炉作品一覧

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  • ガラスフュージング:電気炉でガラスを熔かし合わせて作る器・インテリア・アクセサリー
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ガラス工芸の技法を、魅力的な作例とともに紹介する決定版シリーズ! 第一弾はキルン(電気炉)を使う「ガラスフュージング」を紹介。 板ガラスを主にガラスパウダーやガラスの粒なども加えて電気炉で加熱・熔着し、素焼きの型などを使って熱でやわらかくなったガラスを曲げて作品に仕上げる「ガラスフュージング」。 本書では、初級向けの簡単で楽しく作れる作品から応用編まで、さまざまな洗練された作品とその作り方を追いながら、ガラスフュージングのさまざまな制作過程や技法を学ぶことができます。 使用するキルンは家庭でも使える手頃な価格のものも販売されていますので、本書とともに自宅でガラス工芸を楽しむことができます。 紹介する作品は、アクセサリーや器、フォトフレーム、花器、ランプ、クリスマス・リース、表札などのインテリアのアイテムなど20点以上。 技法を学ぶことで、オリジナルの作品へ広げていくことができます。 著者の近岡令氏は、STUDIO POSI(東京)を主宰し、国内外で活躍するガラスアーティスト。 ガラスフュージングの魅力を広めるため、さまざまな技法を本書で惜しみなく公開しています。
  • スペース金融道
    5.0
    「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下190度の惑星だろうと取り立てる」植民惑星・二番街の金融会社に勤務する「ぼく」は、凄腕の上司とともに今日も債権回収へ。超絶SF連作集。
  • カラフルグレー 1【電子版限定特典付き】
    5.0
    異形の伯爵タナトス・フォグ・グランギニョルは人体実験の罪により、軍の討伐隊に体をバラバラにされ広大な城のあちこちに封印された――。 それにより城内の魔導融合炉は爆発寸前!! 阻止するにはタナトスの体を集め復活させるしかない。 実験の成功例にして不死身のグランギニョル家長女・イリスは個性豊かな仲間と共に探し回るハメに…。 歪な父娘のアブノーマル愛憎劇、開幕!! 電子版限定特典としてカラーイラスト付き!
  • ハンドブック 原発事故と放射能
    5.0
    福島第一原発の原子炉は「格納容器の小ささが重大な欠陥になる」と技術者が警告していたマークⅠ型だった。同じタイプが日本の原発に多い。今回の事故の実態、構造の欠陥、制御の困難さを述べ、放射能と被ばく、エネルギーについての基礎知識を解説する。年間被ばく当量と危険度、エネルギー変換効率などの最新データ表も。

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  • 未来を見てしまった男 木内鶴彦の超驚異的な超宇宙 地球と共に生き残るたった一つの道すじ
    5.0
    膨大な宇宙意識に溶け込み、地球の過去・未来を証拠を残しながら渡り歩いた結果、過去の歴史上の人物の意識にまで入れるようになった男の脳内量子情報を探る。 臨死を超え「死後」体験をしてきた世界的に著名なコメットハンター木内鶴彦氏に聞いた「あの世の仕組み」と「この世の生き方」には地球の蘇生法と意識に秘められた未知のパワーがあった。 ・死後30分後に奇跡的に息を吹き返す ・エジプトのピラミッドがつくられた謎を目撃 ・意識体で友だちに会い、肉体が蘇った時のために印を残す ・臨死時に見た光景が18年後にそっくりそのまま起きた ・木内説を裏づけるような証拠が確認された!? ・二度目の臨死時に確認できた「月の起源」 ・国際特許を取得した木内式「炭素化炉システム」とは? ・原発に匹敵する発電量がまかなえるエネルギー革命装置 ・溶解度の高い水は体内の不純物を溶かして外に出す ・「太古の水」には原始生命を生み出した情報が記憶されている!? ・人間は苦労を楽しむために生きている ・イエス・キリストは四国の剣山から昇天した!? ・織田信長は明智光秀と共にバチカンを目指した!? ・いくらAIが進歩しても人間の脳や時間を超えられない ・赤ちゃんや無邪気な子供は5次元意識と一体化している ・未来の選択肢の中からどれを選ぶかは自分次第 ・死後体験は人類の意識覚醒を促すモーニング・コール ・自他の境界がなくって宇宙と一体化する感覚 ・宇宙の「原意識」と脳内の「量子情報」が行き来する ・「エゴ」中心から大洪水が起きる前の「意識」中心の生き方へ

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  • なぜ、その「決断」はできたのか。
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福島原発事故の拡大を阻止するために原子炉注水を実行した東京消防庁の隊員たち。その総隊長が、なぜあの危険な場所に突入できたのかを、自身の消防人生を振り返りながら明かす。

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  • 日本が「人民共和国」になる日
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    『カエルの楽園』の百田尚樹さんも「傑作だ! こんな面白い本が出ていたとは不覚にも知らなかった」と絶賛! ジョージ・オーウェルの『1984』の日本版ともいうべき恐怖のパラレルワールド小説。『1984』をトランプ政権などになぞらえるのは方向違いの解釈。「これは明日の沖縄、韓国、そして日本の近未来だ」 大地震が発生し、静岡県にある原子力発電所「スーパーみらい一号炉」が津波に襲われ炉心の緊急冷却装置が働かず大爆発。 取材中の新聞記者・桜浩行と金村良美が、気がついたとき、そこは「扶桑国人民政府」という「もうひとつの日本」にタイムスリップ。 60年安保闘争の時に、ハガチーをデモ隊が殺害したのがきっかけで日米安保条約が破棄されたために、日本は共産圏に編入されていたのだ……。
  • 世界の終わりに問う賛歌
    値引きあり
    5.0
    魔導と科学が共存する世界で――。  魔導が衰退し、それに代わる科学技術が発達した世界。魔導師の存在が稀少なものとなるなか、天然の魔力鉱石から魔力を抽出する「発魔炉」の登場により、人々は依然として魔力の恩恵を享受していた。  小国ローゼンブルクのマフィア「ヴィルトハイムファミリー」の構成員である特殊交渉人ブルクハルトのもとに、とある任務が舞い込む。それは近い将来、魔力鉱石が枯渇するという『魔力危機』に端を発する国家プロジェクト――魔力鉱石ではなく、魔力を自己生成する魔導師から直接抽出するという「次世代型発魔炉」の開発にまつわるものだった。「肉体的苦痛」を発魔条件として莫大な魔力を生み出すことができる『トネリコの蛇』の末裔の少女、ヘレナ・ヘレーゼを「炉心」とする次世代型の長期運用。弱者を守る古きマフィアの教えに感銘を受け、組織の誰よりも騎士道精神を重んじてきたブルクハルトは、罪なき少女を痛めつけなければならないことに苦悩しながらも最良の手段を模索していく。  イラストは『Wonderland Wars』や『LORD of VERMILION』を手がける須田彩加が担当! 第11回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。 ※「ガ報」付き! ※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 鋼鉄地帯 日本の現場「製鉄篇」
    5.0
    1巻3,278円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「日本の現場」をテーマに撮影を続ける写真家・西澤丞が、最新作の舞台に選んだのは、製鉄所。 製鉄所という現場の息吹を伝える、迫力の写真集です! 08 原料を集め加工する 10 原料ヤード 16 コークス炉、焼結炉 26 鉄を取り出す 28 高炉 44 鋼をつくる 46 転炉 54 連続鋳造 60 製品へ 62 厚板 72 薄板 82 その他製品 88 出荷 97 附記
  • 少しかしこくなれる元素の話
    値引きあり
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高速増殖炉「もんじゅ」ってなに?「プルトニウム」、クレオパトラの美の秘訣はここに「アンチモン」、パーマはなぜ温泉の臭い?「硫黄」、えっ! 毒入り歯磨き粉?「フッ素」、ゴッホが愛した元素「カドミウム」、大量の尿から発見される「リン」などなど、誰もが一度は暗記したことのある元素をテーマ別にイラストとともに解り易く解説。※電子版では、紙で出版された内容と一部異なる場合や、削除及び修正している写真、イラスト、ページなどがある場合がございます。予めご了承の上、お楽しみください。
  • 京都・春日小路家の光る君
    4.8
    名家×縁談×付喪神。豪華絢爛和風ファンタジー! やっと再会できた初恋の相手には、四人の許嫁がいた――。 人とあやかしが共存する京都で、生まれ育った山崎炉子。実家の大衆食堂「山咲」が経営難に陥り、名家・春日小路家の使用人として働き始めた。炉子は次期当主である翔也に淡い恋心を抱くものの、彼には容姿と財力、さらには付喪神を使役する“霊力”に恵まれた四人の花嫁候補がいて……。 累計26万部「京都府警あやかし課の事件簿」著者による新シリーズが開幕!
  • 福島第一原発事故の「真実」 ドキュメント編
    4.7
    東日本壊滅はなぜ免れたのか? 取材期間10年、1500人以上の関係者取材で浮かび上がった衝撃的な事故の真相。 他の追随を許さない圧倒的な情報量と貴重な写真資料を収録した、第一級のノンフィクションがついに文庫化。ドキュメント編は、事故発生の経過を緊張感溢れる迫真の筆致で描く 思いも寄らない真相が次々明らかに 真相1 吉田所長の英断「海水注入」はほとんど原子炉に届かなかった 真相2 1号機で唯一残された冷却装置は40年間にわたり「封印」されてきた 真相3 原子炉を救う減圧装置には、高温高圧になると動作しにくくなる弱点があった 真相4 2号機の消防注水の失敗が皮肉にもメルトダウンの進行を遅らさせて「最悪の事態」を防いだ 真相5 巨大な津波に備えて、津波対策に着手していた原発があった 東日本壊滅が避けられたのは偶然の産物だった!? 極限の危機。核の暴走を食い止めようと、吉田所長らは、爆発や被ばくの恐怖と闘いながら決死の覚悟で現場にとどまり、知恵を絞り出して、原子炉に水を入れ続けた。幸いにして、格納容器の爆発は免れた。当時の政府のシミュレーションでは、最悪の場合、福島第一原発の半径170キロ圏内がチェルノブイリ事故の強制移住基準に達し、半径250キロ圏内が、住民が移住を希望した場合には認めるべき汚染地域になるとされた。半径250キロとは、北は岩手県盛岡市、南は横浜市に至る。東京を含む東日本3000万人が退避を強いられ、これらの地域が自然放射線レベルに戻るには、数十年かかると予測されていた。 10年にわたる取材で、この最悪シナリオが回避されたのは、消防注水の失敗や格納容器のつなぎ目の隙間から圧が抜けたりといった幾つかの偶然が重なった公算が強い。この事故では、当初考えられていた事故像が新たに発見された事実や知見によって、どんでん返しのように変わった例は枚挙に暇がない。この極限の危機において、人間は核を制御できていなかった。それが「真実」である
  • 万葉ポピュリズムを斬る
    4.7
    1巻1,595円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 そこのけ、御用学者ども! 数ある便乗本よ、焼却炉の灰となれ。 「維新」「大戦」、そして「令和」――。 「『万葉集』には天皇から庶民の歌までが収められている」という虚構を、近代以降の国家権力は利用し続けてきた。 新しい年号は令和。出典は「国書」である万葉集――2019年に安倍首相が幅高々に発表した直後、東京大学教授・品田悦一氏の「戦い」ははじまった。「令和」の典拠になった「梅花歌」序には、さらに中国漢籍の「典拠」がある。そこには、1300年前に大伴旅人が込めた、「権力の横暴を許すな」という反体制のメッセージがある。安倍首相はそれを知らないのだ、ということを明らかにした。品田氏の反論は、Twitterで一気に拡散し、全国紙にも取り上げられた。 だれが首相になっても変わらない! われわれは踊らされてはいけない、ぼーっと生きてではいけないのだ。 天皇や貴族から庶民の歌まで載っている『万葉集』にあやかって、人々が美しく心を寄せ合う世の中を作りましょうというのは、「美しい国」が立ちゆくために国民に犠牲を払ってもらおうという方向へ誘導しようというものではないのか。令和という年号からわれわれが読み取らねばならないのは、なんなのか。 (本書のおもな内容) ●「令和」から浮かび上がる大伴旅人のメッセージ 「令和」の典拠となった、大伴旅人の「梅花歌」序。京都を離れた太宰府で梅の花を愛でるという、歌の宴。「梅花歌」序は、中国漢籍を踏まえたもので、典拠に込められた「真意」までたどりついたとき、われわれは「令和」の本当の意味を知る。藤原氏の専横、長屋王の謀殺。中央政治の腐敗に対し、遠い太宰府から、大伴旅人は、どのようなメッセージを込めていたのか。まるで古代ミステリを読み解くようなスリリングな論理の知的興奮と同時に、現代人は旅人のメッセージを自分たちのものとして受け止めなければならないことを痛感する。 ●「万葉ポピュリズム」を斬る 日本女子大で開かれた熱い講演を、大幅加筆修正して収録。『万葉集』を利用しようとする国家の作り上げた幻想を打ち砕き、さらには、「元号」「改元」という言葉の「怪しさ」を明らかにする。 一、「改元」というのは元号を改めることではないのだ、そもそも「元号」というのは変なことばなのだ。 二、『万葉集』には天皇や貴族の歌だけでなく、農民や防人の歌までが収録されていると言われることがあるが、それは大きな間違いである。 三、『万葉集』にあやかって、人々が美しく心を寄せ合う世の中を作りましょうというのは、「美しい国」が立ちゆくために国民に犠牲を払ってもらおうという方向へ誘導しようというものではないのか。
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発
    4.6
    2011年3月、日本は「死の淵」に立った。福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を暴走させた。日本が「三分割」されるという中で、使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いを展開した男たちがいた。
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    値引きあり
    4.6
    伝えたい少年原爆体験記。11歳のヒロシマ。  広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日でした。11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で母親と一緒に被爆します。母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた1歳の妹は10月に亡くなります。  この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、その後何が起こったか、という記録です。  ブラウスが突然発火して、体が焼け始める女性、皮膚が布地のように垂れ下がって、幽霊のように見えた人たち、防火水槽に飛び込んで亡くなっている赤ちゃんを抱いた女性、川を流れていくたくさんの死体。  11歳の少年が見た光景を、読者も知ることになります。  「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと私は思います。本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。  原爆や核についてお子さんと考えるとき、最適の1冊です。
  • 今日からできる! キッチンでできる! チェルノブイリからのアドバイス 自分と子どもを放射能から守るには
    4.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 チェルノブイリ原発事故から25年。事故の影響を最小限に抑えること、そして住民を放射能被ばくから守ることを目的に創立されたベラルーシの民間機関、ベルラド放射能安全研究所が13年間の調査・実験データをもとに、子どもたちを守るための冊子「自分と子どもを放射能から守るには」を作成、配布しました。本書はその冊子に日本向けの情報を加え、日本語訳した一冊です。原書の一部はベラルーシ在住の辰巳雅子氏のブログ「ベラルーシの部屋ブログ」で紹介されていましたが、本書の日本語翻訳にはその辰巳雅子氏と、監修者として京都大学原子炉実験所 助教 今中哲二氏を迎え、放射能被ばくから身を守るために、必要と思われる基本的な知識や食品放射能の減らし方などを、日本での生活に照らしてわかりやすく解説しています。
  • 「原子力」のことが一冊でまるごとわかる
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    多くの人が「原子力」や「核」や「放射線」という言葉に対して「凄い」「怖い」「危ない」などのイメージを持っていると思いますが、実際のところ、なぜ凄いのか、なぜ怖いのかを正確に把握している人は少ないのではないでしょうか。本書では、「原子力とはどのようなものか」「原子力はなぜ危ないのか」「原子力はなぜ役に立つのか」ということを理論面と技術面からニュートラルな目線で解説していきます。原子炉の原理・構造・環境にも詳しく触れ、これまでに世界で起こってきた原子炉の事故も振り返ります。多くの人が混同している核分裂と核融合の違いもしっかりと解説しながら原子力発電の将来についても考察していきます。
  • 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
    4.5
    2011年3月11日、福島第一原発事故。暴走する原子炉。それは現場にいた人たちにとって、まさに「死の淵」だった。それは自らの「死の淵」だけではなく、故郷と日本という国の「死の淵」でもあった。このままでは故郷は壊滅し、日本は「三分割」される。使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いをつづけた男たちは、なにを思って電源が喪失された暗闇の原発内部へと突入しつづけたのか。また、政府の対応は……。「死」を覚悟しなければならない極限の場面に表れる、人間の弱さと強さ。あの時、何が起き、何を思い、どう闘ったのか。原発事故の真相がついに明らかになる。菅直人、班目春樹、吉田昌郎をはじめとした東電関係者、自衛隊、地元の人間など、70名以上の証言をもとに記した、渾身のノンフィクション。
  • BUGS―捕食者たちの夏― 1
    完結
    4.5
    原子炉施設を襲撃した後、山中に潜伏した武装テロリストを追跡する任務を受けて出動した陸上自衛隊・特殊作戦群。住民が皆殺しに遭っていた野出賀村で目撃したものとは!? 自衛隊特殊部隊を襲う、テロリストよりも凶悪な敵。それは突然変異により巨大化した昆虫群だった! 種の存続を懸けた究極サバイバル活劇!!
