西加奈子のレビュー一覧

  • サラバ! 上

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     2014年、第152回直木賞受賞作。
     時代と家族に翻弄される少年の視点から、日常生活を描いた上編。
     ここでは、父の仕事の都合で、日本を離れエジプトのカイロで過ごすことになったことがメインで描かれている。
     しかし、両親は離婚することになり、母親・姉とともに日本に帰国することになる主人公。
     上・中・下、全て読まないと、どんな話なのかは分からないが、話の進み方(語り方)は軽快で、読みやすい。

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    2026年01月24日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    西加奈子作品を初めて読んだ。独特の読点の使い方で、あまり出会ったことのないテンポ感の語りだと思った。

    自分が良い読者どうかまったく自信はないものの、同じ温泉旅行の1日が4人の人物の視点、感覚と言葉から捉えられ、それと同時に4人がそれぞれ抱えるものが描き出されることで世界の複雑さ、そして不確かさを感じさせられた。宙吊りになったままの謎もあるが、それを積極的に考察しようとは思わせない不思議な質感もある。現実世界の不合理な手触りを感じたりもした。

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    2026年01月22日
  • わたしの名店

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    様々な著者一押しの名店紹介。
    居酒屋からカフェまで幅広く、
    食には皆さんこだわりを持っているもんなんだなぁ、と思いました。

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    2026年01月18日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    ネタバレ

    純文学に挑戦しようと数冊読み始めたときに出会った本。
    初めて読んだときは、後味の悪いスッキリとしない終わり方が印象的で、
    純文学を経験したことのない自分にとって、逆におもしろさを感じる作品だった。
    2回目は考察も交えつつ、西加奈子さんの表現方法を味わいながら楽しむことができた。

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    2026年01月17日
  • きりこについて

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    自分の容姿が嫌いで幼いころから自信のない私
    きりこの考えがとっても素敵だったし、きりこの両親も愛情たっぷりで素敵な人(こんな親になりたいと思った)

    「自分」の欲求に従うこと、思うように生きること。
    誰かに「おかしい」といわれても「だれか」は「自分」ではないのだから、気にしないこと

    自己啓発本より刺さった
    ありがとう、きりこ

    2026年8冊目

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    2026年01月17日
  • うつくしい人

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    西さんが実際に思い悩んだ時に書いた作品ということもあり、文中の表現がリアルに生々しく思う場面もあり心が痛んだ。でも主人公が人との出会いや環境の変化を通して前を向いて行く姿が眩しく思った。文章の言葉の選び方や表現がとても好き。しかし、主人公に共感できない部分やノンデリ気質な所があり少しハラハラしてしまった。

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    2026年01月16日
  • 私の身体を生きる

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    藤原麻里菜さんのが印象的だった。
    知らずに読んでいたけど藤原麻里菜さんって、無駄づくりの彼女だったのか!
    それに気づいてからより面白く読めたし、女とか関係なしに能力を認められたい気持ちは、理系入試女子枠アンチのわたしの気持ちを代弁してくれた。
    男性に女としてのフィルターを通して見られたくない気持ちでありながら、女である自分(の身体)が好きだというまとめ方も好きだった。

    痴漢被害にあった人が多く驚いた。私は痴漢にあったことはない。こんな言い方だめなんだけど、共感、理解のために痴漢の経験があればよかったなとか思った。

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    2026年01月14日
  • さくら

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    人ってなんでも乗り越えられるものでしょうか?
    きっとそんな事はないんだろうなぁ。
    サクラが家族をまた繋げてくれたのかもしれないけど、悲しいお話でした。

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    2026年01月08日
  • しずく

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    何かを抱えてる女性が、何でもない日常を過ごしながら起こす感情の起伏をとても繊細に描かれている。
    思春期、第二思春期ならかなり感情移入できたはずだが、割と自分が出来上がってきた為、ほーっと読み浸るぐらいに終わってしまった読書体験でした。もっと早い次期に読めばよかった。

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    2026年01月07日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    恋愛に感情を支配される三十路の女の物語だった。
    新書に書いてあったけど恋愛って抗うつ剤に使われる薬と変わらない成分が脳から出るって
    まさにそれだなって
    狂ってないと恋愛は楽しめん

    夏目さんの感情が羨ましいとも思った。こんな燃える恋ができたら人生がガラリと変わりそう

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    2026年01月06日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    読み始めてすぐにもう事件の匂いがするので、ページを捲るドキドキ感はある。けど、わたしの好きな西加奈子さんとは少し違った気がする。味変で良いかも!

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    2026年01月05日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    夏目の全部を賭けた恋愛模様が見ていて爽快感もあった。絶対にこの人を好きになってしまうけど、好きになってはいけない人だと直感的にわかる相手ってなんとなく居るよなあ、と。
    まじまさんのことわたしも出会ったら絶対好きになってしまうような気がしたけど夏目の視点を通して見たまじまさんだから私も惹かれてしまうと思っただけなのかもしれない。
    まじまさんとその恋人についてもう少し知りたかったな、けど全体的に好きな雰囲気だった。時差で恋愛している時にゆっくり読み返したい。気付きが多そう

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    2026年01月04日
  • サラバ! 上

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    読んだ感想としては、姉の狂気さとエジプトの日常の光景が衝撃的だった!!
    あと人生で一度でいいからピラミッドを訪れてみたい!

