西加奈子のレビュー一覧

  • 地下の鳩

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    正月読書。初めての西加奈子だけどすごく緻密な感情を書く方だな。とくに表題作「地下の鳩」、主人公のしみったれた感じと哀しさ、恋が所帯染みていく様子、それに抗うけどだんだん飲み込まれていく過程、とても良かった。また忘れた頃に読み直したいな

    ⚫︎あらすじ
    大阪ミナミの夜に生きる人々の光と陰
    暗い目をしたキャバレーの客引きと、夜の街に流れついた素人臭いチーママ。情けなくも愛おしい二人の姿を描いた平成版「夫婦善哉」
    (文春HPより引用)

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    2024年01月05日
  • 漁港の肉子ちゃん (1)

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    丸くて元気な大阪弁の母・肉子ちゃんと、しっかり者の小学生のキクりん。
    流れ着いた北の港町で、力強く生きている。
    絵のタッチが柔らかく、好きです。

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    2023年12月24日
  • あおい

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    サムのこと が怒涛の展開だった。読み始めは情景が浮かばなすぎて読み飛ばそうと思ったけど、読み進めるうちにサムのことが気になり出した。周りに影響を与えていないようで与えている人間。いいな。

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    2023年12月18日
  • ふる

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    なんともふわふわした話。なんてことない日常だけど時々出てくる白いものと新田人生の存在は面白かった。2つの存在が繋がってるってことを際立たせる。いや、感想を述べるのはほんと難しい。

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    2023年11月17日
  • ふくわらい

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    西加奈子氏はいつも1人の人間を追求していくストーリーな気がする
    と、言葉にすると簡単になってしまうが、紆余曲折を経て
    この方は人肉を食べたことがあるのか…?
    と思わせるくらいの生々しいストーリー
    宗教とかとはまた別の次元の西加奈子氏の信念を感じる。

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    2023年11月16日
  • ふくわらい

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    ネタバレ

    鳴木戸定
    1月1日生まれ。マルキ・ド・サドから名付けられた。編集者になる。

    多恵
    定の母親。腎炎が悪化し、定が5歳のときに命を落とした。

    栄蔵
    定の父親。紀行作家だほとんど家にいない。定が12歳のときに死んだ。

    岸田悦子
    多恵が嫁いだ時にいたお手伝いの婆や。

    之賀さいこ
    作家。定が担当編集者。

    あにた博
    作家。定が担当編集者。

    六本木大
    作家。定が担当編集者。

    小暮しずく
    定より1年後に入ってきた編集部員。


    男性社員。

    米永
    40代の男性社員。急に仕事を無断で休み、そのまま会社に来なくなった

    守口廃尊
    守口譲。プロレスラー。1965年生まれ。米永が書籍の担当していた。

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    2023年11月08日
  • あおい

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    西加奈子さんのデビュー作。つたないけれど一番透明な作品です、西加奈子。と帯に書いてあったとおり、危うい位なつたなさが伝わってきたが、それがいいのか、シンプルに心に伝わった。ほんとに素直な作品。

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    2023年11月02日
  • 通天閣

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    ネタバレ

    「40代の男と20代の女が主人公で交互に視点が切り替わりながら物語は展開していく。男は工場勤めでいつも他人を見下す節があるが、自分の人生のコンプレックスを自覚しているからこその八つ当たり的なものをその行動から感じる。多分自分のことが嫌い。女はマメという彼氏と同棲していたが、彼氏が映像家の夢叶えるとのことで、ニューヨークへと単身で留学してしまう。おいていかれたという事実を受け入れられず悲しみを背負いながら、スナックでアルバイトをしている。最終的に男も女も自分の人生を受け入れ、前に進む決意をする」というのが大まかな内容。ありふれた日常を特別なものに感じさせる書き方のできる西加奈子だからこそかけた作

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    2023年10月23日
  • 炎上する君

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    炎上するのは、
    ネットの世界ではなく、
    本当に人間が燃えるのだ!

    風船人間は
    風船を持っているわけでもなく、
    中に入る訳でもなく、
    人間が膨らんで風船になって
    天の上へ行ってしまうのだ!

