中澤克二の作品一覧
「中澤克二」の「極権・習近平 中国全盛30年の終わり」「習近平帝国の暗号 2035」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中澤克二」の「極権・習近平 中国全盛30年の終わり」「習近平帝国の暗号 2035」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
習近平が如何にして中国のトップに上り詰めたか、そしてその中国はどこに向かうのかを記した書。何より凄いのは、権力を握るまで誰も彼の野望を見抜けなかった点。
遠藤誉氏の著作では、習近平の父の習仲勲こそが改革開放を始めたが、その功績を全て鄧小平に盗まれたため、習近平は鄧小平の事績を消し去り、毛沢東に並ぶ地位に自らを押し上げようとしている由。
習近平の野望は日本の未来にも影響する。しかし、習近平が鄧小平の韜光養晦路線を捨ててくれてよかった。習近平が焦り、中国の凶暴性といった本性を早目に出してくれたお陰で、世界は対応することができている。これが、元々の中国の計画である、建国100周年の2049年の時点だ
Posted by ブクログ
文化大革命の反省から権力が一人に集中しないように鄧小平時代に作り上げられた中国の集団指導体制は習近平に寄って崩されようとしている。江沢民も胡錦濤も総書記になってから実際の権力を掌握するまでには前任者の影響をなかなか排除できず時間がかかったが、習近平は僅か2年ほどで反腐敗活動の名の下に政敵を次々葬り去っていく。一般大衆は習近平を崇拝し権力基盤には隙がないように見える。しかし、反習派に命を狙われると感じるほど不安定な時期もあったらしい。
2015年の全人代、習にお茶を汲む女性スタッフの動きは黒服に監視されていた。開幕前に習は北京の公安局長と中央警衛局長を交代した。前任者の人事を取り仕切ったのが先