精神科医作品一覧

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  • ひきこもり脱出支援マニュアル 家族で取り組める実例と解説
    3.0
    「ひきこもり」の若者は日本国内で100万人と言われる。もし自分の家族が「ひきこもり」になったとき、いったいどうすればよいのか? 家族療法のエキスパートである精神科医が、「ひきこもり」の理解と家族の関わり方を詳細に解説する。家族には力がある。できることがたくさんある。家族が元気を回復し、もっている強大な力をあきらめずに活用すれば、いずれ「ひきこもり」から抜け出すことができるだろう。プロローグ――ひきこもりは病気ではない! 1.なぜひきこもるのか 2.ひきこもりは親のせいではない 3.親が自信を回復する 4.ひきこもりの支援を活用する 5.父親力を活かす

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  • うつ病の脳科学 精神科医療の未来を切り拓く
    4.5
    日本のうつ病等の気分障害患者が90万人を超えた。だが、病因が解明されていないため、今のところ処方薬も治療法も手探りの状態にならざるを得ない。一方、最新の脳科学で、うつには脳の病変や遺伝子が関係することがわかった。うつの原因さえ特定できれば、治療法が確立できる。今こそ、最先端脳科学と精神医学を結びつける研究環境が必要だ。うつ研究と脳科学の世界最新情報から、今後、日本がとるべき道までを示した、うつ病診療の未来を照らす希望の書。
  • 振り回されない生き方
    3.7
    お金・結婚・学歴・人間関係…いつの間にか振り回されて、不幸を嘆いていませんか? それは、社会の価値観や“幸せの基準”に囚われて「自分で決められない」から。自分を見失わずに生きる方法を精神科医が提案する
  • 殺意
    -
    鬱症状を訴えて精神科医を訪れた白水絹江は、福岡の老舗の商家の妻だった。何度もカウンセリングがつづくうち、彼女は舅、姑、小姑に囲まれた息苦しい日常生活と、夫の異常な女性関係の悩みをうちあける。――その後、絹江は離婚、夫は愛人宅で死亡した。若い愛人れん子は殺人容疑で起訴された。夫の首に残された索溝は何をもの語るのか? 三人の女たちの不幸な構図から生まれた、ひとつの殺意。
  • 精神科医が教える「集中力」のレッスン
    3.3
    ハーバード・メディカル・スクール研究員だった精神科医が教える集中力の高め方。「攻めの集中」と「守りの集中」を使いこなす、ごほうびでドーパミンをコントロールして意欲を上げる、小さな達成感を味わうために小さいことでも何か必ず終わらせる、「もうひとふんばり」を支える「作業興奮」の絶大効果……etc.今日からできる、誰でもできる、「勝てる集中」が身につく本! 集中できればコスパが上がる! 余裕が生まれる! ここ一番に強くなれる!!
  • 引き潮の魔女
    -
    いま売り出し中の精神科医ガースの脳裡からは若い美貌の未亡人ベティのことが一時も離れなかった。そんな彼の診療所にやってきたトウィッグと名乗る警部は、驚くべきことを口にした。ベティはもと売春婦で、恐喝もしている悪女だというのだ。不吉な予感に襲われ、ベティの別荘へと向かったガースが海辺の脱衣小屋の中で見たものは、ベティとうりふたつの女が水着を着たまま絞殺されている姿だった! しかも小屋のまわりには人影もなく、潮の引いた砂浜には足跡とてない……密室トリックの巨匠がエドワード王朝に材をとる歴史本格ミステリ!
  • 精神科医が教える 毎日が楽しくなる「老後のトキメキ術」
    -
    胸が高鳴る“トキメキ”は人間の大切な感情のアクセント。何歳になってもその気持ちを持ち続けられるかどうかで、第二の人生の可能性は大きく変わってきます。ほんの少し、心の持ち方を変えたり、ものごとの受け止め方を変えてみる。いつもと、ちょっぴり行動を変える――。そんな小さな変化の積み重ねから、気がつくとビックリするくらい老後の毎日が変わってくるのです。本書は、高齢者に「老いの楽しみ方」を伝える精神科医が、恋愛、人間関係、仕事、趣味、健康など、いつまでもワクワクと幸せな毎日を過ごすための“トキメキ術”の極意を紹介。「トキメキの感情に年齢は関係ない」「何歳になっても、素敵な人に出会える」「人に与え、必要とされる営みの喜び」「もっと、わがままになっていいのです」など、“年齢に負けない、退屈に流されない”ための大きなヒントが詰まっています。夢中であること、それがいちばんの幸せです。

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  • 『PHPスペシャル』PremiumBook 一緒にいて楽しい人・疲れる人
    -
    なぜか一緒にいて心地いい。そんな人があなたの周りにもいませんか。一方でどうしても許せない、なるべく距離を置きたい……そんな人もいると思います。一緒にいて楽しい人・疲れる人の違いとは、何なのでしょう。そして、自分自身は楽しい人になれているでしょうか。心に寄り添う&役立つ<読むサプリ>として、月刊誌『PHPスペシャル』は様々な分野のスペシャリストに「一緒にいて楽しい人になる方法」を聞いてきました。その人気記事をぎゅっとまとめたのが本書です。過去1000人あまりと対談をしてきた阿川佐和子さんは「勝手に壁を作らないこと」が大切だと述べています。精神科医の片田珠美さんは「根性曲がりにつける薬はない」としながら、それでも「疲れる人をタイプに分けて対応しよう」と提案します。日本最高の通訳者である関谷英里子さんは「話がうまい人とは一緒にいると楽しい」といい、一流のプレゼンを多数聞いてきた経験に基づいて話し方のコツを伝授してくれます。その他にもテレビ、ラジオ、心理学、広告業など多彩な業界のプロに聞くアドバイスがたっぷり。きっとあなたの心に響く提案が見つかる、お得な1冊です。

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  • 読んだら忘れない読書術
    値引きあり
    4.2
    「本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう」 あなたも、こんなふうに思っていませんか? こんな、記憶に残らない「読んだつもり」の読書は、 ザルで水をすくうようなもので、時間の無駄です。 読書とは、その内容を忘れずに自分の知識として定着させて、 自己成長に結びつけてこそ、はじめて意味が出てくるものなのです。 本書では、精神科医である著者が、 脳科学的な裏付けのある「読んだら忘れない読書術」を公開します。 また、「SNSの超プロ」としての立場からも、ソーシャルメディアを使いこなし、 読書で得た知識をアウトプットする方法、人とシェアする方法などを明かします。 ぜひ、「読んだら忘れない読書術」を手に入れ、 さまざまな本で学んだ内容を仕事や生活の場で実践してください。 その前にまずは、本書を「記憶に残る読書術」で読み進めてみてください! *目次より 第1章 なぜ、読書は必要なのか? 読書によって得られる8つのこと 第2章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本 第3章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード 第4章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実践編 第5章「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術 第6章 早く、安く、たくさん読める究極の電子書籍読書術 第7章「読んだら忘れない」精神科医の本の買い方 第8章 精神科医がお勧めする珠玉の31冊
  • 仕事もプライベートも 「思い通りにならない相手」を動かす心理術(大和出版)
    5.0
    イエスと言わない顧客、企画を通さない上司、サボる部下、家事をしない夫…彼らを変える「言い方」「ふるまい方」とは?元衆議院議員でもある精神科医が「対人関係療法」の見地から明かす、「人を動かす」スゴイ方法!序章「人を動かす」って、どういうこと?1章「敵・味方」の関係に陥らないコツ2章「安心させること」で、相手の言動は変わる3章 お互いに気持よく動ける「大目標」の見つけ方4章 「困った状況」をなんとかしたい!5章 どうする?「それでも動いてくれない人」6章 多くの人を「巻き込む」方法【著者紹介】水島広子。精神科医。「対人関係療法」の日本における第一人者。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。『「怒り」がスーッと消える本』(大和出版)『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)等著書多数。

