西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 下

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    猟奇的な姉は、ご神木から「神様をはらんだ、美しい、木の様になる」一方、僕は「34歳の無職のハゲになる」その後、僕は相続した金も乏しくなり、夜警のバイトをしながら37歳で自伝的小説『サラバ!』を書き上げるのだった。「僕はこの世界に、左足から登場した。」が書けるとあとはするすると言葉が出てきたとある。上巻、第一章「猟奇的な姉と、僕の幼少時代」最初の書き出しがこのフレーズで間違いない。

    西加奈子が僕であり猟奇的な姉または兄がいて、両親はなんやかんやで離婚している...なのかと思って読み進めるが~自伝じゃなく作り話であると文中にあった。実話だったら偉人伝大河ドラマになり高視聴率もねらえる話し、全体的

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    2026年02月07日
  • サラバ! 中

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    中巻。なるほど何か大きなことが起きるというわけではなく進んでいく物語なのか、と思い他読み進める。主人公の感情が比較的薄い分周りの登場人物が十人十色で魅力的。下巻を読んだ時にどのような景色を見ることができるのか、と思い読み進める中巻。

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    2026年02月03日
  • きいろいゾウ

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    陽と陰が見事に作品に反映されています。
    夫婦と言えど、知らないことなんて山ほどあるし、秘密だって山ほどある。
    それでもお互いを思いやって寄り添っていこうと思えるのが夫婦の一つの形なのかなと思います。
    暗い方の西加奈子節が滲み出ていますが、楽しく読むことが出来ました。

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    2026年02月02日
  • サラバ! 上

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    夜が明けるがあまりにも良くて次に手に取った。
    まず文章がとてつもなくテンポが良く読みやすい。
    主人公の感情にも全く破綻がない。何が起きるか全く分からないまま300ページを一気に読ませる力量が凄い。
    まだ上巻のため判断できないが直木賞受賞作と聞いてなるほどと思う

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    2026年02月02日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体を生きる」というテーマのエッセイ集。
    びっくりした内容もあった。自分の性を語るのは難しい、

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    2026年02月01日
  • すきが いっぱい

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    谷川俊太郎さんと西加奈子さんが交互に綴る詩の絵本。
    谷川俊太郎さんってやっぱりすごいんだなと思った。
    西加奈子さんの詩を全て包んでしまうのが谷川俊太郎さんの詩だった。
    生きている年齢が違うんだから当たり前だけど深さが違った。

    この切り絵のような絵は西加奈子さんが描いたそうだが私にはちょっぴりホラーちっくに見えてしまって。
    西加奈子さんごめんなさい。

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    2026年02月01日
  • サラバ! 中

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    『サラバ!』2015年直木賞受賞作、西加奈子の自伝的小説。イランで歩が誕生してからお話がはじまる。僕、歩はイランで幼少期を過ごし、父の転勤に伴い帰国後の多感な青春時代を経て、現在は雑誌のフリーライーターとして独り立ちしている。ここまでが上巻から中巻までのお話。

    物語の主題は家族である。両親の離婚後は母方の実家の近所で暮らすのだが、姉の暴走は止まらない。猟奇的な姉と自分が一番大好きな母、世捨て人みたいな父そして、家族から離れた反動で大学時代はヤリチンになってしまった僕。家族の成長物語がサラバである。

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    2026年01月30日
  • わたしに会いたい

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    文喫で一読みぼれした本。

    強い女性になりたいと、そっと自分の体を抱きしめたくなる短編集。

    人を選ぶ内容ではあるけど、私は好き。

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    2026年01月29日
  • くもをさがす

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    カナダで乳がんになった作者の闘病記。自分の体は自分、決めるも自分というフレーズに元気をもらえた。関西弁での文章がかろやかで周りの人にも恵まれていてつらい体験なのに反対に元気がもらえる気がした。失ったものだけではなく与えられたものにも目を向けられていて芯がまっすぐで心からいい人なのだろうと思った。

    ・私たちが幸せを祝福するのと同時にそれを失うことを恐れる生物である限り光と闇は常に共にある。

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    2026年01月28日
  • サムのこと 猿に会う

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    西加奈子節の効いた短編集です。
    普段あり得るシチュエーションに、癖の強い登場人物を絡めることで、異世界感を作り上げています。
    流石ですとしか言いようがないです。
    ただ、3つのストーリーがある中で、タイトルは2つのストーリーのみ。
    「泣く女」も決してタイトルから除外されるほど悪くなかったぞ。
    3つのストーリーはそれぞで独立していて繋がってないし、代表作1作にするか、全部入れてやるかすればいいのにと、内容と全然関係ないところで、疑問だらけの1冊でした。