  • ネイティヴ・サン―アメリカの息子―(新潮文庫)
    4.3
    1930年代、大恐慌下のシカゴ。アフリカ系の貧しい青年ビッガー・トマスは、資本家令嬢で共産主義に傾倒する白人女性を誤って殺害してしまう。発覚を恐れて首を斬り、遺体を暖房炉に押し込んだその時、彼の運命が激しく変転する逃走劇が始まった――。現在まで続く人種差別を世界に告発しつつ、アフリカ系による小説を世界文学の域へと高らしめた20世紀アメリカ文学最大の問題作が待望の新訳。
  • チェルノブイリ:「平和の原子力」の闇
    4.3
    「チェルノブイリ」と「フクシマ」に通底するものとは? チェルノブイリは「平和の原子力」の象徴として、ソ連で最も安全で進んだ原発と言われていた。しかし、1986年4月の原子炉爆発事故によって、歴史に汚名を残す末路をたどった。事故からすでに36年が経過しようとし、その間にアレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り 未来の物語』をはじめ、数多の著作や研究が世に問われてきたが、ソ連やロシア連邦の根深い秘密主義のために、今でも全容が解明されたわけではない。 最新刊の本書は、構造的な欠陥をはらんだ原発が誕生した経緯から、北半球を覆った未曾有の放射能汚染、多くの人々の心身に残した傷にいたるまで、気鋭のジャーナリストが綿密な取材と調査を通して、想像を絶する災厄の全体像に迫った、渾身のノンフィクション作品だ。 「秘密主義とうぬぼれ、傲慢と怠惰、設計と建造のずさんな基準」といった「原子力国家の心臓部を蝕む腐敗」、すなわち体制のあり方そのものに悲劇の深層を探り、人生を狂わされた生身の人々の群像を克明に描いた、調査報道の金字塔。 本書は、『ニューヨーク・タイムズ』『タイム』『カーカス・レビュー』の年間最優秀書籍(2019年)に選出された。
  • サイバー戦争の今
    4.3
    ●北朝鮮のミサイルはアメリカがウイルスを使って落としていた ●マルウェアに感染した高速増殖炉もんじゅが遠隔操作で破壊されたら ●京アニを襲撃した青葉容疑者もダークウェブ「トーア」を使っていた IoT化が進むなか、すべての電子機器が一斉に乗っ取られるリスクも大いに高まっている。 今年10月には、危機感を募らせた日本政府は日本のインフラがサイバー攻撃にあった場合、 その報告を義務づける法案を採択(全然報道されていないが)。 事実、高速増殖炉もんじゅがマルウェアに感染していたこともあり、 日本も決して対岸の火事ではない。 本書はこれら現在のサイバー戦争のフロントラインを追い、詳しく解説。 そのうえで日本はどうするべきなのかを問うものである。
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)
    4.3
    西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープは入植300周年を迎えようとしていた。しかし臨時総督のユレイン三世は、地中深くに眠る植民船シェパード号の発電炉不調を理由に、植民地全域に配電制限などの弾圧を加えつつあった。そんな状況下、セナーセー市の医師カドムは、《海の一統》のアクリラから緊急の要請を受ける。街に謎の疫病が蔓延しているというのだが……小川一水が満を持して放つ全10巻の新シリーズ開幕篇。
  • 福島第一原発廃炉図鑑
    4.3
    福島について考えることは、世界と日本の現在を考えることだ。 福島第一原発(1F=いちえふ)を考えることは、私たちの家族や友だちの未来を考えることだ。 私たちは考えることを放棄してはならない。 だから私たちはまず調べることにした。 本書は、世界で初めて「福島第一原発廃炉の現場」の内実を正面から記録した出版物です。世界史的事件である「福島第一原発事故」の中心に入り、一般住民・民間の立場からその廃炉の現場の実態を調査するということが、事故から5年たってはじめて可能になりました。長期に渡る廃炉の作業と、一時は人が住まなくなったその周辺地域がいかなる未来に向かっていくのか。私たちは、そこに対していかなる理解と想像力をもち向き合っていくことができるのか。私たちの文明や科学技術はもちろん、言葉や文化・芸術の力、民主主義のあり方、社会的包摂の仕組みづくりが試されるのはこれからです。本書はその土台になるべく編集されました。(「はじめに」より)
  • 福島第二原発の奇跡 震災の危機を乗り越えた者たち
    4.3
    2011年3月11日、福島第二原発も未曽有の危機に立たされていた。彼らはなぜ、発電所を守り抜くことができたのか!? 『M8』『TSUNAMI 津波』など、クライシス小説の旗手が描く、緊迫のノンフィクション。福島第一原発同様、冷却機能を失い暴走しかかる原子炉を間一髪のところで食い止めた人たちがいた。そこには、増田所長をはじめ、職員の人々の重大な決断、咄嗟の機転、そして決死の行動の数々があった。本書は、当時事故収束にあたった関係者たちに幅広く取材し、未曽有の大災害にもかかわらず「全基冷温停止」という偉業を成し遂げた福島第二原発の奇跡。偉業を達成しながらも、福島第一原発の陰に隠れ、これまで語られることのなかったぎりぎりの行動と決断をルポルタージュする。

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  • この国は原発事故から何を学んだのか
    4.3
    ■内容紹介 この事故を風化させてはならない。 福島原発事故から1年半経った今だからこそ書ける真実。 40年以上一貫して原子力反対を訴え続ける著者が綴った究極の反原発論。 福島原発事故から1年半が経ったが、いまだに事故は収束していない。放射性物質の放出は続き、ガレキ処理はままならず、避難者の帰還のめども立っていない。多くの作業員が被曝覚悟で事故処理に当たる中、政府は大飯原発再稼働を強行。40年以上にわたり原子力に反対してきた著者が事故の風化を警告し、改めて原発の危険性を説き、原発ゼロ社会実現への思念を綴った反原発論。 ■著者紹介 小出 裕章(こいで ひろあき) 1949年、東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。1968年、原子力の平和利用に夢を抱いて東北大学工学部原子核工学科に入学。1970年、女川での反原発集会への参加を機に、原発をやめさせるために原子力の研究を続けることを決意。1974年、東北大学大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学)。専門は放射線計測、原子力安全。著書に『原発はいらない』(幻冬舎ルネッサンス新書)など多数。

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  • 脱原発を決めたドイツの挑戦 再生可能エネルギー大国への道
    4.3
    2011年6月30日、ドイツは原子力発電所の完全廃炉を決めた。いまドイツでは、2050年までに発電量の80%を再生可能エネルギーでまかなう、という大プロジェクトが進んでいる。まさに「エネルギー革命」である。目指すのは、脱原発だけでなく、脱化石燃料の社会。こうした取り組みが、なぜドイツにできて、日本にできないのだろうか。この本は、国を挙げて再生可能エネルギー大国へと突き進むドイツのエネルギー政策の現状をレポートしたものである。ドイツ人は、地球環境を守るためならば、どんなに費用がかかってもかまわないと考える国民だ。だから、脱原発・地球温暖化対策のためならば、電力料金が高くなることも許容できるという。こうした考え方は、日本人とは大きく異なる点だ。ヨーロッパ各国から電力を輸入できるドイツと日本を、単純に比べることはできないが、ドイツの挑戦は、これからの日本のエネルギー政策を考える上で、たいへん参考になるだろう。
  • 最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常
    4.2
    “僕の仕事は亡くなった人をあの世に送ること――。” YouTubeチャンネル「火葬場奇談」が話題!! これまでに1万人のご遺体を見送った男・下駄華緒の火葬場職員時代の壮絶体験を漫画化!! 【内容】 「火葬場職員は人生の締めくくりをしてあげられるすばらしい仕事」と熱い気持ちを抱き火葬場の門を叩いた下駄華緒。 晴れて火葬場職員になった下駄青年であったが、火葬場では日々壮絶な出来事が待ち受けていた――。 火葬炉の火の中で動き出すご遺体、火葬中に破裂したご遺体の骨片や肉片による怪我、ずっしり重く豆腐のような状態で棺に収められた水死したご遺体などなど――。 個性あふれる同僚職員たちと様々な業務を通し、一人前の火葬場職員になるまでの日々を描く――!! 【目次】 第1話 今日から火葬場職員になりました 第2話 要注意のPありのご遺体 第3話 ご遺体の焼き方 第4話 火葬中のニオイ 第5話 謎の女性 スミダさん 第6話 知られざる骨の秘密 第7話 寿命が縮まる恐怖の火葬 第8話 火葬の夜に起きた不思議体験 第9話 感染症のご遺体の火葬 第10話 火葬場職員のミス 第11話 身寄りのないご遺体の火葬 第12話 水死されたご遺体の火葬 第13話 あるはずのない骨 第14話 火葬場にまつわる都市伝説 あとがき ★単行本カバー下画像収録★
  • ヘヴィーオブジェクト 最も賢明な思考放棄 #予測不能の結末
    4.2
    突如動き出した全長二万メートル、規格外のオブジェクト・マンハッタン。その“最強機体”の出現に、敵味方の線引きは崩壊。さらに電磁投擲動力炉砲の一撃によって第三七整備大隊は潰走し、クウェンサーたちが潜入中の軍艦『フラッグシップ019』も沈没するという地獄絵図。  辛くも生き残るも敵地で孤立したヘイヴィアたちに手を差し伸べるのは『情報同盟』の天使のアイドルエリートおほほか、悪魔の指揮官レイスたんか!?  もはや「クリーンな戦争」などない。リモート手榴弾、精密誘導グレネード、飛行ドローン四足歩行ロボにおほほパワードスーツに宇宙兵器と大暴れ! これぞ『情報同盟』流、テクノロジーの戦争へようこそ。近未来アクション!
  • 福島第一原発 1号機冷却「失敗の本質」
    4.2
    官邸や東電本店の要請に従わず、海水注水を強行した吉田昌郎・福島第一原発所長。日本中が喝采を送った「海水注水騒動」だが、事故から5年半経って原子炉にほとんど水が入っていなかったことが判明した。6年にわたる検証で浮かび上がってきた数々の「1号機冷却」の謎に迫る!東京電力技術者や原発専門家ら1000人以上の取材して浮かび上がってきたのが、原子炉冷却をめぐる「情報の共有」に失敗という事実だった。
  • チェイサー91
    4.2
    “原発ゼロ”を日本政府が表明したことから、パク・ギムル国連事務総長は、高速増殖炉“もんじゅ”貯蔵のプルトニウムの国連管理を提唱し、常任理事会はこれを承認した。日本の核平和利用という神話は崩壊し、突然、潜在的核武装大国とされたのだ! 同じ頃、航空自衛隊のF15イーグルが戦闘訓練中のミサイル誤射により行方不明に。事故か、武装日本への牽制か――書下ろし国際謀略巨編!
  • 原発再稼働「最後の条件」 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書
    値引きあり
    4.1
    1巻877円 (税込)
    原発再稼働「最後の条件」 国会事故調査も政府事故調査も、問題の本質を見誤っている! --原発の課題と対策がみるみるわかる、写真・イラスト満載の「事故調査最終報告書」。 原発を動かすのに必要な「条件」とは何か? 福島第一で、メルトダウンした原子炉と生き残った原子炉の分かれ道とは? その教訓と対策とは何か? そして、大前氏が提示する原発を動かす「最後の条件」とは?  2012年、夏。電力需要のピークを前に、政府は関西電力・大飯原発を再稼働させることを決断し、需給が非常に逼迫する事態を回避しました。  ですが、国民や、再稼働を求めていた産業界の側にも、大飯原発でどんな安全対策が取られたのかを把握している人は少ないでしょう。政府にもそれを理解し説明できる人材がいないからか、“足りないから動かす”という議論だけが一人歩きしたのは、非常に残念です。  我々日本人は、あの悲劇的な事故から、いったい何を学んだのでしょうか。再稼働を決断した経緯を見ていると、政府も国民も「何も学んでいないのではないか」と疑わざるを得ません(「はじめに」より)。 政府の事故調査委員会や国会の事故調査委員会の調査・報告書では見えてこない「原発の大問題」を、図・イラスト・写真満載でわかりやすく解説します。 【ご注意】※この作品はカラー版です。白黒端末の場合、図の解読が難しい部分が含まれます。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 「超小型原子炉」なら日本も世界も救われる!