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  • リストカットの心理学。自傷行為のメカニズムを臨床心理が解説。身近な人が。自分が。自傷行為やめたい!やめられない!10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 思春期の心理臨床を行なっていると、女の子に多く見られるのが自傷です。それはリストカットをはじめとして、アームカットや広義にはボディピアッシングなども入ってきます。勿論、男性でも自傷される方はいらっしゃるのですが、実際の現場では女性の方がその比率が多いのが事実です。私も様々な、クライアントと出会い、多くの自傷を見てきました。特に、思春期の臨床を行なっていると、女の子の殆どは自傷を体験していると言っても過言ではありません。精神科医療の現場だけでなく、学校などでスクールカウンセリングを行なっていても学年に2~3人いてもおかしくないのではないかと思うほど自傷は身近になってきたといえます。よく、「自傷は構ってほしいだけだから」や「自分を確認するために自傷しているんだよ」という言葉をメディアや噂で聞きますが、果たしてそれは本当なのでしょうか? この本は、リストカットをはじめとした自傷について色々な視点から解説されています。現在自傷をしてしまった人が回りにいる人には是非一読してほしいと思っています。また、自傷をしてしまった本人の人も、「なるほど、こういう考え方もあるのか」と再発見することも少なくないと思います。 また、学校関係者や児童福祉関係者の方は自傷に接する機会も多いと思いますので、是非一度読んでいただければと思っています。 また、本書に登場する事例は筆者が専門書の記述を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 臨床心理士ってなんだ?精神科医、カウンセラー、心理士、臨床心理士の違い。試験の難易度、収入、研究、仕事内容とは。10分で読めるシリーズ
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    10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき うつ病や統合失調症といった精神疾患から、不登校や非行などの問題行動にまで幅広い人の悩みに対して援助する専門職として、臨床心理士というものがあります。皆様も一度くらいはどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、この資格は名前ばかりが一人歩きしてしまいなかなか本質が伝わりにくい職業の一つでもあります。私自身も臨床心理士として活動していますが、「仕事は心理職だよ」というと、「えーじゃあ私の心とか分かっちゃうんですか?」と聞かれることも少なくありません。 心理学を学び始めた時に、最初の授業で習うのは「人の心は分からない」ということです。今でも非常に印象に残っている授業の一つではあります。 「人の心」という良くわからないものを扱うはずである臨床心理士とは実際にはどのようなことをやっているのでしょうか。 この本は、臨床心理士を目指している方は勿論、精神科医と臨床心理士の違いが知りたい人、心理療法とは一体どういうものなのか知りたい等、この職業に関することに興味を持っている方であればなるべく楽しめるように書かれています。 臨床心理士が普段どのようなことをしていて、どのようなことを考えているのか是非知ってもらいたいと思っております。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
  • 秘密と友情
    3.8
    骨を隠す犬のほうが、その場でガジガジやっちゃう犬より、セクシーなのかなあ(「秘密」より)。他者との不器用な関わり方、地への足の着かなさ加減――互いによく似ていることを感じとった精神科医と歌人は、某日、友情を結んだ。そんな彼らがとことん語り合ったのは、孤独、言葉、愛……。世界にいまだなじめないあなたにおくる、微笑と屈託の連続対談集。『人生問題集』改題。
  • 精神科医が考えた 忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術
    3.4
    「時間的にも体力的にも精神的にもエネルギーを目いっぱい使って日々忙しく生きている人」「生活するために種々雑多な多量の物を、自分または同居人が必要とする人」――そんな多忙・多物族のために、精神科医の立場から考えた「片づけ術」をすべて公開! 脳を使って、考え方を少し変えれば、片づけは劇的に楽チンになるんです。他者目線の「完璧片づけ」「見栄っ張り片づけ」は、もう卒業です!!
  • マンガでわかりやすい うつ病の認知行動療法(きずな出版) こころの力を活用する7つのステップ
    4.1
    こころが疲れていると、マイナス思考になって、自分を責めてしまう…なんて経験はありませんか? そんなとき「こころのバランスを取り戻す」手助けとなるのが、“認知行動療法”です。本書では、 認知行動療法の第一人者である精神科医 大野裕先生監修のもと、毎日を軽やかに生きるためのヒントを、憧れだったCAになって4年目の主人公の失敗と成長を通して、今谷鉄柱さんのマンガでわかりやすくご紹介します。■「うつ度チェック」「日常活動記録表」「7つのコラム」付き【ストーリー】CAになって4年目の道端ひかり。子どもの頃からの夢が叶ったのに、職場で頑張りが空回りして自己嫌悪に陥ることも……。そんなとき先輩を通して、こころのバランスを取り戻す「認知行動療法」と出合い、自分の気持ちを整理することで、八方ふさがりに感じていた状況から抜け出すヒントを掴んでいく――。

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  • セラピューティック・ラブ
    5.0
    華々しい活躍を続ける精神科医・倫太郎は、美しい芸者・夢乃と出会う。夢乃は極端な愛情不足による心の闇を抱えていた。倫太郎は夢乃を患者として診ることになったが、夢乃は倫太郎の治療で恋愛転移を起こし、情熱のまま激しく愛を求めてくる。冷静であるべき倫太郎は、いつしか医者の立場を超え、ひとりの男として夢乃のペースに巻き込まれていく……。
  • 心の病が職場を潰す
    4.0
    今や日本中の職場が、うつ病をはじめとする精神疾患によって、混乱させられ、疲弊させられている──。それはいつから、どのように広がったのか。この現状を私たちはどう捉えるべきなのか。基礎的な医学知識を紹介しながら、精神科医療の現場から見える、発病、休職、復職、解雇などの実態を豊富な症例を通して報告。会社の意向と個人の要望が複雑に絡むこの問題を正しく知ることは、もはや社会人に必須の素養である。
  • 他人の意見を聞かない人
    3.2
    他人の意見を聞かない、自己中心的な人が増えている。問題を指摘する他人の意見に耳を傾けず、同じ意見を持った者同士、仲良しグループだけで意見を交換して、それ以外の意見を受け入れようとしない傾向が増している。 それはなぜか。インターネットやSNSの普及が影響しているのか。犯罪行為のウェブへの投稿や土下座騒動などは、どうしてそんなことをしてしまうのか。 もし、あなたが他人の意見を聞かない人を前にして困っていたら、あるいは逆に自分が他人の意見を聞かない人になりかけているのではないかという危惧を抱いていたら……。 職場や家族のなかで、“困った”人にならないため、他人の意見を聞かない人の事例を提示しながら、その原因の背景や根底に潜む問題をあぶり出し、その対処法を探っていく。 片田 珠美(かただ・たまみ)広島県生まれ。精神科医。京都大学非常勤講師。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。主な著書に、『他人を攻撃せずにはいられない人』『プライドが高くて迷惑な人』『一億総ガキ社会』『一億総うつ社会』など。
  • なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか
    3.0
    職場において心の病で休職する人たちが増えている。その年齢層は、三〇代が約六割。彼らの特徴は、学歴は高く、まじめだが、やや自己中心的。そして、仕事以外の趣味には精力的で、休職中にパラセーリングの免許を取るために海外に出かけた人もいたという。この症状は、果たして病気なのか?本書では、時代の空気を鋭く読み解くことで定評のある精神科医が、急増中の「新型うつ」を分析する。著者がこの「フシギなうつ病」に気づいたのは十年ほど前であり、「30代うつ」と名づけた。それまでに多かった中年以降のうつ病と比べて、「私生活では元気」という特徴が顕著なのだ。なぜこのような現象が生まれたのか。それは今の三十代は、晩婚化、ニートなどの広がりとともにアイデンティティが育ちにくかったことも要因なのではないのか。数々の症例をふまえて、彼らへの対応や治療のあり方についても解説した注目の書。

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  • 図解 対人関係が一瞬で楽になる心の技術
    3.0
    「今日はこんな嫌なことがあった」と部屋の中で一人、もやもやした思いを抱えていても、頭の中は対人関係であふれている。人間の悩み、苦しみ、喜びといった感情はすべて、対人関係の中で起こるといいます。精神科医である著者は、対人関係の悩みを解決するには自分の心と向き合うしか方法はないと語ります。本書では、「心を一瞬で変える技術」と「落ち着いた心の状態を維持するためのエクササイズ」の二つを中心にご紹介。マイナスの感情を断ち切り、深呼吸や瞑想などの方法を習慣化し、心が本来もつ能力を引き出す方法が学べます。今まで『心と向き合う本』というだけで「しんどそう」、「めんどくさそう」と敬遠していた方も、動きのある楽しいイラストが入ったことで、気軽に楽しんでもらえるようになっています。自分の心と向き合うことで、対人関係の問題を解決し、明るく、気分のよい自分らしい自分が見つかる一冊です。
  • 精神科医は腹の底で何を考えているか
    3.5
    精神科医とはどんな人たちなんだろうか。人の心を治療する医者だから、人の心の闇を知り精神の歪みにも精通し、人格的にも高い成長を遂げているはず。だが本当はどうなのか。テレビに出てくるあの人はあやしくないか。臨床体験豊富で熟練の精神科医である著者が、エクソシスト医師、無責任医師、赤ひげ医師、新興宗教の教祖的医師、タレント医師、世間知らず医師などなど累計100名を、裏も表も建前も本音もすべてリアルに描き尽くす。
  • ターミナル・マン
    3.5
    ロサンジェルスの大学病院に一人の男が収容された。彼の名はベンスン。精神性の発作で暴力をふるう危険な男だった。病院当局は彼の発作を制御するためコンピュータを埋めこむことを決定する。手術は成功したかに見えたが、ある夜、患者つき精神科医のロスが病室を訪れるとベンスンは姿を消していた。しかも不測の事態が発生し、彼は六時間後に制御不能の発作を起こすという。闇に消えた男を追って必死の捜索が始まった。
  • 躁うつ病(双極性障害)がわかる本。うつとハイテンションを繰り返す理解されにくい症状と、その治療法を臨床心理士が解説。10分で読めるシリーズ
    3.3
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 精神科医療の中に三大精神病という言葉があります。これは、脳の形や大きさなどの形質に起因するのではなく、脳の中に流れる神経伝達物質等に起因して精神症状が出るものの中で、特に、原因が解明されていなく、再発を繰り返し、完治しにくいということであげられているものです。躁うつ病は統合失調症、癲癇と一緒に、この三大精神病と呼ばれている病です。 簡単にいうならば、ハイテンション(躁状態)と落ち込んでいる状態(うつ状態)が交互に出現する病です。 一般的に、躁状態の時は外出も、グループ活動も可能なので、人と会う機会が多い方は割と良く出くわすかもしれません。ハイテンションは誰にもある状態ですので、社会の中で出会ったとしても、それが病理によるハイテンションと理解されるよりも、もともと性格的にハイテンションな人と理解されることが圧倒的に多いです。
  • 傷ついたまま生きてみる
    3.7
    家族や友人とのかかわりといった“ふつう”の生活の中にも、人と比較したり、ちょっとしたすれ違いがもとで、心が傷つくことがあります。他にも、誰かを失って悲しくなったり、子ども時代に親に言われたことを思い出して泣けてきたり、私たちは毎日どこかで心を痛めているのです。でも、安心してください。それはあなたが心優しい、繊細な心の持ち主だからこそ抱く感情なのです。そんなときは、「一刻も早く立ち直ろう」とあせらないこと。時間をかけて傷を修復することで、「自分って本当はこういう人間だったのか」「こういうことを大切に生きてきたのか」という新たな発見につながります。本書は「まず体を休める」「ちゃんと傷つく」など、自分の心とゆっくり向き合うことで、失われた自信を取り戻すための方法を、精神科医が優しく紹介します。

