西加奈子のレビュー一覧

  • あおい

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    読み始めたときは、独特の文章に馴染めなかったけど、
    読み進めるとすぐに、どっぷり世界観にハマってしまいました。めちゃくちゃ好きだ。
    レトロな緑や紫のフィルターのかかったような色彩の
    世界で、同世代の私は、ちょっと古着が流行った学生時代を思い出して懐かしかった。
    なんだかとてもリアルで息をしているような小説でした。とにかく好きです。

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    2023年08月22日
  • 炎上する君

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    この作風の西さんもっと読みたい!!
    表題作の「炎上する君」女たちのエネルギー、すり減り方がよかった!!「ある風船の落下」憂鬱さとユーモアのバランスが好き。

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    2023年08月20日
  • 通天閣

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    複数視点の物語としては最小の二人という設定。その人生が微妙に交錯するのかしないのか、というところに物語の肝があるのだが、個人的には夢の描写が、心模様を微妙に反映していて、上手いなあと思った。

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    2023年07月23日
  • ふる

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    猫の名前が面白くて好き。カルメンを声出していつのまにうたってしまうところも可愛くて好き。ちょっと難しかったけどふわふわしていた気がする。何個か心に留まった言葉多かったな。会話を録音して聞き返すやつ私もやってるから何だか同じで嬉しくなった。

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    2023年07月21日
  • しずく

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    西加奈子
    短編集


    共通テーマは「女性2人」





    義理の母にオススメされて読んでみた本書。
    西加奈子先生の短編が6作品も収録されているなんて…贅沢である。

    6つの作品に女性が主人公ででてくるが、女性作家さんならではの
    女性の心情の描き方はアッパレである。

    私のオススメは、「木蓮」「シャワーキャップ」でした

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    2023年07月15日
  • i

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    鮮やかで綺麗な表紙に惹かれて読み始めました。
    序盤は、物事をよく考えている聡明な主人公のことをこの子は凄いなと思いながら読んでいたが
    考え過ぎるゆえの苦しさもひしひしと感じた。
    ラストは圧巻。多くの人に読んでほしい本です。

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    2026年03月24日
  • 字のないはがき

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    ただ事実を述べているだけなのに、とても伝わる。
    絵も、ただ私の見ていたものを描いているようで、心を掴む。
    戦争ものはどうしても苦手な作品が多いけど、詳細に鮮明に描写しなくても伝わるものは多くある。

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    2023年07月05日
  • ふる

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    「生きる」ということについて、考えさせれらる本。

    私も「今、この瞬間」を忘れたくないと何度も思ったことがある。それで実際に記録をしたりはしていないけれど、自分の人生を歩む中で、一瞬で過ぎ去る「今」が、今の私を作り出している。だから1秒でも無駄にしたくないし、「生きている実感をするために」その積み重ねを覚えておきたいと何度も思ったことがある。

    でも、私たちは必ず忘れる。
    いろんな人に出会って、忘れて、忘れられ、傷ついて傷つきあう。
    それはみんなそうで、それが「生きる」ということなのだ と、この本が教えてくれたと思う。

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    2023年06月29日
  • ご本、出しときますね?

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    3.7面白かった。二人づつなのが良。ラジオとかで続いてくれないかな。その方が出てくれる作家さん増えそうだし。

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    2023年06月20日
  • あおい

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    西加奈子さんの本は、惹きつける力がすごい
    読み始めて直ぐ、捲る手が止まらなくなる。妙にリアルで、真っ直ぐで少し生々しい
    キャラクターを表す時の比喩が面白いなぁと思った
    表題作含む3作全て、もう終わりか…となんだか寂しい思いにさせる
    もっとこの人たちの人生を読みたいって思う

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    2023年05月26日
  • ふる

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    風船に書かれた文字や、壁にかかるふざけた社訓の言葉を巧みに操るのは西加奈子ワールドそのもの。
    西さんが見てる世界では言葉達が意思を持って動き回っているのだろう。

    本書では空から落ちてきたような言葉がたくさん出てくる。
    空から落ちて、わたしたちに降りかかるもの。
    全人類に共通で降りかかるもの。私たちが生まれた時に頂いたものがわかる。

    本の最後、スピードをぐんぐん上げて物語のラストを飾る演出の切れ味は「i 」や「夜が明ける」と似ている。

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    2023年05月05日
  • こどものころにみた夢

