西加奈子のレビュー一覧

  • 炎上する君

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    久しぶりの短編集&西加奈子先生の作品を初めて読む。

    8つの短編集を読んで、僕には理解が少し難しい作品が
    いくつかあって、読解力や想像力が乏しいと思ったのが
    読み終えての印象です。

    1作品あたり僅か20ページ。
    少ないページ数の中、物語と不思議な世界観が出来て
    "世にも奇妙な物語"風なテイスト?と思っていた。

    しかし、ピースの又吉直樹さんが作品毎に解説で
    この作品のテーマ性が見えてきて
    その"テーマ"に沿って思い返すと納得が行きます。
    改めて又吉直樹さんの読解力に脱帽です(笑)

    他、短編も女性の視点からコミカルに書かれており
    不思議な西加奈

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    2023年07月07日
  • こうふく みどりの

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    高校生の緑を主人公として、その家族や友達をめぐる女たちの物語。

    ところどころに出てくる手紙や語りが誰の物かは明らかにされないまま物語は進んでいく。

    不思議な余韻を持つ物語で、男には、と言うか私には本質的に理解できないものなのかもしれないと思った。

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    2023年06月10日
  • ご本、出しときますね?

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    若さま一人のエッセイのほうがだんぜん面白い。
    暗くて、ネガティブで、面倒臭い部分がいいのだ。
    聞き役にまわると、気を使う感じが透けてみえるから

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    2023年06月07日
  • こどものころにみた夢

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    「こどものころにみた夢」をテーマにしたショートショート・アンソロジー。色々な作家さんの作品を楽しめます。夢の不思議さや、ならではの不条理を受け入れてる感じが好き。現実なのか、まだ夢の中なのか、分からないような書き味のものも。
    個人的には西加奈子さん、長野まゆみさんの作品が好きでした。

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    2023年05月31日
  • 通天閣

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    ネタバレ

    西加奈子さん、ずーっと前に読んだ「サラバ!」が面白かったので、他の小説を読みだしました。なんか…違う。


    巻末の解説で…
    「この世に生きるどうしようもない人々を輝かせることに成功している。」と、書かれていた。

    そうですね。ちょっと、いい加減にしてよと思う感じの世界観。切ないなぁ…この人達と思いながら読み進め…交互に物語が進むので読みやすい。
    後半に感動ポイントもあり、読後感は悪くないかもです。

    大阪を舞台に、44歳男性と、20代女性の物語が交互に語られる。二人とも、自堕落に淡々と日々を過ごしている。20代女性は、アップダウンのある生活かな。
    この二人、昔、義理の親子として過ごした時期があ

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    2023年06月24日
  • こうふく あかの

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    生命力の強さが感じられた作品でした。
    主人公の取り巻く世界とプロレスラーの話と境遇は違うけれど似通って並行していて楽しく読めた。









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    2023年05月29日
  • きりこについて

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    ネタバレ

    他人からの自分に対しての視線を気にしてしまい、自分を見失ってしまったきりこが自分と重なるようでした。人からどう見られているかなんて関係ない。大事なのは自分が自分をどう見るかだ!というメッセージを受け取って、自分を信じて生きていきたいです。

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    2025年12月21日
  • ふくわらい

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    見えているものが全てではないし、自分が感じていることが全てでもない。その上で自分に正直に生きていくことも時には素敵だなと感じさせてくれた。グロテスクな表現があったり、やや分かりづらい不思議な物語。

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    2023年05月18日
  • 炎上する君

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    どの短編話も女性を主体にしたのが多くて、恋愛的要素や女性的視点をコミカルに描いた作品が
    印象的でした。

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    2023年05月16日
  • サムのこと 猿に会う

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    友情がテーマの短編集。『サムのこと』がいちばん好き。色んな友達との思い出が思い出されてきて、悲しい出来事の話なのに、暗い印象はなく、スッと話に入り込んでいった。

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    2023年05月12日
  • しずく

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    木蓮という恋人の子供を預かる話が好きだった。
    私も他人の子供はあまり好きじゃない。煩いし空気も読めない。でも子供って思ったよりもずっと大人を見ていて、「この人本気で思ってないな」とすぐ気づいてしまう。