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  • 堕ちられない「私」 精神科医のノートから
    3.0
    うつ病などの心の病にかかったり、ドラッグ、暴力などの問題を引き起こしたりするのは、実は「堕ちる力」を失った人である。私はそのことに診察室で気づいた──。 誰もが表向き「健全なクリーンさ」を演出する時代。 でも、人間ってそんなに明るく健全なものですか? 精神科医の説く21世紀の「新・堕落論」。 高学歴・一流企業に勤めるミナコ(20代)。不眠不休で働き続けて頭が真っ白になって来院。「そんなにがんばらなくていい」というアドバイスに、ミナコは言った。 「その、がんばらない方法を教えてください!」 居酒屋チェーン店の過重労働で様子がおかしくなっているのをみかねた妻に連れられてきたハヤト(30代)。完全にマインドコントロール下にあるハヤトを見て著者は思う。 「昔、新興宗教が果たしていた役割を、今はブラック企業が担っているのではないか?」 インスタグラムの「いいね!」が減るのが怖くてたまらず、行きたくないところへ行き、食べたくないものまで食べてフラフラになっている女性患者・・・・。 30年もの豊富な臨床経験を持つ著者が、「いまだかつてない上昇圧力の強い時代」に生きる人々の悲喜劇を通し、「堕ちることをおそれない」生き方を探る。 理想の上司、理想の夫婦、理想の親子、理想の母親── もう、そんな理想の○○から思いきってストンと堕ちてしまおう。 堕ちてみないと、この快感はわからない。 香山リカの新境地ともいえる意欲作。
  • 生きる哲学
    4.0
    人間についての普遍的な原理を難しい言葉で記述するばかりが「哲学」ではない。書物に書かれている高尚な哲学ばかりが「哲学」ではない。ときに肉声のなかに、手紙のなかに、あるいは人知れぬ行為のなかに、真の哲学は宿っている――。 祖国を離れ、ひとり異国の地でひたすらに歩いた作家・須賀敦子。強制収容所で絶望を目の当たりにしながら、人生の意味を深く問うた精神科医・フランクル。食に命をこめる料理研究家・辰巳芳子。震災や戦争に際して遺族に祈りを捧げた美智子皇后。 歩く、祈る、見る、聴く、喪う。「悲しみ」ともいうべき人生の場面で言葉を紡ぎ、ある哲学を体現した者たちの「生きる哲学」を、その行為のなかに読む。
  • 「対人関係療法」の精神科医が教える 「苦手な人」とのつき合いがラクになる本(大和出版)
    4.4
    「『あなたって○○』と決めつけてくる人には、『あなたはそう思うんだ』と防御」「『こうしたほうがいい』とアドバイスしてくる人には『そうできたらいいね』とスルー」「プライベートを干渉してくる人には、『私のこと、気になる?』」など対人関係テク満載!姑息な上司、過干渉の親、うるさい夫、うざい友人…対人関係療法の第一人者が、苦手な人に振り回されないで、ラクに自由に生きていくためのあの手この手を教えます!

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  • あなたの悩みが一瞬で解決できる本5冊セット
    -
    悩みのない生き方を指南! あなたの抱えるその悩みを解消して、人生をもっと楽しく! 仕事でもプライベートでもリラックスするために、必要な知恵がたくさん詰まった5冊セット。 精神科医としてテレビ出演も多い人気作家・和田秀樹氏による、現代を生き抜くバイブルを集めました!
  • 姉の結婚 1
    無料あり
    3.9
    「娚の一生」で大人気を博した西炯子が、またまた恋愛漫画の新境地を開く会心作を打ち出す。もう恋愛だの結婚だのは煩わしいと思っている独身女性ヨリ(39歳)の前に、突如として幼なじみと名乗る怪しいイケメンが現れる。新手の詐欺かと思いきや、本当に少年の頃からヨリを慕っていた精神科医・真木。しかし彼は妻帯者だった……。避けよう避けようとするヨリを追い詰める真木。さらに真木の妻はヨリにそっくりの容貌だった。同居する妹の心配をよそに事態はだんだん泥沼に。この恋愛(?)の行く末はどこに落ち着くのか?
  • 統合失調症の入門書。家族、友達が統合失調症になった。あるいは疑いがある。そんなときに最初に読む本。10分で読めるシリーズ
    -
    10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度) 10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 最近は、様々な媒体で統合失調症が取り上げられることも増えてきました。しかし、一部のドラマや映画、本などでは統合失調症が正しく取り上げられておらず、中には誤解を招くような表現のものも少なくありません。 皆さんは統合失調症についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。 実は統合失調症と言っても、その状態像が一つに確定するわけではありません。当然のことですが、患者さんによって出方が異なりますし、予後もかなり変わってきます。統合失調症は精神科医療の中で最も頻繁に研究が行われる病の一つです。現在は有効な抗精神病薬を発売されており、かなりの割合で症状を軽快させられるようになってきました。ある意味、統合失調症と投薬はワンセットなのですがまだまだ投薬に対して偏見も多いのかなと感じています。 この本では統合失調症の典型的な症状や、治療の実態をお伝えすることができればよいかなと感じています。 正しい治療を行うことと同じくらい、周りにいる人がこの病に理解を示すことは重要です。 統合失調症を知るための最初の一冊となるように、なるべくいろいろなことに触れたつもりですので、興味のある方はこの本をきっかけに専門書を読んでいただければと思います。 また、本書に出てくる例や事例はすべて筆者が専門書で解説されている症状を元に作り上げたフィクションの事例です。
  • 精神科医が教える 「愛する人と幸せになる」55のルール(大和出版)
    3.0
    「嫉妬で苦しんでしまう場合は?」「出会いがない場合は?」「不安をどう手放す?」「もっと彼に大切にされるには?」「失恋をどう乗り越える?」…恋愛における悩みや葛藤は、精神医学で解決できる!対人関係療法の第一人者である精神科医が、恋愛における「感情」のカラクリを解き明かす――ぴったりの相手とめぐり合う方法、彼から愛を引き出す方法、いい関係を作る気持ちの伝え方、不安や嫉妬の整理術など、愛され幸せになるための様々な処方箋。【著者紹介】水島広子。精神科医。対人関係療法専門クリニック院長。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。「対人関係療法」の日本における第一人者。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。『「怒り」がスーッと消える本』(大和出版)『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)等著書多数。

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  • 大人のための「困った感情」のトリセツ(大和出版)
    3.7
    怒りは「不愉快なズレがある」というサイン、不安は「安全ではない」というサイン、悔しさは「あったかもしれない可能性」を失ったサイン、そして、「自分の尊厳」を傷つけられたサインでもある……すべての感情には意味がある!対人関係療法の第一人者が怒り、不安、不機嫌、悲しみ、悔しさ、寂しさ、罪悪感等7つの感情の「カラクリ」と「取り扱い方」を丁寧に解説。精神医学の見地から解き明かされた心と気持ちのカラクリを知って、もう感情に振り回されない!【著者紹介】水島広子。精神科医。対人関係療法専門クリニック院長。アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表。「対人関係療法」の日本における第一人者。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。『「怒り」がスーッと消える本』(大和出版)『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)等著書多数。

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  • 黒い愛情
    3.7
    「性欲に振り回されるなんて有り得ない」精神科医という職業に就いていながら、伏見智紀は「性欲」が認められずにいた。しかし、そんな後ろめたい感情を同僚の加藤に見抜かれてしまう。同じ医者の中でも特に優秀な加藤は、その鋭さと巧みな話術で伏見を追い込んでゆく。「あなたのような、性的な深みにはまるのを嫌う、気高い人をそれ以上の欲望で、ねじ伏せたいと思う人間もいるんですよ」弱みを握られ従う一方で、加藤の見せる強い支配欲に、抗えなくなってゆく伏見―は…。
  • 小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ(大和出版)
    4.5
    「何をやっても満たされない」「ダメな自分がイヤ」「他人の目が気になる」「すぐに凹んでしまう」「いつもあきらめてしまう」……そんなあなたに贈る、水島式「自己肯定感」の高め方。「大事なのは『DOの自信』ではなく、『BEの自信』をつけること」「『するべき』ではなく『したい』で動く」「『自信』を失わない人づき合いをする」――対人関係療法の精神科医が、どんなときにも折れない「本当の自信」を手に入れる方法を、様々な例を扱いながら丁寧に解説。不思議と「何があっても、大丈夫」と思えてくる!(著者紹介)精神科医、元衆議院議員。対人関係療法専門クリニック院長アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表「対人関係療法」の日本における第一人者。『「怒り」がスーッと消える本』『身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本』(大和出版)、『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)など著書多数。