    4.0
    故障なし、放射能漏れなし、廃棄物なし、燃料交換も運転員も送電線もなくていい―脱原発を現実的に可能にする夢の超技術(カプセル型発電機ネイチャー・セル10)の全貌を世界で初めて一般に公開。

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  • 被ばく列島 放射線医療と原子炉
    4.0
    日本国内に蓄積される40トンの医療核廃棄物とは。三万人の癌患者に向き合ってきた放射線医療の第一人者と反原発運動を牽引する原子核工学者が複合被ばくの真実を明らかにし、放射性物質に向きあう方策を提唱する。
  • 徹底解説 エネルギー危機と原発回帰
    4.0
    日本のエネルギー政策はどこに向かっているか? ウクライナ侵攻に端を発するエネルギー危機を受けての「原発回帰」という政策大転換。耐用年数や核のゴミの処理といった問題から、次世代革新炉や廃炉の実現性、再び事故が起きた際の避難体制まで、20年以上にわたりエネルギー業界を取材してきたNHK解説委員らが、山積する課題を徹底解説。電気料金の高騰や逼迫したエネルギー事情が国民生活を直撃するなか、再生可能エネルギーの普及状況も含め、日本のエネルギー問題の核心に迫る。池上彰氏との特別鼎談も収載!
  • 福島第1原発事故後10年 テレビは原発事故をどう報道したか 3・11の初動から「孤立・分断・差別」そして「復興」フェイクまで
    4.0
    1巻2,178円 (税込)
    福島第1原発事故は、複数の原子炉がメルトダウンするという世界史上、類を見ない複合型の原発事故でした。東京キー局のテレビは、被災者の現実から目をそむけ、ときにわかりやすい構図に走り、ときにお涙頂戴の物語を欲っしました。その一方で、少人数の取材態勢で踏ん張る地元局や地方局の健闘もあります。本書は、東日本大震災によって起きた福島第一原発事故を、初動から復興まで放送メディアがいかに報道したかを検証するメディア批評論です。
  • 原発事故10年目の真実 始動した再エネ水素社会
    4.0
    原発ゼロは達成できる その論拠、全廃炉へのすべて 3.11で総理大臣だった私がいま言えること 急成長する自然エネルギー、 原発40年ルールと規制委員会の抑止力、 民間企業が原発事業から次々撤退した意味…… 全廃炉しかない――180度方針転換して、分かったこと、してきたこと。 「原発推進派は、安全面でもコスト的にも使用済み核燃料の処理でも八方ふさがりで、勝ち目はなくなっている。明らかに投了すべきなのに、しようとしない。往生際が悪いのだ。 将棋では、投了した時点の局面を「投了図」と呼ぶ。プロ同士のハイレベルな闘いの投了図は、素人目にはどうして負けが決まったのか分からないことが多い。原発の現状も、それと似ている。専門用語も多いし、政治的にもデリケートな問題が多いので、明快に言い切ることが難しいのは事実だ。 しかし私はこの本で、「原発ゼロ」が実質上、すでに実現しており、避けられない道だということを解説したい。将棋で言う投了図の解説を試みたい」 ◯原発ゼロでもCO2を削減し、全電力をまかなえる ◯営農しながら発電するソーラーシェアリングの威力 ◯事故後に決めた3つの政策(「エネルギー基本計画の白紙」「保安院の廃止」「FIT制度の創設」)がいま効いている ◯発送電分離・独立がなぜ重要なのか ◯廃炉へ促す「原発一時国有化」のメリット ◯フィンランドのオンカロ視察——使用済み核燃料の地層処分——
  • かちがらす 幕末の肥前佐賀
    値引きあり
    4.0
    維新の礎を作った佐賀藩主・鍋島直正の生涯。  若くして佐賀藩主となった鍋島直正。財政難に苦しむなか城が火事になるが、それをきっかけに藩の改革を進めた。長崎警備を任されていた佐賀藩は、外国船の進入が増え、中国がアヘン戦争でイギリスに敗れたことに危機感を覚えた。  直正は軍事力で世界に負けないように、最新の大砲や銃、西洋流の船の建造を藩で行うための人材を登用した。耐火煉瓦を作っての反射炉の建設、鉄の鋳造、大砲の製造は、いくつもの難関を乗り越えて成し遂げられた。三重津には、藩独自の海軍学校を設けた。  また、幼い息子の淳一郎にいち早く種痘を受けさせ、普及を促した。  藩主を16歳の直大に譲って隠居した直正は、〈日本を外国列強の属国にしない〉〈幕府側と倒幕派との内乱を回避する〉という思いを、諸大名や公家に伝えていった。最新の軍事力を誇る佐賀藩は、幕府側・倒幕派ともに頼りにされる存在だった。  欧米諸国が開国を迫り、攘夷を叫ぶ諸藩が戦火を交える中、体調を崩しながら、直正は徳川慶喜との会見に臨む。  島津斉彬、井伊直弼、江川坦庵、田中久重、勝海舟、江藤新平、大隈重信……。多士済々の人物と交流し、明治維新の礎を作った鍋島直正を描いた長編小説。 ※この作品は単行本版『かちがらす ~幕末を読みきった男~』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 日本の原子力外交 資源小国70年の苦闘
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    戦後日本は乏しい資源を補うために核技術を求め、1955年の日米協定によって原子炉・核燃料を導入する。だが軍事転用の疑念から規制をかけられ、74年のインド核実験以降、それは二重三重に強化された。日本は同様の問題を抱える西欧諸国と連携してアメリカと向き合い、10年近い交渉によって説得。福島原発事故後は、国際的信頼の回復に苦心する。本書は平和利用と核不拡散を両立させてきた日本の原子力外交の70年に及ぶ軌跡を追う。 まえがき 序 章 国際政治と日本の原子力外交 第1章 原子力の導入へ――一九四五~六四年 第2章 平和利用への一本化――一九六四~七〇年 第3章 インド核実験の衝撃――一九七〇~七六年 第4章 迷走のアメリカ、日欧の説得――一九七六~八二年 第5章 相次ぐ事故と日米協定の改定――一九八二~九二年 第6章 冷戦崩壊後の積極的関与――一九九二~二〇一一年 第7章 3・11以後の混乱――二〇一一~一七年 終 章 日本に課せられた役割あとがき
  • 決定版 手作りガーデンリビング百科
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テラス、ウッドデッキ、テーブル&チェア、ベンチ、ピザ窯、バーベキュー炉、水回り、収納、照明など、家族や仲間と楽しく・おいしく過ごせる庭=ガーデンリビングを作るためのノウハウとテクニックを徹底ガイド。DIYでガーデンパーティーを楽しもう!
  • 太陽を創った少年 僕はガレージの物理学者
    4.0
    若干14歳で専門家にも困難な核融合炉製造に成功、数々の賞に輝いたテイラー・ウィルソン。「ギフテッド」と呼ばれる天才児はいかに育てられたのか。不可能を可能にした早熟の天才を長期取材、余すところなくその異能の肖像を描いたサイエンス・ノンフィクション。
  • アリエナイ理科式世界征服マニュアル
    4.0
    映画やアニメなどで描かれる「世界征服」は、現実において可能なのか!? 多くの人々の心の中に根付いている“悪の組織”というものにツッコミを入れつつ、「現実世界で実現するなら?」を真面目に検討する! あなたが支配者になる前に知っておくべきこの世界のしくみを、博覧強記な謎の怪人・アルマジロ男が解説! 【目次】 [はじめに]世界征服の定義 Ⅰ 悪の組織の章 Ⅰ‐1 悪の組織を作ろう Ⅰ‐2 あんまり秘密じゃない秘密結社 Ⅰ‐3 ウソのない幸せな世界を目指して Ⅰ‐4 組織のための精神医学・前編 Ⅰ‐5 組織のための精神医学・後編 Ⅰ‐6 天才の見つけ方/作り方 Ⅰ‐7 インターポールの真実 Ⅰ‐8 学校では教えてくれない死体処理 Ⅱ 悪のお金の章 Ⅱ‐1 石油王と麻薬王 Ⅱ‐2 武器商人になろう! Ⅱ‐3 臓器売買の現実 Ⅱ‐4 医療のお値段 Ⅱ‐5 偽札作りのエトセトラ Ⅱ‐6 兵器の値段と購入方法 Ⅱ‐7 麻薬ビジネスの実態 Ⅱ‐8 核武装にかかる人員とお値段 Ⅲ 悪の科学力の章 Ⅲ‐1 ドーピングで強化する・前編 Ⅲ‐2 ドーピングで強化する・後編 Ⅲ‐3 銃で人を制する意味 Ⅲ‐4 一家に一台 ご家庭原子炉計画 Ⅲ‐5 粛正のための医学 Ⅲ‐6 爆発の科学 Ⅲ‐7 非実在化合物 [コラム] 実は正しかった「まゆたんシュート」 Ⅲ‐8 最新麻酔銃事情 Ⅲ‐9 アリエナイ健康法 Ⅲ‐10“きれいな水爆”にまつわる謎の物質 [おわりに]アルマジロの半生
  • 大貧帳
    4.0
    無心者や押売りが悪態をついて、これだけの構えに二円や三円の金がないと云う筈はないなどと云い出すと、蔭で聞いていても可笑しくなる。そう云う俗物にはそんな気がするかも知れないが、無いとなったら洗った様になくなる(本文より)。質屋、借金、原稿料……飄然としたなかに笑いが滲みでる。お金にまつわる三八篇。 目次 夏の鼻風邪 俸給 質屋 秋宵鬼哭 百鬼園旧套 風燭記 炉前散語 御時勢 売り喰い 志道山人夜話 金の縁 砂利場大将 錬金術 書物の差押 胸算用 揚足取り 布哇の弗 鬼苑道話 雑木林 百円札 二銭紀 他生の縁 濡れ衣 大晦日 歳末無題 吸い殻 払い残り 年頭の債鬼 迎春の辞 大人片伝 続のんびりした話 無恒債者無恒心 百鬼園新装 黄牛 可可貧の記 貪凍の記 櫛風沐雨 高利貸に就いて 鬼の冥福
  • ノルマンディーひみつ倶楽部 1
    完結
    4.0
    【漫画が好きで何が悪い!】都立ノルマンディー高校に通う踝炉暖(くるぶしろだん)の夢、それは日本中の人間を感動させられる漫画を描くこと。しかし、彼女に「漫画を描いてる様なオタクは大っ嫌い」と振られてしまう。漫画描きの全てがオタクじゃないことを証明するため、炉暖は校内の漫画倶楽部(クラブ・マングース)を訪れるが、そこは漫画オタクの総本山だった! 文化系学園青春コミック、第1巻
  • マンガでわかる無機化学 原子の構造がわかれば化合物の性質が見えてくる!
