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今日も事件が起きませんよう。
『あめつちのうた』 著者の最高傑作! 弱いのに、強い。 拳銃も持てない。逮捕もできない。 それでも、私たちを守ってくれる警備員たちの物語。 『あめつちのうた』 著者の最高傑作! トラウマを抱えた4人の警備員が守るもの。 「人間としてのプライド」 「最低限の生活」 「それは、もちろん正義」 「守りたいものなんて、とうになくしました」 人生に迷った者だけが見つけた答えとは? 6年前、3億円盗難事件を引き起こし、信用が失墜したサクラ警備保障株式会社。佐久良社長は経営立て直しの中過労で亡くなり、現在は息子の光輝と基輝が跡を継いでいる。父は何を守ろうとしていたのだろうか。そして、俺は何を守ればいいのだろうか。答えの出せない弟の基輝は、人事部次長として面接をすると最後に「あなたは何をまもりますか?」と尋ねるようになった。 過去、保護観察処分を受けながらも父のコネを使って警備員となった男。交通誘導をしている高齢男性。万引きGメンだったときの失敗がトラウマとなっている女性。戦死した画家の絵にとらわれている小説家。 4人の日々を見つめ、自分を顧み、基輝がたどり着いた守ることの意味とは――。 もう一度問います。 「あなたは何をまもりますか?」 本書は単行本『サクラの守る街』を改題し文庫化したものです。 -
賭博常習者
「百万円を二百万円にするのはたやすい」 そう嘯いて他人様の懐に平気で手を突っ込み、 意表を突いたケントク買いで万馬券を掴み取る――。 ギャンブルの神様に魅入られた、“ろくでなし”の自伝的長編小説 「30年前の新人が、新人のまま現われた。 馬とデラシネの日々と、ギャンブルの陥穽と 黄昏の中に立つ影に、活路はあるのか。 この小説の放逸な人生の底にあるのは、書くという行為の業である。」 ――北方謙三 「破天荒なこの男の物語世界はくやしいほどにまばゆい。 映画の嘘を凌駕した凄味があるからだ。 こいつとは簡単につき合わないほうがいい。」 ――高橋伴明(映画監督) ショウコから百万円を受け取り、(福島競馬場のメインレースの)3枠6番のソウルスピリッツの複勝に張った。 「見ていろ。6番の馬が三着にくれば金になる」 ショウコは府中の馬場をふりかえって戸惑う。 「どういうこと? 馬、走ってないじゃない」 「ここのレースじゃない」 (中略) しばらくして東京競馬場の帯で束ねられた百万円が七束と、端数の三十万円を受け取る。JRAの手提げ紙袋にそれをしまってもらった。 ショウコはその場にへたり込んで紙袋に手を突っこみ、札束を数えながら、泣いた。 「なんで……なんでこんないい加減な男が簡単にお金を作れちゃうのよ……」 ――本文より -
硝子戸のうちそと
夜中にふと目が覚めた。そんなことはこの夜に限ったことではない。若いころなら枕に頭をつけた途端に寝入って朝まで目覚めないのが当り前のことだった。今はそうはいかない。何度寝返りを打っても廊れないときは眠れない。そういう日は手洗いに行き、睡眠薬を服用してから寝床に戻る。そうして何とか朝方まで寝入る。目覚めた時間が六時、七時だと起きてしまう日もあれば、それから九時、十時までぐっすり睡る日もある。 今夜は私一人である。隣りで寝息をたてたり寝返りを打つ音がまるで聞こえてこない。私は臆病だから私を取り巻く静寂な闇が、私を抑えつけて胸を圧し潰したりしないか、とビクビクしている。 でもその夜は一人きりのわりには、不思議なほどこわくなかった。