西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 上

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    TikTokでキムタクが紹介していた、第一位の本…ということで手にしてみた。

    主人公の心の中で起きている気持ちの機微、変化、葛藤がリアルに伝わってきて、感じられる本。読み進めていく中で、主人公が接する人たちのキャラが不思議だけど、リアルでいそうなところがおもしろい。

    そして関西弁なので、なんだか親しみが持ちやすい。次の中巻を早く読みたい!!

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    2025年10月15日
  • サラバ! 下

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    自叙伝という形にしなければいけない理由がよく分からなかった。自分と自分語りが大好きな人にしか見えない。
    少年期のヤコブとのエピソードが好きだっただけに、再会の話は非常にがっかりした。ここまで来て悲劇の主人公を気取ってしまうのか……。
    魅力的な章も多々あり楽しく読めたが、終始他責思考の語り手にはうんざりした。大切に温めていた父母のエピソードが「こんなもんか」なのはリアリティがあった。

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    2025年10月14日
  • サラバ! 下

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    自分を誰かと比較して、踏み出せない自分自身を誰かの所為にして、自分を正当化してなにかを信じることから逃げていないか。長い物語のラスト、一気に開かれてゆく主人公の世界の明るさは爽快でもある。又吉さんの解説も素敵。

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    2025年10月13日
  • 舞台

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    ネタバレ

    2014年発表の西加奈子氏作品。

    あらすじについては、巻末数ページにある広告(他作品紹介ページ?)にあるのが簡潔でよかったので引用したいと思います。

    旅の初日に盗難で無一文に! 自意識過剰な青年の馬鹿馬鹿しくも切ない魂のドラマ。

    ・・・
    読後感は複雑でした。

    周囲へあわせるとか、空気を読むとか、発言しない相手をおもんぱかるというのは一種の日本の文化でしょうが、それが行き過ぎて苦しむ人がいるのも事実でしょう。

    主人公の葉太は、気にしい、というか、自意識過剰の最大級みたいな感じの人。

    初の海外旅行にニューヨークを選び、調子にのり、盗難にあう。英語も喋れず、恥もかきたくない、だか

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    2025年10月12日
  • わたしの名店

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    【三浦しをん、西加奈子、中江有里、美村里江、宇垣美里、清水由美、山田ルイ53世、塩谷舞、稲垣えみ子、道尾秀介、ジェーン・スー、岡崎琢磨、バービー、朝井リョウ、瀬尾まいこ、佐藤雫、清水ミチコ、あさのますみ、畠中恵、はるな檸檬、小川糸、久住昌之、川内有緒、澤村伊智、朱野帰子、最相葉月、藤岡陽子、森見登美彦】
    という顔ぶれの方々が、それぞれ"自身が名店だと思うお店"を紹介している一冊。その店はもちろん実在する店。(現在、閉店してる可能性はある)

    いやー、なんか人が好きなお店っていいやんね。好きって必ずしも「ここのこれが絶品!」っていうだけじゃなくって、別に特別美味しくなくても好

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    2025年10月09日
  • サラバ! 中

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    両親の離婚、エジプトからの帰国というイベントから始まる歩くんの、主に学生時代が描かれている中巻

    離婚して離れてもなお家族を養い続けるお父さんにぶら下がる、相変わらずクセツヨな家族たち
    祖母、親戚、近所のおばちゃん等女性が多い中できっと耳年増みたいになっちゃったんだろうなぁ変に達観してるつもりの歩くんは男子校に通い、ヤコブに代わる親友と呼べる須玖くんと出逢い、映画や音楽などのカルチャーにとても影響を受けていくところはものすごく青春な感じがしてうらやましいほどだ
    しかし度々語られる自意識過剰?
    自分の容姿に並々ならぬ自信を持っているところやクセツヨ家族の中で当り障りなく過ごすために手に入れた処世

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    2025年10月08日
  • 私の身体を生きる

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    どんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうした

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    2025年10月05日
  • 舞台

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    20歳そこそこの若い子が過剰な自意識に振り回されているのかと思いきや、主人公はもう29歳なのですね。
    もちろん葉太ほどではないけれど、自分も10代~20代のはじめくらいは、周りからどう見えているか散々気にしていたなと思いだしながら読みました。

    お笑い芸人の又吉さんが、西加奈子さんの本が面白いと絶賛されていたので、こちらの本を手に取りました。
    ストーリーが自分には刺さらなかったので、次回は代表作を読んでみようと思いました。