    4.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 無機化学は、気体、宝石、生体、はては原子炉まで、なんでも扱います。そこにはおもちゃ箱をひっくり返すような楽しみがあります。ゾクゾクするような楽しみです。 本書は、なにも苦労することなく、マンガで楽しみながら、無機化学の基礎から最先端までの知識を身につけようという、スゴク欲ばった本です。きっと「いい本にめぐり会えた!」と喜んでいただけるものと確信しています。
  • 原発と戦争を推し進める愚かな国、日本
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    反骨の原子核工学者、京大退官後、初の書き下ろし 2011年3月11日、東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生。大量の放射性物質が環境に放出され始め、その日のうちに原子力緊急事態宣言が発せられた。事故から4年半たった今も、この緊急事態宣言は解除されていない。敷地内からは今も放射性物質が放出し続け、汚染水が増え続け、下請け、孫請け労働者の被曝も続いている。また、10万人を超える人たちの生活が根こそぎ破壊されたままである。復興への道はいまだ遠く、事故は収束していない。 しかし、安倍政権は、そうした状況であることを国民に忘れさせ、経済発展に目を向けさせようと、原発再稼働と原発輸出に躍起になっている。 さらに政府は、戦前の治安維持法の焼き直しである特定秘密保護法制定、武器輸出三原則の撤廃、集団的自衛権を認める安全保障法制の制定と、矢継ぎ早に戦争へのレールを敷いている。 本書は、著者が京都大学原子炉実験所を定年退官して初の書き下ろしとなる。45年にわたり原発の危険性を訴え続けてきた信念の科学者が、原発を推し進める巨大権力に対し、残りの人生を賭けて闘う決意を綴った覚悟の書。 第1章 原子力緊急事態は今も続いている 第2章 福島第一原子力発電所は今、どうなっているか 第3章 日本は原発廃炉の時代に突入した 第4章 不都合な事実を黙殺する日本のメディア 第5章 原子力マフィアの復権を許してはいけない 第6章 原発・戦争国家へと突き進む政府の暴走を食い止める
  • 茶道の稽古場 役立つ100の知恵
    4.0
    初心の方がお稽古場で疑問に感じることなど100項目を掲げました。 「なぜ」という疑問が、「なるほど」という得心に変わる話柄が豊富に盛り込まれています。 【お話の流れ】 入門と初稽古 お茶室拝見 割稽古 風炉の薄茶平点前 炉で炭手前 小習の精神 拝見と千家十職 年中行事とお菓子 口切と点て初め 茶事のお稽古 茶事の心得とおもてなし 見立てのたのしみ 【100項目のなかから】 ●畳の縁は身分をあらわす大切なしるしでした。 ●畳を四等分して道具の位置を考えます。 ●ぎっちょう炭の名前の由来は? ●荘物のお点前は一種のパントマイムです。 ●「千家十職」をおぼえておきましょう。 ●十一月の炉開きに「亥の子餅」を食べるわけ。 ●茶壺のひもは解けないように結びます。 ●末客を「詰」、亭主の助手を「半東」という理由。 ●濃茶は三口半で頂きます。 ●見立てには選んだ人の目があらわれます。
  • 勝海舟が絶賛し、福沢諭吉も憧れた 幕末の知られざる巨人 江川英龍
    4.0
    11年に及ぶ江川文庫総合調査で目録に掲載された7万点の資料のうち、なんと4万点弱が重要文化財に指定された。本格的な分析はこれからだが、これまで知られていた事実の評価の見直しや、新たな幕末像が見えてくることは間違いない。知る人ぞ知る幕末の俊英であった江川英龍だが、幕末・維新の偉人たちが評価してやまない巨人であったのだ。国防からの韮山反射炉・お台場の建設、奇兵隊に先駆けて農兵を組織、近代軍隊の様々な施策(なんと軍用携帯食として初めてパンを焼き、パン祖とも言われる!)。そして、精緻かつ多数の絵画を残す風流人でもあった。今回の総合調査と韮山反射炉の世界遺産推薦をきっかけに、脚光を浴びる江川英龍の最新の研究結果が今ここに明らかになる。
  • 理工系のための原子力の疑問62 なぜ世界は原子力発電に依存するのか? 再稼働をふまえ理解すべき科学的知識
    4.0
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福島第一原発事故のあと、日本では原発反対の声に押されて、稼働率が一時、ゼロにまでなりました。しかしまた再稼働の声は高まっています。本書では再稼働を踏まえ、理工系なら知っておくべき原子力の基礎から最新の小型原子炉の情報までを解説していきます。
  • 福島原発 現場監督の遺言
    4.0
    福島原発の危険性を26年前から警告していた元現場監督・平井憲夫氏。一級配管技能士の資格をもつ配管のプロとして各地の原発工事と定期点検をした平井氏の告発を取材した著者が、原発の危険性を、平井氏へのインタビュー、平井氏と高木仁三郎・原子力資料センター代表との対面、大量被曝した作業員への取材を通じて根本的に問い直す。原子炉と、その冷却のための膨大なパイプの集合体としての原発は、地震にこんなにもろかった。
  • 知っておきたい放射能の基礎知識 原子炉の種類や構造、α・β・γ線の違い、ヨウ素・セシウム・ストロンチウムまで
    3.9
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま全国的に放射能への関心はこれまでになく高まっている。 本書では、わかりにく放射能・放射性物質・放射線の違いを明確にし、 放射性物質がどんな反応で生まれてくるのか、 そして人体にどういう影響をおよぼすのかを、わかりやすく解説していく。
  • 原発はいらない
    3.9
    ■内容紹介 11万部を突破したベストセラー『原発はいらない』がついに電子書籍化! 福島第一原発は今、どんな状況なのか。放射能汚染は、今や首都圏にも広がってきている。このままでは、日本は「汚染列島」と化してしまう。40年にわたり「原子力研究者として、原発をやめるための研究」に励んできた著者の反原発運動の経緯をたどりながら、原発事故が最悪の場合、日本列島に壊滅的な打撃を与えることを客観的に論証する。では、すべての原発を廃炉にしたあとは、どうすればいいのか? 「化石燃料を使う火力発電は地球温暖化を促す」とか、「原子力発電の経済的効率性を重視する」といった原発推進論者の主張に鉄槌を下しつつ、「電力を好き勝手に使う強欲文化」から、「人と地球にやさしいスローライフ文化」への大転換を提案する。今、最も信頼できる原子力研究者が、渾身の力を振り絞って原発廃絶の思いを綴った覚悟の書。43年の原子力研究人生の集大成ともいえる「小出メッセージ」の決定版! ■著者紹介 小出 裕章(こいで ひろあき) 1949年、東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。1968年に、原子力の平和利用に夢を抱いて東北大学工学部原子核工学科に入学。1970年、女川での反原発集会への参加を機に、原発をやめさせるために原子力の研究を続けることを決意。1974年、東北大学大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学)。専門は放射線計測、原子力安全。著書に『隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ』(創史社)、『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社)、『原発のウソ』 (扶桑社)などがある。

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  • プルトニウムと半月
    3.8
    原子炉の爆発がきっかけで、双子の姉妹・華織と紗織は別々の家に預けられた。しかし失意の華織は自殺の名所とも呼ばれる放射能汚染地域へと自ら踏み込んでしまう。立入禁止の汚染地域で生き長らえる華織、非汚染地域で暮らす紗織、互いに相手を強く求めながらも、決して満たされることのない日々は、ついに意外な結末を迎えた……。第4回日本ホラー小説大賞短編賞受賞の『D‐ブリッジ・テープ』に続き、世界の果てに佇む孤独な魂の反抗と狂気を、まったく斬新な表現方法で描いたホラーワールド。
  • 日本の大転換
    3.8
    大地震と津波、そして原発の事故により、日本は根底からの大転換をとげていかなければならないことが明らかになった。元通りの世界に「復旧」させることなどはもはや出来ない。未知の領域に踏み出してしまった我々は、これからどのような発想の転換によってこの事態に対処し、「復興」に向けて歩んでいくべきなのか。原子力という生態圏外的テクノロジーからの離脱と、「エネルゴロジー」という新しい概念を考えることで、これからの日本、そしてさらには世界を目指すべき道を指し示す。【目次】日本の大転換/1 津波と原発/2 一神教的技術/3 資本の「炉」/4 大転換へ/5 リムランド文明の再生/「日本の大転換」補遺 太陽と緑の経済/あとがき
  • 東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと
    3.8
    3月11日14時46分。地震発生後、私は官邸地下の危機管理センターへ直行した。被災者救助に各方面が動き出す中、「福島第一原発、冷却機能停止」の報せが届く。その後、事故は拡大の一途をたどった。――このままでは国が崩壊する。いつしか私は、原子炉すべてが制御不能に陥り、首都圏を含む東日本の数千万人が避難する最悪のシミュレーションをしていた……。原発の有事に対応できない法制度、日本の構造的な諸問題が表面化する中、首相として何をどう決断したか。最高責任者の苦悩と覚悟を綴った歴史的証言。
  • 重力のからくり 相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか
    3.7
    「弱すぎる重力」はなぜ、宇宙を支配する力になりえたのか? 【ブルーバックスを代表する人気企画、「からくり」シリーズ最新刊!】 「質量」と「重さ」の違いとは? 素朴な問いから「物理学最大の難問」まで一気読み! 自然界を支配する4つの力の中で、最も身近で最弱の力。 この宇宙に現在の構造をもたらした最大の貢献者でありながら、なぜか「標準模型」に含まれない異端児。 そして、その発生源である質量が重力を生み出す理由は不明のまま──。 「ニュートンが考えた重力」と「アインシュタインが考えた重力」はどう違う? 「重力と加速度が等しい」とはどういうことか? 「見えない質量」=ダークマターを見る方法は? 万有引力のふしぎを徹底的に解き明かす! 【もくじ】 第1章 「質量」と「重さ」のからくり 第2章 「万有引力」のからくり 第3章 「質量保存の法則」とエネルギーのからくり 第4章 「見えない力」のからくり 第5章 「見えない質量」のからくり 第6章 重力のからくり 【著者紹介】 山田克哉(やまだ・かつや) 1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授を歴任。アメリカ物理学会会員。主な著書に『E=mc2のからくり』『時空のからくり』『真空のからくり』『原子爆弾』『光と電気のからくり』『量子力学のからくり』(いずれも講談社ブルーバックス)などがある。 「読者に必ず理解してもらう」意欲にあふれた熱い筆運びで、ブルーバックスを代表する人気著者の一人。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した。
  • ヘヴィーオブジェクト 欺瞞迷彩クウェン子ちゃん
    3.7
    東欧トランシルバニア方面『安全国』。独立派の運動が盛んな南部は、まさに暴発寸前の火薬庫であった。なんと現地の犯罪組織の輸送路によって、オブジェクトの動力炉が商品として運ばれたという。独立宣言とともに、『安全国』の中でオブジェクトの殴り合いが始まらんとする危険な状況。  そんな鉄火場に派遣されたのはおなじみ『正統王国』第三七機動整備大隊だったが、なぜかその現場に現れたのは、謎の美人メイドで……!? 「聞いたかクウェンサー、伝説のメイドの話。危機を伝えるために立ち上がった正義の美少女。検索のホットワード堂々の第一位だってよ」「…………(無言)」  その正体は!? 近未来アクション!
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 脱原発論 上巻
    値引きあり
    3.7
    1~2巻523円 (税込)
    ゴーマニズム宣言SPECIAL脱原発論。上下巻に分けて配信。 3・11以降、「原発」を巡る議論が日本を二分しています。 保守言論人の多くは、福島第一原発の事故後も「原発推進派」ですが、著者は国土や国民の命を「保守」するために「脱原発派」として論陣を張ります。 保守でありながら、即時全原発廃炉を主張する著者が、政府や東電の嘘、「自称保守」言論人の欺瞞を暴きます。 推進派がたびたび唱える 「原発を再稼働しなくては電力不足に陥る」 「原発を保有することは、核兵器保有に準ずる抑止力となる」 「低線量の放射線ならば問題ない」 等々は、さまざまな嘘や欺瞞に満ちています。 データの意図的な改竄や、保守言論人の勉強不足などが背景にありますが、これらをゴーマニストである著者が徹底的に論破します。 フィックス型EPUB104MB(校正データ時の数値)。 【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • 日本の原子力施設全データ 完全改訂版 「しくみ」と「リスク」を再確認する
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「全廃炉」でも、原子力との付き合いは50年続く――。原子炉全54基+関連施設を網羅した「読むデータブック」。炉のタイプ、出力、所在地、建設費、主なトラブル、海抜・海岸からの距離、業務内容……。「どこに何があり、何をしているのか」がすべてわかる。原発から燃料加工・再処理施設、大学や企業が持つ研究炉まで、数ある原子力施設の全貌を知る──。(ブルーバックス・2012年2月刊)
  • 放射能汚染の現実を超えて
    3.7
    1巻880円 (税込)
    放射能汚染の中で生きるとはどういうことか?長年にわたって原子炉実験所の現場にいながら、原発の危険を訴え、反原発を主張してきた京都大学原子炉実験所助教の著者が、かつて旧ソ連チェルノブイリ事故後、人々が放射能にどう立ち向かうか、放射能汚染にさらされた食糧や健康被害について、科学的に数字を上げながら綴っていた!野菜、牛乳、母乳、玄米など、すでにチェルノブイリ後から放射能汚染の数字は出ていた。食糧汚染や健康被害をどう受け止め、どう生きていくか。今こそ読むべき、原発を考える最適な1冊!

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  • 新装版 原子炉の蟹
    3.5
    関東電力九十九里浜原発の建屋内で、一晩中多量被曝した死体がドラム缶詰めで処分されたという。失踪した下請け会社の社長か!? だが中央新聞の大スクープは一転、捏造記事に。事実は隠蔽され、原子炉という幾重にも包囲された密室が記者らの前に立ちはだかる。乱歩賞受賞の社会派の傑作! 1981年週刊文春ミステリーベスト10第1位。(講談社文庫)
  • アリスとテレスのまぼろし工場
    3.5
    製鉄所の爆発事故により出口を失い、時が止まった町で暮らす中学3年生の正宗。変化を禁じられ鬱屈した日々を過ごす中、謎めいた同級生の睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。そこにいたのは喋ることのできない、野生の狼のような少女――。正宗と2人の少女の出会いは、世界の均衡が崩れるはじまりだった。止められない恋の衝動が行き着く未来とは。 岡田麿里監督がみずから執筆した、劇場アニメの原作小説!
  • 原発安全革命
    3.5
    原発の安全性には疑問符がつきまとう。とはいえ、すぐに原発をやめるわけにはいかない。現代社会にエネルギーは不可欠で、今の技術レベルの太陽光や風力発電では、とても原発に代替できないからだ。が、このジレンマは解決できると著者は言う。燃料形態を液体に代え、ウランを燃料とすることをやめ、炉を小型化することで、原発は格段に安全になるのだ、と。この方式は今、世界のエネルギー関係者に「福音の原発」として注目されている。
  • 茶道具ハンドブック
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶道具の歴史、道具の拝見、部分名称、鑑賞に役立つ形状と種類を、床の間の道具・釜と炉、風炉・点前道具・炭道具・莨盆・菓子器と懐石道具、さらには水屋道具などに分けて紹介、茶道具の基礎知識がコンパクトにまとまった一冊。ポケット版として携帯できるハンドブックです。

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  • 図解でよくわかる 核融合エネルギーのきほん:世界が変わる夢のエネルギーのしくみから、環境・ビジネス・教育との関わりや将来像まで
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海水から水素を取り出し、核融合反応によりヘリウムに変えることにより得られる莫大かつクリーンなエネルギーが、核融合エネルギーです。 核融合エネルギーが実現化することで、私たちの生活が大きく変わり、環境問題にもたいへん大きなインパクトを与えることができます。 「核」と名の付くことから危険なイメージを持たれますが、ウラン等を使う核分裂炉に比べて安全性も高く、かつ宇宙時代の惑星間航行など、将来の技術革新には欠かせない技術であることから、2050年の運用を目指して、世界の研究機関で協力しながら、あるいは野心的なベンチャー企業によって、開発が進められてします。 本書は、核融合という言葉は知っていても、どのようなものか具体的には知らない人、またエネルギー問題に興味のある人、将来の研究者およびその教育者、ビジネスチャンスを狙う人など、多くの人に読んでいただけるよう、様々な方面から核融合エネルギーについて解説します。
  • 幕末魔法士 -Mage Revolution-
    3.4
    時は幕末。攘夷派と開明派が相克する激動の時代。大坂適塾に学ぶ若き蘭学者にして魔法士の久世伊織は、塾長・緒方洪庵の命で、一冊の難解な魔導書を翻訳するため出雲国松江藩に赴いた。一刻も早く翻訳を済ませ大坂に帰りたい伊織だったが、招かれた屋敷で手渡されたのは、亡き父失脚の原因ともなった、古の“大崩壊”によって失われた技術・魔法金属ミスリル銀の錬成炉が記された書物だった……。翻訳を開始した伊織の周囲の村で起こる神隠し、突然襲いかかる攘夷志士の凶刃、魔法士・金森鳶巣の暗殺。謎を追う伊織と赤眼の志士・冬馬の前に、やがてミスリル錬成に隠された無窮の闇が広がっていく! 魔導の旋律が奏でる幕末ファンタジー!
