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  • ビビンパ
    値引きあり
    3.7
    凄みを増した清水ワールドの作品群。家族四人で焼き肉屋へ出かけて食事する光景を描いただけでジワジワとおかしさが襲ってくる表題作「ビビンパ」はじめ、賀状だけで綴る人生、碁の迷勝負や、作家のところへ押しかけて自分の波瀾の人生を小説にしてくれという男の話など過激に知的な大爆笑パスティーシュ。
  • 赤い猫
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    3.5
    車椅子に坐ったままの富豪の老婆の家に、住み込みで雇われていた沼手多佳子は、老婆の死後、その全財産を遺贈された。幼い時母を殺された多佳子にとって、それは夢のようなことだったが……という日本推理作家協会賞授賞の名作「赤い猫」のほか、「白い部屋」「青い香炉」など、明るく生き生きとした6編の珠玉の傑作ミステリー小説集。車椅子の老婆から贈られた、莫大な遺産に秘められた秘密とは?
  • 田園交響楽
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    -
    「もし盲目なりせば、罪なかりしならん」――スイスの片田舎の一牧師と盲目の少女、牧師の妻と長男の4人の愛情の葛藤を中心に、人間の自由と宗教の戒律の相剋をきびしく追求――自らの時代をもっとも誠実に生きた、巨星ジッド円熟期の名作。
  • ヤン
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    -
    揚子江の川べりで生まれ育った13歳の少年ヤン――目のかわいい、いたずらっ子ヤンが、どのようにして抗日戦線の一員となっていったのか……。戦火の母国をさまよう一少年の姿を通して、きびしく戦争の本質に迫り、国家と人間の問題をさぐろうとする著者の代表作。厚生大臣賞・サンケイ児童出版文化賞W受賞作。
  • ちいさな幸福 All Small Things
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    3.8
    恋人と過ごした、どんな時間が1番心に残ってる? デートといってもひとそれぞれ。中学生だった頃の帰り道、地味なパートナーとの淡々としたひととき、年上の女性を追っていったギリシャ旅行……ていねいに紡ぎ出された12の恋模様。読者100人のアンケートによる「最も好きなデート」の実態も収録した短篇集。
  • 時代小説の愉しみ
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    3.5
    志を立て、それに殉じた英傑たち。彼らの誇りはいまなお烈々と訴えかけてくる。その志・誇りに光を照射してみる。織田信長・武田信玄・明智光秀らに新解釈を加え、歴史上の人物の器量と命運をダイナミックにはかりながら、人間の面白味を発見してゆく。著者の風格と風貌を鮮やかに伝える歴史エッセイ集。
  • ちょっと探偵してみませんか
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    3.3
    25の謎であなたに挑戦する、鬼才岡嶋二人の傑作推理ショートショート。犯人はだれか、なぜ完全犯罪は破れたか、暗号やダイイング・メッセージの解読。「ちょっと考えてみて下さい」という文章が探偵ゲームの始まりです。収録作品「ラスコーリニコフの供述」「誰が風を見たでしょう」「三年目の幽霊」「曇りのち雨」「Behind the Closed Door」「ご注文は、おきまりですか」「ボトル・キープ」「マリーへの届け物」「水の上のロト」「死後、必着のこと」1985年刊行。(講談社文庫)
  • ラジ&ピース
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    3.6
    自分は醜いというコンプレックスを抱く野枝(のえ)は、実家を出て群馬県のローカルFM局で人気番組を担当するようになる。誰からも干渉されない自由に閉じ籠もる野枝だが、その心の隙に気さくな方言で話す女医の沢音(さわね)が入り込み……。横浜と会津出身の二人の女性の呼び合う心を描く「うつくすま ふぐすま」を併録。(講談社文庫)
  • ホカベン ボクたちの正義
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    3.4
    正義感に燃える新米弁護士(ホカベン)堂本孝に、5歳の娘を連れた母親が離婚相談に訪れる。夫のDVを察知し奔走する堂本。ところが、依頼人は夫を刺殺してしまう。保険金殺人か。依頼人は事実を語らない。熾烈な法廷対決の果てに浮上した恐るべき真相、そして堂本孝だけが最後に見た光景とは!?
  • コルプス先生馬車へのる
    値引きあり
    -
    1~2巻247~495円 (税込)
    どこへ行くにも白衣をまとい、大きなかばんを持ったコルプス先生は、水アメが大すきで楽天的なおじいさん。でも頼りになるお医者です。ある日、遠い北の地方に住む少女から、つばめの治療を頼まれます……。筒井敬介の人間的なあつい「ねがい」を、軽妙なタッチでユーモラスな今様おとぎ話の世界に展開させた名作。国際アンデルセン賞優良賞受賞作家による至高の児童文学。
  • 謀略の首 織田信長推理帳
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    4.0
    天下統一を目前にした織田信長にとって、最大にして最後の敵は一向宗の総本山石山本願寺であった。彼らを壊滅すべく、配下の九鬼水軍では秘密兵器、鉄甲船の建造に着手した。本願寺と組む毛利家はスパイを信長の側近に送り込み、計画の妨害を狙った……。怪事件に信長の推理が冴える!長編歴史ミステリー。
  • 天女湯おれん これがはじまり
    値引きあり
