西加奈子のレビュー一覧

  • おまじない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「孫係」
    いい子でいようとするとしんどいし疲れる。
    共感しかなかった。

    「ドラゴン スープレックス」
    まじないや縁起なんてな、自分で決めるもんやねん。→自分の幸せになるためのものやろ?それに囚われるのはおかしいやんか。
    これもそうだよなってはっとした。

    良かった。

    0
    2025年12月04日
  • うつくしい人

    Posted by ブクログ

    ちょうど海が見える旅館に泊まった後だったからすごく良かった。悩んでるときにもう一度読みたい。私が誰かをうつくしいと思っていればわたしも誰かのうつくしい人。文庫の対談の自分で不幸になれる人は自分で幸せにもなれるという一節が好きだった

    0
    2025年12月04日
  • さくら

    Posted by ブクログ

    この作品が、少し評価が低い理由もよくわかるし、好きだと言えない気持ちも分かるが、私は好きだ。

    世の中のグレーな部分が大集合していて、そのことのリアルな反応がかかれている。
    だから、これを好きだと言ったら差別的になるとか、好きだと言っていいのかわからないと考えてしまうのだろう。ただ私はとても好きだった。
    雑で荒く、若く強い。
    深く悩みたい人には難しい作品だと思う。
    考えすぎるか、つまらないと考えそう。
    初めてバカでよかったと思った。単純でよかった

    最後にも書いてあったが、書くこととはなにか?を忘れさせたことがよく分かる。
    この物語の疾走感が私は好きだ。

    0
    2025年12月04日
  • 炎上する君

    Posted by ブクログ

    西加奈子ワールド。世界観、発想が好き。こういう本があるから、物語っていいなと思える。斜めからの視点なのに、真っ直ぐ誠実さを感じる。不思議な物語の中に、ハッとさせられる感覚があって、登場人物たちがみんな懸命だから、惹きつけられる。これは何度も読み直していきたい一冊になった。

    0
    2025年11月29日
  • 舞台

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後の、自分の気持ちで景色が変わるの一文が、とても、刺さりました。それをこの小説で書いていたのだと、しっくりも来ました。

    主人公の葉太が、セントラルパークで、カバンを盗まれたあたりから、読む手が止まらなく、最後まで一気に読みました。

    空腹で食べるご飯はやっぱり美味しいよね。

    とか、小説を読みながら色々頭を巡らせました。

    海外でパスポートを無くした時の手順とか必要な事とかも、なんとなく学べてそれも良かったのかなぁと思いました。

    0
    2025年11月23日
  • おまじない

    Posted by ブクログ

    女性が感じる空虚や孤独、言いようのない不安を少し軽くしてくれるようなお話でした。

    世の中の理不尽さは1人では立ち向かえない。
    理解してもらう程の力がない。
    そんな悲しみや恐怖を感じた時に読んで欲しい。

    自分の苦しみは誰のものでもなく自分だけのもの。でも、似た苦しみを感じたことのある人が世の中にはいる。
    理解し合えるはずだから、孤独ではないと思えたなら、もう少し呼吸が出来る気がした。タイトル通りおまじないのような本でした。

    0
    2025年11月18日
  • うつくしい人

    Posted by ブクログ

    たまには小説でも読もうかーっと初心者に人気の高い作家さんだったのでたまたま手に取る。読み進めると、アラサーただいま無職、就活中の自分に刺さりまくってしまった。周りと比べたり自分が価値がないんじゃないかなーって思ったりちゃんとできてない自分を抱えている時ほど深く共感できる作品。

    0
    2025年11月14日
  • うつくしい人

    Posted by ブクログ

    最初は百合のこと大分精神異常者だなぁと思って読んでいたけれど、読み進めていく内に「あぁ〜わかるわかる。」と思うような節もあった。
    学校での自分の立ち位置、目立たないように身を潜めるように過ごしていた時期が私にもあったから、自分で自分が解らなくなるような感覚が今思えばあったのかも。

    旅先ならではの大胆な行動や発言、いつもと違うことが出来たり、時には日常から離れた環境に身を置くって大切なんだな。日常に戻ってまた似たようなことで苦しくなっても何度でもまた旅に出てその都度自分を取り戻せばいいじゃない。
    そして何かを得ることも大事だけど、何かを置いていくことも大事。
    少し勇気を貰えたような読後感だった!