  • 欧州のエネルギーシフト
    3.4
    世界の環境・エネルギー政策をリードしてきた感のあるヨーロッパ。だが、実態は、国ごとに事情が異なり、国内にも大きな矛盾や対立を抱えている。風力や太陽光発電をどう普及させるか。原発の廃炉や核のゴミ問題にどう対応するのか。草の根の市民や自治体の動きは? エネルギー革命最前線からの報告。

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  • すごい廃炉  福島第1原発・工事秘録<2011~17年>
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福島第1原発の廃炉に向けた巨大な工事現場の7年間を、日経の建設専門誌による取材記事と篠山紀信の写真で切り取った唯一無二の記録 未曽有の事故から7年。福島第1原発では何が行われてきたのか――。 日経の建設専門誌である「日経コンストラクション」「日経アーキテクチュア」は2011年から、東京電力やゼネコン(建設会社)、メーカーが福島第1原発で進める作業や工事の詳細を追い続けてきました。 毎日6000人が「廃炉」に向けて働く福島第1原発は、最新の建築・土木技術が集う巨大な工事現場です。 本書では、現場で陣頭指揮をとる技術者への綿密な取材と、写真家・篠山紀信が切り取った現場の光景を基に、試行錯誤をしながらも進む様々な工事の裏側を、詳細にリポートします。 建築・土木技術者はもちろん、電力会社やメーカーの技術者、日本のエネルギー政策に関心がある全ての方にとって、必読の書です。 【主な内容】 ●福島第1原発の工事記録 ・がれき撤去と燃料取り出し(1~4号機原子炉建屋カバー工事、無人がれき搬送) ・汚染水対策(凍土遮水壁、汚染水タンク、フェーシング、K排水路付け替え) ●篠山紀信が撮る福島第1原発と帰還困難区域(福島県双葉町) 【主な登場企業】 東京電力、鹿島、清水建設、大成建設、竹中工務店、安藤ハザマ、熊谷組、西松建設、前田建設工業、戸田建設、東芝、日立GEニュークリア・エナジー、三菱重工業、IHIプラント建設…
  • 人はどのように鉄を作ってきたか 4000年の歴史と製鉄の原理
    3.3
    4000年前、アナトリアで発明された鉄ほど人類の社会と文明に影響を与えた物質はない。温度計もない時代に、どのように鉄を作ったのだろうか? 鋼、玉鋼、錬鉄、銑鉄、溶鉱炉、転炉、平炉、反射炉──アナトリアの最古の製鉄から現代の製鉄法、さらに日本固有の「たたら製鉄」も紹介しながら、鉄作りの秘密に迫る。
  • 3・11に勝つ日本経済
    3.3
    1巻1,500円 (税込)
    東日本大震災にからんで欧米が仕掛けた謀略戦は、「日本は危険な国」とアピールすることで、不当にわが国の経済を貶めるものだった。チェルノブイリ原発事故と福島第一原発事故を同じように見る海外報道は、明らかに事実に反していた。著者は、福島原発の事故について記す。「最重要事項である緊急時の運転停止は、きちんと行われていたのだ。したがって、燃料棒の溶解という意味での『メルトダウン』という最悪の事態が起きたとしても、チェルノブイリ事故のように、運転中の原子炉が発電のために励起したエネルギーの送り出す大爆風をともなって放射能を大量かつ広範に散布するといった事態は、絶対に起きるはずがなかった」。だが、アメリカの政府高官と米軍関係者は、はじめから強硬に半径80キロ圏からの強制退避を主張しつづけた。これが日本に対する悪意でなくて何であろう。しかし欧米のキャンペーンもむなしく、日本経済はカムバックを始めたのである。

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  • 水素エネルギーが一番わかる
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【脱炭素だけじゃない! 未来を拓くマルチ燃料の基礎知識】 トヨタ自動車がガソリン車に代わる脱炭素素車として水素エンジン車を開発し、自動車レースに出場したことで、燃料としての水素が脚光を浴びました。水素が注目されるのは、カーボン・ニュートラルであることのみが要因ではありません。「クリーン・エネルギー」として価値があるだけでなく、さまざまな形態のパワーを発出できるポテンシャルの高いエネルギー源です。今後、核融合発電を含め、水素エネルギーの利用がますます広がっていくことが予想されています。本書はこうした状況を踏まえ、水素エネルギーの基礎的な知識をすべて網羅し、わかりやすくまとめた書籍です。 ■目次 1章 水素の基本的な性質 ──1-1 奇跡のエネルギーキャリア ──1-2 宇宙で「いちばん」の元素 ──1-3 核子を構成する素粒子 ──1-4 水素の三態 ──1-5 原子核と電子とイオン ──1-6 水素の化学結合 ──1-7 水素結合3 ──1-8 水素イオンの正体3 ──1-9 マイナス電荷を持つ水素陰イオン ──1-10 水素の同位体 ──1-11 オルト水素とパラ水素4 ──1-12 水素の工業利用4 2章 水素の燃焼エネルギー ──2-1 水素の燃焼による熱エネルギー ──2-2 水素はどれほど燃えやすいか ──2-3 水素の爆発 ──2-4 拡散係数と消炎距離 ──2-5 水素はなぜこれまで燃やされてこなかったのか ──2-6 水素バーナー ──2-7 水素ボイラーの安全対策 ──2-8 水素エンジン車の開発史 ──2-9 水素レシプロエンジン ──2-10 水素ロータリーエンジン ──2-11 ハイブリッド水素自動車82 ──2-12 水素でつくるe-fuel ──2-13 水素火力発電① 汽力と内燃力 ──2-14 水素火力発電② コンバインドサイクル ──2-15 H-ⅡAロケットは水素で飛ぶ 3章 水素イオンが運ぶ電気エネルギー ──3-1 乾電池で理解する電池の原理 ──3-2 鉛蓄電池で水素イオンが駆け回る ──3-3 ニッケル水素電池 ──3-4 燃料電池の開発史 ──3-5 水の電気分解と燃料電池の発電原理 ──3-6 燃料電池の種類① 固体高分子形 ──3-7 燃料電池の種類② リン酸形とアルカリ形 ──3-8 燃料電池の種類③ 溶融炭酸塩形と固体酸化物形 ──3-9 燃料電池自動車(FCV) ──3-10 家庭用燃料電池システム 4章 核融合の燃料は水素の同位体 ──4-1 核分裂と核融合 ──4-2 太陽とITER ──4-3 核融合の燃料と反応 ──4-4 核融合の条件と質量欠損 ──4-5 プラズマの閉じ込めと加熱 ──4-6 レーザー核融合 ──4-7 実用化先行の量子水素エネルギー 5章 水素の製造と貯蔵・輸送 ──5-1 水素の製造① 副生水素 ──5-2 水素の製造② 炭化水素から水素を取り出す ──5-3 水素の製造③ 水の電気分解 ──5-4 水素の製造④ バイオマスから水素をつくる ──5-5 水素の製造⑤ 原子炉の熱とISプロセス ──5-6 水素の製造⑥ 光触媒と人工光合成 ──5-7 水素の貯蔵と輸送① 高圧ガスか液体か ──5-8 水素の貯蔵と輸送② 水素吸蔵合金 ──5-9 水素の貯蔵と輸送③ 液体水素化物 ──5-10 水素の貯蔵と輸送④ 水素ステーションの整備 ■著者プロフィール 白石拓:1959年、愛媛県生まれ。京都大学工学部卒。サイエンスライター。弘前大学ラボバス事業(文科省後援)に参加、「弘前大学教育力向上プロジェクト」講師(09 ~ 15年)。主な著書は、『ノーベル賞理論! 図解「素粒子」入門』(2009年 宝島社刊)、『透明人間になる方法 スーパーテクノロジーに挑む』(2012年 PHP研究所刊)、『「単位」のしくみと基礎知識』(2019年 日刊工業新聞社刊)、『最新 二次電池が一番わかる』(2020年技術評論社刊)、『きちんと知りたい! モータの原理としくみの基礎知識』(2021年 日刊工業新聞社刊)ほか多数。
  • みんなが知りたい! 地球の資源とエネルギーのしくみ 利用の歴史から脱炭素社会のことまで
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 調べ学習に役立つ! ★ 写真や図解でやさしく解説。 ★ 電気やガスはどのように作られるの… ★ 地球にやさしいエネルギーって… やさしくないエネルギーもあるの… ★ 「次世代エネルギー」「脱炭素」について教えて! ★ エネルギーにはどんな種類があるの… ◆◇◆ 協力者からのコメント ◆◇◆ 私は長くエネルギーに関する仕事に携わってきました。 そのため、現在もエネルギーに関する情報に 注目してしまうことが少なくありません。 私たちに便利で豊かな暮らしを 与えてくれるエネルギーですが、 非常に残念なことですが、 世界のどこかで起きている戦争にも 莫大なエネルギーが使われているのも事実です。 人類は太古の昔から熱や光などの エネルギーを利用してきましたが、 18世紀の産業革命から石炭を燃やす文明が始まり、 その後も大気中に大量のCO2を排出する エネルギーを使う文明が長く続きました。 その結果、地球温暖化という環境問題を 抱えてしまう事態を招いています。 人類はこれまで、石炭や石油などのCO2を排出する 資源をもとにしたエネルギーを使って 産業を発展させてきましたが、 世界は今、エネルギーの使用が 環境に与える影響と真剣に向き合い、 新しいエネルギーの発展に取り組んでいます。 個人である私たち一人ひとりも、 エネルギーと環境の関りを知り、 できることに取り組んでいかなければなりません。 本書では、そもそもエネルギーとは何なのか、 エネルギーをつくるさまざまな資源に どのようなものがあるのか、 その資源からエネルギーはどのようにつくられ、 社会でどう活用されているのか、 使われるエネルギーは時代とともに どのように移り変わってきたのか、 さらにはエネルギーと環境問題との関りなど、 エネルギーについて幅広い視点から 分かりやすく説明しています。 本書を読んだみなさんが、今を生きる自分たち、 さらには未来に生きる人たちのために、 どのようにエネルギーと向き合い、 地球環境のためにどのような行動を とっていったら良いのか、 少しでも考えるきっかけとなったら幸いです。 「自分でできることで青い地球を守る会」発起人 北原 義昭 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆1 エネルギーとは * 昔の子供はロボットアニメで初めてエネルギーを学んだ! * 人力から始まったエネルギーは今、再生可能エネルギーへ! * 畜力・風力・水力から蒸気機関へ化石エネルギー時代の幕開け * 化石エネルギー時代から再生可能エネルギーの時代へ! ・・・など ☆2 現代で主に使われているエネルギー * 長い年月をかけて生き物たちが化石エネルギーになった! * 枯れた植物からできた石炭、人類発展の産業革命を支えた * 石油は現代社会の主力エネルギー、自動車や飛行機を動かす! * 高騰・下落を繰り返す原油価格、国際情勢が大きく関わっている! ・・・など ☆3 地球にやさしいエネルギー * 再生可能エネルギーとは、自然界にいつでも存在しているエネルギーだ! * 太陽光を電気に変えて発電、クリーンな太陽光エネルギー * 火山地帯の地球に眠る資源、地熱エネルギーを使って発電! * 膨大なエネルギーが大きな可能性を秘めた海洋エネルギー ・・・など ☆4 エネルギーと環境問題 * 今の生活に必要な資源量が分かる、エコロジカル・フットプリント * 地球温暖化にはエネルギーの消費が大きく関わっている! * 地球温暖化を防ぐための国際的な話し合いの場「COP」! * エネルギーを有効活用するために、省エネルギー対策が重要! ・・・など ☆5 原子力エネルギー * 原子力発電は核分裂で発生したエネルギーで発電させる! * 原子力エネルギーを取り出す、原子炉の原理を知ろう! * 原子炉は発電機ではなく、水蒸気をつくる装置のこと! * 軽水炉、重水炉、黒鉛炉など、原子炉の種類はいろいろある! ・・・など ☆6 脱炭素社会に向けて * 温室効果ガス排出量「実質ゼロ」の社会を目指した脱酸素社会! * 再生可能エネルギーの更なる活用! * 世界のエネルギー事情が変わってきている! * 世界で加速する電気自動車の普及! ・・・など
  • 古代の鉄と神々
    3.0
    葦や茅の根の周辺では、鉄バクテリアの作用により褐鉄鉱の団塊が作られることがある。俗に「高師小僧」と呼ばれるこの団塊から、鉄を製錬する技術が弥生時代に存在した―。腐食しやすいために考古学的資料として姿を現さないその褐鉄鉱の痕跡を、著者は神話や祭祀のなかに見出していく。諏訪大社の御柱祭で曳行される柱は製鉄炉の押立柱に由来し、またイザナギ・イザナミの二神こそ古代の鉄文化(鐸=サナギ)を象徴する神であるという。大胆な推論により古代日本の謎に迫る名著、待望の復刊。
  • レンガ&ストーンで素敵な庭づくり
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 レンガや石材を使ってセンスのいい庭を作るための本。アプローチやテラス、BBQ炉やウォールのほか、枕木と草目地のナチュラルな庭や、モルタルを使ったアンティークガーデンを作る方法も解説。はじめてでも簡単にできる庭づくりの方法を詳しく紹介します。
  • トリウム原子炉の道
    3.0
    トリウム原子力には、資源量が多い、放射性廃棄物が少ない、炉の安全度が高い、など数多くの長所があったが、潜水艦を動かし核弾頭用プルトニウムも生み出せるウラン原子炉が勝利して戦後の原子力利用体制が決められた。トリウム原発の秘められた歴史と世界の開発の現状を米ジャーナリストが報告する。
  • 【分冊版】カラフルグレー 1
    続巻入荷
    2.0
    異形の伯爵タナトス・フォグ・グランギニョルは人体実験の罪により、軍の討伐隊に体をバラバラにされ広大な城のあちこちに封印された――。 それにより城内の魔導融合炉は爆発寸前!! 阻止するにはタナトスの体を集め復活させるしかない。 実験の成功例にして不死身のグランギニョル家長女・イリスは個性豊かな仲間と共に探し回るハメに…。 歪な父娘のアブノーマル愛憎劇、開幕!! ※この作品は『COMIC MeDu』掲載時のものです。単行本版と内容が異なる場合がございます。
  • バーベキュー炉・囲炉裏・薪ストーブの作り方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本商品は2012年4月に学研プラスから発行された商品を再刊行したものです※はじめてでも簡単にできるバーベキュー炉、囲炉裏、薪ストーブ作りの決定版。テーマごとに豊富な成功実例を図解入りで紹介し、実践では製作方法をていねいに解説しています。
  • 失敗しないバーベキュー炉作りの基本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 プロや経験者の実例から学ぶ、初心者でも安心のバーベキュー炉作り方バイブルの決定版。 【主な内容】 ■自作派、業者派たちのためになるオーナーレポート ■レンガワークの基本と炉で火がおきる仕組みを解説 ■炉で作ると格段にうまいバーベキューレシピ ■長く付き合うためのメンテナンスと保管術 ■煙害対策などQ&A形式で疑問をスッキリ解決!!
