西加奈子のレビュー一覧

  • i

    Posted by ブクログ

    ツライ事も嬉しい事も見事に鮮やか!
    ラストシーン、なぜかコインロッカーベイビーズが思い浮かんだ。
    なぜだろう?

    0
    2025年05月13日
  • こうふく みどりの

    Posted by ブクログ

    自分の気持ちのみずみずしさが好きだった。自分から見た母と祖母、母自身、祖母自身。あちらからこちらから時系列には並び得ない視点の語りの中で、だれもが自分軸では1人の女性だった。

    0
    2025年05月11日
  • サラバ! 中

    Posted by ブクログ

    変わった家族の中で育った歩。日本に帰国し、少年時代を過ごす。別れも辛いことも経験し、成長していきます。家族とはなんだろう。下巻が楽しみです。

    0
    2025年05月10日
  • サラバ! 上

    Posted by ブクログ

    圷家の家族の物語。父の海外赴任先であるイランやエジプトで過ごす日々。問題行動ばかりの変わった姉と両親の関係。そんな家族の中で育った僕。上巻だけでもかなりの濃さです。おもしろくて一気に読みました。

    0
    2025年05月10日
  • 夜が明ける(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    自分の考えの中に沈んで抜け出せなくなった時、周りの人に助けを求めて視野を広げれる柔軟さを持ちたいと思えた。
    今の苦しさを救ってくれそう。

    0
    2025年05月10日
  • i

    Posted by ブクログ

    西加奈子さんの作品の中で断トツで好きな一冊です。
    世界で起こる悲惨なニュースを拾っては自分のことのように心を痛めるアイ。
    精神的、身体的にも弱ったりしながらもどの瞬間も自分や周りの人を大切に思い、ありのままを受け入れていく姿に本当の愛とは何なのかを教えてもらったような気がしました。
    なんども読み返したくなる一冊。

    0
    2025年08月15日
  • くもをさがす

    Posted by ブクログ

    病気をテーマにしている話は普段あんまり好きじゃなくて、大好きな西加奈子さんの新刊にもかかわらず、ずっと読む勇気がなくて積読してしまっていましたが、
    私自身もちょうどある病気が見つかったときに読み始めてみました。病気によりどんどん変化していく自分の身体と心。しんどくてどうしようもないときもありながら、病気を恨まず、病気をなくしてやろう!と気負うようなこともせず、ただありのままを受け入れ、周りの方々の優しさにも素直に甘え、感謝している西さんの心に私自身とても救われました。
    カナダでの生活にもかかわらず、西加奈子さんならではの関西弁で会話が描かれていて、とてもポップに読めました。
    終章の西加奈子さん

    0
    2025年08月15日
  • 舞台

    Posted by ブクログ

    4.5/5.0

    葉太、「人間失格」を愛する29歳男のニューヨーク一人旅。
    強烈に周りの目を気にし、自分自身の目を気にし、「はしゃぐ」ことを心から軽蔑する葉太の痛切な苦悩が葉太自身の過去も交えながら語られる。
    自分を客観視出来るからこそ、そういった冷静な分析が出来てしまうからこそ感じる自意識に凄く共感する。
    そして、これだけ他人や世間を見つめられているのに、自分は特に何も行動を起こせていない葉太の姿にも個人的に凄く重なる部分があった。
    西加奈子さんはこういった繊細な人間を描き出すのが本当に上手い。

    0
    2025年04月24日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    いやー、面白かった。
    オードリー若林と作家二人との鼎談のテレビ番組を書籍化したもの。
    出演者の内面が見られるけれども、それが静かで、ただただ真面目な雰囲気な物ではなく、明るく面白い。作家というイメージは真面目で物静かで取っつきづらいなんて思っている人も居るでしょうが、そんな人こそこれを読んでみて欲しいです。
    作家だって明るく面白い普通の人なんだと思えます。
    でも、やっぱり何かについて考えたり、それを表現する事はとてもすごいと思いました。
    そんな人が3人も集まってトークをするんだからそれはそれは面白い。
    色々と読みたい本が増えました。

    0
    2025年04月05日
  • i

    Posted by ブクログ

    アイちゃんが繊細すぎるという感想が多かったが、
    考え方が私ととても近くて、自分を言語化してくれているような感覚になって、読んでいて嬉しい気持ちがあった。
    その自分に似ているあいちゃんが、最後自分というものを受け入れて存在を確信して、自分自身救われたような気持ちになった!