もう老人だものなぁ。私がお化けになって人に恐がられる日も間近いのかもしれない。そんなことを考えた。 夫は今朝入院して、今はいないのである。…… 夫が救急車で入院するのもおそらく珍しいことではなくなって、その回数も増えていくであろう。私がその都度うろたえないように、あわてないように、と神様が私に練習の機会を今日は与えて下さったのであろうか。 八十七歳と八十二歳の夫婦には、やがては無に帰する日が来るのであるが、その日が来るまで長く生きていくのは、それほど容易なことではない。試練はまだこれからか。とにかく年を取るということは、避けることができないだけに、大変な大仕事なのである。 年を重ねると同じものが別のように見え、かぎりなく愛しくなってくる。一族の歴史、近所のよしなしごと、仲間たち、そして夫との別れ。漱石の孫である著者によるエッセイ集。 -
怪談飯屋古狸
怖い話が上手にできたら。美味しいごはんを無代(ただ)にします! 看板娘のお悌が満足する怖い話を聞かせられたら飯が無代になる、という不思議な一膳飯屋「古狸」。 職人修行中の奉公先を追い出された虎太は、鈴の音のような声に惹かれて、金も無いのに「古狸」に入り浸る。 お悌と兄弟三人と母親とで切り盛りする一膳飯屋、菓子屋、蕎麦屋が並ぶ「古狸」。 怪談も幽霊も苦手な虎太は、死神が棲むという長屋を探ることになり……!? そこで虎太が見たものとは! そして、貧乏でそそっかしい虎太の恋は叶うのか? 怪談+美味+謎+笑い+猫……輪渡颯介の楽しさ満載のシリーズ、第一弾! -
だいたい本当の奇妙な話
私の名は進木独行。デビューから5年のホラー系の作家である。これまでに体験した奇妙な出来事を綴ってみた──異色ホラー短編集! 私の名は進木独行。五年以上前に文芸新人賞を受賞して作家デビューした。私の作品はホラー色が強いと言われる。不思議なもので、そのような作品を書いていると現実世界と作品世界がシンクロすることがある。奇妙な話を書く人には、奇妙な出来事が寄ってくるらしい。本書では、私自身がこれまで体験してきた奇妙な出来事を元にして、つらつらと話を綴っている。もちろん見聞きしたことも含まれる。──さて最初は「ざしきわらし」の話。まだ私が会社員だったころ、友人から宿の予約を譲られた。それは、ざしきわらしが棲むことで有名な岩手県二戸の宿のものだった……。 -
甲子園の異邦人 「在日」朝鮮人高校野球選手の青春
在日高校生たちはどう生きてきたか? 夏の甲子園大会を沸かせた「在日」選手7人の感動ドキュメントーー1981年夏、甲子園の高校野球大会決勝戦は、京都商業と報徳学園の間で戦われたが、その中に7人の「在日」朝鮮人選手がいた。民族の誇りと野球への情熱を持って全力を尽した彼らの背後には、在日の若い世代が日本でいかに生きていくかの切実な問題があった。7人の青春の軌跡を追う感動ドキュメント。 -
ルポ大事故!その傷痕
「不可抗力」ですましてはならない! 隠された人災的要因を徹底追求する。飛行機事故、車や船の衝突災害、炭鉱爆発などの具体例から原因をさぐる! ーー不可抗力ではすまされない人災的要因を衝く! 日航機羽田沖事故や御巣鷹山に墜落したジャンボ機事故は、苛酷な労務管理と安全神話が招いた悲劇である。なぜこうなるのか。潜水艦なだしおの衝突、日本坂トンネルの大追突、炭鉱爆発なども、避けられる事故ではなかったか。その傷痕をさぐり原因を究めるルポ。 -
家族が自殺に追い込まれるとき