  • 増補改訂版 「超小型原子炉」なら日本も世界も救われる!
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機の現在! 岸田政権は、いよいよ原発回帰へと舵を切った。 福島での原発事故以来、日本の原発は止まってしまった。 だが、事故の起こらない原発は存在していた。実際に米国、ロシアでも現実化されている夢の技術が日本でも実現するのか? 2020年後半の実稼動に向けて動き出したSMR(小型モジュール炉)の技術はすでに確立されている! 運転員は必要ない、燃料交換の必要もない、事故は絶対起こり得ない、小型原子炉4S炉という夢の技術を明らかにする。 この開発が実現すれば、 世界中の既存の原子力政策が 大激変する! たくさんの機器を持つ巨大な原子炉を 大勢の運転員が操作するところに、 リスクの原因がある。だから、シンプルに すればそれだけ安全性が高まる。 この非常に単純な理屈で 創り上げた超小型原子炉が 実用化段階にある。 ・その小型原子炉とは「4S炉」である ・「4S炉」とは「スーパー・セーフ、スモール・アンド・シンプル」の頭文字を取ったもの ・リング状の反射体の幅は約40センチ、燃料ピンの外径は1センチ ・燃料被覆管は肉厚が1ミリ、ジルコニウムライナー付HT9、フェライト系金属製 ・熱伝導の優れた金属燃料炉心技術によって制御棒を排除した設計 ・燃料棒は、ウランにジルコニウムを10%混ぜた合金で、柔軟な金属 ・従来のセラミック燃料に比べると、金属燃料の熱伝導は10倍 ・全出力運転時でも燃料ピンの中心温度は800度以下 ・従来のセラミック燃料炉における燃料中心温度は2600度 ・要するに、究極的な安全特性 ・制御棒の操作が不要のため、運転員はいらない ・核物理学者のエドワード・テラー博士の検証にも耐えた ・電気出力1万キロワット程度のものを標準化して、量産によるコストダウンを目指せば、僻地や途上国での飲料水生産など、今世界的に一番求められているものになる ・炉心の直径はわずか90センチ、炉心の高さは4メートル ・金属燃料は40年間連続使用可能 ・事故の原因となる制御棒なしの原子炉である ・送電網の必要がないので、送電網のない僻地でも単独運転可能 ・原子炉系統にわずか50個の部品やコンポーネントしかついていない ・動く装置がほとんど無い。運転員もいらない、燃料の交換もいらない ・砂漠に並べておけば電気が作れる ・決して事故は起こらない ・水を使わないため、海や川の傍に置く必要がない ・砂漠のあちこちに点在する街々に、小型原子炉を置けば良い ・日本の逆浸透膜を使った脱塩処理技術と組み合わせれば、砂漠化を解決する水が製造できる

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  • 反射炉 Ⅰ
    -
    1~2巻2,090~2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本初の佐賀鍋島藩の反射炉と精練方=理化学研究所,島津藩の反射炉と集成館=近代工場群を軸に,日本の産業革命の時代における人と技術を現地に訪ねて発掘する。
  • パート・ド・ヴェール:型に詰めたガラスパウダーを電気炉で熔かして作るインテリア・器・アクセサリー
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古くて新しいガラス技法「パート・ド・ヴェール」の作品を作ってみませんか? 古代に発祥し、アール・ヌーヴォー期にフランスで蘇り花開いたガラスの成型技法、パート・ド・ヴェール。 日本語では「練りガラス」を意味するもので、粘土などの原型から耐火石膏で鋳型を起こし、パウダーや粒などのガラスを調合して詰め、電気炉(キルン)で焼成して作品をつくります。 金属の鋳造と同じ技法をガラスで行うもので、「ガラスの鋳造」とも言えます。 本書は、紹介している書籍がほとんどないこの技法について、基本から応用まで詳しく解説します。 インテリアなどの作品から、アクセサリー、器など、パート・ド・ヴェールの魅力を味わえる18の魅力的な作品づくりを通じて、スタンダードな5つの型取り法をはじめ、一通りの技法を学べる構成になっています。 メインとなる原型づくりをはじめ、たくさんの工程を経るため、ひとつひとつの作業を丁寧に行う必要はありますが、パート・ド・ヴェールの作品は、やわらかく繊細な表情で、なめらかな質感をもち、さまざまな造形の美しさにあふれています。 ピーナッツやバナナから型をとったユニークなものから、ケーキをイメージした小箱、器、アクセサリーなど、色やレリーフの美しさも楽しめる作品をとおして、技法が身に着けられるようになっています。 基礎をしっかり身に着けて、思い描いた作品を完成させましょう。 いにしえから続くガラス工芸を、ご自身でも楽しんでみませんか?
  • 活断層上の欠陥原子炉 志賀原発―はたして福島の事故は特別か (科学と人間シリーズ5)
    -
    1巻2,200円 (税込)
    苛酷事故は能登で起こっていたかもしれない―原発の心臓部で次々と起こる事故。臨界事故は8年間も隠ぺい。住民と科学者の調査で活断層の決定的証拠も!原発問題に30年向き合ってきた経験から、原発のない日本をどう実現するかを提言。
  • 茶花ハンドブック 炉編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 茶席の床を飾る茶花は、種類も豊富でなかなか見分けがつかないもの。本書は、茶席によく使われる茶花をピックアップ。花・実・照葉に分けて項目立てし、月別にわかりやすく掲載。流派に関係なく使える、茶人必携の一書。
  • 研究炉は今 人材育成の現場から
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    政府が2014年4月に閣議決定したエネルギー基本計画は、廃炉や新規原子力導入国の安全向上に貢献するためにも、高いレベルの技術や人材を維持、発展することが必要としている。しかし、その本丸となる大学や大学院での原子力教育の現場は、縮小への危機感が募っている。新規制基準適合性審査への対応から停止が長引き、研究炉の維持が危機に直面している。その現場を追った。(2014年9月30日~10月9日の電気新聞記事をもとに制作) <目次> 1.学びの場が縮小する 2.揺らぐ「先進国」の地位 3.カリキュラムの穴がもたらす危機 4.問われる国の本気度 5.大阪大学大学院教授 山口彰氏インタビュー
  • ドゥーパ!2024年7月号
    NEW
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    第26回 dopa DIY大賞、応募締切間近! Dear Readers, 【特集】旅と防災のための車中泊DIY  [手作りキャンピングカー実例集]#01 DIY未経験の夫婦が作ったオフグリッドな旅する住処  本誌カメラマンもやってみた! 超簡単ストーブ導入ドキュメント  [手作りキャンピングカー実例集]#02 幼稚園バスが「動く別荘」に変身! 太陽光発電×ポタ電システムはなんと自宅電力までカバー!  [編集部のDIYアイテム いいもの見っけ隊]太陽光パネルを選ぶなら「ソーラーオフ(R)」で  [手作りキャンピングカー実例集]#03 毎月ひとり旅を満喫 好物だけ載せたハイエース  [編集部実践リポート]ソーラーパネル&走行充電器で、ポタ電をサブバッテリー化!  [編集部実践リポート]防災対策万全! ポータブル電源&ソーラーパネルの選び方  [キャンピングカー作りから防災を考える]Chapter 1 元警察官がビルドした、災害を乗り越えるための軽トラモバイルシェルター  [キャンピングカー作りから防災を考える]Chapter 2 災害支援のプロに聞いた、緊急時の車中泊避難に備えるQ&A  [復興支援×モバイルハウス]移動式遊び場トラックで、被災地の子どもの心をケアする  [Extra/DIY×小商いで自分らしく働く]キッチンカーで街に心の拠り所を作る 【連載】JOYFUL HONDA 銘品館 A report on WORKERS CAMP 2024 目からウロコ! dopa・大人の社会科見学 【連載】DIY工房で楽しみ中! 【連載】メタルなDIY続々! オレたち金属族 【連載】編集長設楽が行く! 手作りサウナ探訪記 【連載】HAMMERSのウラ山創作時間 【連載】虫草農園流 百姓歳時記 【連載】作るをシゲキする D型読書と映画のススメ 次号予告
  • がん征服
    NEW
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    平均余命15カ月。手術や抗がん剤、放射線では治せない悪性脳腫瘍「膠芽腫」に3つの最新治療法が挑む。原子炉・加速器を使うBNCT。楽天の三木谷浩史が旗を振る光免疫療法。そして「世界最高のがん治療」と礼賛されるウイルス療法。産学官を横断して取材を重ね、「がんvs.人間」の最前線をまるごと描き出すノンフィクション。
  • 核兵器
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    1巻2,499円 (税込)
    極小の世界が生み出す、極大の破壊力。人類史上最強の兵器を純粋に物理学の側面から解明する。 圧倒的な破壊力のため、誕生した年に二度使用されただけでその後70年以上実戦で使われていない核兵器。 しかしその間も改良が重ねられ凄まじいレベルにまでその威力を高めていた。 原子核の分裂と融合が、なぜこれほどのエネルギーを生み出すのか。 またそのエネルギーを、一瞬で消費し尽くすための設計とは。 天然の鉱石から「燃料」に加工するまでの、気の遠くなるような濃縮の工程。 核分裂兵器(原爆)から核融合兵器(水爆)へ──そして究極の核兵器W88の誕生。 20世紀初頭に異常発達した物理学の総決算であり人類が元来持っている闘争心と、飽くなき知への欲求が結実した究極の産物──その複雑で精緻なメカニズムを政治的、倫理的な話は抜きに、純粋に物理学の側面から解明していく。 著者自ら作成したグラフやCAD図をはじめ本書でしか見られない図版を多数収録。 数式や表、さまざまなデータを駆使しながら、緻密に、定量的に、その実体に迫っていく。 専門書としての魅力、資料的価値を最大限高めながらもユーモラスな喩えやイラストなどを織り交ぜることで理系ではない読者にも読み進められる「限りなく専門書に近い一般書」を実現。 【目次】 序 第1章 原子核 1.1 その男は、東海村からやって来た 1.2 原子力施設の熔接技術によってつくられた戦車 1.3 原子の構造 1.4 原子核の構造 他 第2章 放射線 2.1 不安定核の粒子の放出 2.2 不安定核のエネルギーの放出 2.3 放射線は何故危険か 2.4 エネルギーの単位 他 第3章 核分裂と核融合 3.1 不安定核の分裂 3.2 核分裂断面積 3.3 マクロ断面積 3.4 核分裂反応に於ける質量欠損 他 第4章 連鎖反応 4.1 温度 4.2 核分裂の連鎖反応 4.3 核分裂の連鎖反応にかかる時間 4.4 原子炉 他 第5章 核燃料 5.1 ウランの採掘 5.2 ウランの精錬 5.3 ウランの転換 5.4 ウランの濃縮 他 第6章 核分裂兵器 6.1 マンハッタン計画 6.2 砲身型核分裂兵器 6.3 爆縮型核分裂兵器 6.4 ソヴィエト連邦に於ける核分裂兵器の開発 他 第7章 核融合兵器 7.1 テラー゠ウラム型熱核兵器 7.2 3F兵器 7.3 特殊な核兵器 7.4 リチウム7の効果 他 巻末図表 跋 カラー図 索引 【著者】 多田将 京都大学理学研究科博士課程修了、理学博士。高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 准教授。著書に『兵器の科学1 弾道弾』『放射線について考えよう』(明幸堂)、『核兵器入門』(星海社新書)、『ソヴィエト連邦の超兵器 戦略兵器編』(ホビージャパン)、『ソヴィエト超兵器のテクノロジー 戦車・装甲車編』『同・ 戦闘機・防空兵器編』(イカロス出版)、『すごい実験』『すごい宇宙講義』(中公文庫)、『ミリタリーテクノロジーの物理学<核兵器>』『ニュートリノ』(イースト・プレス)などがある。
  • 世界の原子力発電開発の動向 2024年版
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    55年以上刊行を続ける原子力界のロングセラー 世界の原子力事業者を対象とする直接のアンケート調査等に基づき、2024年1月1日現在の世界の原子力発電所のデータを集計。 計画中/建設中/運転中/閉鎖済みの各原子炉の炉型/出力などの諸元や立地点が一目でわかる、原子力界のロングセラー。 2024年版では、SMR、各炉の運転期間など近年ニーズが高いデータを、新たに追加しています。 和英併記 【目次】 第1章 2023年の動向 1.世界の原子力発電開発の現状 2.世界の国・地域別の原子力発電設備容量 3.概説 4.各国・地域の主な動き 第2章 世界の原子力発電の状況 1.世界の小型モジュール炉の開発動向 2.原子力発電所の運転期間延長の状況 3.原子力発電所のサイト内における使用済燃料貯蔵施設 4.原子力施設における廃止措置への取り組み状況 5.MOX利用の現状 第3章 世界の原子力発電所のデータ・集計 1.地域別 世界の原子力発電開発の現状 2.運転中の原子力発電所の設備容量推移 3.原子力発電設備容量の推移 4.原子力発電所の運転経験(原子炉・年) 5.原子力発電所の着工数推移 6.原子力発電所の運転年数 7.運転中原子力発電所の運転期間別基数 8.モデル別の原子炉基数 11.炉型別の原子力発電設備容量 14.原子炉ベンダーグループ変遷図 第4章 世界の原子力発電所一覧 第5章 世界の主な核燃料サイクル施設 【著者】 一般社団法人日本原子力産業協会 1956年に国内産業界の総意により発足。1960年、国際原子力機関(IAEA)において、NGOとして世界初となる「consultative status(諮問的地位)」を取得。 原子力技術が有する平和利用の可能性が最大限に活用されるよう、開発利用の促進に努め、将来世代にわたる社会の持続的発展に貢献することを使命としている。
  • 検証:ドイツはなぜ、脱原発できたのか?
