亀井勝一郎のレビュー一覧

  • 青春論

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    若者に向けて書いたもの。これからの人が読むといい本。共感できる人。中身が古びてないのが恐ろしい。今出版されたかと錯誤しそうなくらい本質的なことを述べている。

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    2017年12月18日
  • 青春論

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    共感が持てる数々の言葉。力を授けられる言葉の宝庫です。特に第一章青春を生きる心、第二章愛に生きる心は、なかなか含蓄が深い。たまには読み返してみたい。

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    2014年12月23日
  • 愛の無常について

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    20歳の時に購入。
    文庫サイズでありながら、23歳の私にはまだ読みきれていません。
    20代のうちに読み切れたら良いものです。

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    2009年10月04日
  • 青春論

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    ネタバレ

    私が読んだのは旺文社の「青春について」である。

    戦後まもなくに書かれたのに、内容が嘘みたいに現代的でびっくり!本質をついているのだ。

    青春期においては、精神を鍛えるべし。真の快楽には、常に苦痛と努力が伴う。青年は「若さ」を恐れるな。現実に囚われず、理想の国を語ろう。結婚とは恋愛が美しい誤解であったことの惨憺たる理解である。
    これらは筆者の経験に基づく直観的な意見であるが、なぜか納得できるように感じる。書かれた時代の古さもあって、いくつかの意見には疑問を持ってしまうが。

    青春期まっただ中に、古本屋でたまたまこの本に出会えたことに感謝している。

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    2025年03月07日
  • 青春論

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    ネタバレ

     こまやかな感受性をもった人は、ずばりと率直に言っても、必ず相手の気持ちの中に一度は自分を置いてみるものです。こんな表現をして相手はどう思うだろうか。またふいに口に出して、あとで自分ひとりで、あんなことを言わなければよかったと身悶えすることもあります。またよく考えて、こまやかなつもりで語ったことが、相手に全然通じないこともある。とかく感受性のこまやかな人は、こうした点で一人角力となり、自分で必要以上に苦しむ。文学者とか文学を愛する人は、こうした意味で、感受性の犠牲者だと言ってもいいでしょう。人間が孤独になるということは、或る意味ではこの犠牲者になることだと言っても差支えありますまい。
     私はよ

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    2022年08月16日