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    怖い夢、儚い夢、おもらしの夢…? 角田光代、石田衣良、島本理生、市川拓司、長野まゆみといった豪華作家らが美しい絵と共に綴る「夢物語」。『小説現代』連載に書き下ろしを加えて書籍化。

    実際に読んだのは文庫本ではなく古いほう。

    石田衣良や穂村弘のお話が印象的でした。そんな私は永遠の肛門期…。

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    2023年01月13日
  • しずく

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    6編の「女ふたり」の短編集。
    どの物語も読んだ後にぎゅっと愛おしさが湧いた。
    今は「木蓮」と「シャワーキャップ」が好き。
    読む人生の時期によって、心を掴まれる作品が変わりそう。
    仲の良い友達に贈りたくなった一冊。

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    2023年01月13日
  • こうふく みどりの

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    不思議な満ち足りた幸福感に溢れている作品だなとかんじた。恋愛の描写に長けていて時折挟んであるサイドストーリーに興味をそそられた。無償の愛とはこのようなものなのだなと感じた。

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    2022年12月17日
  • 通天閣

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    2人の登場人物の視点から、交互に物語が展開していく。最近の小説に多用されているパターン。
    40歳台独身で工場勤務の男性と、20歳代で恋人と遠距離恋愛をする女性。
    自分が大阪で生まれ育ったので、登場する大阪弁が親しみを産み、楽しく読み進めることができた。
    自分のことで精いっぱいで、思い通りにいかず、満たされることのない数々の人生を描いていて、自分に重なるところがあって興味深かった。

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    2022年12月16日
  • 通天閣

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    どうしようもない人達だなと穿った見方をしそうになるが、それぞれの人生であり他人がどうこうつけ入る必要なんてないなと思わされた。特にジジイの存在が良いなと思った。

    通天閣にしか醸し出せないあのチープさというか生々しさがあいまってよかった。

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    2022年12月12日
  • サラバ 上・中・下巻 合本版

    ネタバレ 購入済み

    感想

    自分の信じるものを他人に決めさせてはいけない。
    働き始めて、働くことも遊ぶことともただ生活をすることもあるべき姿におさまるために「すべきこと」として苦しくなっている今、この本を読み終わってもまだ苦しいままだった。なんだよ、結局「良い道」を歩いていくのか。とも思うし、なんだかんだ救われないまま終わるんじゃなくて前を向いてくれてよかったとも思う。
    事実の羅列形式の文章に何回か挫けそうになったけど、ただの事実、つまり、けっして「あるべき姿」じゃない日々の積み重ねにも意味を見出すことができれば、もっと楽になるのかもしれない。いや、楽になりたいと思うことも「あるべき姿」を目指している…?

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    2022年11月08日
  • 字のないはがき

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    ネタバレ

    故・向田邦子さんのエッセイを、角田光代さんと西加奈子さんの二人が現代に甦らせた一冊。

    西加奈子さんの描く絵は生き生きとしていて、いつも見る者に訴えかけるパワーがある。特に西さんの創る力強い色彩に今回も惹きつけられた。

    家族全員が大切に育んだ"ちいさないもうと"への慈しみが愛おしい。
    玄関に並ぶ家族全員のぞうり。言葉はなくても家族みんなの気持ちを、ぞうりの並び方が代弁していてとても印象的だった。さすが西さん、上手い。

    いつもは厳しいお父さんの「げんきな日には、はがきにまるをかいて、まいにちいちまいずつポストにいれなさい」に感心した。お父さん賢い。
    けれど赤い大きな&qu

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    2022年11月03日
  • 字のないはがき

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    向田邦子さん原作、角田光代さん文、西加奈子さん絵という豪華メンバーによる絵本。 未来ある子どもたちに、戦争によって怖くて寂しく辛い思いをさせてはいけない。何気ない日常が続くように、私たち大人は真剣に考えないと…こんな状況だからこそ。

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    2022年10月22日
  • サムのこと 猿に会う

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    なんとなく端っこのほうにいるけどそれを気にしていない人たちが出てきて、こんなんでもいいよなあ、と思えた。西さんが書くキャラクターやっぱり好きだなあ。とても近くにいるようでいない、絶妙な感じが心地よい。

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    2022年10月20日