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    ドイツって、どうして脱原発できたの? そこが知りたい! ドイツでは、2023年4月をもってすべての原発が停止し、脱原発が達成されました。でもどうして、ドイツは脱原発を実現できたのでしょうか。その背景と要因を歴史的に追ってみました。政治的、法的、経済的、社会的にさまざまな要因があったことがわかります。さて、日本はどうしますか? 【目次】 政治的プロセス 1. ドイツはフクシマ原発事故で、脱原発を決めたわけではない 2. ドイツの脱原発の芽はどこにあったのか 3. チェルノブイリ原発事故の影響 4. ドイツは原子力産業を救済しようとした 5. ドイツ政府が電力業界と脱原発で合意 6. 脱原発で電力業界と合意を求めたのはなぜか 7. 脱原発までの稼働期間を32年としたのはなぜか 8. 残発電電力量で脱原発時期を決める問題と利点 社会の変化 9. 反原発運動から抗議文化へ 10. 脱原発が一般市民に定着する 11. 電力会社も変わらなければならない これからの課題 12. 原発が止まれば脱原発を達成できたのか 13. 日本でも脱原発できる 14. 脱原発における独日の根本的な違い 15. ドイツで原発が復活する可能性はあるか 16. 原発の町から普通の町に 17. 今だからこそ、脱原発について考える 18. ドイツの実証炉と商用炉一覧と廃炉の状況 (参考文献) 【著者】 ふくもと まさお ジャーナリスト、ライター。ドイツ・ベルリン在住 1985年から在独。そのうち、はじめの6年間は東ドイツで生活 著書に、『ドイツ・低線量被曝から28年 – チェルノブイリはおわっていない』、『小さな革命 – 東ドイツ市民の体験』(いずれも言叢社刊)、『きみたちには、起こってしまったことに責任はない でもそれが、もう繰り返されないことには責任があるからね 小さな平和を求めて』(電子書籍)など。 ホームページ:ベルリン@対話工房(https://taiwakobo.de/)
  • 福島第一原発事故の「真実」 検証編
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    東日本壊滅はなぜ免れたのか? 取材期間10年、1500人以上の関係者取材で浮かび上がった衝撃的な事故の真相。 他の追随を許さない圧倒的な情報量と貴重な写真資料を収録した、第一級のノンフィクションがついに文庫化。ドキュメント編は、事故発生の経過を緊張感溢れる迫真の筆致で描く 思いも寄らない真相が次々明らかに 真相1 吉田所長の英断「海水注入」はほとんど原子炉に届かなかった 真相2 1号機で唯一残された冷却装置は40年間にわたり「封印」されてきた 真相3 原子炉を救う減圧装置には、高温高圧になると動作しにくくなる弱点があった 真相4 2号機の消防注水の失敗が皮肉にもメルトダウンの進行を遅らさせて「最悪の事態」を防いだ 真相5 巨大な津波に備えて、津波対策に着手していた原発があった 東日本壊滅が避けられたのは偶然の産物だった!? 極限の危機。核の暴走を食い止めようと、吉田所長らは、爆発や被ばくの恐怖と闘いながら決死の覚悟で現場にとどまり、知恵を絞り出して、原子炉に水を入れ続けた。幸いにして、格納容器の爆発は免れた。当時の政府のシミュレーションでは、最悪の場合、福島第一原発の半径170キロ圏内がチェルノブイリ事故の強制移住基準に達し、半径250キロ圏内が、住民が移住を希望した場合には認めるべき汚染地域になるとされた。半径250キロとは、北は岩手県盛岡市、南は横浜市に至る。東京を含む東日本3000万人が退避を強いられ、これらの地域が自然放射線レベルに戻るには、数十年かかると予測されていた。 10年にわたる取材で、この最悪シナリオが回避されたのは、消防注水の失敗や格納容器のつなぎ目の隙間から圧が抜けたりといった幾つかの偶然が重なった公算が強い。この事故では、当初考えられていた事故像が新たに発見された事実や知見によって、どんでん返しのように変わった例は枚挙に暇がない。この極限の危機において、人間は核を制御できていなかった。それが「真実」である
  • 図解即戦力 電力・ガス業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【くらしに直結する業界を1冊で理解!】 生活・産業のインフラとして安定した需要があり、就業先として人気なのが電力・ガス業界です。公共性を備えながらも、小売自由化で多くの企業が参入し、競争が激しくなっています。巨大な設備やインフラを維持し、運営するための組織や仕事は、周辺産業を含めて多くの雇用を抱えていますが、外からは見えにくい構造です。国際的な潮流で、再生可能エネルギーの拡大、環境問題への対応、災害に対するリスク管理など、企業としてのコンプライアンスもかつてなく重視されています。持続可能な成長のために、また国際情勢の影響を抑えるために、1つの資源に依存しないエネルギーミックスは国家的な戦略です。自由化が進み、送発電分離へと規制が動く中、国民生活を支える電力・ガスはこれからも安全で安定に供給され続けるのか、業界のしくみと仕事、そして将来の展望がわかります。 ■目次 ●Chapter 1 日本のエネルギー事情 ●Chapter 2 電力業界の基礎知識 ●Chapter 3 電力関連のビジネスのしくみ ●Chapter 4 電力会社の仕事と組織   01 小売と発電は競争事業になり送配電は非競争事業として独占   02 発電所の運用や点検とともにゼロエミッション火力にも挑戦   03 安定した電気を安全に届けるのが送電・変電・配電の使命   04 需給計画を的確に立て需給が常に一致するよう監視   05 電力システムと電力網を支える発電所と再エネ発電設備の連携   06 日本では電気設備全般の「自主保安」が原則   07 多様な技術開発で持続可能なエネルギーインフラを構築   08 国内ではEV充電インフラ事業、海外では発電事業を積極的に展開   09 事故で6基が廃炉、廃炉作業(解体・撤去)は継続中   10 業界での業務範囲拡大には多岐にわたる資格取得が不可欠 ●Chapter 5 ガス業界の基礎知識 ●Chapter 6 ガス関連のビジネスのしくみ ●Chapter 7 ガス会社の仕事と組織   01 事業拡大に応じて基本構成からグループ体制へと変化   02 共通する経営戦略は基盤強化、安定供給、多角化、脱炭素化   03 原料を輸入に頼る日本では安定・安価・柔軟な調達が必要   04 日頃から緊急時対応訓練を行う安全・安定供給が使命のガス製造   05 都市ガス供給の9つの仕事とLPガス配送の3つの方式   06 需要開拓で磨かれたガス事業者のマーケティング力   07 ガス原料の変化により蓄積したさまざまな技術を他分野へ応用   08 ガス機器の開発からプラットフォームの開発へ   09 ガス周辺と「飛び地」の2領域による事業開発   10 ORから分析を深化させたガス会社のデータ分析   11 オープンイノベーションによる技術と事業の開発が活性化   12 ガス業界の基本資格と個別部門で必要な資格 ●Chapter 8 エネルギーの新時代 ●Chapter 9 未来の展望と課題   01 CO2排出量の46%削減に向け社会変革を経済成長へつなげる施策   02 データやセンサ、AIの活用により効率性や利便性を向上   03 エネルギーの安定供給を実現する社会インフラの変革が必要   04 エネルギー利用のデータを解析し需給調整やサービス開発に活用   05 家電やEVから多様な機器に応用が広がるワイヤレス給電   06 EVのエネルギー利用の変革で業界が融合して新たな産業構造へ   07 身の回りの光や熱などを集めて電力として利用する技術   08 高効率で安全な原子炉の開発で安定供給が期待される原子力発電   09 CO2を発生せず廃棄物も少ない核融合による発電   10 宇宙空間に太陽光パネルを設置し地上に電気を伝送する発電   11 遠隔地や災害時などに利点がある限定された範囲で完結した電力網   12 エネルギーの効率利用などにより課題解決や価値創出を実現 ■著者プロフィール ●江田健二:一般社団法人エネルギー情報センター理事。著書に『かんたん解説!! 1時間でわかる 電力自由化入門』(インプレス)など。 ●出馬弘昭:大阪ガス、東京ガスで約30年の勤務経験。現在は各種エネルギー企業のアドバイザーを務める。 ●柏崎和久:関電工、NEC、エフビットコミュニケーションズ等を経て電力ビジネスに関する複数企業で経営や事業に関わる。
  • ボイラー技士の仕事が一番わかる
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    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ボイラーの種類や構造からボイラー技士の仕事内容までわかりやすく解説】 日常生活の中でボイラーそのものを目にすることは少ないものの、病院やホテルなどの大きな建物の冷暖房のほか、蒸気で作動する機械や発電に利用されるなど、ボイラーは我々の生活にとって非常に重要な役割を果たしています。しかし、一定の基準以上のボイラーを取り扱うためには、ボイラー技士、あるいはボイラー取扱技能講習修了の資格が必要になります。実は毎年約3万人の人たちがボイラー技士(特級・一級・二級)の試験を受けています。本書は、ボイラーについて学習する初心者のために、ボイラーを扱う上で必要になる基礎知識を万遍なくピックアップして、図解でわかりやすく解説していきます。また、既にボイラー関連の業務に就いてる方にも、業務上の参考手引きとして活用できる書籍です。 ■こんな方におすすめ ・ボイラー 二級技術者、ボイラー技士試験の受験者、ボイラー関連の業務に就いている方、もしくは就こうとしている方 ■目次 1章 ボイラーの基本   1 ボイラーの構成   2 炉(火炉)   3 ボイラー本体   4 ボイラーの容量と効率 2章 ボイラーの構造   1 ボイラーの分類   2 丸ボイラー   3 水管ボイラー   4 鋳鉄製ボイラー   5 特殊ボイラー 3章 計器と制御   1 圧力計   2 水面計   3 流量計   4 通風計   5 安全弁   6 送気系統の装置   7 給水・吹出し装置   8 付属設備   9 ボイラーの制御   10 フィードバック制御   11 シーケンス制御   12 圧力と温度の制御 4章 取り扱いと管理   1 点火前の準備   2 点火   3 圧力上昇中の取り扱い   4 通常運転中の取り扱い   5 運転時の異常への対応   6 付属装置の取り扱い   7 ボイラーの保全   8 ボイラーの水管理   9 ボイラー水中の不純物   10 ボイラー補給水の処理 5章 燃焼のしくみと燃料   1 燃料の基本   2 液体燃料   3 気体燃料   4 固体燃料   5 燃料装置   6 気体燃料の燃焼   7 固体燃料の燃焼   8 通風   9 燃焼と排ガス 6章 関係法令   1 労働安全衛生法に定めるボイラー   2 ボイラーの使用目的   3 蒸気ボイラーの適用区分   4 温水ボイラーの適用区分   5 貫流ボイラーの適用区分   6 製造、設置、検査までの規制   7 ボイラー技士・ボイラー取扱作業主任者 7章 ボイラー技士の仕事   1 ボイラー技士1日の仕事   2 ボイラー技士の主な仕事   3 ボイラーの安全な運転と保守   4 ボイラー技士の主な仕事 ホテル・旅館   5 ボイラー技士の主な仕事 建設現場   6 ボイラー技士の主な仕事 病院・医療施設   7 ボイラー技士の主な仕事 工場・施設 8章 ボイラー技士の免許取得   1 ボイラー技士免許試験   2 二級ボイラー技士の免許取得   3 一級ボイラー技士の免許取得   4 特級ボイラー技士の免許取得   5 ボイラー実技講習 付録1 知っておきたい熱と上記の基礎知識157 付録2 ボイラー技士のための知っておきたい用語集 ■著者プロフィール 飯島晃良(いいじま あきら):博士(工学)、技術士(機械部門)、甲種危険物取扱者。日本大学理工学部 教授。大学において、高効率エンジンの燃焼研究を通じ、危険物取扱の実務にも従事。講義では、熱力学、内燃機関、エネルギー変換工学、伝熱工学、機械工学実験、機械設計製図などを担当。学外向けには、危険物取扱者試験の受験対策講師を担当。次世代内燃機関の研究により、日本機械学会奨励賞、自動車技術会浅原賞、日本燃焼学会論文賞、日本エネルギー学会奨励賞、SETCBest Paper などを受賞。
  • 図解入門よくわかる最新 核融合の基本と仕組み
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界各国で開発が本格化している核融合に関して、その原理から核分裂との違い、核融合炉の構造、発電の仕組み、主要な方式ごとのメリット・デメリットなどを図や写真を交えながらわかりやすく解説していきます。
  • 未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀
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    夢を幻視する「レクイエム」 「能はアレルゲンフリーの演劇だと、わたしは思っている。それだから、わたしは能に惹かれている。」(本書「前口上」より) 能のフォーマットを応用し、ついえた「夢」を幻視する、レクイエムとしての音楽劇――岡田利規による「能楽集」の全貌が、ついに明らかに! 東京オリンピック2020招致のため、2012年に新国立競技場の設計者としてコンペで選ばれた天才建築家ザハ・ハディド。その圧倒的な造形のビジョンを白紙撤回され、その後ほどなく没した彼女をシテとして描く「挫波」。夢のエネルギー計画のため、1985年の着工以来一兆円を超す巨額の資金が投じられたものの、一度も正式稼動することなく、廃炉の道をたどる高速増殖炉もんじゅについて謡う「敦賀」。 表題作二曲のほか、夢幻能と間狂言に今日的なキャラクター(六本木駅に現れる金融トレーダーの幽霊、都庁前駅に現れるフェミニズムの幽霊、『ハムレット』のせりふを覚える舞台女優)を登場させ、資本主義に飲み込まれている現代日本の姿を描いた「NŌ THEATER」とともに、演劇論(「幽霊はアレルギー症状を引き起こさない」、「能は世界を刷新する」)を併録する。