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    2023年05月11日
  • こうふく みどりの

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    それぞれの時系列を掴むのに、少し四苦八苦する。少女の感情の揺れがベースで物語が進む。どーやってこの感情を、想像してるんだろうか。

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    2023年04月30日
  • ふる

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    主人公の花しすら。社交的ではありながらも、相手が望む形で在りたい。自分を余り主張せずに、  受け身であると事が自己も他者も傷付けない、
    それがイコール「良い人」とは決して主人公も感じは居ないのだが、どこか潜在的にモヤモヤとしたものを感じる。最終的には今迄、取り留めてた レコーダー、記憶を通して自分の今の存在は他者との繋がりを通しての自分で在り私は私なのだと 
    確立したのかな。前に読んだ「i」にも何処か似通った作品だと思った。

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    2023年03月17日
  • サムのこと 猿に会う

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    「サムのこと」「猿に会う」「泣く女」初期の短編3話が収録。

    表題作は事故で亡くなった友人・サムの通夜へ向かう20代の5人の男女の姿が描かれている。
    そこには深刻さの欠片もなく妙なオカシミさえ感じられるのだが、死は特別な事ではなくただの日常の一コマの様で若干の切なさと共に安堵すら覚える。

    仲良し女子3人組の温泉旅行を描いた「猿に会う」は3人が織りなす会話に親近感を感じ、肩の力が抜けるような味わい。

    夏の思い出に太宰治の生家を訪ねる高校生男子を描いた「泣く女」は情景が目に浮かぶ。

    独特の緩やかな空気感が心地良い短編集。

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    2023年02月15日
  • 字のないはがき

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    向田邦子さん=原作、角田光代さん=文、西加奈子さん=絵と豪華な顔ぶれで制作された絵本。

    絵本の下地となっているのは、戦争時代の向田さんが経験した家族との想い出を綴ったエッセイ『眠る盃』から。

    角田さんの文章はシンプルで小さな子供にも解りやすく書かれている。

    そのシンプルさと対比するかのようにクレヨンで力強く描かれた西さんの絵が目を引く。

    まだ字が書けない小さな妹が疎開する事になり唯一の連絡手段として、たくさんのはがきを持たせた父の心情はどれほど苦しく切なかっただろう。

    娘を抱きしめ号泣する父の深い愛情に涙が溢れる。

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    2023年02月14日
  • サムのこと 猿に会う

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    前に読んだんだけど、覚えているんだけど、記憶し忘れてたみたい。
    何だか不思議な話だったけどなんとなく目に見えるように想像できて楽しかったな。
    あとの2つの小説はほとんど覚えてなかったけど、また聞いてもやっぱりインパクトはなく

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    2023年02月07日
  • こどものころにみた夢

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    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

    *****

    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

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    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

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    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

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    2023年01月11日
  • 通天閣

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    大阪ミナミの街を舞台に、2人の主人公の物語が交互に語られていく構成。年齢も性別も違う2人の語り口をしっかり書き分けられていてすごい。
    女の子の語り手が、アルバイト先のお店の掃除をしながら店の内装を詳述している場面の記述がものすごく印象に残った。店の様子と同時に女の子の機微が事細かに描かれていて、さらにオーナーがいかに変わった人かということが読者に伝えられていた。
    おっさんの語り手は、初めは人付き合いの悪い人物に見えるけど、物語が進むにつれてとても優しい心を持った人であることが明らかになってくる。
    世間や人生の厳しさや切なさを鮮明に描くと同時に、きらきら輝いていなくても、1日をただこなしているだ

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    2022年12月25日
  • しずく

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    六篇いずれも佳作揃いだが、敢えて選ぶと、「灰皿」、「木蓮」、「シャワーキャップ」の三篇がよかった。

    「灰皿」に登場する作中作『わたしがうんこを食べるまで』は、設定が強烈で、身体は拒否反応を示すが、(作中作の)作者の悲しみは想像できるような。。(スカトロ趣味の彼氏から、表題の要求を受けて、好きな余り何とか実行できた喜びをその彼に向けて綴った作品の出来がよかったため、つい世に出してしまい、その彼が怒って別れた、という筋書き。。)

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    2022年12月25日