西加奈子のレビュー一覧

  • 円卓

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    不思議な作品。
    個性的な登場人物たちの、年相応の反応が少し微笑ましくもありつつ、するすると読み進めてしまった。
    少し置いてまた読んでみると、また違った発見がありそう。

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    2025年11月04日
  • i

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    又吉の感想で、「読む時代、時代で感じるものが違うのでは」とあった。時代もそうだけど、自身の年齢によっても捉え方が変わってきそうだから、次また人生の節目のタイミングで読みたいと思える本だった。

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    2025年11月02日
  • サラバ! 下

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    ネタバレ

    自分が大切にするものは人の目や体裁を気にせず決める。別にそれが信仰じゃなくてもいいと思うが、自分の軸を持ってないといざというとき揺れるんだよな

    私は全然ちっぽけだが、毎日きちんとした食事と睡眠をとることを自分のバロメーターというか、大切な軸にしたいなと思っている。(姉にとってのヨガ的な)これがないと生きていけない!サトラコヲモンサマ!みたいなものはないけど、これがあると人生豊かになるな〜の手札は持っていたいのが私

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    2025年11月02日
  • 私の身体を生きる

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    いろんな視点、テイストがあって面白かった。『てんでばらばら』がお気に入り。
    しかし性被害者の多さよ。加害者が多すぎるし許されすぎてる。やめてくれマジで。『女であることを喜びながらも、女であることによる気持ちの悪い経験を排除していきたい』。マジそれな。

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    2025年10月28日
  • サラバ! 上

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    最初の一文に引き込まれた。こんなこと起きたらすごくおもしろいだろうな。語り手を正義のように思ってしまうけど、実際にはちょっと違うだろ〜ってところもあってとても人間らしくておもしろい。

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    2025年10月24日
  • サラバ! 中

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    文庫で上中下とあるのが、読めるか不安だったが、中を読み終わり、あと一冊しかないという感覚になるぐらい没頭できている。

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    2025年10月21日
  • サラバ! 中

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    幼少期の上巻から、中学生〜高校生〜大学生、そして社会人になっていく。

    徐々に感情の機微も成長していって、普段、人が心の中で感じてる葛藤のようなもの、不遜で不文律な思いが言葉にして表現されてるような感じ。

    LGBTQ、宗教的なこと、性に対して開放的で遊び感覚な表現、、、アーティスティックで文芸的な表現、音楽や映画への論評、コトバの選び方、、、

    姉や母に対しての嫌悪感は歩に自分がなったんじゃないかって思うくらい、気づいたら入り込んでしまってる。夢中になって読み進めた中巻!

    下巻が楽しみ!!

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    2025年10月20日
  • 私の身体を生きる

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    女性作家の自身の身体にまつわるエッセイ集。特に30,40代の今人気の作家さんたちだけを集めたというのが面白い。自身の身長について書かれている方もいたが、自ずと性にまつわる話が多かった。

    個人的に感動したのは村田沙耶香さんと能町みね子さん。こちらの感想で、女性なのに自慰について書かれている方が多くて引いた、という感想が少なくないのは正直ちょっと残念だなと思った。村田沙耶香さんは幼少期から行っていた自慰について、いやらしいものという周囲との認識の差に未だに慣れない、ということを書かれていたのだが、子供の頃の自分の王国という表現でその感覚について本当に美しい描写をされており、涙が出そうなほど感動し

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    2025年10月20日
  • わたしの名店

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    食べることは生きること。
    思い出の味やお店から今は亡き人を偲んだり、
    ただただ好きな食べ物への愛があったり。
    様々な作家による名店にちなんだエッセイ集。
    隙間時間にピッタリ、お腹が空くこと間違いなし!

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    2025年10月20日
  • GOAT

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    まだ読み途中

    全部が全部刺さる!ってものではなかったけど、普段触れない色々な文学に触れるきっかけになったりして良かった。しかも510円なの安すぎる。
    ・沖方丁さんの「終末の愛」が好きだった。

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    2025年10月15日
  • サラバ! 下

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    クセツヨ奇行お姉ちゃんが、亡くなった矢田のおばちゃんに救われ、世界を放浪して信じるナニカを見つけて「マトモ」になっていくのに反比例するように、自慢できる容姿を失い、思ったよりちっともうまく世の中を渡っていけてない捻くれてしまった歩くんが、誰のものでもない自分の信じる確固たるものを見つけることができた…のかな

    自分だけが「マトモ」だと思って、お姉ちゃんをはじめずっと周りの人のせいにしてきた人生だったね
    矢田のおばちゃんの話、両親の離婚の理由、いろいろな人の想いを受け止めて、自分をみつめなおして、やっと進むべき道がわかった歩くんはこれからはもう迷わないね

