記者作品一覧

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  • ちゃんと「読む」ための本 人生がうまくいく231の知的習慣
    3.7
    毎日5分だけ文章を味わえば、人生が変わる! 「本を読む時間がない」「集中できない」と嘆くあなたに朗報! 累計70万部超の「情報整理の達人」が教える、書く力と話す力を同時に伸ばす「すごいリーディング」 「タイパ(タイムパフォーマンス)が悪い」からと読書を敬遠する人が増えている。だが、本に限らず何かをじっくり読むと、知識以上に得られるものは多い。なにより「言葉を扱う能力」が劇的に向上する。それは著者自身が経験し、証明してきたことでもある。本書では、新聞記者、編集者、作家として20年にわたり「文章」を扱ってきた著者が実践し続ける、「スマホと距離を置く方法」や「自分に大切な文章だけを頭に残す方法」などを公開(その数、じつに231!)。本に線を引いたり、新聞を切り抜いたりして印象に刻むなど、一見するとコスパが悪そうな「習慣」ばかりだが、あなたの人生にきっとプラスになる。読む力が落ちていると言われる現代人に向けて、“丁寧に読む面白さと気持ちよさ”を教えてくれる。「近ごろ読書不足だから、ちょっと読んでみようか」といった気持ちで、ぜひ本書を手に取ってほしい。
  • チャーチル・ファクター たった一人で歴史と世界を変える力
    4.3
    「世界の経営者が最も尊敬するリーダーランキング」スティーブ・ジョブズを抑えて1位! 近現代史上、最重要人物。 第2次世界大戦を終わらせた比類なきリーダーにして、戦後民主主義社会の青写真を描いたビジョナリー。 ノーベル文学賞に輝く文筆家。危機の指導者としての空前絶後の業績と複雑にして魅力的なパーソナリティを、 次期首相候補の一人として国民的人気を誇る現ロンドン市長、ボリス・ジョンソンが描く。 【著者紹介】 ボリス・ジョンソン 1964年生まれ。イートン校、オックスフォード大学ベリオール・カレッジを卒業。1987年よりデイリーテレグラフ紙記者、1994年からスペクテイター誌の政治コラムニストとして執筆、1999年より同誌の編集に携わる。 2001~2008年、イギリス議会下院議員(保守党)。2005年、影の内閣の高等教育大臣に就任。2008年から2016年5月まで2期にわたってロンドン市長を務める。2015年、再び下院議員として選出される。 本書のほかに、The Spirit of London、Have I Got Views for You、The Dream of Romeなど著書多数。 【目次より】 第1章◆ヒトラーと断固として交渉せず 第2章◆もしチャーチルがいなかったら 第3章◆裏切り者のいかさま師 第4章◆毒父、ランドルフ 第5章◆命知らずの恥知らず 第6章◆ノーベル文学賞を受賞した文才 第7章◆演説の名手は一日にして成らず 第8章◆尊大にして寛大 第9章◆妻クレメンティーン 第10章◆代表的英国人 /ほか
  • 中央アルプス殺人事件
    -
    1巻682円 (税込)
    うら若き雑誌記者の行方不明から事件ははじまった。 彼女の足跡を導くのは湖の畔に佇む謎の美女、その果てに中央アルプスで山男がつづけて殺害される。 思わぬ人間模様が明らかになるにつれ、姿を見せぬ殺人者が徐々にその正体を現していく。 信州の大自然を汚す人間の欲望を描いた長編山岳ミステリー。
  • 中学校の授業でネット中傷を考えた 指先ひとつで加害者にならないために
    4.0
    指先をほんの少し動かしただけで、瞬時にして人を傷つけ、ときにはその激しい言葉が人の命まで奪ってしまうネット上の誹謗中傷。テクノロジーが発達した現代の新たな問題にとりくんだのは、全国でもトップの東大進学率を誇る開成中学の神田邦彦教諭(国語担当)だった。神田先生の特別授業を追った白熱の記録が、一冊にまとまった! ネット上の誹謗中傷はなぜ起こるのか? どうしたらなくせるのか? 現代社会に忽然と姿を現し、いまだ解決の糸口さえつかめていないこの大きな課題に対して、開成中学の生徒たちは、神田先生とともに真剣に考え、議論を戦わせた――。 その迫真の授業を再現するとともに、新聞記者である著者と、授業に参加した生徒たちとの対話、授業をふまえて生徒たちがまとめたレポートもあわせて掲載し、この問題へのさまざまなアプローチを紹介していく。 巻末には、リアリティ番組『テラスハウス』に出演した際の言動がネット上で批判の的となり、自ら命を絶ったプロレスラー・木村花さんの母・響子さんが千葉県の小学校で行った特別授業の全容も掲載する。
  • 中期ハイデガーの思索と転回
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 初期のハイデガーの著作『存在と時間』は、序論に記された計画の3分の1だけで刊行された。その後、中期にあって自ら「転回(ケーレ)」を公にしたのが、1947年の『「ヒューマニズムについて」の書簡』である。後期のハイデガーに至る過程に焦点を当てて論じる。 【目次より】 まえがき 主要著作とその引用記号 I ハイデガーと形而上学 II ハイデガーにおける思索の転回の端初 一九二〇年代後半の〈無〉〈世界〉〈存在〉をめぐって III ハイデガーにおける思索の旋回 一九三〇年代における〈自然〉〈人間〉〈神〉をめぐる十五の問い IV 一九三〇年代におけるハイデガーの思索の意味 V ハイデガーとニーチェ 1 ニーチェの「力への意志」とハイデガーの思索 2 ハイデガーのニーチェ批判 『ニーチェ』第一巻に即して VI 一九四〇年代におけるハイデガー その思索の意味 付編 I ハイデガーから見たサルトル 実存主義・ヒューマニズム・現象学批判 II ハイデガーの大学論 III 『デア・シュピーゲル』誌記者との対話 一九六六年九月二十三日 IV ハイデガーと現代の哲学 初出一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 中国ウオッチング
    -
    1巻1,111円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天安門事件後、中国に何が起こっているのか。第一線の記者が路地裏を徹底取材、報道の裏側にある中国の真実、人々の素顔を描き出す。

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  • 中国共産党 闇の中の決戦
    -
    2015年8月、天津で起こった空前の大爆発。これは習近平・中国国家主席を狙ったテロだったのか。不気味な不協和音が響く中国共産党の最高指導部内で、いま何が起こっているのか。 「反腐敗運動」で政敵を次々に追い落とし、盤石を誇った習近平の体制が、いま揺れている。天津の大爆発、北朝鮮をはじめ周辺諸国との危うい緊張関係、南シナ海裁判での完敗、大失敗に終わった米中首脳会談、政権幹部を脅かす「爆弾文書」の存在、政権が発足して初めての側近失脚……。 驕りゆえに難局を招いた最高指導者が置かれた現実と、激しさを増す党内権力闘争の裏側を、ボーン・上田賞記者が独自の取材にもとづき鮮烈に描く。世界の政治経済を動かす主要なプレーヤーである中国の動向を見通す上で必読の1冊。
  • 中国経済を読み解く 誤解しないための8つの章
    -
    日本人の中国経済に対する見方は極端ではないか? 本書は、日本人の中国経済の理解が、歴史的な経緯や中国の広大さ、多様さ、特殊性を踏まえないことが多いのに対し、こうした観点から中国経済を捉え直すことにより、中国経済への理解を深めることを意図している。中国との事業にかかわるビジネスマンだけでなく、広く中国に関心を持つ読者に読んでもらいたい本。元経済紙記者の中国経済論。
  • 「中国新聞カープ検定」公式テキスト
    -
    プロ野球・広島東洋カープが公認する「カープ検定」(中国新聞社主催)。 主催者である中国新聞は、 球団創設以来、選手たちの活躍ぶりや、練習に汗を流す姿を、 時に厳しく、時に優しく、そして常に熱く、伝え続けています。 長年にわたって紙面で紹介してきた数々の記録や話題、 担当記者たちの取材を基に作成されたのが、この「カープ検定」。 2016年に第1回試験が開催され、大きな話題を呼びました。 2017年は、WEB検定(3級)、会場検定(2級・1級)の開催が決定。 その公式テキストとして、発刊されるのが本書です。 収録問題は、全180問。 問題と解答に加え、詳細な解説を掲載し、試験の傾向と対策を分析します。 また、本番の試験では、本書からの出題も予定されています。 目指せ、カープマスター! ■目次 ・第1章 赤ヘル旋風、再び ・第2章 四半世紀に渡る低迷期 ・第3章 選手パーソナル問題選 ・第4章 広島の街とカープ ・第5章 初優勝から築きあげた黄金期 ・第6章 カープ黎明期 ・巻末付録 鯉するひろしま カープお散歩マップ ■著者 「中国新聞カープ検定」作問委員会
  • 中国 人口減少の真実
    3.7
    ■「肥満児急増」「恋人レンタル、結婚をしない若者」「5千万人分の食べ残し、いまや飽食の時代」「剰男(男余り)東南アジア、ロシアからの花嫁」「驚愕の判例『親の面倒を見ないと遺棄罪』」「広場ダンスに熱狂、早すぎる50歳定年」「巨額の教育費、医療費、結婚できない若者」「徴兵検査の半数以上が不合格」などなど――。 ■中国が人口世界一の座を5年後にも、インドに譲ることに。14億人といわれる人口は中国の成長の源泉であり、成長の阻害要因でもありました。その巨大な人口が減少に転じるとき、中国で何が起きているのか、これから何が起きようとしているのか。 ■ペストの流行が中世の終わりを招来し、ルネサンスをもたらしたように、中国の人口減少は農村の貧困問題を解消し、AIによる発展をもたらすのか、それとも、大国の斜陽をもたらすのか。 ■本書では、敏腕記者が、中国社会の実情を伝えるニュースや出来事を通じて、中国の人口問題の全体像を明らかにしていきます。あわせて、中国の人口減少という世界史的な大転換とどう向き合うべきなのか、その糸口を提示します。 ■著者は広く読まれた前著『中国「内陸発」:底辺から見た中華世界の真実』(1999年刊、2002年ビジネス人文庫化)で、経済発展の進み始めた中国社会の変貌をビビッドに描きましたが、今回は、予想外に早く発展の下り坂を迎える中国社会の変化を豊富な話題で解説します。
  • 中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか――中国インバウンド54のヒント
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    【内容紹介】 「中国インバウンド」を呼び込みたい人、 「爆買いの現在〈いま〉」を知りたい人、 「中国人富裕層マーケット」を取り込みたい人へ…… 『「爆買い」後、彼らはどこへ向かうのか?』(2015年刊)で、モノ消費からコト消費への移行を予見した著者が、中国のトレンドを牽引する成熟した富裕層の等身大の姿を描く──。 見えてきたのは、《中国インバウンドを狙うためのヒント》だった! 「百度(バイドゥ)」「銀聯カード」「Ctrip(シートリップ)」「京東商城」「日本美食」など13社以上の中国系インバウンド企業への取材、中国のトレンドリーダーといえる複数の富裕層たちへの緻密なインタビューから紐解く、彼らが日本に惹かれる理由とは──? 【著者紹介】 中島 恵 (なかじま・けい) 1967年、山梨県生まれ。新聞記者を経て、フリージャーナリストに。 中国の経済や文化から、中国人の考え方や生き方にいたるまで、現地へ赴き、生の声を聞いて集める取材力に定評がある。近著に『なぜ中国人は財布を持たないのか』(日本経済新聞出版社)、中国のインバウンドに関する『「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?』(プレジデント社)、そのほか『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』『中国人エリートは日本をめざす』(中央公論新社)などがある。 【目次より】 まえがき プロローグ 「爆買い後」の今だからこそ、日本に惹かれる中国人 第1章 洗練された富裕層が心を揺さぶられるもの 第2章 中国系インバウンド企業は“黒船”ではない 第3章 ニーズはある。あとは彼らとどう繋がるか 第4章 「スマホがすべて」。中国人の劇的な変化からわかること 第5章 観光こそ日本の未来を明るくする“生命線” エピローグ 洗練された富裕層を惹きつけるために必要なもの あとがき
  • 中国に喰い潰される日本 チャイナリスクの現場から
    4.0
    1巻1,200円 (税込)
    日本国民は知っているだろうか? 日本の中国報道は恐ろしく偏ったものであることを。そして、日中ビジネスにはとんでもない危険をはらんでいることを……。中国に対する過剰なおもねりと報復への恐怖心が、日本人と日本の報道を萎縮させている。なぜこのようなことが起こるのか。その構造と現状を事実に基づいて暴露する!安倍訪中を歓迎した中国の事情、「女性問題」と「利権」で駐在員を籠絡、日本メディアだけを縛る「日中記者協定」、際限のない「カンパ」要請、ナメられ放題の日本企業、外務省の援助は中止・財務省の融資は増加の怪、対中「外交敗戦」を生み出す親中利権ネットワーク……。本書の目的は中国を批判することではない。あくまでも「現実」を伝えることである。日本の大手メディアは絶対公表しない事実が満載。「本当の中国」を知り、今後の付き合い方を考えるためには必読の書。

