西加奈子のレビュー一覧

  • こうふく みどりの

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    みどりちゃん、こじまくんのこと好きだったのにね…
    中学生の女の子の、個性的な家族たちや友人たちとの物語。
    おかあさん、おばあちゃん、おばさんのあいちゃん、ももちゃん、かみさん、ほとけさん、ぽっくりさん。
    そして別の家族の物語もクロスする。

    西加奈子さんの世界が心地よくてたまらない。

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    2016年11月27日
  • あおい

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    ぐたぐたでどうしょうもない結婚適齢期の女性っていう主人公の物語と、著者のつむぎだす文章がマッチしている。物凄くセンスがいい。才能を感じる。

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    2026年01月25日
  • こうふく あかの

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    ネタバレ

     39歳の中間管理職・靖男の、突然妻が他人の子を宿す話と、2039年、衰退しつつあるプロレスで、無敵の王者を誇るアムンゼン・スコットの物語が交錯するように進んでいく。
     最後は二人の物語と、こうふくのみどりともすべてがつながり、ちょっとした快感を得ることができる。

     靖男はシンプルに言うと嫌なやつだ。計算高くて、いつも周りを見下してて、自意識過剰。嫉妬に類される醜い感情が嫌いだから、いつも安全地帯から物事を見ている。嫌なやっちゃな〜と思ってふと考えると、「自分もこんなんやん。」と気付く。挫折を知らない友人にも、こういうタイプは多い。
     そんな彼が、恥も外聞も捨てて、アムンゼンに挑む姿へ「俺の

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    2016年08月02日
  • ふる

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    『きいろいゾウ』を読んで、この著者は2冊目はないだろうとおもっていた。しかしながら『ふる』に手をだしてしまう、裏表紙の解説文に「池井戸花しす、二十八歳。職業はアダルトビデオへのモザイクがけ…」やられた(笑 ないとおもっていた2冊目は面白かった。感想を一言でいえば「なんとなく切なくやるせないのだが、そこはかとなく元気をもらえるお話」ってすごくぼんやりしているが・・・そこが良い。

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    2026年01月25日
  • こうふく みどりの

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    なかなか入り込めずにお風呂でちびちび読んでたのが、途中で急におもしろくなってかばんの中に入れた。いつもぐでぐでしているお母さんが時々衝動的にお化粧がしたなるって言ってて、それに対して「お化粧するならパジャマ着替えた方がええで(原文忘れた上に未確認)」と言ったあたりです、おもしろくなったのは。

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    2016年06月28日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    今年100冊目の読書は、この本になりました。
    直木賞作家で、なんとぼくと同い年の西加奈子さん。
    すごいひと、いるじゃないかと気持ちが引き締まります。

    男女四人が宿泊した旅館。
    あくる日、ひとりの死体が池に浮かぶ。
    いったい、誰が、どうしたのか。
    そのような謎が大きくひとつありながら、
    四人それぞれの、一人称で語られる四つの章で見られる細部から、
    同じストーリーでも、いや、同じ日を過ごした四人でも、
    そこで考えていること、感じていること、
    話の中身や表情などの受けとめ方なども異なっている、ズレがあることで、
    それぞれの人生を感じることができて、
    それぞれの人としての重みを感じることができるよう

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    2025年07月04日
  • きりこについて

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    2015.11.27

    2025.10.10
    本の題名からは想像できない展開。前半は「きりこがぶすを自覚するまで」後半は「きりこが自分を取り戻すまで」。前半のスローペースからは想像できないスピード感のある後半のたたみかけは圧巻で、物語にのめり込んでしまった。

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    2025年10月10日
  • こうふく あかの

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    「こうふくみどりの」と
    合わせて読めば、
    不思議と 繋がって。
    それぞれが完結したお話だけど、
    二冊まとめて読むことで
    壮大なストーリーが味わえ、
    感動は深まります。

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    2015年08月14日
  • こうふく あかの

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    ★4.5!

    良かったー!
    さすが西さん。
    何て言うか、この言葉が面白いとか、
    登場人物が、とかそういった細かいことでなく、
    描かれている、町が、生活がすき。
    描かれていない日常までも想像してすき。

    きっと何気ない日常を表現するのがうまいんだろうな、と。
    だから世界が見えるし私もそこに住める。
    そんな不思議な感じ。

    話は戻って、本作品は
    こうふく みどりのと、時代や町は一緒だけど、
    内容も、人も全然違う、別のお話。
    でもあとがきで西さんが言うように、
    些細なことで繋がってることを発見したとき、感じたとき、こうふく感を得た。

    例えば同じ登場人物が出てきたとき、
    あ、この人この前会った!!!

