ちてしまう。そしてそこに対して猪突猛進になってしまうと言う話なんだけど、こんなにも激しい恋をすることができるって言う追体験ができたのもすごくよかったなと思った。そして画家の人がすごい魅力的で、いやこれは好きになっちゃうよなぁと思った。好きになるだろうなって言う人を会ったときにわかるっていうのがすごいなと思った。それがある種の一目惚れと言うものなのかと思った。自分に刺さる芸術とか自分に刺さる視点雰囲気っていうのが互いに合うっていうのが相性なんだなっていうのがわかった。

    0
    2026年08月23日

    Posted by ブクログ

    登場人物たちの異常なまでの恋愛感情が重くて苦しかった。だからこそラストシーンの爽快感が良かった。ハイエースが加速するのと同じように読むスピードも加速してた気がする。恋愛って本当に人を狂わせると思った。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    32歳主人公夏目は、穏やかな凪の海みたいな恋愛をしたいと思っていたが、
    彼のすることなすことすべてが琴線に触れる、ヒリついた恋をする。
    とても正直な恋愛小説。

    前半の夏目の想いが後半も続いていくのかと思いきや、友人の瀬田が女性を殴ったという所からのスピード感は半端なかった。グイグイ引っ張られていった。

    ところどころ訳の分からないとこもあったけど、
    腕を折ってしまおうか、とか、裸で白の絵の具を塗って壁に激突するとか、

    読み終わったあとに、それは彼がそこにあったという徴(しるし)を、体に焼き付けるという意味だったんだと腑に落ちた。

    夏目も殴られてた塚本さんも、
    自分をはるかに超えるような、深みをさらに潜るような恋、
    相手が自分では触れられない場所に触れてしまった、そんな恋をしてたんだと思う。

    でも、足の指の爪を自分の歯で噛みちぎり、化け物のような自分を誰かに見てほしい、は突飛過ぎて意味わからなかった。

    大阪弁が特徴的なんで、読みにくさもあるかもしれない。
    でも私の今の歳で読んでよかったと思える小説だった。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    焦がれるような恋をしたことがないのでわからなかったが、それだけ人との関係を人生に組み込めるってすごい。

    登場人物のキャラクターがはっきりしているから、読み進めやすい。

    表紙のねこ。
    白いしるし。

    そうくるか〜〜

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    主人公の相手への思いが狂気じみて、自分の今までの恋で感じた想いなんて可愛いものだったんだなとなるような気持ち。ただ、恋に落ちるまでの気持ち、落ちてからの気持ち、その後の気持ち、それぞれに分かる分かると共感してしまう部分もあるのが、私も主人公のように狂気じみた恋をしてしまうであろう片鱗なのかなと思った。
    作品に関してはそれぞれの名前を強調して書くものだから、数日かけて読んで、あとから名前が突然出てきても分かってしまうくらいには名前がすごく強調されてた。

    0
    2026年08月04日

    Posted by ブクログ

    恋に落ちるとは文で表現できるのだとわかった。歪んだ愛こそ真実の愛かもしれない。純愛など存在しないのかもしれない。人を愛することにはいくつかの苦しみと幸福が入り混じっていて、何かを犠牲に生きなければそれらは手に入らない。主人公はまだ30代だというのに。人生はこんなに早く大きな壁を作るのか。人生は狭い。

    0
    2026年08月03日

白いしるし(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    白いしるし(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1071912
  • 電子版発売日
    :
    2022年01月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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