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  • 〈中国の時代〉の越え方 :一九六〇年の世界革命から二〇二〇年の米中衝突へ
    -
    1巻2,376円 (税込)
    デジタル・レーニン主義の可能性 「なぜ中国語を第二外国語として選んだのか、中国研究を行う意味は何か」 1958年の勤評闘争のさなか、のちに国会に突入して亡くなる樺美智子が著者にこう質した。 スターリン批判の衝撃を受けて、一国社会主義革命ではなく「世界革命」が時代の旗幟になっていた時代である。若き著者は「世界革命」には馴染めず、「日中戦後処理」に傾く。そうした見方を教えてくれたのが石橋湛山だった。東洋経済の記者となり、湛山の謦咳に接して、著者の中国観の骨格が形作られた。 中国衰退論から中国脅威論まで、勃興する隣国に対する眼差しはどこか歪んでいる。たしかに社会主義中国には首肯しがたい出来事が多い。 一方、「改革開放」へ舵を切り、世界第二の経済大国となった中国が眼前に屹立している。単に経済だけでなく、QRコード、5G、量子はじめ、中国は科学技術の最先端国でもある。そしてそれは政治面では〈デジタル・レーニン主義〉の相貌を持って現れつつある。 パクス・シニカの時代をいかに乗り越えていくか? その先にあるものは何か? 透徹した眼差しで未来を捉えた新たな社会主義論!
  • 中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め
    3.9
    自由な報道が許されない中国では、記者たちのワイロ要求や捏造記事は当たり前。一方でネットを武器に、真のジャーナリズムを模索する者も。元北京支局記者による最新報告。

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  • 中国「反日」の虚妄
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    2005年春に中国各都市で荒れ狂った反日暴力デモ。その裏に隠されているものは一体何なのか。著者の長年の国際報道記者としての視点と、産経新聞初代中国総局長を務めた経験から、無法国家・中国の策動を余すところなく暴き出す。「歴史を鑑にして」という中国首脳の発言の裏に存在する、中国の歴史観の虚構性と、それへのアメリカからの批判。過剰なナショナリズムを煽り立てる「反日教育」。「政冷経熱」というスローガンに絡め取られる財界人の愚。「東アジア共同体構想」をぶち上げ、アメリカ国内の「反日集団」を操る中国へのアメリカの不信のまなざし。そして、もはや沈黙してはいられない恐るべき中国軍の軍拡の実態。「靖国」攻撃の本質……。「友好」という言葉によって封じ込められてきた真実が白日の下にさらされたいま、日本はいかに対応すべきか。まさに日米中の三カ国を知り尽くす著者だからこそ書ける、いま必読の立体的な中国論である。

