西加奈子のレビュー一覧

  • GOAT

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    はじめての文芸誌。

    シューイチで紹介されていたのを見て早速購入。
    低価格で短編小説や詩、短歌、エッセイなどいろいろな作品を楽しむことができ、とてもコスパが良いと思いました。
    他の本を読む合間に楽しみたいと思います。
    イメージキャラクターのゴートくんもゆるくて可愛いです。

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    2025年09月22日
  • i

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    愛に溢れた物語。

    考えすぎるのがあなたなんだからそれで良いと思う、
    相対的に見たら間違ってても親友なんだから絶対だよ、
    と肯定してくれる友人。
    言い淀む言葉を待って、言葉に出来ない時は抱きしめてくれる恋人。
    そんな人に出会えたら人生素敵。
    いくら知識を得て恵まれていても、歳をとっても、抱きしめたいし抱きしめられたくて、それで良いのだと思わせてくれた。

    自分も帰国子女でアイちゃんと似たようなことを幼少期考えたことがあるだけに前半は苦しかったけれど、
    そこに愛があったから、終盤はキラキラした海の波が一気に押し寄せて、余韻が後書きまで残った。
    素敵な感覚でした。

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    2025年09月22日
  • GOAT

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    今まで読んだことないジャンルも見れて面白かった。
    1~2週間で読み終わったけど、個人的にアイスが好きなのでアイスの話は良かったです。

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    2025年09月22日
  • GOAT

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    いろんな人の作品が読めるって、しかも510円という破格!はかくすぎダローーー!もっととってええですよ

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    2025年09月21日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    "リアル"という言葉では足りない、
    圧倒的な生々しさ。

    もしかしたら貴方のアパートの隣の部屋で起こっていてもおかしくない現実よと、西加奈子に突きつけられているような。

    助けを求めることは恥ずかしいことなんかじゃない。

    みんながもっと早く、気がつけたならば。
    教えてくれる誰かが側にいたならば。

    きっと夜が明けますように。


    文庫の最後まで読んで、やっぱりアキカウリマスキだった!とスッキリするところまでがセットで良い読み応えでした◎

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    2025年09月20日
  • GOAT

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    芦沢央さん、冲方丁さんの短編が魅力的でした。他にも一穂ミチさんのインタビューや5人の作家達によるGOAT歌会など、この文芸誌でしか味わえない構成で沢山楽しませてもらいました。

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    2025年09月17日
  • きいろいゾウ

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    しらかば園での催しが終わるまでは、ほんわかと楽しめた。
    けれどその後はムコさんの勝手さに暗ーく嫌な感じが続いた。

    ツマを失うのが怖いくせに、何故ツマに辛い想いをさせるのか。

    ムコさんの想いや事情もあるけれど
    女として私はツマの方の気持ちにしか納得出来なかった。

    アレチさんの「わしは、セイカを、好いとる」はそんなムコさん関連の嫌な気持ちを変えてくれるぐらい良かった。

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    2025年09月16日
  • 私の身体を生きる

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    ラジオでも話題になっていて手に取る。著者たちの年齢がほぼ年下であるということに気づく。語ることのタブーがいろいろと無くなったけれど、文筆業である以上、読み手を引き付けるプロ意識が見え隠れしていて面白い。

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    2025年09月16日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    同じ時間を4人の視点から繰り返し語り、丁寧に詳らかにしていく作品。
    お互いがお互いに対して思っていること、その場の状況の理解が、こんなにもズレているものなのかと情けなくもなる。それでも一体であり続ける4人。ずっとこんな感じなんだろうな、きっと4人だけではなくて、人と生活を共にするというのは、こうした見えないズレが無数にあって、それでもなんとか形が維持されていくものなんだろうなと思う。

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    2025年09月15日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    こういう小説だと思わず手に取ったのですが、まるで今のTV業界を予言していたかのような内容でした。
    ネット社会になる前の、誰も声を上げられなかったTV業界の闇が、ここまで生々しく描かれているとは。

    ページをめくりながら、ふと昔の知り合いを思い出しました。前職は芸能人のマネージャーをしていた男。彼が語っていた話が、この小説と重なるのです。
    小説ではAD、彼はマネージャー。立場は違えど、下っ端には人権がない世界。生き延びる道は「上に上がるか、辞めるか」しかない。理不尽を飲み込みながら、心も体もすり減らし戦い続けなければならない世界でした。

    そんな話を読むと、私は自分の「根性のなさ」を突きつけられ

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    2025年09月11日
  • さくら

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    ハンサムで人気者の長男、恐ろしいほど美人だがワイルドすぎる妹に挟まれた薫と両親の幸福な生活はあまりにも順調に過ぎていくが一つの事故が彼らの暮らしを奈落に落とし込む。
    それは誰の人生にも起こりうる事なのだが人はそこでうずくまってしまって前に進めなくなってしまうかもしれない。あるいは強く立ち上がって人生を取り戻すかもしれない。
    愛犬「サクラ」はそんな一家の運命、生活を静かに冷静に見守っている。
    著者が書きたかったことは主張したかった事は何なのだろう?
    私には彼ら長谷川一家の人生が人々の中に包括されているすべてが現れた物なのかもしれないと思うのだが答え合わせができない。