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  • 精神科のヒミツ クスリ・報酬・診断書
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    クスリの大量投与、医者によって食い違う診断、患者の都合にあわせたウソだらけの診断書…何が本当で何がウソなのか?ベテラン精神科医が医療のカラクリをわかりやすく説明しながら、疑問・批判に答えます!「名医」と「迷医」の見分け方、賢い活用方法などのヒントが満載。
  • 往きて還らぬ朱夏
    完結
    1.0
    出会ったのは初夏、湘南の海辺だった。ふりむいたその男の、陽ざしに一瞬光った瞳が印象に残った――。登校拒否の少年が預けられた施設で、担任教師の青江は、精神科医の佐伯と出逢う。佐伯に兄の面影を見て惹かれる青江だが、彼の心には常に哀しみの影があった――。愛と官能の作品集。
  • やわらかな頭、もっと動ける身体のための! 最強のリラックス システマ・リラクゼーション
    3.5
    なぜあなたはリラックスできないのか? 心身共に溜め込んだ疲れは、やる気をなくし、体調も崩し、不安や怒りの元にもなります。このようなハードな状況を乗り越えるのに必要なのは、上手なリラックスによってもたらされる、確かな回復力です。 姉妹本『最強の呼吸法』で紹介したのは応急処置的な方法ですが、本書では、応急処置ではフォローしきれなかった、より根深いストレスを解消していく方法を紹介しています。 いつ終わるとも知れない戦場の日々を生き抜く為のロシア特殊部隊の訓練法「システマ」のテクニックは今やロシアの医療機関や教育機関、サッカーロシア代表チームなどのトップアスリートにも採用されています。 システマ創始者ミカエル・リャブコ特別インタビュー収録 解説 精神科医 名越康文
  • あなたの悩みが消える! 和田秀樹の処方箋 電子書籍シリーズ
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    精神科医のDr.和田があなたの悩みをたちまち解決! 人生、進路、人付き合い……悩みはつきないものの、和田先生がタイプ別や性格別に解消法を紹介。 どこから読んでも役に立つ4冊を紹介。
  • どうせ死ぬのになぜ生きるのか 晴れやかな日々を送るための仏教心理学講義
    3.7
    なぜ私たちは悩みや不安からいつまでたっても解放されないのか。それは「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」という問いに答えられないために、一つひとつの悩みの根底にある「漠然とした不安」が解消されないからではないか。精神科医である著者が、この問いに初めて向き合ったのは10歳のとき。それから40年経った今、この問いに実践レベルで答えが出せるのは仏教しかないと著者は確信し、日常の中でその教えを実践している。何も出家などしなくとも、誰でも実践できる「行」や「方便」によって、曇りない心で真実をつかみ、毎日を明るく生きられるようになるのである。「行」とは日々の行動習慣の一種だが、「背筋を伸ばす」「眼鏡を拭く」「朝、シャワーを浴びる」といったことでも「行」になる。「方便」はごく簡単に言えば「困っている人に親切にする」ということであり、人間関係のつまらない行き違いをなくすためにも必要な姿勢である。さらに瞑想のやり方やお寺の活用法、怒りを抑える方法なども伝授。満を持して放つ「仏教心理学」のすすめ。

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  • 「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい
    3.0
    いまや職場でも、家庭でも「うつ」は私たちのすぐ隣にある。幼少時に直面するスクールカースト、終わることなき就職戦線、リストラや倒産で職を失いかねない恐怖……。ますます社会が不安定化して生きづらくなるなかで、「メンタルの鍛え方」に強い関心が集まるのは当然だろう。しかし、そこには大きな誤解があると著者はいう。一見すれば「心の強い人」とは半沢直樹のような「プレッシャーに打ち勝てる人」と思われるかもしれないが、じつはそれとは正反対。修羅場で「他人に甘えられる人」なのだ。しかし、残念なことに日本では心の病への知識が不足し、根本的に間違った処方箋がいまだに横行している。そもそも「うつ」とはいったい何なのか。薬物療法やカウンセリングは「うつ」にどんな効果があるのか。「よいストレス、悪いストレス」というストレスの真実から「うつ社会」に対して政治ができることまで、日本人を愛してやまない精神科医がタブーを恐れず率直に語った、まったく新しい「うつの治し方」。

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  • トレーダーの精神分析 ── 自分を理解し、自分だけのエッジを見つけた者だけが成功できる
    3.8
    トレードとはパフォーマンスを競うスポーツのようなもので、オリンピック選手や陸海軍のエリート部隊、パフォーマンスアーティストなどと同じように、トレーダーも訓練によってその能力に磨きをかけ、プロのレベルに達することができる。本書ではトレーダーの指導と自らのトレード経験に基づくトレーダーのスキルアップの方法 をはじめ、彼らが直面するいろいろな心の悩みとその解決策についてもかなり詳しく論じている。筆者は前著『精神科医が見た投資心理学』(晃洋書房)のなかで、トレーダーのいろいろなメンタルな問題にスポットを当て、それを乗り切る心のあり方などを紹介した。本書ではそのプロセスをさらに一歩踏み込んで、体系的な訓練と自らのエッジ (強み)を生かすことによって、トレーディング技術をプロのレベルまで上達させる方法がさまざまなパフォーマンス分野の例証によって詳述されている。 本書で論じられているテーマは次のようなものである。 ・トレードで成功するには自分の性格と能力とトレード手法などをマーケットのニッチとフィットさせるべきである ・トレードディング技術をプロのレベルまで向上するにはそれにふさわしい学習プロセスがある ・トレードディング技術を向上するには学習・フィードバック・パフォーマンスという3つの学習ループをうまく回す必要がある ・トレーダーとして成功するにはトレード技術・戦術・戦略という3つの要素の役割 をよく理解し、これらをうまく調和させて成功につなげなければならない ・トレードに伴う心の悩みを解決するセラピーには認知療法や行動療法などがあり、 それらを効果的に実行することがこの世界で生き残っていくカギとなる トレードのパフォーマンスを向上させるには偶然やランダムさに振り回されるので はなく、それらを意識のプロセスに乗せて適切に処理しなければならない。それによって意識的な意思決定ができれば、ダイナミックなマーケットにもうまく対処できるだろう。深い洞察力と実践的なアドバイス、詳細なリサーチデータとトレーダーの豊富な実例などが盛り込まれている本書は、難しいマーケットに臨むときの素晴らしいコンパス(羅針盤)となるだろう。
  • 薔薇窓の闇 上
    3.5
    1~2巻693~792円 (税込)
    1900年、万国博覧会で賑わうパリ。精神科医のラゼーグは警察に保護された少女を診察する。日本人らしき彼女は音奴と名乗るほかは多くを語ろうとしない。一方でラゼーグの元に、万国博を訪れた外国人女性の連続失踪事件の知らせが届く。事件解決に協力するよう要請されるラゼーグだったが、行く先々で謎の馬車に見張られていることに気付き――。異国の地を舞台とした傑作長編サスペンス。
  • つかれる時代の元気がでる経済学
    5.0
    1巻385円 (税込)
    ニッポンの元気を取り戻すために、現在の経済は何が問題なのか? 何が必要なのか? カリスマ精神科医が心理学を活かし解説した、株や年金、不況の話など、わかりやすい経済の処方箋! 用語解説つきで、初心者にもやさしい経済入門書!
  • 聖灰の暗号(上)
    4.0
    1~2巻671~715円 (税込)
    歴史学者・須貝彰は、南仏の図書館で世紀の発見をした。異端としてカトリックに憎悪され、十字軍の総攻撃を受けたカタリ派についての古文書を探りあてたのだ。運命的に出会った精神科医クリスチーヌ・サンドルとともに、須貝は、後世に密かに伝えられた“人間の大罪”を追い始める。構想三十年、時代に翻弄された市井の男女を描き続ける作家が全身全霊をこめた、歴史ミステリ。
  • ギャンブル依存とたたかう
    4.4
    パチンコ、麻雀、競馬、競輪……。「庶民の娯楽」という美名の陰で、急速に増加する依存者の群れ。「少しだけなら」と言い訳しながら、深刻に精神が蝕まれていく。ギャンブル依存は意志の弱さとは無関係。家族や知人を巻き込み、誰しも陥る危険な“病気”の全貌と立ち直りへの道を、作家・精神科医の著者が明らかにする。
  • 閉鎖病棟
    4.1
    とある精神科病棟。重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠ざけられながらも、明るく生きようとする患者たち。その日常を破ったのは、ある殺人事件だった……。彼を犯行へと駆り立てたものは何か? その理由を知る者たちは――。現役精神科医の作者が、病院の内部を患者の視点から描く。淡々としつつ優しさに溢れる語り口、感涙を誘う結末が絶賛を浴びた。山本周五郎賞受賞作。
  • 空の色紙
    3.7
    精神科医の小野寺は、殺人容疑者の精神鑑定を依頼された。妻との関係を疑い、自分の息子を殺したというその男は、本当に狂気のさなかにあったのだろうか? 小野寺は調査を進めながら心の動揺を覚える。実は彼自身も、ある事情のために妻への屈折した嫉妬の感情を抱きつつ生きてきたのだった――。表題作をはじめ、デビュー作「頭蓋に立つ旗」など初期の医学もの中編3編を収録。
  • カシスの舞い
    3.4
    分裂病と覚醒剤中毒の治療・研究に成果を上げている、南仏マルセイユの大学病院解剖実習室で、首なし死体が発見された! だが、被害者とおぼしき元患者のカルテは消えている。疑惑を抱き、調査を始めた日本人精神科医・水野の周囲で次々に起こる、不可解な事件。暗号名〈カシスの舞い〉の意味するものは。そして、脳研究所で行なわれている実験とは――。戦慄の医学ミステリー。
  • 人格解離
    2.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 精神科医が語る、うつ病の大きなキーワード。それは、内なる人格解離だった!きっとあなたの中にもいる、もう一人のあなた。
  • 「上手な老い方」してみませんか
    -
    人生、80パーセント主義がちょうどいい――。本書では「快老生活」をキーワードに幸せな老いの迎え方、生き方のコツを伝受します。精神科医で「人生の達人」でもあるモタさんが明るく愉快な老後学を紹介。 ※二〇〇三年二月に小社より刊行された角川oneテーマ21『快老生活の心得』を加筆・修正し、文庫化したものが底本になります。
  • 精神科医が教える 定年から元気になる「老後の暮らし方」
    -
    全国700万人の「団塊世代」が定年を迎え、日本の高齢者率は4人に1人の時代に――。まだまだ、気力も体力も若々しい人が大勢いる一方で、「そんなに早く老けこまないで」と言いたくなる人もいて、個人差が大きいのが実情です。本書は“熟年世代”の心の危機を数多く診てきた精神科医が、定年という大きな変化を乗り越え、元気に暮らすための考え方を実践的に解説します。「明日は何をしようか?――定年後は自分に問いかける毎日」「最初の禁句――定年後の『少し休んでから』は危険な落とし穴」「老後には3つのものがあればいい――希望と勇気とサムマネー」「お金を残して死ぬよりも、まわりに素敵な思い出を残そう」「夫婦の頭の冷やし方――定年後に便利な冷却期間はない」「長い人生、不具合を抱えてからの生き方で真価が問われる」など、人生の再起動で知っておきたいことばかり。本当の人生は65歳からスタートするのです。

