【感想・ネタバレ】テレビはインターネットがなぜ嫌いなのかのレビュー

あらすじ

テレビ局は、インターネットが嫌いだ。ネット連動番組を作ったり、インターネット企業と提携したりと友好姿勢を見せてはいるが、これはほんの一面にしか過ぎない。本気になってインターネット事業に取り組むことは未だタブー。 ネットに本腰を入れれば、テレビ業界が50年かけて築き上げ、隠し続けたおいしいビジネスモデルが脅かされてしまうからだ。通信・放送を10年にわたって追い続けた気鋭の記者が、豊富な取材を基にテレビの秘密の姿を描く。テレビはこのまま花形メディアとして生き残れるのか、それともインターネットに飲み込まれるのか――。テレビの今と将来に迫る。

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Posted by ブクログ

ネットとテレビの融合が進まない事情をテレビ局側から分析しているが、日本のテレビ業界がここまで危機的状況とは思わなかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだテレビが盤石だった時代の本だが、今でも基本的な構図はあまり変わってない。
テレビ局は、なぜアメリカのように海外にコンテンツを売って儲けようとしないのか?「番組は死蔵することで価値が出る」との発言は衝撃的。
テレビ局にうなるほど金があったころなら、そういうバブル期のような発想でやっていけたんだろうが、年々急激に萎んでいく市場を見てると、滅びるべくして滅びる人々だったとしか思えない。まあ、似たような失敗は頂点を極めたビジネスはおうおうにやってしまうことなんだろうが。
キー局と地方局とのずぶずぶの関係、NHKと民法の「二元体制」など、一読しただけで一般に知られているテレビの常識がいかに間違っているかがわかる良書。

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2018年01月24日

Posted by ブクログ

若い著者で新書みたいな分量の割に楽しめた。政府・放送業者・通信業者・家電メーカー・芸能プロダクション・下請け会社。複数のアクターの思惑が絡む中でテレビ局の都合がいかに尊重されてきたか、そして今後どう変化していくかが見所。

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2010年09月15日

Posted by ブクログ

わかりやすくまとまっていて、なるほどなるほどと言う感じ。

というか、この学年にもなって、
こういった本でなるほどなるほどとか言っていていいのかな?

すごく不安にはなりますね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

 テレビ局の利権構造が簡潔にまとめられている。インターネットに参入するのをいやがるのはその利権構造が破壊されるためであると結んでいる。
 ある意味当然のことなので、もう少しつっこんでくれるといいかな。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

単純に面白い。なるほどそういう見方もあるのか、と。地デジvsIPTVが今後どうなっていくのか、という答は本書にはないが「放送と通信の融合」が相当難しい局面にあることがよく分かる。この業界に少しでも係わっているなら読んでおいてもいい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

読んだ。
著者は日経コミュニケーションの記者。
タイトルのまんまの内容。
課題というか、問題は多い。

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2009年10月04日

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