    -
    人気作『天女湯おれん』の前夜を生き生きと描く。文政十二年、江戸の町を焼き尽くす大火によって、おれんは、義父も湯屋も失ってしまう。幕府が作ったお救い小屋で生活を始めるおれん。しかし、気風の良さで天女と慕われる彼女のもとには、ここでも次々と厄介事が持ち込まれるのだった。湯屋と裏長屋の再建のため、懸命に走るおれんを描く、爽快な人情話(講談社文庫)
  • みきわめ検定
    値引きあり
    3.1
    この男とキスのその先をするかどうかの、慎重なみきわめ。電車待ちのホームで突然わき起こる、見ず知らずの冴えない男に抱かれたい衝動。恋人に別れを告げられた女の一日。人生の花の盛り、「結婚前」の男女の点景を通して、日常に突如おとずれる取り返しのつかない瞬間を鋭敏に描き出した、傑作短編小説集。(講談社文庫)
  • 鮎師
    値引きあり
    4.0
    死相の漂う初老の男は、早川の淵に誰も見たことのないような巨鮎が潜んでいると告げた。初めは半信半疑だった中年の男も、ある日巨鮎の存在をその目で確かめ、いつしか巨鮎釣りにのめり込んでいった。「あいつだけは、誰にも渡さん」と死の床で吠える男と、中年の釣り師との間に奇妙な友情が生まれ、終極に向かう。
  • 蒼いみち
    値引きあり
    -
    南青山でのPRの仕事や、幼馴染み・フユちゃんと出かける金曜日の夜。充実しているはずの毎日に、なぜか励奈は何かが欠けているように感じていた。そんなとき間違い電話で偶然聞いた英語のメッセージが、思いがけなく新しい自分に出会う旅へ彼女を誘う。著者の作品世界の原点となる意欲作が待望の文庫に! (講談社文庫)
  • 私の好きな悪い癖
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    4.0
    歴史小説第一人者の端然たる名随筆集。小説家の静かなる日常。幼い頃の下町・日暮里での暮らしから病気の事、締め切りよりも早すぎて編集者が戸惑う原稿の話。卯年生まれは口がうまいと言われ憤慨するかと思えば浅草の小料理屋で、罪のない嘘をつく。「エッセイは、小説を書く私の素顔である」という歴史小説の第一人者が、日常から掬い上げた事柄をまとめた上質の随筆集。(講談社文庫)
  • キャベツ
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    3.8
    中二でおやじを亡くしてから、母と妹のために、ぼくは毎日せっせとご飯をつくる。冷蔵庫を開けたら戦闘開始! 切ない日も、けんかしたってこの味が家族の幸せを守ってるんだから。そうして十八にしては所帯じみていたぼくに、突然の恋が訪れた。児童文学の名手が繊細に描く、少年の恋と、日常のきらめき。(講談社文庫)
  • 時の過ぎゆくままに
    値引きあり
    -
    クラスでふたりは際立っていた。英語をきれいに発音できる少女と、訳出が上手な少女。ふたりの奇妙な友情は、大人になり、互いの社会的条件がちがってきても、独得の心理で表向き続いていたが……。洗練されたセンスと鋭い感性に裏うちされ、優美と毒とを巧みに織りまぜる、秀作12編。惜しまれつつ急逝した短編の名手の、「忘れがたみ」というべき作品集。女同士の友情に潜む毒の凄み! 鋭い感性で、人生の光と影を描き出す都会小説集。
  • でんでんむしの競馬
    値引きあり
    -
    でんでんむしで競馬ごっこをして、友だちのおもちゃをとりあげる、ちゃっかり者のタケやんを描いた「でんでんむしの競馬」など、戦前の京都の露地裏を舞台に、貧しくとも元気な子どもたちの生活を、鮮やかに描いて話題をよんだ、連作童話8編。日本児童文学者協会賞・野間児童文芸賞・赤い鳥文学賞・サンケイ児童出版文化賞・厚生省児童福祉文化奨励賞受賞作。
  • 大地の冬のなかまたち
    値引きあり
    -
    クラス委員でありながら、遅刻常習犯のサブ。ある日学校へつくと、サブの席に炭鉱からきた和男がすわっていた。なまいきでひねくれた和男と競い合いながら、サブはやがて和男に興味をもっていく。『天使で大地はいっぱいだ』に引き続き北海道の大自然を舞台に、たくましく成長していく子どもたちの姿を描いた長編力作。野間児童文芸推奨作品賞受賞。
  • 地べたっこさま
    値引きあり
    -
    地べたっこさま(大地)が語る、民衆の怨念と仲間への限りないやさしさ――。児童文学界に新風を送った、ヒューマニズムあふれる民話風創作集。「かっぱの目だま」「おこんじょうるり」「首なしほていどん」「南蛮きつねつき」「赤ガラス大明神」など8編を収録。日本児童文学者協会新人賞・野間児童文芸推奨作品賞ダブル受賞。
  • 花と果実
    値引きあり
    -
    見知らぬ大学生をホテルに誘った、美貌の中年女性。自分の行為に自信を喪失し、彼女に激励される大学生。彼の自信を回復させた、恋人の女子学生。三者の手記を通じて、開放的な若者のセックス、同性愛、近親相姦などに、大胆な照明をあて、性の思想を探った、石坂文学の真髄を示す異色大作。
  • 愛の無常について
    値引きあり
    5.0
    永遠の〈人生の思索者〉亀井勝一郎が、自己を素材としつつ、人間存在の実態、精神形成の行程を幅ひろく考究――。「精神について」「愛の無常について」「罪の意識について」の深い省察から生まれた、白眉の現代人生論――示唆深い人間研究の書と謳われる名著。
  • オットーと呼ばれる日本人
    値引きあり
    -
    過剰なる情熱、マルクス主義の洗礼、したたかに感じた中国革命の現実――内閣のブレーンでありながら、国際諜報団員として時代の濁流にどっぷり浸かり、その熾烈な人生を精一杯生き、愛し、思考した一日本人――。その「ゾルゲ・尾崎事件」を題材に、転換期に生きる知識人の、深く屈折した内面を照射する、現代戯曲中屈指の名作。
  • オセロー
    値引きあり
    -