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  • 上司・友人・家族・ご近所… 身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本(大和出版)
    4.1
    上司の暴言、先輩の嫌味、妻の叱責、ご近所トラブル、仲間はずれ、ネットの批判……他人に傷つけられがちなあなたへ。対人関係療法の精神科医が教える、どんな相手でも何があっても、上手に対処するヒント。「会社の人間関係が変わった!」「困った人間への対処法がわかった!」喜びの声、続々。「攻撃してくる人は困っている人として扱う」「相手を安心させればうまくいく」「相手を黙らせるお見舞いの一言」「相手が期待していることを聞き出す」……イヤな相手をするっとかわし、なぜか大事にされてしまう人になれる驚きの秘策とは?(著者紹介)精神科医、元衆議院議員。対人関係療法専門クリニック院長アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表「対人関係療法」の日本における第一人者。『「怒り」がスーッと消える本』『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ』(大和出版)、『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)など著書多数。

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  • 心に狂いが生じるとき―精神科医の症例報告―
    3.6
    最初は心の小さな狂いでも、それをきっかけに、普通の人間が精神全体を蝕まれてしまうことがあり、ときには取り返しのつかない行動をとることがある。しかし、正常な精神と狂気の境目はごく淡く、我々の社会はアルコール依存、統合失調症、人格障害、うつ病など様々な精神疾患とともにある。人は、いつ、いかにして心を病むのか。現役の臨床医師が、虚説を排して実態を報告する。
  • 狂気という隣人―精神科医の現場報告―
    3.6
    人口の約1%が統合失調症という事実。しかし、それが我々に実感されることがないのはなぜか。殺人、傷害にかかわりながら、警察から逮捕もろくな保護もされず、病院さえたらい回しにされる触法精神障害者。治癒して退院したはずなのに、再び病院へ戻ってくる精神病患者。疲弊する医療関係者。社会の目から遮蔽されてきた精神医療の世界を現役の医師がその問題点とともに報告する。
  • 精神科医が狂気をつくる―臨床現場からの緊急警告―
    3.3
    「うつ病には○○の摂取が有効」「脳トレで認知症は治る」……精神疾患の治療と称してまかり通る妄説の数々。しかしそのまやかしが、取り返しのつかない重篤な患者を生み出す。食事療法は健康食品やサプリを売りつける方便だ。うつ病を「心のかぜ」と呼ぶのは製薬会社と医療行政の欺瞞だ。薬物やカウンセリングの罠から診断基準の陥穽まで、精神医学の世界に蔓延する不実と虚偽を暴く。
  • 狂気の偽装―精神科医の臨床報告―
    3.8
    現代日本で急増する「心の病」──。マスコミは、新たな社会現象に合わせて乱造された「病名」を喧伝し、悲惨な事件が起これば被害者を「PTSD」だと安易に決めつけ、「心のケア」を気軽に叫ぶ。だが、それは正しい診断なのか? その患者は本当に精神疾患なのか? 精神医療の現場を混乱させる「心の病」ブームの実態を、治療の最前線に身を置く現役の臨床医師が撃つ。渾身の告発リポート。
  • 無差別殺人の精神分析
    3.8
    なぜ彼らは殺戮者と化したのか? 秋葉原、池袋、下関、大阪教育大附属池田小、コロンバイン高校、ヴァージニア工科大……犯人たちの生い立ちと肉声を克明に辿っていくと、六つの共通要因が浮かび上がる。果たして、凶行への「最後の一線」を越えさせたものは何か? 気鋭の精神科医が徹底的に考え抜く。
  • 子どもの発達障害 家族応援ブック
    3.7
    1巻1,152円 (税込)
    「うちの子、理解されにくいかも……」「うちの子、学校になじめないかも……」。言葉としてはよく知られるようになった「発達障害」。ただ、障害の詳しい特性や、望ましい接し方、「療育」など支援の仕方など、肝心なことはまだまだ十分知られているとは言えません。大切なことは、周囲の方が「発達障害」について正しい知識を持ち、早いうちに子どもが抱えている困難感を理解して、その子が持っている伸びる力を発揮できるようサポートしてあげることです。本書は、発達障害を持つ子どもが、すこやかに成長し、将来自立していけるように、発達障害の基礎知識、療育や支援の受け方など、実践的で役立つ情報を児童精神科医師がやさしく解説し家族を応援します。
  • 「こころの力」の育て方(きずな出版) レジリエンスを引き出す考え方のコツ
    5.0
    職場で、学校で、プライベートで、悩みや壁にぶつかったとき、「こんなことでこころが折れていてはいけない! 」と、無理をしていませんか?日々の生活のなかで「こころが折れそうになること」があったり、「こころが折れてしまうこと」があるのは、自然なことです。自分を責める必要はありません。大切なのは、“こころが折れないことより、折れても、復活できる力を育てること”(本文より)。それが、いま注目されている「レジリエンス=逆境から立ち直る力」です。認知療法の日本における第一人者である精神科医 大野裕先生が本書でご紹介するのは、そんな「復活するこころの力」を育てる方法、元気なときには無意識で使えている「バランスのよい」「しなやかな」考え方をどんな場面でも引き出せるようになるコツです。しなやかな考え方を身につけ、元気な自分を取り戻しましょう!

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  • 嫌いな人と付き合わなければならないすべての人のための人間関係ガイドブック
    -
    <まえがきより>  まわりに迷惑をかけてもお構いなしに、ゴーイングマイウェイで生きている人がいます。  そういう人と常識人が出会った場合、割を食うのはたいていの場合、常識人のほうでしょう。でも、それって何だか納得がいかない。そう思いませんか? そこで、必要になってくるのが「かわす方法」というわけです。  敵のディフェンスをひょいひょいとかわしていくメッシのごとく、「超迷惑な人」を美技でかわし、自分らしい人生というゴールを目指し、シュートを打てと私は言いたいのです。  最初に断っておきますが、私は精神科医でも、心理学者でも、宗教家でも、いわんやマナー評論家でもありません。  では、あなたは何? とみなさんは思われるかもしれません。  言わせてもらえば、私はただのいい人。いや、いい人だったと過去形にしたほうがいいでしょう。  いい人だったが故に散々な目に合い、そんな経験の中で「超迷惑な人」との付き合い方を含めた人生戦略を考えてきました。この本は、そんな私のやり方を「超迷惑な人」に悩む方の質問に答えるカタチで書きました。 <目次> 第1章 「かまってちゃん」の魔のつぶやきから逃れる 第2章 自己愛でいっぱいの恋人で消耗しないために 第3章 嫉妬深い恋人への対処法 第4章 怒りっぽい人と上手に付き合うには? 第5章 浮気性の相手への対策 第6章 妬む人から妬たまれない方法とは? 第7章 ウソつきの人はもう直らないのか 第8章 人の話をまったく聞かない人への対処法 <著者> 辛島 光(からしま ひかり) 上智大学卒。経済誌の編集者を経て、ファイナンシャル・プランナーに。取材や相談業務を通じて様々な人に出会う中で、人生や人間について深く考えるようになる。「人それぞれ」をモットーに、自分らしく自由に生きるためのコミュニケーションやファイナンシャル・プランニングを伝えることを目指す。 ★impress QuickBooks(R)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです。
  • 「対人関係療法」の精神科医が教える 「怒り」がスーッと消える本(大和出版)
    4.0
    「ムカムカを手放したい」「ついキレてしまう」「つまらないことでイライラしたくない」「怒りっぽい自分をなんとかしたい」あなたへ。 「怒り」はなぜ起きるのか。どうすれば、イライラを手放せるのか。感情に振り回されない人になるには、どうすればいいのか。対人関係療法の第一人者が、「怒り」のメカニズムとその対処法を初公開します。 「怒り」の原因は3種類ある、怒っている人は単に「困っている人」、うるさいアドバイスは「相手の悲鳴」、ケンカするのは「役割期待」がずれただけ……。 わかりにくい感情のカラクリをすっきり明快に解説し、今すぐ心が晴れるヒント満載です。 「イラストもかわいくて、バツグンにわかりやすいです!」「具体的な方法がとても役に立ちました」「何度も読んで、バイブルにしています」……喜びの声続々。アンガーマネジメント本の決定版!