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    2026年01月27日
  • サラバ! 下

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     第5章・6章が納められた最終巻。
     幼い頃から周りを振り回していた姉にも劇的な変化が訪れ、順調に行っていたかに見えた主人公の生活にも変化が起きる。
     人が拠り所とするものは何なのか、何のために生きるのか。様々な人との出会い、別れ、再会を通して、人生を見つめていく一代記のような作品。

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    2026年01月27日
  • サラバ! 中

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     直木賞受賞作「サラバ!」の中巻。本書では、第3章・4章が書かれている。
     両親の離婚、カイロからの帰国を契機に、主人公の家族が精神的にバラバラになり、あの1995年を迎える。1月に阪神淡路大震災があり、3月には地下鉄サリン事件が起きた。主人公が心の拠り所にしていた友人とは地震以降疎遠になり、地下鉄サリン事件を契機に実家近くのおばちゃん(周囲から慕われており何も知らない人には宗教団体の教祖のように思われた)の所に出入りしていた姉は同じく拠り所をなくしてしまう。

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    2026年01月26日
  • サラバ! 上

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    以前から気になっていた、西加奈子の小学館文庫『サラバ!』をBOOKOFFの110円コーナーで上下巻見つけて即買い。早速読むつもりで本を手にしたが、なんとこの本には中巻があるのを知らなかった。上下巻は積読本から数か月を経て、年明けに同じBOOKOFF110円コーナーで中巻を見つけて今日に至る。上巻まずは完読。

    この機会に過去の西加奈子本、自分のレビューを見直したが全体に評価が高い。『漁港の肉子ちゃん』は今だ鮮烈な記憶がある。『サラバ!』の中巻にすぐ手を出すのももったいないのでいったんブレークしてレビューは次回にする。

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    2026年01月27日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    好きなになってはいけないとわかっていながらも、
    いけないと思っていた時には惹かれている…
    そんな相手に出会ってしまった夏目が
    羨ましくも感じた。

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    2026年01月26日
  • サラバ! 上

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     2014年、第152回直木賞受賞作。
     時代と家族に翻弄される少年の視点から、日常生活を描いた上編。
     ここでは、父の仕事の都合で、日本を離れエジプトのカイロで過ごすことになったことがメインで描かれている。
     しかし、両親は離婚することになり、母親・姉とともに日本に帰国することになる主人公。
     上・中・下、全て読まないと、どんな話なのかは分からないが、話の進み方(語り方)は軽快で、読みやすい。

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    2026年01月24日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    西加奈子作品を初めて読んだ。独特の読点の使い方で、あまり出会ったことのないテンポ感の語りだと思った。

    自分が良い読者どうかまったく自信はないものの、同じ温泉旅行の1日が4人の人物の視点、感覚と言葉から捉えられ、それと同時に4人がそれぞれ抱えるものが描き出されることで世界の複雑さ、そして不確かさを感じさせられた。宙吊りになったままの謎もあるが、それを積極的に考察しようとは思わせない不思議な質感もある。現実世界の不合理な手触りを感じたりもした。

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    2026年01月22日
  • わたしの名店

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    様々な著者一押しの名店紹介。
    居酒屋からカフェまで幅広く、
    食には皆さんこだわりを持っているもんなんだなぁ、と思いました。

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    2026年01月18日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    ネタバレ

    純文学に挑戦しようと数冊読み始めたときに出会った本。
    初めて読んだときは、後味の悪いスッキリとしない終わり方が印象的で、
    純文学を経験したことのない自分にとって、逆におもしろさを感じる作品だった。
    2回目は考察も交えつつ、西加奈子さんの表現方法を味わいながら楽しむことができた。

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    2026年01月17日
  • きりこについて

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    自分の容姿が嫌いで幼いころから自信のない私
    きりこの考えがとっても素敵だったし、きりこの両親も愛情たっぷりで素敵な人(こんな親になりたいと思った)

    「自分」の欲求に従うこと、思うように生きること。
    誰かに「おかしい」といわれても「だれか」は「自分」ではないのだから、気にしないこと

    自己啓発本より刺さった
    ありがとう、きりこ

    2026年8冊目

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    2026年01月17日
  • うつくしい人

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    西さんが実際に思い悩んだ時に書いた作品ということもあり、文中の表現がリアルに生々しく思う場面もあり心が痛んだ。でも主人公が人との出会いや環境の変化を通して前を向いて行く姿が眩しく思った。文章の言葉の選び方や表現がとても好き。しかし、主人公に共感できない部分やノンデリ気質な所があり少しハラハラしてしまった。

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    2026年01月16日