西加奈子のレビュー一覧

  • 字のないはがき

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    テレビ番組「王様のブランチ」で紹介されているのを見て興味があったので購入。エッセイストの故・向田邦子さんの作品「字のない葉書」が原作で、角田光代さんが「文」を西加奈子さんが「絵」を担当ぢた、直木賞獲得の3者による珠玉の絵本。西さんのクレヨンで書かれた人間味豊かな「絵」に、ボクサーの減量のように削ぎ落とした角田さんの「文」が乗る。短い30ページの中に「魂」と呼べる熱いものを感じれる感動の絵本。

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    2020年03月30日
  • サムのこと 猿に会う

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    やっぱり西加奈子さんのこういう微笑ましい話 
    大好きだなー 
    クスッと笑えて暖かくて優しい気分になる 
    また他のも読み返したいなー 

    友達っていいなー 
    人間っていいなー

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    2020年03月21日
  • 地下の鳩

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    中編2本
    大阪繁華街に住む人のお話
    1本目と2本目で同じ出来事がでてくる
    それが別な人の視点で書かれている
    2本目の話で出来事の原因がわかったり
    それなりにどっちの話も楽しめました
    こういうのはその後のストーリーも
    書けそうなので続きが出たらまた読んじゃうと思います

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    2019年08月27日
  • 地下の鳩

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    ダークな世界での登場人物たちを、嫌悪までは持たないように悪態を表現し、同情まではできないように哀しい人生を描き、現実の人間がそうであるように微妙なテイストで人を綴っていると思った。
    深く読み解けば自分の人生の闇を開けざるを得ないような、そんな展開をサラリと書いているのが反対に心に痛かった。
    西加奈子さんの世界をもっと見たくなる作品だ。

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    2019年08月14日
  • こうふく みどりの

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    ネタバレ

    胸に彫ったAが誰なのか分かるところを夜中に読んでしまったので、緑に激しく感情移入して、悔しくて悲しくて泣いてしまった。
    だって、緑の特別な初恋なのに、そらないで藍ちゃん…

    明日香との微妙な友情関係とか、おばあちゃんとかお母さんとかのすごく魅力的な人物の特徴とか、初恋の心の描写とか、夫がいるけどずっと孤独に生きていた女性の話とか、面白いものはいっぱいある。

    だけど、それ以上にもう、初恋の相手を自分の年上の子供もいるいとこに奪われた(別に緑のものでもなかったけど)ことが、しばらく尾を引く強いパンチだった。。

    最終的には自分の子供以上に愛して信じることができない藍ちゃんとコジマケンの関係性は、

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    2019年07月27日
  • こうふく みどりの

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    大阪弁の文体とちょっとアホっぽい行動で軽やかに話は進んでいくけど、内容的には重たい私小説。でも、みんな重たい過去を抱えながらも、全く悲壮感は漂わせず、明るく前に進んでいく姿勢が素敵だ。

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    2019年05月11日
  • こうふく あかの

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    いろいろ衝撃的だった。
    女として生きてるが、
    男にこんなこと思われてるのか。
    そして女は本当に膣で考える動物なのか。

    結局何だったのかわかんないけど、
    なんかすごくぐっときた。

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    2019年03月08日
  • こうふく みどりの

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    日常にありそうななさそうな話。
    みどりちゃんと児島犬の恋模様にキュンキュンした。
    こうふくみどりの にふさわしく、ほっこりした。

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    2019年01月18日
  • こうふく あかの

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    まず、読み始めて、靖男さんのめんどくさいキャラが大好きになった。
    続きが気になって普段も考えてしまう本はひさしぶり。
    やはり西加奈子の本はおもしろい。
    言葉がダイレクトすぎてちょっと尻込みするけど、西さんという女性が書くと、嫌悪感よりも、う〜ん、なるほどなぁと考えさせられるのは何故だろう。

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    2019年01月18日
  • こうふく あかの

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    面白かった。
    妻に自分の子ではない子供を妊娠されてしまう靖男があまりにも可哀想だった。なんだか自分では上手く立ち回っているつもりなのに結局は空回りしてて挙句自分がわからなくなっちゃう、多かれ少なかれそういう事って人生の中でよくあるよね。
    この奥さんも大概変わった人だけど女の人ってだいたいこんな感じだよね。まさに膣で考えてるってかんじで。
    でもそんな事よりもみどりのと合わせて読んでみるとなんの関係もないと思えるような人たちも物語の中でも外でも世界の人たちって結局はどこかで繋がっているんだなぁと思うとなんて壮大な物語なんだろって思ったしなんだか世界っておもしろいなぁと思った。
    そしてなんとなくハッ