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  • しがらみを捨てると楽になる
    5.0
    しがらみとは何か? それは一言で言えば「世間」のこと。社会人として責任ある立場が長くなると、「世間の常識」通りに生きるのが習い性になります。でも、人生の後半戦は、もっと自由に、もっと楽しく、もっと自分のために生きていい。精神科医が教える、軽やかに生きるためのヒント。
  • Still Heart
    4.0
    1巻198円 (税込)
    「僕とつきあわないか?」 失恋したての精神科医・小早川哲雄は同期の外科医・木田博基に誘われ、関係を持つようになる。 心の隙間を埋めるだけだったはずが、やがて木田に強く惹かれていく… 新人賞を受賞した著者デビュー作に同人誌発表作と描き下ろしショートストーリーを加えた待望の電子版!
  • あの作家の隠れた名作
    3.0
    1巻660円 (税込)
    「代表作」ばかりが名作ではない。作家たちが残した、あまり知られていないけれども極めておもしろい作品の数々。そこには、書き手の意外な一面や素顔がちらりと顔をのぞかせることも。裏まで奥まで、丹念に読めば読むほど深まる、小説の愉悦がここにある。異国の人魚に魅入られた皇帝の退廃と耽美の物語(谷崎潤一郎『人魚の嘆き』)、出生の秘密を抱える妹と兄とその友人の秘やかな三角関係(尾崎翠『無風帯より』)、女の片腕と過ごす奇妙な一夜に漂う孤独なフェティシズム(川端康成『片腕』)、女学生の一人語りで綴られる、自己を超越した自意識(太宰治『女生徒』)、冷感症の美女と精神科医の男の艶かしくも知的な駆け引き(三島由紀夫『音楽』)……。その他、夏目漱石、萩原朔太郎、芥川龍之介、宮沢賢治、梶井基次郎、吉行淳之介、多和田葉子と、彩り豊かな作家計12人が勢ぞろい。あなたにとっての名作が、きっと見つかる。[挿画:宇野亜喜良]

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  • バカの人 その傾向と対策
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    まえがき 第1章 性格バカ よりどりみどりの困った人たち 第2章 実直バカ 勤勉なのにリストラ候補NO.1 第3章 うのみバカ 信じるものはバカをみる 第4章 決めつけバカ 人の話が聞けない残念な人 第5章 はだかのバカ うぬぼれ・開き直り・裸の王様タイプ 第6章 ふぬけバカ 無気力・無意欲・無関心の3バカ 第7章 井戸のなかのバカ 化石知識で生きる学者タイプ 第8章 大風呂敷バカ 口だけは大統領 あとがき 和田秀樹(わだひでき) 精神科医・医学博士、国際医療福祉大学教授、一橋大学経済学部非常勤講師。専門は精神分析学、老年精神医学など。心理学をビジネスに「試行」したシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。 『大人のための勉強法』『勉強のできる人できない人』などベストセラー多数。監修書には『「終のすみか」をさがして――しいたげられる老人たち』などがある。 近著『つかれる時代の 元気がでる経済学』などで心理学の理論を経済に活かすF試行jにも意欲的に取り組んでいる。 日本テレビ『ザ!情報ツウ』毎週金曜日レギュラー出演のほか、『世界一受けたい授業』(日本テレビ)、『なるほど!ラボ カジュアル経済』(テレビ大阪)など多くのメディアで活躍中。 1960年大阪生まれ。85年、東京大学医学部卒業。
  • 天才の法則 逆境を創造力に変える秘密
    -
    1巻850円 (税込)
    超常識の発想はいかに生まれたか?劣等感や孤独、失恋、躁うつをバネに偉業をなしとげた天才たち。チャーチル、フロイト、ニーチェ、高村光太郎らの足跡をたどり、想像力の秘密に迫る。精神科医が語る“歴史を変えた人間の条件”とは。

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  • 絶望がやがて癒されるまで 精神科医が語るこころの処方箋
    4.5
    純粋ゆえに、まじめゆえに、抱え込んでしまう悲しみ、不安、孤独…。めまぐるしい源田試写会では、だれもが突然、絶望に陥る可能性を秘めている。絶望を潜り抜けるのに必要なものは、柔らかな思考と完成、そして深い見通し。精神科の臨床医が、フロイト・ユング心理学、そして自らの治療実践をもとに、心の病の癒し方を紹介。吉本ばなな氏との対談[心が癒される瞬間]を特別収録。

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  • 立ち直るための心理療法
    4.0
    うつ病、心身症、神経症などの「心の病気」から立ち直るにはどんな方法があるのか。「トラウマ」のせいにしても問題は解決しない。どのようなストレスを受けても、人間にはそれに抵抗する力があり、その力を伸ばすこともできる、という点に注目するほうが解決への近道。現場を知り尽くした著者が、心理療法のさまざまな実践例、精神科医やカウンセラーの上手な使い方を紹介する。
  • 1行リフレッシュ術 スグ効く!医師がすすめる疲れをためない方法114
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 リフレッシュは一日中、いつでもどこでも可能です。 ┴心と体のモヤモヤは、5つの習慣でスッキリ解消! ┴日々のストレス・疲れ・悩みで押しつぶされないために、こまめなリフレッシュを習慣にして「心」と「体」を強く、元気に保ちましょう! ┴ ┴■西多昌規(ニシダマサキ) ┴精神科医、医学博士。 ┴自治医科大学・精神医学教室・講師。 ┴国立精神・神経医療研究センターなどで臨床業務に従事したのち、ハーバード・メディカル・スクールにて睡眠医学の研究を行う。 ┴現在は、精神科医として治療に当たるかたわら、講演や雑誌、テレビなどで幅広く活躍中。 ┴著書も多数出版し、脳科学や睡眠について、より実用的な内容で解説し、好評を得ている。
  • 価値観再生道場 本当の仕事の作法
    4.3
    いい会社を見分ける方法、失業不安を乗り切る方法、夢の実現法――会社員、起業家、ノマドなど、働き方が多様化する現代、社会人として働くすべての人に必要な仕事の心得について、思想家・武道家の内田樹、精神科医の名越康文、作家の橋口いくよが語り合う。雑誌『ダ・ヴィンチ』連載書籍化第3弾。
  • 価値観再生道場 本当の大人の作法
    3.7
    上から目線、揚げ足とり、バッシング――さまざまな「言葉」が氾濫するソーシャルメディア時代、人と人が本当につながるために必要な大人の知的作法とは? 「言葉」の攻撃性に振り回されず、自分の「物語」を獲得する方法を、思想家・武道家の内田樹、精神科医の名越康文、作家の橋口いくよが語りあう。雑誌『ダ・ヴィンチ』連載「価値観再生道場 これなんぼや?」の書籍化第2弾。
  • カルテの余白
    -
    ノイローゼになったり、カッカと腹を立てたり、精神科医でもある著者の日常はなぜか多忙を極める。さまざまな人間模様とその社会的背景――。診察室から見た人生を透徹した眼で鋭く抉り、時には皮肉たっぷりにユーモアをまじえて綴った痛快エッセイ。
  • 心をつなげる
    3.5
    心との付き合い方は、これ一冊で完璧。 ―精神科医・名越康文 米国気鋭の脳神経学者が、最新の科学研究に基づき、「心がつながる仕組み」とその「技法」を丁寧に紐解いた画期的な書。 コミュニケーションの質が飛躍的に高まると、各界で話題! 本書は、脳神経学のエキスパートが書いた、コミュニケーションの本です。 親密な関係では脳がどんな状態にあるのか、そうした関係を築くにはどうしたらいいのか、 脳科学をはじめとした最新の研究結果をもとに、 「共感コミュニケーション」として独自に練り上げた12の方法を教えてくれます。 たとえば、 ●脳は空想を現実のように捉える ●言葉によって遺伝子は変わっていく ●脳は長話が苦手 ……といった人間の脳や身体の性質を理解し、その仕組みにのっとった 効率のよいコミュニケーションをしましょう、というのが本書の提案。 かといって、科学的事実だけが羅列されているわけではなく、 読後に、人間関係の可能性や味わい深さを感じられるのが、本書のもうひとつの特徴です。 根底に、ひとりひとりの価値観・存在を大切にするというメッセージが込められており、 読むほどに、自分自身でいればいい、ということを静かに再認識させてくれます。 きちんと相手と話をしているだろうか、相手のことを理解しているだろうか、 自分の想いを相手に伝えられているだろうか…… コミュニケーションに悩める方にはもちろん、そうでなくとも、日常のやりとりを見直し 実りある人間関係をつくるために、素敵なきっかけを提供してくれる良書です。
  • 脳科学より心理学
    4.0
    つい数年前まで「脳科学は万能である」ともてはやされたブームも、いまやすっかり下火になりました。精神科医として活躍する和田秀樹さんは、当時のことを「前時代的な幻想だった」と振り返ります。 曰く、脳科学はまだまだ過渡期にある学問で、ほとんどの学説がいずれ覆るかもしれない仮説にすぎず、再現性・実証性に乏しいものだった、と。 ポスト脳科学時代のいま、私たちの頭を良くするものとして和田さんが提唱するのが「心理学」です。 心理学といっても、肝は「仮説→結果を分析・検証→再び仮説…」のサイクルを癖として持つこと。これを回し続けるだけで、マーケティング、セールス、マネジメント、ひいては生き方そのものにも応用することができます。 さあ、あなたもこの21世紀型の「頭の良さ」を、一足先に身につけてみてください。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • ありのままの自分に“YES”と言おう 精神科医が語るこころの休憩室
    -
    モノにあふれ、お金さえあれば不自由しない豊かな社会になった今、幸福とは何かというイメージは明確には描きづらくなった。幸福感そのものが揺らぐ現代、私たちはどうすれば、それぞれの幸福感をもてるのだろうか?本書では、青少年問題に詳しい精神科医が、38のテーマから、豊かな時代における幸福感、21世紀の生き方のヒントを提示している。例えば、「挫折を超える心理学」の項では、自分の力を伸ばそうとしたり、困難に挑戦しようとする限り、挫折はつきもの、だから挫折したときの上手な転び方をマスターすればよい、と語る。現代は若者の多くが、大人の保護の下、挫折から守られているが、挫折から立ち上がる喜びを知らない人こそ不幸なのであり、何かに挑戦する恐怖や挫折に打ち勝ってこそ、生きる喜びになると著者は指摘し、挫折から立ち上がる力の中に人間の尊厳があると締めくくる。生きる勇気が湧き、明日に希望を託すメッセージ満載の書。

