西加奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
リレーエッセイ方式で17人の書き手が
『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。
想像していた感じと、かなり違っていた。
同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。
女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・
トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。
色 -
Posted by ブクログ
白いしるしって何かな、あれかなこれかな、西マジックのような恋愛小説。
西さんの物は「キリコについて」と「円卓」を読んだ。どちらもほのぼのした親子や家族の物語で、暖かい肩の凝らないいい話だった。
様々な賞をうけ、ベストセラーにもなり、今は人気作家の一人だと思う。
問題の受賞作は読んでいないので、いい読者だとは言えないけれど、好感を持っていた。これは猫の背中が可愛らしい表紙を見つけたので読んでもいいなと買ってあった。
題名はその猫の背中にある白い毛のことで猫の話だろうなと。相変わらずいい加減な選択だったが、「新潮文庫の100冊2020」に入っていたので読まないと面白い本が腐るかもと、読みます宣言を -
Posted by ブクログ
猟奇的な姉は、ご神木から「神様をはらんだ、美しい、木の様になる」一方、僕は「34歳の無職のハゲになる」その後、僕は相続した金も乏しくなり、夜警のバイトをしながら37歳で自伝的小説『サラバ!』を書き上げるのだった。「僕はこの世界に、左足から登場した。」が書けるとあとはするすると言葉が出てきたとある。上巻、第一章「猟奇的な姉と、僕の幼少時代」最初の書き出しがこのフレーズで間違いない。
西加奈子が僕であり猟奇的な姉または兄がいて、両親はなんやかんやで離婚している...なのかと思って読み進めるが~自伝じゃなく作り話であると文中にあった。実話だったら偉人伝大河ドラマになり高視聴率もねらえる話し、全体的 -
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