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    2025年10月03日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    全身全霊で恋に打ち込める人をうらやましいと思いつつも、自分も10〜20代の頃はそんな感じだったなぁ…少し甘酸っぱいような気分。
    最後には希望で終わってるが、個人的にはもう少しだけ人間関係を描写して欲しかった。とはいえ好きな作品。

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    2025年10月03日
  • わたしの名店

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    気がついた、私はごはんにまつわるエッセイがとっても好きだ!お腹も心も満たしてくれるエッセイはきっと薬よりも体にいい。

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    2025年10月02日
  • おまじない

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    寄り添ってくれるお話、というのが本当にそうだと思った。
    共感できるというか、してくれるというか。
    「燃やす」「孫係」「あねご」「マタニティ」「ドラゴン・スープレックス」割とどの話も好きだし、共感性を感じました。

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    2025年09月29日
  • 通天閣

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    東京から知人が来るので大阪観光で久しぶりに通天閣に登ることになったので読んでみた。
    通天閣の近くで暮らす人々のリアルな情景なんだろうな。

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    2025年09月23日
  • わたしの名店

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    ★3.5

    どれも名文で、読書の幅が広がりそうです。
    「この店行きたい!」と思った店は既に閉店されていて残念。

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    2025年09月19日
  • 私の身体を生きる

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    テーマはとても興味深い。
    面白いかと言われれば分からない。
    人の隠しておく部分を覗き見したような気持ちになった。「隠しておく」部分ではないのである、もっとオープンに話そうよ、自分の身体のことなんだから、がメッセージか?

    年を経ると病気の「身体」のことをしょっちゅう話すようになるのに、この本読んで「隠しておく」部分と感じたのは何故なのだろうか? 社会による刷り込みか?

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    2025年09月18日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    人間は中身がいちばん恐ろしい。
    腹の中で考えている本音の部分が少しずつ明らかになって、「君が1番サイコじゃないか!」となった。
    大きなどんでん返しがある訳ではないけれど、私はこの終わり方に大変満足。
    川の錦鯉がゆらゆらと水中を漂っているような
    そんな雰囲気ある作品だった。

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    2025年09月18日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    誰かに出会ってから直感的に好きになって恋に落ちるのはこういう感じなんだなと。恋愛を遠ざけても惹かれしまう人が登場することによって生じる楽しさとか苦悩が熱く描かれていた。

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    2025年09月15日
  • i

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    ネタバレ

    i,愛、アイ
    端的に言えば血と愛のお話。国宝を見た後だからかこの血という部分についてすごく親近感を持って読み進めていた。アイが自分の存在についてさまざまなことを経験し、自身の存在を確固たるものにしていくお話。
    何というか読んでて苦しい部分もあったけど、最後は期待通りの綺麗な終わり方。読みたく無いけど、読み進めたいそんな矛盾を感じながら読んでいた。

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    2025年09月14日
  • きりこについて

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    こんなにも猫視点の猫の価値観を強く持つ本は初めて読んだので面白かった。がしかし犬派なのでこの評価である。

    自由奔放なきりこと優秀な猫“ラムセス2世”(エジプトの王様の名前ということでつけられた)のお話。
    “ぶす”であることの自覚がなかったきりこが、
    “ぶす”を自覚することになるが、それはただ「容れ物」しか見ていないということに気づく

    「うちは、容れ物も、中身も込みで、うち、なんやな。」
    「あたしが、あたしの服着て、何が悪い?あたしが、あたしの体大切にして、何が悪い?」

    西加奈子さんの書く、芯の強い女性が大好きです

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    2025年09月13日
  • 私の身体を生きる

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    高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。
    同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、
    「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。
    痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね?
    もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって!
    それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。
    またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく

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    2025年09月09日
  • サラバ! 下

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    今まで家族に振り回されながらも順風満帆に人生を歩んできた主人公の歩が成人後にどんどん失落していき、逆に周りがどんどん幸せになっていくことにイラつきながらも何とか挽回する話。

    上巻でタイトルの語源が判明するが、予想通り下巻でも出てくる。
    そんなに上手くいくか?という気持ちもありつつ、結局は気の持ちようだよねっていうところに落ち着くところが綺麗事に感じてしまう。
    純粋な心の持ち主なら気持ちよく読めるんだろうなという作品だった。

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    2025年09月08日