    続編では圷姉弟がどのように変わっていくのか楽しみではある。

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    2026年01月03日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    ネタバレ


    アキ・マケライネンのことを深沢暁に教えた。キー局の下請けをしている制作会社に就職。

    アキ
    深沢暁。俺の友達。劇団『プラウの世田谷』に入る。

    アキ・マケライネン
    フィンランドの俳優。酔っぱらって外で寝て凍死した。

    俺の父
    雑誌や書籍のデザイナーをし、ありとあらゆる映画に精通していた。高校2年生の終わりに交通事故で死んだ。

    俺の母

    杉本

    本木

    あんべたくま
    参議院議員選挙の立候補者。選挙カーに轢かれそうなところをアキが割って入った。

    アキの母
    規定以上の向精神薬と酒を一緒に飲み、眠っている間に吐いて、吐瀉物による窒息死で発見される。

    遠峰
    アキと同じガソリンスタンドでアルバイ

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    2026年01月02日
  • サラバ! 中

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    ネタバレ


    今橋歩。両親が離婚し、母親に引き取られる。帰国し、祖母と同じ町内に住む。苗字が圷から今橋になる。存在を消すという伝家の宝刀を持つ。男らしくなるため、サッカーを始める。高校2年で優子の家で童貞を捨てる。東京の大学に進学する。大学2年で映画サークル「キネマトクラブ」に入る。小さなレコードと本を売っている店「オッド」でアルバイトをする。大学を卒業しても就職せず、そのままオッドにいる。オッドでポップを書く。

    ゼイナブ
    エジプトのメイド。

    僕の母
    今橋奈緒子。離婚後は様々な恋人を作る。再婚して小佐田となる。

    僕の姉
    圷貴子。父についてドバイに行く。帰国して、神出鬼没のアーティストとして、ちょっ

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    2025年12月29日
  • GOAT

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    新しい文芸誌
    表紙可愛い。
    キャラクター(表紙の子)可愛い
    毎刊テーマが決まってる(今回は愛)
    紙の本の価値について熟考されている。
    紙という素材にもこだわっている
    識字困難な人も読める対応をとっている
    ジャンル多彩
    投稿作家多彩

    等々とにかくてんこ盛りに盛りに盛った体制に携わった人たちの鼻息が聞こえそう。

    値段が510円ってのが安すぎて気になるけど、四方八方から手にとって貰えるような配慮なのかも。頑張って欲しい。

    とにかくビックリするくらい沢山の作家さんが投稿してるのに驚いた。業界のことはわからないし、小説しか読まないけど売れっ子作家さんがずいずいと並ぶ様は圧巻。一月に数冊読む位の自分

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    2025年12月26日
  • くもをさがす

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    ネタバレ

    前情報なしに本を開いたらまさかのエッセイだった。ガン闘病の話を、中心とした。
    大変な経験を海外でされていたこと、文化の違いをとても強く感じた。
    にしても、めっちゃつっこむなと思った笑
    気持ちわかるけど!逐一つっこむなーと思いながら読んだ。ニシカナコ弁で綴られたエッセイ。

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    2025年12月24日
  • こうふく みどりの

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    ネタバレ

    辰巳緑


    お母さん。

    おばあちゃん

    明日香
    小一からの付き合い。

    田村のおっちゃん
    離れたスイカの種みたいな目、鼻はスイカが入りそうなくらい大きい。

    沼田のガキ

    カミさん
    猫。

    ホトケさん
    猫。

    ポックリさん
    犬。

    桃ちゃん
    四歳。乳臭い匂いがする。

    藍ちゃん
    山脇藍。いつも干しぶどうを食べている。緑のいとこ。お母さんの兄ちゃんの子供。旦那が離婚してくれない。

    シゲおじさん
    お母さんの兄ちゃん。喧嘩で死んだ。

    金田

    ヨッシン

    杉本
    先生。いつもあえ匂いさせている。

    魚住
    一年女子。

    数学の先生
    天パの濃い顔。声が小さい。

    服部

    森元
    三軒先のおばちゃん。

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    2025年12月23日
  • サラバ! 中

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    両親の離婚、帰国
    父のお金で大阪に住み
    母は恋人を作り続け
    姉は矢田のおばちゃんの
    サトラコモンサマの信仰にのめり込む
    歩は高校生活を満喫していた
    何事もないような
    なんかおかしいような
    チグハグな家族
    そして1995年の地震

    そこからまた何かが変わり
    姉、元父はドバイへ
    歩は大学生として東京へ
    元圷家はさらにバラバラになる
    姉、母、元父は
    何を求めて動いているのか
    歩には知る由もなく
    知ろうともせずただただ
    日々楽しく生きる

    いよいよ最終章へ
    今のところなんだかなあ
    と言う感じ

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    2025年12月23日
  • ふくわらい

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    けったいな話だなと思いながら読み進めてた。続きが物凄く気になるとかではなったから、通勤専用の読書としてぴったりだった。笑
    定の成長過程がぎゅっと詰まった一冊。
    途中武智が小暮ちゃんの名字を間違えるとことか電車の中で笑いそうになったw 所々くすりと笑えるとこあり。
    定は誰からも好かれる性格だと思う。可笑しい所は多々あれど、人の言ったこと必ずオウム返しするし、絶対に否定しないし、この人になら何でも話せちゃうって思える安心感がある。
    そして定が幼い頃の海外での経験はかけがえの無いものなんだろうなぁ。定自身は感情というものがよく分からないと言ってたけどそんなことないと思うし、終盤はより人間らしくなれて

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    2025年12月22日