西加奈子のレビュー一覧

  • 炎上する君

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    どの短編話も女性を主体にしたのが多くて、恋愛的要素や女性的視点をコミカルに描いた作品が
    印象的でした。

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    2023年05月16日
  • サムのこと 猿に会う

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    友情がテーマの短編集。『サムのこと』がいちばん好き。色んな友達との思い出が思い出されてきて、悲しい出来事の話なのに、暗い印象はなく、スッと話に入り込んでいった。

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    2023年05月12日
  • しずく

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    木蓮という恋人の子供を預かる話が好きだった。
    私も他人の子供はあまり好きじゃない。煩いし空気も読めない。でも子供って思ったよりもずっと大人を見ていて、「この人本気で思ってないな」とすぐ気づいてしまう。

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    2023年05月11日
  • こうふく みどりの

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    それぞれの時系列を掴むのに、少し四苦八苦する。少女の感情の揺れがベースで物語が進む。どーやってこの感情を、想像してるんだろうか。

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    2023年04月30日
  • ふくわらい

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    すごい西加奈子の世界観だなあという感じがした。

    主人公は事実を正確に捉え、本当の言葉しか言わない。だから周りとの関係性も限定的なものだったけど、少し世界が崩れた時に感情に気づいていく。

    人生の尊さに気づいて全力で感じようとしているシーンが良かった(カオスで理解はできないけど)

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    2023年04月20日
  • ふくわらい

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    ネタバレ

    冒険家の父と体の弱い母に育てられた、少し変わった女性編集者の話。幼い頃母を亡くし、小説家の父と海外に冒険に行く。ある部族のお祈りに参加したり人の肉を食べたりした。その事を父が小説に書いたため、周囲から忌み嫌われるが本人は感情の起伏がなく嫌と思っていない。そんな主人公が同じ職場の女性編集者と仲良くなり、プロレスラーの作家さんと出会い、目の見えない人にアプローチされ、感情を少しずつ得ていく。

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    2023年04月04日
  • ふる

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    主人公の花しすら。社交的ではありながらも、相手が望む形で在りたい。自分を余り主張せずに、  受け身であると事が自己も他者も傷付けない、
    それがイコール「良い人」とは決して主人公も感じは居ないのだが、どこか潜在的にモヤモヤとしたものを感じる。最終的には今迄、取り留めてた レコーダー、記憶を通して自分の今の存在は他者との繋がりを通しての自分で在り私は私なのだと 
    確立したのかな。前に読んだ「i」にも何処か似通った作品だと思った。

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    2023年03月17日
  • サムのこと 猿に会う

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    「サムのこと」「猿に会う」「泣く女」初期の短編3話が収録。

    表題作は事故で亡くなった友人・サムの通夜へ向かう20代の5人の男女の姿が描かれている。
    そこには深刻さの欠片もなく妙なオカシミさえ感じられるのだが、死は特別な事ではなくただの日常の一コマの様で若干の切なさと共に安堵すら覚える。

    仲良し女子3人組の温泉旅行を描いた「猿に会う」は3人が織りなす会話に親近感を感じ、肩の力が抜けるような味わい。

    夏の思い出に太宰治の生家を訪ねる高校生男子を描いた「泣く女」は情景が目に浮かぶ。

    独特の緩やかな空気感が心地良い短編集。

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    2023年02月15日
  • 字のないはがき

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    向田邦子さん=原作、角田光代さん=文、西加奈子さん=絵と豪華な顔ぶれで制作された絵本。

    絵本の下地となっているのは、戦争時代の向田さんが経験した家族との想い出を綴ったエッセイ『眠る盃』から。

    角田さんの文章はシンプルで小さな子供にも解りやすく書かれている。

    そのシンプルさと対比するかのようにクレヨンで力強く描かれた西さんの絵が目を引く。

    まだ字が書けない小さな妹が疎開する事になり唯一の連絡手段として、たくさんのはがきを持たせた父の心情はどれほど苦しく切なかっただろう。

    娘を抱きしめ号泣する父の深い愛情に涙が溢れる。

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    2023年02月14日
  • サムのこと 猿に会う

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    前に読んだんだけど、覚えているんだけど、記憶し忘れてたみたい。
    何だか不思議な話だったけどなんとなく目に見えるように想像できて楽しかったな。
    あとの2つの小説はほとんど覚えてなかったけど、また聞いてもやっぱりインパクトはなく

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    2023年02月07日
  • こどものころにみた夢

