西加奈子のレビュー一覧

  • しずく

    Posted by ブクログ

    様々な関係の女2人の物語が面白い視点で描かれていて良かった。特に「シャワーキャップ」が気に入った。子供のように無邪気なお母さんが印象的だった。お母さんの「大丈夫」ほど安心できるものは無いと思った。

    0
    2024年05月25日
  • しずく

    Posted by ブクログ

    初めての西加奈子さん。
    巻き起こる事象もそうなのだが、表現方法が大胆だなと思った。「デブ」「うんこ」「えす、いー、えっくす」などなかなか小説でお目にかかれない文字が並ぶ。
    そんな恐れを知らない書き方で生活の不確実さを描き、救済していく。
    「シャワーキャップ」は泣けたし、「灰皿」、「木蓮」は切れ味鋭くて特に良かった。

    0
    2024年05月11日
  • 窓の魚(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    4人それぞれのコンプレックスや特異性が、多様な視点から描かれており、もう一度すぐ読み返すとより深く理解できる作品でした。みんなの不思議な言動も、当事者の章を読むと腑に落ち、少し同情の気持ちも湧いてきます。自分だけでなくみんな何かしら抱えて生きているものだから、一生懸命生きようと思います。

    0
    2024年05月05日
  • ふくわらい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初の方はあんまりハマらないかもな〜と思ってましたが、乳母が体調悪くなったところくらいから、面白くなってきてどんどん読み進めていきました。
    定が生い立ちからなのか、あっさりとした人だったのが守口との会話で感情が芽生えてくるところ(?)は一緒に熱くなりました。

    0
    2024年05月05日
  • 炎上する君

    Posted by ブクログ

    偶然、家の本棚にあり、手に取った小説。もともと西加奈子さんは好きなので、読んでみた。

    情景がころころ変わっていく、まるでSFのような短編集。その中でも、タイトル「空を待つ」の「ひとりだと嘆いても、手を伸ばしても、私の体は世界から抜け出すことはない、死ぬまで。私は分かっている。分かっている。」というフレーズが印象的だった。孤独が重なって、自分が何者か分からなくなる、そんな感覚を違和感なく文章に落とし込んでいて、読みながらいつか見た東京の人混みを思い出したりした。切なさが良い。

    最終話「ある風船の落下」の「何かを望み、欲し、それが得られなかったり、それに裏切られたりして、傷つくことを避けるため

    0
    2024年05月04日
  • サムのこと 猿に会う

    Posted by ブクログ

    入院中、暇つぶしの為になんとなく読みました。
    自分の子供達と同じ世代の人達が主人公でした。
    誰もが通るであろう日常が淡々と描かれていました。
    私の子供達もこういう風に時間を過ごしているのかな。とか、私が若い時も似たような事あったかな。とか、思いに耽る事ができました。
    点滴痛いし、食事は食べ切れないし、ベッドから離れられないし、夜眠れないけれど、この本のおかけで、少し心が落ち着きました。ありがとう。

    0
    2024年04月03日
  • 窓の魚(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    西加奈子には珍しいようなミステリー的要素もある一冊。しかし全体的に抽象的、比喩的な表現が多く、ミステリーとして読むと、謎が明らかにならない消化不良感がもやもやするかもしれません。
    自分にないものを持っている他者への嫉妬や、自分よりも弱く醜い存在への歪んだ愛情など、登場人物全員がそれぞれに脆弱性が秘めていて、不安定な危うさが美しい作品でした。

    0
    2024年03月25日
  • あおい

    Posted by ブクログ

    個人的な、内容に関する好き嫌いは置いておいて、この人の書く文章と自分の相性がいい、と思った。そう思わされてしまう、上手さ。さらっと読んでしまいました。だからといって、中身ペラペラなのでは無くて、様々な比喩を用いた描写に、心を揺さぶられまくり。

    0
    2024年03月22日
  • こうふく あかの

    Posted by ブクログ

    生き辛そうで不器用な姿が
    めちゃめちゃ共感できると共に
    まあそれでもいいやって思うし
    むしろ人間らしくて愛おしくなるような
    なんかそいうことを思った

