西加奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
言葉にできるような理由もなく、好きになっちゃうのはわかる。
絶対幸せになれない、破滅的な恋だと分かっいても止められないのもわかる。
失恋した後に空っぽになってしまうのもわかる。
これが20代半ばくらいまでなら、の話だけど。
32歳でこの恋愛の仕方はなかなか強烈…
自分だったら過去の失恋の痛みやら年齢やら安定性やらを考えちゃって、傷つかない恋愛ができる相手を選んでしまうから、ここまで直情的に人を好きになれる主人公のことがある意味羨ましい。
それだけ間島に、間島の作品に魅力があるということなんでしょう。
きっと今後も同じような恋愛を繰り返すのだと思う。
そして塚本さんと同じ轍を踏みそう。
この -
Posted by ブクログ
一読した印象は『サラバ!』のプロトタイプかと思ったが、此方は此方で独立した一つの作品である。
とある家庭の幸福の象徴としてのさくら。
著者の実家で飼っていた犬がモデルと知って納得。妙に解像度が高い訳だ。自分の実家にも犬が居るが、成る程、連中、慥かにあんな感じでものを言っている(笑)。
それと、この作品に限った話ではないが、西加奈子作品は関西弁(というか大阪弁)のクオリティも高い。「いやぁ」とか「静かぁに静かぁに」なんて云う台詞は抑揚まで完璧に伝わってくる。どうも大阪の人間は言葉の抑揚に感嘆や感情を大袈裟なほど(というか実際、誇張も多い)詰め込む癖がある。結果としてどこか謡うような -
Posted by ブクログ
ネタバレ約1週間で読破。
自分の将来がとても不安になった。
まるでノンフィクションを読んでるようだった。
きっと不幸や貧困は1日2日でなり得るものではなく感覚が少しずつ変わっていく、抜け出せなくなっていくものなんだなと感じた。
ラスト数十ページが西さんの本当に伝えたいことなんだなと感じたが、同時に前半の内容とうまく統合できていないような感覚も持った。
2人とも必死に生きていた。知り得る世界で掴めるものを掴もうとしていた。今の自分がこんなものを読んでいいのかなという気になったし、この2人のように必死にもがいている人は未だ多々存在するのだろうなと思った。
だからこそ、助けての一言で変わるとはどうして
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