西加奈子のレビュー一覧
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やっと読み終わった。読むのに随分時間がかかった。
GOATはさらさのエッセイ目当てでmeetsを買った時に一緒に買って、先にmeetsを読んだんだけど、そっちもいまいち刺さらなくて、でも買ったからとりあえず最後まで目を通そうと思って最後まで読んだけどやっぱり刺さらなくて。
何だろう、テーマが「愛」だから合わなかったのかな。
50にして絶賛厨2病発症中なもんで「愛」というものがなんか説教臭く感じちゃって。
とりあえず収録された中では「違う海にいる」が一番心に残った。他人の新築の家で一番風呂泥棒(そんな発想がなかった。最高にクール)をすることに、思想を持って取り組む主人公がよかった。そして給 -
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あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。 -
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恋に落ちた瞬間から、その感情の強さに飲み込まれていく様子がとても印象に残りました。好きという気持ちはこんなにも一方的で、ときに自分を見失わせるものだと感じました。その感情が息苦しさや恐怖と隣り合わせで描かれていて、読んでいて胸が締めつけられる思いがしました。
相手に触れたい、知りたいと思うほど距離がうまく測れなくなっていく様子が痛々しくもあり、どこか共感してしまいます。登場人物の言動には危うさもありますが、それも含めて人を好きになることの純度の高さが伝わってきました。
恋愛の美しさだけでなく、感情が極端に振れたときの危うさにも目を向けさせられる一冊でした。 -
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ネタバレ女ふたりがテーマの、短編集です。
タイトルでもあり、単行本刊行時に書き下ろしされた、しずくが一番印象的でした。
ねこ2匹の考えていることが、あまり知能が高くないところが、記憶が曖昧なところが、愛おしい。
喧嘩をしててもそのうち理由を忘れてしまう。離れてしまっても、何かがなくなったことしかわからないけど、その温もりは忘れない。暖かいような切ないようなお話でした。
他にもランドセルは、子供の頃に仲が良かった友達にエレベーターで偶然会い、勢いで旅行の計画をし、ロサンゼルスにいくという突拍子もない話。それでも、女の友情というか、なんとも言えない関係が描かれていて面白かったです。
他のお話も、何度も -
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Posted by ブクログ
女性の身体とその生きづらさをテーマにした8編の短編集。
出てくる女性の芯が強くて、勇気がもらえる1冊。
この作品で書かれた「性的な客体として見られることは受容しなければならないのに、積極的に性を楽しもうとすると、聞くに堪えない言葉で罵られる」という一文には、激しく頷いた。
若さに価値を置く人が多い日本で、年齢を重ねると性的な対象として見られなくなくなることは、私にとってはメリットでしかなかった。
女性であることで暴力的な言葉を投げかけられたり、軽視されたり、搾取されたり。
自分の心が削られる思いをしたことのある女性はたくさんいるだろう。
男性も女性と同じように、そういった苦しさはあると
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