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はじまりは色褪せた一枚の写真だった――。記憶の奥底に揺らめく見知らぬ男の影。春になると蠢く不気味な衝動。過去から突然届く父の論文……。自分の出自をめぐる疑念から、高見は己に流れる忌まわしい血が導く深い闇へと誘われる。ギリシア、萩、そして鎌倉へ。「私は一体何者なのか?」自らを導く〈運命〉の根源を問う、会心の長編小説。
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Posted by ブクログ
見えぬ遺伝子と膨らむ衝動。 自分も幼き頃、自身の出生について、悩んだこともあったな。ただ、今はあの両親のもとに生まれ落ちたことに感謝しかない。
何か家にあったのが父から回って来た。阿刀田高、多分25年ぶりとかかな。星新一ライクな短編作家のイメージだったので面食らったけど、長編でもやはり読みやすい。自らの出自を探る主人公の葛藤と受領、的な内容でまあまあ普通。エンディングはそれほど楽観的でもないと思うけど、明らかに桜の頃の殺人衝動遺伝してるし。
新規購入ではなく、積読状態のもの。 2008/11/2~11/1 早くに両親をなくした主人公が、ギリシャ神話の英雄ヘラクレス誕生の逸話と関係する「アンフィトリオン」の劇を見たり、父母の知人などから写真、父の書いた論文などを見せられつつ、ギリシア、萩、鎌倉の旅先でひとつひとつ自分の出生の謎について悩み...続きを読む、解決していく。深いテーマを阿刀田氏独特の軽妙な文で書き綴っている。プロローグとエピローグの対比が見事。 解説は最近凝っている今野敏氏であった。また、解説の中で、私が唯一持っている詩集にある西脇順三郎の「Anbarvalia」が引用されているのにも驚いた。
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