西加奈子のレビュー一覧

  • ふくわらい

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    サラバ!と同じ種類の面白さ!
    定をはじめ登場人物がみんな魅力的☺️
    外道のところとバイソンがカルピス出してくれるところと、定と小暮さんが友だちになるところと、他にも好きなところがたくさんー!

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    2026年05月31日
  • 円卓

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    ちびまる子ちゃんの平成版だと思いながら、ほのぼのと読み進めていたら、後半から泣けてきた。
    西加奈子さんすごいなぁ。優しいなぁ。
    読みやすい文章で色や景色がありありと浮かんでくる。たくさんの登場人物各々の個性が全て優しく受け入れられている世界がそこにある。

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    2026年05月30日
  • GOAT

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    他の本も読みながらだからなかなか終わらなかった。
    冒頭惹かれないものは3話ぐらい読まないまま。
    全てを隅々まで読むとなると相当時間がかかりそう。

    こんな充実した読み切りの文芸誌を出してくれるだけで星5つつけたいところ。
    紙の色について読み難いという声もあるみたいだけど個人的には可愛くて好き。
    星4にしたのは、愛というテーマがほぼ全て歪んだ愛だったこと。
    熟練の作家は素直な愛を書けなくなるって本当なんだな。

    個人的に好みだったのは…

    麻布競馬場 違う海にいる
    冲方丁 終末の愛
    かな。
    なんか読みやすくてわかりやすいから楽だった。

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    2026年05月30日
  • サラバ! 上

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    フィクションには思えない!エッセイを読んでるような感覚。スイスイ読めて1日で完読。めちゃくちゃ面白いかも

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    2026年05月29日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    読んでいて少し苦しくなるような内容。
    外国人俳優にそっくりな「アキ」と「俺」の物語。
    劇団の世界やADの仕事はイメージもできないけど、どんどん苦しくなる様子や周囲の環境、家庭の状況など、中々抜け出せない描写がリアルだった。
    助けを求められるように、助けを受け取れる人になりたいと思った。

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    2026年05月29日
  • わたしに会いたい

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    おそらく乳がん治療中に書いたと思われる短編集。

    私に会いたい
    とりあえず私は、モトが結論として導き出した解釈、
    「ドッペルゲンガーはその人の命を奪うための使者ではなく、その人からむしろ死を遠ざけるための使者なのかもしれない。」
    「死というのは、それ自体が死なのではなく、死を想起させる何かなのではないかな。死であると同時に死への警告なんだ。」
    「人が死にたいと願う時、死は近づいてくるけれど、むしろ遠ざけるために近づいてくるんだよ。死を意識させ、そして気配だけを残して去ってゆく。その人を生かすために。その人が何より生きるために。」

    この解釈たちがとても好きだと思った。

    汚い絨毯を「ちゃんとボ

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    2026年06月02日
  • さくら

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    世の中にはいろんな人がいて、いろんな生き方を選択してる人がいる。他人から羨望の眼差しで見られる人生もあれば、哀れに思われる人生もあり、、そして何かがきっかけでころっと自分の立場、立ち位置が変わることもある。
    苦しい場面もあったけど、さくらに癒された。考えさせられる作品。2回目に読んだ時の方が心に残った。

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    2026年05月24日
  • きいろいゾウ

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    不思議な世界観でありながらも西加奈子作品らしい近さを感じる作品だった。各人の心情により近く胸が詰まる場面も多々あったが、ラストが本当に良かった。

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    2026年05月23日
  • おまじない

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    自分らしく生きることは難しい。そんな時に誰かのふとした言葉が重なり強く残る。
    「孫係」が良かった。正直なことと優しいことは別。人を傷つけない思いやりの心。おじいちゃまとおばあちゃまの関係が素敵だった。悪態をつける相手がいるってことは心強い。

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    2026年05月23日
  • きりこについて

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    親からたくさん愛され、「可愛い」と言われながら育ってきたきりこ。しかし周囲との比較や他人の言葉によって、自分の見え方に悩み、少しずつ孤立していってしまう姿がとても苦しかった。それでも、さまざまな出会いや言葉を通して、「どんな姿でも自分は自分なんだ」という大切なことに気づいていく過程が印象的だった。

    きりこに寄り添い続けるラムセス2世の存在も温かく、本作全体から「人はもっと自由に、自分らしく生きていい」というメッセージを感じた。優しく背中を押してくれるような作品だった。

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    2026年05月23日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    読んでいたら、すごく痛かった。
    誰かを大切にするとか愛するとか、そういうことは誰にでもできて、誰を愛する権利もあるけれど、そこに常識が入ってくると、無理な恋や愛もあるのだ。
    その人の存在自体に惹かれ、作り出したものを得たいと思う気持ちや、異常なまでの依存心など。すごく苦しくなった。自分は、人を傷つけたりしないまでも、愛する気持ちは高い方だと思う。嫌われるのは嫌だし。自分のことを見つけてくれる人にいつか出会えるはずで、それが早いか遅いか、いなかったか、の違いであって、ありのままに生きていけばいい。愛されなくても、自分が自分を愛していけばいい。ただそれだけ。