    ものすごいグローバルな話だった
    世界情

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    2025年10月14日
  • きいろいゾウ

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    ムコとツマ以外にも(犬や鳥も含めて)個性豊かなキャラクターがたくさん登場し、キャラとキャラ、出来事と出来事がどんどん繋がって大きなストーリーになっていって、最後までほぼぶっ通しで読み切ってしまった。各章の最初を飾る「きいろいゾウ」という童話をはじめ、月が全体のリズムを作っているようなお話で、物語が進むにつれて月の意味合いが大きくなっていくのも面白かった。

    最初のうちは、ツマのキャラクターをなかなかつかめなかった。生き物の声が聞こえるという設定に「統合失調症か何かなのかな?」と勝手な解釈をしそうになったりもした。でもそれは間違いだった。ツマにだけ聞こえる声や、ムコの東京でのお話を含む数々のエピ

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    2025年10月14日
  • おまじない

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     日頃、なんとなく思っていたことが
     言語化されているかのような本だった

     すっと腑に落ちるようなそんな言葉たちが
     とてもよかった
     

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    2025年10月11日
  • うつくしい人

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    ネタバレ

    この作家の人はいつかの自分を投影して文章書いてるんやろか?と思うぐらいに心情描写が細かいしリアルだと思った。ゴルフカートで帰るとこはすごい楽しかった。ここだけ映像化してほしい。

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    2025年10月09日
  • サラバ! 上

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    歩くんの生まれ落ちたその時からの物語
    ワールドワイドな世界が広がり想像力を掻き立てられる
    海外赴任者の家族っていうものは経験がないのだが、こんな感じの生活してたのか~と知らない世界を知った感
    お姉ちゃんを筆頭にものすごいクセツヨ家族の中で歩くんは存在を消すことに長けているというのが可哀想というかw
    存在は消せても思うことがないワケではない
    言葉を超越した大事な存在であるヤコブと交わす「サラバ」は単なる別れの言葉ではない
    しかし本当に別れる時がやってきてしまう
    これから歩くんはどうなるのだろう
    気になる~!

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    2025年10月06日
  • 円卓

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    私も祖父母と同居する平凡な子どもだったので、色々共感する点がありました。
    環境の変化で、大きく揺れ動く気持ちや、それに伴って成長し大人に近づいていく…そんな主人公の変化に、子どもの頃の自分を見るような、懐かしい気持ちになるような作品でした。
    関西弁で、阿呆やぼけやと賑やかな印象の文ですが、描かれてることは繊細だなと思いました。

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    2025年10月05日
  • わたしの名店

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    総勢28名による「名店」にまつわるエッセイ集。1編が短くて、するすると読めた。
    宇垣美里さんの文章を初めて読みましたが、リズム感が良くて好きかも。
    美村さんの文で「人の感情を再現する役者の仕事柄か、…お客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。…お客様から安心感と笑顔が溢れている店は、ほぼ間違いない。」というのは面白いなと思った。
    28名がそれぞれの視点から語るのを読むうちに、周りの人にも、名店とそのエピソードを聞いてみたくなる1冊でした!

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    2025年09月28日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    「全身全霊で」って何かとよく使われる言葉。夏目の恋をする姿そのものは「全身全霊」という凡庸な言葉が初めて腑に落ちた一冊。

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    2025年09月27日
  • わたしに会いたい

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    ほんとのわたしはどこ?

    ってな事で、西加奈子の『わたしに会いたい』

    わたしに会いたい
    あなたの中から
    VIO
    あらわ

    Crazy In Love
    ママと戦う
    チェンジ

    の短編集

    西さんらしい内容と言うのか、今を生きる人間の複雑になってきた環境(色んな考え方、色んな生き方、色んな情報)が、飛び交い過ぎて生き方や人に対して優しくあったり、また逆に生きにくかったり厳しかったりで何とも言えない世界。

    昔みたいに飛び交う情報が少ない方が考える事も少なくて生きやすかったのかと思ってみたり。

    じゃが、全ての短編からは『生きてく』ってエネルギーが溢れてる感じを受け取ったかな。

    個人的にはママ

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    2025年09月27日
  • i

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    ◼️ 西加奈子「i」

    人が根源的に持つかもしれない意識を微細に描く。親子、シスターフッド、興味深い。


    西加奈子さんは・・「さくら」「通天閣」「窓の魚」「炎上する君」「白いしるし」「円卓」「地下の鳩」「ふくわらい」「ふる」おおけっこう読んでいる。たぶん「きいろいゾウ」も読んだかな。人の想いは様々で、他人からはどうしようもないところもある。そんな、心のひだにどこか共感する。

    アイはシリア人で、アメリカ人の父ダニエルと日本人の母、綾子の養子として、裕福で愛情深い家庭に育った。ニューヨークから日本へ移り住み学校へ通うが、自分の外見・出自による周囲からの特別視になじめないでいた。進学した高校で、

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    2025年09月27日