西加奈子のレビュー一覧
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誰かに助けを求めることについての本
主人公とアキの後編からの生活全体のズタボロな様子を読んでいて苦しかった。
主人公を苦しめる結果となったタレントもまた誰かに虐げられていた時間の中で生き抜いてきたことを触れられていてやるせなかった。
貧困について
・ネグレクト母(アキ)
・有利子奨学金(主人公)
・家出?少女
確かにこの本でいうところの主人公は生活保護や失業手当をもらってもいいんじゃないかな
(母親いるからそっちに頼れっていわれるかもだけど)、
助けを求めていいじゃないかと思ったけど、
その制度を悪用する連中もいて、行政側の視点に立つとその求められた助けを丸々引き受けるわけにもいかない -
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前半は優しくて暖かくてあまりにも素敵な家族のお話で、居心地が良くて幸せな気持ちになった。
何より、西加奈子の独特の表現が良すぎる。幸せな情景をありありと思い浮かばせる素敵な比喩表現が多くて、うっとりとしてしまった。
家族っていいなあって心から思えた。
お兄ちゃんが事故にあってからは、目に見えて家庭が崩壊していく様子が読んでいて辛かった。
家族の団欒は家族それぞれが支え合って紡いでいるのだと思った。
あまりにも胸が痛む展開で複雑な気持ちになったけれど、これこそ人生らしいのでは無いかとも思った。
一言では表せない、楽しいキラキラした時期もあれば苦難の時期もある、、
人生とは波乱万丈なものなのだ -
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ネタバレ両親から愛情たっぷりに育てられたきりこは自分がとんでもないブスだと思っていなかった。しかし大好きなこうた君からブスだと振られてしまってから塞ぎ込むようになる。
そうやって猫のように眠って暮らしていると予知夢を見る。それは他人の目や評価に縋って生きている人たちの「中身」の怒りや悲しみの声だった。
私が私であること。
私がしたいことをするのは私しかいない。
当たり前だけど、ハッとさせられるのは私自身どこか他人の目や評価を気にして生きているからだろう。
というより、気にしないで生きていけるほど強い人間ではないのだ。
モテたい、ちやほやされたい、認められたい。
この欲求も間違いではないけれど、長い時 -
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ネタバレ長谷川薫
長谷川家の次男。
薫の彼女
長谷川昭夫
長谷川家の父親。
サクラ
飼っている犬。
ミキ
長谷川美貴。長谷川家の長女。薫の妹。
長谷川一
長谷川家の長男。四年前に産まれて二十年と四ヵ月後に死んだ。
ばあちゃん
フェラーリ
恐怖の男。
難関
一に幼稚園から小学校の六年間恋をしていた。
湯川
矢嶋優子
一の彼女。
溝口サキコ
溝口先史。昭夫の高校の同級生。おかまバー「ラガーウーマン」。
リリー
妖怪
サクラを見てもらった病院の医者。
須々木原環
薫が童貞を失った相手。アメリカ帰りの帰国子女。
薫
中二の夏に転校してきた。薫のふたつ年下。ワイルドな女の子。
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10年ぶりの再読です。
今作は『自意識』がテーマとなっていて、主人公の葉太がニューヨークでバッグを盗まれることで極限状態に追い込まれ、自身と向き合うというストーリーです。葉太の歪んだ自意識は過剰に膨らみ、それゆえに生きづらさを感じるようになりますが、この苦しみはなかなか他人からは見えるものでなく、理解に苦しむものだと感じました。
他者や物事に対して、考え方や見方を変えればいい話しだけれど、当人にとっては簡単に思考のクセを変えることはできない。ニューヨークという言葉の通じない場所でバッグを盗まれ、極限に追い込まれることで、葉太の自意識という鎧がボロボロに剥がれ落ち、解放されていく感じが良かったで -
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Posted by ブクログ
「きりこは、ぶすである。」
冒頭からいきなりこのぎょっとする一文
頭をガツンとやられたようで気がついたら物語のなか。
コメディなのかと思いきや中盤からは大真面目
猫ときりこの視点で語られるところとか、どこか『吾輩は猫である』を彷彿させるような設定も面白い!
表紙の猫がブサカワで何とも愛嬌のある顔なのも好きだ。(文庫版)
前半はきりこがいかにぶすであるかの力説。
しかもぶすの字が太字のフォントでぶすを強調している。
だけど独特の文章表現なので全く嫌な感じはしないのが不思議。
思わず声に出して笑ってしまうほど。
猫目線や表現、描写がホント何もかも面白い。
また猫の名前が昔のエジプトの王様というの
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