西加奈子のレビュー一覧
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【収録作品】「男」 角田光代 絵/網中いづる/「ガラスの便器」 石田衣良 絵/松尾たいこ/「さよなら、猫」 島本理生 絵/鯰江光二/「水の恵み」 阿川弘之 絵/木内達朗/「タイムリミット」 辻村深月 絵/吉田尚令/「ヘビ」 西加奈子 絵/西加奈子/「ふたり流れる」 市川拓司 絵/いとう瞳/「ハントヘン」 堀江敏幸 絵/中村純司/「雲の下の街」 柴崎友香 絵/田雜芳一/「衣がえ」 長野まゆみ 絵/望月道陽/「おしっこを夢から出すな」 穂村弘 絵/ささめやゆき/「さらば、ゴヂラ」 高橋源一郎 絵/しりあがり寿
夢だけにシュールな感じを引きずる。続き…はないのかな。 -
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ネタバレ西加奈子のデビュー作。表題作「あおい」の他、「サムのこと」「空心町深夜2時」の短編を収録。
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西さんの恋愛ものは難しい。自分の常識に合わない女の子が大概主人公。
裏表紙を見ると、27歳、スナック勤務、三歳年下の駄目学生・カザマ君と四カ月前から同棲し、彼の子供を身ごもる、とあります。
友達ならば面白いんだろうなあとか感じます。でも、私の読み方は自分だったり近しい人を投影して読むタイプ。こういうのが自分の嫁だったり娘だったりしたら・・・それは困りますわ笑。
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散々ウームと(やや否定めに)唸りつつ、でそれでも読んでしまう、西さんの作品。
ふと考えるのは、自分は一体何に惹かれるのか -
Posted by ブクログ
久しぶりの短編集&西加奈子先生の作品を初めて読む。
8つの短編集を読んで、僕には理解が少し難しい作品が
いくつかあって、読解力や想像力が乏しいと思ったのが
読み終えての印象です。
1作品あたり僅か20ページ。
少ないページ数の中、物語と不思議な世界観が出来て
"世にも奇妙な物語"風なテイスト?と思っていた。
しかし、ピースの又吉直樹さんが作品毎に解説で
この作品のテーマ性が見えてきて
その"テーマ"に沿って思い返すと納得が行きます。
改めて又吉直樹さんの読解力に脱帽です(笑)
他、短編も女性の視点からコミカルに書かれており
不思議な西加奈 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ西加奈子さん、ずーっと前に読んだ「サラバ!」が面白かったので、他の小説を読みだしました。なんか…違う。
巻末の解説で…
「この世に生きるどうしようもない人々を輝かせることに成功している。」と、書かれていた。
そうですね。ちょっと、いい加減にしてよと思う感じの世界観。切ないなぁ…この人達と思いながら読み進め…交互に物語が進むので読みやすい。
後半に感動ポイントもあり、読後感は悪くないかもです。
大阪を舞台に、44歳男性と、20代女性の物語が交互に語られる。二人とも、自堕落に淡々と日々を過ごしている。20代女性は、アップダウンのある生活かな。
この二人、昔、義理の親子として過ごした時期があ
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