作品一覧

  • 現代史の課題
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    1巻1,100円 (税込)
    本書第一論文「現代歴史家への疑問」(1956)を契機に、昭和史論争が巻き起こった。岩波新書『昭和史』には、人間が描かれていない、歴史叙述が稚拙である…批判・反批判の応酬において、天皇制、中国問題、共産主義、近代化等々の問題点の所在が明らかになる。日本人にとっての戦後を考えるための基本文献。 (※本書は2005/5/17に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)
  • 愛と苦悩の手紙 君を思い、思うことあり
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    1巻858円 (税込)
    太宰治の戦中、戦後、自死に至るまでの手紙を収録。先輩、友人、後輩に。含羞と直情と親愛。既刊の小山清編の戦中篇と併せて味読ください。
  • 愛の無常について
    値引きあり
    5.0
    1巻275円 (税込)
    永遠の〈人生の思索者〉亀井勝一郎が、自己を素材としつつ、人間存在の実態、精神形成の行程を幅ひろく考究――。「精神について」「愛の無常について」「罪の意識について」の深い省察から生まれた、白眉の現代人生論――示唆深い人間研究の書と謳われる名著。
  • 人生論・幸福論
    -
    1巻605円 (税込)
    昭和の激動期に、なお柔軟な感受性と強靱な思索の両面をもって人間を直視し続けた著者の、文字通り人生探求の書である。「宗教と文学」「二十世紀日本人の可能性」「日本の智慧」「西洋の智慧」「様々な感想」「人生の途上で」「恋愛美学」「断想」の諸編を収録し、人間と幸福、愛と信仰、日本と西洋、美と知性を語ることによって、精神の未来像への希望を積極的に示そうとしている。
  • 青春論
    4.3
    1巻528円 (税込)
    青春は第二の誕生日である。友情と恋愛に対峙する「沈黙」のなかで、「秘めごと」として自らの精神を育てなければならない──。新鮮なアフォリズムに満ち、生きることへの熱情に貫かれた名随筆。解説・池内紀。
  • 日本人の精神史 第一部 古代知識階級の形成
    -
    本書は、近代日本批評精神の強烈な具現者亀井勝一郎畢生の著作「日本人の精神史」四部作中の第1作で、わが国古典成立時代の人々は、どのような過程を経て精神を形成して行ったのか、その性格と特徴の歴史を、7世紀から8世紀後半にかけて、日本人の精神の原型をさぐった名著。芸術院賞、菊池寛賞受賞。
  • 青春論

    Posted by ブクログ

    若者に向けて書いたもの。これからの人が読むといい本。共感できる人。中身が古びてないのが恐ろしい。今出版されたかと錯誤しそうなくらい本質的なことを述べている。

    0
    2017年12月18日
  • 青春論

    Posted by ブクログ

    共感が持てる数々の言葉。力を授けられる言葉の宝庫です。特に第一章青春を生きる心、第二章愛に生きる心は、なかなか含蓄が深い。たまには読み返してみたい。

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    2014年12月23日
  • 愛の無常について

    Posted by ブクログ

    20歳の時に購入。
    文庫サイズでありながら、23歳の私にはまだ読みきれていません。
    20代のうちに読み切れたら良いものです。

    0
    2009年10月04日
  • 青春論

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     こまやかな感受性をもった人は、ずばりと率直に言っても、必ず相手の気持ちの中に一度は自分を置いてみるものです。こんな表現をして相手はどう思うだろうか。またふいに口に出して、あとで自分ひとりで、あんなことを言わなければよかったと身悶えすることもあります。またよく考えて、こまやかなつもりで語ったことが、相手に全然通じないこともある。とかく感受性のこまやかな人は、こうした点で一人角力となり、自分で必要以上に苦しむ。文学者とか文学を愛する人は、こうした意味で、感受性の犠牲者だと言ってもいいでしょう。人間が孤独になるということは、或る意味ではこの犠牲者になることだと言っても差支えありますまい。
     私はよ

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    2021年01月05日

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