西加奈子のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    著名人の心に残る数々のお店や、極上の一品の物語。どれも美味しそうで行ってみたいけれど、場所が伏せてあったり、行けそうにない場所だったりで、まぁたぶん行くことはないだろうけれども、やっぱり食べてみたい!そう思わせてくれる本だ。

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    2025年08月06日
  • 通天閣

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    大阪旅行に持っていくと決めていた『通天閣』

    通天閣の近くで暮らす人々の物語
    人生に楽しみもなく、やるせない思いを抱えながら生きる男と女
    淡々と過ぎていく日常の中、最後には温かい何かを心に残してくれます

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    2025年08月06日
  • 私の身体を生きる

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    他の方も書いていたが、生にまつわるエッセイだと思っていたら、性にまつわるものだった。
    性に関するネガティヴなことは、思っているよりもかなりありふれていて、忘れていたけどネガティヴな体験を思い出した。きっと、書きようによっては、深め方によっては、同等のものもあるのだと思う。

    そして…この世の中のことは、性に纏わって起きていることが多いこともまた認識できた。小説も映画もファッションも、モテたいという願望そのものが。

    今年の始めからあらわになったフジテレビ問題も何度も色んな角度で思い起こし、考えさせられた。

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    2025年08月05日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    主人公とアキの2人の視点から家庭、仕事の貧困が描かれる。全く違った人生を歩みながらも、周囲の環境に追い込まれ身も心もボロボロになっていく2人の姿に胸が痛くなる。ただ、この2人がどうなってしまうんだ、という終盤で人物が突然長々と演説を行う流れは途端に著者の主張が強くでてきた感じで少し興が冷めてしまった。

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    2025年08月03日
  • 私の身体を生きる

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    思ってたんと違った‥
    というのがまず第一印象。

    タイトルから「生」の話だと思っていた。
    それぞれ病気や障害、特性などを抱えながら「私の身体を生きる」というような内容だと思っていたし、そういう内容が読みたかった。

    ‥それはそれとして、読み進めると
    こんなに明け透けに自分の体験や性被害や性癖や生き方を世間に曝け出して大丈夫なのか?と心配になるような内容が多くて驚いた。

    そして、みんな色々な事を抱え、考え生きているんだな‥と改めて考えさせられた。
    普通に見えるあの人も、幸せそうだと感じるあの人も本当は色々な事情を抱えているのかもしれないと。

    「性」に対する考え方・感じ方・捉え方も本当に様々で

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    2025年08月01日
  • さくら

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    西加奈子さんの著書は、いつも異次元の世界にあって、その独特な感性から訴えかけるような表現や描写は後からジワジワ響いてくる。
    お兄ちゃんが不慮の事故にさえ遭わなければ…と思いつつ、やりきれないところがある反面、純粋なんだけど世間一般からは少しズレているミキのことを思うと、兄離れするにはこの展開しか無かったのかなとも…何とも複雑で色々考えさせられた。
    あと、ペット=家族の存在って、やっぱ大きいよねと感じました。

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    2025年07月30日
  • うつくしい人

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    周りの視線が気になってしまう主人公。共感できるところもあるけれど、ずっとネチネチとしていて前半は読むのが辛かった。

    旅行で劇的に変わったわけではないけれど、少し前向きになれたのかな。読み終わった時はホッとした。

    「人生は、私が思うほど悪意には満ちていない、難しいものではないのではないか。」

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    2025年07月28日
  • おまじない

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    ネタバレ

    燃やす
    けいちゃん
    お兄ちゃんのお下がりのジーンズ、ジャージがお気に入りで、女の子らしいずぼんは嫌だった。

    上のお兄ちゃん

    下のお兄ちゃん

    お母さん
    「はすっぱ」であることを、ほとんど使命にしているみたい。

    おばあちゃん
    いつもおしゃれをしていた。

    お父さん
    けいがハイハイをいていた頃に家を出て行った。

    背が高く頭が禿げていて髭がぼうぼうの男

    裏のおじさん
    花壇を手入れしたりウサギの世話をする人のはずだけど、大抵焼却炉にいた。


    いちご
    浮ちゃん
    浮太郎。いちごを育てている。九州の祖父の家の後ろに住んでいた。


    浮ちゃんとは父方の「遠い親戚」と教えられていた。




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    2025年07月27日
  • i

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    ネタバレ

    濱崎成男

    矢吹沙羅

    風間
    数学教師。上級生たちに「アテネ」と呼ばれていた。

    ワイルド増田アイ
    アメリカ人の父と日本人の母を持つ。養子の女の子。1988年にシリアで生まれた。小学校卒業までニューヨークで暮らす。ノートに世界で起こった災害や事故の死者数を書く。国立大学の理工学部数学科に進学し、院にも進んだ。

    佐々木譲

    高梨沙耶香

    ダニエル
    アイの父。航空部品メーカー勤務。
    定年前に退職し、人道支援団体に所属し活動に。

    綾子
    アイの母。

    アニータ
    アイの家で働いているシッター。ハイチからの移民。カタリナ、レジーナ、フローレンスの3人の子の母。お金を盗んで解雇された。

    パウウソティア

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    2025年07月25日
  • きいろいゾウ

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    ネタバレ

    ムコさん
    武辜歩。むこあゆむ。おじいちゃんが亡くなり、誰も住まないので住み着いた。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家。特別養護老人ホーム「しらかば園」の介護施設職員。

    ツマ
    妻利愛子。つまりあいこ。周囲の生き物(犬、蜘蛛、鳥、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れる。