    そんな
    奇想天外な発想の短編集。
    ただの不思議なファンタジーではない。
    主人公は
    社会との違和感を感じながら生きている人ばかりだ。

    共感する部分も沢山ある。

    西加奈子さんの優しさが根底にあるから、
    どこか笑えて
    最後には救いがある。

    誰もが優しさや愛情を欲しているんだな、
    私だけではないんだな、と
    痛感。

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    2023年10月03日
  • 炎上する君

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    短編集。ちょっとした待ち時間に読むには良い。面白いかと言われると、私の好みの内容ではなかったのでオススメはしない。独特な世界観の作品ばかりだった。

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    2023年10月01日
  • ふる

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    ネタバレ

    私のお気に入りの一人の西さんの作品。
    相変わらずぶっ飛んだ感じの作品でした。

    ・・・
    タイトルからして「ふる」ってのは頭の中では「振る」?雪が? あるいはあだ名が「ふる」みたいな(古川とか古田)みたいな人が出てくるのかなと思いきやそうでもない。結局タイトルの所以は分からずじまいでした。

    ・・・
    主人公はAVのモザイク掛けが仕事で、周囲の背後霊?というか後光?みたいな白いふわふわが見れるという池井戸花しす(いけいどかしす)。これまた漫才師の片割れみたいなウケ狙い的名前なのですが、物語では割とスルー気味。

    関西弁で、周囲と緩く楽しくやってゆきたい花しす、人生の多くのところで新田人生なる人に出

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    2023年09月13日
  • あおい

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    共感は絶対できない。ただ、こういうふうに素直に生きれる人は羨ましく思うし、近くにいたら認めてあげたいと思う。

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    2023年08月28日
  • ご本、出しときますね?

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    最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。
    この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!

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    2023年08月26日
  • ご本、出しときますね?

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    ◆心に刺さったワード◆
    ⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
    ⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
    ⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
    ⚫強い心は強い肉体に宿る
     

    ◆読んでみたい本◆
    ⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
    ⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
    ⚫世界の実相

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    2023年08月18日
  • あおい

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    まっすぐで全力で一生懸命
    全身で感じて100%でたたかう
    みたいな作品だった

    登場人物が全員個性的で興味深いおもしろい
    絶対に変なのに全員が全員を受け入れている感じ

    私は圧倒的経験不足で、何かしてあげたいけど何もしてあげられない。
    本を読んでいろんな人の追体験はできるかもしれないけど、実際に経験してみないとわからないことってたくさんある。
    そんなときはどうやってその人を支えることができるんだろう。

    なんて、どうしようもないことを考えさせられた作品でした。

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    2023年08月13日
  • あおい

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    西加奈子さん初読みです。
    淡々とした日常を描いてるんだけど感情表現が生々しくて率直でこのギャップが、おぉこれが西加奈子か…と思わされました。感想としては共感はできないし、主人公にはもっと上手く生きて欲しいと思ってモヤモヤするけど、読み進める内にそうもいかない背景もあったのだと分かり、最後は希望の見えるカタチだったのがまぁよかったなぁ。
    ちなみに西加奈子さんのデビュー作。次は話題作を読んでみようかな?

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    2023年08月07日
  • こどものころにみた夢

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    12人の作家による夢や思い出のアンソロジー。
    堀江敏幸氏の「ハントヘン」、長野まゆみの「衣がえ」が良かったです。

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    2023年08月02日
  • しずく

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    この短編集の中の登場人物の誰かに感情移入ができる。こういう場面で私もこう思うなだったり、こういう人っているよねだったり

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    2023年07月30日
  • こどものころにみた夢

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    【収録作品】「男」 角田光代 絵/網中いづる/「ガラスの便器」 石田衣良 絵/松尾たいこ/「さよなら、猫」 島本理生 絵/鯰江光二/「水の恵み」 阿川弘之 絵/木内達朗/「タイムリミット」 辻村深月 絵/吉田尚令/「ヘビ」 西加奈子 絵/西加奈子/「ふたり流れる」 市川拓司 絵/いとう瞳/「ハントヘン」 堀江敏幸 絵/中村純司/「雲の下の街」 柴崎友香 絵/田雜芳一/「衣がえ」 長野まゆみ 絵/望月道陽/「おしっこを夢から出すな」 穂村弘 絵/ささめやゆき/「さらば、ゴヂラ」 高橋源一郎 絵/しりあがり寿

    夢だけにシュールな感じを引きずる。続き…はないのかな。

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    2023年07月20日
  • あおい

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    ネタバレ

    西加奈子のデビュー作。表題作「あおい」の他、「サムのこと」「空心町深夜2時」の短編を収録。

    ・・・
    西さんの恋愛ものは難しい。自分の常識に合わない女の子が大概主人公。

    裏表紙を見ると、27歳、スナック勤務、三歳年下の駄目学生・カザマ君と四カ月前から同棲し、彼の子供を身ごもる、とあります。

    友達ならば面白いんだろうなあとか感じます。でも、私の読み方は自分だったり近しい人を投影して読むタイプ。こういうのが自分の嫁だったり娘だったりしたら・・・それは困りますわ笑。

    ・・・
    散々ウームと(やや否定めに)唸りつつ、でそれでも読んでしまう、西さんの作品。
    ふと考えるのは、自分は一体何に惹かれるのか

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    2023年07月14日