    0
    2025年11月12日
  • 円卓

    Posted by ブクログ

    不思議な作品。
    個性的な登場人物たちの、年相応の反応が少し微笑ましくもありつつ、するすると読み進めてしまった。
    少し置いてまた読んでみると、また違った発見がありそう。

    0
    2025年11月04日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    いろんな視点、テイストがあって面白かった。『てんでばらばら』がお気に入り。
    しかし性被害者の多さよ。加害者が多すぎるし許されすぎてる。やめてくれマジで。『女であることを喜びながらも、女であることによる気持ちの悪い経験を排除していきたい』。マジそれな。

    0
    2025年10月28日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    女性作家の自身の身体にまつわるエッセイ集。特に30,40代の今人気の作家さんたちだけを集めたというのが面白い。自身の身長について書かれている方もいたが、自ずと性にまつわる話が多かった。

    個人的に感動したのは村田沙耶香さんと能町みね子さん。こちらの感想で、女性なのに自慰について書かれている方が多くて引いた、という感想が少なくないのは正直ちょっと残念だなと思った。村田沙耶香さんは幼少期から行っていた自慰について、いやらしいものという周囲との認識の差に未だに慣れない、ということを書かれていたのだが、子供の頃の自分の王国という表現でその感覚について本当に美しい描写をされており、涙が出そうなほど感動した。現代の子供向けの性教育本を読むと、自慰は人前でオープンにするものではないがご褒美のようなもの、とあり、本来いやらしく汚らわしいものというより村田さんのような表現が正しいのではないかと思った。

    また、能町さんの文章は珍しく彼女が普段あまり公で書かれない自身のトランスジェンダーであることの葛藤が書かれており、普段の彼女の冷笑系の口調ではなく、本当に心の叫びという感じで涙が出た。さすが言語化能力に長けている方だけあって、「ノーマル」な人間への想いなど、初めてトランスジェンダーの心の片鱗のようなものを少し理解できたような気がした。

    それにしても、西加奈子さん始め、ほとんどの作家さんが若い頃に性被害を経験しているというのが恐ろしすぎる。言葉にするお仕事の方たちだからこのようにオープンにして下さったが、被害を言葉にできない人間がどれほどいるか(小さいものも含めたらもしかしたらほとんどの方かもしれない)と思い知らされた。 

    0
    2025年10月20日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    食べることは生きること。
    思い出の味やお店から今は亡き人を偲んだり、
    ただただ好きな食べ物への愛があったり。
    様々な作家による名店にちなんだエッセイ集。
    隙間時間にピッタリ、お腹が空くこと間違いなし!

    0
    2025年10月20日
  • きいろいゾウ

    Posted by ブクログ

    ムコとツマ以外にも(犬や鳥も含めて)個性豊かなキャラクターがたくさん登場し、キャラとキャラ、出来事と出来事がどんどん繋がって大きなストーリーになっていって、最後までほぼぶっ通しで読み切ってしまった。各章の最初を飾る「きいろいゾウ」という童話をはじめ、月が全体のリズムを作っているようなお話で、物語が進むにつれて月の意味合いが大きくなっていくのも面白かった。

    最初のうちは、ツマのキャラクターをなかなかつかめなかった。生き物の声が聞こえるという設定に「統合失調症か何かなのかな?」と勝手な解釈をしそうになったりもした。でもそれは間違いだった。ツマにだけ聞こえる声や、ムコの東京でのお話を含む数々のエピソードは、どんな夫婦にでも起こりうる小さなすれちがいを表しているだけだったのだ。少なくとも私にはそう見えた。

    ムコが密かに(というわけでもないが)つけている日記には、ムコからツマへの静かで確かな愛情と、「ツマが遠くへ行ってしまう」のではないかという恐怖が感じられる。ムコが東京へ行くと決めたときのツマの反応もそうだ。どんなに仲のいい夫婦でも、ものの見方や感じ方は違う。赤の他人同士なのだから当然なのだけれど、わかり合えないもどかしさや苛立ちが「相手を失うのではないか」という恐怖に変わる感じは、私にもなんとなく分かる。諦めでなく恐怖に変わるところに、この二人のお互いへの愛の深さが見えるような気がした。

