集英社作品一覧
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3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2020年秋、国立歴史民俗博物館で開催され、大きな話題を呼んだ展覧会「性差(ジェンダー)の日本史」を読みやすい新書に再編集。無意識のうちに私たちを強く捉えているジェンダー。日本で「男」と「女」という区分はいつ生まれたのか? 日本の社会の中でジェンダーがどのような意味を持ち、どう変化してきたのか? 豊富な資料を通して、驚きと発見に満ちたその歴史を読み解く。ジェンダー史の入門書。
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-なぜ今になって彼女は私の前に現れたの―。/夫と穏やかな日々を過ごす祥子。ある日、かつての友人・沙良が同じマンションに越してきた。再会を喜び屈託なく笑う沙良。しかし祥子にとって沙良は、過去に想いを寄せた男を奪った二度と会いたくない女。そして、祥子と夫の幸せな日々はあっという間に崩れていきー…。 ※こちらの作品は『月刊officeYOU 2024年9月号』に収録の「信じた貴方は彼女のカレシ」と同内容です。
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3.7流した涙がすべて真珠になるという「真珠姫」。海の呪いによって真珠姫となった少女は、処女を失うとその呪いもとけるといわれている。公爵夫人となった漁師の娘セシリアは、すっかり人生を諦めていた。彼女を痛めつけ、真珠の涙を得て喜ぶ夫との生活に、いつまで耐えなければならないのか。そんなセシリアの前に現れたのは――? 真珠姫たちに訪れる運命の恋を描く、大人のためのお伽話。【目次】真珠姫の再婚/真珠姫の逃避行/鳥籠の真珠姫/あとがき
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3.8「台湾侵攻」は起こるのか? コロナ後の覇権国とは? 時代を代表する論客ふたりが、不透明な世界の先行きを展望する! コロナ禍という未曽有の大惨事を経て、世界情勢は大きな変化を遂げた。アメリカではバイデン新政権が誕生し、国際協調路線を推し進めている。他方、中国は香港やウイグルの問題を抱えながらも「ワクチン外交」を繰り広げ、世界的に影響力を拡大しようとしつつある。こうした米中の覇権抗争のもとで、今後の世界はどのような動きを見せていくのか。アメリカを覆う「分断」の歴史的背景、中国の積極的な対外進出の裏側にある「焦り」の正体、そしてこれからの日本の展望などについて、時代を代表する論客ふたりが縦横無尽に議論する。
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4.4あなたの知っている坂本龍馬、フィクションではありませんか? 龍馬の名は、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』など伝記小説から広まったため、実像と離れた「伝説」が生まれ、今なおそれが通説となっている。歴史学者が丹念に史料を読み解くことでわかった龍馬の実像とは!? 龍馬は薩摩藩士? 薩長同盟に龍馬は無関係? 亀山社中はあったのか? 大政奉還は龍馬のアイディア? など、新知見が満載。「英雄フィルター」を外してみれば、龍馬の真価が見えてくる。――(本書「プロローグ」より)私は、明治維新史を専門としているが、その主な対象は幕末政治史であり、さらに絞り込めば、薩摩藩を中心に研究を行っている。その他にも、攘夷といった対外認識論(外国に対する考え方、世界観)にもアプローチしている。そうした中で、とくに前者の研究において、龍馬の存在はきわめて重要である。しかし、史料にあたっていくと通説と違った龍馬の動向が散見され、過大評価された部分も少なくないと感じる。一方で、過小評価されていた部分も発見した。これは、龍馬の価値を高めることとなるだろう。こうした新しい龍馬を提示したい。
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4.1プロレス界最大のアンタッチャブル―― 総合格闘技を創ったタイガーマスクの真実! 1980年代前半、全国のちびっ子を魅了し、アントニオ猪木を凌ぐ新日本プロレスのドル箱レスラーとなったタイガーマスクは、なぜ人気絶頂のまま2年4ヵ月で引退したのか? UWFにおける前田日明との“不穏試合”では何が起きていたのか? 自身が創設した総合格闘技「修斗」と訣別した理由は? 現在も「21世紀の精神武道」へのあくなき追求を続ける佐山サトルは、その先進性ゆえに周囲との軋轢を生み、誤解されることも多かった。謎多きその素顔に『真説・長州力』の田崎健太が迫る。佐山サトル本人への長期取材に加え、前田日明、長州力、藤原喜明、中井祐樹、朝日昇ら多数のプロレスラー、格闘家、関係者の証言で綴る超重厚ノンフィクション。“孤高の虎”の真実が今、明かされる!