    三崎

    カンユ
    野良犬。

    足利盛雄
    昔は近隣でも有数の水産会社を営んでいた。奥さんが亡くなり一気にボケた。

    アレチマサル
    荒地。お隣さん。

    アレチセイカ
    アレチの奥さん。

    平野

    芦田

    駒井さんの奥さん
    チャボや鶏を飼っている。もう一方のお隣さん。

    コソク
    駒井さんの家のチャボ。駒井家で

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    2025年07月24日
  • あおい

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    ネタバレ

    あおい
    あたし
    二十七歳。さっちゃん。映画配給会社でアルバイトをしている。夜はスナックでアルバイトをしている。

    カザマ
    二十四歳。一浪して大学に入り、二回留年している。


    小さな映画会社で広報をしている。カザマを紹介した。二十九歳。

    ママ
    スナックのママ。

    ミキ
    スナックでアルバイトをしている。三十歳。


    スナックの客。一ヶ月に一度か二度、ふらりとやってくる三十すぎくらいの男。

    みいちゃん
    風見瑞穂。スナックの近くの本屋で働いていた。辞書担当。


    サムのこと
    スミ
    角。僕らの一つ年上。

    モモ
    桃子。

    キム
    金。

    ハス
    蓮見。キムと恋人同士。


    有本。アリ。

    サム

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    2025年07月22日
  • きりこについて

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    ネタバレ

    両親からの愛情を浴び、自分が世界一可愛いと信じて育ったきりこは、初恋の男の子に「ぶす」と言われて大きなショックを受けた。小学校の体育館裏で拾った黒猫「ラムセス2世」はとても賢く、人の言葉を覚えてきりこと会話できるようになり、傷ついたきりこを支える。
    大人になったきりこは、自分は自分、自分の幸せは自分で決めるという強い気持ちを手に入れる。
    西加奈子さんらしい、女の子の繊細な気持ちの動きが描かれた作品。わがままで人の気持ちを考えられない小さい頃のきりこも、ブスと言われて傷ついて部屋に引き篭もった少女時代のきりこも、共感できる。しかし猫との交流で自信を取り戻し、泣いている人を助けに行動し、人の目を気

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    2025年07月20日
  • i

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     恵まれている人に冷たい世の中になったなと思う。まるで幸福であることが罪であるかのような風潮。不幸なフリをするなんてそれこそ傲慢で冒涜だと思うけど、そうすることで許されたい、対等になりたいと思ってしまう気持ちもわかる。心が貧しいという点ではどちらが不幸なんだか。
     不幸の程度なんて比べるものではないとはわかっている。けれど日々生きていく中で、そんなことでそんなに不幸ぶる?と思ってしまうことがないわけではない。良くも悪くも皆他人で、自分は自分として他人のことを祝福したり、心を痛めたりして、自分だけの気持ちを抱えて生きて行けばいいと思う。

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    2025年07月15日
  • i

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    自分の存在意義を見出せないシリア難民の養女アイ。裕福で優しい両親の愛に包まれながらも、自分の存在を認めるという事は難しいのだろうか?いや、多分難しい。日本で生まれ、平凡な家庭で育った自分でも思春期などになると、自分の生きる意味などを考えてしまう時期というのは大なり小なり誰にでもある。結局答えなんか出ないうちに大人になって忘れてしまうか、仕事やパートナー、子供に出会う事でこれが私の生きる意味と信じて生きていく。でもね本来の自己の肯定感というのはもっと奥深い、心の根の部分にあるのかも知れないと思わされました。こらはもはや宗教の世界かも知れませんが、、、
    ただ、人に紹介する物語としては見せ場などない

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    2025年06月28日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    貧困、マチズモ、暴力、そういった生きづらさや困難が世の中にはある。助けを求めていいんだ。自分らしく、自分を大切にしっくりゆっくり生きればいいんだ。

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    2025年06月28日
  • わたしに会いたい

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    女性の身体や人生についてさまざまな角度から描いた短編集。
    不思議なものでコロナについて書かれているとすごく昔のことに感じる…。
    西さんが持つ、フェミニズムやSRHR、紛争や平和へのしっかりとした温かい眼差しが伝わってくる良作揃いだったと思う。
    「VIO」がお気に入りかな。

    ★時間とお金のムダ
    ★★普通〜微妙
    ★★★よかった
    ★★★★心が動いた(感動した、意表をつかれた、ショックだった)
    ★★★★★人生の本棚に入れたい

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    2025年06月24日
  • i

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    主人公が「自分にだけふりかかってきた不幸」というものを実感してからが本番、という感じだった。個人的に身に覚えがあるようなことだったりするので、他人事として読めない部分もあったりするけれど、だからこそみんな優しい人ばかりで、少し遠い世界のことに思えてしまった。

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    2025年06月23日
  • 通天閣

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    2人の主人公 冴えない日々を淡々と生きる40代の男と、場末の水商売でチーフをやっている女性の交互に語られる話。
    実は2人は遠い昔に縁があって数年一緒に暮らしたことがある。
    でも、ニアミスはあれど再会はない。
    希望が持てない日々でも、人は立ち上がれるし歩いて行くしかないんだな。

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    2025年12月18日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

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    小説の中のお話ではすまない現実に起こっているこの国の貧困の現実をしばしば目を閉じたくなるようなページを巡りつつ、最後まで読ませられた。痛くて目を細めながら読んだのは初めてかもしれない。明日都議選、明後日、キョンキョンのドラマ。いいタイミングで読み終えた。

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    2025年06月21日
  • うつくしい人

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    西加奈子さんの著書は初めて。
    若い頃夢中で読んだ吉本ばななさんと山田詠美さんを足した感じだなぁという印象。

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    2025年06月18日