中澤克二のレビュー一覧

  • 極権・習近平 中国全盛30年の終わり

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    ある集団内の個人間の権力闘争が、その集団が大き過ぎるとは滅的な影響となる恐れ。
    情報統制の恐ろしさ。

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    2023年09月18日
  • 極権・習近平 中国全盛30年の終わり

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    習近平が如何にして中国のトップに上り詰めたか、そしてその中国はどこに向かうのかを記した書。何より凄いのは、権力を握るまで誰も彼の野望を見抜けなかった点。
    遠藤誉氏の著作では、習近平の父の習仲勲こそが改革開放を始めたが、その功績を全て鄧小平に盗まれたため、習近平は鄧小平の事績を消し去り、毛沢東に並ぶ地位に自らを押し上げようとしている由。
    習近平の野望は日本の未来にも影響する。しかし、習近平が鄧小平の韜光養晦路線を捨ててくれてよかった。習近平が焦り、中国の凶暴性といった本性を早目に出してくれたお陰で、世界は対応することができている。これが、元々の中国の計画である、建国100周年の2049年の時点だ

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    2023年06月14日
  • 極権・習近平 中国全盛30年の終わり

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    2022年、3期目に入る習近平は、最高指導部メンバーを、お知り合いの6人で固めた。共産党大会で前総書記の胡錦濤を退席させた。
    この中には、政権争いが凝縮されていた。
    毛沢東を、越えて絶対的存在を狙う
    恐ろしい
    これから中国はどうなるのか
    みまもりたい

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    2023年06月10日
  • 習近平帝国の暗号 2035

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    2012年の総書記就任以降、2035年をゴールとした習近平の思惑と、毛沢東時代から続く権力闘争が今もなお継続している中国共産党内部の実態を暴きつつ、対米国・北朝鮮・台湾・日本との国際関係に関しての、2017年までの軌跡を紹介。

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    2022年01月11日
  • 習近平の権力闘争

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    文化大革命の反省から権力が一人に集中しないように鄧小平時代に作り上げられた中国の集団指導体制は習近平に寄って崩されようとしている。江沢民も胡錦濤も総書記になってから実際の権力を掌握するまでには前任者の影響をなかなか排除できず時間がかかったが、習近平は僅か2年ほどで反腐敗活動の名の下に政敵を次々葬り去っていく。一般大衆は習近平を崇拝し権力基盤には隙がないように見える。しかし、反習派に命を狙われると感じるほど不安定な時期もあったらしい。

    2015年の全人代、習にお茶を汲む女性スタッフの動きは黒服に監視されていた。開幕前に習は北京の公安局長と中央警衛局長を交代した。前任者の人事を取り仕切ったのが先

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    2016年04月16日
  • 習近平の権力闘争

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    苛烈な院政の封じ込め、反腐敗で政敵を次々に摘発…地方政府の目立たなかった男は、如何にして大国の権力を掌握し、独裁体制を築きあげたのか。

    習近平と簿熙来、

    権力闘争に敗れた者は、悪事を捏造され、歴史から抹殺される。

    暗殺に怯える習近平、

    2005年、海南島の巨大観音像、江沢民が揮毫、護国祐民
    フェラーリ事件、令計画、ダイアナ妃の事故と同じだと考えれば良い店

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    2015年10月29日
  • 習近平帝国の暗号 2035

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    本文よりも、「おわりに」で書かれてあることに恐ろしさを感じた。
    個人データを国家が完璧に管理している驚愕の現実。
    オーウェルが描いた完全な監視社会は1984年ではなく、医大な「ビックブラザー」は習近平を領袖とする2018年の中国共産党というとこ。

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    2018年06月23日
  • 習近平帝国の暗号 2035

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    オーウェルが描いた監視社会、1984年、中国的な特色ある社会主義、ビックブラザー、習近平を領袖とする中国共産党、

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    2018年04月26日
  • 習近平の権力闘争

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    安倍首相は、日中関係が悪い方が政権運営に有利、と見ている。安倍首相が狙う憲法改正を阻止できるのは米国だけだが、日中の激しい対立の下で米国はもう改憲を止めにくい。米国も、日本を含むアジア・太平洋国家に中国の台頭を抑える役割を期待している。

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    2016年02月07日