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4.0本当のことを言っていいんだな? 本名・郭光雄、通名・吉田光雄――。“端っこ”の男はプロレスラー長州力となり、時代の“ど真ん中”を駆け抜けた。今、解き明かされる“革命戦士”の虚と実。その全歴史! 在日朝鮮人二世として生まれた幼少期の苦悩から、ミュンヘン五輪、“噛ませ犬”事件、“黒歴史”WJプロレス崩壊の真相、そして現在――。幼馴染から大物レスラーまで、多くの証言で迫る「人間・長州力」。プロレス・ノンフィクション史上最大級のインパクト!
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4.4【電子限定描き下ろし付き】【ページ数が多いビッグボリューム版!】クラスの中心人物の一人である真嶋はある日、クラスメイトの地味め男子・園木の意外な一面を知る。それからというもの、園木のことが気になってしょうがない真嶋は、何気ないことで声をかけ、ちょっかいを出すように……。すぐに顔を赤くしたり、照れたり、固まったり、そんな園木が愛おしくてしょうがない真嶋。しかし、進級のタイミングで二人はクラスが別れてしまい――。青春ボーイズラブの決定版が、上下巻で登場! 描き下ろし&電子限定「ちょい足し」も収録☆
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4.0【書き下ろしSS付き新装版】傾国の皇后と呼ばれる雪娥だが、皇帝には秘密があり、結婚は偽装のもの。国は内乱の末、異民族に攻め込まれて滅び、雪娥は戦勝の褒美として敵将の玄陽へ与えられる。彼は血の繋がらない兄王から疎まれ、悪女と名高い雪娥が褒美なのも嫌がらせだった。しかし、同じ屋敷で暮らすうち、二人は少しずつ心を通わせていく。だが、雪娥は誤解から玄陽に無理矢理抱かれてしまい、本当は男を知らないとバレて…? 電子版だけの特別書き下ろしSSを収録した新装版。※電子版の旧版をお買い上げいただいた方は再ダウンロードすることで無料で更新できます。【目次】傾国の美姫の初恋 求愛は熱く淫らに/番外編 再会は蜜に濡れて/あとがき/【書き下ろしSS】皇帝の不埒な特訓
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5.0【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】男とセックスしたら、どっか遠くに行けると思ってたんだ。『セックスもする友達』の烏星(えぼし)と雨井(あまい)。いつからか烏星に友達以上の好意を持つようになった雨井だが、「好きだ」と伝えることなく、今の関係を崩せずにいた。そんなある日、怪我をした烏星が雨井の元へやってきて――……。寂しがりの男たちが手を取り合い、お互いの居場所になっていく。虫歯デビューコミックスが新装版で登場!
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3.5地方の中小企業に入社した新卒社員3人組! イマドキな新卒、意識が高い新卒、そして超マイペースな新卒たちが、初めて触れる『社会』とは 意外とぬるくて居心地が良かった………!? 自由でニュートラルでハイテンションな、新卒&社会人たちの、お仕事ビジネス4コマコメディ!
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4.0【ページ数が多いビッグボリューム版!】「最高のソムリエ」と言われながら、ワインを取り巻く状況に絶望し、さ迷い続けていた北村瞬。だが、偶然に再会した親友・久世慎次にその腕を買われ、新規開店のレストランでソムリエに就くことを勧められる。個性的なスタッフと共にオープンへの挑戦が始まるが!?