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  • 中国バブル崩壊
    3.6
    2015年6月中旬にピークをつけた上海総合指数は、その後3週間で3割下落。 慌てた中国当局は矢継ぎ早に株価維持策を繰り出し、市場はいったん 落ち着きを取り戻すが、8月11日、再び衝撃が襲う。 中央銀行が人民元の切り下げを打ち出し、世界は同時株安に見舞われたのだ──。中国経済に、いま何が起こっているのか。中国政府の統制がきかず、経済がクラッシュする「悪夢」現実のものとなったとき、日本と世界にどんなショックを与えるのか。 国内と世界各地に駐在する市場・経済担当記者が総力を挙げて描き出す!
  • 中国不要論(小学館新書)
    値引きあり
    -
    仮想敵国に経済依存すれば、属国化する!  中国経済が失速して、株価が大暴落したのが2015年のこと。しかし、中国共産党による介入で再び不動産バブルが起こり、そのバブルが崩壊するのは時間の問題とされている。そんな状況下でも中国共産党政府は、まさにやりたい放題だ。日本の領海や領空を頻繁に侵犯したかと思えば、南沙諸島を不当に埋め立てている。日米やASEAN諸国からどれだけ批判されようとも、中国側は岩礁埋め立て、軍事基地を次々と建設し、南シナ海を囲む「九段線」の実効支配を進めている。  ところが、日本の大手メディアは中国に対し、及び腰だ。実は日本の新聞社やNHKをはじめとするテレビ局は「日中記者交換協定」というものを結んでおり、中国に対して不利な報道をしないように決められているのだ。だから、中国の真実について報じようとしない。そればかりか「中国なしでは日本経済は成り立たない」などとミスリードを連発し、ビジネス界でも当たり前のように受け入れている。果たして本当なのか。 公式データを元に調べて見ると日本は中国に経済依存などしていないし、むしろ中国と付き合うことのリスクの方が高いことが窺える。日本経済は中国がなくともまったく困らないのだ。
  • 中世ラテン語の辞書を編む 100年かけてやる仕事
    4.0
    「効率を優先する現代社会で、働くことの意味を考えさせてくれる一冊」出口治明(「朝日新聞・書評欄」) 生きているうちに完成をみない仕事にやりがいを感じられますか? 英国で言葉を紡ぎ生きる人々の生き方を通じて文化の豊かな価値を提示し、効率重視の社会に生きる私たちの働き方を問うノンフィクション。 法の支配を定め、民主主義の基本となった「マグナ・カルタ」を正確に読み解くために必要なのが、中世ラテン語辞書。 英国は二〇一三年末、準国家プロジェクトとして『英国古文献における中世ラテン語辞書』を完成。 プロジェクト始動は第一次世界大戦が始まる前年の一九一三年。辞書の完成までに費やされた時間は百年。 新聞社の海外特派員記者として英国駐在した機会を活かし、著者は本書を書き上げた。 ラテン語の言葉の豊かさと歴史、現代日本で辞書を編んで生きる学者や編集者へのインタビューを通じて文化的活動の価値までを描き出すノンフィクション。
  • 中東崩壊
    4.0
    5年近く内戦が続き、ISを生み出し、難民問題も生じているシリア、秩序が形成できないイラク、強硬路線を選択しつつあるサウジ、米国との宥和を狙うイラン、安定への道を歩もうとするチュニジア--。 IS(イスラム国)、イスラム教内の争い、近隣諸国への難民とシリア問題は国際情勢の危機の震源地となっている。過激派掃討やアサド政権の退陣など何を優先するかをめぐって関係国の間に大きな隔たりがあり、ISなどの掃討には地上部隊の派遣が欠かせないが、米国やアラブ諸国は消極的だ。米国は各国にシリアの安定のために協力を呼びかけているがうまくいっていない。 もうひとつ中東を不安定化させているのが、サウジアラビアとイランを一触即発の状態にしている宗派対立だ。イスラム教徒全体はスンニ派が9割を占める。イスラム教が生まれた現在のサウジアラビアやカタール、アラブ首長国連邦(UAE)などに多い。シーア派はイランやイラクなどに広がる。基本的に多くの信者は他の宗派を敵視しているわけではない。宗派対立が問題になるのは、経済の利権や政治の権力争いに結びつくからだ。 トルコでもクーデター未遂が起きるなど、中東では問題がない国はありえないといっても過言では無い。 本書は、「なぜ中東は崩壊してしまっているのか」という視点から、このような事態を生み出している歴史・経済・政治・社会・民族・宗教など様々な要因を解きほぐし、現地記者の目線で、最新の情報も織り込んで解説する。
  • 中途半端なブスはグレない~劣等感や嫉妬心に支配されない生き方~
    値引きあり
    -
    誰もが持つ劣等感や嫉妬心を克服し、ポジティブでアクティブな人生を送る秘訣を世界の金言、格言、心理学を用いて紹介する。 事件記者・ノンフィクション作家として数々の凶悪犯罪者を取材してきた著者が、人生を破滅させる負の感情(劣等感や嫉妬心)を自覚し、コントロールすることの大切さを説く。<だれにでも、何かしらの劣等感があるはずです。 劣等感は、たいてい妬(ねた)み、嫉(そね)み、僻(ひが)み、やっかみ、焼きもちといった嫉妬心をともなっています。(中略)それをうまくコントロールすることで、生きる姿勢がネガティブからポジティブへと変わっていく自分の姿を確認できるはずです。>(「まえがき」より)。「和歌山毒物カレー事件」「西鉄バスジャック事件」など自身の取材経験はもちろん、話題のアドラー心理学から偉人の人生、格言・名言、宗教・哲学まで幅広い文献や実例を紹介して前向きに生きる方法を紹介する。
  • 超多忙でも“さらに”やりたいことができる ひねり出す時間術
    -
    ■いつも時間に追われている人に 40歳までは一つの仕事だけに忙殺されていた著者が、 ラジオプロデューサー、大学講師、コメンテーター、執筆業という4足のわらじを履き、 さらにプライベートの時間まで確保できるまでになった「実践的タイムマネジメント術」 時間術というと、「限られた時間の中で、いかにムダを省き効率性を上げるか」に目がいきがちです。 しかし仕事の効率を上げるのには限界があるし、しんどいです。 少し発想を転換することで、時間を確保することはできるのです。 本書の時間術を学べば、特別な能力がなくても、睡眠時間を削らなくても、 時間を捻出できるようになり、“さらに”やりたいことができるになるはずです! ・たとえ10分しかなくても、一歩でも実行する習慣をつくる ・「少しずつ」ではなく、「半分の時間で終わらせる」方法を考えてみる ・つねに数分前に行動するという習慣をつける ・明日までの仕事・楽な仕事ではなく、先の仕事・厄介な仕事から取りかかる ・「スキマ時間用の仕事」「調子が出ないとき用の仕事」をリスト化しておく ・発想を変えれば、土日の48時間は60時間になる ・やりたいことがあれば、24時間の中から数時間を「天引き」する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■【例1】やらないよりマシという発想が大切 会議まで10~20分あったとします。 多くの人は「ここで何かを始めても、中途半端になっちゃうな」と手を止めてしまいます。 しかし中途半端なところで中断することになっても、一つの仕事を3割でも先へ進ませることができただけマシ。会議後の仕事がわずかでも軽減できただけマシなのです。 ■【例2】「スキマ時間用の仕事」をリスト化しておく 「打ち合わせが5分早く終わった」 「取引先が来る時間が約束の時間より10分遅れる」 突然ちょっとした時間ができても、何をしていいか分からないものです。 こうした時間を無駄にしないために、日頃から「5分でする仕事」「10分あったらする仕事」のリストを作っておきましょう。 この微差は、後の大差になるはずです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■「やりたいことがあるからこそ、時間をつくれる」 こんなふうに考えている人が多いのではないでしょうか? 「時間がなくて、新しいことに挑戦する余裕がない」 「時間がなくて、趣味や人付き合いを楽しめない」 「時間がなくて、体を休めることができない」 しかし世の中には、精力的に多くの仕事をこなし、プライベートでも多彩な趣味を楽しみ、人付き合いも大切にしている人がたくさんいます。 また、時間に追われる生活を続けていると、体はもちろん、心まで壊れてしまいます。 「時間があれば、やりたいことができる(×)」と考えるのではなく、 「やりたいことがあるから、時間をつくれる(◎)」と考えるのです。 本書を読んで少し発想を変えれば、「時間に追われる人」から「時間を支配する人」に生まれ変われます。 ■著者略歴 清水克彦(しみず・かつひこ) 1962年、愛媛県今治市生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士後期課程在学中。 文化放送入社後、政治記者を経てアメリカ留学。帰国後、全国ネットニュース番組のキャスターや他局の番組コメンテーターなどを歴任。江戸川大学や育英短期大学で講師も務める。 現在は、文化放送報道ワイド番組チーフプロデューサー兼ニュース解説を務めるほか、執筆や講演活動も行っている。著書多数。
  • 頂点への道
    3.9
    「夢は世界チャンピオンになること」 小学校の卒業文集に、そう記した。 ●わずか5年前、怪我に苦しみ、世界ランク898位から再スタートした。 世界各地を週ごとに転戦し、日程によっては深夜2時まで試合を続けることもある。 ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、マリー、世界の4強と相まみえる精神的重圧と高揚。 2014年、運命のコーチ、マイケル・チャンを迎えて「動かず攻める」攻撃テニスが開花。頂点をめざす! ●本人が2010年からつづってきた生の言葉で、試合の内幕、負傷の苦悩、戦いへの決意が語られる。 ジュニア時代より彼を追ってきたテニス記者、秋山英宏がテニスの基礎知識を解説、大きな試合をレビューすることで、知られざる苦闘がさらに立体的に見えてくる。 現役の世界トップアスリートが自らの言葉でここまで記した書籍は稀。 国民的ヒーローの初めての自著、テニスファンならずとも必携です。
  • 蝶の眠る場所
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    「私は事件には一切関係していません。真犯人は別にいます」そう言い残して絞首台を登っていった男。時は巡り、小学生が学校の屋上から落ちて亡くなるという事故が起きる。いじめによる自殺の線で取材を進めていたテレビ局社会部の女性記者は、少年の母親が、冤罪が疑われる事件の加害者として極刑となった男の娘だと知る。果たして二つの事件と事故に関連はあるのか!? 警察権力との暗闘の果てに、女性記者が辿りついた真実とは
  • 千代田区一番一号のラビリンス【電子改訂版】
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    皇室を巡るタブーに一石を投じる「問題小説」。 主人公のドキュメンタリストは、天皇の生の言葉を引き出したいという熱情に突き動かされ、象徴天皇制の本質に迫る番組企画を立ち上げた。 そして、ついに企画実現の突破口を探り出す! 平成の世。天皇ご夫妻の日常生活をドキュメンタリー作品 として記録したい。ある映画監督の宿願をこの物語に託す ! 【目次】 プロローグ「タヌ吉はまた別よ」 1 日比谷通りの交差点「今の天皇に似ている人か」 2 ブリトーとランチ「穢れが感染るから」 3 信号はいつも青「もちろん理由は知っています」 4 実家に掲げられた写真「だから燃えるゴミよ」 5 御所のラビリンス「ちょっと様子を見てこない?」 6 デートの夜「性欲はあるの?」 7 床の穴「触らなければ扉を開けられない」 8 憲法一条「おまえはこの企画の提案者じゃないか」 9 再会「ごたごたうるさいよ」 10 タブーを撮る「断言するけど数字は絶対にいい」 11 百十三年目の直訴状「つまりメイキングを軸にする」 12 隣室のゴソゴソ「私たちは何の音を聞いたのかしら」 13 一般参賀「あなたは秋篠宮殿下かしら」 14 過程を撮る「愛されているよ」 15 阻もうとする人たち「だからタブーなんだよ」 16 一般参観の午後「ケガレ思想だと思うよ」 17 会えるかもしれない「だからご会釈願うだってば」 【著者】 森達也 1956 年広島県呉市生まれ、映画監督・作家。明治大学特任教授。1997 年ドキュメンタリー映画「A」を公開。その後、「A2」「FAKE」「i-新聞記者ドキュメント-」等の監督を務める。著書『「A」撮影日誌』(現代書館)、『放送禁止歌』(知恵の森文庫)、『下山事件(シモヤマ・ケース)』(新潮文庫)、『いのちの食べかた』(角川文庫)、『死刑』(朝日出版社)等多数。
  • チリ33人 生存と救出、知られざる記録
    -
    チリの鉱山で働く男たちに世界の目がくぎ付けになった。摩天楼サイズの岩が崩落し、地下700メートルの深さに33人が閉じ込められたのだ。鉱山は長年の無秩序な掘削のおかげでネズミに食い荒らされたチーズのようになっていた。彼らの生存率は限りなく低く、鉱山の所有者たちに労働者たちを救出す能力は無かった。政府の全面支援のもと、壮大な救出計画がスタート。大統領は全世界へ救出のアイデアを求めた。チリはもちろん、各国から集まった学者、医師、作業員などの救出ボランティア、2000人以上のメディア、そして家族の生還を待ち続けてテント生活を送る家族たちで鉱山付近は村の様相を呈するようになってくる。そのころ地下では、男たちが地下の避難所にあったわずかな食料を分け合いそれぞれが能力を発揮して創意工夫し、協力しながら、この難局を乗り越えようとする。だが、先の見えない絶望、餓死の恐怖、やがて共食いさえ考えるようになる。地上ではさまざまな救出プランが進行するが、次々に挫折し担当者たちは苦悩する。やがて必死の作業の末、地下に届いた小さな穴。そして地上へ送られたメッセージ…。だがそこからどうやって救い出すのか?地上との連絡が取れたことで失われる男たちの団結。そして感動救出劇のさなかで発生した新たな危機。派手な戦闘も流血の惨事でもないニュースが全世界を引きつけた。現場で取材ができた唯一の記事記者であった著者が記す驚愕の記録。

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  • 沈黙の終わり(上)
    4.1
    二十年掛けて築き上げてきたことが、ここで一つの形となった。――著者 20周年を飾る、記念碑的作品、誕生。 30年間隠されてきた連続幼女誘拐殺人。県を跨いだ、幼女を狙った卑劣な事件。縄張りに拘る無駄な県警のプライド。利権を死守したい政権による圧力。若手とベテラン、二人の記者が、すべてを乗り越え、隠された真相を追う!
  • 沈黙の提督井上成美 真実を語る
    3.0
    終戦後25年、ひたすら沈黙を守った元海軍大将・井上成美が、第一線の海軍記者である著者に語った太平洋戦争秘話。
  • TEAM P 捜査一課特捜本部事件録
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    夕方から雨が降った日、ゴミ捨て場で発見されたのは一人の女性記者の遺体だった。 県警(特殊捜査一課)の流、富永、そして彼らの警察学校時代の教官でもある吉岡らは、ビデオに映っていたカッパを着た人物を捜すが、一向にその足取りは掴めない。 公園に落ちていた殺された女性のハンドバッグ、殺された刑事の妻、そして警察関係者を狙った人質事件。犯人の手がかりを追っていく中、無関係だと思われた複数の事件が繋がってゆく――。 事件の真相を追う捜査一課の苦悩や、警察内部の実情をリアルに描く。 権力、昇進、正義、そして仲間。事件の先に彼らが見る光景とは。 <著者紹介> 泉 真一朗(いずみ しんいちろう)福岡県警を2020年に退職し小説を書き始める。 県警時代は大半を刑事部門で勤務。