  • 電験三種 計算問題の基本&解法が面白いほどわかる本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 計算問題の「具体的な解き方」を教えます! 本書は、電験三種のベテラン講師が、初学者や計算問題が苦手な受験者のために書き下ろした受験対策書です。 平成期(30年)に出題された電験三種の過去問題(計算問題)のなかから、基礎固めに最適な良問(90題)を選抜し、解答着手の手がかりを示すとともに、数ある解法とその比較、問題の背景などを易しく詳しく解説します。 解答過程の飛躍や計算過程の省略がないように配慮されているので、読者は躓くことなく学習を進めることができるでしょう。 ●理論の計算問題(31題) 01 静止する三つの点電荷 02 三つの点電荷の間に働く静電力 03 二つの点電荷の周囲の電位 04 電気力線の性質 05 コンデンサの電極間距離の縮小 06 静電容量のΔ-Y変換 07 コンデンサの電極間の電界と電位 08 平行電流間に働く電磁力 09 半円形を流れる電流が作る磁界 10 エアギャップ(空隙)のある磁気回路 11 直列接続されたコイルのインダクタンス 12 回路網を流れる電流 13 抵抗の直並列回路 14 ブリッジ回路を流れる電流 15 複数の電源を持つ回路網 16 RLC並列回路を流れる交流電流 17 RL直並列回路の消費電力 18 RLC直並列回路の共振 19 平衡三相回路(純抵抗負荷) 20 平衡三相回路(インピーダンス負荷) 21 平衡三相回路(極座標表示) 22 三相交流電源 23 RC直列回路の過渡現象 24 RC回路を流れる電流 25 測定電圧の誤差率 26 多重範囲電流計 27 磁界中における電子の運動 28 電界中における電子の運動 29 トランジスタ増幅回路 30 エミッタホロワ回路 31 演算増幅器 ●電力の計算問題(18題) 32 水力発電所の理論水力 33 汽力発電所の効率 34 汽力発電所の理論空気量 35 汽力発電所のタービン室効率 36 タービン発電機の速度調定率 37 コンバインドサイクル発電におけるガスタービン発電の熱効率 38 ウランの核分裂エネルギー 39 風のエネルギー,風車の出力 40 変圧器の並行運転 41 送電線路の百分率インピーダンス降下 42 変圧器二次側の三相短絡電流 43 進相コンデンサの容量,受電端の電圧変動率 44 ケーブルの充電容量 45 電線路の電圧降下率 46 単相2線式環状線路の負荷電流 47 送電線路の電力損失 48 連続2径間の架空送電線のたるみ 49 異容量V結線変圧器 ●機械の計算問題(26題) 50 直流他励電動機の始動と速度制御 51 発電機から電動機への転用 52 三相同期発電機の同期インピーダンス 53 三相同期発電機の出力と負荷角 54 三相同期電動機のトルクと誘導起電力 55 三相かご形誘導電動機の入力と損失 56 三相誘導電動機のトルクと諸量の関係 57 三相巻線形誘導電動機の比例推移 58 単相変圧器の簡易等価回路 59 単相変圧器の電圧変動 60 単相変圧器の無負荷試験と短絡試験 61 単相変圧器の最大効率 62 単巻変圧器の分路巻線電流 63 単相整流回路と平滑コンデンサ 64 全波整流回路の直流平均電圧 65 直流チョッパの出力平均電圧 66 ブロック線図と周波数伝達関数 67 ブロック線図とボード線図 68 配光特性の異なる2個の照明 69 照明設計 70 電気炉壁からの熱損失 71 ヒートポンプ式電気給湯器 72 送風機用電動機の所要出力 73 論理回路とその組合せ 74 論理式と真理値表 75 論理演算と基数変換 ●法規の計算問題(15題) 76 低圧架空配電線(単相2線式)の漏えい電流 77 高圧ケーブルの交流絶縁耐力試験 78 金属製外箱を持つ低圧電動機のB種・D種接地抵抗値 79 中性点非接地方式高圧配電線路のB種接地抵抗値 80 架空電線路の電線に加わる風圧荷重 81 A種鉄筋コンクリート柱の支線 82 低圧屋内幹線の電線と過電流遮断器の組合せ 83 調整池式水力発電所の運転パターン 84 自家用発電設備を持つ工場の送電・受電電力量 85 三相変圧器の過負荷運転の回避 86 進相設備の直列リアクトル 87 中性点非接地方式の地絡保護協調 88 配電系統における変圧器の損失と効率 89 二つの工場の日負荷曲線 90 配電系統へ流出する第5調波電流 索引
  • 世界の原子力発電開発の動向 2023年版
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    55年以上刊行を続ける原子力界のロングセラー 世界の原子力事業者を対象とする直接のアンケート調査等に基づき、2023年1月1日現在の世界の原子力発電所のデータを集計。 計画中/建設中/運転中/閉鎖済みの各原子炉の炉型/出力などの諸元や立地点が一目でわかる、原子力界のロングセラー。 2023年版では、各炉の運転期間など近年ニーズが高いデータを、新たに追加しています。 和英併記 【目次】 第1章 2022年の動向 1.世界の原子力発電開発の現状 2.世界の国・地域別の原子力発電設備容量 3.概説 4.各国・地域の主な動き 第2章 世界の原子力発電の状況 1.世界の小型モジュール炉の開発動向 2.原子力発電所の運転期間延長の状況 3.原子力発電所のサイト内における使用済燃料貯蔵施設 4.原子力施設における廃止措置への取り組み状況 5.MOX利用の現状 第3章 世界の原子力発電所のデータ・集計 1.地域別 世界の原子力発電開発の現状 2.運転中の原子力発電所の設備容量推移 3.原子力発電設備容量の推移 4.原子力発電所の運転経験(原子炉・年) 5.原子力発電所の着工数推移 6.原子力発電所の運転年数 7.運転中原子力発電所の運転期間別基数 8.モデル別の原子炉基数 11.炉型別の原子力発電設備容量 14.原子炉ベンダーグループ変遷図 第4章 世界の原子力発電所一覧 第5章 世界の主な核燃料サイクル施設 【著者】 一般社団法人日本原子力産業協会
  • ローマノス・メロードスの賛歌
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書は東ローマ皇帝ユスティニアヌス大帝(在位527~565)頃に活躍した、ビザンティンの宗教詩人・メロディスト、ローマノスがギリシア語で著わした賛歌(Ρωμανο^υ το^υ Μελωδο^υ υμνι)の翻訳である。東方ビザンティン教会の朝課で歌われた、韻律的説教詩から50篇を訳出。本邦初訳。 【目次】 第一部 旧約のエピソードの賛歌 一 アダムとエバの賛歌 ニ ノアの賛歌 三 アプラハムの犠牲の贅歌 四 イササクに祝福されたヤコプの賛歌 五 ヨセフの賛歌(一) 兄たちに売られたヨセフ 六 ヨセフの誘惑の賛歌(ヨセフの賛歌〔ニ)) 七 預言者エリヤの賛歌 八 炉の中の三人の少年たちの賛歌 八付 〔預言者ヨナと〕ニネベの〔回心の〕賛歌 第二部 新約のエピソードの賛歌 第一章 キリストの幼年時代 九 お告げの賛歌 一〇~一三  〔キリスト〕誕生の賛歌(一)~(四) 誕生の詩句 一四 〔主の〕奉献の賛歌 一五 聖幼児〔虐殺〕とエジプトヘの逃亡の賛歌 第二章 キリストの聖役 一六 公現の賛歌(一) イエスの洗礼 一七 公現の賛歌(一) アダムと洗礼者ヨハネ 一八 カナの婚礼の賛歌 一九 サマリアの女の賛歌 二〇 らい病患者の治癒の賛歌 二一 罪深い女の賛歌 二二 悪魔に取りつかれた〔ゲラサの〕男の賛歌 二三 出血症の女の〔回復の〕賛歌 二四 パンの増加の賛歌 二五 生まれつきの盲人の賛歌 二六~二七 ラザロの復活の賛歌(一)~(ニ) 二七付 賛歌「〔キリストは〕皆にお与えになる」の詩節 二八~二九 放蕩息子の賛歌(一)~(二) 三〇 金持ちとラザロの賛歌 三一 十人のおとめの〔たとえの〕賛歌 第三章 枝の主日から復活まで 三二 枝の主日の賛歌 三三 ユダの〔裏切りの〕賛歌 三四 聖ペトロの否認の賛歌 三五 十字架のもとの〔母〕マリアの賛歌 三六 御受難の賛歌 三七 陰府の諸勢力の賛歌 三八 十字架の勝利の賛歌 三九 十字架礼拝の賛歌 四〇 イエスの復活の賛歌(一)香油を持参した婦人 四一~四五 イエスの復活の賛歌(ニ)~(六) 第四章 復活〔後〕から最後の審判まで 四六 トマスの疑い深さの賛歌 四七 使徒たちの伝道の賛歌 四八 昇天の賛歌 第三部 教会生活を取り扱った賛歌 四九 聖霊降臨の賛歌 五〇 最後の審判の賛歌 解説 ローマノス・メロードス 東ローマ皇帝ユスティニアヌス大帝(在位五二七―五六五)頃に活躍した、ビザンティンのメロディスト。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 市場の失敗 電力自由化が原子力を葬り去る
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    電力経済の第一人者が 解決策を提言!! 電力経済の第一人者、エドワード・キー氏の著した集大成『Market Failure』の日本語版。原子力をめぐる世界の電力市場動向について、基本用語や歴史的経緯、市場における電力価格決定や投資決定のメカニズムなどを丁寧に解説する。 けして本書は「か弱き原子力」の弁護をするものではない。原子力は公共財であるとの観点から、電力に市場原理を適用したことによって引き起こされた失策を具体例を挙げて検証し、解決策を提言するものである。 【目次】 はじめに 第一章 なぜ原子力は重要なのか 原子力の特徴 考 察 第二章 原子力発電 基本用語 原子力発電プロジェクトの諸フェーズ 原子力発電コスト 原子力発電所の運転 業界組織とビジネスモデル 原子力発電プロジェクトの課題 考 察 第三章 電 力 電気事業の形態 卸電力 発電所建設の投資決定 気候変動 これらが意味すること 第四章 市場の失敗 経済学上の概念 電力部門 原子力発電 第五章 世界の原子力発電の状況 世界の原子力発電 米 国 英 国 カナダ フランス 中 国 考 察 第六章 何を為すべきか 政府のより大きな役割 電気事業の伝統的形態への回帰 負の外部性をコントロールする 原子力の正の外部性への補填付与 電力市場設計の改善 考 察 第七章 行動の喚起 著者について 【著者】 エドワード・キー エドワード・キー氏は、一流のアドバイザーとして数多くの原子力発電プロジェクトに参加。単なる原子力分野のエコノミストの範疇を超え、原子力や電気事業の諸課題について政府や企業に対し、戦略的、経済的なアドバイスを行う。米国内ならびに国際的な訴訟案件や仲裁案件においても、専門家として証言も実施している。米海軍出身で、若い頃はUS Nuclear Navy の象徴であるH.G. リッコーヴァー提督の薫陶を受け、空母用原子炉の建設に携わった。 原子力産業新聞編集部 1956年3月創刊。経済産業省新聞記者会ペンクラブ、科学記者会(文部科学省)所属。原子力産業新聞は、原子力のエネルギー利用から医学利用、産業利用、農業利用に至るまで、紙媒体の頃と変わることなく、原子力の魅力を伝えるWEBマガジンです。 https://www.jaif.or.jp/journal/
  • 化学業界の常識 リアルな化学業界の分かりやすい実用情報
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    今さら聞けない「化学業界の常識」をハンドブックに集約!これ1冊で化学業界の現状がだいたい分かります。 本書は、化学業界や関連産業で働く人々、新入社員、学生、あるいは社歴も長くなってきて今さら人には聞けないと感じる人々のために、ある程度知っておくべき事柄を実例に即して解説するハンドブックです。 近年の化学業界が直面している諸問題~経済情勢や環境問題、世界との関係などを含め、化学製品、取り分け石油化学製品を中心に、その原料や値動き、生産の様子、使われ方などを本書で分かりやすく解説します。 【目次】 化学の生い立ちと石化産業の成り立ち/石化原料の値段はどう決まる?/エチレンはどうやって作る?/分解炉の仕組みとは?/ポリエチ・ポリプロなどが日本では「汎用樹脂」でなくなる?/塩ビとソーダの関係とは?~等々、30品目の実用情報も分かりやすく収録!以下、アンモニア/メタノール/酢酸系製品/EOG/PX/PTA/CPL/AN/炭素繊維/合成繊維/アクリル酸・高吸水性樹脂/MMA/ブタジエン・合成ゴム/芳香族/SM/PS/ABS樹脂/フェノール・PC・エポキシ樹脂/ウレタン/エンプラ/フッ素樹脂/熱硬化性樹脂/バイオマス・生分解性樹脂/追補~アジアの石化製品需給バランスと過不足状況のほか、よく出てくる略語集も巻末に掲載。 【著者】 株式会社重化学工業通信社 1952年(昭和27年)9月12日に創業。日本の産業界に専門性の高い産業情報を提供することを目標に歴史を刻んできましたが、激動の現在から将来においてもさらに必要とされる産業ジャーナルを目指して努力しています。 「ENN」、「新エネルギー新報」、「AMR」、「工業設備新報」、「石油化学新報」、「重化学工業新報」などの定期媒体でエンジニアリング、エネルギー関連、アジア経済や進出企業、産業、経済、設備投資などの情報を提供。紙媒体だけでなくWeb版も展開。関連書書籍も発刊しています。
  • 徹底予測2023
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 No1週間経済誌「日経ビジネス」が2023年を徹底予測 日経ビジネス専門記者が解説 2023年の30業種を大胆予測 自動車・半導体・商社・機械… 円安・コスト高の影響 消費の行方は? 10大トピックス&スケジュール コロナ対策/ウクライナ侵攻/ポスト黒田 ほか 米・欧・中・日の賢人が予測 ! 日本と世界の経済はどうなる? 今ここにある米中の危機 台湾有事に備えよ 人生100年時代の見方、生き方、働き方 「絶望物価」「経済安保」「低年金サバイバル」 社会を変える注目の新技術11 Web3・空飛ぶクルマ・給電道路・空中ディスプレー ミトコンドリア治療薬・次世代原子炉…ほか ≪目次≫ ●徹底予測 2023 の見どころ 戦争、疫病、インフレ…… 先が見えない時代を生きる ●混迷の近未来を読み解く 世界の4賢人 特別インタビュー  イアン・ブレマー氏、ビル・エモット氏、柯 隆氏、小林 俊介氏 ●高まる米中の緊張 「台湾有事」は起こるのか ●時代の大きな転換を示す 10大トピックス&スケジュール ●専門記者が2023年を読む 主要30業種予測 ●世界を変えるテクノロジー 情報・インフラ・医療を変える注目技術11 ●不透明な時代を乗り切る 人生100年時代の見方、生き方、働き方

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