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    2026年05月23日
  • さくら

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    家族の絆について、真正面から向き合った作品でした。
    なかなか、個性が強い家族のメンバーですが、犬のサクラがいい味出してます。
    温かい気持ちになれました。

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    2026年05月22日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    恥ずかしながら、西加奈子さんの作品は今回が初読。メディアで拝見した明るい印象とは全く異なり、終始、不穏で重たく暗い世界観に圧倒された。
    それでも、ラストには微かな救いがあったように思う。

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    2026年05月22日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    ネタバレ

    タイトルみたいに、色の印象が強く残る作品だった。

    間島の白、
    夏目のカラフルな絵、
    殴られた塚本さんの血
    メキシコの女の子の緑とピンクの母親の絵。

    夏目の心に深く根差した白い絵の具は自分の描くカラフルな絵を覆い尽くすほど分厚く色濃く浸透していった。

    でもきっと何年か経つと我に返って気付いたりする。なんであんなやつにあんな夢中だったのか。

    本の中では間島が特別な人のように書かれていたけど、きっと今までの青髪の美容師も運転の苦手な彼も、その当時は彼色に染められるほど夢中だったんだろうと思う。
    何が言いたいかと言うと、結局間島も、そのうちの1人でしかないのではということだ。

    恋は盲目とはこ

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    2026年05月23日
  • ご本、出しときますね?

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    作家の人たちってこんなに話上手いんだなと驚く。
    飲み会の場で話しているようなフランクさもありつつ芯を食った内容になっている。
    紹介されている本も面白そうなものばかりで、ウォッチリストにたくさん入れた。話し手さんの本も未読のものは代表作くらいは読んでおこうという気になった。

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    2026年05月19日
  • うつくしい人

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    人の目や人の感情を気にしすぎてしまうところが自分にもあるので、主人公に感情移入しながら読み進めることができました。
    誰かと比べて落ち込んだり舞い上がったり、誰かに認められたいという気持ちで動くよりも、自分の心の思うままに動いてみることが、"うつくしい人"たる所以だと思います。

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    2026年05月18日
  • i

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    テーマが壮大なお話だった。自分に遠いようで自分の中の話のように思える。()を多用していたのがどういう意図なのか気になった。

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    2026年05月18日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    ネタバレ

    特に印象に残ったキーワードは下記。
    貧困、マッチョイズム、自己責任論、愛着形成。
    たった一人の誰かが人生のある時の大きなそして唯一の支えになり得ること。
    誰かをケアする(助ける)こと、助けてと声に出すこと。


    病んだ母親から虐待を受けて愛着形成、自己肯定感の育み(とは少しニュアンスは違う気がするけど)がうまく出来ず、必要なケアを受ける機会がなかったアキ。
    父親の事故をキッカケに人生に対する強い金銭的な制約を受けることになった主人公。

    社会が自己責任論に寄りすぎてるというような主張について。
    私自身の感覚としては、
    この本の登場人物たちを思い浮かべると頷ける気はする一方でSNSなどで見る「自

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    2026年05月17日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    なんだか胸にずっしりときました。
    考えさせられるテーマが、自分の中での気付きが山のようにあって。とても良い作品に出会えたなと思いました。またすぐ読み返しそう。

    上、中巻でうまいこと世渡りできていた主人公。年齢を重ね老いへ向かう、30代半ば。自分の人生を振り返って、何を得たのだろうかと考え、苦しみ、友人を妬み家族を恨むようになる。心理描写がとてもリアルで、歩だってそこまで悪い人間じゃないのにと、同世代の私は読んでいて苦しくなりました。姉の言葉に耳を傾ける事ができた歩は立派だと思いました。

    個人的に、上、中巻で気になってた両親の離婚の謎や、どうしてるかなと思い巡らせてた友人たちのその後が描かれ

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    2026年05月12日
  • サラバ! 中

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    面白くて一気に読んじゃいました。中巻。

    実は男性が書いてるんじゃないの?って思うくらい思春期の男の子の心理描写や友達とのやり取りまでありありとしていて驚きました。目から鱗って感じで読みました。歩も憧れていたお友達の須玖くん、素敵だなぁ。こういう人は救われてほしい。

    姉と父、宗教的なものを含め「何を信じるか」がちょっとキーになってくるのかなという気がします。相変わらず母のキャラクターは強烈。
    さていよいよラスト下巻!どんな展開になるのか楽しみです。

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    2026年05月10日