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3.9手のモデルという職業についた俺。どんな仕事にも華やかな部分とそうでない部分がある。他人には想像できないような悩みをいつか君にも分かってもらえるだろうか。そして…それ以上に君への想いを伝えられるのだろうか。繊細な男心と情念を描いた傑作「心臓より高く」と全国に衝撃と感動をもたらした問題作「H…」を2作同時に収録しました。 【同時収録】H…
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4.0超絶難関校に通う天才・英俊は、帰路、女子のミニスカからちら見えするパンティーに気を取られ、デコトラに跳ね飛ばされてしまう。気づくとそこは清朝の中国だった。そこで彼は科挙に人生を懸けることにした。ある不埒な目的のために(「清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた」)。同級生が描く尋常じゃないくらい上手いエロ漫画。それを読むことが出来るのはマラソン大会の優勝者ただ一人! 少年たちの熱い火蓋が切られる――(「少年激走録」)。30歳になるまでに必ずや童貞を喪失したい男は、予行演習のためファッションヘルスへ。その後本命のソープランドで喪失予定だった。しかしヘルスでまさかの本番に(「スターライトパレスパート2にて」)。ほか、恋と脱童貞を求める男たちの、悲哀と諧謔に満ちた全9話。
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5.0初恋相手の寿命は夏の三カ月。 俺の初恋相手、支倉由依(はせくらゆい)は毎年夏の三カ月間だけ、生まれて死んでを繰り返す。 ――六月。夏祭り実行委員活動に追われる日々。仲間たちの声。 ――七月。由依の生意気で頼りない瞳と、初めての恋。 ――八月。雨の味のキス。夜空を彩ったあの打ち上げ花火。 すべての日々がかけがえなくて、甘く切ない思い出に満ちていた。 そして最後に、心をえぐられるような別れの瞬間が訪れる。 それでも俺はこの想いを決して手放さない。 「死んでも死んでも死んでも死んでも好きになる」と、彼女が言ってくれたから――……。 一瞬の命を恋で燃やす、今世紀もっとも泣けるラブコメディ。
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-スーパー超特急「のぞみ」に乗って、恋のひとり旅の星子(せいこ)。行き先は京都。ひとり洗面所に入ったところ、突然、殺人事件に出くわした。そんな車内で助けてくれたのが、花吹雪(はなふぶき)と名のる江口洋介に似たいい男。小説家なんだって。さらに刑事に詰問されたのを助けてくれたのが、一宮清人(いちのみや きよと)という貴公子のスーパー・エリート刑事課長さん。ところが、なんと、車内に宙太(ちゅうた)が乗り込んでたなんて…。
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5.0千年王国では、二十歳を過ぎれば嫁き遅れ。かつては「比類なき一粒真珠」と称えられたクリスティアナも、今やぽっちゃり上等な三十路となり、色恋とは無縁の放蕩生活を謳歌していた。ところがある日……王国の美しき双子の王子から、なぜか同時に求婚されて!? 「僕を愛して」「俺を欲しろ」…もちろんお断りなクリスティアナは全力逃亡しながらも王子と自身の過去に向き合うことになって……?
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3.8景気回復の実感はいまだ薄い。にもかかわらず、東京では空前の大規模再開発が進行中だ。林立する高層ビル、変貌する街の風景。これは、本当に“東京の再生”につながるのだろうか? 「都市は失敗の集積にほかならない。失敗を重ねた都市ほど偉大な都市だ」と語る建築家が、21世紀TOKYOを象徴する、5つのスポットを巡った。汐留、丸の内、六本木ヒルズ、代官山、町田。そこに見えてきたのは、どんな「失敗」と「未来」の姿だったのか?【目次】都市開発の手法を概観する/第一回・汐留 悲しい「白鳥の歌」が響き渡る二一世紀の大再開発/第二回・丸の内 東京の超一等地に三菱の「余裕」がどこまで肉薄するか/第三回・六本木ヒルズ 森稔の執念が結実した東京の蜃気楼/第四回・代官山 凶暴な熊に荒らされる運命のユートピア/第五回・町田 「郊外」かと思っていたら「都市」だったという逆説/対話篇・そして北京/あとがき
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3.5【高橋由佳利の超大人気ロングヒットシリーズ、2023年最新刊】2020年から2023年も考えた。トルコのこと、大切な日々のこと。この3年もいろんなことがありました。春は巣立ちの季節。超人気シリーズ10冊目のコミックスは、新生活と再発見がたっぷりつまってます!!
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4.0【高橋由佳利の大人気コミックエッセイ シリーズ最新刊!】連載26年目を迎えても、トルコは初めてが尽きません!! 姪の結婚式から見えてきたのは、トルコの今どき結婚事情!? トルコ人が長い夏を過ごす「夏の家」って!? そして、トルコのとっておきグルメも満載。四半世紀続く超人気シリーズ。トルコの夏は、まだまだ魅力がいっぱいです!
