西加奈子のレビュー一覧

  • 地下の鳩

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    ネタバレ

    これまで西さんの作品というと、関西弁コテコテ+純文学、という印象でした。今回も舞台は大阪ですが、より純文学へシフトした印象を強く感じました。

    ・・・
    本作は中編ともいえる「地下の鳩」「タイムカプセル」の二編からなります。

    表題作「地下の鳩」は、昔はそこそこイケてた40男の吉田が、スナックでチーママを勤めるみさをと出逢い、破滅的に共依存していく話。

    続く「タイムカプセル」は、奄美大島出身のオカマのミミィ(おかまバーのオーナー)が、彼(女)の半生を振り返りつつ、自己のジェンダーについて自身は正直であったかを振り返るような作品。

    ・・・
    で、先にも書いたのですが、実に「文学だなあ」と感じたの

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    2024年02月18日
  • ふる

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    気持ち悪っ シモの話ばっかり 
    だけどアダルトビデオのモザイクがけという奇異な仕事が花しすを変えていく
    女なのに女性器なんてほとんど見ることは
    ないからちょっと興味がある
    自分の身体を愛そう!
    西加奈子の普遍のテーマである

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    2024年02月18日
  • 通天閣

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    大阪通天閣の足元の場末に暮らす関係のない男と女のたわいない日常を描いた不条理と笑いの物語。大小2つの懐中電灯がセットになった「ライト兄弟」は最高だ。

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    2024年02月15日
  • 円卓

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    こっことぽっさんの関係が素敵。
    何がきっかけで成長するか分からないもので、こっこの成長やぽっさんの男らしさがキラキラしてた。

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    2024年01月25日
  • ふる

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    白くてふわふわしたもの、は何だったんだろう。
    私も、ふわふわした気持ちで読んでいました。
    不思議な時間をありがとうございます。

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    2024年01月22日
  • 舞台

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    西日本も寒いですw

    ってな事で西加奈子の『舞台』

    何とも言い難い主人公……。
    こんなに周りを気にし過ぎて、自分の理想?と言うか人から変に見られたくないからってそこまで自分演出するのだろうか……。 ⁡
    ⁡⁡
    ⁡西加奈子さんの本にしては、これはちょっとわしには合いませんでした
    ⁡⁡
    ⁡読んでて主人公の考えや行動にちょっとイライラしながら読んでたw

    2017年4冊目

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    2024年01月21日
  • わたしの名店

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     名店にまつわるエッセイ集。それぞれの著名人にとっての「わたしの名店」が紹介されている。全国にまたがっているが、ほとんどは東京。どこもおいしそうだったが、とくに早稲田のカレーと佐賀の餃子に惹かれた。

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    2025年12月07日
  • 炎上する君

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    今日は病院の日。待たされるのは手持ち無沙汰で気が滅入るので、僕はいつも文庫本を持参する。持って行く本はだいたいいつも決まっている。今回もこの本を。持参するたびに読み返しているものの、意外と内容を覚えていない。じつは苦手な本だった。それでも今日もまた、この本を選んだ。苦手だと言いながら手に取る、いま思うと不思議だ。今日という日が訪れる予感だったのだろうか。
    椎名林檎との対談で作者は「セックスのカードって、どんだけ強いねん‼︎」と言っていた。前後の話の流れは忘れてしまったけれど、その一言だけ覚えている。否定的な発言かと思っていたけれど、この短編集の最初からそのカードを切っていた。そういえば初めて読

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    2025年03月31日
  • 地下の鳩

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    正月読書。初めての西加奈子だけどすごく緻密な感情を書く方だな。とくに表題作「地下の鳩」、主人公のしみったれた感じと哀しさ、恋が所帯染みていく様子、それに抗うけどだんだん飲み込まれていく過程、とても良かった。また忘れた頃に読み直したいな

    ⚫︎あらすじ
    大阪ミナミの夜に生きる人々の光と陰
    暗い目をしたキャバレーの客引きと、夜の街に流れついた素人臭いチーママ。情けなくも愛おしい二人の姿を描いた平成版「夫婦善哉」
    (文春HPより引用)

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    2024年01月05日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    3.2点

    前半は抽象的で意味が読み取りにくい文章が続き、読むのをやめようと思った程だったが、我慢して読み進めていると中盤から文章がドライブしてきて流れに乗って読み終えることができた。

    4人の登場人物の心情をそれぞれの視点から、且つ抽象度の高い共通項を使って書かれているので仕方ない点もあるとは思うが、なんとも乗り切れない前半が勿体なく感じた。

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    2023年12月27日
  • 漁港の肉子ちゃん (1)

