西加奈子のレビュー一覧

  • こうふく みどりの

    Posted by ブクログ

    西加奈子さんの世界観が物凄く好きだ。
    自分は生まれも育ちも関東で大阪にはなんの馴染みもないんだけどなんだか物凄く懐かしい匂いがした。
    みんなそれぞれいろんなものを抱えていろんな経験を積んで生きているんだけどそれぞれいろんな幸せの形がそこにはあるんだなと思った。
    そして改めて猪木の偉大さが身に染みてわかった。

    0
    2018年05月28日
  • 地下の鳩

    Posted by ブクログ

    2018/05/16
    タイムカプセルがすごく良かった。
    西加奈子はどうしていつもこんなにもリアルな小説が書けるんだろう。

    0
    2018年05月16日
  • 地下の鳩

    Posted by ブクログ

    大阪。キャバレー、客引きの男とチーママの二人を描く『地下の鳩』。そしてその物語に出ていたおかまの男のお話『タイムカプセル』。出てくる職種の人に知り合いはいないので、本当っぽいとかわかりませんが、癖があって、人間臭さが出てて、正直に生きてて、楽しみながら読み進めることができた。『タイムカプセル』の方がいじめを題材にしている分、少々重い。今回もまた、不器用さとか人間の個性とか、素直に行きていこうと勇気をもらえる。

    0
    2018年03月15日
  • さくら

    Posted by ブクログ

    この家族が極端に特異であるはずはない、大なり小なり家族には、その家族たらしめる歴史がある。苦難を乗り越えた先には心安らかなるときがあるはず、いまはもう足腰も弱ってしまった老犬サクラがその姿で雄弁に語ってくれた。

    0
    2026年01月25日
  • しずく

    Posted by ブクログ

    ハイペースで西加奈子本を読んでいる。角田光代に可笑しさをプラスして柳美里のエグサを味付けに、ちょっと詩的な趣向もあり、結局、西加奈子って面白いという結論に至る(笑

    0
    2026年01月25日
  • ふくわらい

    Posted by ブクログ

    鳴木戸定は「他人の気持ちが理解できない」と自分で語っていた。多少ならそのような方は社会にいると思われるが、定はその分量が大きいらしい。秀逸なのはこの小説の終わり方、西加奈子は天才じゃないかと感心した。とにかく凄い作家さんである。常識の範ちゅうを軽く飛び越えるという意味では村上春樹に勝っているかもしれない。

    『昭和歌謡大全集』村上龍著に左右非対称の顔を持つ娘が登場する。こちらは恐怖を覚えたがレスラー守口は哀愁を感じさせた。それと、武智の宣う「先っぽだけ」っていうの凄いよねーよくも文字にしてくれたと思う(感無量)

    0
    2026年01月25日
  • こうふく みどりの

    Posted by ブクログ

    みどりちゃん、こじまくんのこと好きだったのにね…
    中学生の女の子の、個性的な家族たちや友人たちとの物語。
    おかあさん、おばあちゃん、おばさんのあいちゃん、ももちゃん、かみさん、ほとけさん、ぽっくりさん。
    そして別の家族の物語もクロスする。

    西加奈子さんの世界が心地よくてたまらない。

    0
    2016年11月27日
  • あおい

    Posted by ブクログ

    ぐたぐたでどうしょうもない結婚適齢期の女性っていう主人公の物語と、著者のつむぎだす文章がマッチしている。物凄くセンスがいい。才能を感じる。

    0
    2026年01月25日
  • こうふく あかの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     39歳の中間管理職・靖男の、突然妻が他人の子を宿す話と、2039年、衰退しつつあるプロレスで、無敵の王者を誇るアムンゼン・スコットの物語が交錯するように進んでいく。
     最後は二人の物語と、こうふくのみどりともすべてがつながり、ちょっとした快感を得ることができる。

     靖男はシンプルに言うと嫌なやつだ。計算高くて、いつも周りを見下してて、自意識過剰。嫉妬に類される醜い感情が嫌いだから、いつも安全地帯から物事を見ている。嫌なやっちゃな〜と思ってふと考えると、「自分もこんなんやん。」と気付く。挫折を知らない友人にも、こういうタイプは多い。
     そんな彼が、恥も外聞も捨てて、アムンゼンに挑む姿へ「俺の

    0
    2016年08月02日
  • ふる

    Posted by ブクログ

    『きいろいゾウ』を読んで、この著者は2冊目はないだろうとおもっていた。しかしながら『ふる』に手をだしてしまう、裏表紙の解説文に「池井戸花しす、二十八歳。職業はアダルトビデオへのモザイクがけ…」やられた(笑 ないとおもっていた2冊目は面白かった。感想を一言でいえば「なんとなく切なくやるせないのだが、そこはかとなく元気をもらえるお話」ってすごくぼんやりしているが・・・そこが良い。