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    2018年11月06日
  • きいろいゾウ

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    夫の名前がムコで、妻の名前がツマという夫婦。
    都会から田舎に移り住み、
    その季節の移ろいの中での暮らしぶりを綴っていく小説。
    やがて岐路に立つ、ムコとツマ。

    著者・西加奈子さんの考える
    「これがたぶん、いやきっと正しい生活」っていうのは、
    僕にも「賛成!」と諸手をあげられるようなイメージです。
    彼女の真正面性って本当に真正面だと僕は思う。
    人それぞれに共通する「真正面への向き方」がここにあると思った。
    複雑さを捨てて因数分解して出た「真正面へ向く姿勢」がある。
    そういう精神が根底にあって描かれた世界のように僕は感じました。

    ツマの文体、ムコの文体、
    そしてクライマックスで盛り上がったときの

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    2025年07月15日
  • こうふく みどりの

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    ネタバレ

    こうふく2部作の1作目

    大阪のおばちゃん(候補含む)の生き様が良く描けている。物語の中で世の中を動かすような大きな出来事と言うのはないのだが、日常にドラマは転がっているんだなぁ。主人公(中学生)の老成っぷり、おばあちゃんのカッチョええ生き様、おかあちゃんの達観した生き方、おばちゃんの生々しい香りの描写。どれもこれもがどこにでもいそうな、でも大阪っぽいおばちゃんの在り方が上手く書かれていて、大阪人の俺にはなんとも居心地がよかった。

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    2018年06月15日
  • こうふく みどりの

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    西加奈子さんの世界観が物凄く好きだ。
    自分は生まれも育ちも関東で大阪にはなんの馴染みもないんだけどなんだか物凄く懐かしい匂いがした。
    みんなそれぞれいろんなものを抱えていろんな経験を積んで生きているんだけどそれぞれいろんな幸せの形がそこにはあるんだなと思った。
    そして改めて猪木の偉大さが身に染みてわかった。

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    2018年05月28日
  • 地下の鳩

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    2018/05/16
    タイムカプセルがすごく良かった。
    西加奈子はどうしていつもこんなにもリアルな小説が書けるんだろう。

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    2018年05月16日
  • 地下の鳩

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    大阪。キャバレー、客引きの男とチーママの二人を描く『地下の鳩』。そしてその物語に出ていたおかまの男のお話『タイムカプセル』。出てくる職種の人に知り合いはいないので、本当っぽいとかわかりませんが、癖があって、人間臭さが出てて、正直に生きてて、楽しみながら読み進めることができた。『タイムカプセル』の方がいじめを題材にしている分、少々重い。今回もまた、不器用さとか人間の個性とか、素直に行きていこうと勇気をもらえる。

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    2018年03月15日
  • さくら

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    この家族が極端に特異であるはずはない、大なり小なり家族には、その家族たらしめる歴史がある。苦難を乗り越えた先には心安らかなるときがあるはず、いまはもう足腰も弱ってしまった老犬サクラがその姿で雄弁に語ってくれた。

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    2026年01月25日
  • しずく

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    ハイペースで西加奈子本を読んでいる。角田光代に可笑しさをプラスして柳美里のエグサを味付けに、ちょっと詩的な趣向もあり、結局、西加奈子って面白いという結論に至る(笑

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    2026年01月25日
  • ふくわらい

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    鳴木戸定は「他人の気持ちが理解できない」と自分で語っていた。多少ならそのような方は社会にいると思われるが、定はその分量が大きいらしい。秀逸なのはこの小説の終わり方、西加奈子は天才じゃないかと感心した。とにかく凄い作家さんである。常識の範ちゅうを軽く飛び越えるという意味では村上春樹に勝っているかもしれない。

    『昭和歌謡大全集』村上龍著に左右非対称の顔を持つ娘が登場する。こちらは恐怖を覚えたがレスラー守口は哀愁を感じさせた。それと、武智の宣う「先っぽだけ」っていうの凄いよねーよくも文字にしてくれたと思う(感無量)

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    2026年01月25日
  • こうふく みどりの

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    みどりちゃん、こじまくんのこと好きだったのにね…
    中学生の女の子の、個性的な家族たちや友人たちとの物語。
    おかあさん、おばあちゃん、おばさんのあいちゃん、ももちゃん、かみさん、ほとけさん、ぽっくりさん。
    そして別の家族の物語もクロスする。

    西加奈子さんの世界が心地よくてたまらない。

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    2016年11月27日
  • あおい

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    ぐたぐたでどうしょうもない結婚適齢期の女性っていう主人公の物語と、著者のつむぎだす文章がマッチしている。物凄くセンスがいい。才能を感じる。

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    2026年01月25日