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スケッチ旅行といつわって親友の夫と逢う瀬を重ねる女流画家・安津子。日光霧降高原のコテージで待っているはずの彼は、クロゼットで冷たくなっていた。「V」ヴォラージュのかすかな香りを残して。だが安津子にはこの香りに幼い日に出会った記憶があるのだ。ブラックユーモアの名手が挑む本格長編推理作品。
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Posted by ブクログ
短編の名手、この人はやはり短編のほうが味がある。 長編の名手の短編は物足りなくて、短編の名手の長編は間延びして感じるのは、不思議。
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