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5.0冷戦終結後四半世紀。以来、国際情勢の変化にもかかわらず日米の安全保障体制は維持されてきた。しかし「今後も守って欲しければさらなる負担を」と訴えるトランプ政権の登場で、日本はアメリカとの安全保障体制の在り方そのものを問われている。果たして日米地位協定に象徴される従属的なアメリカとの同盟関係を今後も重視する必要はあるのか? 尖閣問題、対テロ戦争、北朝鮮の動向など、激変する情勢下、日本の安全保障を、歴代内閣のご意見番であった元防衛官僚、武装解除のエキスパート、安全保障の専門家が徹底的に語り合う。避けては通れない国防の根本的な問題がここにある。【目次】はじめに 護憲派も、戦争を他人事と捉えているという問題 柳澤協二/第一章 トランプ大統領をどう捉えるか/第二章 尖閣問題で考える日米中関係/第三章 対テロ戦争と日本/第四章 北朝鮮への対応と核抑止力の行方/第五章 日米地位協定の歪みを正すことの意味/第六章 守るべき日本の国家像とは何か/結びにかえて――同盟というジレンマ 柳澤協二/資料<提言>南スーダン自衛隊派遣を検証し、国際貢献の新しい選択肢を検討すべきだ
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-富裕層は何を考え、何に魅力を感じているのか? どのような人間関係を望んでいるのか? どんなことに時間をかけるのか? 何に対価を払うのか? 本書では、1000人以上の富裕層に会い、直接学び、培ってきた富裕層ビジネスのノウハウを「営業術」「マーケティング術」「マインドセット」の側面からお伝えします。富裕層が興味を持つ「19のカテゴリー」、彼らが好む「10のキーワード」の解説ほか、富裕層ビジネスの最前線が分かる一冊。
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3.9共同通信社が配信するウェブ「47NEWS」でオンライン記事を作成し、これまで300万以上のPVを数々叩き出してきた著者が、アナログの紙面とはまったく異なるデジタル時代の文章術を指南する。これは報道記者だけではなく、オンラインで文章を発表するあらゆる書き手にとって有用なノウハウであり、記事事例をふんだんに使って解説する。また、これまでの試行錯誤と結果を出していくプロセスを伝えながら、ネット時代における新聞をはじめとしたジャーナリズムの生き残り方までを考察していく一冊。
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3.6千葉ロッテマリーンズの正捕手としてチームを2度の日本一に導いた里崎智也氏。 現在は解説者・スポーツコメンテーターとして数多くのテレビ・ラジオ・新聞のレギュラーを持つ傍ら、YouTubeチャンネル「Satozaki Channel」は登録者数が47万人以上と、引退後も様々なフィールドで活躍している。 そんな里崎氏が結果を出すために心がけていたのは「人生の一丁目一番地を決めて行動する」というシンプルな思考法だった。 情報が溢れ、人生の選択肢が多様化する時代を生きる人々に向けて、流されないための「シンプル思考」を「お金」「趣味」「仕事」「言葉」「人間関係」「失敗」の6つの視点から説く。 【推薦】 塙宣之 氏(ナイツ) 「昔からブレない人ですね。里崎さんの思考は一切フレーミングしません。おすすめです。」
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4.0チベットで人類未踏の峡谷踏破、北極圏で闇の世界を80日間歩く極夜行……。数々の独創的な挑戦を行ってきた著者による冒険論。真の冒険の例として、ピアリーやナンセンの北極探検を挙げ、マニュアル化されたエベレスト登山やアドベンチャーレースなどを「スポーツ化した疑似冒険」と喝破する。日本人で初めて冒険の本質に迫った、画期的論考!