日本社会の病理を撃つ! なぜ働きざかりの男が? 悲痛の深層を抉るルポ。「人員減だから頑張る→苦しくても我慢→うつ病→自殺」の回路を断て! ーー〈すまん! 申し訳ない! どうしたらよいか分らなくなった〉と遺書を残し、入水自殺した男性管理職。自殺者の数が、年間3万人を超えた。なかでも、働きざかりの男が目立つ。不況、リストラ、過労……ストレス社会が「最悪の選択」へ追い込むのか……。14人の悲劇を辿り、家族の苦悩と社会病理を抉る渾身のルポ。 -
アジア絶望工場
日系進出企業の実態を衝く! アジアの民衆を訪ねたレポートーー『自動車絶望工場』の著者が、日本企業の東南アジアへの進出実態を知るための旅に出た。現地の労働者たちは、みな驚くほどの低賃金と苛酷な超管理体制のもとで働いている。国家権力による弾圧も厳しい。にもかかわらず、民衆は彼らの想いを熱心に語る。アジアを知ることは、われわれ自身を知ることだ。 -
薔薇はよみがえる
孤独なオフィス・ガールの懐に、ふと飛び込んできた1通の手紙が巻き起こす、若い男女の運命を描く。藤澤氏特有の青春文学。 -
青髯殺人事件
医学部学生の康子が素人探偵役で事件を解いていく! 新聞記者と老刑事というワトソン役も用意してある、短篇連作ミステリー集。サラッと読ませる職人技が見事! -
風は緑に
外国映画会社宣伝部の一雄とTV局報道部勤務の圭助をめぐってる、ファッション・モデルの彩子、アナウンサーの三千代、幼稚園の先生の牧子たちとの恋模様。だが、牧子はアメリカ文学者と不倫し、彩子を狙うスポンサーが現れて……。華やかな都会の第一線で活躍する男女の、恋愛の苦悩と情熱を描いた、青春の感動的ロマン! -
そんな筈がない
医学部の学生で、元警察官の父を持つ滝口康子が、次々と事件の真相を推理。新聞記者の小島純吉、康子の父に昔お世話になった老刑事の真田らも活躍する、4編の連作ミステリー小説集。 -
この馬に聞いた! 大外強襲編
2004年には自らの年間最多勝を更新、211勝の勝ち星をあげて、3年連続でJRA賞に耀いた武豊。「アドマイヤグルーヴ」で史上初のエリザベス女王杯4連覇、海外通算100勝達成など、次々に記録を書き換えてきた天才ジョッキーが、春のGIシーズンに挑む意気込みを語るシリーズ第6弾。 -
化身
琵琶湖が一望に見下される泰門庵の庵主・梵仙は、眉涼しく筋骨たくましい青年であった。尼僧の舜海も、画学生の阿井子も、祗園の美しい芸子すら、身を投げだして悔のない魅力をそなえていた。しかし、法燈のもとの愛欲の業は、五条の親分の怒りを誘い、梵仙の法衣もまた風を孕む。厳しい戒律に反抗しつづける梵仙。彼によって女の灯を点された舜海尼。ここに生々しい人生図があった。…… -
又四郎行状記
この「又四郎行状記」は、「鬼姫しぐれ」「美女峠」「又四郎笠」の3部作からなり、戦後の時代小説不遇の折に「夢介千両みやげ」とともに時代小説のエポック・メーキングとなった、山手文学の代表作。剣をとっては滅法つよいが、絶対に人を斬らない笹井又四郎、じつは松平和泉守の若君・源三郎が、深川で辰巳芸者お艶姐さんを助けたばっかりに、養子先の磐城平7万石・内藤丹後守のお家騒動にまきこまれる。多恵姫を育てた国家老・内藤治部右衛門と、八重姫を擁して起つ江戸家老・大島刑部の対立は、江戸と国許の道中双六に正邪入り乱れて暗雲をよび、茫洋とした風貌に似合わぬ又四郎の大活躍! <上下巻> -
下り“はつかり”