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    2013年04月18日
  • こうふく あかの

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    しびれた〜〜!
    ひとつのこと、という区切りはあれど、触手は伸び放題なんだ、
    憂鬱な出来事も時間の経過や場所で捉え方は変わるんだ、
    と、勇気づけられた。

    余談。アントニオ猪木を見る目が変わりました。

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    2013年01月11日
  • こうふく あかの

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    ネタバレ

    こうふく みどりの
    こうふく あかの

    二つの物語の些細な繋がりを発見する度ときめく。
    みんなどっかで出会った誰かを生かし、誰かに生かされてるのかなぁと思う。

    主人公の奥さんの心情は、こうふくみどりのに出てくる女性が全部語ってくれる。
    違う時代、違う境遇、違う相手、でもわき上がる感情はそれを全部越える。

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    2013年01月24日
  • こうふく あかの

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    なにかすごい…。
    でも、一読では、こめられたメッセージの半分も受け取れていないと思う。
    時間をあけて、もう一回読み直したいお話。

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    2012年06月26日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    言葉にできるような理由もなく、好きになっちゃうのはわかる。
    絶対幸せになれない、破滅的な恋だと分かってても止められないのもわかる。
    失恋した後に空っぽになってしまうのもわかる。
    これが20代半ばくらいまでの話なら。
    32歳でこの恋愛の仕方はなかなか強烈…
    自分だったら過去の失恋の痛みやら年齢やら安定性やらを考えちゃって、傷つかない恋愛ができる相手を選んでしまうと思うかは、ここまで直情的に人を好きになる主人公のことをある意味羨ましく思う。
    それだけ間島に、間島の作品に魅力があるということなんだろうけど。

    きっと今後も同じような恋愛を繰り返すのだと思う。
    そして塚本さんのような未来を辿りそう。

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    2026年06月21日
  • i

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    家族、友人、自分、全てに正解も不正解はない。
    しかし確実に愛がある。そして想像力。この物語はそこが素晴らしい。
    ただ、愛の形は人それぞれで発し方、受け方全てが違うから難しいんだなと思った。それでも挫けず腐らず、想像して家族を友人を世界を慮る事の大切さ。

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    2026年06月15日
  • くもをさがす

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    ネタバレ

    本屋さんで娘にジャケットで選んでもらった1冊。くも=蜘蛛だとしらず(娘は知ってて選んでくれた!)、タイトルがすごく好きになりました。普段エッセイって滅多に選ばないんだけど、カナダの文化や医療制度、コロナの話など、がん闘病以外にもたくさんのストーリーがあった。あとは、なにしろ西加奈子さんの文章は読みやすい!!すらすら読めました。

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    2026年06月14日
  • さくら

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    Audibleと。積ん読併用。
    一兄ちゃん。あなたがこの家を守っていた。
    みんなに愛されるが故に。
    美貴は。
    犬のさくらがそれを見ていて、同じ位置にいる薫がまた見ていて。
    薫のたんたんとした口調で語られる物語は心地よい。
    再生して欲しいな、この家族。
    さくらはまだ生きているから

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    2026年06月12日
  • きりこについて

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    前半、話があまり動かないというか。
    後半は、全然違います。後半は話が展開されるというか、心情が沢山書かれてます。

    作者が感じてることかもしれませんね。

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    2026年06月12日
  • くもをさがす

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    可もなく不可もなく。
    日常会話が大阪弁に訳されてるのがリアルで面白いな、と思ったけど。
    異国でガンと宣告されるなんて想像しただけで恐ろしい。

    私は根が暗いから
    こんな陽キャの人の話は何一つ参考にならなそう。

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    2026年06月06日
  • i

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    ネタバレ

    複雑な感情を言語化しててすごい。
    人間は考えることを辞めてはいけないし、自分が存在しているのは周りの人のおかげだし、自分に関係ない人の死を悲しむのは何もおかしなことではないし、興味を持たないのもまた悪いことではない。
    自分がアイなら流産のあたりで自殺してしまうと思う。
    繊細で危うい考えだな〜と思いつつ、でも強い女性だと思った。

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    2026年06月02日
  • おまじない

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    短いけどインパクトのある結末で刺さる言葉が詰まった短編集。孫係のお爺さんと孫が毒吐きまくって仲良くなる話が好き。

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    2026年06月01日