    シェイクスピア四大悲劇の一つ。勇猛なムーア人の武将オセローは、美しい公爵令嬢デズデモーナの愛を得て妻とするが、旗手イアーゴーの奸計に落ち、猜疑に狂って妻を殺害した後、妻の潔白を知る――。人間の多面的な性格像を鮮烈に彫り上げ、深刻な運命劇に凝縮させた不朽の名作の魅力に肉迫する、木下順二の名訳。
  • 夕鶴・おんにょろ盛衰記 ほか七編
    値引きあり
    -
    名もなき民衆の声なき希求と願望をこめた伝統民話を素材とし、未来への指向を含む現実のテーマとして作品化し、不朽の国民文学にまで高めた著者の民話劇と朗読用作品の代表作を新編集。「彦市ばなし」「龍が本当に現れた話」「陽気な地獄破り」「山の背くらべ」「女工哀史」「花若」など。
  • 無職無宿虫の息
    値引きあり
    -
    ほれてかよえば千里も一里、ふられてかえればまた千里。――ぐれてのたくりゃ一里も千里、足を洗うにまた千里。ごぞんじ色川節の名調子が冴えわたる。時は昭和二十…年、焼け跡、闇市のその時代、愛すべき無職無宿の大のたくりのやさぐれたちの、哀しくもしたかかでたくましき生きざまを、軽妙なタッチで描いた傑作短編小説集。ぐれて歩いたあの日の、型破りの青春放浪記。
  • 白く重い血
    値引きあり
    -
    カメラマンの田代がホテルのプールでスナップ写真におさめた美貌の女性は、著名なデザイナー・前川阿里子の娘・邦子だった。なぜか阿里子は娘の写真の公開を拒み、奇怪な行動に出る。そして、その邦子が原因不明の自殺をとげ、田代の周辺は謎に包まれる。彼の追及の前に、秘密のベールに覆われたある重大な事実が……
  • 入れ換った血
    値引きあり
    -
    保存されていた自分のへその緒の血液型鑑定をした医者が、おのれの過去の謎を追う。そしてつきとめた驚愕すべき血の運命の真相とは…(表題作)。旅の途中、一夜をともにした女の不思議な肌の秘密とは…(「棘|のある肌」)など、医学がかかわるミステリーの粋な6編。リアリティーと合理性に、ロマン性がみごとに加味された、佐野ミステリー短編集。
  • 折々の殺人
    値引きあり
    -
    1~4巻275~330円 (税込)
    斬新な手法と鮮やかな結末で、常に読者の期待を裏切らないミステリーの名匠が、いままた放つ巧緻な構成の一冊。数ある名句・名歌の解説でつとに世評の高い大岡信氏の名著『折々のうた』にヒントを得て、ひとひねりもふたひねりもして織りあげた、絶妙にして意想外な短編推理8編を収録。
  • 小説三億円事件
    値引きあり
    -
    事実は小説よりも奇なり? 小説は現実よりも面白いか? 1968年に発生して日本中の話題をさらい、今なお未解決の、かの「三億円事件」をヒント・素材にして、推理作家がさまざまの視点からリアリティーのある五つの「小説・物語」として構成した、異色かつ出色の連作ミステリー集。
  • 完全犯罪研究
    値引きあり
    5.0
    完全犯罪の論理と美学を推理小説として構築した、佐野ミステリーの新境地。人間の注意力の限界と死角を巧みについた"死体運搬の怪"をみごとに暴く「死体移動」、嫉妬と狂気にとりつかれた妻の心の真実を追及した「心理殺人」など、完全犯罪と人間の推理力との息づまる競りあいを描いた、傑作6編を収録。
  • 天下を呑んだ男 「秀吉」が生まれた朝
    値引きあり
    -
    夢は身銭を切って購うもの――東海道吉田宿の一夜、針売りの青年・藤吉郎は、旅の僧にこう言い放った。一升八文の酒を仲立ちに「天下」への道が招き寄せられ、一人の男が歩き始める。平凡な人生を大きく転回させ、歴史に名を成す豊臣秀吉へと変貌させた叡智とは何か。英雄誕生に秘められた、成功への発想法を描く。
  • 紅椿無惨 唐人お吉
    値引きあり
    -
    下田一の美妓で、明烏のお吉と人気の高かった娘に立った白羽の矢。お国のために、好いた男の夢のために、異人の許に送られたが、通商条約締結後、無惨に砕かれた女だけが残された。ハリスの許から暇を出されたお吉には、下田の町は居づらかった。愛しい鶴松が侍になっているはずの江戸へ、身を隠して行く。時代の嵐に巻き込まれ、男たちの明治維新に利用された女心。美しくて脆かった女の意地を切々と描く、著者初の時代長編小説。
  • 紅の幻影(勝海舟の殺人)
    値引きあり
    -
    浴槽の中に浮いていた水野昇の遺体は、解剖の結果、事故死として処理された。だが、事件を予感したひとりの捜査官は、この作家志望の男の遺稿に目を通し、完璧に仕組まれた犯罪の痕跡を嗅ぎつける。美貌の作家夫人殺害の犯人を推理する、遺稿に隠された重大な事実とは? 遺稿を第一部として完結させながら、第二部につなぐ異色の構成をとる長編推理。
  • 日本のハムレットの秘密
    値引きあり
    -
    旧一高生・藤村操が、「巖頭の感」を遺して身を華厳の滝に投じたのは、明治36年5月のことだ。この天才少年の哲学的自殺から70年を経て、推理作家である私の許を訪れた若い女性は、藤村の死は偽装自殺ではなかったか、とほのめかす。しかもその女性は、藤村の孫だと自称する。では藤村は、なぜ偽装自殺を試みたのか? 暗号解読の興味を含め、推理は大胆に展開する。
  • 絶唱
    値引きあり
    -
    山陰の大地主の跡取りとして、何ひとつ不足のない青春を過す園田順吉が、初めて知った真実の恋。相手は小作人の娘・小雪だった。身分差ゆえ周囲の反対は激しい。ふたりは松江に逃げ、順吉の友人の庇護でささやかな新世帯をもつ。だが、戦争の激化が再び彼らの純愛を搖さぶり始めた! 愛の高貴を描く不朽の青春文学。三原順子・広岡瞬の主演でドラマ化され、好評を得た青春純愛物語。
  • 鎌倉さざんか寺殺人事件
    値引きあり
    -
    日美子の後輩にあたる女子高校生2人が、下校途中で誘拐され、自宅に1億円ずつの身代金要求が届いた。犯人が女子高生のひとりに書かせた手紙には、奇妙な暗号が含まれている。日美子の夫・二階堂警部らが、暗号解読に苦心するうち、ついに殺人事件が発生した! 古都・鎌倉を舞台に、人間の愛憎を織り込む、本格推理長編!