「四時半ごろ、浅見川にいたわたしが六時に東京で殺人をやるなんて不可能じゃないですか」と千家和夫が言う通り、手札の写真は、下り“はつかり”をバックに釣糸をたれる彼のものであった。当日の撮影に間違いなし、と傍証が固められては、丹那刑事も一撃を喰った感じで、南風荘事件の捜査はフリ出しにもどった。…… という表題作のほか、全6編を収める本格派の驍将・鮎川氏の新作推理小説集。 -
お助け河岸
江戸の下町、居酒屋「上州屋」にあつまる常連のなかで、奇妙な話が流れた。どこの河岸かはわからないが、その河岸に悩みをもつ者がたたずむと、きっと「旦那」があらわれて窮境を救ってくれる……そこを「お助け河岸」と呼ぶそうな。上州屋の常連客のなかに、いわくありげな隠居がいる。そして、若い浪人・仙之介の闊達な飲みっぷりに、看板娘のお菊はぞっこん惚れていた。その頃、江戸の町に、奇怪な殺人が続発する。第一の殺人は、質屋の番頭・和三郎、彼は「お助け河岸」を探すうちに殺されたらしい。事件の探索に仙之介が立った。意外や若きこの浪人剣土の腕の冴え! -
新版 匠の時代
感動の名ドキュメント、いまここに甦る。日本を支えた技術者魂――疎開工場からスタートし、革命的なクオーツ時計を誕生させたセイコー電卓の小型軽量化にしのぎを削ったシャープとカシオなど、世界が瞠目した日本企業の技術革新。それは、開発スタッフの汗と涙の結晶であった。彼らの人間ドラマを鮮やかに描き、大ベストセラーとなった名著から、日本再生の指針を読み取る。<全6巻> -
悪女の人生相談
フランス語で、悪女の反対語は、馬鹿女である。すなわち、悪女とは、クレバーな女のことだ。ところが、恋愛後進国の日本では、知的な女は、馬鹿女よりも、遥かに分が悪い。恋愛結婚戦線で、不当にも苦杯を舐め続ける、真に賢い女たちよ、高度な恋愛術を身につけた、悪女を目指せ! 稀代の仏文学者が、痛快無比に答える、恋愛相談。 ◎林真理子氏推薦!「もっと早くこの本を読んでいたら私の人生も変わっていただろう」 実践的・悪女の恋愛術。すべての賢い女性たちよ、悪女を目指せ! Q二股生活をうまくづづけるには? Qなにもしない彼をその気にさせるには? Q好き好きオーラ全開で失敗ばかり Q年下の男と結婚して、楽しく暮らすには? Q身動きできない不倫の泥沼から逃れたい Q私を捨てた男に、胸のすくような復讐を! -
元気がでるふだんのごはん
ひとりのときも。誰かといても。フジモトマサルのイラスト満載。ごはんからはじまる、少していねいな生活――毎日のごはん、おいしく食べていますか? 疲れたときも、落ち込んだときも、ひとりのときも、大事な誰かといるときも、ごはんは元気の素。心のこもった、でも手抜きOKのレシピをフジモトマサルのイラストをまじえ紹介。ていねいな気持ちのいい暮らしを綴るエッセイ。<『元気がでる美味しいごはん』改題作品> ◎本書が紹介するかんたんレシピ――卯の花炒り/かつお節スープ/豆のスープ/ぎせい豆腐/大人ののり巻き/かくれ海苔弁/母の茶わん蒸し/タイ風さつま揚げ/焼き魚のタレ/タイ風カレー/いろいろ冷奴/厚揚げホイコーロー/鶏の香味煮/ヨーロッパ田舎風/カレーうどん/さっぱり炒飯/十色サラダ/シンプルキムチ鍋/かんたんパエリア -
自分をさがして旅に生きてます
It''s up to you――君の考え次第だよ。自分の道は、自分でしか決められない。ニューヨークのハーレムで、基地の街・沖縄で、カスバで、多くの「今日をせいいっぱいに生きるあなた」に会った。同性愛の少年、少女娼婦、未婚の母、他人(ひと)には限りなく優しく、自分には厳しい人たちの、真剣な眼差しと笑顔をあなたに! フォト&エッセイの名作。 -
幕末気分