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  • ヂャンギリぽんぽん
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    陸蒸気(おかじょうき)や瓦斯燈(がすとう)等の文明開化に沸く時代、明開新聞社の青年記者が世相を追いかける懐古的青春ストーリー!! 時は明治初期、情熱をほとばしらせる若き新聞記者・原之進(げんのしん)は病に伏せる妹・小桃が、絵でもいいから陸蒸気を見たいという言葉を聞いて発奮。さっそく、新入社員の友樹を伴って陸蒸気開通式に向かうのだったが…。
  • 追及力~権力の暴走を食い止める~
    4.4
    国家レベルの不正が疑われる森友・加計問題で、政府への厳しい質疑が注目を集める新聞記者と野党議員による緊急対談。問題の焦点は首相が便宜を図ったか否か。まさに民主主義の根幹を揺るがす大疑獄だ。ところが当初、仲間からも「そんな小さな問題に」という反発の声が上がった。それでも二人が問題の本質を見抜き、自らの信念を貫けたのはなぜか? 一強多弱で権力が暴走する今、ジャーナリズムと野党の存在意義を問い直す。
  • 追跡 税金のゆくえ~ブラックボックスを暴く~
    3.8
    67兆円。過去最高額を記録した2021年度の税収だ。近年は右肩上がりで、同時に私たちの租税負担率も上がる。では、その税金は無駄なく使われているのか。素朴な疑問から取材を始めると、そこには愕然とする現実があった。一般社団法人による“中抜き”、野ざらしの巨額基金、政府も内訳不明な五輪経費――。増税の前にもっと見直すべきことがある。粘り強い取材で明らかになったその杜撰な実態を、気鋭の新聞記者が克明に記す。
  • 追尾~みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎~
    値引きあり
    3.8
    舞台は東北自動車道、驚愕のノンストップ誘拐捜査! 岩手県雫石高原を目指していた大手進学塾・首都圏ゼミナールの強化合宿バスがハイジャックされた。人質は、難関中学合格を目指す小学五年生三十名。犯人は身代金十億円を要求する。車内には、停職中の警視庁捜査二課管理官・田名部昭治も娘とともに同乗していた。  大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢賢一郎は、犯人グループが金融取引の専門知識を悪用して身代金奪取を企てていることに気づく。警視庁捜査一課特殊班捜査係(SIT)、特殊急襲部隊(SAT)をも翻弄する身代金受け渡しスキームを、宮沢と田名部は阻止することができるのか。バスは東北自動車道を北上、タイムリミットが刻一刻と迫る!  すぐれた警察小説にして映画『スピード』も顔負けのノンストップ・サスペンス。誘拐ミステリーの新たな傑作が、文庫書き下ろしで誕生!
  • 大正空想魔術夜話 墜落乙女ジヱノサヰド
    3.5
    [號外]“墜落乙女”活キ人形と交戰す。 ──昨夜深夜。再び「活キ人形」上野に現はれる。帝都民に襲い掛るも、此れを屠る謎の乙女現はる。目撃者談に拠れば高所から墜落せしめ此れを撃退せり──。 時は大正、帝都・東京。 今般、帝都民を脅かすのは、螺子巻き仕掛けの異形の化物「活キ人形」と、魔術によってそれを悉く凄惨に屠る、異端の少女・墜落乙女──。 彼女を追う少年記者・乱歩が見るのは、誰をも寄せ付けない少女がその裏に隠した真実か、それとも破滅への道か……?
  • 痛快あばれブン屋 1
    完結
    -
    アカツキ新聞・社会部遊軍記者、早乙女文矢はケタはずれの暴れん坊だ。社会正義のためならば、ペンも腕力も大いに振るう。ひき逃げ事件を追いかけて、たどり着いたら代議士の息子。口止め料は1億円だと? 怒り心頭、金じゃ売らないブン屋魂に火がついた!
  • 通貨烈烈
    -
    すさまじい円高・ドル安をまねく国際通貨政治の仕組みとはいかなるものか―世界を駆け巡る朝日新聞の第一線記者がG5・G7など、国際会議の緻密な取材と通貨外交に携わる首脳たちの肉声を通して、その解明に挑む。吉野作造賞を受賞した国際的ノンフィクション。
  • 通信業界の裏側が分かる 2015(日経BP Next ICT選書)
    4.0
    3大キャリア新たな戦場へ 舞台裏から将来展望まで専門記者が鋭く分析 2014年は「MVNO(仮想移動体通信事業者)元年」と言える一年でした。 MVNOという言葉は馴染みが薄いかもしれませんが、「格安スマホ」を提供する会社と聞けば、ピンとくる方は多いでしょう。 本書はこのMVNOをはじめ、NTTドコモによる固定と携帯の「セット割」解禁、通信サービスへのクーリングオフ導入とSIMロック解除の義務化など、2014年の通信市場を騒がせたトピックスを日経コミュニケーションと日経コンピュータの専門記者が詳しく解説しました。 MVNOが台頭した背景や事業の仕組み、総務省を舞台とした激しい議論の裏側とNTTの巧みな戦略、そしてケータイショップの生き残りをかけた戦いなど、日本の通信業界の実態を生々しく描いた1冊です。
  • 通知表をやめた。
    4.0
    【3月25日『朝日新聞』「オピニオン&フォーラム」にて、著者の國分一哉先生のインタビューが掲載】 【3月24日NHK「首都圏情報 ネタドリ!」にて香川小学校の取り組みを紹介!】 【2月17日NHK「おはよう日本」(関東甲信越)にて香川小学校の取り組みを紹介】 【推薦!】 公立なのに定期テストも制服もやめた世田谷区立桜丘中学校元校長 西郷孝彦氏 “子どもファーストな教育”を描くドキュメンタリー映画「夢みる小学校」監督 オオタヴィン氏 【全国25紙で取り上げられ大反響!】 共同通信で配信、全国25紙で取り上げられ多数の賛否両論を巻き起こした、通知表をやめて1000日の神奈川県茅ヶ崎市立香川小学校の挑戦の記録。 なぜ香川小学校は通知表をやめたのか? 通知表はなくしてもいいのか? どのような議論がされたのか? 保護者の反応は? そして、なにより子どもたちは変わったのか? そして、これからどうなるのか? 共同通信の記者が丁寧に取材を続けた記録から、これらの疑問への答えが見えてきます。 子どもたちの成長のために、その姿を保護者へ伝えるために、日々格闘する教師たちの率直な声、そしてこの取り組みの教育的な価値とは・・・香川小学校の取り組みの全貌がわかります。 「茅ヶ崎市立香川小学校は、2020年度から『通知表』という手段で保護者や子どもに評価を伝えることをやめました。……通知表という手段ではなく、そのほかの手法で子どもたちの姿を保護者に知らせていくことを選びました。これは一つのチャレンジで、これが正解かどうかはまだわかりません。……通知表ではない形で保護者に子どもの姿を伝えていくことを決断したことで、見えてきたものが多くあります。……わたしたちは、通知表をなくす取り組みによって、子どもも学校も変わっていくと信じています。」(香川小学校長 國分一哉「まえがき」より)
  • 憑かれた女
    3.2
    自称探偵小説作家の井手江南に伴われ、エマ子は恐る恐る不気味な洋館の中へ入った。そして問題のドアが開かれた瞬間、彼女は恐怖の悲鳴を上げた。部屋の隅に燃えさかる暖炉の中には、黒煙をあげてくすぶり続ける一本の女の腕が! ここ数カ月間、日夜恐ろしい悪夢に悩み続けてきたエマ子は、それが実際の事件として眼前にくり広げられたと知って戦慄した……。名探偵由利先生と敏腕事件記者三津木俊助が、鮮やかな推理を展開する傑作長編、ほか首吊り船/幽霊騎手の2篇を収録。
  • 突き抜けた人材“異能ベーター” ネスレ、トヨタ、DeNA(日経BP Next ICT選書) 日経情報ストラテジー専門記者Report(4)
    無料あり
    -
    「日経情報ストラテジー」専門記者のデータ分析経営レポート(4) 本書の平均読了時間約32分(約18,900字)  「イノベーションを起こせ!」。多くの企業では今、トップの大号令が響き渡っている。だがちょっと待ってほしい。  そもそもあなたの会社には、イノベーションを生み出せる土壌が整っているのだろうか。  一口にイノベーションと言っても、新規事業開発と既存事業の変革の大きく2つに分かれる。どちらにしても、新しいことに取り組める人材は、社内の“異端児”であることが多い。  人とは違う発想ができ、しかも行動に移せるからこそイノベーションは起きる。本書ではそうした突き抜けた人材を「異能ベーター」と呼ぶ。 ※本書は日経情報ストラテジー2014年11月号の特集記事「異能ベーターの条件」をスマホ向けに再構成したものです。 【目次】 PART1 ネスレ日本の“発明” 社内転職で退路断ち、オフィス行脚 PART2 トヨタが農業の驚き 現地現物で汗かくのは水田も同じ PART3 DeNAがDNA検査 強烈な個人体験が第2創業の情熱に PART4 カルビーが百貨店ポテチ 開発素人を隠さず、流通のプロに聞く PART5 InnovationCafeの発起人 データサイエンティストの次が見えた PART6 ここにもいた企業内イノベーター データ分析は現場の意識を変えられる
  • 月の虹
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新聞記者の瀬尾は、取材先でバイトをしている大学生・静音に出会い、美しい容姿と明るい性格に惹かれる。いつしか付き合い始めるようになった二人だが、瀬尾が企業間の合併をめぐる熾烈なスクープ合戦に巻き込まれている間に、静音の心は徐々に“壊れ”ていく。そこには瀬音の知らない、静音と母親との葛藤があった……。
  • 月の淀む処
    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    消えた死体、謎めく大量の骨壺…… 怪しいのは、住民全員。 マンションで連鎖する狂気の事件の真相は……!? 注目の気鋭による戦慄のホラーミステリー! 築40年のマンション・パートリア淀ヶ月に引っ越してきたフリーライターの紗季。ある日、敷地内で行われていた不気味な盆踊りに遭遇する。 祭りに乱入した女が連行されるのを目撃した彼女は、隣の部屋に住む雑誌記者の真帆子と共に調査をはじめるが……。 住人たちの持つ奇妙な風習、連続して起こる行方不明事件、徐々に明らかになる驚愕の事実とは……!? 【目次】 プロローグ 第一章 泣く女 第二章 消える男 第三章 替わる男 第四章 描く女 エピローグ
  • 償いは残酷に
    -
    大手会計事務所の秘書ローレルのもとを有名作家の“ジョナサン・グレイヴズ”が訪ねてきた。しかし、そこにいたのは6年前彼女を地獄に陥れた記者オリヴァだった。15歳の時、ローレルは義父にレイプされかけ、裁判で酷い目にあわされた。そんな時優しい言葉で近付いてきて、彼女を見世物にした男・・・彼の目的は一体!?
  • 償いは残酷に【特典付き】
    -
    【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!大手会計事務所の秘書ローレルのもとを有名作家の"ジョナサン・グレイヴズ"が訪ねてきた。しかし、そこにいたのは6年前彼女を地獄に陥れた記者オリヴァだった。15歳の時、ローレルは義父にレイプされかけ、裁判で酷い目にあわされた。そんな時優しい言葉で近付いてきて、彼女を見世物にした男・・・彼の目的は一体!?
  • 償いは残酷に【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    大手会計事務所の秘書ローレルのもとを有名作家の“ジョナサン・グレイヴズ”が訪ねてきた。しかし、そこにいたのは6年前彼女を地獄に陥れた記者オリヴァだった。15歳の時、ローレルは義父にレイプされかけ、裁判で酷い目にあわされた。そんな時優しい言葉で近付いてきて、彼女を見世物にした男・・・彼の目的は一体!?

