追尾~みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎~

追尾~みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎~

671円 (税込)

3pt

3.8

舞台は東北自動車道、驚愕のノンストップ誘拐捜査!

岩手県雫石高原を目指していた大手進学塾・首都圏ゼミナールの強化合宿バスがハイジャックされた。人質は、難関中学合格を目指す小学五年生三十名。犯人は身代金十億円を要求する。車内には、停職中の警視庁捜査二課管理官・田名部昭治も娘とともに同乗していた。
大和新聞東北総局遊軍記者の宮沢賢一郎は、犯人グループが金融取引の専門知識を悪用して身代金奪取を企てていることに気づく。警視庁捜査一課特殊班捜査係(SIT)、特殊急襲部隊(SAT)をも翻弄する身代金受け渡しスキームを、宮沢と田名部は阻止することができるのか。バスは東北自動車道を北上、タイムリミットが刻一刻と迫る!
すぐれた警察小説にして映画『スピード』も顔負けのノンストップ・サスペンス。誘拐ミステリーの新たな傑作が、文庫書き下ろしで誕生!

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追尾~みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2014年10月05日

    「みちのく麺食い記者シリーズ」。
    岩手に向かう進学塾の合宿のバスがバスジャックされ、身代金を要求される事件が発生。偶然にもそのバスには捜査二課の田名部が乗り合わせていた。東北道を北上するバスと事件を追いながら、麺食い記者・宮沢の推理が冴えわたる。
    バスジャックという犯罪をスリリングかつスピーディーに...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月15日

    みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎シリーズの第5弾。シリーズ中では初?のタイムリミットサスペンス。地元の名産紹介もさることながら、リストラ、繰り上げ合格詐欺などを巧みに散りばめた社会派ミステリー。スピーディーな展開でさっと読めます。
    260頁の5行目、人名が間違ってます。後の版では修正されているのかな?

    0

    Posted by ブクログ 2016年04月21日

    初めてこのシリーズを読みました。美味しそうな麺の話も楽しめるところがいいですね。はまっちゃいました^ ^

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月16日

    シリーズ5作目らしい
    でも、私は、初めてこの作家の作品を読んだ
    縦割りの情報だけではなくて
    幅広い分野の知識を持っていると
    いろんなことが見えてくる
    好奇心とフットワークの軽さは
    人生を充実させる

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年03月31日

    ⭐︎4.3
    麺食い記者シリーズ。今回も楽しませていただきました。バスジャックと誘拐事件そして、その誘拐事件が身代金を安全に受渡できる手段の保険とはなんとも、全く予想だにしない事件を今回も難なく解決。
    大きなテーマは男の嫉妬というのも、なかなかに怖い。
    ラストの娘の墓前のシーンは目頭が熱くなった。

    0

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