西加奈子のレビュー一覧
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「プラスチックのように軽薄で、スポンジみたいに頼りない人間関係」っていう表現にグッときました。深い人間関係を欲す人って多い気がするけど薄っぺらい人間関係ってのも悪くないし、必要だと思います。Posted by ブクログ
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下巻を読んでしまうと感じ方や考え方が変わりそうな気がする予感がする。
そんな、中巻であった。立ち止まっているように見えてたくさんのことを感じ、たくさんのことを乗り越えている圷家、今橋家が今後どうなるか。Posted by ブクログ -
お気に入りの文を載せます。
•誰もが皆、この世界という舞台で、それぞれの役割を演じている。そのことに少なからず、疲弊している。だかやめることはできない。舞台は続いていくのだ。p137Posted by ブクログ -
夏目の、終わりがみえている関係でも本能に負けて禁忌をおかしてしまう部分や、意中の相手を連想するもの・ことに執着している様子が、人らしく面白いと思った。Posted by ブクログ
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何だかすごいパワフルな話だった。
でも内容が深いことは分かる。
家族とは、恋愛とは、性とは、マイノリティとは、生きるとは…様々な内容が盛りだくたさん。
家族に何が起きても、いつも変わらずそこにいるサクラは、主人公が考える神様に一番近い存在なのかなと思った。
お兄さんが切ない。Posted by ブクログ -
「私は誰かの美しい人だ。
私が誰かを、美しいと思っている限り。」
文中のこの言葉にずーっと励まされて生きていたいので、他人の良い部分を素直に認められる心を持ち続けようと思いました。Posted by ブクログ