    0
    2026年01月25日
  • こうふく みどりの

    Posted by ブクログ

    なかなか入り込めずにお風呂でちびちび読んでたのが、途中で急におもしろくなってかばんの中に入れた。いつもぐでぐでしているお母さんが時々衝動的にお化粧がしたなるって言ってて、それに対して「お化粧するならパジャマ着替えた方がええで(原文忘れた上に未確認)」と言ったあたりです、おもしろくなったのは。

    0
    2016年06月28日
  • 窓の魚(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    今年100冊目の読書は、この本になりました。
    直木賞作家で、なんとぼくと同い年の西加奈子さん。
    すごいひと、いるじゃないかと気持ちが引き締まります。

    男女四人が宿泊した旅館。
    あくる日、ひとりの死体が池に浮かぶ。
    いったい、誰が、どうしたのか。
    そのような謎が大きくひとつありながら、
    四人それぞれの、一人称で語られる四つの章で見られる細部から、
    同じストーリーでも、いや、同じ日を過ごした四人でも、
    そこで考えていること、感じていること、
    話の中身や表情などの受けとめ方なども異なっている、ズレがあることで、
    それぞれの人生を感じることができて、
    それぞれの人としての重みを感じることができるよう

    0
    2025年07月04日
  • きりこについて

    Posted by ブクログ

    2015.11.27

    2025.10.10
    本の題名からは想像できない展開。前半は「きりこがぶすを自覚するまで」後半は「きりこが自分を取り戻すまで」。前半のスローペースからは想像できないスピード感のある後半のたたみかけは圧巻で、物語にのめり込んでしまった。

    0
    2025年10月10日
  • こうふく あかの

    Posted by ブクログ

    「こうふくみどりの」と
    合わせて読めば、
    不思議と 繋がって。
    それぞれが完結したお話だけど、
    二冊まとめて読むことで
    壮大なストーリーが味わえ、
    感動は深まります。

    0
    2015年08月14日
  • こうふく あかの

    Posted by ブクログ

    ★4.5!

    良かったー!
    さすが西さん。
    何て言うか、この言葉が面白いとか、
    登場人物が、とかそういった細かいことでなく、
    描かれている、町が、生活がすき。
    描かれていない日常までも想像してすき。

    きっと何気ない日常を表現するのがうまいんだろうな、と。
    だから世界が見えるし私もそこに住める。
    そんな不思議な感じ。

    話は戻って、本作品は
    こうふく みどりのと、時代や町は一緒だけど、
    内容も、人も全然違う、別のお話。
    でもあとがきで西さんが言うように、
    些細なことで繋がってることを発見したとき、感じたとき、こうふく感を得た。

    例えば同じ登場人物が出てきたとき、
    あ、この人この前会った!!!

    0
    2013年04月18日
  • こうふく あかの

    Posted by ブクログ

    しびれた〜〜!
    ひとつのこと、という区切りはあれど、触手は伸び放題なんだ、
    憂鬱な出来事も時間の経過や場所で捉え方は変わるんだ、
    と、勇気づけられた。

    余談。アントニオ猪木を見る目が変わりました。

    0
    2013年01月11日
  • こうふく あかの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こうふく みどりの
    こうふく あかの

    二つの物語の些細な繋がりを発見する度ときめく。
    みんなどっかで出会った誰かを生かし、誰かに生かされてるのかなぁと思う。

    主人公の奥さんの心情は、こうふくみどりのに出てくる女性が全部語ってくれる。
    違う時代、違う境遇、違う相手、でもわき上がる感情はそれを全部越える。

    0
    2013年01月24日
  • こうふく あかの

    Posted by ブクログ

    なにかすごい…。
    でも、一読では、こめられたメッセージの半分も受け取れていないと思う。
    時間をあけて、もう一回読み直したいお話。

    0
    2012年06月26日
  • サラバ! 中

    Posted by ブクログ

    中学から高校、そして大学生から社会人へ。可愛かった歩がこうやって大人の階段を登っていくことを息子の未来と重ね合わせてしまう。結局美男子で付き合う子たちも美人さんで、須玖くんなや夏江おばさんやその後の映画サークルのおかげで小説や英語や音楽の蓄積もされていて関西弁、かつ、苦手なもの(人)もしっかりある。好感度100%。上巻にでてくる巻き貝やサトラコヲモン様がここにきて重要なキーワードになってくるのがまた面白い。成長とともに社会的なニュースも入ってきて、このあと下巻でどこまで進むのか、何歳までいってしまうのか、楽しみ。

    0
    2026年03月22日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
    こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。

    0
    2026年03月21日