西加奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実在の店について語られているから、ガイドブックにもなっています。
書き手28名の中には物書きが本職の人もそうではない人も。中にはちょっと鼻につくなぁって感じであまり好きになれない人もいるけれど、総じて楽しい。
余談ですが、数日前に『仮面ライダーゼッツ』でイカつ過ぎるミムラを見たばかりだったので、書き手の中に彼女の名前を見つけたときには笑ってしまった。ごめんなさい。
私は大の酒好きゆえ、ついお酒の章に目が行きつつも、酒だけじゃアカン、美味しいものも食べたい。ほかの章との合わせ技で存分に楽しませてもらいました。
コロナ下でアルコールの提供禁止になったとき、ノンアルコールの一人呑みじゃやっぱ -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛小説を初めて読みました。
文章がとても特徴的でした。
まったく客観性に欠けていて、主観的に主人公の感情と、主人公のこころに焼き付いた美しいもの、交錯する人間関係ばかりの描写が続きます。事実は必要以下の情報量で、ほんの少し、手がかり程度です。
それが、ぽっかりと非現実的で、まるで背景がほとんどない少女漫画のモノローグを読んでいるような感覚でした。
想像による補完が必要ですが、ふわふわとして曖昧で、主人公が執拗に訴えかける、好きなった相手の美しさ、その他身体描写、暗喩的な色の情報だけですから、自然きれいな像が心の中に浮かんできます。
主人公は自身の美貌を描きません。でも隅々から、彼女がとても -
Posted by ブクログ
西さんがカナダでガンになった話。
カナダはあらゆる人種が集う国。コロナ禍という難しいタイミングで異国の医療システムの違い、文化の違いに直面しつつ、家族や周囲の人々との関わりの中で前進するガンサバイバーの経験談。
自らの感覚で照らし合わせると、ガンサバイブを果たした後に感じる得たいのしれない「さみしさ」は、薄れつつも一生付き合う感覚なんだと思います。
私の体の主はワタシ。決めるのはワタシ。
印象に残った引用をメモ。
無けなしの命がひとつ だうせなら使ひ果たさうぜ
かなしみが覆ひ被さらうと抱きかかへて行くまでさ
ー椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」 -
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