作品一覧 2020/01/18更新 サイバーアンダーグラウンド / ネットの闇に巣喰う人々 試し読み フォロー テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか 試し読み フォロー なぜ2人のトップは自死を選んだのか 試し読み フォロー 2020狂騒の東京オリンピック 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 吉野次郎の作品をすべて見る
ユーザーレビュー サイバーアンダーグラウンド / ネットの闇に巣喰う人々 吉野次郎 そんなことあるだろうねと薄々感じている犯罪を、 当事者へ直接インタビューすることで正確な情報へと 昇華させている、大変読み応えのある書籍。 Posted by ブクログ 2020狂騒の東京オリンピック 稼げなければ、メダルは獲れない 吉野次郎 スポーツ産業の裏側と日本スポーツの問題点が明確化されており、導入にはもってこいの一冊。国立競技場の舞台裏も興味深い Posted by ブクログ 2020狂騒の東京オリンピック 稼げなければ、メダルは獲れない 吉野次郎 全体的には性善説をベースにしていますが、私はゲスなので、勘ぐります。 採算性度外視の箱物施設は、壮大なマネーロンダリングかと。税金→建設会社→献金・天下り。各施設のトップに採算性を要求すると、経営能力の無さが露呈するので、公共施設・スポーツ=金儲けダメという建付けにしているものと。 陸軍省、厚生省系...続きを読むから文部省へとつながる学校体育。組体操というは軍事教練の残滓ですかね。教師にも頭を下げてお金をもらう概念が無いので、そこから派生するスポーツに採算性があろうはずもなく。公共性といいながら、利用しない人はとことん利用しないのが体育施設とも思うのです。つまりは、一部の人しか利用しないのに公共性?という意味です。 Posted by ブクログ なぜ2人のトップは自死を選んだのか JR北海道、腐食の系譜 吉野次郎 事業改善命令。無意味に見える膝詰め対話。レール検査データの改竄 、JR北海道トップ二人の自殺 ー 北海道の幌内鉄道は、1880年、東京、大阪に次ぐ日本で三番目の鉄道として開業。炭鉱を中心に、硫黄、木材、農産物を運ぶための輸送手段として鉄道網が整備された。今でも、道内465駅の一日の旅客数は東京駅...続きを読む一駅に満たず、貨物のついでに旅客を運んでいるような状況だ。貨物のせいで、レールはガタガタだった。貨物車両は重く、サスペンションが硬い。レールへの負荷が旅客車両より高い。広域な北海道では電化率を高められず、車両の重いディーゼル車の比率が高い。あらゆる悪因子が作用した。 「経営幹部は訴えを聞くだけで手を打たない。現場に諦めムードが広がっている」処分に及び腰の経営陣。労使の馴れ合い。JR北海道労組は革マル派の支配下にあるとの噂も。斯様に問題は組織内に及ぶ。 何故、自殺を選んだか。自殺は適切な判断か。 本著に直接的な答えはない。しかし、著者の綿密な取材により、問題が浮き彫りになり、答えに肉薄するかのドキュメントは、ハラハラするような読み応えがある。企業として教訓を得る良書というのみならず、読み物として秀逸な作である。 Posted by ブクログ なぜ2人のトップは自死を選んだのか JR北海道、腐食の系譜 吉野次郎 トンネル内での列車火災事故、運転手の故意による安全装置破壊、安全検査データの書換など、度重なる不祥事に加えて社長経験者が相次いで自殺。崩壊寸前の組織となってしまったJR北海道の腐食ぶりを関係者のインタビューより暴く。 一番のインパクトはJR北海道労働組合委員長のインタビュー。とにかく、質問の返答を...続きを読むぼかしまくって、まともに答えようとしない。会社は会社、組合は組合で勝手にやっていくという意識が露骨だ。こんな一世代前の労働組合とのやりとりは、経営者も大変だったろう。自殺したことに同情する。 そもそもJR北海道の安全意識が低さは、赤字路線だらけの北海道鉄道において、経営が成り立たないことが原因だ。その根本を解決しなければ、また不祥事は起こるだろう。 Posted by ブクログ 吉野次郎のレビューをもっと見る