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大正ロマンの風が吹く! ――国の威信を賭けた小樽港湾工事の指揮を執る荻原に、秘かに想いを寄せる女給・りう。だが、荻原には名家の出の妻がいた。それでも抑えきれない恋慕心に、りうは、ばっさり髪を切り落とし、大胆な決意をみせる。そして二人の距離が近づき始めたとき、想いがけない「事故」が発生した! 大正ロマン薫る純愛小説。
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Posted by ブクログ
戦前に、こんなにも女が自由だった時代があったのだなぁ、と素直に感動した。 大正デモクラシーという言葉があるが、この物語の女主人公は本当に生き生きしている。 昭和の敗戦が見えてきた時代に比べて小樽をはじめとする日本の貿易港が活況を呈していた明るい時代。 物語中にもでてくるが、この頃の小樽は貿易と並...続きを読むんでニシン漁で栄えていた。 ただし当時のニシン漁は豊漁なら大儲け、不漁なら破産、といったギャンブル性の強い事業だった。 うちの祖母はニシン漁の網元で育ったお嬢様だったが、不漁により主人公と同じく家が破産、小樽のビリヤード場で働きながら莫大な借金を返済していた。 なので、つましいながらも逞しく生きる主人公の姿が祖母の人生と重なり、余計に感情移入してしまった。 また、活況を呈していた当時の小樽の文化風俗も興味深い。 小樽に旅行に行く人には是非ともお勧めしたい一冊。 きっと、パンフレットで見る定番の景色も少し違って見えるはず。
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