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    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

    *****

    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

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    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

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    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

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    2023年01月11日
  • 通天閣

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    大阪ミナミの街を舞台に、2人の主人公の物語が交互に語られていく構成。年齢も性別も違う2人の語り口をしっかり書き分けられていてすごい。
    女の子の語り手が、アルバイト先のお店の掃除をしながら店の内装を詳述している場面の記述がものすごく印象に残った。店の様子と同時に女の子の機微が事細かに描かれていて、さらにオーナーがいかに変わった人かということが読者に伝えられていた。
    おっさんの語り手は、初めは人付き合いの悪い人物に見えるけど、物語が進むにつれてとても優しい心を持った人であることが明らかになってくる。
    世間や人生の厳しさや切なさを鮮明に描くと同時に、きらきら輝いていなくても、1日をただこなしているだ

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    2022年12月25日
  • しずく

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    六篇いずれも佳作揃いだが、敢えて選ぶと、「灰皿」、「木蓮」、「シャワーキャップ」の三篇がよかった。

    「灰皿」に登場する作中作『わたしがうんこを食べるまで』は、設定が強烈で、身体は拒否反応を示すが、(作中作の)作者の悲しみは想像できるような。。(スカトロ趣味の彼氏から、表題の要求を受けて、好きな余り何とか実行できた喜びをその彼に向けて綴った作品の出来がよかったため、つい世に出してしまい、その彼が怒って別れた、という筋書き。。)

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    2022年12月25日
  • こどものころにみた夢

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    各小説家の夢を覗いているような本。

    夢では、めちゃくちゃな展開や風景が不自然じゃないのよね。

    あの現実と夢の境目が分からないような浮遊感が色々なお話に盛り込まれて、共感しつつ読める部分もあった。

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    2022年12月24日
  • ふる

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    7年くらい前にこの作品は一度読んだことがあったけど、今回再読。
    他人を傷つけないように生きようと必死で、そのことに対して卑怯だという自意識がある主人公の人物像や、「今」という奇跡はもう次の瞬間には失われているというメッセージは、他の西作品にも通じるテーマだった。
    この作品は他の西作品に比べて掴みどころが分かりづらい?というか、ふわふわしている作品であることは否めない。実際西さんも、あとがきでこの作品は書き始めから他の作品と違ったと明かしているし、「書く、というより描くことに近かった」と表現している。
    他の方の感想で、新田人生とはこれまで自分の人生に関わりを持ちつつも強く記憶には残らない人々の総

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    2022年12月23日
  • こどものころにみた夢

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    感想
    夢を物語ることの楽しさ。子供の頃は誰でも行っていたのに今はしなくなってしまった。楽しさと朗らかさを覚えながらもどこか郷愁を感じてしまう。

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    2022年12月07日
  • サムのこと 猿に会う

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    「サムのこと」「猿に会う」「泣く女」の3作が収録された短編集。「サムのこと」は『あおい』で読んでいたので残りの2作のみ読みました。

    どちらも嫌な人が出てこなくて、同性間の友情関係を主軸にした作品。
    「猿に会う」のまこ、さつきちゃん、きよちゃんの3人はそれぞれキャラが立っていて、ゆるーい内容の会話がほっこりする。終盤の日光旅行前日にまこの妹の妊娠が発覚するという事件が起きたり、旅行中にテレビをつけたらデタラメ占い師が殺人容疑で逮捕されてたりとインパクトが大きい出来事が起こるけど、3人の関係や世界はどこに行っても何が起こってもいつも通りで、周囲から壊されることはない。

    太宰治が大好きな堀田とそ

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    2022年11月17日
  • ふる

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    ネタバレ

    新田人生とは私の人生に関わってくれた、今となっては顔も思い出せない人たちの総称なのかもしれない。
    時間軸が行き来する話は好きだし、日付が明確で親切設計だった。
    西加奈子の本は今まで数冊読んでいるが、不思議なことがチラチラ起こり、最後にどわーっと一気にわけわからん感じになるのが好きだ。

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    2022年10月13日
  • ご本、出しときますね?

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    若林さんと人気作家さんとの対談形式の本です

    作家さんって孤高な存在のような気がしていたけど、
    みんなそれぞれ(いい意味で)普通に人間なんだなって思いました。

    創作活動の話も聞いてみたかったですが、
    ゆるい内容だったので1日で読めました。

    ここから興味を持った方の
    著書を読んでいこうと思います!

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    2022年09月16日