西加奈子のレビュー一覧

  • 白いしるし(新潮文庫)

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    言葉にできるような理由もなく、好きになっちゃうのはわかる。
    絶対幸せになれない、破滅的な恋だと分かっいても止められないのもわかる。
    失恋した後に空っぽになってしまうのもわかる。
    これが20代半ばくらいまでなら、の話だけど。
    32歳でこの恋愛の仕方はなかなか強烈…
    自分だったら過去の失恋の痛みやら年齢やら安定性やらを考えちゃって、傷つかない恋愛ができる相手を選んでしまうから、ここまで直情的に人を好きになれる主人公のことがある意味羨ましい。
    それだけ間島に、間島の作品に魅力があるということなんでしょう。

    きっと今後も同じような恋愛を繰り返すのだと思う。
    そして塚本さんと同じ轍を踏みそう。

    この

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    2026年06月21日
  • くもをさがす

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    ネタバレ

    本屋さんで娘にジャケットで選んでもらった1冊。くも=蜘蛛だとしらず(娘は知ってて選んでくれた!)、タイトルがすごく好きになりました。普段エッセイって滅多に選ばないんだけど、カナダの文化や医療制度、コロナの話など、がん闘病以外にもたくさんのストーリーがあった。あとは、なにしろ西加奈子さんの文章は読みやすい!!すらすら読めました。

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    2026年06月14日
  • さくら

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    Audibleと。積ん読併用。
    一兄ちゃん。あなたがこの家を守っていた。
    みんなに愛されるが故に。
    美貴は。
    犬のさくらがそれを見ていて、同じ位置にいる薫がまた見ていて。
    薫のたんたんとした口調で語られる物語は心地よい。
    再生して欲しいな、この家族。
    さくらはまだ生きているから

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    2026年06月12日
  • きりこについて

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    前半、話があまり動かないというか。
    後半は、全然違います。後半は話が展開されるというか、心情が沢山書かれてます。

    作者が感じてることかもしれませんね。

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    2026年06月12日
  • くもをさがす

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    可もなく不可もなく。
    日常会話が大阪弁に訳されてるのがリアルで面白いな、と思ったけど。
    異国でガンと宣告されるなんて想像しただけで恐ろしい。

    私は根が暗いから
    こんな陽キャの人の話は何一つ参考にならなそう。

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    2026年06月06日
  • おまじない

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    短いけどインパクトのある結末で刺さる言葉が詰まった短編集。孫係のお爺さんと孫が毒吐きまくって仲良くなる話が好き。

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    2026年06月01日
  • ふる

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    あきらかに非現実的な設定の日常の話
    苦手なジャンルだなと思いながらも
    なぜか西さんの作品は読む手が止まらない。

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    2026年05月30日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    まじま、本当に魅せてくるなぁ
    そういえば私もおんなじ様な経験があって
    本当に自己犠牲をしまくったけれど
    今となってはそれも自分で
    少し可愛かったな当時はって俯瞰して
    みれるようになった。

    良いものは良い、エゴ、愛する人
    そんなのさ、何だって良いよね。
    自分がいいと思ったそれを信じるだけで
    でもそれって難しくもあって、、、

    男修行、わたしも終わらせたいな。
    一喜一憂をもうしたくない。
    でもこういう時がいちばん、まじま的な
    男性に出会いがち、、笑

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    2026年05月23日
  • 炎上する君

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    息子へ)
    有名作家、西加奈子の短編集。

    読んでから記録するまで、かなり時間がたっているので、内容は覚えていない。

    ただ、短編も長編も、西加奈子は西加奈子だったことは覚えている。西加奈子が好きであれば、この本も是非、読んでほしい。暇つぶしにはなると思う。

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    2026年05月18日
  • きいろいゾウ

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    ムコとツマという夫婦と、それを取り巻くキャラの濃い隣人たちとの日常。きいろいゾウの絵本パートは何か癒される。ムコと過去の恋人の話しは非日常、一番緊迫するが、また日常に戻っていく。何か不思議な読後感のある小説家だった。

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    2026年05月17日
  • 舞台

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    自意識がつよく他人の視線を意識しすぎる、そんな自分に嫌悪しつつも依然他人の視線を気にして演じ続ける。
    気がつけば29歳。嫌悪の対象としての父が死にニューヨークを旅する。
    初日に貴重品が入ったバックを失い、自意識からギリギリまで事態を受け入れず対象を先延ばしにする日々。自分と向き合い、亡き父と向き合う心の旅。

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    2026年05月10日
  • 白いしるし(新潮文庫)