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  • 伝える技術はこうみがけ! 読売KODOMO新聞・読売中高生新聞の現場から
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    読売KODOMO新聞・読売中高生新聞の記者があかす、「伝える技術」の数々。学生や社会人にも使えるノウハウが満載です! ・数字と情報はとことん絞れ ・最初の100字で勝負が決まる ・音読するだけで文章はうまくなる ・読み手の「生活」を想像せよ。 ・なぜ「あるある」ネタは天板なのか。 ・新聞とネット、初心者向けメディアはどちら? など、創刊10周年記念をむかえる読売KODOMO新聞の記者が、「伝える技術」を紹介します。 「これが伝えるプロの技術です」と齋藤孝先生推薦です。
  • 伝える仕事
    4.6
    自分らしい仕事とは、何だろう。 わかりやすいとは、どういうことだろう。 NHKの駆け出し記者時代、記者キャスターへの起用、「週刊こどもニュース」のお父さんになってから、そして独立を経て今まで。 「わかりやすい解説」といえば池上さん。そのように言われるようになるまでに、試行錯誤を重ねながら、どのように自分ならではの仕事をつくりだしてきたのか。率直に綴った自伝的仕事論&メディア論。
  • 「伝わるコトバ」の作り方(KKロングセラーズ)
    5.0
    日本テレビの報道番組を中心に手がける放送作家・番組プロデューサーである「伝えるプロ」が伝授する、本当に「伝わるコトバ」の作り方とは?――ど真ん中に分かりやすい言葉を投げること/コミュニケーションの天才の、真実をえぐり出す高等テクニック/「特命記者イマイ」の、相手を追い込み認めさせるトーク力/イマイの話術にある心理学応用の「フィット・イン・ザ・ドア・テクニック」/受け入れやすいお願いを聞いてしまうと、相手の心理的ガードが下がる/ニュース原稿に学ぶ伝え方の基本/「事実」なのか、「見立て」なのかをはっきりさせる/「面白い話があるんだけど」はNG/企画を考える脳はこうして鍛える/連想からキャッチーな言葉を見つける魔法のテクニック/お客が思わず手に取りたくなる一押しの言葉、ほか。
  • 「伝わる文章」が書ける作文の技術 名文記者が教える65のコツ
    4.0
    ビジネスシーンをはじめ、メールにブログ、フェイスブックと、個人が絶えず情報を発信できる今、相手に伝わる文章を書けずに悪戦苦闘している人も少なくない。そこで、一般から募集したエッセイをもとに、元・朝日新聞の名文記者が「伝わらない」「整理されない」65の問題点をすっきり解決する。小手先のテクニックではない、本当の文章力が身につく本――これぞ、文章本の決定版!!

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  • ツボ押しの達人
    4.0
    放談社週刊ミライ編集部の望来は、かつて指一本で勇名を馳せた達人を取材しに山に入る。人の尊厳を一瞬で奪う筆舌に尽くしがたい凄技を操る達人から、望来は技の手ほどきを受けることに。そこへ編集長刺傷の報が。ヤクザの逆恨みか、それとも…!? 事件解決に乗り出す望来はもう、かつてのひ弱な記者ではなかった!
  • 妻の恋 たとえ不倫と呼ばれても
    -
    私の大きなおなかに顔をつけると、何度も優しくキスをしてくれたものでした。時々セックスをしている最中におなかの子どもが動くと、こう話しかけたりもしてくれました。「早く出ておいでよ」2人の関係は出産前後の1ヶ月を除いて、彼が帰国するまでずっと続きました。私は生まれたばかりの娘を抱っこひもで抱いて、電車に乗って彼のアパートに行きます。そして娘が昼寝をするのを見はからって、彼と抱き合うのです。(本書より)結婚・出産・離婚を経験した女性記者と、既婚女性と不倫経験のある独身男性記者が3年がかりで総力取材。

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  • 妻はサバイバー
    4.2
    妻に異変が起きたのは、結婚4年目、彼女が29歳の時だった。摂食障害、アルコール依存症……。介護と仕事、その両立に悩み続けた20年近くにわたる自らの体験を、貧困ジャーナリズム賞受賞歴もある朝日新聞記者が克明に綴る。
  • 釣りキチ三平の夢 矢口高雄外伝
    3.8
    2020年11月20日、急逝した『釣りキチ三平』の生みの親、矢口高雄氏。 今回、元新聞記者の藤澤志穂子さんが、5年に渡る矢口氏ご本人と関係者への多くのインタビューを通じて見えてきた、マンガ家人生から、マンガの、そして日本の過去・現在・未来を一冊にまとめました。 矢口氏は筆を折り、病を得ながらも、故郷の「横手市増田まんが美術館」を通じて、81歳で亡くなるまで、マンガと故郷に対して深い愛情を注ぎました。 本書では少年時代の手塚マンガとの出会い、安定した銀行員生活を捨ててのマンガ家転身、そして『釣りキチ三平』の大ヒット、東日本大震災、旧作「マタギ」の約40年ぶりの再評価……など矢口氏の人生を振り返ります。
  • 釣りバカ週刊誌記者のスクープ日誌
    -
    週刊誌記者として全国を飛び回る著者は、あまたの事件、災害、疑惑を取材する日々の合間に、大好きな渓流釣りにこっそり興じていた。著者曰く、 「私は週刊誌記者という仕事の関係上、全国津々浦々の渓流で竿をだすことができた。いや、正確に記すのなら渓流釣りが出来る地域で仕事を作ってそれが結果的にスクープになったということも少なくない。釣りをするために仕事を見つける邪道の釣りバカが私なのだ」 その結果、編集部からいつ呼び出されても対応できるように、記者ならではの鋭い嗅覚で、車から降りてすぐの場所で尺ヤマメ・尺イワナが釣れるポイントを各地で開拓。渓流釣りはド素人の相棒カメラマン「岡ちゃん」と、時にシリアスな事件を追いながらも、軽妙な掛け合いの珍道中的釣行で次々に尺ものを釣りあげていく。 釣行の背景となる事件等を織り交ぜながらの、世にもユニークで面白い、社会風俗的渓流釣り紀行がここに誕生! 作品に登場する主な事件・災害・スクープ…KSD事件・ドコモ株疑惑/マツタケ産地擬装/東日本大震災/栗駒大地震/熊と闘ったおじさんのインタビュー/玄倉川水難事故『/あまちゃん』ロケ/紀州のドン・ファン殺人事件 etc

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  • 敦賀気比 伝説始まる
    -
     2015年春の第87回選抜高校野球で北陸勢初の優勝を成し遂げた敦賀気比高(福井県敦賀市)。ナインが優勝を決めた喜びの瞬間、初戦から決勝までのハイライトシーンをはじめ、アルプススタンドの歓喜の様子など数々の感動を163枚の写真で振り返る一冊。  福井新聞に掲載した各試合の戦評や勝負のポイントとなった記事、紙面画像や号外、取材記者のコラムなども収録。決勝戦の相手東海大四高の地元、北海道新聞が報じたニュースも取り上げた。  大会後、地元の敦賀凱旋の様子や2014年秋の県大会、北信越大会、明治神宮大会の公式戦記録も収録。感動の一投一打が鮮明によみがえります。
  • ツーカイ! 金剛地くん
    3.6
    1巻660円 (税込)
    東西新聞芸能スポーツ部特別記者・金剛地厳太郎。 テレビの二時間ドラマ試写評に全身全霊をかける狂気の男。 わずか数百字の囲み記事で自らを文豪ならぬ評豪と称するトンデモナイ勘違い野郎。 彼の行くところ必ず波瀾アリ。 狂瀾怒涛のツーカイ人生。
  • ツーリングマップル 中部 北陸 2024
    -
    前身の「2輪車ツーリングマップ」から約40年、旅人の信頼を得て出版され続けている道路地図です。「そこへ行ってみたい!」「知りたい!」「食べたい!」「走りたい!」と旅欲を刺激されます。メインユーザーはオートバイのライダーですが、すべての旅人に使える内容となっています。 ●中部北陸担当ライダー紹介 内田 一成 茨城県生まれ。高校時代にバイクと出会い、オフロードと登山にはまる。大学時代にバイクで日本を一周。登山誌記者を経てフリーランスに。BAJA1000(世界最長のノンストップデザートレース)や、シルクロードなどを走行。聖地を結ぶ不思議なネットワーク“レイライン”を長年追い続け、近年は自治体から観光施策関連の依頼も受け全国をとびまわる。2017年に出演したTV番組「さし旅」では「神社マニア(方角マニア)」として紹介された。著書に『レイラインハンター』ほか多数。 ※一部コンテンツが収録されていない場合があります。

