ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

627円 (税込)

3pt

伝えたい少年原爆体験記。11歳のヒロシマ。

広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日でした。11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で母親と一緒に被爆します。母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた1歳の妹は10月に亡くなります。
この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、その後何が起こったか、という記録です。

ブラウスが突然発火して、体が焼け始める女性、皮膚が布地のように垂れ下がって、幽霊のように見えた人たち、防火水槽に飛び込んで亡くなっている赤ちゃんを抱いた女性、川を流れていくたくさんの死体。
11歳の少年が見た光景を、読者も知ることになります。

「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと私は思います。本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。

原爆や核についてお子さんと考えるとき、最適の1冊です。

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ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    子ども向けの被爆体験の本ですが、大人でも読み進めるのが苦しい箇所がたくさんありました。
    関連地図もあったので少年だった語り部にどこで何があったののかリアルに想像できました。

    怖いからと遠ざけていてはいけない。
    実際に起こった出来事を知らないといけない。
    これからの未来のために選択を間違えてはいけな

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    平仮名が多めで書かれているので大人向けの本ではないと思いますが、内容はとても衝撃的なものでした。

    原爆とか戦争系の本って「怖いから読んでない」と後回しにしがちになるけれど、これを読んでからは「怖いからこそ読む」という思考に変わりました。
    実際に体験してないからこそ積極的に、知識として知っていくこと

    0
    2024年12月26日

    Posted by ブクログ

    手元にある原爆関係の本の中では、当時の被害を1番上手く伝えている本だと思う。
    プロパガンダ思考が少なく被害や当時の情景が分かりやすかった。

    0
    2024年12月29日

    Posted by ブクログ

     1945年8月6日の朝、爆心地近くで被爆した11歳の少年が見たあの日のヒロシマの話。

     作者は語り部として活動を続けてこられた米澤さん。
     爆心地から700メートルほどしか離れていない、満員電車の中でその時を迎えた少年が見た、この世のものとも思えない光景。

     この本を選んだのは、その前に原爆の

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    1945年8月6日。
    広島県出身として、日本国民として、この日の出来事を風化させてはいけないと思う。
    自分が子どもの頃は毎年夏になると聞けていた話も、だんだんと、戦争・原爆を直接体験した方から話を聞くことは難しくなりました。

    だからこそ、これからを生きる子どもたちに伝えていきたい。読んでほしい本!

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    子どもと一緒にゆっくり読んだ。私の祖母たちからはほとんど聞くことができなかったので、こんなふうに読むことができて、本当にありがたいことだと思う。

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    原爆投下直後の様子を生々しく書かれていました。被曝の恐ろしさがとても伝わりました。子供たちにも読んでもらいたい本です。

    0
    2021年02月06日

    Posted by ブクログ

    米澤鐡志さんは1945年8月6日、11歳のときに広島で被爆しました。
    当時、米澤さんはお母さんと妹、弟たちと疎開先で暮らしていました。この日は、広島の家へ生活に必要な荷物を取りに行くため、朝早くお母さんとふたりで出かけたのです。原爆が投下された時、米澤さんとお母さんは電車の中にいました。
    米澤さんは

    0
    2020年11月21日

    Posted by ブクログ

    爆心地から程近い場所で被爆し、奇跡的に生き残った少年の話。当事者しか語りえない凄惨な被爆体験は悲しい現実を教えてくれました。戦後70年を過ぎた今、戦禍を直接知る人は少なくなっています。
    子どもにはまだ早い、でもいつか読んで欲しい一冊でした。

    0
    2018年05月10日

    Posted by ブクログ

    児童書ではあるが私自身が読みたいと感じ、また子供がもう少し大きくなったら読ませてやりたいとの思いから購入。

    内容としては、子供にも読み易い文章で当時の状況がとても詳細に語られている。
    私の母が被爆しており私自身も被爆2世なのだが、母の体験談については母が自発的に話した内容についてしか息子である私も

    0
    2015年08月08日

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