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    2025年09月11日
  • 私の身体を生きる

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    女性たちによる性のエッセイ集と聞き、女性あるあるやフェミニズム的な問題提起を想像したが予想外だった。
    冒頭の西加奈子はフェミニズムへのお誘いに近いニュアンスを感じたが、続く村田沙耶香で一気に個人の話となる。
    その後も個人的なテーマを書く人が多く女性同士だけど違うのは当然、そもそも理解不能だったりする。
    でも不思議だなと思いながら読む理解不能の中に、少しだけ自分の面影があると仲間を発見したような安心がある。
    私だけの大切な話を自分も整理して書いてみたくなったり、男性バージョンも読んでみたくなった。

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    2025年08月27日
  • おまじない

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    各短編、自分が気に入った言葉が全部帯に抜粋されて書かれていた。ドキッとした。

    それぞれの物語が寄り添ってくれているように感じる。

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    2025年08月26日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    日本という国の、薄汚れた社会の限界で生きている二人の人生をこの本では描いている。ただひたすらに間違っている道を、誰にも救いを求めず一人で愚直に歩いてきた主人公。彼からしたら、森みたいな自分の強い信念を持ち、間違ったことには抗い戦う 正しい 人間は疎ましいに違いない。正しい人間が言う正しい事、例えそれが正解だと分かっていても自分の道を否定したくないから認められない。ただ、必要だったのは他人に助けを求める力、他人に頼る力だったのだ。

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    2026年02月10日
  • 私の身体を生きる

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    出産入院中に読むか〜と購入。
    スカート履くのが嫌で泣いてた自分が出産か〜、、、という気持ちにマッチするエッセイがいくつか。

    自意識についてがテーマなので当然っちゃ当然なんだが、「こういう私、どう?」が何気ない振りして3日目の経血くらい滲んでる文章も結構あったなかで、(そのヤンキーという修飾語いるか?みたいな)藤原麻里奈、すごすぎる。
    女を捨ててるのに"女なのに"のリングの中で評価されることに気持ちよさを感じる、ってところ、こんな素直に自分の欲求捉えられるのすごすぎる。(2回目)
    自分も自分しか見ないような日記ですらすぐ滲ませちゃうので、ああいう文章を書けるようになりたい。

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    2025年08月20日
  • 私の身体を生きる

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    このくらい、身体とは何かを強く感じ、自分自身の身体を感じる本が私にはひつようだった

    リレー形式ならでは、最後の方、「私の身体を生きる」ってなんやねんって議論が進展していくのが最高だった

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    2025年08月19日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    誰かに助けを求めることについての本

    主人公とアキの後編からの生活全体のズタボロな様子を読んでいて苦しかった。

    主人公を苦しめる結果となったタレントもまた誰かに虐げられていた時間の中で生き抜いてきたことを触れられていてやるせなかった。

    貧困について
    ・ネグレクト母(アキ)
    ・有利子奨学金(主人公)
    ・家出?少女

    確かにこの本でいうところの主人公は生活保護や失業手当をもらってもいいんじゃないかな
    (母親いるからそっちに頼れっていわれるかもだけど)、
    助けを求めていいじゃないかと思ったけど、
    その制度を悪用する連中もいて、行政側の視点に立つとその求められた助けを丸々引き受けるわけにもいかない

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    2025年08月13日
  • きいろいゾウ

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    夫婦と言えど他人、だからこそ歩み寄る必要がある。様々な経験を経て絆を深めていく。
    所々に挟まれるきいろいゾウと少女の話が良いアクセントになっている。後半にかけて盛り上がっていった印象。登校拒否の少年との話がお気に入り。面白かったです。

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    2025年08月11日
  • さくら

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    前半は優しくて暖かくてあまりにも素敵な家族のお話で、居心地が良くて幸せな気持ちになった。
    何より、西加奈子の独特の表現が良すぎる。幸せな情景をありありと思い浮かばせる素敵な比喩表現が多くて、うっとりとしてしまった。
    家族っていいなあって心から思えた。

    お兄ちゃんが事故にあってからは、目に見えて家庭が崩壊していく様子が読んでいて辛かった。
    家族の団欒は家族それぞれが支え合って紡いでいるのだと思った。
    あまりにも胸が痛む展開で複雑な気持ちになったけれど、これこそ人生らしいのでは無いかとも思った。

    一言では表せない、楽しいキラキラした時期もあれば苦難の時期もある、、
    人生とは波乱万丈なものなのだ

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    2025年08月10日
  • うつくしい人

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    そんなに簡単に人が変われるわけではないけど、こうやってたまに大切なことを思い出しに旅に行くのはいいなと思う。旅で開放的な気分になる様子が読んでいて心地よい。

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    2025年07月28日