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  • 若者の「心の病」がわかる本 「ひきこもり」から「家庭内暴力」まで・精神科医のカルテ
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    十七歳前後の若者による凶悪犯罪が続発している。事件を起こした若者の周辺の大人や同世代の反応は決まって「普通の子がなぜ?」という驚きや戸惑いばかりである。同じ年頃の子をもつ親は、わが子がわずかな変化を見せたとき「もしやうちの子も」と不安を感じることが多いのではなかろうか?本書では、大人には見えにくい若者の内面に隠された「心の闇」の存在を指摘する精神科医が、若者の心の叫びを解明し、その解決の糸口を探ろうと試みている。ひきこもりや家庭内暴力、いじめ、不登校等に直面した若者への臨床を通し著者は、豊かさの中で何不自由なく生きてきた結果、生きる目標を見失い、虚無感に苦しむ若者が多いと警告する。だが著者は、若者自身にその苦悩を克服する勇気が必要で、若さを立ち直る力として、決して親も子も希望を捨てないことを訴える。現代の若者が何を考えているか、本書の具体例は年頃の子をもつ親にとっては、大変参考になるであろう。

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  • ジャポニカ・ウィルス
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    近未来、社会は管理社会になっており、当局の監視と隔離、再教育システムが働いていた。特に、跳ねっ返り傾向ある子供ら、即ち、創意工夫に富み、自立心ある子供らはその対象になっていた。こともあろうに、そういう親たちは、言うことを効かないと積極的に自分の子供を当局に告発していたのだ。  そうしたなか、一人の精神科医が立ち上がった。彼の名は護民寛。少ない仲間とともに、当局と戦い、孤軍奮闘していた。  そうしたなか、社会の風潮に疑問をもった新聞記者春芳は、当局と戦う護民寛に接触し、取材をしたいと考えていたのだが・・・。
  • ひきこもり500人のドアを開けた! 精神科医・水野昭夫の「往診家族療法」37年の記録
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    37年間にわたり、ひきこもりの子どもたちと関わってきた精神科医・水野昭夫。彼の活動記録とひきこもりの青少年及びその家族の再生物語。 家族療法は、精神科領域ではよく知られた療法であるが、水野先生は、それを往診して行なっている。ひきこもりを抱える家族は、子どもを何とかして部屋から出して、病院に連れて行きたいと思うのだが、それが大変難しい。強制的に行なえば、親子関係に大きな禍根を残す。だからこそ、医者が自ら出向く「往診」が必要なのだ。 「いつまでもひきこもっていたら、心も体も弱っていく」と水野先生は言う。500人の子どもを外に出し、家族を再生させた水野先生の往診記録を紹介する。 目次 はじめに 第一章 「ひきこもり」という言葉の変遷 第二章 家族問題にこだわる精神科医の誕生 第三章 ひきこもり救出作戦――往診家族療法とは何か 第四章 「ひきこもり」問題を読み解く~水野へのインタビュー~ 第五章 入院治療の新しいカタチ 第六章 治るとは――就労することの意義 取材を終えて あとがきに代えて――筆者と水野さんとの関係
  • 命と向き合う -老いと日本人とがんの壁-
    値引きあり
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    どう生き、どう死ぬかの心のあり方を探る。 東大で緩和ケアに取り組んでいる中川恵一氏、日本人のあり方を常に説いている解剖学者の養老孟司氏、現代人の心のあり方などを説いている精神科医の和田秀樹氏の3人が「老いとは何か」「日本人の死生観」などを考察。 人は永遠に生きられません。 人間の死亡率は100%なのです。 「死ぬこと、生きること」を改めて考えます。 ※【ご注意】この作品はレイアウトの関係で、お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
  • 悪魔のささやき
    4.1
    人は意識と無意識の間の、ふわふわとした心理状態にあるときに、犯罪を犯したり、自殺をしようとしたり、扇動されて一斉に同じ行動に走ってしまったりする。その実行への後押しをするのが、「自分ではない者の意志」のような力、すなわち「悪魔のささやき」である――。精神科医、心理学者、そして作家として半世紀以上にわたり日本人の心を見つめてきた著者が、戦前の軍国主義、六〇年代の学園闘争、オウム真理教事件、世間を震撼させた殺人事件など数々の実例をもとに、その正体を分析。拝金主義に翻弄され、想像を超えた凶悪な犯罪が次々と起きる現代日本の危うい状況に、警鐘を鳴らす。【目次】はじめに 二十一世紀の日本を蝕む悪魔のささやき/第一章 悪魔はいかにして人を惑わすか/第二章 日本人はなぜ悪魔のささやきに弱いのか/第三章 人間を嘲笑い破滅させる、ささやきの正体/第四章 豊かさを餌に太り続ける現代の悪魔/第五章 いかにして悪魔のささやきを避けるか/おわりに
  • 目に見えないもの
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ふたたび地球にやってきた星の王子さまと、各界をリードするトップランナー10人。会田誠(芸術家)、上田泰己(生命科学者)、開沼博(社会学者)、金田一秀穂(言語学者)、釈徹宗(宗教学者)、泰羅雅登(脳科学者)、立川志らく(落語家)、名越康文(精神科医)、西内啓(統計家)、村山斉(物理学者)が、ナビゲーターとなった王子さまの素朴な問いに答え、常識や愛など「目に見えない、かんじんなこと」を探求する!
  • なぜ他人の不幸は蜜の味なのか
    3.1
    脳は心を支配する。 「こころ」はここまで解き明かされた! 最先端の脳科学者・精神科医が脳内物質の謎に迫る。 心の病いの原因は脳内物質! 人生の価値はドーパミン次第!? 妬みも嫉妬も脳のせい? 人は誰しも心で判断し、行動していると信じている。だが、たばこやギャンブルなどへの依存に代表されるように、脳は人の意思にかかわらず快楽をもたらし、心を支配する。脳活動をリアルタイムで計測、分析してわかった驚きの結果。快楽や妬みをもたらす脳の仕組みとは。気鋭の研究者が謎だらけの脳の世界を易しく解説する。

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  • アドラー心理学実践入門 ~「生」「老」「病」「死」との向き合い方~
    4.0
    「自分を好きになれない」  「人の目が気になる」  「他人とうまく付き合えない」  「病気や死が怖い」  …その悩み、アドラー心理学を実践すると劇的に心が軽くなります。  フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラー。  どんな困難に直面しても、アドラー心理学は幸福になるためのヒントを教えてくれます。誰も避けることができない「老いること」「病気になること」「死ぬこと」に対しても同様です。これらは決して人生の最後に私たちを待ち構えているのではなく、常に「生」の直下にあります。  アドラーの教えを深く理解し、実践するための1冊。
  • 恋愛検定
    3.7
    あなたの恋愛力はどのくらい?一級?それとも四級? 7人の男女の恋愛模様(ストーリー)を注意深く見守る「恋愛の神様」が、それぞれの主人公たちのランクを判定!小説を読みながら自分の恋愛スキルが確認できる、まったく新しい恋愛エンターテインメントが誕生。ゆうきゆう氏(精神科医・ゆうメンタルクリニック院長)の丁寧な「解説」付き。NHKBSプレミアムでドラマ化された話題作が待望の電子化!
  • アドラー心理学入門
    4.0
    日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、同じ時代に生きたオーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。  本書ではアドラー心理学の見地から、どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いにアドラーがどのように答えようとしているかを明らかにし、どのように生きていけばいいのかという指針を示しました。
  • 太陽の意図
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    1巻385円 (税込)
    「現役精神科医が描く心理小説」  父親の脳障害に悩む大里勇樹は、ある日、見知らぬ男に声をかけられる。  男の主宰する芝居の主役として、勇樹の父親を抜擢したいのだと言う。  太陽にまつわる奇妙な体験。  芝居を通して見えてくる「太陽の意図」とは――?  表題作の他、悪徳女医の半生を描く『青白くも遠き足音』を掲載。  人々の苦悩をリアルに描き出す渾身作

