白いしるし(新潮文庫)

白いしるし(新潮文庫)

539円 (税込)

2pt

女32歳、独身。誰かにのめりこんで傷つくことを恐れ、恋を遠ざけていた夏目。間島の絵を一目見た瞬間、心は波立ち、持っていかれてしまう。走り出した恋に夢中の夏目と裏腹に、けして彼女だけのものにならない間島。触れるたび、募る想いに痛みは増して、夏目は笑えなくなった──。恋の終わりを知ることは、人を強くしてくれるのだろうか? ひりつく記憶が身体を貫く、超全身恋愛小説。(解説・栗田有起)

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白いしるし(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    直感的で、衝動的で、情熱的。
    狂おしいほどの恋情と、良い意味での滑稽さに、こちらも胸の中を掻き回された。

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    夏目はさいご全身白になる!!!!!
    まじまの全身黒との対比がいい。

    西加奈子さんの感情描写が全部刺さりました。
    私の感じたことのある感情、身に覚えがある感情。どう表現したらいいかわからないものばかりなのに、こんななうまく言語化できるなんて天才だ。

    0
    2024年12月09日

    Posted by ブクログ

    ひょんなことから再読。(億らぶYouTubeラランドサーヤの一言+kyonちゃんと西加奈子について話した)
    超全身恋愛小説!夏目かっけぇよアンタ!!
    どこまでも嘘をつけない清らかな動物みたいな夏目を愛おしくおもうし、生命力が豊かで本能がたくましい彼女をかっこよく思った。こんなん側から見たら社会不適合

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    好きな文章だった。友人に勧められて読んだ本。愛の大部分が、焦燥感や切迫感に占められていたとしても、愛おしいと思う気持ちは止められないです。

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    肩にタトゥーを入れて半年後に別れて2年引きずって、忘れる為に東京に行って、日本とは東京とそれ以外の場所だと言う所、もう西さんだった、三沢が出て来るのも西さんだった。夏目は恋をするけど、テレビも見れない常に間島を考えるだけで、思い通りの言葉を掛けられて溶ける。って女性にはみんなありうるもの?本能で考え

    0
    2024年09月17日

    Posted by ブクログ

    又吉さんがよく褒めているけど、その通りで、西加奈子さんの凄さが詰まった一冊。
    全ページを記録しておきたいと思ったほどなので星5。
    好みが分かれるのはわかるけど、文章が流れるように入ってくるから読んでいないみたいだった。

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    登場人物たちは幸せなのか分からないけど、
    大人になるにつれて、バランスを崩さないような恋愛を選んできていたため、少し羨ましいような気がした。

    0
    2025年01月29日

    Posted by ブクログ

    恋とは、常にその人にとって劇的なものであるということを再認識できました。
    年を重ねるごとにいろんな物事に対して、新鮮さが無くなってしまったり、妥協を無意識にできてしまうようになる気がします。
    そんな中で、常に不動の自分と、新しい自分というものをスーッと受け入れることのできる人間の美しさに触れられた気

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    自分にはちょっと考えられないような恋愛観。
    その人中心の生活になってしまうくらいの恋愛、一度はしてみたいなあ。

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    恋愛依存するタイプの人ってこういう思考になっちゃうんだろうなと思った。
    恋愛している自分に酔っているような、周りが見えなくなるというか…。恋愛でそこまでの感情になったことがない自分にとっては、あまりしっくりこなかったかな。

    0
    2025年02月10日

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