  • メトロ・クルージング
    値引きあり
    -
    今日もメトロは、さまざまな恋人たちを乗せて、東京の地下を走る――。かき消されそうな小さなハート、デパートでデイト、わがままカップル・コンテスト、すれ違いの待ち合わせ、反対側のプラットホーム……など、26組の恋人たちが繰り広げる、ささやかで、ひめやかでちょっと過激なラブ・ストーリー。『恋人たちのデジャ・ヴュ』改題
  • 女狐
    値引きあり
    5.0
    お前、私と相対死しておくれでないか――女の一言が男を出口なしの恋の地獄へと落とした。大店の若内儀・お艶との心中の仕損じから落ちぶれた伝次の、無惨きわまる恋を描く表題作をはじめ、市井に咲いた毒の花・悪女を凄艶に描いて鮮やかな時代小説デビューをかざった傑作短篇集。
  • 幽霊時代
    値引きあり
    5.0
    「生きている心地がしないんです」と患者は精神科医に訴えた。生きながら幽霊と化す奇病「幽霊症候群」はまたたく間に全国に蔓延し……。表題作をはじめ、透明なポエジーにみちた「ケンタウロスの子守唄」、パロディSFの傑作「エンゼル・ゴーホーム」等、著者のみずみずしいSFへの初心が結晶した短編集。
  • あしたはアルプスを歩こう
    値引きあり
    4.2
    なんかへんだ。雪が積もりすぎているのである。視界は白く染まり、風に飛ばされそうになりながら、標高2320メートルの小屋に駆けこんだ。――トレッキングをピクニックと取り違え、いつもの旅のつもりでイタリア・アルプスの雪山に挑んでしまった作家が見たものは? 自然への深い感動を呼ぶ傑作紀行。
  • 黄金宮1 勃起仏編
    値引きあり
    3.0
    1~4巻275円 (税込)
    欲望と人混みの街・新宿――アフリカ人の戦士が現れ、いきなり槍で中年男を刺し殺す。通りかかった都内最強の男・地虫平八郎の腕の中で息絶えた男は奇妙な黄金の勃起仏と地図を持っていた。さらに地虫の前にブードゥーの呪術師が立ちふさがる。地虫は拳法で銀髪の呪術師を迎え撃つ。黄金宮シリーズ第1弾!
  • 明日の朝、観覧車で
    値引きあり
    4.0
    夜明けまで、まだ100km。私が変わるまで、あと30時間。歩き続ける、青春小説!夜通しかけて100kmを歩く催しに、一人で参加した高校生のみちる。完歩の自信もなく、早々にリタイアしようとした時、謎かけのような言葉で自分を励ます初老の男性と出会う。その人と歩くうち、脳裏に浮かんできたのは、ある事故をきっかけに変わってしまった家族のこと。『100km!』改題。
  • 大統領のクリスマス・ツリー
    値引きあり
    4.1
    これがね、大統領のクリスマス・ツリー。治貴(はるき)の言葉は香子(きょうこ)の耳の奥に今でも残っている。ワシントンで出会い、そこで一緒に暮らし始めた二人。アメリカ人でも難関の司法試験にパスし弁護士事務所でホープとなった治貴。二人の夢は次々と現実となっていく。だが、そんな幸福も束の間……。感涙のラストシーン!
  • 傷口にはウオッカ
    値引きあり
    3.6
    40歳の永遠子は、もう晩年期じゃないかと思いつつ、生への執着はなまじっかじゃない。恋人の寿一郎を手放せばあとがないけれど、恋愛が終わるとわかっていればそれでいい。しかし恋愛は思いがけずしてしまうもの――。自らの体で感じる痛みを確かめながら生きる永遠子の愛のかたち。ドゥマゴ文学賞受賞作。(講談社文庫)
  • 私本・イソップ物語
    値引きあり
    3.0
    奸智にたけながら結局不如意な狐、愚かで粗暴で純情な狼、立派すぎる正義漢の犬、甘くてかわいい娘兎、臆病な権力者の獅子、何でも商売の狸……動物好きの著者が生き生きと語る、抱腹絶倒の現代版イソップ話。動物たちのいじらしさが滲む姿を描いて、人間という生き物を深く考える、知恵と笑いの傑作小説集。
  • ちょっとそこまで
    値引きあり
    3.0
    路地を一人歩いていると、いつか来たことがあるような気がしてくる。何にもドラマがおこらない旅だけど、その瞬間、「行く旅」は「帰る旅」にかわってしまうのだ。鄙びた温泉、すがれた港町、下町はつかれた都市生活者をいやしてくれる隠れ里。だから今日も、既視感―デジャ・ヴュ―をさがして感傷小旅行―センチンタル・ジャーニー―に出かけたくなる!