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  • 手洗いがやめられない 記者が強迫性障害になって
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    すべてのものが汚く見えだし、手洗いやシャワーが4時間を超すことも。現役朝日新聞記者の壮絶な「強迫性障害」体験記。 この「地獄」を支えたのは妻だった。一緒にカウンセリングを受け、見えてきたものは? その後、良くなったと思ったら、また単身赴任生活やコロナ禍で症状が悪化。一筋縄ではいかない、この病気。 いまも強迫性障害と闘う記者の渾身の一冊。朝日新聞「患者を生きる」連載、待望の書籍化。
  • ティアのスペシャリテ ~新米記者のグルメコラム~ 1
    -
    1~2巻682~704円 (税込)
    1946年――大戦終結直後の欧州片田舎。胸に秘めたある目的のために新聞記者の採用試験を受ける少女・ティアは、残念なことにインタビューが大の苦手。最終試験の取材も上手くいっているのか自信が持てず、不安は募るばかり。そんな時、取材対象の一人が話していた「あまり美味しくない魚=ウナギ」の調理を見ているうちに、様子が変わってきて……食いしん坊な新米記者が綴る欧州グルメ取材記、はじまります。
  • TPPがビジネス、暮らしをこう変える
    4.0
    歴史的合意で、暮らしは、ビジネスは、どう変わる? 日経記者にしか書けない影響の深層、今後の展開、交渉の真実、日本国内の対策などをわかりやすく解説。これからのTPP(環太平洋経済連携協定)批准の議論に向けて必読の1冊です。
  • 「帝王学」がやさしく学べるノート―上に立つ者が身につけるべき人間学
    4.0
    累計20万部のロングセラー『現代の帝王学』がわかりやすく読める! 真のリーダーを目指すすべての人へ 本書は、安岡正篤の「帝王学の基本」にある章立てのような3本の柱からなっており、 さまざまな具体的な歴史の事実を積み重ね、それらを実証し、体系立てたものとなっています。 よきリーダー、指導者たらんとする人に読んでいただくことで、未来を切り開く 指標・指南書になれば、それにまさる喜びはありません。 【著者紹介】伊藤肇(いとう・はじめ) 1926年名古屋生まれ。旧満州国立建国大学七期生。中部経済新聞記者。雑誌『財界』副主幹を経て評論家となる。1980年逝去。主な著書に『一言よく人を生かす』(生産性本部)、『伊藤肇の人間対談』(経済往来社)、『男からみた男の魅力』(産業能率短大出版部)、『経営者をささえる一言』(地方銀行協会)、『喜怒哀楽の人間学』(PHP研究所)、『十八史略の人物学』(プレジデント社)ほかがある。 【目次より】 第1章◆原理原則を教えてもらう師をもつこと 第2章◆直言してくれる側近をもつこと 第3章◆よき幕賓をもつこと
  • 帝国自滅 プーチンvs新興財閥
    -
    エリツィン政権と運命共同体だった新興財閥「オリガルヒ」と激しい権力闘争を繰り広げているプーチン政権。資源大国ロシアの基盤である石油・天然ガスなど国家的利権を支配し、プーチン氏と同じ諜報機関出身の側近や友人が大統領の指示・庇護の下で、国内経済の中枢を支配する「国家資本主義」が構築された。 本書は、2015年まで10年にわたってモスクワ支局でプーチン政権を追ってきた日経記者による経済暗部解明の書。プーチンと新興財閥の戦いで、ロシア経済はなにを失い、これからどのような影響があるのかを事件の解明を通じて明らかにする。
  • 帝国の女
    3.7
    「帝国テレビジョン」で働く女たちの日々は、世間の認識とは裏腹に、華やかさから程遠い。倒れるまで奮闘する宣伝部・松国、仕事以外はまるでダメなプロデューサー・脇坂、倦怠に沈む脚本家・大島、刺青持ちのマネージャー・片倉、憧れの人と出会う日を夢見るテレビ誌記者・山浦。ままならないことばかり。それでも私たちはこの仕事が好きだ。5人の切実さが胸に迫る連作短編集。
  • 貞淑な唇
    完結
    -
    新聞記者のレジーナは、不可解な災難に巻きこまれていた。もしかしてストーカーに狙われているの? 不安を抱えながら護身術のレッスンを受けに行くと、指導者のライリーはとても親身になってくれた。かつてSWAT隊員だったという彼は、周囲からの人望も厚いが、なぜか自分の過去を語りたがらない謎めいた男性。レジーナは、ライリーに次第に心惹かれていく。そんななか、彼は防犯対策のため2週間一緒に住もうと提案するだけでなく、レジーナへの好意を伝えてきて…。
  • 貞淑な唇【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    新聞記者のレジーナは、不可解な災難に巻きこまれていた。もしかしてストーカーに狙われているの? 不安を抱えながら護身術のレッスンを受けに行くと、指導者のライリーはとても親身になってくれた。かつてSWAT隊員だったという彼は、周囲からの人望も厚いが、なぜか自分の過去を語りたがらない謎めいた男性。レジーナは、ライリーに次第に心惹かれていく。そんななか、彼は防犯対策のため2週間一緒に住もうと提案するだけでなく、レジーナへの好意を伝えてきて…。

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  • 帝都一の下宿屋
    3.2
    1巻1,731円 (税込)
    銀座は南紺屋町にある下宿屋「静修館」。若き大家の梨木桃介は無類の世話好きだ。家事万端を見事にこなし美味しい食事を作ってくれる桃介の元を追い出されるわけにはいかぬと、小説家の仙道湧水は我儘を封印して生活している。ある日、湧水は馴染みの記者から粗悪品の醤油を打っている店があるという噂を聞きつける。それは桃介とも縁の深い店だった。桃介の曇った顔は見たくない。湧水は探偵のごとく真相解明に乗り出すのだが――。明治の下宿屋を舞台に贈る、心あたたまるミステリ。
  • 帝都月光伝 Memory of the Clock
    3.0
    魑魅魍魎の跋扈する帝都・東京。自ら命を絶った男が死後、幽鬼となって、横恋慕した女のもとを夜な夜な訪れ、ついには何処かへ攫ってゆく──…らしい。そんな謎の「神隠し事件」を追う弱小出版社の編集記者・御山(みやま)さくらは、ある日、同僚の代理で美形人気作家・祀月令徒(しづきれいと)の原稿を受け取りに、彼の邸宅へと向かう。ところがそこでさくらを出迎えたのは、月光のような白銀の髪と、夜闇に似た紫紺の瞳をした、美しい少女姿の自動人形で……!?
  • 帝都つくもがたり
    4.0
    1~2巻660~770円 (税込)
    舞台は昭和初期の帝都・東京。酒浸りで怖がりの文士・大久保と、腐れ縁の記者・関が、怪談を集めるべく東奔西走。百物語にはどこか足りない、日常の中に潜む怪異巡りの日々が始まる――凸凹コンビの怪異譚!
  • 定年からは同行二人
    -
    時間に追われる記者生活を定年退職した後、四国お遍路の旅に出た著者。バスのツアーや車でのお遍路さんが増える中で、あえて「歩き遍路」での旅に出た……。禁酒禁煙の誓いを破って挫折しかけた日もあり。宿を求めてひたすらさまよった日もあり。「仏罰」で同じ場所をぐるぐると歩かされた日もあり。裸の自分と向き合い続けた四十一日間。限りなく無我の境地に近づいた八十八番目の霊場で著者にもたらされた“法悦”とは? 人生再出発の意味が問われる現代、真の生きがいについて考えさせる感動の一冊。