    0
    2025年10月14日
  • おまじない

    Posted by ブクログ

     
     日頃、なんとなく思っていたことが
     言語化されているかのような本だった

     すっと腑に落ちるようなそんな言葉たちが
     とてもよかった
     

    0
    2025年10月11日
  • 円卓

    Posted by ブクログ

    私も祖父母と同居する平凡な子どもだったので、色々共感する点がありました。
    環境の変化で、大きく揺れ動く気持ちや、それに伴って成長し大人に近づいていく…そんな主人公の変化に、子どもの頃の自分を見るような、懐かしい気持ちになるような作品でした。
    関西弁で、阿呆やぼけやと賑やかな印象の文ですが、描かれてることは繊細だなと思いました。

    0
    2025年10月05日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    総勢28名による「名店」にまつわるエッセイ集。1編が短くて、するすると読めた。
    宇垣美里さんの文章を初めて読みましたが、リズム感が良くて好きかも。
    美村さんの文で「人の感情を再現する役者の仕事柄か、…お客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。…お客様から安心感と笑顔が溢れている店は、ほぼ間違いない。」というのは面白いなと思った。
    28名がそれぞれの視点から語るのを読むうちに、周りの人にも、名店とそのエピソードを聞いてみたくなる1冊でした!

    0
    2025年09月28日
  • わたしに会いたい

    Posted by ブクログ

    ほんとのわたしはどこ?

    ってな事で、西加奈子の『わたしに会いたい』

    わたしに会いたい
    あなたの中から
    VIO
    あらわ
    掌
    Crazy In Love
    ママと戦う
    チェンジ

    の短編集

    西さんらしい内容と言うのか、今を生きる人間の複雑になってきた環境(色んな考え方、色んな生き方、色んな情報)が、飛び交い過ぎて生き方や人に対して優しくあったり、また逆に生きにくかったり厳しかったりで何とも言えない世界。

    昔みたいに飛び交う情報が少ない方が考える事も少なくて生きやすかったのかと思ってみたり。

    じゃが、全ての短編からは『生きてく』ってエネルギーが溢れてる感じを受け取ったかな。

    個人的にはママと戦うがなんか好きじゃったな

    身体のガタが出てきてるので何かしら格闘技とか習いたい

    2025年24冊目

    0
    2025年09月27日
  • 舞台

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の葉太は、物語の演出上誇張されて、本当にダサい男として見えるけど、少なからず自分にも身に覚えがあり、だから読んでいてチクチクしつつ、故に葉太が愛おしく、またどこか懐かしくも感じられました。

    ラストシーンで登場してすべて解決してみせた母に対して
    「大いなる高みから見たら、自分はなんて、恥知らずな人間だったのだろう。」という一文があって、吹き出しました。
    「大いなる高み」の存在。大人になるってそういうことだよな。しみじみ...

    0
    2025年09月25日
  • きりこについて

    Posted by ブクログ

    『きりこは、ぶすである』
    冒頭からすごいこというなぁと思いながら読み始める。ぶすはフォントが太く、目立つ。
    きりこがぶすである説明が面白くて、ついつい笑ってしまった。
    容姿は誰もが認めるぶすであったが、両親はきりこを可愛いと大事に育て、きりこ自身自分がぶすなどと思いもせず成長していく。
    次第にぶすである自分に気づき引きこもりになるが、あるきっかで外へ出るように。

    きりこはとても愛されているし、素敵な人だなぁと。きりこの考え方がいいなぁと思った。
    「うちは、容れ物も、中身も込みで、うち、なんやな」
    「今まで、うちが経験してきたうちの人生すべてで、うち、なんやな」
    ここでウルっときた。

    笑える話かと思いきや、シリアスな部分もある。一気に読めてしまうくらい、きりこについてどんどん知りたくなってしまったそんな一冊で、出会え良かったし、たまに読み返したくなるかもしれない。
    ラムセス2世がきりこと出会ってくれてよかった。

    0
    2025年09月24日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    美味しそうだし 雰囲気が素敵なお店ばかりでぜーんぶ行ってみたくなった。
    こんなに素敵なお店を見つけた方たちの生活も素敵!

    0
    2025年09月23日