  • Vの悲劇
    値引きあり
    3.0
    スケッチ旅行といつわって親友の夫と逢う瀬を重ねる女流画家・安津子。日光霧降高原のコテージで待っているはずの彼は、クロゼットで冷たくなっていた。「V」ヴォラージュのかすかな香りを残して。だが安津子にはこの香りに幼い日に出会った記憶があるのだ。ブラックユーモアの名手が挑む本格長編推理作品。
  • 迷い道
    値引きあり
    3.0
    子供の教育、ローンの重さ。妻とのいさかいの根が絶えない中年の夫が、ふと心に思うのは、何かいいことが起こらないものか。それは人生の迷い道の途上につきものの心理……。そして、あるとき、夢のような好状況が訪れるが。短編の名手が、なにげない日常からとり出してみせる人生の恐怖譚10話収録。
  • 時のカフェテラス
    値引きあり
    3.0
    喫茶店で見た油絵は、亡父が宝物にしていた高名画家の作に似ている。そこから回想はわが家の過去にと及ぶ。父の死、経済危機、姉による絵の売却、さらに姉の私生活の秘密とその死。あの絵は、幾多の人生模様を眺めてきた。人生での休息点「時のカフェテラス」を舞台に人間の哀歓を巧みに描く秀作集。
  • ガラスの肖像
    値引きあり
    3.0
    偶然盗み見た夫の日記。見知らぬ女への愛の讃辞が書きつらねてある。そして次に記された一行は妻の心を凍らせた。「それにひきかえ妻はなんと醜いのだろう……。」妻は黄昏どき、鏡の前で唇に紅をぬる。そして夫が帰宅する時――。口紅、香水、靴等女性用品を鍵(キイ)に、愛の陰の恐怖を描出した、円熟の連作集。
  • クリスマス・イヴ
    値引きあり
    3.7
    ある意味で岡嶋「らしさ」とは真逆の、雪山の別荘で起きた真冬の究極ホラー。山深い別荘でのクリスマス・パーティーに向かった敦子と喬二。夜になって到着したその別荘はまっ暗で、荒らされた室内には友人の血まみれの死体が……。移動するすべを奪われた二人の前に、雪に閉ざされ孤立した別荘地でイヴの夜に起こった恐ろしき惨劇。凶悪で強靱な殺人鬼から果たして逃れることはできるのか!?恐怖と緊迫の傑作長篇サスペンス。1989年刊行。(講談社文庫)
  • 霧のレクイエム
    値引きあり
    -
    人影のない秋の軽井沢。そこで仁科洋子は男と出会い、恋におちた。語り合ううちに洋子は、男に悩みを洩らす。東京のマンションで不気味な隣人から恐怖を与えられている、と。男はやがて或る計画を持ちかけた。即ち交換殺人! そして事態は予想外の展開へ。哀愁と恐怖が交錯する、ロマンチック推理。
  • 真夜中の料理人
    値引きあり
    3.0
    北国から友人が送ってくれた鮭をめぐり、折り合いのわるい夫婦の対立が深まる。肉好きの妻、魚好きの夫、日常の不平をつのらせる妻、日常あたまの上がらない夫。仕方なく夫は包丁を買い込み、深夜のベランダで鮭を切るが……。人生の断面を巧みに描いて定評ある著者の、しみじみと怖い秀作11編。
  • 三姉妹探偵団(1)
    値引きあり
    3.6
    1~26巻282~836円 (税込)
    タイプの違う美人三姉妹を突如襲った火事騒動。辛うじて逃げ出したものの自宅は丸焼け、しかも焼けあとから若い女の全裸死体が出てきて、姉妹は呆然となる。頼るべき父親は出張中なのだ。若い女はいつ屋内に入っていたのか? 魅力的な三姉妹が各自の特徴を生かして活躍するユーモアミステリの決定版!
  • 東西南北殺人事件
    値引きあり
    3.5
    警視庁捜査一課の迷惑男・大貫警部がもたらした驚くべき連続殺人事件の情報。それは何の関連もない三つの事件なのだが、大貫によれば事件の起きたのは全て金曜日、被害者の名字が東・西・南……トーゼン次の金曜日に北某が殺される!? 鼻クソとばしフケとばし、ハタの迷惑かえりみず事件を混迷にみちびく愛すべきアンチ・ヒーロー大活躍の傑作集。
  • ぼくが恋した吸血鬼
    値引きあり
    4.3
    恋人の首すじに丸い穴が二つ。吸血鬼に襲われた確かな証拠! 大学生の平石正人は恋人の仇討ちに、幼なじみの元気娘宮沢有子の力を借りる。有子は吸血鬼の本拠、古い洋館で奇怪な棺をみつけるが、やがて有子の目の前に現われた人物とは? そして意外な展開とは? 怖くて美しい、青春ミステリーの傑作!
  • 惜春
    値引きあり
    3.6
    琵琶湖のほとり、田圃の真ん中で派手なネオンを輝かせる雄琴(おごと)のソープランド街。そのひとつ、〈城〉のオーナーに騙され、佐山豊は東京から連れてこられた。二十歳の童貞青年は理不尽な労働環境に悲嘆し、姐さんたちの身辺の世話に悶々とする――。彼女たちは汚れているのか。童貞青年が苦悩する感動青春小説。(講談社文庫)
  • 人形はライブハウスで推理する
    値引きあり
    3.4
    鞠小路鞠夫(まりこうじまりお)――私、妹尾睦月(せのおむつき)の思い人、腹話術師の朝永嘉夫(ともながよしお)さんが操る人形の名前です。でも「彼」が、実は名探偵! 今回も私の弟・葉月に嫌疑がかかった殺人事件を鮮やかに解決(表題作)してくれた世界唯一の人形名探偵なのです。本格テイストが横溢する短編6本を収録した青春ユーモア・ミステリーシリーズ! (講談社文庫)
  • なんでも屋大蔵でございます
    値引きあり
    4.1
    あたし“なんでも屋の大蔵”と呼ばれておりまして、ご用命さえあれば引っ越しのお手伝いから、留守中のペットの世話、雨漏りの修理までなんでも格安で承ります。こういう商売をやっておりますと色々と珍妙な事件に遭遇しますもんで──鋭い勘と名推理で難事件を次々解決する便利屋・釘丸大蔵の事件簿。新潮社から1985年に刊行。収録作品「浮気の合い間に殺人を」「白雪姫がさらわれた」「パンク・ロックで阿波踊り」「尾行されて、殺されて」「そんなに急いでどこへ行く」(講談社文庫)
  • とってもカルディア
    値引きあり
    3.8