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    丸くて元気な大阪弁の母・肉子ちゃんと、しっかり者の小学生のキクりん。
    流れ着いた北の港町で、力強く生きている。
    絵のタッチが柔らかく、好きです。

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    2023年12月24日
  • あおい

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    サムのこと が怒涛の展開だった。読み始めは情景が浮かばなすぎて読み飛ばそうと思ったけど、読み進めるうちにサムのことが気になり出した。周りに影響を与えていないようで与えている人間。いいな。

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    2023年12月18日
  • 舞台

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    自分にはないぐらいの主人公の自意識過剰。
    こういう人って本当に苦しいだろうなって思った。

    ただ、全てを失った人間って強いなと感じた

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    2023年12月07日
  • 舞台

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    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    頭では分かっていても
    苦しみは個別的なもの。

    ⚫︎あらすじ(本概要より転載)
    29歳の葉太はある目的のためにニューヨークを訪れる。初めての一人旅、初めての海外に、ガイドブックを暗記して臨んだ葉太だったが、滞在初日で盗難に遭い、無一文に。虚栄心と羞恥心に縛られた葉太は、助けを求めることすらできないまま、マンハッタンを彷徨う羽目に……。決死の街歩きを経て、葉太が目にした衝撃的な光景とは――。


    太宰治『人間失格』を愛する29歳の葉太。初めての海外、ガイドブックを丸暗記してニューヨーク旅行に臨むが、初日の盗難で無一文になる。間抜けと哀れまれることに耐えられずあくまでも平

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    2023年11月23日
  • ふる

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    なんともふわふわした話。なんてことない日常だけど時々出てくる白いものと新田人生の存在は面白かった。2つの存在が繋がってるってことを際立たせる。いや、感想を述べるのはほんと難しい。

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    2023年11月17日
  • ふくわらい

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    西加奈子氏はいつも1人の人間を追求していくストーリーな気がする
    と、言葉にすると簡単になってしまうが、紆余曲折を経て
    この方は人肉を食べたことがあるのか…?
    と思わせるくらいの生々しいストーリー
    宗教とかとはまた別の次元の西加奈子氏の信念を感じる。

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    2023年11月16日
  • ふくわらい

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    ネタバレ

    鳴木戸定
    1月1日生まれ。マルキ・ド・サドから名付けられた。編集者になる。

    多恵
    定の母親。腎炎が悪化し、定が5歳のときに命を落とした。

    栄蔵
    定の父親。紀行作家だほとんど家にいない。定が12歳のときに死んだ。

    岸田悦子
    多恵が嫁いだ時にいたお手伝いの婆や。

    之賀さいこ
    作家。定が担当編集者。

    あにた博
    作家。定が担当編集者。

    六本木大
    作家。定が担当編集者。

    小暮しずく
    定より1年後に入ってきた編集部員。


    男性社員。

    米永
    40代の男性社員。急に仕事を無断で休み、そのまま会社に来なくなった

    守口廃尊
    守口譲。プロレスラー。1965年生まれ。米永が書籍の担当していた。

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    2023年11月08日
  • あおい

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    西加奈子さんのデビュー作。つたないけれど一番透明な作品です、西加奈子。と帯に書いてあったとおり、危うい位なつたなさが伝わってきたが、それがいいのか、シンプルに心に伝わった。ほんとに素直な作品。

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    2023年11月02日
  • 通天閣

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    ネタバレ

    「40代の男と20代の女が主人公で交互に視点が切り替わりながら物語は展開していく。男は工場勤めでいつも他人を見下す節があるが、自分の人生のコンプレックスを自覚しているからこその八つ当たり的なものをその行動から感じる。多分自分のことが嫌い。女はマメという彼氏と同棲していたが、彼氏が映像家の夢叶えるとのことで、ニューヨークへと単身で留学してしまう。おいていかれたという事実を受け入れられず悲しみを背負いながら、スナックでアルバイトをしている。最終的に男も女も自分の人生を受け入れ、前に進む決意をする」というのが大まかな内容。ありふれた日常を特別なものに感じさせる書き方のできる西加奈子だからこそかけた作

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    2023年10月23日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    とても久しぶりに本を読むので、西加奈子のあっけらかんとした文章をと思ったら、到底あっけらかんとは出来ない一晩の物語だった。この本では「ナーゴ」と鳴く猫より「ニャア」と鳴く猫の方が不吉。

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    2023年10月09日