    地震での死者○万人みたいな感じで死者は一括りにされがちだけれどその一人一人に人生があって未来があったと思うと悲しいなと思った……
    別に過剰に悲しむ必要はないが、他の国にも目を向けることは大事だと考えるきっかけになった

    0
    2025年04月04日
  • 円卓

    Posted by ブクログ

    イマジン

    孤独ってみんなが私のことをわかってくれないときじゃなくて、
    私がみんなのことあなたのこと全然知らんわからんと気づいたときに感じるんだなあと思った

    こっこもぽっさんもみんな
    愛おしい

    0
    2025年04月04日
  • 地下の鳩

    Posted by ブクログ

    以前読んだ通天閣を思い出す作品でした。大阪の場末の飲み屋街で暗い過去の生い立ちと現在で藻搔く人間模様にひきこまれます。また西加奈子さんの作品にハマりそうです。タイムカプセルがおすすめです。

    0
    2025年04月01日
  • さくら

    Posted by ブクログ

    あなたは、『犬』が好きでしょうか?

    古来より人と深い関わり合いの中に生きてきた『犬』。このレビューを読んでくださっている方の中にも『犬』と共にある生活を当たり前のものとされていらっしゃる方も多いと思います。2023年時点で684.4万頭という飼育頭数が掲げられもする『犬』。

    そんな『犬』は小説にも数多く登場します。18歳の青春を駆け抜け大人になって行く高校生を見続けた『犬』のコーシロー視点で描かれる伊吹有喜さん「犬がいた季節」、幼き頃飼育していた愛犬ロクジロウを思う気持ちに今を重ねる高瀬隼子さん「犬のかたちをしているもの」、そして”どうぞよろしく、と付け加えたら、仔犬はぼくに向かってひと声

    0
    2025年03月29日
  • i

    Posted by ブクログ

    非常に難しいテーマを取り扱っているけど、最初から最後まで飽きることなく、読み切った。

    複雑な境遇のアイ、世界で起きる不幸に胸を痛めながら、幸せな自分に疑問を抱き、さらには自分自身に不幸が訪れて、大切なものを見失い、そして取り戻す。

    1人の女性の変化が辛くも愛おしい、素晴らしい一冊でした。

    0
    2025年03月28日
  • サラバ! 上

    Posted by ブクログ

    一人一人が個性的な家族。エジプトでの独特の生活。
    濃くて胸がいっぱいになる感じがしながら読みました。
    生きづらさ。家族のそれぞれの葛藤。家族の形、家族ってなんだろう、としみじみ考えたり。
    中巻が楽しみです!

    0
    2025年03月28日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

    0
    2025年03月24日
  • GOAT

    Posted by ブクログ

    凄くおしゃれでかわいい。紙質もいい。
    文学に関してオールマイティ。
    これでお値段510円。びっくり!
    付録の掌編の野崎まどさんの小説が凄くよかった。小説愛が溢れている。

    0
    2025年03月17日
  • ご本、出しときますね?

    Posted by ブクログ

    あっという間に読んでしまった!

    本当に面白い、変わり者の集会
    みなさん一つ芯があるように感じる

    確かな言葉の重みがあって、
    そのリアリティーさが心地良い

    また読み直したいと思た

    0
    2025年03月16日
  • さくら

    Posted by ブクログ

    知人にすすめられて読んだのですが、なんだろう、言葉でうまく表せないんだけど、なんだかすっと心の隙間を埋めてくれたような作品でした。とてもチープな感想でしかないのでだけど、人生いろいろあるよね。楽しいことも、嬉しいことも、悲しいことも、悔しいことも、理不尽さに怒りたくなることもあるし、大泣きしてヤケクソになりたいときもある。でも日々は変わらずやってくるし、過ぎてゆく時間の中で思い出となる感情もある。ずっと同じ感情を抱き続けることはできないから、情熱は燃やし続けないといけないけれど、悲しい気持ちもいずれは薄らいでいく。そんな当たり前だけど、大事なことをなぜか気づかせてくれた作品でした。

    0
    2025年03月08日
  • きりこについて

    Posted by ブクログ

    ルッキズム、フェミニズム、マチズモ、自己肯定などけっこう重いテーマが、西加奈子さんのエンタメ力によってつながり、圧巻。
    猫は本当に偉大。

    0
    2025年03月03日