    ペア探偵、織田貞夫・土佐美郷、『三度目ならばABC』に登場した、大男と小女の愉快な「山本山コンビ」が、“死体なき殺人事件”に挑む。信州の田舎から久しぶりに出て来た貞夫の友人が、変な行動をしたあと、美郷の新品の全自動カメラと共に姿を消してしまった。美郷の快推理、エンジン始動!山本山コンビ唯一の長編は、謎が謎を呼ぶユーモア推理。「楽しんで書いた」と著者自らいうように、のびのびと、しかしトリックは手を抜かずに書かれている。1985年刊行。(講談社文庫)
  • 長い終わりが始まる
    値引きあり
    3.6
    大学4年生になっても就職活動もせずマンドリンサークルで練習に打ち込む小笠原。彼女が演奏する音楽というものには常に終わりの予感が漂うけれど、大学のサークルという小さな輪の中では絶えず人間関係が堂々めぐりを繰り返し、合奏は永遠に終わらない。そんな青春の切ない痛みを描き出した傑作小説。(講談社文庫)
  • 冠婚葬祭殺人事件
    値引きあり
    5.0
    三百万の会員をもつ礼法の本俵流家元が亡くなり、あとを令嬢が継ぐことになった。ところが本俵流はお家騒動の気配があり、新家元の身を守るため大貫警部・井上刑事が駆り出された。例によって横柄に家元邸へ乗りこんだ大貫をめぐって珍事がひん発、井上は途方にくれるのだった――。 迷コンビによる痛快ユーモア推理。
  • 人畜無害殺人事件
    値引きあり
    -
    井上刑事の恋人直子の恩師井村典子が不倫!そして不倫相手のTV局員唐木が殺される。捜査開始早々に自首してきた男はなんと典子の夫。どうやら典子が真犯人と思い込んで、身代りを志願したらしい。そのうち、第二の殺人が……。ご存じ大貫・井上コンビに直子を加えてのドタバタ、大めいわく捜査が始まった。さて結末は? ユーモア連作推理。
  • 七年目の脅迫状
    値引きあり
    3.5
    中央競馬会に脅迫状が届いた。「10月2日、中山第10レースの1番の馬を勝たせよ。この要求を受け入れなかった場合には……」最初に2億円のサラブレッドが、治療法のない伝貧(馬伝染性貧血)の犠牲になった。密命を帯びた中央競馬会保安課員・八坂心太郎が北海道へ飛ぶ。『焦茶色のパステル』に続いて刊行された「競馬三部作」の二作目。そうとはいえ、トリックもネタもまったく別なのが素晴らしいところ。もちろん競馬を一切知らない読者もOKというのは三作品とも共通する。1983年刊行。(講談社文庫)
  • 天国の郵便ポスト
    値引きあり
    3.5
    愛する妻を亡くした悲しみから立ち直れぬまま、幼い子供と二人、ひっそりと毎日を送る真人。ある日、愛犬の死に落ち込む女の子が書いた手紙へ、ふとした思いつきから返信を書くことに。それがいつしか「天国に届く郵便ポスト」の噂となって逗子の街に流れ始める。しかし、差出人不明の手紙をきっかけに、不思議な文通が始まり……。喪失感を抱えながらも、真人本人にも起こる奇跡。誰もが温かい涙を流す愛の物語。(講談社文庫)
  • 鬼神伝 鬼の巻
    値引きあり
    3.5
    1~3巻291~335円 (税込)
    京都の中学生・天童純は、密教僧・源雲の法力によって時空を超え平安の都に飛ばされてしまう。そこは、「鬼」と貴族たち「人」が憎みあい、争う世界だった。選ばれし者として雄龍霊を復活させた純は、鬼退治に向かうも、その最中に出会った鬼の少女・水葉から、鬼こそが大和の神々の子孫であると聞かされる。
  • 暖鳥 見届け人秋月伊織事件帖
    値引きあり
    3.5
    見届け人・秋月伊織は、笛の音で女を誘い出そうとする男と、それを阻む老夫の修羅場を目撃した。例幣使(れいへいし)に関わるという笛の男を、父の敵として追っている足袋屋に会った伊織は、許されざる町人の敵討ちを見届けることになるのか? 凍えた心をやさしく溶かす人の情けの温もりに触れる、話題集中の文庫書下ろしシリーズ第3弾。(講談社文庫)
  • 市立第二中学校2年C組 10月19日月曜日
    値引きあり
    3.6
    8時09分、瑞希は決まらない髪型に悩み、10時24分、貴大は里中さんを好きになる。12時46分、遠足のグループ決めで内海がひとりあぶれ、12時59分、みちるはどうしても嫌いな人に嫌と言えない――。中2思春期、やっかいだけど輝いている、それぞれの事情。野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞受賞者が描く、「今日」の「この時間」。誰もがかつて、そして今、2年C組の誰かだった。
  • 義経幻殺録
    値引きあり
    3.0
    大正十年春、中国・上海。新進作家芥川龍之介は、源義経"清朝の祖"説を証明するという秘本を求め、上陸した。ロシア・ロマノフ王家の秘宝・ペテルブルグの星の行方は? 清国再興をもくろむ日本陸軍の黒幕とは? 連続殺人と歴史の謎に挑戦する芥川探偵の名推理。歴史ミステリーの俊英井沢元彦の長編力作。
  • ツチヤ学部長の弁明
    値引きあり
    4.0
    大学に在籍する諸君。学ぶべし、研究すべし。時は満ちた。金のこと、世間のことは忘れよ。そんなことは卒業後の人生で、いやというほど考えられる。権威は疑え。疑いから哲学ははじまる。"笑う哲学者"ツチヤ教授が、学部長を任命されてからの苦悩の日々。そして変わらぬ女への不満。笑って前向きになれる1冊。
  • 秘書室に空席なし
    値引きあり
    4.1
    道で転んだ老人を助けた直後から、女子高生の私の身辺に異変が起きた。花束の到来、父の写真賞受賞、父あてにビキニ美女の贈り物。そして私に好意を寄せる謎の少年の出現。つまり私は大企業の会長である例の老人に一目惚れされたわけだが、お家騒動にも巻きこまれて危険もいっぱい! 青春推理の傑作。(講談社文庫)
  • 眠れぬ夜の報復
    値引きあり
    3.5
    時効の壁を乗り越え、殺人犯を追う男の執念――「なぜ僕の家が狙われたんだ」16年前、押込み強盗に両親と妹を殺されたプロボウラー草柳は、偶然見付けた盗品のボールに犯人の手掛りをつかんだ。時効が成立した事件の犯人を逮捕できるか? 密命を帯びた菱刈率いる「捜査第0課」は、盗聴、変装、囮捜査と手に汗握るスパイ大作戦で、解決不能な難事件に挑む!『眠れぬ夜の殺人』に次ぐ、珍しい長編シリーズ第二作。1989年刊行。(講談社文庫)