    0
    2024年03月12日
  • ふくわらい

    Posted by ブクログ

    西加奈子さんの力強くて激情的な文章が好きだ。
    ************************************************
    常に他人の顔で福笑いをする癖を持つ、鳴木戸定。
    幼い頃から冒険家の父に連れられ様々な国を放浪し多くの特異体験を経て、エキセントリックに育つ。
    編集者になった定は機械的に送る日常の中で、
    奇人変人、個性的な人達との出会いによって、
    自分への意識を、世界への見方を変化させてゆく。
    ************************************************
    偏屈な作家、奇天烈なプロレスラー兼作家、
    美人な同僚、定に猛アタックする盲目の男

    0
    2024年03月12日
  • 字のないはがき

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読んだことがあるような気がするのだけど、思い出せない。

    戦争で小さな妹が疎開して、父親が宛名だけを書いたはがきを渡す。妹には○か×を書くように伝えて、最初の日は大きな○のハガキが届く。それがだんだん○が小さくなり×になり……。

    少しドキドキしてしまったけど、最後は妹は大きくなったという話。


    文字もまだ書けない小さな子供すら疎開しなければならない状況になる悲惨さ。ひどい風邪をひいて隔離されている……ということは、栄養状態も悪く薬もなくて治らない状況。
    戦争の悲惨さを書いた絵本なのだろうけど、ちゃんと家族が妹を迎える様が家族の繋がりだけはしっかりと残ってたのかなと。
    これ、話の一部らしいの

    0
    2024年03月10日
  • 通天閣

    Posted by ブクログ

    何度読んでもじわっとくる通天閣
    通天閣には2回しか行ったことがないけれど、あの雰囲気、わかるわかる。

    よし、なんでもいいや、とりあえずまた今日も頑張ろう、と思える

    0
    2024年02月26日
  • 炎上する君

    Posted by ブクログ

    「私のお尻」「ある風船の落下」がよかった。他人のことを気にしすぎたら、一度その自分を置いていこうと思った。

    0
    2024年02月20日
  • 地下の鳩

    Posted by ブクログ

    生きていれば楽しいことだけじゃなく嫌な思い出やつらい過去、過ちが必ずある。
    それでも自分に正直に生きることは素敵だし難しい。

    0
    2024年02月07日
  • さくら

    匿名

    購入済み

    楽しさと悲しさが同時にあり、なんとも言えない気持ちになりました。

    0
    2024年02月02日
  • サラバ! 中

    匿名

    購入済み

    奇妙ながらも家族としての絆があると思っていたので
    話の展開に驚きましま。
    次の展開が気になります。

    0
    2024年01月31日
  • サラバ! 上

    匿名

    購入済み

    凄く変わった姉、美しい母、大人しい父親、との暮らし、海外での生活など、自分の生活では経験した事がない話しばかりだったので興味津々で読み進めました。

    0
    2024年01月28日
  • ふくわらい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    守口廃尊がいい
    定とのやりとりがいい

    定の海外での経験や父母悦子との話、もっと聞きたくなった
    定のエッセイが読みたいと思った

    最後のシーンは笑顔のまま涙がじんわり

    雨をやませてほしいという担当作家の要望に対して、まっすぐに儀式という選択をした定がこころに残った
    定の選択は定にとって今自分にできるいちばんの方法を選んだだけ、それが大変とかそんなことは置いといて
    当たり前とか普通とか常識ってなんだろう、周りからどう映ろうと、きっとすべての言動にはその人が選択した事情や理由があって、それは他人がどうこういうことじゃないよなって、そんなこんなを考えてしまいました

    0
    2024年01月28日
  • 炎上する君

    Posted by ブクログ

    以前著者の他の作品を最後まで読めなかったことがあるので期待していなかったが、面白かった
    「甘い果実」が特に好きでゲラゲラ笑いながら読んだ
    非現実的で突飛な展開が多いのにリアリティがあって不思議な作品

    0
    2024年01月23日
  • くもをさがす

    Posted by ブクログ

    人生の分岐点で読み返したい 深刻度は異なるけれど、自分も手術は受けたが、ここまで前向きに考えられなかった。等身大でありながら、こんな風に生きていきたいと思わせるような一冊だった。

    0
    2026年01月12日