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    好きという表現の言い換えがこんなにも多いのかと思った。「まじま」に恋をしている主人公のまじまに対する思いは好きな気持ちで溢れていた。叶わぬ恋だったけれど。私はそんなふうに全力で人を好きになったことがないし、恋愛以外のことで精一杯なので、私が恋愛にのめり込むことを想像しただけで笑ってしまうけど、いつかそんな恋をしてみたい。

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    2026年05月06日
  • すきが いっぱい

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    谷川俊太郎さんと西加奈子さんの詩のやりとり。

    全体的に谷川俊太郎さんの作品のほうがやはり温かみ、やさしさ、ことばのおもしろさを感じます。

    西さんの作品では
    「こころのなか」
    がよかったです。

    「みんな ないていた」
    これは子育てを経験した人皆の気持ちのように思えました。

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    2026年04月26日
  • さくら

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     一読した印象は『サラバ!』のプロトタイプかと思ったが、此方は此方で独立した一つの作品である。

     とある家庭の幸福の象徴としてのさくら。

     著者の実家で飼っていた犬がモデルと知って納得。妙に解像度が高い訳だ。自分の実家にも犬が居るが、成る程、連中、慥かにあんな感じでものを言っている(笑)。

     それと、この作品に限った話ではないが、西加奈子作品は関西弁(というか大阪弁)のクオリティも高い。「いやぁ」とか「静かぁに静かぁに」なんて云う台詞は抑揚まで完璧に伝わってくる。どうも大阪の人間は言葉の抑揚に感嘆や感情を大袈裟なほど(というか実際、誇張も多い)詰め込む癖がある。結果としてどこか謡うような

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    2026年04月19日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    ネタバレ

    約1週間で読破。

    自分の将来がとても不安になった。
    まるでノンフィクションを読んでるようだった。
    きっと不幸や貧困は1日2日でなり得るものではなく感覚が少しずつ変わっていく、抜け出せなくなっていくものなんだなと感じた。
    ラスト数十ページが西さんの本当に伝えたいことなんだなと感じたが、同時に前半の内容とうまく統合できていないような感覚も持った。

    2人とも必死に生きていた。知り得る世界で掴めるものを掴もうとしていた。今の自分がこんなものを読んでいいのかなという気になったし、この2人のように必死にもがいている人は未だ多々存在するのだろうなと思った。

    だからこそ、助けての一言で変わるとはどうして

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    2026年04月17日
  • 円卓

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    小学3年生、ちょっと大人になりかける時期。
    こっこが成長していく様子は
    芽を出して日に日に伸びる植物のようで、瑞々しかった。
    かつて自分もこんな時期があったかなと懐かしいような羨ましいようなそんな物語。

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    2026年04月17日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    登場人物になったつもりで、精神が壊れた状態を想像する本。ADの世界は想像に比較的難くないが、アキのほうは遠ざけて、客観視してしまいました。受け入れる、受け入れないで分かれるかな。

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    2026年04月13日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    不思議
    はっきり分かりやすく書かれてなくて、その分分かりたいと思って読み進めてるうちに深く深くのめり込んでく感じ…すごく不思議な体験だった
    最後まで、ページめくる手が止められない感じが楽しい
    あ、終わっちゃった、、続き読みたい、、と思ってしまう小説だった
    暗くて残酷で痛々しくてでもどこか優しさや救いがある、、西加奈子さんにしか書けない小説

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    2026年04月11日
  • こうふく みどりの

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    大阪弁、大阪で生きるひとたち、そこで営まれる毎日の生活に憧れる。子どもから大人までその地で結びついている様子が、東京側から見ると外国への憧れのようなものが湧く。緑の毎日に挟まれる大人の女性の語りが途中誰だかわからないまま読み進めていくと色んなことが繋がっていくのはさすがだ。後書きで富士山を例にした色んな視点でこの地上の色んなところと繋がっている楽しさを本を通してまさに受け取った。西原理恵子との巻末対談もよい。

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    2026年04月05日
  • GOAT

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    新しい取り組みの再生紙
    読書バリアフリー
    UDデジタル教科書体の開発には頭が下がります。

    気に入った話
    ◎山羊と七枚 野崎まど

    広告で気になった本
    ◎誘拐ジャパン 横関大

    気になった台詞、箇所
    ◎違う海にいる 麻布競馬場
    「一番風呂泥棒に遭いました」

    ◎愛はどこから アフロ
    どこからが浮気か、の質問に答えた元カノに彼の友人と同じく「……すげえ」となった。


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    2026年04月04日