  • 珊瑚色ラプソディ
    値引きあり
    3.4
    結婚式を控えシドニーから帰国した里見は、婚約者の彩子が沖縄旅行中に倒れ入院したと聞く。しかも、彩子は2日間の記憶を失い、女友だちの乃梨子は行方不明。乃梨子の兄の赴任先にともにでかけるはずだったのに、「彩子が男といた」という証言に動揺しながらも、婚約者を信じ真相を追い求める里見の前に立ちはだかるのは……。 南の楽園の悲しみが明かされる長編サスペンス。1987年刊行。(講談社文庫)
  • 乙女の祈り
    値引きあり
    4.5
    智子は元気はつらつ高校生。友だちとクァルテットでチェロを弾くアルバイトも気に入ってる。パーティで“谷津則夫を殺せ”という声を聴いた智子は行動を開始。谷津は大好きなパパなのだ。人気番組<ブラック・ボックス>金曜日辛口キャスター・谷津を狙うのは誰か!? 講談社文庫25周年特別書き下ろし推理。(講談社文庫)
  • 夕雨子
    値引きあり
    -
    遠い、北の町の盛り場で、ステージに立ち、酔客相手に裸身をさらす、踊り子ひとり。地方のクラブやキャバレーをまわる、ヌード・ダンサーの夕雨子だ。踊り子だった母が、呉服屋の息子と恋をして、生んだ娘。彼女がどんな哀しみにみちた過去を抱いているのか、客はだれも気にしない。しょせん彼女は流浪の芸人であり、風でしかないのだ。そして月日が残酷に移ろってゆく。けなげな踊り子の人生哀歓を、美しい抒情性とリリシズムあふれる澄明な筆致で綴った、連作小説集。
  • 社長室直属遊撃課
    値引きあり
    4.0
    ユーモアと超現実! かんべむさしの破天荒なSF傑作集。社内運動会の騎馬戦で、チームを組んだ社長と課長と三千代と俺が、試合後も人馬一体となってしまって離れない……という「社長室直属遊撃課」。40歳すぎの素人読書家がとりあげる10冊の本の珍書評が……という「読書日記」。など、収録11編のどれも満足度保証付き。
  • 水割りおかわり
    値引きあり
    -
    止り木で一杯が最高! 嬉しくて飲む、悲しくて飲む、アタマにきて飲む。肌スレスレの仲間たち、田中小実昌、色川武大、暉峻(てるおか)康隆、殿山泰司……の面々とでき上ってゆく。これよ、これですよ。酔わなきゃ見せない顔、酔いに任せたいい話……少し滑稽で少し哀しい、いとしき酒場交遊録。読めば酔わせるこの生一本。
  • ブライダル・マーダー
    値引きあり
    -
    愛する棋士のために「最高位」戦で完全犯罪を仕組む女性の殺人手記。絶妙のトリックを駆使した「手記」の作者・松原良英。だが現実に、彼女が殺されてしまう。友人・二階堂日美子は、良英の手に握られた原稿用紙の端から、手がかりは「手記」にあると推理し、捜査にのりだす。多重構成、多重トリックが織り成す本格推理長編!
  • 佐野洋推理傑作選 銅婚式
    値引きあり
    -
    中堅作家の波多亮、その夫婦の銅婚式の席上で、彼の元許婚者の死の真相を追及するという、とてつもない余興が始まった。招待客は各人それぞれの立場で推理を被露するのだが、夫婦の意図は測り難い。一人の記者が大胆な推理で、真相を暴露した。ところが彼は……。鬼才の処女作「銅婚式」ほか、つぶよりの好短編7編収録の傑作ミステリ短編集。
  • 奇しくも同じ日に……
    値引きあり
    -
    栄光の甲子園出場校のかつての球友二人が、奇しくも、丸1年をおいた同月同日に、死亡した! セックス日記をつけていた元記者が遭遇した、この奇妙な事件に隠されていた、意外極まる真相(表題作)。佐野ミステリーの醍醐味を満喫させる9編を精選して贈る、単行本未収録のオリジナル自選傑作短編集。
  • 結婚記念殺人事件
    値引きあり
    4.0
    結婚記念に殺人をしよう! なんていうとんでもないカップルが出現。しかも、犯人は近くのホテルで行われた200組・集団結婚式の中の1カップルらしい。さすがの大貫警部も今回ばかりは途方に暮れていると、すぐ近くに頼もしい味方が……。井上刑事と、その恋人・直子を相棒に、迷推理が始まった!
  • 豪華絢爛殺人事件
    値引きあり
    -
    華やかな名門女子大。その年中行事でも特に華やかな豪華ホテルでの卒業謝恩会。"殺人事件"とは最も似つかわしくない場所で、血塗られた殺人が起こった! 貸し衣装のタキシードで食べものを詰め込む大貫警部が容疑者を怒鳴りつけ、一件落着かと思ったら……。井上刑事と直子を悩ませながら、推理は進む。
  • 輪廻転生殺人事件
    値引きあり
    4.0
    「かな子が俺にたたりに来た」そう呻き心臓発作で倒れた老警部。人望厚い彼にはかつて、無実の罪で男を自殺に追い込んだ過去があった(表題作)。白亜の豪邸で惨殺された会社社長とその息子夫婦。2人の孫も姿が見えず、大貫警部は「一家皆殺しとは景気がいい!」と盛り上がる(「一家団欒殺人事件」)。ほか2編。
  • 風の牧場
    値引きあり
    3.0
    両親がものごころつく前に離婚して母の手で育てられた美名子は、父の不在を寂しいと思ったことはなかった。母の表情からすべてを鋭敏に感じ取った幼い日、その話題を自らタブーとしたが、大人になり父がすでに亡くなっていることを偶然知ってから、その存在が大きくなって……。人と人の絆を描いた連作集。
  • 純粋ツチヤ批判
    値引きあり
    3.7
    新天地・幼稚園にあこがれて失望した子供時代から、結婚生活、学問、と失望を繰り返してきた。数え切れない夢が破れ、今ではわずかに「大哲学者として尊敬を集めながら名ジャズピアニストとしても活躍する武術の達人」になる夢しか抱いていない。笑う哲学者ツチヤ教授が初めて語る、爆笑の失敗人生記。
  • 霧の路 見届け人秋月伊織事件帖
    値引きあり
    4.0