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3.6ムラとは何か? それは行政上の「村」ではない。人が安心して生きていける共同体のありかであり、多様な生き方と選択肢のよりどころとなる「場所」を、本書では「ムラ」と呼ぶ。したがって、都会にも「ムラ」は存在するし、むしろ存在するべきなのだ。前著『新・都市論TOKYO』で大規模再開発の現場を歩いた二人が、高層ビルから雑多なストリートに視点を移し、「ムラ」の可能性を探る。東京におけるムラ的な場所――下北沢、高円寺、秋葉原。そして、地方から都市を逆照射する新しいムラ――小布施。そこに見えてきた希望とは?【目次】「都市」が自壊し、「ムラ」がよみはえる 隈 研吾/第1回 「下北沢」/第2回 「高円寺」/第3回 「秋葉原」/第4回 「小布施」/あとがき 清野由美
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3.5地下室に住む中年男の告白を通じて、人間存在の矛盾と不条理に根ざした生の哲学を描く。ドストエフスキー全作品を解く鍵と評される“永遠の青春の書”をロシア文学者・亀山郁夫氏による名訳で。「この小説がドストエフスキー文学の原点です」――亀山郁夫。「地下室」とは、言い換えるなら、青春時代を生きるだれもが一度はくぐりぬけなくてはならない“戦場”である……ドストエフスキーはこの人物を通して、ある一つの真実を語りかけようとした。すなわち、この“戦場”を戦いぬくことなく、遠い将来、一個の自立した人間として大きな成熟を手にすることはできないということを。この『記録』にこめられているのは、おそらく若いドストエフスキーが身をもって経験した躓きの記憶だが、その痛々しい記憶の彼方に輝いているものこそ、人間の真実、あるいは人間の生命という聖なるオーラなのである。(「まえがきにかえて」より)
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3.7友達と親友の違いって何だろう? 職場、学校、近所。それぞれに友達はいたけれど…。4年ぶりに再会した親友は子供を抱いていた。妊娠・出産…。親友なのにそんな大事なことを報告してくれないなんて…。今、あなたに親友と呼べる人は、いますか…? 女のホンネを繊細に描く大人気シリーズの第1巻。
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3.5「あの子、今頃どうしているだろう―。」/幼い頃、都会から転校生がやってきた。ラブホテルの隣の家に引っ越してきた彼女・由姫はとても大人びていて、話しかけることさえできなかった。だけど、私たちは―。/ある女性の一生。そして、ひとりの“親友”を巡る物語、第1巻。
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3.8「彼女ができた」親友の相羽遥平から告げられた、高校一年生の向井弘凪。 中学生のとき、ある事件で遥平を傷つけてしまった弘凪は、二度と恋愛をしないと決めていた。 でも遥平に彼女ができたならと、弘凪は通学電車で気になる女の子に声をかけようとするが。
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3.8「2022年2月24日は、ほとんど何も書けなかった。キーウに響き渡ったロシアのミサイルの爆発音で目覚めた私は、自宅アパートメントの窓辺に一時間ほど立ち尽くして人気のない街路を眺めやり、戦争が始まったと気づいたが、この新たな現実をまだ受け止められなかった。続く数日間もやはり何も書けなかった。車でまずはリヴィウに、それからカルパチア山脈をめざした移動は、果てしない渋滞で想像を絶する長旅になった。国内の他のあらゆる地域からの車の波が、西へ続く道という狭い漏斗めがけて押し寄せていた。誰もが戦争の暴力から家族を守るために逃げようとしていた」――まえがきより
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4.3まぶしくて見えない! ぼやけたり歪んだりして見えない! まぶたが開かない! スマホ・パソコンで目を酷使する影響か、視覚の不調を訴える人が増えている。しかし、眼科で検査しても「異常は見つからない」。なぜか? それは見えない原因が「眼球」ではなく「脳」や「視覚の回路」にあるからかもしれない。眼科で診断不可だった症状を数多く治療してきた神経眼科・心療眼科の第一人者である著者が、現代人に頻発する目の不調を、脳や神経、心の問題と絡めながら解説。いろいろな症状を紹介することで、似た症状に苦しむ人の参考になる上に、目と視覚の基礎知識、意外で面白い目の不思議が学べる一冊。 ≪本書で紹介する主な症状≫●まぶしくてまぶたが開けられない! ●視覚ノイズで見えない! ●ぼやけたり歪んだりで見えない! ●手術・服薬で見えなくなった! ――などなど
