西加奈子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
西加奈子さんは、この本の登場人物のように自身がぼやけ、何か確かなものを掴みたいと願いながら書いたのではないだろうか。正直、終わり方はスッキリしたものではない。でも、その薄い靄が少しずつ薄れ、希望が見えかかった様子はリアルな現実だ。強さにはたくさんの種類がある。自分が置かれている状況や、関係している人間との関係値により、その場に適した強さは変わるだろう。でもそうではないときは?ひとりで生きていくと決めた人間は?弱さを認めることも、強くあろうと願い強い自分を演じることも、その人の強さがあるからできるのだろう。強さと弱さの間にいる自分を許さず、どちらかであろうとすることは、とても強い。
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Posted by ブクログ
自分がニューヨークに行ったら、この主人公みたいな経験をするのではないかなと錯覚した。
そもそも自分一人で旅はできないけど。
絶体絶命の時に、自分なら冷静に対応できないと想像するけど、実際にそうなったら、第三者のような思考になって、逆に主人公みたいな行動ができるのかな?
最初はそんな呑気なことを思いながら読んでいたけど、この著者はそういうことを伝えたかったのではないと読み進めていくと、わかった。
舞台というタイトル通り、人生の中において、様々な出来事の主人公が自分であって、感情は自分の中から生まれてる。
それは誰かに見せるものではないが、誰かに見られてもいいように感情をコントロールして
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