    元女郎おひろから、東北訛りの侍の用心棒を頼まれた見届け人・秋月伊織は、他国に逃げる資金をはたいておひろを身請けした侍の背景に、ただならぬ事情を察する。藩主襲撃事件をきっかけに対立する陸奥広岡藩と盛山藩の遺恨が、江戸に舞台を移して燻っているのか――。文庫書き下ろしシリーズ、待望の第4弾。(講談社文庫)
  • 黒い仏
    値引きあり
    3.8
    9世紀の天台僧・円載にまつわる唐の秘宝探しと、1つの指紋も残されていない部屋で発見された身元不明死体。無関係に見える2つの事柄の接点とは? 日本シリーズに沸く福岡、その裏で跋扈する2つの力。複雑怪奇な事件の解を、名探偵・石動戯作(いするぎぎさく)は、導き出せるのか? 賛否両論、前代未聞、超絶技巧の問題作。(講談社文庫)
  • 坂道の向こう
    値引きあり
    3.7
    城下町、小田原。介護施設の同僚だった朝子と正人、梓と卓也は恋人同士。けれど以前はお互いの相手と付き合っていた。新しい恋にとまどい、別れの傷跡に心疼かせ、過去の罪に苦しみながらも、少しずつ前を向いて歩き始める二組の恋人たちを季節の移ろいと共にみずみずしく描く。(講談社文庫)
  • 名探偵 水乃サトルの大冒険
    値引きあり
    3.7
    長身、美形の水乃サトルは旅行会社課長代理。だが、度を越した多趣味と奇行から社内では変人の烙印を押されている。部下の新人OLと共に出張した岡山の村で、横溝正史の名作を模した殺人事件に巻き込まれる「『本陣殺人事件』の殺人」他、ミステリー初心者からディープなファンまで楽しめる本格推理小説集。
  • 眠り姫とバンパイア
    値引きあり
    3.4
    母親とふたり暮らしの小学5年生の相原優希。彼女の家庭教師を引き継いだばかりの荻野歩実は、パパが3年ぶりに会いに来てくれたと打ち明けられる。父親が一緒に暮らしていない理由を知らない歩実が前任の柚木美沙に尋ねると、そこには家族を襲った悲劇が……。パパはバンパイアだという優希の思いとは?(講談社文庫)
  • 金閣寺の燃やし方
    値引きあり
    4.4
    若い修行僧はなぜ火を放ったのか。「金閣寺焼失事件」に心を奪われ、共に事件を題材に作品を書いた三島由紀夫と水上勉。生い立ちから気質まで、すべてが対照的な二人を比較すると、金閣寺の蠱惑的な佇まいに魅入られずにいられない日本人特有の感覚まで見えてくる。著者ならではの分析眼が生きた文芸エッセイ。
  • 開けっぱなしの密室
    値引きあり
    3.6
    親友の夏美が引越したばかりのアパートで殺された。前夜泊まっていた悦子は、警察の鈍い捜査にいらだち、自分で犯人捜しに乗り出した。なぜ犯人は密室の鍵を開けていったのか。表題作や、乱歩賞受賞後第一作となった「罠の中の七面鳥」など、ユーモアと恐怖が交錯する6編を収録したミステリ傑作集。収録作「罠の中の七面鳥」「サイドシートに赤いリボン」「危険がレモンパイ」「がんじがらめ」「火をつけて、気をつけて」「開けっ放しの密室」。刊行1984年(講談社文庫)
  • 雨の温州蜜柑姫
    値引きあり
    3.8
    榊原さんと磯村くんと木川田くんと一緒にやってきた青春大河小説「桃尻娘」シリーズもとうとう完結します。でも青春が終わったってことじゃなくて、いつだってそこにあるかもしれないってことなの。最後の主役は醒井さんねっていう橋本さんのとっても長いあとがきもあるので、ぜったい読んでくださいね。
  • ビッグゲーム
    値引きあり
    3.2
    競馬、ボクシング、そして今度は野球! プロ野球情報戦の暗部を鋭くえぐる長編ミステリ。高度のデータ野球でV4をめざす新日本アトラス。これをはばもうとする他球団ではネット裏で必死の情報収集が行われていた。アトラス球団の覗き部屋と呼ばれる情報管理室スタッフが不可解な殺人事件に遭遇する。データを狙うスパイを操るのは誰なのか?ID野球の裏側が垣間見えるようなリアリティは、当時最先端のデータ管理を彷彿とさせる。1985年刊行。(講談社文庫)
  • うたかた
    値引きあり
    3.5
    アイツにとって、俺は、うたかたのような存在でしかなかったのかもしれない。でもあの時の幸福は、うたかたではなかったと思う――。チンピラの焦がれる恋を描く表題作ほか、大阪で彼を待つタミ子や、障害を持つわたしの実らぬ思いなど、自分を「消え去る泡」のように感じてしまう5つの恋を描いた、切ない短編集。
  • 殺人!ザ・東京ドーム
    値引きあり
    3.5
    巨人×阪神戦で繰り返される惨劇! 密かに日本に持ち込まれた南米産の猛毒クラーレ。偶然その威力を知ったある男が、巨人対阪神戦に沸く東京ドームで、この毒を塗った矢による殺人事件を起こす。大観衆5万6000人の面前にもかかわらず、犯行現場の目撃者は皆無。さらに、翌日の同一カードでも凶行は繰り返され、スタジアムはパニックに陥った。それでも上層部が選んだ選択肢は「試合決行」。スタジアムに平和は戻るのか? 手に汗握る傑作長編サスペンス。1988年刊行。(講談社文庫)
  • 眠れぬ夜の殺人
    値引きあり
    3.5
    最初は酒に酔ったうえでのケンカかと思われた。ちょっとしたイザコザに巻き込まれ、逃げようとして相手の体に触れたとたん、その人は倒れ、打ち所が悪く……。大都会・東京ならではの、そんな殺人事件が連続発生。だが逮捕されなかった加害者には、死者からの脅迫状が届く! 動き出したのは、警視庁刑事部のマル秘部外組織「捜査0課」。そんな特別捜査班稼働の裏は。はたして犯人は見つかるか!? 後期長編シリーズとしてその後『眠れぬ夜の報復』も刊行。 1988年刊行。(講談社文庫)
  • 燻り
    値引きあり
    3.0
    騙し騙され、一攫千金を狙っては燻り続ける男たち。関西アンダーグラウンド世界に蠢く悪党どもが、シノギを削って繰り広げる暗躍死闘を活き活きと描く。悪事の手際、会話の一言、仕種の細部にまで行き渡った、痺れるほどの緊張感とリアリティ。極上のピカレスク・ハードボイルド、9編を収録した傑作集。

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