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4.0高校三年の春、進路希望調査に『主夫』と書いて提出した少年、巽健斗。そんな健斗に対して担任の美人教師、黒羽遥香(バツイチ子持ち)は「なら、私の旦那になりな」と笑顔で告げた。こうして秘密の交際がスタートし、四歳になる遥香の娘、千鶴を交えて、不器用ながらも心を通わせて親しくなっていく。千鶴の保育園のお迎えや3人一緒での晩ご飯。休日には遊園地や観光名所へのお出掛けなど。家事万能で面倒見のいい健斗と仕事熱心だが私生活がズボラな遥香の相性は抜群で、2人はやがて本当の家族になる未来を意識して――。 進路希望調査から始まる微笑ましさ満点の真剣お付き合い!/第1回集英社WEB小説大賞奨励賞
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3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神話が伝わる土地について、出雲、日向を中心に全国をたびたび訪れ 研究をしてきた神話学者の著者が、自ら撮影をした写真とともに、 物語性豊かな神話の世界へご案内します。 「目の前の景色に神々の物語を重ね合わせ、神々の姿を見いだすということは、古くから各地で行われてきた。神話をめぐって発揮されてきた人々の想像力は、神話の解釈にもヒントを与えてくれることが多い。(中略)なかには神話を知らなくとも神秘的な空気や絶景に感動することもあるが、神話を少しでも知っていると、風景に奥行きが生まれる。何でもないただの薄暗い藪が黄泉国(よみのくに)への入り口に見えてくる」(本書より) 本書の内容 ●神話の旅に出る前に 旅の準備1 神話の資料を知る 古事記・日本書紀・風土記 旅の準備2 神話の内容を知る 旅の準備3 土地について考える ●出雲/黄泉平坂 ヤマタノオロチ神話 因幡のウサギ 国作り神話 国譲り神話 出雲国風土記 ●日向/天の岩屋神話 天孫降臨神話 ホノニニギとコノハナサクヤヒメ神話 海幸彦・山幸彦神話 山幸彦とトヨタマビメの神話 ●対馬/ワタツミの宮 トヨタマビメ神話 対馬に伝わる神話の世界 対馬で感じる古代的世界
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4.5少女たちが育てられる謎の施設・箱庭(ファミリエ)。そこで暮らす少女・くるみは、10歳の誕生日前夜に眠りにつくと、目覚めた時には14年もの月日が流れていた。知らない場所、成長した友人、失った記憶を巡る数奇な旅が幕を開ける。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「今」を体現するインフルエンサー、モデル鈴木えみが編集長を務めるガールズマガジン「s’eee」。自らの妊娠・出産をテーマにデジタルマガジンとして刊行された、Vol.5「s’eee MAMA&BABY」が新たに撮り下ろしや最新インタビューなどが大幅に加わって、BOOK版として登場。妊娠発覚から出産までの心の動き、育児の大変さと喜びが伝わるインタビューをはじめ、初公開のマタニティフォト、ママのファッション&ビューティ、キッズのおしゃれとインテリアなどがえみならではのおしゃれなビジュアルで展開。MAMA&BABYに役立つアイテムやスポットも200点以上掲載で、実用度も文句なしの1冊に。書籍化にあたり、現在2歳になるベビちぃの近況やえみの今の気持ちなどのインタビュー、最新の撮り下ろしカット、アップデートされた情報もすべて必見・必読!
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4.2一人旅の最中、海を眺めていた辰実は、突然青年に声をかけられた。一士と名乗るその男と偶然同じ宿に泊まっていたために、成り行きで彼と晩酌を共にすることに。酔った勢いでふと、「言葉で人を操ることができる」という不思議な能力があることを一士に話してしまう…。 ※本電子書籍は「.Bloom ドットブルーム vol.12 2018 Winter」に収録の「See you later,Mermaid 第1話」と同内容です。
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5.0敏腕弁護士・秋月錠は妻・茉莉が親友に凌辱され自殺し、運命が暗転。自ら犯人を弁護し罪を減じた末に銃殺私刑を執行した。ロシアンルーレットで生き長らえた錠は、インターポール手配の「闇の国際弁護士(アウトロイヤー)・J」として冤罪・難事件のみを請け負う、流転の人生を歩み始めた…。