歴史が激動する時、人は結構いい加減! ――「幕末」は、テロや不況、災害に見舞われた、幕府の末期である。歴史が激動する転換点に、江戸から長州征伐で出張した同心は、大坂で遊興し、元農民の歩兵は吉原で暴れる。この危機感の欠如といい加減さは、現代に酷似し、身近にすら感じられる。大混乱時のリアルで意外な実相をあらわす、7つの事件。読売文学賞受賞作品。 -
モンゴルの残光
あの強大をほこったモンゴル帝国。もし、日本や西欧への進出が成功裡に終わっていたなら……。物語は、元が世界を支配する、ジンギスカン紀元811年に始まる。虐げられた白人の怒りは、激しい抵抗運動となり、主人公・シグルトは、白人支配の世界を創るべく、タイムマシンで時を駆ける。彼の眼前を滔々と流れる巨大な歴史の姿を、若々しい筆致で描く、著者の処女長篇。 -
魔界医師メフィスト 影斬士
妖しいまでの美しさを誇る、白い医師・メフィスト。彼に復讐するために、影斬士(えいざんし)が魔界都市〈新宿〉に現れた。古(いにしえ)の時代より、脈々と暗黒の世界を生き続けてきた魔戦士の秘術は、影流。人間の影を、斬り刻んでしまうのだ。その必殺法が、メフィストを追いつめる。空前絶後の大ピンチ! 伝奇アクション「魔界医師メフィスト」シリーズ第2弾。 -
木馬がのった白い船
「ぼくは、いつでも待っています。あなたの夢のなかの公園で」と、子どもたちに別れのあいさつをして、空の彼方に去っていった公園の木馬(「木馬がのった白い船」)、秋祭りの日に集まってくる人たちの願いごとをかなえる、ふしぎなギターをもった妖精(「小さい妖精の小さいギター」)――など、鋭い感性と豊かな想像力でつづるメルヘンの世界。立原文学の魅力あふれる秀作、15編を収録。愛と優しさ、詩情あふれるメルヘン集! -
なぎさの愛の物語
ロマンチックな海をテ-マにしたメルヘン集――なぎさは、ひとりぽっちで海辺に住む女の子。ある日、みどり色の体をした海の若者が現われ、銀のいるかにのって海の底へ。海に同化したいと望みながら、現実の生活に手足をとらえられてしまい、この世のものとはちがう愛に身をまかせきれなかった、少女の悲しい愛の物語「なぎさの愛の物語」。ほかに、魚をテーマにした12編の小さなメルヘン「小さな魚物語」と、ふしぎな美しい夢の中では生きられなかった娘、さやかの物語、「海のやかた」を収録したマリン・ファンタジー集。 -
しあわせな森へ
北国の小さな村から、夢を求めて東京へ来た若者。つらい日々を送る若者へ、村に残った娘は、愛の祈りを風にのせてとどけてきます……(「しあわせな森へ」)。空とぶドラゴンの魔法のとりこにされ、家庭をすてた、「永遠」という字の書けない女の、あでやかな飛翔――(「アフレシア」)。など、ありのままの人生の美しさや愛のすがたを、花や蝶や妖精の形をかりて、きびしくやさしく語りかける、重い現実を愛と優しさでつつんだ、メルヘン12編を収録。若い女性のためのスイートなファンタジー。「もっとしあわせになりたい」――花・蝶・星・妖精……。 -
人間らしい死を迎えるために
苦痛の治療を選ぶのか? 安らぎのある死を選ぶのか? ーー病院のベッドで、ロボットのように多数のチューブにつながれ、耐えがたい苦しみに耐えて、ようやく迎える死。もっと苦痛をやわらげる医療はないのか? ガンにかかり、死が避けられぬものと分かったとき、激痛を回避する、安らぎのある死を求める人々を描いた、感動の書。(『ルポルタージュ、終末期医療』から改題)
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