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  • 何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから
    4.1
    何をやっても痩せないのは脳の使い方をまちがえていたから。医学的根拠のないダイエットに踊らされる“ダイエット難民”からは卒業!精神科医が教える「脳で痩せる方法論」 【本書の構成】 第1章 空腹感を脳で認識する「空腹感」が唯一の食事ゴーサイン/本当の美味しさを知る/空腹感を我慢しすぎない 第2章 何を食べるべきかを脳で知る 色で食べるものを選ぶ/バランスのいい食事は太らない/酒か炭水化物かを二者択一 第3章 脳も喜ぶ正しい食べ方 低糖質ダイエットは午後からが正解/食事は20分以上30分以内/「リッチ美食」でストレスは解消 第4章 正しく脳を使えば必ず痩せる ストレスを感じたら即眠る/痩せるために運動はしてはいけない/人生が楽しければ太らない 自身も元は肥満だった著書が、精神科医としての見地とストレスなくスリムでいる人たちの生活習慣の分析から導き出し、体系化した方法論を全4章、12のメソッドにわけて解説します。
  • 考える力をつくるノートLecture6生き延びるための心理学
    -
    「強い心」を手に入れる! 心の病は時代とともに変わる。「2週間、辛かったらウツ」が判断基準に。精神科医・香山リカが語る、世の中に蔓延している「情動優位」の「ウツ気分」を、理性でコントロールする訓練方法とは? 慶應丸の内シティキャンパス、人気講座待望の単行本を分冊化。
  • 胎内余罪
    2.0
    遠い過去の薄明の彼方からよみがえる、恐ろしくもどこか甘美な記憶の断章  精神科医・有坂周平の前に現れた岡元ゆず子は、自分には双子の妹がいて、小さい頃事故で死んだ、と告げて消えた。その後、作家・並木亜砂子の担当編集者となったゆず子に、亜砂子は幼い頃の記憶に触発される奇妙な懐かしさを感じた…。突然ふたりの前に現れたゆず子の奥深くに隠された記憶は、何を告発しようとしているのか。長篇サイコ・サスペンス。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
  • ゴッドファーザーにNOは言えない
    -
    精神科医の朝霧恭一は、姉がイタリア系アメリカ人と結婚したため、世界の大富豪ヴィンセント・マトラレリと親戚になってしまった。結婚式で会ったヴィンセントは、人が自分に従うのは当然といった態度の、優雅で尊大で危険な男。その正体が米国マフィアの頂点に立つゴッドファーザーだと知って、恭一は彼に関わるまいと堅く心に決めた。だが式の後、NYに滞在する恭一の元に届いた薔薇の花束と、限りなく「命令」に近いヴィンセントの招待に、気の弱い恭一は応じてしまう。ヴィンセントの真意が何なのかもわからずに……。

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  • うつに非ず うつ病の真実と精神医療の罪
    2.5
    1巻1,155円 (税込)
    副作用の危険が隠された薬によって「うつ病」患者が作られている。安易に向精神薬を投与する医師たち。彼らを陰で操り、巨額の利益をあげる製薬会社。「戦後最大の薬害」は、今、まさに我々が暮らすこの場で進行中なのだ。精神科医でノンフィクション作家の著者が、精神医療の闇を解き明かし、苦しみ、悩み、不安とどう向き合うか、あるべき姿を訴える。
  • 精神科医が教える お金をかけない「老後の楽しみ方」
    3.0
    「老後」と聞いて、真っ先に気になるのがお金のこと。でも世の中の大抵の人は、限りあるお金で最後まで上手に生きていくものです。なぜなら年を取って収入が減っても、衣食住など最低限必要な生活費も小さくなっていき、むしろ「お金を何に使うのか?」の自由度は高まるのだと、精神科医の著者は言います。そこで本書は、現役時代とは大きく異なる定年後の「節約」のあり方や、その楽しみ方を具体的にレクチャー。「趣味のお金は老後もケチらない――意外な行動力を生む!」「人生のベテランらしい『スマートな割り勘』を身につけよう」「食が細くなったからこそ『旬のもの』『土地のもの』を食べる」「『若さ』にこだわらない、『もう年だから』と開き直らない」「『捨』とは、欲望をどんどん整理していく生き方」など、“人生の総決算”に向けた、本当に自分の大切なことに「お金・時間・エネルギー」を注ぐうえでの知恵を伝授します。

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  • 様子を見ましょう、死が訪れるまで 精神科医・白旗慎之介の中野ブロードウェイ事件簿
    3.8
    現代の魔窟、中野ブロードウェイ4階にある精神科・琥珀クリニックは本日も素敵な人たちで大賑わい。次々と起こる不可思議な事件に自称・天才精神科医の白旗と助手の灰田が挑むスーパー奇譚集!
  • 少年Sの深淵
    -
    少年の父親殺害に関して、担当の精神科医は母親の過去に気が付く。 少年は愛する母のために罪をおかしたのに、実はそうなるように、産まれる前から母親に仕組まれていた事だったのではないか…… やりての精神科医の補助としてかかわる看護師、そして母親の過去、少年、人間が絡み合うストーリー。そして精神科医によって、謎は解けたと思われたが…… 実は少年は…… 最後はあなたの推理で読み終わってください!

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  • 精神科医が教える 心が軽くなる「老後の整理術」
    4.0
    年齢を重ねると、今まで当たり前にできたことも次第に難しくなる――。その“喪失感”を埋めるように、自分の身近なものに“執着”して捨てられない高齢者が増えています。また物に限らず、人間関係やひとつの出来事にこだわって悩んだり、イライラする人が多くなるのも加齢の特徴といえるでしょう。本書は、本当に大切なことに老後のエネルギーを注ぐための「心・身・物」の整理術と、それを通じた“軽やかなライフスタイル”を精神科医が提言します。「老後の片付け――整理整頓された物が膨大では意味がない」「物置代わり――使わない子ども部屋を放置していませんか?」「周囲の期待――『できません』『もう無理です』と言う勇気も大切」「『たくさんの人と付き合いたい』から、『今後も繋がっていたい』へ」など、引退後の長いステージを快適に過ごすうえで有意義なことばかり。あなたも少しずつ「人生の荷物」を軽くしていきませんか?

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  • 「おひとり様」で生きていく―週刊東洋経済eビジネス新書No.58
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    男女ともに、結婚しない「おひとり様」が増えている。特に中高年男性の4人に1人は一人暮らしとなり、男性の単身化が加速する。  「おひとり様」傾向を後押しする変化も次々と起きている。非正社員職の拡大など、雇用や将来への不安から結婚したくてもできない若者が増えている。一方、コンビニや「おひとり様」向け製品の増加で、一人暮らしでもまったく不便を感じなくなった。  SNSやスマートフォンの普及も大きい。一人で家にいようが、電車の中にいようが、好きなときに誰かとつながっていられる。  が、「おひとり様」が老後を迎えたらどうなるのか、どう備えたらいいのか。おひとり様の将来プランについて考える!  本誌は『週刊東洋経済』2014年3月1日号第1特集の27ページ分を抜粋して電子化したもので、お求めになりやすい価格となっています。 【主な内容】 超単身社会が到来する 私がシングルの理由 おひとり様の将来プラン 一人だからこそ考える、老後のマネープラン 資産形成すれば老後も独身貴族  ライフステージに合わせて「住プラン」を決めておく  「シングル介護」とどう向き合うか  単身者に保険は不要 「昭和の下町」がおススメ! 男が暮らしやすい町 Interview 吉田類(酒場詩人) 進化する「おひとり様」ビジネス 単身女子の貧困問題 Interview 水島広子(精神科医)
  • トリアージ ~金の瞳の異邦人~
    5.0
    悪友の外科医・黒木に誘われ、救命救急治療ではトップクラスと名高い北斗総合病院に招かれた、精神科医兼心理カウンセラーの嶌 幸倫は、欧米人のような容貌の繊細な美貌を持つ青年・齋川修里と出会う。驚異的な救命率を維持する凄腕の救命救急医である修里の『阿修羅王』と呼ばれるほどの激しさとは裏腹に、現場を離れたとたん怯えた子猫のようになる姿を知った嶌は――。 ※本文にイラストは含まれていません

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  • 私の子育て、これでいい?-家族・不登校・アスペルガー症候群についてもっと知ろう-
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不登校と軽度の発達障害の関係は? 家族にできることは? 思春期の子どもの心の相談歴25年のベテラン精神科医・臨床心理士の著者が、誰にでも分かる言葉でアドバイス。
  • パラレル
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    精神科医であるDr.大田は、アメリカにいる友人・ジェイムズに呼ばれ、彼が面倒を見ながら治療を行っている少女・エリザベートとの対面を果たす。一見いたいけない普通の少女のように見えるエリザベートであったが、彼女は難病と言われる「解離性アイデンティティー障害」つまり、多重人格者であった。大田の患者を治そうと考えず、本人が気持ちのいいようにしたいという性質を感じとったエリザベートは、早い段階から大田に心を開きはじめるが、そんな中、エリザベートの中にある人格の中でも、超越した存在のマドンナが姿を現す――…。
  • セックスレスの精神医学
    4.1
    セックスレス・カップルが増えている。特に三〇代、四〇代が目立つ。とりわけ気になるのは、かつて例を見なかった男性の「性嫌悪症」が増加していることだ。日本の男たちになにが起きているのか?ストレスによる生命力の減退、人間関係の希薄化、自己愛人間の増加、肉体のリアリティ喪失…様々な仮説はあるが、決定的な要因はわかっていない。本書では、「セックスレス」という言葉を初めて使い定義化した第一人者である精神科医が、豊富な症例をもとに日本人の心とからだを取り巻く病理を探り、処方箋を提示する。

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