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-【SD名作セレクション(テキスト版)】己の欲望を叶えたければ、他人の欲望を奪え――。たった一つのシンプルなルールのもと、獲得者(プレイヤー)が己の望みを欲望に変え争うバトル「ジェスターゲーム」。非情なるバトルゲームの獲得者(プレイヤー)に選ばれてしまった少年・伊龍恭太郎。ただ彼には他人を犠牲にしてまで叶えたい願いもなく、「ジェスターゲーム」にも興味がなかった。しかし悲痛な決意を秘め、欲望を集める美少女・袖咲舞に戦いを挑まれたことから、獲得者(プレイヤー)たちとの戦いに身を投じていく……。欲望渦巻くバトルアクション、非情なる争いのなか恭太郎が選ぶのは――!? ※この商品にはイラストが収録されていません。
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3.8大陸最古にして最強の魔術師「破夜女」の称号を受け継ぐ16歳の少女・瞳輝は、永と名のる青年剣士の訪問をうけた。彼の瞳には深い絶望が秘められ、額には冥界の女王との契約の証「ジェスの刻印」があった。不老不死を強いられるむごい運命の、その目的とは? 「不沙山へ案内してくれ。仇敵・魔王を倒す」魔王こそ、瞳輝の母親を殺した仇。こうしてふたりの、魔王を倒すための旅が始まった!!※あとがきは収録されていません。
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5.0【カウボーイ一家の三女・ジェニファーのはつらつ牧場生活!】ジェニファーはそばかすを気にする年頃の女の子で、父さんはカウボーイ。だからジェニファーの夢も父さんみたいにステキなカウボーイと結婚すること。なのに、ちょっかいを出してくるマークはにくったらしいヤツなの! キュートなウエスタン・ガール物語、第1巻。 【同時収録】ジェニファー<デイジーとの約束>
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-とある師弟が旅をする―――。師匠は、かつて『最強魔術師』と称されたが、とある事件で最愛の師匠と視力、魔力の大体を失う。その名はヴァレン。今や、たった10秒しかかつての力が出せない、女性が苦手な鈍感魔術師だ。弟子の名はリア。魔力を失ったヴァレンに半ば、押しかけ女房の如く弟子入りを果たした、魔術の才能の塊。だが自身が女性であることは死んでも隠す所存だ。 『ヴァレンの師匠は生きている!』 リアからの驚愕の事実によって始まったふたりの師弟関係と旅はなぜか人類世界の破滅をもたらすことに…!? 10秒しか戦えない元最強魔術師と、とある秘密を抱えた男装女子によるファンタジー冒険譚!
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4.3自衛隊の海外派遣について定めた国際平和協力法(PKO法)が1992年に制定・施行されてから、2022年でちょうど30年が経つ。 この間、日本は40を超える海外任務に合計6万人以上の自衛隊員たちを派遣してきた。 しかしその活動の実態や危険さに関しては、十分な情報が公開されてきたとは言いがたい。 むしろ、政府は意図的な嘘や隠蔽を繰り返してきたのである。 本書は徹底した調査により今までの自衛隊海外派遣の「リアル」を総検証し、これまでの問題点を整理する。 そして今後の海外派遣のあり方をも提案した、渾身の一冊である。 内部文書や自衛官たちの証言から浮かび上がってきたのは、自衛隊は何度も銃弾が飛び交う「戦場」へと送り込まれ、死を覚悟してきたという衝撃の事実だった。 この国が隠してきた“不都合な真実”を暴き出した、驚きの告発! 《推薦》 国家にとって不都合な情報は隠され、国民には知らされない。 ウクライナの戦場で初めて真実を知った若いロシア兵の「悲劇」は、決して対岸の火事ではない。 ――望月衣塑子氏(新聞記者) 憲法9条を、命を賭けて守ってきたのは、“戦場”に送られた自衛官である。 ――伊勢崎賢治氏(東京外国語大学教授)