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  • 「定年」は自分で決めよう!  アクティブな第二の人生のきっかけとなる早期退職の勧め。20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 私は、長年勤めてきた新聞社を早期退職しました。 就業規則に定める六十歳定年ではなく、それより約一年前倒しして退職したのです。 引退時期を自分で見定めるプロスポーツ選手と同様、新聞記者というプロの世界で働いてきた身であるならば、引退(退職)は自分で決めるべきだとの信念に基づき、定年退職ではない道を自らの意思で選びました。 定年後の第二の人生を自分らしく、いきいきと生きるためには、自分の「やりたいこと」を探し、それを実践していくことが大切です。 ただ、「やりたいこと」って簡単には見つからないものです。 今の仕事や会社に不満があり、仕事にやりがいを見いだせないのであれば、思い切って早期退職を決断し、自分が自由に使える時間を作り出してみませんか? 本書では、私が実行してきたことを紹介しながら、会社ではなく自らが「定年」を決めることの意義やメリットなどについて解説します。 前向きでアクティブな「第二の人生」を目指すため、早期退職をそのスタートアップにしていただければ幸いです。 【目次】 「定年」から始まる第二の人生 私が早期退職を決断するまで 「やりたいこと」探しをするためのヒント 自らの「定年」をどう見定め、どう決断するか 定年を前倒ししてほしい人とは 金銭面のデメリットを超える「メリット」とは 自分で「定年」を決めた人へのアドバイス キーワードは「円満退職」と「ポジティブな理由」 【著者紹介】 マイケルオズ 大学卒業後、地方の新聞社で主に記者として三十七年間勤務し、定年を約一年前倒しして早期退職。 退職後は「挑戦者マイケルオズ」と名乗り、介護職員初任者研修の資格取得、定年力検定の合格認定、記者経験を生かしたライターの仕事受注など、さまざまなチャレンジを始めている。 趣味の国内ひとり旅は、全都道府県を二回以上巡り、道楽の域に達する。 旅、グルメ、酒、歴史など複数のブログでコラムを執筆中。 好きな言葉は「明日はもっと楽しい」、モットーは「急いては事を仕損じる」。 本書が初めての刊行書となる。
  • テキサスの恋 スプリング・アンコール III
    4.0
    ●『ガイ・フェントン』―カウボーイのガイはかつて、操縦していた飛行機で事故を起こし、その際に婚約者を失ってしまった。以来、安い酒場に行ってはお酒に溺れ、辛い記憶を消そうとする毎日だ。そんなガイの前に、牧場を見学しに女記者キャンディが現れた。キャンディは亡き婚約者にどこか似ていて、ガイの心は乱される。●『実らぬ純愛』―ジャニーがレオ・ハートに夢中だということを、ジェイコブズビルで知らぬ者はいない。いっこうにレオに相手にしてもらえず、ジャニーは、彼好みのカウガールに変身しようと決める。変わっていくジャニーの姿に気づいたのか、ある日レオはキスをしてくれたが、舞い上がったのも束の間……。
  • 摘出
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    腎移植後、順調に回復していた元新聞記者の容体が急変し死亡した。後輩記者・木村は、不審に思い調査を始める。その頃、劉邦大学の吉岡医師は、殺人の罪に問われるリスクを負いながら、脳死による肝臓移植を行なおうとしていた。二つの移植手術、その背後に隠された秘密に迫る二人! 衝撃の医療サスペンス。
  • テキスト不要の英語勉強法 「使える英語」を身につけた人がやっていること
    値引きあり
    5.0
    ウォールストリートジャーナル記者、有名予備校講師、文部科学省……。全国から授業見学が殺到する公立高教師による「使える英語」の学び方。大人でも独学でも、今日からまねできる!
  • テクノロジーの未来が腹落ちする25のヒント
    3.7
    AI(人工知能)が人間の脳を凌駕する「シンギュラリティー」の時代が遅からず到来する? 医療、金融、教育、政治、治安から結婚までさまざまな分野で進む技術革新。その最前線を朝日新聞記者が国内外で取材し、これから10年の日本と世界を予測する。人類の未来はユートピアかディストピアか。
  • 徹底検証 沖縄密約 新文書から浮かぶ実像
    4.0
    沖縄返還から半世紀、核をめぐる日米の「密約」を示す新文書が見つかった。朝日新聞編集委員が、紙面では伝えきれない文書の内容・意義と佐藤首相の「密使」若泉敬氏の動きを深掘りする。さらに「カネ」に関する密約を暴いた西山太吉・元毎日新聞記者への生前最後のインタビューを掲載。
  • 徹底取材総集編 週刊文春が報じた「佐村河内守事件」【文春e-Books】
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    前代未聞の騒動となった佐村河内守氏のゴーストライター問題。すべての発端は2014年2月、週刊文春に掲載された新垣隆氏の告白でした。以後、3月7日に開かれた佐村河内氏の記者会見への反論まで、週刊文春が6号にわたり連続展開したキャンペーン記事を1冊の電子書籍にまとめました。問題の本質はどこにあるのか? 信じるべきは誰の言葉なのか? この「事件」を理解する上で必須の1冊です。【初出 週刊文春2014年2月13日号~3月20日号】 ※本書には、先に電子書籍として刊行した『堕ちた“現代のベートーベン”「佐村河内守事件」全真相』、『徹底取材第2弾 佐村河内守の「正体」』、『徹底取材第3弾 佐村河内守の「嘘」に加えて、週刊文春の第4弾~第6弾記事(未電子書籍化)が収録されています。
  • 徹底予測2021
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 No.1経済誌「日経ビジネス」が2021年を徹底予測! アフターコロナの世界はどうなるのか? 2021年の展望を200ページ以上にわたって徹底予測する! 激変する世界の動きを米国、欧州、中国、日本の4賢人が先読み。 2021年の数々のイベントや企業の動きに関する詳細なスケジュールと注目の10大トピックスも紹介する。混迷の時代だからこそ、多様なシナリオを知っておくことが助けになる。 ビジネスパーソンの様々な疑問に答える2021年予測の決定版! 《主な内容》 ◆コロナ後の世界を読み解く 世界の4賢人 特別インタビュー 《米国》 イアン・ブレマー氏 [国際政治学者] 《欧州》 ビル・エモット氏 [国際ジャーナリスト] 《中国》 チョウ イーリン氏 [伊藤忠総研 主任研究員] 《日本》 榊原英資氏 [元財務官] ◆Part1 2021年は何がある? 2021年10大トピックス&スケジュール (1) 東京五輪・パラリンピックは開催できるか? (2) バイデン大統領就任で米国はどう変わるか (3) 新型コロナウイルスの感染拡大は止まるか (4) 中国共産党設立100周年 ほか ◆Part2 専門記者が総力取材!主要30業種予測 自動車 /電機 /自動車部品 /機械/精密機械 ほか ◆Part3 コロナ危機を乗り越える! 新時代テクノロジー ◆Part4 アフターコロナの世界をどう生きる? ・所得崩壊 年収2割減も現実に ・変われるか? 日本型雇用 働き方ニューノーマル ◆Part5 日本への提言 ・柳井 正氏 変わらねば日本は潰れる ・出口治明氏 学ばない大人が衰退招
  • 徹底予測2023
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 No1週間経済誌「日経ビジネス」が2023年を徹底予測 日経ビジネス専門記者が解説 2023年の30業種を大胆予測 自動車・半導体・商社・機械… 円安・コスト高の影響 消費の行方は? 10大トピックス&スケジュール コロナ対策/ウクライナ侵攻/ポスト黒田 ほか 米・欧・中・日の賢人が予測 ! 日本と世界の経済はどうなる? 今ここにある米中の危機 台湾有事に備えよ 人生100年時代の見方、生き方、働き方 「絶望物価」「経済安保」「低年金サバイバル」 社会を変える注目の新技術11 Web3・空飛ぶクルマ・給電道路・空中ディスプレー ミトコンドリア治療薬・次世代原子炉…ほか ≪目次≫ ●徹底予測 2023 の見どころ 戦争、疫病、インフレ…… 先が見えない時代を生きる ●混迷の近未来を読み解く 世界の4賢人 特別インタビュー  イアン・ブレマー氏、ビル・エモット氏、柯 隆氏、小林 俊介氏 ●高まる米中の緊張 「台湾有事」は起こるのか ●時代の大きな転換を示す 10大トピックス&スケジュール ●専門記者が2023年を読む 主要30業種予測 ●世界を変えるテクノロジー 情報・インフラ・医療を変える注目技術11 ●不透明な時代を乗り切る 人生100年時代の見方、生き方、働き方
  • 徹底予測2022
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 No1週間経済誌「日経ビジネス」が2022年を徹底予測 不安と混乱の時代に備える!危機に勝つ! 【目次】 ◆世界の賢人が読み解く2022年! イアン・ブレマー、ビル・エモットら、米・欧・アジア・日本の賢人が予測! ◆2022年!2つの超大国のはざまで、日本はどうなる? ◆日経ビジネス専門記者が一挙予測! ◆2022年の10大トピックス&スケジュールを一挙に掲載 ◆ポストコロナ社会、あなたどう生きる?どう働く? ◆世界を変える10の新時代テクノロジー
  • 徹底予測2024
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本を代表する経済誌の2024年大胆予測 【2大特集】 ◎産業編 人手不足が日本を潰す 残業規制が猶予期間終了/伸びる産業・地域/記者が読む主要5業種の2024年 ◎政治経済編 トランプ再選 世界を壊す トランプ復活が前提/台湾有事の行方/中東発石油危機も?/ウクライナを待つ試練 ◆世界の4賢人に聞く 米・欧・中・日 ・イアン・プレマー氏 「バイデン政権に3つの試練」 ・ナタリー・トッチ氏 「中東紛争、欧州の役割重く」 ◆2024年注目のトピックス & スケジュール 新NISAスタート/春闘、賃上げは?/米大統領選/パリ五輪・パラリンピック/どうなる自民党総裁選 ◆AI時代の働き方・生き方 「『推し企業』ランキング」「2040年の仕事図鑑」「幸福論」「管理職罰ゲーム」 ◆≪ESG≫ 情報開示で企業価値が変わる 投資マネー呼び込む「RX」 ◆≪マネー≫ 日本人の資産づくりが変わる 新NISA活用完全ガイド ◆ニデックCEO 永守重信氏 が語る 「クルマの値段は5分の1になる」
  • 鉄道会社サバイバル トンネルの向こうの光を目指せ
    3.4
    1巻1,980円 (税込)
    コロナ禍、人口減、鉄道を襲ういくつもの苦難。 それでも、現場のハートは燃えている! 日本全国を「鉄」記者が自ら駆け回って集めた 現場の生の声を伝えます。 【はじめに】より抜粋  鉄道好きの1人としては、ローカル線はひなびていればいるほど旅情があると思う。自分が乗る時はガラガラで、のんびり酒でも飲みながら旅行できれば最高だ。  しかし、それは勝手な願望にすぎない。鉄道事業がビジネスである限り、立ちゆくはずがないからだ。「客がほとんど乗っていない列車に乗務するたびに、むなしくなるんです よ。自分の仕事は世の中の役に立っているのか、会社の先行きはどうなるのかって」。ローカル線の乗務経験があるという、あるJR社員に言われたこの一言が今も耳から離れない。  コロナ禍という未曽有の変化に直面し、もがき、苦しむ鉄道の現場を2年半取材し続けたルポルタージュだ。鉄道が担う公共交通という役割を残し、守ろうと奮闘する現場の人々の思いを感じ取っていただければ幸いだ。
  • 鉄の掲示板 1
    -
    記者が鉄道の運行を支える舞台裏を訪問。ふだんは見られないシーンが満載です。第1巻は2009年12月~2010年12月掲載分をまとめました。掲載記事:◆往年の碓氷峠越え「能登」引退へ◆矢羽根あでやか「おいらん車」◆“線路の医者”ハイテク搭載◆1等展望車 奇跡の復活◆500系 300キロの雄姿あとわずか◆線路走るトラック「軌道兼用車」◆検査車両運ぶ「マンモス」◆寝台のなごり「食パン電車」など全48本

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  • 鉄の魔界
    -
    日本重工業の神奈川製作所では、世界に例のない特殊殺人兵器X-UFOの開発が、ひそかに進められていた。その極秘プロジェクト集団の主任設計者・仲橋達也が謎の失踪をした! 一方、日本重工と関係の深かった国防省の一佐が怪死。真相を追う雑誌記者・江田晃一をつけまわす尾行者とは? 日本の兵器産業の密謀を抉る力作!
  • TVニュースのタブー~特ダネ記者が見た報道現場の内幕~
    3.7
    共同通信社からテレビ朝日に転職。社会部・経済部の記者や「ニュースステーション」「報道ステーション」のディレクターを務めた著者が、自らの体験を基にテレビの報道現場の内情を克明に記す――テレビ記者はなぜ記者会見で答えのわかりきった質問をするのか?/なぜ負傷者もいない火事や動物絡みのニュースがよく流れるのか?/報道現場に圧力がかかることはあるのか?/局員と制作会社のスタッフの間の溝/コネ入社の実態など。
  • テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    テレビ局は、インターネットが嫌いだ。ネット連動番組を作ったり、インターネット企業と提携したりと友好姿勢を見せてはいるが、これはほんの一面にしか過ぎない。本気になってインターネット事業に取り組むことは未だタブー。 ネットに本腰を入れれば、テレビ業界が50年かけて築き上げ、隠し続けたおいしいビジネスモデルが脅かされてしまうからだ。通信・放送を10年にわたって追い続けた気鋭の記者が、豊富な取材を基にテレビの秘密の姿を描く。テレビはこのまま花形メディアとして生き残れるのか、それともインターネットに飲み込まれるのか――。テレビの今と将来に迫る。
  • TV版ハゲタカ「日本を買い叩け!」編
    4.0
    1~2巻275~385円 (税込)
    1998年。NYの敏腕ファンド・マネージャーとして鳴らした鷲津政彦が5年振りに帰国する。目的は一つ、日本を買い叩くこと。手始めに、かつて勤めた三葉銀行相手にバルクセールを仕掛ける。バルクセールとは銀行の抱える何百もの不良債権をまとめ買いするビシネス。銀行側の担当者で鷲津の元上司・芝野は、三葉の重鎮役員・飯島を抱きこみ、ただ同然の価格で債権を買い叩く鷲津のやり方に反発する。老舗旅館「西乃屋」の債権を手に入れた鷲津は、旅館を経営する西野昭吾の懇願も受け入れず、高値で売り飛ばす。バブル時代の銀行による過剰融資を受け、ゴルフ場などの事業を拡大するが、バブル崩壊後、莫大な負債を背負った父親の経営手腕を息子の治は激しく責め立てる。そして、昭吾は、金策尽き果て失意のうちに死んでしまう。父親、旅館の両方を一度に失った治。その一部始終を見届けた東洋テレビの経済記者、三島由香。三葉銀行時代の鷲津の貸し渋りにより、小さな工場を経営していた父親が自殺に追い込まれた過去を持つ由香は、執拗に鷲津を取材しようとする。日本経済に大ナタをふるうハゲタカの冷酷さに、芝野、由香、治の3人のドラマが動き始める。