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4.5中東、欧州移民社会研究の第一人者と新進気鋭のアメリカ政治学者が警告! ガザのジェノサイドを黙殺するリベラルの欺瞞が世界のモラルを破壊する。 もう、殺すな! ◆内容◆ 2023年10月7日、パレスチナ・ガザのイスラム主義勢力ハマスが、占領を強いるイスラエルに対して大規模な攻撃を行った。 イスラエルは直ちに反撃を開始。 しかし、その「自衛」の攻撃は一般市民を巻き込むジェノサイド(大量虐殺)となり、女性、子供を問わない数万の犠牲を生み出している。 「自由・平等・博愛」そして人権を謳(うた)いながら、イスラエルへの支援をやめず、民族浄化を黙認し、イスラエル批判を封じる欧米のダブルスタンダードを、中東、欧州移民社会の研究者とアメリカ政治、外交の専門家が告発。 世界秩序の行方とあるべき日本の立ち位置について議論する。 ◆目次◆ 序 章 イスラエル・ハマス戦争という世界の亀裂 内藤正典 第1章 対談 欧米のダブルスタンダードを考える 第2章 対談 世界秩序の行方 終 章 リベラルが崩壊する時代のモラル・コンパスを求めて 三牧聖子 ◆主な内容◆ ・パレスチナ問題での暴力の応酬と「テロ」 ・ガザから世界に暴力の連鎖を広げてはならない ・ダブルスタンダードがリスクを拡大する ・戦争を後押しするホワイト・フェミニズム ・反ジェノサイドが「反ユダヤ」にされる欧米の現状 ・アメリカとイスラエルの共犯関係 ・ドイツは反ユダヤ主義を克服できたか ・「パレスチナに自由を」と言ったグレタさんに起きたこと ・反ユダヤ主義の変奏としての反イスラム主義 ・民主主義のための殺戮の歴史を直視できない欧米の問題 ・バイデンとシオニズム ・トランプとバイデン ・欧米がなぜか不問に付すイスラエルの核問題 ・誰がイスラエルの戦争犯罪を止められるのか? ・「人殺しをしない」を民主主義の指標に
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-【ページ数が多いビッグボリューム版!】元暴走族・黒羽泰男、現在サラリーマンを奮闘中!! 元レディースで美人の上司・笈川凉子とともに営業の毎日だが、泰男の行く先々でトラブル発生! ある日、取引先から一方的に契約を破棄された泰男たち。その裏には、泰男の暴走族時代の因縁の相手・来栖の妨害があって…!? ヤングサラリーマンの新バイブルコミック、ついに登場!!
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3.3年の瀬に起きた痛ましい〈地下鉄S線内無差別殺傷事件〉。突然男は刃物を振り回し、妊婦を切りつけ、助けに入った老人を刺殺した。時は過ぎ、事件に偶然居合わせてしまった人々には、日常が戻ってくるはずだったが・・・。会社員の和宏は、一目散にその場から逃げ出したことをSNSで非難されて以来、日々正体不明の音に悩まされ始め・・・・・・(「音」)。切りつけられた妊婦の千穂は、幸いにも軽傷で済んだが、急に「霊が見える」と言い出して・・・・・・(「水の香」)。他全6編。事件が終わって始まった、少し不思議でかなり切ない〈その後〉を描く連作短編集。
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-3年4カ月の拘束から得た「教訓」とは? シリアで3年4カ月にわたって拘束された安田純平。本書は、安田と、彼の救出をめぐって苦悩したジャーナリストたちが、このような事態で何をすべきだったか、家族やメディアへの対応は適切だったか、そして、ジャーナリストの仕事について政府や社会にどう訴えていけばいいのか……など、危険地報道をめぐる課題について「本音で」討議した自己検証本である。安田本人による、2002年のアフガニスタンから15年のシリアに至る取材活動の「総括」も収録。◆危険地の現場を取材することの意義は本書でも多くの執筆者が触れており、言を俟ちません。具体的に実行するにあたって、今回の私や家族が経験したものが役に立ち、危険地においてよい仕事をする人が増えていってくれたらありがたいです。――安田純平(本文より)
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4.0こんにちは、みなさん、聞こえてますか?――そう語りかける真銀アヤはバーチャルCTuber。動画ではなく〈意識〉を配信することで人気急上昇中。彼女の【自己紹介】に隠された秘密とは? そして彼女の正体は、いったい何なのか……。「最後にして最初のアイドル」で星雲賞を受賞した日本SF界の新星による、〈意識〉と〈世界〉の本質に迫る新時代のスペキュレイティブ・フィクション。
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3.2時は平安。かぞえで16歳になる、貧乏貴族の暁信は、結婚相手を熱烈募集中。この時代、妻の家柄や資産が出世に大きく関わるのだ。乳兄妹の実唯があれこれ世話をしてくれるのだが、もともと世渡り下手なせいか、何人もの姫にアタックしても玉砕続き。今度こそ、三日夜の餅(結婚成立)を! …と思った姫といよいよご対面というそのとき、暁信の前に物の怪とともに白銀の髪の童女が現れて!?
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