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  • テレビ報道記者
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    社会部22年、初の女性警視庁キャップ奮闘記! 「情報ライブ ミヤネ屋」や「深層ニュース」のキャスターとしても活躍している日本テレビ社会部デスク兼キャスター・下川美奈氏による初の著書がついに登場! たくさんの失敗で泣いてばかりの新人記者が、社会部デスクとなって警察庁エリートらと対峙するようになるまでの成長が綴られた、笑って泣ける一冊です。 社会部ならではの事件のエピソードも満載。 オウム幹部出所の際に、飛行機で偶然隣に乗り合わせた「上祐アタック事件」についてのエピソードから、國松警察庁長官狙撃事件や、秋葉原無差別殺傷事件と情報番組の「誤報事件」の顛末などなど、「社会部ネタ」が満載! 「情報ライブ ミヤネ屋」や「深層NEWS」のキャスターならではの裏話もたっぷり。 ニュースでは報道されることのない、報道記者の奮闘ぶりはもちろんですが、下川氏とのやりとりを通して垣間見える、人間模様も読みごたえあり! 情報ライブ ミヤネ屋の宮根誠司さんからコメントをいただきました! 「現場の人間は強い。でも、ここまで書くか!? 女は度胸、下川ニュースの深層だ。」

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  • テレワークの「落とし穴」とその対策
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    新型コロナウイルスの影響により、テレワークを実施する企業が増えています。しかし米IBM・ヤフーなど世界をリードしてきた企業はすでに在宅勤務を廃止しています。 実際、業務を行う上で在宅ならではの問題が出ています。 例えば、在宅勤務中の社員の勤怠管理や評価方法に悩んだ。テレワーク実施に際して予想外の出資が発生した。働きすぎて予期せぬ長時間労働をしてしまった。こうした課題に加え、孤立感からメンタルに変調をきたすケースも見られます。一方、家庭においては家事の分担などで夫婦間でのトラブルが発生し、コロナ離婚などの問題も浮上しています。 こうした状況を受けて、元毎日新聞経済部記者の小林剛氏がテレワークを巡るさまざまな「落とし穴」を検証し、その解決方法を探っていきます。実際に生じている問題点をとりあげ、テレワーク導入の手引書の紹介、テレワーク先進企業の事例紹介、さらにはテレワークの未来をうらないます。 著者自身が在宅で調査・執筆を行った本書は、コロナによって激変する現代の社会状況を捉え、これからの働き方や生活を模索する上での指針になるのではないでしょうか。

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  • 天下御免の向こう見ず
    4.0
    松田聖子の離婚記者会見から司馬遼太郎の死、オウム真理教に安楽死と幅広く時事ネタを切ったかと思えば、下積み時代のエピソードや単独ライブの裏話、ボツネタ、自分が見た夢、夏休みの思い出などプライベートを披露。ジャンルを問わず鋭い視点が光る、爆笑問題・太田光の原点となったはじめてのエッセイ集。
  • 天からやって来た猫
    -
    多忙にかまけて、人生を雑に生きてきた新聞記者の浦野は、ふとしたきっかけで一匹の仔猫を貰いうけた。名前はパイ。煤けたような灰色の毛と短い尻尾をして、外観・動作は心細く、普通の猫のような知恵も阿諛も示さなかったが、その天性の自然な生き方は、バラバラだった一家の心をひとつに結び、多くのかけがえのない真実を教えてくれた。無類の愛猫家が贈る、涙と笑いの長編小説。
  • 天外魔艦
    -
    1巻495円 (税込)
    撃沈された護衛艦が玄界灘で再び浮上した! 呪われた艦体を震わせて…  東シナ海などで次々と目撃される幽霊船。それは、異形の艦体を震わせて北上しているという。かつて自衛隊演習の標的となって撃沈された護衛艦“あきつき-44”が再び浮上したのか!? 共時通信記者の田外竜介は、幽霊軍艦の取材を進めるうち、自衛隊内部の恐るべき『SSB計画』と、陸上自衛隊“民族遺産監理室”の存在を知るが…。  本格オカルト・ホラーの傑作が、ノベルス刊行時の表紙・挿し絵(天野喜孝)を纏い、電子で復刊! ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 天空の爪
    4.0
    伊作にとって、友衛を深く憎みながら、すべてを憎みきれないで、その相反する感情が胸奥でたえず葛藤を演じる日々が続いた。傍目からは、異様とも奇怪とも映る生活であった。というのは、伊作は、熊鷹の巣のある崖の下で、どうして父を殺したかと問い詰めて、友衛からなにも聞き出せなかったときより、くる日もくる日も友衛につきまといだしたからであった。それも、友衛のうちに起き伏ししながらのことである。(本文より)  太平洋戦争時の出羽山系の山々。父を殺した理由を聞き出すため、そして復讐のために少年は山深くに住む鷹匠の元を訪れる。だが彼の育てる鷹と触れあううち、少年の心が変化してゆく。大自然の中で生きることの素晴らしさ、厳しさを描いた感動作。 ●志茂田景樹(しもだ・かげき) 静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。
  • TENGU
    4.2
    中央通信の道平記者は26年前に群馬の寒村を襲った連続殺人事件の捜査資料と対面し、再び動き出す。凄惨きわまりない他殺体の写真と唯一の物証である犯人の体毛。当時なかったDNA鑑定を行なうと意外な事実が……。天狗伝説の真相とは!? 70年代の世界情勢が絡む壮大なスケールで、圧倒的評価を得て大藪春彦賞に輝いた不朽の名作が双葉文庫で蘇る。
  • 天才伝説 1
    4.0
    カナダの秘境に一人住む謎の男が、墜落した飛行機の中から赤ん坊を見つけ、育てる決意をした。名前はゲン、日本人。それから15年、少年は謎の男からゴルフを教わり、大自然の中で遊ぶ内に、男が驚愕するほどの腕前を身につけていく。ある日、町に買い出しに下りたゲンは、酒場の酔っ払いにからまれ、木の床から打ったボールをテーブルの上にピタリと止める離れ技を見せた。これをきっかけに、ゲンは日本人記者、山科誠と出会うことになる。天才少年、いよいよ下界へ!
  • 天使が消えていく
    -
    台風が九州を縦断した夜、ホテル玄海で宿泊客の男が絞殺された! その後、ホテルの経営者も青酸カリの入った牛乳を飲み、不審な死を遂げる。さらに、容疑者として浮かんだ重症心臓疾患児ゆみ子の母・神崎志保の凄惨な死。ゆみ子をいとおしむ婦人誌の記者・砂見亜紀子は、志保の死因を探り、真相に迫る。限りない愛と献身をテーマに描いた、感動の長編サスペンス。

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  • 天使がのぞきみ―英国貴族と領民たちのひみつ― 1
    完結
    4.5
    秘密だらけの領地にやってきた少女・シャーロットがいきなり出会ったのは眩いばかりの美しい紳士と淑女。でも、何やらこの二人、誰にも言えぬいろんな秘密を持っていそうで…!? 新人記者・シャーロットのとびっきりの記事を読めばきっとあなたもドキドキとワクワクが止まらない!!! 謎めく英国浪漫、最初に秘密をスクープされるのはいったい誰!!?
  • 汚れた天使
    -
    1~6巻550円 (税込)
    <私>は大新聞社の横浜支局詰め記者。三十半ばを過ぎて独身。仕事はできるがちょっとニヒルな一匹狼。事件の取材で出会った女たちには、さまざまな<天使>の素顔がある……。表題作ほか6編収録。
  • 天使のはつ恋 上
    -
    ★『セイレーンの涙』から1年。ノーラはいま、愛する独裁者ソルンのベッドから逆さまにぶら下げられていた――。ザックを妻のもとへ返し、ウェスの無垢な愛も手放してしまったノーラ。けれどソルンの腕の中に戻ったいま、彼女はふたたび“所有”される歓びに酔いしれていた。彼女を15歳のときからこんなふうに“支配”してきたソルンは、表向きは人望厚い聖心教会の司祭だが、その素顔はNY地下世界に君臨する倒錯と享楽の神。杖で打たれ、鞭でなぶれ、痛みを感じるまで突き上げられても、ノーラはその嗜虐的な愛が何より幸せだった。一通の密告が、ある野心的な女性記者のもとに寄せられるまでは。ソルンは身辺を嗅ぎまわる記者の動向に警戒を強め、ノーラにひと夏のあいだ身を隠すよう命じる。そしてなぜか、教会の信徒マイケル・ディミア――ノーラが“エンジェル”と呼ぶ美しい17歳の少年――を連れていくように言い、彼を徹底的に“調教”するように、と告げた。マゾヒストという自らの性に罪悪感を抱き苦しむ少年が、“痛み”という歓びによって羽ばたけるように。

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  • 天皇家の宿題
    3.3
    菊のカーテンの奥で何が起きているのか。次世代の皇室像はどうあるべきか。雅子妃は何に病んだのか。昭和と平成の2代、20年にわたって皇室を取材し、数々のスクープを放った記者が天皇家の苦悩の知られざる核心に迫る。皇位継承はどうするか。お世継ぎ誕生は皇室を救うか。女系天皇のいったい何が問題なのか。宮中祭祀と伝統はどう守り伝えるべきか。平成の天皇家の背負う「宿題」は私たち自身の問題でもある。国民のための象徴天皇制の将来を考えるにあたって必読の書。

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  • 天皇交代 平成皇室8つの秘話
    -
    学友、元侍従、著名記者、ジャーナリストら天皇、皇后の真意をもっともよく知る識者が寄稿。「平成の大改革」とそこに込められた思いを明かす。皇位継承をめぐる天皇の悩みの深さは、想像を絶するものだった。天皇は、夜眠れないこともあった。ぐ皇太子、雅子妃はどのように「平成の改革」と「皇位継承の悩み」を受け止めているのか。また、悠仁親王という将来の天皇を育てる立場となった弟・秋篠宮が求めた自由とは――。
  • 天皇陛下の全仕事
    3.8
    天皇はどんな仕事を、どんな内訳で、どのように行っているのか? 天皇・皇后両陛下の平成流スタイルとは? 意外に知られていない宮中の毎日を紹介する、「読む事典」。 国事行為、宮中祭祀、宮中晩餐会、地方訪問、稲作など知られざる毎日を、元宮内記者がやさしく解説。 この一冊で皇室記事が10倍面白くなる!

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